JP2008209188A - 偏波モード分散測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実伝送路で伝送されている光信号の群遅延時間差(DGD)を測定することができる偏波モード分散測定装置を提供すること。
【解決手段】偏波モード分散測定装置10は、被測定光のFast軸とSlow軸とを所定の角度に回転する偏波制御器11と、被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離するPBS12と、S偏光成分を遅延する光遅延器13と、P偏光成分を反射するミラー14と、被測定光の自己相関強度信号を出力する自己相関強度信号出力部50と、自己相関強度信号出力部50の出力信号を処理する信号処理部16とを備え、信号処理部16は、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段13の位置と光遅延手段13の基準位置とに基づいて被測定光のDGDを取得する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば光ファイバ内を伝播する光信号の群遅延時間差(DGD:Differential Group Delay)を測定する偏波モード分散測定装置に関する。
近年、インターネットの急速な普及による通信需要の増大に伴い、光ファイバ伝送における伝送速度の更なる高速化が求められている。現在は伝送速度が10ギガビット/秒の光伝送システムまでが実現されており、次の世代である40ギガビット/秒の光伝送システムや、更に次の世代として伝送速度が100ギガビット/秒を超える光伝送システムが検討されている。伝送速度が高速化されるに従って、光信号の隣り合うビット時間間隔が狭くなるので、光信号が伝送時に何らかの影響を受けて信号品質が劣化すると光信号の識別ができなくなる。
光信号が伝送される際に受ける影響としては、光ファイバ内を伝播する光信号の2つの偏波モードにおける伝送速度の違いから生じる偏波モード分散特性(PMD:Polarization Mode Dispersion)が知られている。この偏波モード分散は、光ファイバの断面形状が真円ではなく楕円であることや、光ファイバの屈曲による断面形状の扁平により、2つの偏波モード間において伝送速度差が発生する現象である。偏波モード分散により発生するモード伝播時間の差は群遅延時間差(DGD)と呼ばれ、このDGDにより光信号のパルス形状が変形し、信号品質が劣化する。以下、図8を用いて具体的に説明する。
図8(a)は光ファイバのFast軸及びSlow軸モードの群遅延時間差であるΔτを示しており、図8(b)はパルス波形の劣化の度合いを示している。光信号が光ファイバを伝播すると、図8(a)及び(b)に示すように、Fast軸とSlow軸とにおいて群遅延時間差が発生しΔτの時間だけ伝送波形が変形してしまい、元のパルス幅TがTに広がってしまうので信号品質が劣化することとなる。
従来、偏波モード分散測定装置としては、例えば特許文献1の従来の技術欄に示された2つの装置(以下「従来例1及び従来例2」という。)が知られている。
まず、従来例1のものは、広帯域な光スペクトラム幅の光信号を出射する光源と、光信号を直線偏波状態にして被測定物に出射する偏光子と、被測定物が出射する光信号の2つの直線偏波成分を干渉させる検光子と、検光子の出力波形を解析する光スペクトラムアナライザとを備え、いわゆる固定アナライザ法を用いてDGDを測定するようになっている。
次に、従来例2のものは、広帯域な光スペクトラム幅の光信号を出射する光源と、光信号を所定の偏波状態に変換する変換素子と、所定の偏波状態の光信号を2つの直交偏波成分に分離し、一方を固定された固定コーナーキューブに出射し、他方を移動可能な可動コーナーキューブに出射するハーフミラーと、固定コーナーキューブ及び可動コーナーキューブを経由した2つの光を干渉させて電気信号に変換するフォトディテクタと、可動コーナーキューブの移動距離に応じた電気信号を出力する微小振動ステージと、フォトディテクタ及び微小振動ステージからの電気信号を比較演算する記録演算器とを備え、いわゆる干渉法を用いてDGDを測定するようになっている。
特許第2746354号公報([0002]〜[0011]、第9図及び第10図)
しかしながら、従来例1及び従来例2のものは、広帯域な光スペクトラム幅の光信号を出射する専用の光源を用いてDGDを測定するものであり、実際の通信で用いられている伝送路(以下「実伝送路」という。)で伝送されている光信号のDGDを測定できないという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる偏波モード分散測定装置を提供することを目的とする。
