JP2008208638A - 開閉扉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 全開状態の扉体が開口部と交差する方向へ振れるのを防ぐことができる開閉扉装置を提供する。
【解決手段】 開口部Xの幅方向に沿って移動する移動支持部41と、該移動支持部41に支持されて回動することにより前記開口部Xを開閉する扉体11とを備えた開閉扉装置において、前記扉体11が略全開した際の前記移動支持部41に対し前記開口部Xと交差する方向の両側から近接又は接触して前記移動支持部41の振れを抑制する振れ抑制部材42を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、折戸装置やバランスドア等、扉体を開口部幅方向への移動と回動によって開閉動作する開閉扉装置に関し、特に折戸装置として好適な開閉扉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば、特許文献1に記載されたもののように、開口部の幅方向へわたるレール部材(133)に沿って移動する移動支持部(回動軸部131,ローラ132,132等)と、該移動支持部に支持されて前記開口部を開閉するように回動する扉体111,112とを備えた折戸装置がある。
ところで、上記従来技術によれば、全開状態の扉体111,112に対し、人や物が凭れ掛る等して、無理な外力が作用すると、ローラ(132,132)がレール部材(133)から脱落してしまうおそれがある。
より詳細に説明すれば、例えば、図6に示すように、戸先側の扉体111の戸先側部分に対し、矢印で示す開口部開放方向への外力Pが作用した場合、回動軸部131が基軸部141を中心とした円運動をして、扉体111,112が開口部と交差する方向へ振れてしまう可能性がある。
そして、前記外力Pが著しい場合には、前記回動軸部131と一体的なローラ(図示せず)がガイド部材(図示せず)から脱輪してしまうおそれもある。
特開2006−299566号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、全開状態の扉体が開口部と交差する方向へ振れるのを防ぐことができる開閉扉装置を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の発明では、開口部の幅方向に沿って移動する移動支持部と、該移動支持部に支持されて回動することにより前記開口部を開閉する扉体とを備えた開閉扉装置において、前記扉体が略全開した際の前記移動支持部に対し前記開口部と交差する方向の両側から近接又は接触して前記移動支持部の振れを抑制する振れ抑制部材を設けたことを特徴とする。
ここで、本発明に係わる開閉扉装置は、扉体を回動させながら開口部幅方向へ移動させて開閉するようにした構成であればよく、この開閉扉装置には、複数の扉体からなる折戸を折り曲げたり展開したりして開閉動作するようにした折戸装置や、単数の扉体を回動させながら開口部幅方向へ移動させて開閉動作するようにしたバランスドア等を含むが、スライドドアや引戸、回転ドア等を含まない。
また、上記開口部とは、上記扉体によって開閉される開口部のことを意味する。
また、上記開口部の幅方向とは、上記扉体により開閉される開口部の横幅方向であって、上記扉体を回動させる軸の方向と交差する方向である。
また、上記移動支持部とは、より詳細に説明すれば、上下枠や床面、当該開閉扉装置の設置対象物である躯体等の不動部位に対し、上記開口部の幅方向へ移動するように設けられ、且つ、上記扉体を開閉動作させるために回動するように支持している部材である。
この移動支持部において、上記扉体を開口部幅方向へ移動する構造は、例えば、上記扉体に回動自在にローラを設け、該ローラをレール部材に対し転動させるようにした態様や、上記扉体をレール部材に対し摺接させて移動するようにした態様等を含む。
また、この移動支持部において、上記扉体を回動させる構造は、固定された軸部材に対して上記扉体が回動可能に支持された態様や、上記扉体と一体的な軸部材を回動可能に支持するようにした態様等を含む。
また、この移動支持部は、特に好ましい態様としては、上記扉体をその上方側から吊り下げる態様とするが、他例としては、上記扉体をその下方側から支持する態様や、上記扉体をその上方側と下方側との双方から支持する態様等とすることも可能である。
また、例えば本発明の開閉扉装置を折戸装置に適用した場合には、上記扉体を複数用い、これら複数の扉体の内、隣り合う扉体の一方を他方に対し回動するように接続するとともに、最戸先側の扉体を上記移動支持部によって支持した構成とすればよい。
