JP2008208909A - スラストころ軸受 - Google Patents
スラストころ軸受 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008208909A JP2008208909A JP2007046007A JP2007046007A JP2008208909A JP 2008208909 A JP2008208909 A JP 2008208909A JP 2007046007 A JP2007046007 A JP 2007046007A JP 2007046007 A JP2007046007 A JP 2007046007A JP 2008208909 A JP2008208909 A JP 2008208909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- cage
- roller bearing
- thrust
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
【課題】低トルク化を図ることができるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受21は、複数のころ23と、ころ23を収容する複数のポケット14を有し、板厚方向に折曲げられておらず、ころ案内である環状の保持器11とを備える。ここで、ころ23を案内する第一および第二のころ案内部17a、17bを含みころ23の中心軸線30と垂直な平面で保持器11を切断した断面において、第一および第二のころ案内部17a、17bは、円弧形状であり、第一および第二のころ案内部17a、17bの曲率半径R2は、ころ23の曲率半径R1よりも大きい。
【選択図】図1
【解決手段】スラストころ軸受21は、複数のころ23と、ころ23を収容する複数のポケット14を有し、板厚方向に折曲げられておらず、ころ案内である環状の保持器11とを備える。ここで、ころ23を案内する第一および第二のころ案内部17a、17bを含みころ23の中心軸線30と垂直な平面で保持器11を切断した断面において、第一および第二のころ案内部17a、17bは、円弧形状であり、第一および第二のころ案内部17a、17bの曲率半径R2は、ころ23の曲率半径R1よりも大きい。
【選択図】図1
Description
この発明は、スラストころ軸受に関し、特に、環状の保持器を備えるスラストころ軸受に関するものである。
自動車用オートマチックトランスミッションにおいて、スラスト荷重が負荷される部分については、スラスト荷重を支持するスラストころ軸受が配置される。昨今は、スラストころ軸受が要求される特性として、スラストころ軸受の破損の恐れの低減等の他、低燃費化の観点から、スラストころ軸受の低トルク化が要求されている。
スラストころ軸受は、一般的には、外輪や内輪といった軌道輪と、複数のころと、ころを保持する保持器とから構成される。従来におけるスラストころ軸受の一部の断面図を、図9に示す。図9を参照して、スラストころ軸受101は、一対の軌道輪102a、102bと、軌道輪102a、102bの間に配置され、軌道輪102a、102bの軌道面を転動する複数の針状ころ103と、複数の針状ころ103を保持する保持器104とからなる。保持器104は、その断面が略W字形状となるように、保持器104の回転軸方向に複数回屈曲されている。軌道輪102aの外径側端部には、軸方向に延びる鍔部105aが設けられている。また、軌道輪102bの内径側端部にも、軸方向に延びる鍔部105bが設けられている。
上記と同様の構成のスラストころ軸受に関する技術が、特開2006−170371号公報(特許文献1)に開示されている。特許文献1によると、スラストころ軸受は、一対の軌道輪と、各軌道輪間に配置される針状ころと、針状ころを保持する保持器とを備える。保持器は、軸方向に複数回屈曲させ、断面W字形に形成されている。そして、屈曲された外径部および中間部の軸方向高さを内径部の軸方向高さよりも高くして、低トルク化を図っている。
また、特開2006−118562号公報(特許文献2)および特開2005−164023号公報(特許文献3)によると、スラストころ軸受に備えられる保持器は、断面コの字形で全体を円環状に造られた一対の素子を、最中状に組み合わせて構成されている。特許文献2では、軌道輪と保持器との径方向での接触面積を小さくして摩擦を低減し、低トルク化を図っている。特許文献3では、ラジアル荷重を2箇所で受けることにより、過大な応力の発生を防止し、低トルク化を図っている。
特開2006−170371号公報
特開2006−118562号公報
特開2005−164023号公報
特許文献1、特許文献2および特許文献3によると、スラストころ軸受の運転状態において、スラストころ軸受に備えられる保持器は、軌道輪と板厚方向において接触する。そうすると、スラストころ軸受の運転状態において、保持器と軌道輪との接触により、トルクが増大する問題がある。
この発明の目的は、低トルク化を図ることができるスラストころ軸受を提供することである。