本発明の偏波モード分散測定装置は、被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離する偏光分離手段(12)と、分離された前記P偏光成分及び前記S偏光成分のいずれかを遅延する光遅延手段(13)と、この光遅延手段(13)が遅延した一方の偏光成分と遅延していない他方の偏光成分とを入射して前記被測定光の自己相関強度信号を出力する自己相関強度信号出力手段(50)と、前記自己相関強度信号の相対強度が最大となる前記光遅延手段(13)の位置と予め定められた前記光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて前記被測定光に係る群遅延時間差(Δτ)を取得する偏波モード分散取得手段(16)を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離し、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段(13)の位置と光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて被測定光に係る群遅延時間差(Δτ)を取得するので、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
また、本発明の偏波モード分散測定装置は、前記被測定光は、前記P偏光成分と前記S偏光成分との群遅延時間差(Δτ)がゼロのパルス光であり、前記自己相関強度信号が最大となる前記光遅延器(13)の位置を前記基準位置として定めたものである構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段(13)の位置と光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
さらに、本発明の偏波モード分散測定装置は、ランダムなデータで生成されたランダムパターンの電気信号を発生するランダムパターン発生器(21)と、前記ランダムパターンの電気信号を強度変調されたランダムパターンの光信号に変換するレーザダイオード(22)と、前記ランダムパターンの光信号及び前記被測定光のいずれかを選択する光スイッチ(23)とを備え、前記ランダムパターンの光信号に基づいて前記光遅延手段(13)の基準位置を設定する構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、ランダムパターンの光信号を用いることにより光遅延手段(13)の基準位置をより正確に設定することができる。
さらに、本発明の偏波モード分散測定装置は、前記自己相関強度信号出力手段(50)は、前記一方の偏光成分と前記他方の偏光成分とを合波する合波部(52)と、この合波部(52)の出射光を入射して前記一方の偏光成分の周波数と前記他方の偏光成分の周波数との和となる周波数の光を示す和周波光を出射する和周波光出射部(53)と、前記和周波光を電気信号に変換する光電変換部(55)とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、和周波光から得られた電気信号が被測定光の自己相関強度信号と対応するので、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段(13)の位置と光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
さらに、本発明の偏波モード分散測定装置は、前記和周波光出射部(53)は、非線形光学材料で形成された構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、非線形光学材料から出射される和周波光の相対強度が被測定光の自己相関強度信号の相対強度と対応するので、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段(13)の位置と光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
さらに、本発明の偏波モード分散測定装置は、前記自己相関強度信号出力手段(60)は、前記一方の偏光成分と前記他方の偏光成分とを入射し前記被測定光の自己相関を示す光信号を出射する光ゲートデバイス(61)と、この光ゲートデバイス(61)が出射する光信号を電気信号に変換する光電変換部(63)とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の偏波モード分散測定装置は、光ゲートデバイス(61)が出射する光信号の相対強度が被測定光の自己相関強度信号の相対強度と対応するので、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延手段(13)の位置と光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
