JP2008210176A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】貨幣投入用の開口から工具を差し込む手口に対しても貨幣処理装置の防盗性を確保することのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】自動販売機は、開口40を有し、裏面に第1取付板62を備える化粧パネル35と、紙幣投入口50cを有し、その貨幣投入口を開口40から外部に露出させる態様で第1取付板に第3ネジを締結することにより前面パネルの裏面に取り付ける紙幣処理装置50とを備えている。この自動販売機には、開口40から第3ネジ73に至る経路の途中に、開口40から第3ネジ73に向けて異物が侵入することを妨げる邪魔板63を設けてある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動販売機に関するものである。
自動販売機には、通常、紙幣投入口を有し、その紙幣投入口を通じて投入された紙幣を処理する紙幣処理装置、および硬貨投入口を有し、その硬貨投入口を通じて投入された硬貨を処理する硬貨処理装置等の貨幣処理装置が設けられている。このような自動販売機は、紙幣投入口、硬貨投入口等の貨幣投入口を通じて、紙幣、硬貨等の貨幣が貨幣処理装置に投入された場合には、貨幣処理装置が入金処理を行い、商品の払い出しを行う。
このように貨幣の取り扱いを行う自動販売機にあっては、貨幣の盗難に対して種々の考慮が成されている。例えば、紙幣処理装置の側方を覆うケースを前面扉の裏面側に設けた自動販売機が存在する。
この自動販売機では、本体キャビネットに対して前面扉がバール等の工具で抉じ開けられ、本体キャビネットと前面扉との間に隙間ができた状態でも、ケースによって、その隙間から紙幣処理装置が現れることを防止することができる。よって、上記隙間に工具を差し込まれた場合でも、ケースによって工具の先端が紙幣処理装置に接触することを防止できるため、自動販売機の防盗性を向上することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−118129号公報
ところで、上記自動販売機において、前面扉の手前側を覆う前面パネルには、開口が形成されており、かつ前面パネルの裏面には、座板(取付具)を有する上記ケースが溶接されている。一方、紙幣処理装置には、上記座板に対応する部位に固定板が設けられている。
固定板には貫通孔が形成されている一方、座板にはネジ孔が形成されており、貫通孔を通したネジ(締結具)を座板のネジ孔に螺合することで、上記紙幣投入口を開口から外部に露出させる態様で前面パネルの背面側に紙幣処理装置が取り付けられている。
このような自動販売機では、上記開口から前面パネルの裏面に沿うよう前面扉の内部にバール等の工具を差し込まれた場合には、工具の先端が上記ネジに接触し、工具でネジが外されることにより紙幣処理装置ごと貨幣を盗まれる虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑み、貨幣投入用の開口から工具を差し込む手口に対しても貨幣処理装置の防盗性を確保することのできる自動販売機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、開口を有し、裏面に取付具を備える前面パネルと、貨幣投入口を有し、その貨幣投入口を前記開口から外部に露出させる態様で前記取付具に締結具を締結することにより前記前面パネルの裏面に取り付ける貨幣処理装置とを備える自動販売機において、前記開口から前記締結具に至る経路の途中に、前記開口から前記締結具に向けて異物が侵入することを妨げる邪魔部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2にかかる自動販売機は、上記請求項1において、前記邪魔部材は、前記取付具に取り付けてあり、前記取付具に対して前記邪魔部材を脱落させる方向に外力が加えられた場合、前記邪魔部材と前記取付具との間を相互に係合し、前記締結具と前記開口との間に前記邪魔部材を維持する係合手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項3にかかる自動販売機は、上記請求項2において、前記係合手段は、前記取付具に形成した係合スリットと、前記邪魔部材に設け、前記係合スリットに係合する係合舌片とで構成したものであることを特徴とする。