また、上記振れ抑制部材は、上記扉体が略全開した際に、上記移動支持部に対し、上記開口部と交差する方向の両側から近接又は接触して、上記移動支持部の振れを抑制するものである。
この振れ抑制部材の一例としては、二部材から構成され、その一方の部材が上記開口部と交差する方向の一方側から上記移動支持部に近接又は接触し、その他方の部材が上記開口部と交差する方向の他方側から上記移動支持部に近接又は接触するようにした態様が挙げられる。
また、同振れ抑制部材の他例としては、上記移動支持部に対し、略凹状に嵌り合うことで、上記開口部と交差する方向の両側から近接又は接触する態様であってもよい。
上記振れ抑制部材は、上記移動支持部に対し近接する態様とするのが好ましいが、上記移動支持部の開口部幅方向への移動を実質的に妨げるものでなければ、上記移動支持部に対し接触する態様としてもよい。
また、第二の発明では、上記振れ抑制部材は、上記開口部と交差する方向の一方から上記移動支持部に近接又は接触する第一抑制部と、上記開口部と交差する方向の他方から上記移動支持部に近接又は接触する第二抑制部とを備え、これら第一抑制部と第二抑制部との間を、開口部開放方向へ向かって縮小していることを特徴とする。
ここで、上記第一抑制部と上記第二抑制部とは、一体に構成されていてもよいし、それぞれ別体の部材としてもよい。
また、上記開口部開放方向とは、より具体的に説明すれば、上記開口部を開放するために上記移動支持部を移動させる方向である。
また、第三の発明では、上記振れ抑制部材は、上記第一抑制部と上記第二抑制部との間を開口部開放方向へ向かって縮小する縮小部と、該縮小部よりも更に開口部開放方向側で上記第一抑制部と上記第二抑制部との間を略平行にしている平行部とを有することを特徴とする。
また、第四の発明では、上記開口部の上方側に開放部幅方向へわたるレールを設け、上記移動支持部は、前記レールに沿って転動する吊車と、該吊車の支持軸と一体的に下方へ延設されて上記扉体を開閉回動可能に吊持する軸部とを具備し、
上記振れ抑制部材は、前記扉体が略全開した際における前記軸部に対し、その開口部開放方向側から嵌り合う略凹状に形成されていることを特徴とする。
また、第五の発明では、上記扉体は、基軸部を中心に回動するように支持された戸尻側の扉体と、該扉体に対し回動可能に接続されるとともに上記移動支持部によって吊持された戸先側の扉体とからなる折戸であり、上記振れ抑制部材は、前記基軸部を回動自在に支持する軸受部と一体の部品として構成されていることを特徴とする。
また、第六の発明では、上記軸受部には、上記移動支持部に当接されるように緩衝材が設けられていることを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、扉体が全開すると、該扉体を支持する移動支持部に対し、開口部と交差する方向の両側から振れ抑制部材が近接又は接触する。したがって、扉体が開口部と交差する方向へ振れるのを防ぐことができる。
更に、第二の発明によれば、扉体の開放動作に伴って開口部開放方向へ移動する移動支持部を、徐々に第一抑制部及び第二抑制部に接近させることができる。
したがって、例えば、扉体が、開口部と交差する方向へ若干振れながら閉鎖動作した場合等であっても、その扉体を、第一抑制部と第二抑制部との間へ導くことができる。
更に、第三の発明によれば、扉体の開放動作に伴って開口部開放方向へ移動する移動支持部が、第一抑制部と第二抑制部との間へ導かれ、更に、平行部に挿入されることになる。
よって、移動支持部と振れ抑制部材とを良好に嵌脱させることができる。
しかも、扉体が全開した際には、開口部と交差する方向への扉体の振れを、平行部によって、より効果的に抑制することができる。
更に、第四の発明によれば、生産性の良好な具体的態様によって、全開状態の扉体が開口部と交差する方向へ振れるのを防ぐことができる。
更に、第五の発明によれば、振れ抑制部材を軸受部と一体の部品として扱えるため、当該開閉扉装置の生産性を一層向上することができる。
更に、第六の発明によれば、扉体が全開する際の衝撃を、軸受部に設けられた緩衝材によって効果的に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉扉装置1は、図1に示すように、複数の扉体11,12を連設してなる折戸部10と、該折戸部10を左右と上方から囲む枠体20と、該折戸部10の戸尻側を回動可能に支持する基軸部30と、該折戸部10の戸先側の扉体11を回動可能であって且つ開口部X(図5参照)の幅方向へ直線運動可能に支持する移動支持機構40とを備えている。