この発明に係るスラストころ軸受は、複数のころと、ころを収容する複数のポケットを有し、板厚方向に折曲げられておらず、ころ案内である環状の保持器とを備える。ここで、ころを案内するころ案内部を含みころの中心軸線と垂直な平面で保持器を切断した断面において、ころ案内部は、円弧形状であり、ころ案内部の曲率半径は、ころの曲率半径よりも大きい。
このように構成することにより、スラストころ軸受の運転時に、板厚方向において軌道輪と保持器とが接触することはない。また、保持器ところとが接触する際にも、上記した断面において、ころ案内部は円弧形状であり、ころ案内部の曲率半径は、ころの曲率半径よりも大きいため、ころと保持器とが滑らかな面で接触することになる。そうすると、保持器ところとが接触する際の摩擦を大きく低減することができる。したがって、スラストころ軸受の低トルク化を図ることができる。
好ましくは、ころ案内部は、ポケットの周方向の両側壁面に設けられている。こうすることにより、ポケットの周方向の両側壁面において、ころと保持器とが接触することになり、より安定してころと保持器とを接触させることができる。
さらに好ましくは、ころ案内部は、ポケットの一方側の側壁面に設けられころの上方側からころに当接する第一のころ案内部と、ポケットの他方側の側壁面に設けられころの下方側からころに当接する第二のころ案内部とを含む。こうすることにより、保持器は、一方の側壁面に設けられた第一のころ案内部でころの上方側と接触し、他方の側壁面に設けられた第二のころ案内部でころの下方側と接触することになる。そうすると、保持器の板厚方向の位置を安定させることができる。
さらに好ましくは、第一および第二のころ案内部は、ころの軸線方向の異なる位置に設けられている。こうすることにより、ころをポケット内に収容させる際に、容易に収容させることができる。
さらに好ましくは、保持器の回転軸線と平行であって回転軸線を含む平面で切断した断面において、保持器の径方向の少なくとも一方側の端面は、径方向に突出する凸形状部を含む。こうすることにより、スラストころ軸受の運転時に、径方向において保持器が軌道輪と接触する際に、接触面積を小さくすることができる。したがって、スラストころ軸受の低トルク化を図ることができる。
この発明によれば、板厚方向に折曲げられておらず、ころ案内である保持器のため、スラストころ軸受の運転時に、板厚方向において軌道輪と保持器とが接触することはない。また、保持器ところとが接触する際にも、上記した断面において、ころ案内部は円弧形状であり、ころ案内部の曲率半径は、ころの曲率半径よりも大きいため、ころと保持器とが滑らかな面で接触することになる。そうすると、保持器ところとが接触する際の摩擦を大きく低減することができる。したがって、スラストころ軸受の低トルク化を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受に備えられる保持器を、板厚方向から見た図である。図3は、図2に示す保持器の側面図である。図4は、図2に示す保持器のうち、図2中のIVで示すポケット部分の拡大図である。図5は、図2に示す保持器を、図2中のV−V断面で切断した場合の断面図である。図6は、図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVI−VI断面で切断した場合の断面図である。図7は、図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVII−VII断面で切断した場合の断面図である。
図2〜図7を参照して、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受に備えられる保持器の構成について説明する。スラストころ軸受の保持器11は、図2および図3に示すように、板厚方向に折曲げられておらず、環状である。保持器11は、板厚方向に貫通する貫通穴12をその中央部に有する。保持器11は、ころを収容する複数のポケット14を有する。ポケット14は、略放射状に配置される。保持器11は、径の異なる一対の環状部、ここでは外径側の環状部13aおよび内径側の環状部13bと、ポケット14を形成するようにそれぞれの環状部13a、13bを連結する複数の柱部15とを含む。
保持器11には、ポケット14内に収容するころの脱落を防止する第一および第二のころ止め部16a、16bと、ころを案内する第一および第二のころ案内部17a、17bが設けられている。具体的には、第一のころ止め部16aおよび第一のころ案内部17aは、ポケット14の周方向の両側に位置する柱部15の側壁面のうち、保持器11の径方向の中央部に設けられている。第二のころ止め部16bおよび第二のころ案内部17bは、柱部15の側壁面のうち、保持器11の径方向の両端部に設けられている。第一および第二のころ止め部16a、16bは、柱部15の側壁面からポケット14側に突出した形状である。第一のころ止め部16aにより、図5中の矢印Aで示す方向と逆の方向へのころの脱落を防止する。第二のころ止め部16bにより、図5中の矢印Aで示す方向へのころの脱落を防止する。