本発明は、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができるという効果を有する偏波モード分散測定装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態における構成について説明する。なお、本実施の形態における偏波モード分散測定装置は、例えば実伝送路の光信号を分岐するタップから光強度変調信号を分岐して入力するものである。
図1に示すように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置10は、被測定光である光強度変調信号のFast軸とSlow軸とを所定の角度に回転する偏波制御器11と、被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離する偏光ビームスプリッタ(以下「PBS」という。)12と、S偏光成分を遅延させる光遅延器13と、P偏光成分を反射するミラー14と、被測定光の自己相関強度信号を出力する自己相関強度信号出力部50と、制御信号を出力する制御部15と、自己相関強度信号出力部50の出力信号を処理する信号処理部16とを備えている。
なお、図1に示した円内の矢印は、各位置における光の偏波面の方向を示している。また、本実施の形態では、PBS12が、S偏光成分を光遅延器13に、P偏光成分をミラー14に、それぞれ出射するものとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。
偏波制御器11は、例えば、水晶や雲母等の材料で形成されたλ/2板と、このλ/2板を回転して透過する光の偏波面を回転する回転モータとを備え、光ファイバを介して実伝送路に接続されている。なお、回転モータは、制御部15からの制御信号に基づいて動作するようになっている。
偏波制御器11は、前述の構成により、入射した光強度変調信号のFast軸及びSlow軸を回転してPBS12に出射することができるので、PBS12において、Fast軸に沿った偏波面を有する偏光成分(例えばP偏光成分)と、Fast軸と直交するSlow軸に沿った偏波面を有する偏光成分(例えばS偏光成分)とが分離可能となる。なお、偏波制御器11は、λ/2板を備える構成に限定されるものではなく、例えば、λ/2板とλ/4板との組み合わせや、光ファイバループでλ/2及びλ/4位相を形成すること等により構成することもできる。
PBS12は、例えば誘電体偏光膜がコーティングされた反射透過面を備え、被測定光のP偏光成分とS偏光成分とを分離して出射するようになっている。本実施の形態においては、PBS12は、S偏光成分を光遅延器13に出射し、P偏光成分をミラー14に出射するものである。なお、PBS12は、本発明の偏光分離手段に対応している。
光遅延器13は、図中の矢印で示した方向に平行移動が可能なコーナーミラー13aと、PBS12の出射光をコーナーミラー13a側に反射するミラー13bと、コーナーミラー13aからの光を反射して自己相関強度信号出力部50のPBS52に出射するミラー13cとを備えている。また、光遅延器13は、図中の矢印方向に平行移動可能な平行保持部(図示省略)に保持され、この平行保持部は、制御部15からの制御信号に応じて矢印方向に移動できるようになっている。この構成により、光遅延器13は、分離されたS偏光成分が進む光路、すなわちPBS12から光遅延器13を経由してPBS52に至る光路の光路長を可変することができる。なお、光遅延器13は、本発明の光遅延手段に対応している。
ミラー14は、PBS12からのP偏光成分を反射して自己相関強度信号出力部50のミラー51に出射するようになっている。
自己相関強度信号出力部50は、P偏光成分を反射するミラー51と、P偏光成分とS偏光成分とを合波するPBS52と、第2種位相整合により和周波光を出射するタイプ2非線形光学材料53と、所定の周波数の光を遮断する光フィルタ54と、入射光を電気信号に変換する受光器55と、電気信号の所定周波数成分を除去するローパスフィルタ(以下「LPF」という。)56と、アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器57とを備えている。なお、自己相関強度信号出力部50は、本発明の自己相関強度信号出力手段に対応している。