そして、この開閉扉装置1は、扉体11,12が略全開した際の前記移動支持機構40の移動支持部41に対し、前記開口部Xと交差する方向の両側から振れ抑制部材42を近接させて、移動支持部41の振れを抑制するようにしている。
折戸部10は、複数の扉体11,12を連設し、これら隣り合う扉体11,12の一方を他方に対して双方向へ回動するように接続してなる。
最戸先側の扉体11は、その上端部が、後述する移動支持機構40によって吊持されることで、回動可能かつ開口部Xの幅方向へ移動する。
扉体11の戸先側の表部及び/又は裏部には、取手部11aが設けられている。この取手部11aは、扉体11から離間して配置された把持部11a1と、この把持部11a1をその上下側で回動自在に支持する支持部材11a2,11a2とからなる。
また、扉体11の戸尻側の端部は、回動機構14(図5参照)を介して、戸尻側の扉体12の戸先側端部に接続されている。
回動機構14は、戸尻側の扉体12に対し、戸先側の扉体11を折り曲げるようにして回動させる構造であればよく、例えば、蝶番や歯車、リンク部材等によって構成される。
なお、図中符号11a3は、ガラスや透明合成樹脂材料等の透明部材からなる窓部である。
また、図中符号13は、扉体11の戸尻側端部と、扉体12の戸先側端部との各々に設けられ、これら扉体11,12間に人の指や物等が挟まれるのを防ぐ、挟み防止部材13であり、ゴムや弾性樹脂材料等から中空状に形成されている。
また、戸尻側の扉体12は、その戸尻側端部に、基軸部30を内在し、該基軸部30によって双方向へ回動するように支持されている。
基軸部30は、扉体12の回動中心となる軸部分であり、扉体12の上端側に内在されて扉体12よりも上方へ突出する上側軸部31と、扉体12の下端側に内在されて扉体12よりも下方へ突出する下側軸部32とからなる。
上側軸部31は、後述する枠体20の上枠部23内に固定された軸受部33に挿通されている。軸受部33は、潤滑油含浸軸受けからなり、挿通される上側軸部31をスムーズに回動させる。
下側軸部32も、前記上側軸部31と略同様の構造により、床や下枠部材等に固定された軸受部によって支持される。
なお、上側軸部31及び/又は下側軸部32には、必要に応じて、扉体12を閉鎖回動方向へ付勢する付勢部材(例えば捻りバネ等)や、扉体12の閉鎖速度を全閉状態の手前で抑制するダンパー機構等を備えてもよい。
また、枠体20は、全閉時の折戸部10の戸先に対向する戸先側縦枠部21と、全閉時の折戸部10の戸尻に対向する戸尻側縦枠部22と、これら縦枠部材21,22間をその上端側で連結する上枠部23とから略コ字枠状に構成され、中空状の上枠部23内には、後述する移動支持機構40および振れ抑制部材42等が具備されている。
移動支持機構40は、戸先側の扉体11を回動自在に吊持しながら開口部幅方向へ移動する移動支持部41と、該移動支持部41を開口部幅方向へ導くレール43とを備えている。
移動支持部41は、レール43上に沿って転動するように配設された複数の吊車41a,41a、これら吊車41a,41aを回動自在に支持する支持ブラケット41b、該支持ブラケット41bから下方へ延設されて戸先側の扉体11を開閉回動自在に吊持する軸部41c等を具備している。
吊車41aは、開口部幅方向に沿って転動するように支持ブラケット41bに支持され、図示例した好ましい一例によればその配設数を二つとしているが、単数もしくは3つ以上とすることも可能である。
支持ブラケット41bは、前記吊車41aを開口部幅方向に沿って回動させるように支持するとともに、その下部側に、軸部41cを下方向きに止着している。軸部41cは、ベアリング等を介して、扉体11を回動可能に吊持している。
また、レール43は、吊車41aを開口部Xの幅方向へわたって下方側から受けるように断面略L字状に形成され、上枠部23内の背面側に固定されている。
また、振れ抑制部材42は、図3に示す振れ止め軸受けユニットAとして構成される。この振れ止め軸受けユニットAは、軸受部33と振れ抑制部材42とを一体化した部品である。
軸受部33は、上述した基軸部30を構成する含浸軸受けであり、その外面形状が、図3に示すように略直方体状に加工されている。
この軸受部33における戸先側の外面には、上述した移動支持部41によって当接されるように、緩衝材33aが固定されている。この緩衝材33aは、例えば、ゴム及び/又は弾性合成樹脂材料等からなる板材である。
また、振れ抑制部材42は、上枠部23に止着される止着片部42aと、上記移動支持部41の軸部41cと係脱可能な係脱片部42bとからなる断面略L字状に形成されている。
この振れ抑制部材42は、例えば、板金材料を曲げ加工することで形成してもよいし、鋳造等により一体成形されたものであってもよく、あるいは、止着片部42aと係脱片部42bとをそれぞれ別体に形成し後加工の溶接等によって一体にしたもの等であってもよい。
