JP2008208578A - 道路鋲 - Google Patents

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JP2008208578A JP2007044786A JP2007044786A JP2008208578A JP 2008208578 A JP2008208578 A JP 2008208578A JP 2007044786 A JP2007044786 A JP 2007044786A JP 2007044786 A JP2007044786 A JP 2007044786A JP 2008208578 A JP2008208578 A JP 2008208578A
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Kiyozumi Sato
清純 佐藤
Kazumasa Takagi
一誠 高木
Nobuhisa Deki
信久 出来
Satoshi Iwasaki
聡 岩崎
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Sekisui Jushi Corp
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Abstract

【課題】地表面上に埋設することなく設置されていても盗難に遭う恐れを小さくできる道路鋲を提供する。
【解決手段】鋲本体1の外縁の全周に亘って保護部材2により立ち上がり部21が設けられていることで、鋲本体1と地表面Gとの間が覆われて工具等が入りにくく、また見た目も鋲本体1を引き剥がすきっかけが見つかりにくいことから、鋲本体1が地表面G上に埋設することなく設置されていても盗難に遭う恐れを小さくすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、地表面上に埋設されることなく設置されている道路鋲に関するものである。
自発光式の道路鋲は、蓄電手段等の発光に係る機器の関係により埋設して設置する場合が多いが、縁石上などに後付けにより設置する場合には、地表面を切削等することなく接着剤などを用いて地表面上に固定する方法が多く用いられてきている。このような縁石上などに地表面上に埋設されることなく設置される道路鋲としては、例えば偏平薄型に形成され、かつ前後面に透明なLED発光窓を備え、左右に縁石に対する固定ボルト孔を形成した構成の樹脂製鋲本体と、前記鋲本体内に組み込まれたLED自発光回路と、前記LED発光窓に対応する部分に開口部を形成し、前記鋲本体側の固定ボルト孔に対応する部分に固定ボルト孔を設けると共に、鋲本体の上面と周側面全体をプロテクトするために鋲本体に被せるようにして取り付けられた金属製のプロテクトカバーと、から成る自発光式縁石鋲が開示されている(例えば特許文献1)。
登録実用新案第3125627号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような従来の道路鋲では、地表面上に埋設されることなく設置されていることから、青色や緑色の光を発する自発光式のものであった場合などに、地表面から引き剥がされて盗難に遭う恐れがあった。道路鋲を地表面に接着している場合は許より、アンカーボルトを用いると共に該アンカーボルトが特殊工具にて締結するボルトであっても、道路鋲と地表面との間にバール等を差し込んでアンカーボルトを破断させて道路鋲を持ち去る場合もあった。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、地表面上に埋設することなく設置されていても盗難に遭う恐れを小さくできる道路鋲を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。すなわち、本発明に係る道路鋲は、地表面に設置された鋲本体の周囲に保護部材が設けられ、該保護部材は鋲本体の外縁の全周に亘って鋲本体と地表面との間を覆うように立ち上がり部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る道路鋲によれば、鋲本体の外縁の全周に亘って保護部材により立ち上がり部が設けられていることで、鋲本体と地表面との間が覆われて工具等が入りにくく、また見た目も鋲本体を引き剥がすきっかけが見つかりにくいことから、鋲本体が地表面上に埋設することなく設置されていても盗難に遭う恐れを小さくすることができる。