ミラー51は、ミラー14からのP偏光成分を反射してPBS52に出射するようになっている。
PBS52は、例えば誘電体偏光膜がコーティングされた反射透過面を備え、光遅延器13からのS偏光成分と、ミラー51からのP偏光成分とを合波してタイプ2非線形光学材料53に出射するようになっている。なお、PBS52は、本発明の合波部に対応している。なお、PBSの代わりに通常のビームスプリッタ(BS)を用いて、P偏光成分とS偏光成分とを合波することができる。ただし、PBSを用いることで、より効率的にP偏光成分とS偏光成分とを合波することができる。
タイプ2非線形光学材料53は、第2種位相整合を行うものであり、図2に示すように、互いに直交する偏波面を有するP偏光成分(周波数ωp)及びS偏光成分(周波数ωs)の光を入射したとき、これら2つの入射光が同時に重なった時だけ2つの入射光の強度の積に比例した和周波光(SFG光:周波数ωp+ωs)を出力するようになっている。本実施の形態においては、2つの入射光は同一の被測定光なので、タイプ2非線形光学材料53が出射する光は、被測定光の2倍の周波数の和周波光が発生する。なお、タイプ2非線形光学材料53は、本発明の和周波光出射部に対応している。
ここで、図3を用いて、タイプ2非線形光学材料53の機能をさらに詳細に説明する。なお、非線形光学材料には第1種位相整合を行うタイプ(以下「タイプ1非線形光学材料」という。)もあるので、両者について説明する。図3(a)及び(b)は、それぞれ、タイプ1非線形光学材料及びタイプ2非線形光学材料の機能を説明する図である。ここでは、波長が1540nmの基本波光aと、波長が1560nmの基本波光bとを例に挙げており、図中の矢印方向は各光の偏波面の方向を示している。
図3(a)に示すように、タイプ1非線形光学材料は、入射する基本波光a及びbの偏波面が互いに平行なとき、基本波光a及びbと、SFG光(775nm)と、2つのSHG光(770nm及び780nm)とを出射する。
一方、図3(b)に示すように、タイプ2非線形光学材料は、入射する基本波光a及びbの偏波面が互いに直交するとき、基本波光a及びbと、SFG光(775nm)とを出射するものである。したがって、タイプ2非線形光学材料は、タイプ1非線形光学材料とは異なり、SHG光が発生しないので、自己相関強度信号出力時におけるSN比を向上させることができる。
本実施の形態においては、タイプ2非線形光学材料53にS偏光成分及びP偏光成分が同時に入射したときのみ和周波光が得られることとなる。したがって、この和周波光の相対強度は、被測定光のP偏光成分とS偏光成分とが時間的に一致している場合に最大となり、両者が時間的にずれる従って小さくなる。すなわち、和周波光の相対強度は、被測定光のP偏光成分とS偏光成分との時間的な一致度を表す自己相関を示すものである。
なお、タイプ2非線形光学材料53に代えてタイプ1非線形光学材料を用いることもできる。この場合は、図3(a)において説明したように、タイプ1非線形光学材料に入射する光の偏波方向を互いに平行とする必要があるので、例えば図1に示したミラー14とミラー51との間にP偏光成分の偏波面を90°回転させるλ/2板のような素子を設ける構成とすればよい。この構成においても、タイプ1非線形光学材料から和周波光が出射されるので、タイプ2非線形光学材料53と同様な効果が得られる。
図1に戻り、偏波モード分散測定装置10の構成の説明を続ける。
光フィルタ54は、タイプ2非線形光学材料53から出射される被測定光のS偏光成分、被測定光のP偏光成分及び和周波光のうち、和周波光のみを透過させるようになっている。
受光器55は、例えばフォトダイオードを備え、光フィルタ54からの和周波光を電気信号に変換し、LPF56に出力するようになっている。ここで、受光器55は、本発明の光電変換部に対応している。なお、被測定光の波長が1.5μm帯の場合、シリコンフォトダイオード(Si−PD)を受光器55が備えることにより、Si−PDは1.5μm帯の感度が極めて低いためP偏光成分及びS偏光成分を除去し、和周波光のみを受光することとなるので、光フィルタ54を省略することができる。
LPF56は、所定周波数以上の電気信号を除去することによって、和周波光に対応する電気信号(以下「和周波信号」という。)を平滑化するようになっている。
AD変換器57は、アナログ信号である和周波信号を入力してデジタル信号に変換し、信号処理部16に出力するようになっている。
制御部15は、偏波制御器11、光遅延器13及び信号処理部16のそれぞれを動作させるための制御信号を出力するようになっている。また、制御部15は、S偏光成分を遅延させる光遅延器13からコーナーミラー13aの移動距離を示すデータ(以下「S偏光成分遅延距離データ」という。)を取得し、信号処理部16に出力するようになっている。