止着片部42aは、その片半部側に、ネジやボルト等の止着具を挿通させるための止着孔42a1が複数形成される。また、この止着片部42aの他半部側には、溶接等の固定手段によって軸受部33が固定されている。
また、上記係脱片部42bは、開口部Xと略直交する方向の両側から、移動支持部41の軸部41cに対し近接するように、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2とを備え、これら第一抑制部42b1と第二抑制部42b2とを開口部開放方向(図3におけるx2方向)側の部分で連結した平面視略凹状に形成されている。
すなわち、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2は、扉体11,12が略全開した際に、軸部41cを挟むようにして、該軸部41cの両側に位置する。
上記係脱片部42bは、その形状について、より詳細に説明すれば、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間に、縮小部M1と平行部M2とを有する。
縮小部M1は、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間を開口部開放方向(図3のx2方向)へ向かって傾斜状に狭める部分である。
平行部M2は、縮小部M1よりも開口部開放方向側で、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間を略平行に維持する部分である。
そして、上記構成の振れ止め軸受けユニットAは、止着孔42a1に挿通される止着具(例えばネジやボルト等)によって、上枠部23内の開口部開放方向側(図1における左方向側)の端部に固定される。
より詳細に説明すれば、振れ止め軸受けユニットAは、係脱片部42bを略水平にした状態で、該係脱片部42bの第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間(具体的には縮小部M1及び平行部M2)を開口部閉鎖方向(図1における左方向)へ向けて、上枠部23内の背面側のパネルに対し、ブラケット23a(図2参照)等を介して固定される。
そして、前記のように固定された振れ止め軸受けユニットAにおける軸受部33に対して、戸尻側の扉体12の上側軸部31が挿入される。
次に、上記構成の開閉扉装置1について、その作用効果を詳細に説明する。
両扉体11,12の全閉状態(図1及び図4(a)参照)において、振れ抑制部材42は、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間の縮小部M1及び平行部M2を、開口部閉鎖方向(図示の左方向)へ向けている。
そして、両扉体11,12が開放動作すると、図5に示すように、戸先側扉体11上端の軸部41cが、開口部開放方向(図示の右方向)へ略直線的に移動して、両扉体11,12が略全開した際に、振れ抑制部材42の略凹状の係脱片部42bに対し嵌り合う。
詳細に説明すれば、軸部41cが縮小部M1に進入すると、その軸部41cに対し、両側の第一抑制部42b1と第二抑制部42b2が徐々に接近することになる。
したがって、例えば、開放動作中の扉体11が、外力等に起因して、開口部Xと交差する方向へ振れたとしても、両扉体11,12が略全開した際には、扉体11上端の軸部41cを、第一抑制部42b1と第二抑制部42b2との間へ導くことができる。
なお、両扉体11,12の開閉動作中、戸尻側扉体12は、軸受部33に挿入された上側軸部31を中心にして双方向へ回動する。
そして、更に軸部41cが開口部開放方向(図示の右方向)へ移動すると、その軸部41cは、平行部M2に進入して、両側の第一抑制部42b1および第二抑制部42b2に近接した状態となり、それと略同時に、移動支持部41が軸受部33の緩衝材33aに当接して、両扉体11,12が略全開状態となる。この際、全開時の衝撃は、前記緩衝材33aによって吸収される。
この全開状態において、図5に示すように、例えば、戸先側扉体11における戸先側の部分に対し、開口部開放方向(図示の右方向)の外力Pが作用した場合、
軸部41cには、上側軸部31を中心とした反時計方向への回動力が作用する。
しかしながら、軸部41cが、係脱片部42bの平行部M2に嵌り合って、第一抑制部42b1に当接するため、前記反時計方向への回動が抑制される。
また、図示を省略するが、前記同様に、戸先側扉体11における戸尻側の部分に対し、開口部開放方向の外力が作用した場合も、軸部41cは、第二抑制部42b2との当接により、上側軸部31を中心とした時計方向への回動が抑制されることになる。