また前記保護部材は、水平方向の少なくとも一方向に延長されて平板部が設けられ、該平板部に標識が設けられていれば、鋲本体の盗難の防止と共に、平板部に設けられた標識による標示の機能を具備させることができ好ましい。
また前記鋲本体は、自発光体を備えたものであって、該自発光体の光軸が前記標識の設けられた側に向けて光を発するようになされていれば、夜間において鋲本体の発光による視線誘導や線形誘導を図ることができると共に、自発光体からの光によって標識を照明することもでき好ましい。
本発明に係る道路鋲によれば、鋲本体の外縁の全周に亘って保護部材により立ち上がり部が設けられていることで、鋲本体と地表面との間が覆われて工具等が入りにくく、また見た目も鋲本体を引き剥がすきっかけが見つかりにくいことから、鋲本体が地表面上に埋設することなく設置されていても盗難に遭う恐れを小さくすることができる。
本発明に係る最良の実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係る道路鋲の、実施の一形態を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。まず(a)において、道路鋲は地表面に設置されたものであり、平面視100mm角の鋲本体1の周囲に平板状の保護部材2が設けられて形成されたものであり、保護部材2は断面台形状の鋲本体1を挟んで相反する二方向に平板部3が一体に延びて設けられると共に、鋲本体1を挟んで相反する平板部3A及び3Bには標識4A及び4Bが設けられている。鋲本体1は自発光体を備えた自発光式のものであり、断面台形状を形成する傾斜面12の窓部13から光が発せられるようになされており、また保護部材2及び平板部3は金属製の平板から形成されている。鋲本体1の周囲に設けられた保護部材2には、鋲本体1の外縁11の全周に亘って立ち上がり部21が設けられている。この立ち上がり部21は、保護部材2を形成する平板の鋲本体1を設ける部位に鋲本体1の平面視に近似する切欠き22を設け、その切欠き22を適宜延長して切欠き周辺にスリット23を設け、そのスリット23を利用して内周縁部24を上方に折り曲げることで形成されたものである。
次に(b)において、鋲本体1の外縁の全周に亘って設けられた立ち上がり部21は、鋲本体1の断面台形状の形状に沿うように斜め上方に折り曲げられることで鋲本体1の外縁11を覆うように設けられているが、立ち上がり部21は単に上方に垂直またはそれに近い角度となるように折り曲げて形成したものであってもよい。鋲本体1及び保護部材2を含む平板部3の地表面Gへの固定は、鋲本体1に設けられたボルト孔17に挿通されたボルトB1、及び平板部3の四隅付近にそれぞれ設けられたボルト孔31に挿通されたボルトB2が路面に予め埋設されたアンカーナット(図示せず)に螺着されて緊結されることで行われる。かかる立ち上がり部21によって外縁11と地表面Gとの間が隠されることで、引き剥がすきっかけが視認できなくなり、持ち去ろうとする意志に対する抑止力となり盗難に遭う恐れが小さくなされる。
鋲本体1及び平板部3を固定するボルトB1及びB2は、頭部が特殊工具によって回動可能となるラインヘッドやトルクス(登録商標)などが通常用いられるが、かかるボルトであっても特殊工具があれば簡単に取り外しが可能なことと、また鋲本体1の外縁11と地表面Gとの間にバール等をこじ入れて引き剥がす力を加えればボルトB1が破断されて鋲本体1が地表から外されて持ち去られる恐れがある。ここで、鋲本体1の外縁11の全周に亘って立ち上がり部21が設けられていることで、外縁11と地表面Gとの間にバール等をこじ入れるのが困難となり、鋲本体1が引き剥がされて持ち去られにくくなり盗難に遭う恐れを小さくできる。
また、本実施形態の如く、立ち上がり部21が鋲本体1の断面台形状を形成する傾斜面12の上方に覆い被さっていることで、立ち上がり部21により鋲本体1が上方から押さえつけられて、鋲本体1のボルトB1を外したのみでは鋲本体1を持ち去ることができなくなされている。かかる立ち上がり部21を設けることで、外縁11と地表面Gとの間が更にしっかりと覆われるようになされると共に、鋲本体1を固定するボルトB1と平板部3を固定するボルトB2とを異なる頭部のボルトとすれば、更に盗難に遭う恐れを小さくすることにも繋がる。