第一のころ案内部17aは、柱部15の側壁面のうち、板厚方向において第一のころ止め部16aと連なるように設けられている。同様に、第二のころ案内部17bは、柱部15の側壁面のうち、板厚方向において第二のころ止め部16bと連なるように設けられている。保持器11は、第一および第二のころ案内部17a、17bによって案内される。第一および第二のころ案内部17a、17bは、その断面が円弧状である(図6、図7参照)。さらに第一および第二のころ案内部17a、17bの曲率半径は、ポケットに収容されるころの曲率半径よりも大きく構成されている。第一および第二のころ止め部16a、16b、第一および第二のころ案内部17a、17bは、冶具によるコイニング加工等により設けられる。
ここで、図5に示す断面、すなわち、保持器11の回転軸線20と平行であって回転軸線20を含む平面で切断した断面において、保持器11の外径側端面および内径側端面は、径方向に突出する凸形状部18a、18bを含む。凸形状部18a、18bは、略円弧形状である。この場合、凸形状部18a、18bの全体が、略円弧形状である。
次に、上記した保持器11を備え、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の構成について説明する。この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受は、例えば、自動車のオートマチックトランスミッションのうち、スラスト荷重が負荷される箇所に配置される。図8は、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の一部を示す断面図であり、図5に対応する部分である。図1は、図8に示すスラストころ軸受21の一部を示す断面図であり、図4中のI−I断面で保持器11を切断した場合の断面図に対応する部分である。図1〜図8を参照して、スラストころ軸受21は、一対の軌道輪22a、22bと、一対の軌道輪22a、22bの軌道面24a、24bを転動する複数のころ23と、複数のころ23を保持する保持器11とを備える。スラストころ軸受21は、保持器11の板厚方向に負荷されるスラスト荷重を支持する。
外径側に配置される軌道輪22aには、外径側端部から矢印Aの方向と逆の方向に延びる鍔部25aが設けられている。また、内径側に配置される軌道輪22bには、内径側端部から矢印Aの方向に延びる鍔部25bが設けられている。ポケット14内にころ23を収容した保持器11は、一対の軌道輪22a、22b間に配置される。この場合、保持器11の径方向外側には、軌道輪22aの鍔部25aが位置し、径方向内側には、軌道輪22bの鍔部25bが位置する。
ここで、スラストころ軸受21の運転状態について説明する。図1を参照して、運転状態においては、保持器11は、ころ23によって案内される。すなわち、保持器11は、スラストころ軸受21の運転時に、板厚方向において軌道輪22a、22b、具体的には、軌道面24a、24bと接触しない。したがって、スラストころ軸受21の運転時に、板厚方向において軌道輪22a、22bと保持器11との接触によるトルクが発生することはない。
ここで、第一および第二のころ案内部17a、17bは、図1に示す断面、すなわち、ころ23を案内する第一および第二のころ案内部17a、17bを含みころ23の中心軸線30と垂直な平面で保持器11を切断した断面において、円弧形状である。また、ころ23の曲率半径をR1とし、第一および第二のころ案内部17a、17bの曲率半径をR2とすると、R1<R2である。そうすると、ころ23と保持器11の第一および第二のころ案内部17a、17bとが接触する際に、滑らかな面で接触することになる。したがって、摩擦を低減することができ、スラストころ軸受21の低トルク化を図ることができる。
この場合、第一および第二のころ案内部17a、17bは、ポケット14の周方向の両側壁面に設けられている。こうすることにより、ポケット14の周方向の両側壁面において、ころ23と保持器11とが接触することになり、より安定してころ23と保持器11とを接触させることができる。
また、保持器11は、ころ案内部として、ポケット14の一方側の側壁面に設けられころ23の上方側からころ23に当接する第一のころ案内部17aと、ポケット14の他方側の側壁面に設けられころ23の下方側からころ23に当接する第二のころ案内部17bとを含むため、一方の側壁面に設けられた第一のころ案内部17aでころ23の上方側と接触し、他方の側壁面に設けられた第二のころ案内部17bでころ23の下方側と接触することになる。そうすると、保持器11の板厚方向の位置を安定させることができる。
さらに、第一および第二のころ案内部17a、17bは、ころ23の軸線方向の異なる位置に設けられているため、ころ23をポケット14内に収容させる際に、容易に収容させることができる。