信号処理部16は、自己相関強度信号出力部50で得られた自己相関強度信号から被測定光の自己相関を示す波形(以下「自己相関波形」という。)を取得し、自己相関波形に基づいてDGDを取得するようになっている。ここで、自己相関波形は、制御部15から取得したS偏光成分遅延距離データと、自己相関強度信号の相対強度とを関係づけた波形であり、被測定光のP偏光成分及びS偏光成分の時間軸上の位置が一致しているとき相対強度の最大値を示すものである。なお、信号処理部16は、本発明の偏波モード分散取得手段に対応している。
次に、本実施の形態における偏波モード分散測定装置10の動作原理について図4を用いて説明する。図4(a)は、偏波制御器11に入力される被測定光のS偏光成分とP偏光成分の時間軸に沿った信号パターンを示している。図4(a)において、P偏光成分及びS偏光成分の各信号パターンをわかりやすく表示するため、上下方向の向きを互いに異なるものとしている。また、図4(b)は、自己相関波形の一例を示している。図4(b)に示した基準位置とは、P偏光成分とS偏光成分との間に群遅延がない光強度変調信号、すなわちDGDがゼロである光強度変調信号を用いて予め定めた光遅延器13の位置をいう。なお、DGDがゼロとは完全なゼロのみを意味するものではなく、被測定光のDGDが所望の測定精度で得られる程度であればよい。
図4(a)において、被測定光のP偏光成分の信号パターンは、S偏光成分の信号パターンよりもΔτだけ遅れており、これは被測定光がDGD=Δτであることを示している。この被測定光が偏波制御器11に入力された場合、光遅延器13が基準位置にあると、図4(b)に示すように、自己相関強度信号出力部50に入射されるP偏光成分の信号パターンとS偏光成分の信号パターンとが時間軸上で一致せずΔτの時間差を有するものとなる。
次に、S偏光成分が伝播する光路を長くするよう光遅延器13の位置を変化させていくと、自己相関強度信号出力部50に入射するS偏光成分には遅延量が与えられ、この遅延量がΔτとなったとき、すなわちP偏光成分の信号パターンとS偏光成分の信号パターンとが一致したとき、図4(b)に示すように自己相関波形における相対強度がピークとなり、自己相関強度信号出力部50から出力される自己相関強度信号は最大となる。さらに、Δτ以上の遅延量を与えていくと、P偏光成分の信号パターンとS偏光成分の信号パターンとがずれていき、自己相関強度信号は徐々に小さくなっていく。
したがって、予め、DGDがゼロである光強度変調信号であるときに自己相関強度信号が最大になる光遅延器13の位置を光遅延器13の基準位置として定め、その基準位置から自己相関強度信号が最大となる光遅延器13の位置までの移動距離を求め、この移動距離を時間に換算することで、被測定光のDGDを求めることができる。具体的には、図1において、光遅延器13が基準位置から矢印方向にd/2だけ平行移動してS偏光成分の光路長がdだけ長くなったときに自己相関強度信号が最大になったとすると、このときのDGDであるΔτは式(1)で算出することができる。なお、cは光速を示している。
Δτ = d/c ・・・・・ (1)
式(1)に示すように、DGDの検出精度は、光遅延器13の設定精度で定まり、光遅延器13の光路長の可変精度が例えば1μmの場合には、時間軸に換算すると約0.003psという高い精度となる。
以上の説明は、PBS12においてP偏光成分とS偏光成分とが完全に分離できるよう、偏波制御器11が被測定光のFast軸及びSlow軸の回転制御を行った場合について説明したが、被測定光のFast軸及びSlow軸の回転制御を完全に行えない場合もある。例えば、図5に示すように、Fast軸の被測定光がP偏光成分だけでなくS偏光成分を含むものとなり、Slow軸の被測定光がS偏光成分だけでなくP偏光成分を含むものとなる場合がある。この場合でも、P偏光成分とS偏光成分との自己相関強度信号の最大強度が判別できれば、図4で説明したものと同様に、DGDを求めることができる。なお、P偏光成分及びS偏光成分が互いに他方の偏光成分をできるだけ含まないよう、偏波制御器11においてFast軸及びSlow軸の回転制御を行うのが好ましい。
次に、本実施の形態における偏波モード分散測定装置10の動作について説明する。なお、被測定光のDGDはゼロではないものとする。
まず、偏波制御器11は、被測定光である光強度変調信号を入射し、光強度変調信号のFast軸及びSlow軸を所定の角度に回転してPBS12に出射する。なお、例えば光位相変調信号を被測定光とする場合は、予め光位相変調信号を光強度変調信号に変換しておけばよい。
