JP2008208910A - スラストころ軸受 - Google Patents

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理之 冨加見
Shinji Oishi
真司 大石
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Abstract

【課題】破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができるスラストころ軸受を提供する。
【解決手段】スラストころ軸受21は、径方向端部から回転軸方向に延びる鍔部25a、25bを含む軌道輪22a、22bと、軌道輪22a、22bの軌道面24a、24b上を転動する複数のころ23と、ころ23を保持する環状の保持器11とを備える。保持器11の回転軸線20と平行であって回転軸線20を含む平面で切断した断面において、保持器11の外径側および内径側端面18a、18bは、対面する鍔部25a、25bと点で接触する。上記した断面において、外径側端面18aと鍔部25aとの接触点29aから軌道面24aまでの回転軸方向の長さからころ23の半径を引いた長さの絶対値は、ころ23の径の15%以下である。
【選択図】図1

Description

この発明は、スラストころ軸受に関し、特に、環状の保持器を備えるスラストころ軸受に関するものである。
自動車用オートマチックトランスミッションにおいて、スラスト荷重が負荷される部分については、スラスト荷重を支持するスラストころ軸受が配置される。昨今は、スラストころ軸受が要求される特性として、スラストころ軸受の破損の恐れの低減等の他、低燃費化の観点から、スラストころ軸受の低トルク化が要求されている。
スラストころ軸受は、一般的には、外輪や内輪といった軌道輪と、複数のころと、ころを保持する保持器とから構成される。従来におけるスラストころ軸受の一部の断面図を、図8に示す。図8を参照して、スラストころ軸受101は、一対の軌道輪102a、102bと、軌道輪102a、102bの間に配置され、軌道輪102a、102bの軌道面を転動する複数の針状ころ103と、複数の針状ころ103を保持する保持器104とからなる。保持器104は、その断面がW字形状となるように、保持器104の回転軸方向に複数回屈曲されている。軌道輪102aの外径側端部には、軸方向に延びる鍔部105aが設けられている。また、軌道輪102bの内径側端部にも、軸方向に延びる鍔部105bが設けられている。
上記と同様の構成のスラストころ軸受に関する技術が、特開2006−170369号公報(特許文献1)や特開2006−170370号公報(特許文献2)に開示されている。特許文献1および特許文献2によると、スラストころ軸受は、一対の軌道輪と、各軌道輪間に配置される針状ころと、針状ころを保持する保持器とを備える。保持器は、軸方向に複数回屈曲させ、断面W字形に形成されている。そして、外輪鍔部と保持器との接触面積を小さくすることにより、径方向の接触時における摩擦を低減し、低トルク化を図っている。
また、特開2006−118562号公報(特許文献3)によると、スラストころ軸受に備えられる保持器は、断面コの字形で全体を円環状に造られた一対の素子を、最中状に組み合わせて構成されている。特許文献3においても、軌道輪と保持器との径方向での接触面積を小さくして摩擦を低減し、低トルク化を図っている。
特開2006−170369号公報 特開2006−170370号公報 特開2006−118562号公報
図8を再び参照して、スラストころ軸受101の運転中には、軌道輪102a、102bは、保持器104と共に回転するが、寸法誤差等により、軌道輪102a、102bの回転軸線が、保持器104の回転軸線とずれる場合がある。また、トランスミッション等に使用されるスラストころ軸受101は、縦置きに配置される。このような場合、保持器104は、径方向において、軌道輪102a、102b間、具体的には、各軌道輪102a、102bの鍔部105a、105b間に挟まれ、各軌道輪102a、102bから径方向に荷重が負荷されることになる。したがって、保持器104には、径方向の荷重に対する強度が要求される。
ここで、特許文献1および特許文献2によると、保持器は、板厚の薄い平板状部材を断面W形状となるように複数回屈曲させた形状である。このような形状の保持器は、径方向の強度が弱いため、上記した場合において、保持器が破損したり、変形したりする恐れがある。また、特許文献3においても、保持器は、軸方向に屈曲された2枚の薄板上の素子から構成されているため、径方向から負荷される荷重により、保持器が分離し、破損してしまう恐れがある。
さらに、特許文献1のように、径方向における保持器と軌道輪との接触点がころの自転軸線、すなわち、ころの中心軸線から大きくずれていると、保持器に対する多大なモーメント荷重が発生してしまうことになる。そうすると、保持器の挙動が不安定になり、保持器の破損や変形の恐れがさらに高くなる。
この発明の目的は、破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができるスラストころ軸受を提供することである。
この発明に係るスラストころ軸受は、径方向端部から回転軸方向に延びる鍔部を含む軌道輪と、軌道輪の軌道面上を転動する複数のころと、ころを保持する環状の保持器とを備える。保持器の回転軸線と平行であって回転軸線を含む平面で切断した断面において、保持器の径方向の少なくとも一方側の端面は、対面する鍔部と点で接触する。上記した断面において、保持器の端面と鍔部との接触点から軌道面までの回転軸方向の長さからころの半径を引いた長さの絶対値は、ころの径の15%以下である。