本発明にかかる自動販売機によれば、開口から締結具に至る経路の途中に、開口から締結具に向けて異物が侵入することを妨げる邪魔部材を設けてあるため、貨幣投入用の開口から、前面パネルの背面を沿うよう工具を差し込まれた場合でも、邪魔部材によって締結具に工具が接触することを防止することができる。よって、工具で締結具が外されることを防止することができるため、貨幣投入用の開口に工具を差し込む手口に対しても貨幣処理装置の防盗性を確保することができる。
以下、添付図面を適宜参照しながら、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる自動販売機を示したものである。この自動販売機は、硬貨、紙幣等の貨幣の投入があった場合、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料等の商品の払い出しを行うもので、内部に商品を収容する不図示の本体キャビネットを備えている。
本体キャビネットは、複数の壁板を組み合わせることによって前面が開口した箱状に構成したもので、それぞれの壁板に断熱材を配置することによって断熱機能を有する商品収容空間をその内部に画成してある。図には明示していないが、本実施の形態で例示する本体キャビネットは、缶、ペットボトル等の容器に充填された商品である飲料を冷却、もしくは加熱した状態で収容するものである。
本体キャビネットの前面には、前面扉11が配設してある。前面扉11は、自身の一側縁部を介して、本体キャビネットの一側縁部にヒンジを介して取り付けてあり、本体キャビネットの開口を開閉するものである。なお、以下の説明において、前面扉11がある側を自動販売機の手前側(前面側)とし、本体キャビネットがある側を奥側(背面側)として説明する。
前面扉11は、扉主板11aと、右扉枠11bと、左扉枠11cと、上扉枠11dとで構成してある。扉主板11aは、その縦横の大きさが、本体キャビネットの前面開口の下半分の縦横の大きさよりも大きくなるよう形成してある。この扉主板11aは、左側端部を背面側に折り曲げ、右側端部を背面側に折り曲げ、上側端部を背面側に折り曲げ、かつ下側端部を背面側に折り曲げた後、その折り曲げた端部を相互に突き合わせ溶接することで構成してある。各端部をそれぞれ折り曲げた扉主板11aは、本体キャビネットの開口の下半分を閉塞する大きさを有している。
右扉枠11bは、扉主板11aの背面側に折り曲げた右側端部に溶接するもので、扉主板11aを補強するものである。この右扉枠11bの上下方向の長さは、本体キャビネットの上下方向の長さと同一である。
左扉枠11cは、扉主板11aの背面側に折り曲げた左側端部に溶接するもので、扉主板11aを補強するものである。この左扉枠11cの上下方向の長さは、本体キャビネットの上下方向の長さと同一である。
上扉枠11dは、右扉枠11bの上端端と、左扉枠11cの上端部との間に掛け渡す態様で、それら扉枠11b,11cの上端部にそれぞれ溶接するものである。この上扉枠11dの左右方向の長さは、本体キャビネットの左右方向の長さと同一である。
扉主板11aに各扉枠11b,11c,11dをそれぞれ取り付けた前面扉11の縦横の大きさは、本体キャビネットの前面側の縦横の大きさと同一である。
この前面扉11の内部には、扉主板11aの背面側に折り曲げた上側端部と、右扉枠11bと、左扉枠11cと、上扉枠11dとによって商品見本展示室15を画成してある。
商品見本展示室15の内部には、金属材料により横断面がコ字状に形成され、開放面が奥側に向いた中央枠16を配設してある。この中央枠16は、上下方向に沿って延在し、互いに対向する一対の側板16a,16bと、一方の側板16aと他方の側板16bとを連結する連結部とを備えている。これら一対の側板16a,16bによって、商品見本展示室15を、図1中、左側に位置する第1商品見本展示部17と、図1中、右側に位置する第2商品見本展示部18とに分断してある。
各商品見本展示部17,18には、商品見本展示台20を上下方向に複数並設してある。この実施の形態では、各商品見本展示部17,18には、商品見本展示台20を上下方向に複数並設してある。
商品見本展示台20は、商品見本21を複数搭載できるよう台状に構成してある。この実施の形態では、商品見本展示台20は、商品見本21を5つ搭載できるよう商品見本21を挿入するための商品見本挿入孔20aを5つ有するよう台状に形成してある。
第1商品見本展示部17の前面側には、透明板24が配設してある。また、第2商品見本展示部18の前面側には、透明板24が配設してある。