また、スラストころ軸受21の運転状態において、ころ23が転動し、軌道輪22a、22bおよび保持器11が回転する。この場合、軌道輪22a、22bの回転軸線(図示せず)および保持器11の回転軸線20は、設計寸法上同じとなるように構成されている。しかし、軌道輪22a、22bや保持器11の寸法誤差等により、軌道輪22a、22bの回転軸線と保持器11の回転軸線20とがずれる場合がある。また、トランスミッション等にスラストころ軸受21が使用される場合、縦置きに配置される。そうすると、軌道輪22a、22bと保持器11とが径方向において接触する。具体的には、軌道輪22a、22bのうち、鍔部25aの内径側の面26a、および鍔部25bの外径側の面26bと保持器11とが接触する。このような場合、保持器11が軌道輪22a、22bから径方向、すなわち、図8中の矢印Bの方向または逆の方向に荷重を負荷されることになる。
しかし、上記した構成の保持器11は、板厚方向に折曲げられていないため、径方向の強度が高い。そうすると、運転状態において軌道輪22a、22bから径方向に荷重を負荷された場合であっても、保持器11の破損や変形の恐れを低減することができる。また、径方向において軌道輪22a、22bと保持器11が接触した場合においても、保持器11の外径側および内径側端面は、径方向に突出する略円弧形状の凸形状部18a、18bを含むため、軌道輪22a、22bと保持器11との接触面積を小さくすることができる。そうすると、接触状態において発生する摩擦を小さくして、低トルクとすることができる。
この場合、保持器11の外径側端面および内径側端面において、接触面積を小さくして、低トルク化を図ることができる。
また、凸形状部18a、18bは、略円弧形状であるため、軌道輪22a、22bと保持器11とが接触する際には、線接触することになる。したがって、接触面積をさらに小さくすることができるため、さらに低トルク化を図ることができる。
ここで、スラストころ軸受21に備えられるころ23について、その端面をころ23の軸線方向に突出する凸曲面を含む構成とすることにしてもよい。具体的には、例えば、ころ23の端面27a、27bを、ころ23の軸線方向に突出する丸面形とする。こうすることにより、スラストころ軸受21の運転状態において、ころ23の端面27a、27bが保持器11のポケット14の壁面19a、19bと接触した場合においても、接触面積を小さくすることができる。したがって、さらにスラストころ軸受21の低トルクとすることができる。
また、スラストころ軸受21に備えられるころ23について、その転動面28にフルクラウニングを設けることにしてもよい。フルクラウニングとは、ころ23の軸線方向の中心部の径が最大となるよう転動面28の全体に設けられたクラウニングをいう。こうすることにより、ころ23と軌道輪22a、22bとの接触面積を小さくすることができ、外径側と内径側の周速差による滑りを低減することができる。したがって、さらにスラストころ軸受21の低トルク化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、ころ案内部は、ポケットの周方向の両側壁面に設けられることとしたが、これに限らず、一方側の側壁面に設けられることにしてもよい。また、ころの軸線方向の同じ位置において、ころの上方側からころに当接する第一のころ案内部ところの下方側からころに当接する第二のころ案内部とを同じ側壁面に設けてもよい。
なお、上記の実施の形態においては、保持器11の外径側および内径側端面は、径方向に突出する凸形状部18a、18bを含むことにしたが、これに限らず、外径側および内径側端面のうち、いずれか一方について、径方向に突出する凸形状部を含む構成としてもよい。さらに、外径側および内径側端面の全体が、径方向に突出する構成としたが、これに限らず、外径側および内径側端面の一部に、径方向に突出する凸形状部を設けることにしてもよい。
また、上記においては、凸形状部は、上記した断面形状において、略円弧形状としたが、これに限らず、略R字形状等、他の断面形状であってもよい。さらに、複数の曲線から構成される断面形状であってもよい。こうすることにより、凸形状部をより適切な形状とすることができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るスラストころ軸受の保持器およびスラストころ軸受は、自動車のオートマチックトランスミッションに有効に利用される。
11 保持器、12 貫通穴、13a,13b 環状部、14 ポケット、15 柱部、16a 第一のころ止め部、16b 第二のころ止め部、17a 第一のころ案内部、17b 第二のころ案内部、18a,18b 凸形状部、19a,19b 壁面、20 回転軸線、21 スラストころ軸受、22a,22b 軌道輪、23 ころ、24a,24b 軌道面、25a,25b 鍔部、26a,26b 面、27a,27b 端面、28 転動面、30 中心軸線。
Claims (5)
- 複数のころと、前記ころを収容する複数のポケットを有し、板厚方向に折曲げられておらず、ころ案内である環状の保持器とを備えるスラストころ軸受であって、
前記ころを案内するころ案内部を含み前記ころの中心軸線と垂直な平面で前記保持器を切断した断面において、前記ころ案内部は、円弧形状であり、
前記ころ案内部の曲率半径は、前記ころの曲率半径よりも大きい、スラストころ軸受。 - 前記ころ案内部は、前記ポケットの周方向の両側壁面に設けられている、請求項1に記載のスラストころ軸受。