図2は、図1に示した道路鋲の縦断面図であり、(a)は図1のA−A断面の鋲本体1付近の詳細を示す縦断面図、(b)は図1のB−B断面を示す縦断面図である。鋲本体1は、アルミニウム合金ダイカスト製のカバー材14中にポリカーボネート樹脂製の透明なケース材15が収納され、ケース材15の下面にはアルミニウム製の平板状の蓋体16が設けられている。ケース材15と蓋体16との間には発光装置5が設けられ、発光装置5は、太陽電池51と、太陽電池により生起された電力を蓄電するニッケル水素電池である蓄電手段52と、発光の制御に係る制御基板53と、及び蓄電手段52からの電力により発光を行う発光ダイオードである自発光体54とを備えたものであり、自発光体54の光軸Lは鋲本体1の傾斜面12に設けられた窓部13を通じて外界に光を発する方向に向けられている。ここで標識4A及び4Bは、平板部3の鋲本体1を挟んで傾斜面12側の、相反する両方に設けられていることで、自発光体54からの光が下方にも漏洩して標識4A及び4Bが照明されるようになされている。
(b)において、鋲本体1の外縁11に保護部材2の立ち上がり部21は、上方に略垂直となるように設けられて、鋲本体1の外縁11と地表面Gとの間を覆うようにしている。ボルト孔17に挿通されたボルトB1が、地表面Gに予め埋設されたアンカーナットNに緊結されることで鋲本体1が地表面Gに固定されている。カバー材14はケース材15上面の両端略1/4を覆うように設けられることで、太陽電池51への光の入射を妨げることなくケース材15を保護できるようになされている。
図3は、本発明に係る道路鋲の、他の実施形態を示す縦断面図である。(a)及び(b)は図2に示した方向と同じ断面を示すものであり、鋲本体1については図1及び図2に示したものと同様であるが、保護部材2は上方に開口した箱状体であり、ステンレス鋼製の矩形の平板の四辺を上方に折り曲げて立ち上がり部21を形成し、保護部材2の底部22が鋲本体1と地表面Gとの間に挟まれて、ボルトB1がアンカーナットNに緊結されて鋲本体1及び保護部材2が地表面Gに固定されている。またボルトB1の頭部付近は、エポキシ樹脂系の接着剤であるシール材Sにより被覆されてそのままでは工具を宛うことができなくなされている。
ここで鋲本体1のカバー材14はアルミニウム製であるが、保護部材2はステンレス鋼製であり、アルミニウム材より格段に硬度の高いステンレス鋼を用いることで、バール等による変形を受けにくくでき、鋲本体1と地表面Gとの間にバール等を差し込むのが困難となって盗難に遭う恐れを小さくするようになされている。また交換時にはシール材Sを引き剥がすか、又は特殊な薬剤によりシール材Sを溶解させてボルトB1を取り外せるようにしている。
鋲本体1は、自発光式のものに限定されず、プリズム反射体が設けられた再帰反射性のものを用いてもよい。また保護部材2は、強度及び靱性が高く加工が容易な鋼鉄、ステンレス等の金属材料を用いて形成するのが好適であるが、それら限定されるものではなくコンクリート等の無機材料などを用いて形成してもよい。
本発明に係る道路鋲の、実施の一形態を示す説明図である。 図1に示した道路鋲の縦断面図である。 本発明に係る道路鋲の、他の実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 鋲本体
2 保護部材
21 立ち上がり部
3 平板部
4 標識
54 自発光体
G 地表面
L 光軸

Claims (3)

  1. 地表面に設置された鋲本体の周囲に保護部材が設けられ、該保護部材は鋲本体の外縁の全周に亘って鋲本体と地表面との間を覆うように立ち上がり部が設けられていることを特徴とする道路鋲。
  2. 前記保護部材は、水平方向の少なくとも一方向に延長されて平板部が設けられ、該平板部に標識が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の道路鋲。
  3. 前記鋲本体は、自発光体を備えたものであって、該自発光体の光軸が前記標識の設けられた側に向けて光を発するようになされていることを特徴とする請求項2に記載の道路鋲。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031663A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Sekisui Jushi Co Ltd 発光誘導標示装置

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