各透明板24には、商品見本展示台20に対応するよう押ボタンユニット25を配設してある。押ボタンユニット25は、商品見本21に対応し、商品を選択するための押ボタン25aを複数備えている。この実施の形態では、各押ボタンユニット25は、5つの押ボタン25aをそれぞれ有している。この押ボタン25aは、透明板24に形成した不図示のボタン挿入孔を通じて商品見本展示室15の外部に臨む態様で配置してある。
扉主板11aの下部には、商品取出口39を形成してある。この商品取出口39は、本体キャビネットに収容された商品が払い出された場合に、これを外部に取り出すための開口である。
中央枠16の前面側であって、前面扉11の中央領域には、金属材料を薄板状に形成した化粧パネル(前面パネル)35を配設してある。化粧パネル35は、上下方向に延在し、かつ下方の先端側が徐々に先細となる態様で形成してある。化粧パネル35の先細となる先端側は、商品見本展示室15の下部よりも下方に突出している。
化粧パネル35には、表示部41、不図示の硬貨処理装置(貨幣処理装置)のための開口、返却レバー43、硬貨返却口44、図4に示す紙幣処理装置(貨幣処理装置)のための開口40等、商品を販売する上で必要となる構成を設けてある。
図1に示す表示部41は、利用者が投入した貨幣の入金額、釣銭の金額等々、商品を販売する上で必要となる各種情報を外部に表示するためのものであり、例えば液晶表示器によって構成してある。
硬貨処理装置のための開口は、前面扉11の内部に設けた硬貨処理装置に利用者が硬貨を投入するためのものである。この開口を通じて投入された硬貨は、上記硬貨処理装置において適宜処理されることとなる。硬貨処理装置は、前面側に硬貨投入口49を有し、硬貨投入口49を通じて投入された硬貨が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した硬貨を内部に取り込む一方、損傷や偽造等の理由により正規なものとして識別できなかった硬貨を返却するものである。また、硬貨処理装置は、硬貨が投入された直後に返却レバー43が操作された場合、これを返却するように機能する。なお、硬貨処理装置によって正規なものとして内部に取り込まれた硬貨は、その後、図示していない硬貨回収箱に回収されることとなる。また、硬貨投入口49から投入した硬貨を返却する場合には、硬貨返却口44を通じて行われる。
紙幣処理装置のための開口40は、前面扉11の内部に設けた図2〜図4に示す紙幣処理装置50に利用者が紙幣を投入するためのものである。この開口40を通じて投入された紙幣は、上記紙幣処理装置50において適宜処理されることとなる。紙幣処理装置50は、投入された紙幣を収容する直方体状の本体部50aと、その本体部50aに紙幣を搬送し、本体部50aから前面側に突出する紙幣搬送部50bとを備えている。紙幣搬送部50bは、前面側に紙幣投入口50cを有しており、その縦横の大きさが、前面パネルに形成した開口40の縦横の大きさと同一である。
このような紙幣処理装置50は、紙幣投入口50cを上記開口40から外部に露出させる態様で後述するように中央枠16を介して化粧パネル35に取り付けてある。また、紙幣処理装置50は、紙幣投入口50cを通じて投入された紙幣が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した紙幣を内部に取り込む一方、損傷や偽造等の理由により正規なものとして識別できなかった紙幣を返却するものである。また、紙幣処理装置50は、紙幣が投入された直後に返却レバー43が操作された場合、これを返却するように機能する。なお、紙幣投入口50cは、紙幣を返却する際の紙幣返却口としても機能する。
前面扉11において、開口40を設けた部位には、図4に示すように、開口40を塞ぐ態様で化粧枠66を設けてある。この化粧枠66は、紙幣投入口50cに投入する紙幣を案内する案内部材66cと、紙幣投入口50cに雨水や塵が入ることを防止するカバー66bとを備えている。カバー66bは、水平軸66aを中心に揺動可能な態様で化粧枠66に取り付けてある。
この紙幣処理装置50の本体部50aには、上方に向けて突出する第1固定板51を設けてあり、かつ下方に向けて突出する第2固定板52を設けてある。第1固定板51の両側端部近傍には、図3および図4に示すように、第1貫通孔51aを形成してある。また、第2固定板52の両側端部近傍には、ネジ挿入用切欠52aを形成してある。