なお、本実施の形態による好ましい一例によれば、振れ抑制部材42と軸受部33とを一体の振れ止め軸受けユニットAとして構成しているが、他例としては、振れ抑制部材42と軸受部33とを別体とすることも可能である。
また、図示例によれば、折戸部10を二つの扉体11,12により構成しているが、3以上の扉体を前記と同様に接続した態様とすることも可能である。
また、単一の扉体を、開口部幅方向への直線移動と回動により開閉動作させる態様(例えば所謂バランスドア等)とすることも可能である。
また、上記実施の形態の好ましい一例によれば、移動支持部41の内の軸部41cを振れ抑制部材42に対し係脱する構成としたが、他例としては、移動支持部41の内の軸部41c以外の部分(例えば、支持ブラケット41b又は吊車41a)を、振れ抑制部材42に対し係脱させる構成とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、扉体11,12の略全開近傍で軸部41cが振れ抑制部材42の平行部M2に嵌り合うようにしているが、他例としては、平行部M2の呑み込み寸法(図1における左右方向の寸法)をより長くして、扉体11,12の振れを全開側の所定範囲内で抑制するようにしてもよい。
本発明に係わる開閉扉装置の一例を示す正面図である。 同開閉扉装置の要部縦断面図である。 軸受部を一体に備えた振れ抑制部材の一例を示す斜視図である。 同開閉扉装置の開閉動作を示す要部正面図であり、(a)は扉体が閉鎖された状態を示し、(b)は扉体が開放された状態を示す。 図4(b)の(V)-(V)線断面図であり、全開状態の扉体に対し外力が作用した状態を説明している。 従来の開閉装置において、全開状態の扉体に対し外力が作用した状態を説明する要部横断面図である。
符号の説明
30:基軸部
33:軸受部
41:移動支持部
42:振れ抑制部材
42b:係脱片部
42b1:第一抑制部
42b2:第二抑制部
10:折戸部
11,12:扉体
A:振れ止め軸受けユニット
M1:縮小部
M2:平行部
X:開口部

Claims (6)

  1. 開口部の幅方向に沿って移動する移動支持部と、該移動支持部に支持されて回動することにより前記開口部を開閉する扉体とを備えた開閉扉装置において、
    前記扉体が略全開した際の前記移動支持部に対し前記開口部と交差する方向の両側から近接又は接触して前記移動支持部の振れを抑制する振れ抑制部材を設けたことを特徴とする開閉扉装置。
  2. 上記振れ抑制部材は、上記開口部と交差する方向の一方から上記移動支持部に近接又は接触する第一抑制部と、上記開口部と交差する方向の他方から上記移動支持部に近接又は接触する第二抑制部とを備え、これら第一抑制部と第二抑制部との間を、開口部開放方向へ向かって縮小していることを特徴とする請求項1記載の開閉扉装置。
  3. 上記振れ抑制部材は、上記第一抑制部と上記第二抑制部との間を開口部開放方向へ向かって縮小する縮小部と、該縮小部よりも更に開口部開放方向側で上記第一抑制部と上記第二抑制部との間を略平行にしている平行部とを有することを特徴とする請求項2記載の開閉扉装置。
  4. 上記開口部の上方側に開放部幅方向へわたるレールを設け、
    上記移動支持部は、前記レールに沿って転動する吊車と、該吊車の支持軸と一体的に下方へ延設されて上記扉体を開閉回動可能に吊持する軸部とを具備し、
    上記振れ抑制部材は、前記扉体が略全開した際における前記軸部に対し、その開口部開放方向側から嵌り合う略凹状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉扉装置。
  5. 上記扉体は、基軸部を中心に回動するように支持された戸尻側の扉体と、該扉体に対し回動可能に接続されるとともに上記移動支持部によって吊持された戸先側の扉体とからなる折戸であり、
    上記振れ抑制部材は、前記基軸部を回動自在に支持する軸受部と一体の部品として構成されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の開閉扉装置。
  6. 上記軸受部には、上記移動支持部に当接されるように緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項5記載の開閉扉装置。
JP2007047054A 2007-02-27 2007-02-27 開閉扉装置 Active JP5137420B2 (ja)

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