このように構成することにより、軌道輪と保持器が径方向において接触した場合においても、上記した断面において、保持器の端面は鍔部と点で接触するため、軌道輪と保持器との接触面積を小さくすることができる。そうすると、接触状態において発生する摩擦を小さくして、低トルク化を図ることができる。また、上記した寸法関係とすると、保持器と軌道輪との接触点がころの自転軸線と大きくずれることはない。そうすると、保持器に対するモーメント荷重を低減することができ、保持器の挙動が安定する。したがって、このようなスラストころ軸受は、破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
好ましくは、接触点は、ころのピッチ円径上にある。こうすることにより、さらに保持器に対するモーメント荷重を低減して、保持器の挙動を安定させることができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
さらに好ましくは、上記した断面において、保持器の径方向の両端面は、各々対面する鍔部と点で接触する。こうすることにより、保持器の径方向の両端面において、接触面積を小さくし、保持器に対するモーメント荷重を低減することができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
さらに好ましくは、保持器の端面は、略円弧形状である。こうすることにより、上記した断面において、より確実に軌道輪と保持器とを点接触させることができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
さらに好ましくは、保持器は、板厚方向に折曲げられておらず、平板状である。このような保持器は、板厚方向に折曲げられていないため、径方向の強度が高い。そうすると、スラストころ軸受に備えられ、運転状態において軌道輪から径方向に荷重を負荷された場合であっても、保持器の破損や変形の恐れを低減することができる。
この発明によると、軌道輪と保持器が径方向において接触した場合においても、上記した断面において、保持器の端面は鍔部と点で接触するため、軌道輪と保持器との接触面積を小さくすることができる。そうすると、接触状態において発生する摩擦を小さくして、低トルク化を図ることができる。また、上記した寸法関係とすると、保持器と軌道輪との接触点がころの自転軸線と大きくずれることはない。そうすると、保持器に対するモーメント荷重を低減することができ、保持器の挙動が安定する。したがって、このようなスラストころ軸受は、破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図2は、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受に備えられる保持器を、板厚方向から見た図である。図3は、図2に示す保持器の側面図である。図4は、図2に示す保持器のうち、図2中のIVで示すポケット部分の拡大図である。図5は、図2に示す保持器を、図2中のV−V断面で切断した場合の断面図である。図6は、図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVI−VI断面で切断した場合の断面図である。図7は、図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVII−VII断面で切断した場合の断面図である。
図2〜図7を参照して、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受に備えられる保持器の構成について説明する。スラストころ軸受の保持器11は、図2および図3に示すように、板厚方向に折曲げられておらず、環状である。保持器11は、板厚方向に貫通する貫通穴12をその中央部に有する。保持器11は、ころを収容する複数のポケット14を有する。ポケット14は、略放射状に配置される。保持器11は、径の異なる一対の環状部、ここでは外径側の環状部13aおよび内径側の環状部13bと、ポケット14を形成するようにそれぞれの環状部13a、13bを連結する複数の柱部15とを含む。
保持器11には、ポケット14内に収容するころの脱落を防止する第一および第二のころ止め部16a、16bと、ころを案内する第一および第二のころ案内部17a、17bが設けられている。具体的には、第一のころ止め部16aおよび第一のころ案内部17aは、ポケット14の周方向の両側に位置する柱部15の側壁面のうち、保持器11の径方向の中央部に設けられている。第二のころ止め部16bおよび第二のころ案内部17bは、柱部15の側壁面のうち、保持器11の径方向の両端部に設けられている。第一および第二のころ止め部16a、16bは、柱部15の側壁面からポケット14側に突出した形状である。第一のころ止め部16aにより、図5中の矢印Aで示す方向と逆の方向へのころの脱落を防止する。第二のころ止め部16bにより、図5中の矢印Aで示す方向へのころの脱落を防止する。