さらに、この紙幣処理装置50は、装置収容箱55を備えている。装置収容箱55は、金属材料で形成してあり、紙幣処理装置50の一方の側方を覆うカバー側部55aと、紙幣処理装置50の他方の側方を覆うカバー側部55bと、紙幣処理装置50の上方を覆うカバー天部55cと、紙幣処理装置50の前面側を覆うカバー前面部55dと、カバー前面部55dの下端部から背面側に向けて突出するカバー底部55eとで構成してあって、カバー側部55a,55bと、カバー天部55cと、カバー前面部55dとで画成する装置収容空間55sに紙幣処理装置50を収容するものである。カバー前面部55dの縦横の大きさは、紙幣処理装置50の前面側の縦横の大きさよりもわずかに大きい。
また、カバー前面部55dには、化粧パネル35の開口40を通して前面扉11の内部から外部に通じるカバー開口55fを形成してある。このカバー開口55fの縦横の大きさは、紙幣投入口50cの縦横の大きさとほぼ同一である。
さらに、カバー前面部55dにおいて、その上部には、第2貫通孔55gを3つ形成してあり、上下方向の中央よりやや下側には、第3貫通孔55hを3つ形成してある。
カバー天部55cには、下方に向けて突出する第3固定板55iを設けてあり、カバー底部55eには、上方に向けて突出する第4固定板55jを設けてある。第3固定板55iの両側端部近傍には、第3ネジ孔55mを形成してある。第4固定板55jの両側端部近傍には、第4ネジ孔55nを形成してある。
また、上記中央枠16の連結部は、裏面に、紙幣処理装置50を取り付けるための第1取付板(取付具)62および第2取付板64を備えている。
第1取付板62は、上記開口40より下方であって、中央枠16の連結部の裏面に設けてある。この第1取付板62は、例えば金属材料によって形成してあり、第1板状部62aと、第2板状部62bと、第3板状部62cと、第4板状部62dと、第5板状部62eとで構成してある。
第1板状部62aは、自身の上端部が上記開口40の下端部近傍に位置し、上下方向に延在するよう形成してある。
第2板状部62bは、第1板状部62aの下端部から自動販売機の奥側に向けて突出するよう形成してある。この第2板状部62bの手前側には、左右方向に沿って係合スリット62sを形成してある。
第3板状部62cは、第2板状部62bの奥側端部から下方に向けて延在するよう形成してある。この第3板状部62cには、第5ネジ孔62fを3つ形成してある。
第4板状部62dは、第3板状部62cの下端部から自動販売機の手前側に向けて突出するよう形成してある。
第5板状部62eは、第4板状部62dの手前側端部から下方に向けて延在するよう形成してある。
この第1取付板62の第1板状部62aには、開口40と第5ネジ孔62fとの間に位置するよう邪魔板(邪魔部材)63を配設してある。この邪魔板63は、例えば剛性を有する鋼材等で形成してあり、第1取付板62に接触する接触部(係合舌片)63aと、上記第1取付板62の第1板状部62aとで空間を形成する空間形成部63cと、上記接触部63aおよび空間形成部63cを連結する連結部63bとで構成してある。この邪魔板63は、例えば接触部63aを第1板状部62aにスポット溶接で取り付けてある。
接触部63aは、自身の下端部が上記第1取付板62の係合スリット62sの上方に位置し、上下方向に延在するよう板状に形成してある。この接触部63aの左右方向の長さは、上記係合スリット62sの左右方向の長さよりも短い。また、接触部63aの前後方向の厚さは、上記係合スリット62sの前後方向の長さよりも短い。よって、第1取付板62から邪魔板63を取り外す方向に外力が加えられた場合、係合スリット62sに接触部63aが挿入されることとなる。
連結部63bは、接触部63aの上端部から奥側に突出するよう板状に形成してある。この連結部63bは、邪魔板63を第1取付板62に取り付けた状態では、中央枠16の連結部の裏面から背面側に向けて突出する。
空間形成部63cは、連結部63bの奥側端部の上面から、上方に向けて突出するよう板状に形成してある。
この邪魔板63は、開口40から後述する第3ネジに至る経路の途中に設けるものであって、開口40から第3ネジに向けてバール等の工具が侵入することを妨げる機能を有している。
また、上記係合スリット62sと、その係合スリット62sに係合する接触部63aとで係合手段80を構成している。
第2取付板64は、上記開口40より上方であって、中央枠16の連結部の裏面に設けてある。この第2取付板64は、例えば金属材料によって形成してあり、少なくとも前面側の第11板状部64aと、背面側の第12板状部64bとを備えている。第11板状部64aには、第6ネジ孔64cを形成してあり、第12板状部64bには、第7ネジ孔64dを形成してある。
次に、紙幣処理装置50を前面扉11に取り付ける場合を説明する。ここでは、第2取付板64および第1取付板62を中央枠16の連結部の背面側にスポット溶接により取り付けてあるものとして説明する。