- 前記ころ案内部は、前記ポケットの一方側の側壁面に設けられ前記ころの上方側から前記ころに当接する第一のころ案内部と、前記ポケットの他方側の側壁面に設けられ前記ころの下方側から前記ころに当接する第二のころ案内部とを含む、請求項1または2に記載のスラストころ軸受。
- 前記第一および第二のころ案内部は、前記ころの軸線方向の異なる位置に設けられている、請求項3に記載のスラストころ軸受。
- 前記保持器の回転軸線と平行であって前記回転軸線を含む平面で切断した断面において、
前記保持器の径方向の少なくとも一方側の端面は、径方向に突出する凸形状部を含む、請求項1〜4のいずれかに記載のスラストころ軸受。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007046007A JP2008208909A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | スラストころ軸受 |
PCT/JP2008/051064 WO2008105203A1 (ja) | 2007-02-26 | 2008-01-25 | スラストころ軸受の保持器およびスラストころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007046007A JP2008208909A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | スラストころ軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008208909A true JP2008208909A (ja) | 2008-09-11 |
Family
ID=39785382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007046007A Withdrawn JP2008208909A (ja) | 2007-02-26 | 2007-02-26 | スラストころ軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008208909A (ja) |
-
2007
- 2007-02-26 JP JP2007046007A patent/JP2008208909A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5341336B2 (ja) | スラストころ軸受 | |
JP4946881B2 (ja) | 転がり軸受 | |
JP2008180246A (ja) | 円すいころ軸受 | |
EP1878929A1 (en) | Rolling bearing | |
JP2008240751A (ja) | スラストころ軸受の保持器およびスラストころ軸受 | |
JP4661424B2 (ja) | 回転支持部 | |
JP2008240755A (ja) | 遊星歯車機構 | |
JP2007170539A (ja) | スラスト受け機構 | |
JP2008202755A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2008208909A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2007232177A (ja) | 転がり軸受 | |
JP2008240749A (ja) | スラストころ軸受の保持器およびスラストころ軸受 | |
JP2008240750A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2008208910A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2006200672A (ja) | スラストころ軸受 | |
JP2010025191A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
JP2008240753A (ja) | オートマチックトランスミッションの回転軸支持構造 | |
JP2009138854A (ja) | 遊星歯車機構 | |
JP2009092162A (ja) | ころ軸受 | |
JP5666427B2 (ja) | 球状セパレータを備えた転がり軸受 | |
JP2009138853A (ja) | 自動車の動力伝達機構用回転軸支持構造 | |
JP2009264534A (ja) | 溶接保持器及びその製造方法 | |
JP2019168084A (ja) | 円筒ころ軸受用保持器および円筒ころ軸受 | |
JP2008240752A (ja) | スラストころ軸受の軌道輪およびスラストころ軸受 | |
JP5218231B2 (ja) | 転がり軸受用保持器、並びにこれを備えた内輪組立体、外輪組立体、および転がり軸受 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100511 |