第一のころ案内部17aは、柱部15の側壁面のうち、板厚方向において第一のころ止め部16aと連なるように設けられている。同様に、第二のころ案内部17bは、柱部15の側壁面のうち、板厚方向において第二のころ止め部16bと連なるように設けられている。保持器11は、第一および第二のころ案内部17a、17bによって案内される。第一および第二のころ案内部17a、17bは、その断面が円弧状である(図6、図7参照)。第一および第二のころ止め部16a、16b、第一および第二のころ案内部17a、17bは、冶具によるコイニング加工等により設けられる。
ここで、図5に示す断面、すなわち、保持器11の回転軸線20と平行であって回転軸線20を含む平面で切断した断面において、保持器11の外径側端面18aおよび内径側端面18bは、略円弧形状である。
次に、上記した保持器11を備え、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の構成について説明する。この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受は、例えば、自動車のオートマチックトランスミッションのうち、スラスト荷重が負荷される箇所に配置される。図1は、この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の一部を示す断面図であり、図5に対応する部分である。ここでは、保持器11と軌道輪とが外径側で接触した状態を示している。図1〜図7を参照して、スラストころ軸受21は、一対の軌道輪22a、22bと、一対の軌道輪22a、22bの軌道面24a、24bを転動する複数のころ23と、複数のころ23を保持する保持器11とを備える。スラストころ軸受21は、保持器11の板厚方向に負荷されるスラスト荷重を支持する。
外径側に配置される軌道輪22aには、外径側端部から矢印Aの方向と逆の方向に延びる鍔部25aが設けられている。また、内径側に配置される軌道輪22bには、内径側端部から矢印Aの方向に延びる鍔部25bが設けられている。ポケット14内にころ23を収容した保持器11は、一対の軌道輪22a、22b間に配置される。この場合、保持器11の径方向外側には、軌道輪22aの鍔部25aが位置し、径方向内側には、軌道輪22bの鍔部25bが位置する。
軌道輪22a、22bと保持器11とが接触した場合において、保持器11の外径側端面18aおよび内径側端面18bは、各軌道輪22a、22bと点で接触する。また、外径側端面18aと鍔部25aとの接触点29aから軌道面24aまでの回転軸方向の長さからころ23の半径を引いた長さの絶対値は、ころ23の径の15%以下とする。すなわち、保持器11の外径側端面18aと軌道輪22aの鍔部25aとの径方向における接触点29aから軌道面24aまでの回転軸方向の長さをL、ころ23の径をL、ころ23の半径をL/2とすると、L−L/2の絶対値が、Lの15%以下とする。同様に、保持器11と軌道輪22bが接触した場合において、内径側端面18bと鍔部25bとの接触点から軌道面24bまでの回転軸方向の長さからころ23の半径を引いた長さの絶対値についても、ころ23の径の15%以下とする。
ここで、スラストころ軸受21の運転状態について説明する。運転状態では、ころ23が転動し、軌道輪22a、22bおよび保持器11が回転する。この場合、軌道輪22a、22bの回転軸線(図示せず)および保持器11の回転軸線20は、設計寸法上同じとなるように構成されている。しかし、軌道輪22a、22bや保持器11の寸法誤差等により、軌道輪22a、22bの回転軸線と保持器11の回転軸線20とがずれる場合がある。また、トランスミッションにスラストころ軸受21が使用される場合、縦置きに配置される。そうすると、軌道輪22a、22bと保持器11とが径方向において接触する。具体的には、軌道輪22a、22bのうち、鍔部25aの内径側の面26a、および鍔部25bの外径側の面26bと保持器11とが接触する。このような場合、保持器11が軌道輪22a、22bから径方向、すなわち、図1中の矢印Bの方向または逆の方向に荷重を負荷されることになる。
しかし、上記した構成とすることにより、軌道輪22a、22bと保持器11が径方向において接触した場合においても、保持器11の外径側および内径側端面18a、18bは、鍔部25a、25bと点で接触するため、軌道輪22a、22bと保持器11との接触面積を小さくすることができる。そうすると、接触状態において発生する摩擦を小さくして、低トルク化を図ることができる。また、上記した寸法関係とすると、保持器11と軌道輪22aとの接触点29aがころ23の自転軸線30と大きくずれることはない。同様に、保持器11と軌道輪22bとが接触した場合でも、接触点がころ23の自転軸線30と大きくずれることはない。そうすると、保持器11に対するモーメント荷重を低減することができ、保持器11の挙動が安定する。したがって、このようなスラストころ軸受21は、破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。なお、接触点29aから軌道面24aまでの回転軸方向の長さが、ころ23の半径よりも短い場合においても適用される。
また、この場合、保持器11の径方向の両端面、すなわち、外径側および内径側端面18a、18bにおいて、各々対面する鍔部25a、25bと点で接触するため、接触面積を小さくして、保持器11に対するモーメント荷重を低減することができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