先ず、第1取付板62の第5ネジ孔62fに第3貫通孔55hが合致し、かつ第2取付板64の第6ネジ孔64cに第2貫通孔55gが合致するとともに、化粧パネル35の開口40と上記カバー開口50fとが連通するよう化粧パネル35に対して装置収容箱55を配置してから、第3貫通孔55hを通した第3ネジ73を第5ネジ孔62fに螺合させ、かつ第2貫通孔55gを通した第4ネジ74を第6ネジ孔64cに螺合させることで、中央枠16を介して化粧パネル35に装置収容箱55を取り付ける。
次いで、装置収容箱55の第3ネジ孔55mに第1貫通孔51aが合致し、かつ装置収容箱55の第4ネジ孔55nにネジ挿入用切欠52aが合致するよう装置収容箱55に対して紙幣処理装置50を配置してから、第1貫通孔51aを通した第5ネジ75を第3ネジ孔55mに螺合させ、かつネジ挿入用切欠52aを通した第6ネジ76を第4ネジ孔55nに螺合させることで、紙幣処理装置50を装置収容箱55に取り付ける。
この自動販売機では、図5に示すように、バール等の工具69で化粧枠66が破壊され、かつ上記開口40に工具69を挿入された場合でも、開口40から第3ネジ73に至る経路の途中に設けた邪魔板63によって、工具69の先端が第3ネジ73に接触することを防止することができる。よって、工具69で第3ネジ73が外されることを防止することができるため、開口40に工具69を差し込む手口に対しても紙幣処理装置50の防盗性を確保することができる。加えて、邪魔板63を鋼材で形成するため、化粧枠66が破壊された状態でも、開口40から紙幣処理装置50が現れることを防止することができる。よって、紙幣処理装置50の防盗性を確実にすることができる。
さらに、工具69で第1取付板62の第1板状部62aと邪魔板63の空間形成部63cとで形成される空間を拡げるよう外力が加えられた場合、すなわち邪魔板63を第1取付板62から取り外す方向に外力が加えられた場合、係合手段80によって、邪魔板63と第1取付板63との間を相互に係合し、第3ネジ73と開口40との間に邪魔板63が維持されることとなる。よって、紙幣処理装置50の防盗性を一層、確実にすることができる。
なお、上述した実施の形態には、貨幣処理装置の一例として紙幣処理装置50を適用するもので説明した。しかし、この発明は、それに限られず、貨幣処理装置として硬貨処理装置を適用しても良い。
本発明にかかる自動販売機の正面図である。 図1に示した自動販売機が備える前面扉の一部を背面側から示した斜視図である。 図1に示した自動販売機が備える紙幣処理装置を、前面扉の化粧パネルに取り付ける場合を示す説明図である。 図3に示した化粧パネルに対する紙幣処理装置の取り付けを示す断面図である。 図1に示した自動販売機において、開口に工具を挿入された場合を示す説明図である。
符号の説明
11 前面扉
35 化粧パネル(前面パネル)
40 開口
50 紙幣処理装置(貨幣処理装置)
55 装置収容箱
62 第1取付板(取付具)
62s 係合スリット
63 邪魔板(邪魔部材)
63a 接触部(係合舌片)
66b 連結部
63c 空間形成部
73 第3ネジ(締結具)
80 係合手段

Claims (3)

  1. 開口を有し、裏面に取付具を備える前面パネルと、
    貨幣投入口を有し、その貨幣投入口を前記開口から外部に露出させる態様で前記取付具に締結具を締結することにより前記前面パネルの裏面に取り付ける貨幣処理装置と
    を備える自動販売機において、
    前記開口から前記締結具に至る経路の途中に、前記開口から前記締結具に向けて異物が侵入することを妨げる邪魔部材を設けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記邪魔部材は、前記取付具に取り付けてあり、
    前記取付具に対して前記邪魔部材を脱落させる方向に外力が加えられた場合、前記邪魔部材と前記取付具との間を相互に係合し、前記締結具と前記開口との間に前記邪魔部材を維持する係合手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記係合手段は、前記取付具に形成した係合スリットと、前記邪魔部材に設け、前記係合スリットに係合する係合舌片とで構成したものであることを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
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