次いで、PBS12は、光強度変調信号のP偏光成分とS偏光成分とを分離する。そして、S偏光成分は光遅延器13を経由し、P偏光成分はミラー14を経由して自己相関強度信号出力部50に入射される。また、自己相関強度信号出力部50に入射したP偏光成分は、ミラー51で反射されてPBS52に入射する。
続いて、PBS52は、光遅延器13からのS偏光成分と、ミラー14からのP偏光成分とを合波してタイプ2非線形光学材料53に出射する。
さらに、タイプ2非線形光学材料53は、P偏光成分及びS偏光成分と、これらの和周波光とを光フィルタ54に出射する。
次いで、光フィルタ54は、タイプ2非線形光学材料53が出射した光のうち和周波光のみを透過させ、受光器55に出射する。
引き続き、受光器55は、和周波光を電気信号に変換してLPF56に出力し、LPF56は、和周波信号を平滑してAD変換器57に出力する。
次いで、AD変換器57は、和周波信号をAD変換して信号処理部16に出力する。ここで、信号処理部16には、P偏光成分とS偏光成分とを用いて求めた被測定光の自己相関強度信号が入力されることとなる。被測定光のDGDはゼロではないものとしているので、図4(a)に示すように、P偏光成分とS偏光成分との間に信号パターンのずれがあり、信号処理部16に入力される自己相関強度信号の相対強度は、そのずれに応じたレベルとなっている。
光遅延器13を図1に示した移動方向に平行移動してS偏光成分を遅延させると、信号処理部16において自己相関強度信号の相対強度の変化が観測される。このとき、光遅延器13からS偏光成分遅延距離データが制御部15を経由して信号処理部16に逐次出力され、信号処理部16は、図4(b)に示すように、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延器13の位置と、光遅延器13の基準位置との差からDGDであるΔτを求める。
以上のように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置10によれば、PBS12は、実伝送路からの被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離し、自己相関強度信号出力部50は、光遅延器13が遅延したS偏光成分及び遅延していないP偏光成分により被測定光の自己相関強度信号を出力し、信号処理部16は、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延器13の位置と光遅延器13の基準位置とに基づいて被測定光のDGDを取得する構成としたので、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
なお、本実施の形態における偏波モード分散測定装置10の信号処理部16に、被測定光のDGDのデータを表示する表示装置を接続することにより、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを監視する偏波モード分散モニタとして機能させることができる。
また、前述の実施の形態において、自己相関波形における相対強度がピークとなる点に基づいて自己相関強度信号を得る構成を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば自己相関波形の最大強度重心を用いて自己相関強度信号を得る構成としても同様な効果が得られる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態における偏波モード分散測定装置は、第1の実施の形態における偏波モード分散測定装置10(図1参照)の一部を変更したものであり、偏波モード分散測定装置10の説明と重複する構成の説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置20は、ランダムパターンの電気信号を発生するランダムパターン発生器21と、ランダムパターンの電気信号を光強度変調信号に変換するレーザダイオード(以下「LD」という。)22と、実伝送路を伝送する被測定光の光信号及びLD22からの光信号のいずれかを切り替えて入力する光スイッチ23とを備えている。
ランダムパターン発生器21は、ランダムなデータで構成されたランダムパターンの電気信号を発生し、LD22に出射するようになっている。
LD22は、ランダムパターンの電気信号を光強度変調信号に変換するようになっている。
光スイッチ23は、実伝送路と光ファイバで接続されており、LD22からの光強度変調信号及び被測定光である光強度変調信号のいずれかを選択して偏波制御器11に出射するようになっている。