さらに、外径側および内径側端面18a、18bは、略円弧形状であるため、軌道輪22a、22bと保持器11とが接触する際には、より確実に軌道輪22a、22bと保持器11とを点接触させることができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
また、上記した構成の保持器11は、板厚方向に折曲げられていないため、径方向の強度が高い。そうすると、運転状態において軌道輪22a、22bから径方向に荷重を負荷された場合であっても、保持器11の破損や変形の恐れを低減することができる。
なお、保持器11と軌道輪22aとの接触点29a、保持器11と軌道輪22bとの接触点は、ころ23のピッチ円径上に設けるようにしてもよい。こうすることにより、さらに保持器11に対するモーメント荷重を低減して、保持器11の挙動を安定させることができる。したがって、さらに破損の恐れを低減し、低トルク化を図ることができる。
ここで、スラストころ軸受21に備えられるころ23について、その端面をころ23の自転軸線方向に突出する凸曲面を含む構成とすることにしてもよい。具体的には、例えば、ころ23の端面27a、27bを、ころ23の自転軸線方向に突出する丸面形とする。こうすることにより、スラストころ軸受21の運転状態において、ころ23の端面27a、27bが保持器11のポケット14の壁面19a、19bと接触した場合においても、接触面積を小さくすることができる。したがって、さらにスラストころ軸受21の低トルク化を図ることができる。
また、スラストころ軸受21に備えられるころ23について、その転動面28にフルクラウニングを設けることにしてもよい。フルクラウニングとは、ころ23の自転軸線方向の中心部の径が最大となるよう転動面28の全体に設けられたクラウニングをいう。こうすることにより、ころ23と軌道輪22a、22bとの接触面積を小さくすることができ、外径側と内径側の周速差による滑りを低減することができる。したがって、さらにスラストころ軸受21の低トルク化を図ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、保持器11の外径側および内径側端面18a、18bは、略円弧状としたが、これに限らず、鋭角や鈍角を有する形状、略R字形状等、他の断面形状であってもよい。さらに、複数の曲線から構成される断面形状であってもよい。また、外径側および内径側端面18a、18bのうち、いずれか一方について、対面する鍔部25a、25bと点で接触する構成としてもよい。さらに鍔部25a、25bの面26a、26bを略円弧状とし、外径側および内径側端面18a、18bと点で接触する構成としてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明に係るスラストころ軸受は、自動車のオートマチックトランスミッションに有効に利用される。
この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受の一部を示す断面図である。 この発明の一実施形態に係るスラストころ軸受に備えられる保持器を板厚方向から見た図である。 図2に示す保持器の側面図である。 図2に示す保持器のポケット部分を、板厚方向から見た拡大図である。 図2に示す保持器を、図2中のV−V断面で切断した場合の断面図である。 図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVI−VI断面で切断した場合の断面図である。 図4に示す保持器のポケット部分を、図4中のVII−VII断面で切断した場合の断面図である。 従来におけるスラストころ軸受の一部を示す断面図である。
符号の説明
11 保持器、12 貫通穴、13a,13b 環状部、14 ポケット、15 柱部、16a 第一のころ止め部、16b 第二のころ止め部、17a 第一のころ案内部、17b 第二のころ案内部、18a 外径側端面、18b 内径側端面、19a,19b 壁面、20 回転軸線、21 スラストころ軸受、22a,22b 軌道輪、23 ころ、24a,24b 軌道面、25a,25b 鍔部、26a,26b 面、27a,27b 端面、28 転動面、29a 接触点、30 自転軸線。

Claims (5)

  1. 径方向端部から回転軸方向に延びる鍔部を含む軌道輪と、
    前記軌道輪の軌道面上を転動する複数のころと、
    前記ころを保持する環状の保持器とを備えるスラストころ軸受であって、
    前記保持器の回転軸線と平行であって前記回転軸線を含む平面で切断した断面において、前記保持器の径方向の少なくとも一方側の端面は、対面する前記鍔部と点で接触し、
    前記断面において、前記保持器の端面と前記鍔部との接触点から前記軌道面までの回転軸方向の長さから前記ころの半径を引いた長さの絶対値は、前記ころの径の15%以下である、スラストころ軸受。
  2. 前記接触点は、前記ころのピッチ円径上にある、請求項1に記載のスラストころ軸受。
  3. 前記断面において、前記保持器の径方向の両端面は、各々対面する前記鍔部と点で接触する、請求項1または2に記載のスラストころ軸受。
  4. 前記断面において、前記保持器の端面は、略円弧形状である、請求項1〜3のいずれかに記載のスラストころ軸受。
  5. 前記保持器は、板厚方向に折曲げられておらず、平板状である、請求項1〜4のいずれかに記載のスラストころ軸受。
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