JP3157766U - 自発光式視線誘導標、及び自発光式視線誘導システム - Google Patents

自発光式視線誘導標、及び自発光式視線誘導システム Download PDF

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博満 福田
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Abstract

【課題】設置に要する手間やコストを小さく抑えることのできる自発光式視線誘導標を提供する。【解決手段】自発光式視線誘導標1は、太陽電池が発生する電力により発光するLEDを光源とするものであり、太陽電池を収容する第1筐体8と、LEDを収容する第2筐体9とを有している。第2筐体9の外壁には、第1筐体8を支持する支持部と、反射体6を前面に備える反射式視線誘導標3の裏面が嵌め込まれる凹部14と、凹部14を内側に構成して、反射式視線誘導標3の外周を包囲するように反射式視線誘導標3の前面側に延び出る突出部17とが形成されている。突出部17は、壁体が透明性部材から構成されて、その内部にLEDが配置される。突出部17には、反射式視線誘導標3の前面における反射体6の外側範囲に当接する止め金具33が設けられる。【選択図】図14

Description

本考案は、発光源としてLEDを有する自発光式視線誘導標、及びこれを備えた自発光式視線誘導システムに関する。
従来、夜間に運転者の視線を誘導する視線誘導標が道路に設置されている。この視線誘導標としては、自動車の前照灯による光線を再帰反射する反射式視線誘導標が大半を占めるが、より視認性を高めることが可能な誘導標として、発光源としてLED(Light Emitting Diode)を備えた自発光式視線誘導標も用いられている。
例えば、特許文献1には、太陽電池が発生した電力が用いられてLEDが発光する自発光式視線誘導標が開示されており、この自発光式視線誘導標は、道路に立設される支柱の上端に固定される。
特開2003−321812号公報
しかしながら、特許文献1の自発光式視線誘導標を配置するためには、上述のように支柱を道路に立設する必要があるため、手間やコストを要する。
本考案は、こうした状況に鑑みてなされたものであり、既存の反射式視線誘導標への取り付けが可能であることから、設置に要する手間やコストを小さく抑えることのできる自発光式視線誘導標、及びこれを備えた自発光式視線誘導システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の第1の観点に係る自発光式視線誘導標は、太陽電池と、太陽電池が発生する電力を蓄えるキャパシタと、前記キャパシタから或いは前記太陽電池及び前記キャパシタから電力の供給を受けて発光するLEDと、前記LEDに電力が供給される時間間隔を制御する制御回路と、前記太陽電池に太陽光を照射可能に前記太陽電池を収容する第1筐体と、前記キャパシタ、前記LED、及び前記制御回路を収容する第2筐体とを有し、前記第2筐体の外壁には、前記第1筐体を支持する支持部と、光線を再帰反射する反射体を前面に備える反射式視線誘導標の裏面が嵌め込まれる凹部と、該凹部を内側に構成するとともに、前記凹部に前記反射式視線誘導標の裏面が嵌め込まれた状態において前記反射式視線誘導標の外周を包囲するように前記反射式視線誘導標の前面側に延び出る突出部とが形成され、前記突出部は、その壁体が透明性部材から構成されて、その内部に前記LEDの発光部が配置され、前記突出部には、前記反射式視線誘導標の前面における前記反射板の外側範囲に当接する止め金具が設けられることを特徴とする。
また好ましくは、前記第2筐体は、一端に底部を有して他端が開口した筒体と、該筒体の他端内面に係合するリング部材と、該リング部材が前記筒体の他端内面に係合した状態で前記筒体の開口を塞ぐように前記筒体の他端に取り付けられる蓋体とを備え、前記突出部及び前記凹部は、前記蓋体によって構成され、前記蓋体において前記突出部を構成する範囲は、断面コの字状を呈して、前記リング部材及び前記蓋体が前記筒体に取り付けられた状態では、前記コの字の開口が前記リング部材によって塞がれ、前記蓋体において前記凹部を構成する範囲は、前記リング部材及び前記蓋体が前記筒体に取り付けられた状態では、前記リング部材の輪の内側に差し込まれ、前記LEDは、前記発光部が前記突出部の内部に位置するように、前記リング部材に形成された貫通孔に取り付けられ、前記キャパシタ及び前記制御回路は、前記筒体の内部に収容されることを特徴とする。