本実施の形態における偏波モード分散測定装置20は、前述のように構成されているので、LD22からの光強度変調信号を光スイッチ23に選択させた場合、ランダムパターンによる自己相関波形の最大強度位置における光遅延器13の基準位置を求め、この位置を被測定光のDGDを測定するための光遅延器13の基準位置として設定することができる。ここで、ランダムパターンの光信号を用いるので、光遅延器13の基準位置をより正確に設定することができる。
一方、実伝送路の光強度変調信号を光スイッチ23に選択させた場合、前述の光遅延器13の基準位置に基づいて、被測定光のDGDを測定することができる。
以上のように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置20によれば、光スイッチ23は、LD22からの光強度変調信号及び被測定光である光強度変調信号のいずれかを選択して偏波制御器11に出射する構成としたので、光遅延器13の基準位置を設定することができるとともに、実伝送路を伝播する被測定光のDGDを測定することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態における偏波モード分散測定装置は、第1の実施の形態における偏波モード分散測定装置10(図1参照)の自己相関強度信号出力部50を変更したものであり、偏波モード分散測定装置10の説明と重複する構成の説明は省略する。
図7に示すように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置30は、自己相関強度信号出力部60を備えている。自己相関強度信号出力部60は、光制御信号に基づいて光信号を透過又は遮断する光ゲートデバイス61と、所定の周波数の光を遮断する光フィルタ62と、入射光を電気信号に変換する受光器63と、電気信号の所定周波数成分を除去するLPF64と、アナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器65とを備えている。なお、光ゲートデバイス61以外の構成は、第1の実施の形態における自己相関強度信号出力部50と同様なので説明を省略する。また、自己相関強度信号出力部60及び受光器63は、本発明の自己相関強度信号出力手段及び光電変換部にそれぞれ対応している。
光ゲートデバイス61は、例えば、高速・高出力を特徴とする単一走行キャリアフォトダイオード(UTC−PD)と高速・低電圧駆動を特徴とする進行波電極電界吸収型変調器(TW−EAM)とがひとつの半導体チップに集積されたPD−EAM(フォトダイオード−電界吸収型光変調器)で構成され、電気アンプを用いずにUTC−PDの出力でTW−EAMを直接駆動する素子である。
光ゲートデバイス61は、光信号を入力する光信号入力ポート61aと、光制御信号を入力しゲートとして機能する光制御信号入力ポート61bと、光制御信号に応じて光信号を出力する光信号出力ポート61cとを備えている。本実施の形態においては、光信号入力ポート61aは、光遅延器13によって光路長が変化するS偏光成分の光信号を入力し、光制御信号入力ポート61bは、光路長が固定のP偏光成分の光信号を入力するようになっている。
すなわち、光ゲートデバイス61は、P偏光成分の光信号が入力されて光制御信号入力ポート61bがオンになっている期間におけるS偏光成分の光信号を出力するので、光遅延器13の移動量に応じて決定されるS偏光成分の遅延量に対応した光強度の光信号を出力するものである。したがって、本実施の形態における自己相関強度信号出力部60は、光遅延器13が遅延したS偏光成分及び遅延していないP偏光成分により被測定光の自己相関強度信号を信号処理部16に出力することとなる。
以上のように、本実施の形態における偏波モード分散測定装置30によれば、PBS12は、実伝送路からの被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離し、自己相関強度信号出力部60は、光遅延器13が遅延したS偏光成分及び遅延していないP偏光成分により被測定光の自己相関強度信号を出力し、信号処理部16は、自己相関強度信号の相対強度が最大となる光遅延器13の位置と光遅延器13の基準位置とに基づいて被測定光のDGDを取得する構成としたので、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができる。
以上のように、本発明に係る偏波モード分散測定装置は、実伝送路で伝送されている光信号のDGDを測定することができるという効果を有し、光ファイバ内を伝播する光信号のDGDを測定する偏波モード分散測定装置等として有用である。
本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態における構成を示すブロック図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態において、非線形光学材料の機能の説明図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態において、非線形光学材料の機能の説明図 (a)タイプ1非線形光学材料の機能の説明図 (b)タイプ2非線形光学材料の機能の説明図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態における動作原理の説明図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第1の実施の形態における動作原理の説明図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第2の実施の形態における構成を示すブロック図 本発明に係る偏波モード分散測定装置の第3の実施の形態における構成を示すブロック図 DGDの説明図
符号の説明
10 偏波モード分散測定装置
11 偏波制御器
12 PBS(偏光分離手段)
13 光遅延器(光遅延手段)
13a コーナーミラー
13b、13c ミラー
14 ミラー
15 制御部
16 信号処理部(偏波モード分散取得手段)
20 偏波モード分散測定装置
21 ランダムパターン発生器
22 LD
23 光スイッチ
30 偏波モード分散測定装置
50、60 自己相関強度信号出力部(自己相関強度信号出力手段)
51 ミラー
52 PBS(合波部)
53 非線形光学材料(和周波光出射部)
54、62 光フィルタ
55、63 受光器(光電変換部)
56、64 LPF
57、65 AD変換器
61 光ゲートデバイス
61a 光信号入力ポート
61b 光制御信号入力ポート
61c 光信号出力ポート

Claims (6)

  1. 被測定光に含まれるP偏光成分とS偏光成分とを分離する偏光分離手段(12)と、分離された前記P偏光成分及び前記S偏光成分のいずれかを遅延する光遅延手段(13)と、この光遅延手段(13)が遅延した一方の偏光成分と遅延していない他方の偏光成分とを入射して前記被測定光の自己相関強度信号を出力する自己相関強度信号出力手段(50)と、前記自己相関強度信号の相対強度が最大となる前記光遅延手段(13)の位置と予め定められた前記光遅延手段(13)の基準位置とに基づいて前記被測定光に係る群遅延時間差(Δτ)を取得する偏波モード分散取得手段(16)を備えたことを特徴とする偏波モード分散測定装置。
  2. 前記被測定光は、前記P偏光成分と前記S偏光成分との群遅延時間差(Δτ)がゼロのパルス光であり、前記自己相関強度信号が最大となる前記光遅延器(13)の位置を前記基準位置として定めたものであることを特徴とする請求項1に記載の偏波モード分散測定装置。
  3. ランダムなデータで生成されたランダムパターンの電気信号を発生するランダムパターン発生器(21)と、前記ランダムパターンの電気信号を強度変調されたランダムパターンの光信号に変換するレーザダイオード(22)と、前記ランダムパターンの光信号及び前記被測定光のいずれかを選択する光スイッチ(23)とを備え、前記ランダムパターンの光信号に基づいて前記光遅延手段(13)の基準位置を設定することを特徴とする請求項2に記載の偏波モード分散測定装置。
  4. 前記自己相関強度信号出力手段(50)は、前記一方の偏光成分と前記他方の偏光成分とを合波する合波部(52)と、この合波部(52)の出射光を入射して前記一方の偏光成分の周波数と前記他方の偏光成分の周波数との和となる周波数の光を示す和周波光を出射する和周波光出射部(53)と、前記和周波光を電気信号に変換する光電変換部(55)とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偏波モード分散測定装置。
  5. 前記和周波光出射部(53)は、非線形光学材料で形成されたことを特徴とする請求項4に記載の偏波モード分散測定装置。
  6. 前記自己相関強度信号出力手段(60)は、前記一方の偏光成分と前記他方の偏光成分とを入射し前記被測定光の自己相関を示す光信号を出射する光ゲートデバイス(61)と、この光ゲートデバイス(61)が出射する光信号を電気信号に変換する光電変換部(63)とを備えたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偏波モード分散測定装置。
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