また好ましくは、前記止め金具は、板状を呈して、一端が前記突出部の頂面に固定され、他端が前記反射板の外側範囲に当接することを特徴とする。
また好ましくは、前記止め金具の一端は、該止め金具、前記蓋体、前記リング部材、及び前記筒体を貫通するボルトと、該ボルトの先端に締結されるナットとが使用されることで、前記突出部の頂面に固定され、前記止め金具は、前記ボルトへの前記ナットの締結が緩められることに応じて回動自在とされ、前記止め金具の他端は、前記止め金具が第1の位置にあるときに、前記反射板の外側範囲に当接し、前記止め金具が第2の位置にあるときに、前記反射板の外側範囲に当接せずに、前記凹部への前記反射式視線誘導標の嵌め込みを解除可能とすることを特徴とする。
また好ましくは、前記反射式視線誘導標は、前記反射体よりも大径の板状を呈して前記反射体と一体に接合される基板と、前記支柱の上端に取り付けられる枠体とを有して、前記枠体の裏面が前記凹部に嵌め込まれ、前記枠体の前面には、その外周から突出する突起が設けられ、前記突起は、前記基板よりも高く形成されて、前記反射体の外側に延び出た前記基板の外縁部の端を押さえ付けるとともに、前記突起の内側には、前記突起と前記基板との高さ差ほどの深さを有する溝が形成され、前記止め金具の他端は、前記溝内に差し込まれて、前記突起の先端に係止することを特徴とする。
また好ましくは、前記止め金具は、前記LEDと平面視で重ならない位置に設けられることを特徴とする。
また好ましくは、前記第1筐体の外壁には第1突起が設けられ、前記支持部は、前記第2筐体の外壁に設けられる第2突起と、前記第1,2突起に接続される接続部材とから構成され、前記第1突起は、多角形断面の第1孔を有し、前記第2突起は、多角形断面の第2孔を有し、前記接続部材は、前記第1孔の断面と略一致する多角形断面を有する第1棒材と、前記第2孔の断面と略一致する多角形断面を有する第2棒材とを備えて、第1,2棒材がそれぞれ前記第1,2孔に係合することで、前記第1,2突起に接続され、前記第1孔と前記第1棒材との係合において前記第1孔の各側面に重ね合わせる前記第1棒材の側面を変更すること、また、前記第2孔と前記第2棒材との係合において前記第2孔の各側面に重ね合わせる前記第2棒材の側面を変更することによって、前記第1筐体の向きが調整可能であることを特徴とする。
本考案の第2の観点に係る自発光式視線誘導システムは、前記自発光式視線誘導標を複数備えた自発光式視線誘導システムであって、各前記自発光式視線誘導標には、無線通信による信号の送受信が可能な通信部が設けられ、第1の前記自発光式視線誘導標の通信部は、前記第1の自発光式視線誘導標の制御回路が前記第1の自発光式視線誘導標のLEDに電力を供給するタイミングを示すタイミング信号を、前記第1の自発光式視線誘導標の近傍に配置される第2の前記自発光式視線誘導標の通信部に送信し、前記第2の自発光式視線誘導標の通信部は、該第2の自発光式視線誘導標の近傍に配置される第3の前記自発光式視線誘導標の通信部に前記タイミング信号を送信するとともに、当該タイミング信号を前記第2の自発光式視線誘導標の制御回路に通知し、前記第2の自発光式視線誘導標の制御回路は、前記タイミング信号が示すタイミングに従って、前記第2の自発光式視線誘導標のLEDに電力を供給することを特徴とする。
本考案によれば、第2筐体に形成される凹部に反射式視線誘導標の裏面を嵌め込むことで、自発光式視線誘導標を反射式視線誘導標に取り付けることが可能である。よって反射式視線誘導標が道路上に立設される支柱上端に固定されるものである場合には、自発光式視線誘導標を反射式視線誘導標に取り付けることで、専用の支柱等を立設することなく、自発光式視線誘導標を道路上に設置することが可能である。これにより、自発光式視線誘導標の設置に要する手間やコストを小さく抑えることができる。
またさらに、反射式視線誘導標が凹部に嵌め込まれた状態では、突出部に形成された止め金具が、反射式視線誘導標の前面に当接することで、反射式視線誘導標の裏面が凹部に嵌め込まれた状態が維持される。これにより、自発光式視線誘導標が、反射式視線誘導標から外れることが防止される。
また、止め金具が、反射式視線誘導標の前面における反射板の外側範囲に当接するようになっていることから、止め金具を設けたことで、反射式視線誘導標における反射体の発光機能が失われることがない。
また、凹部の外縁をなす突出部の内部にLEDが収容されるようになっていることから、凹部に嵌め込まれた反射式視線誘導標の外周からLEDの光が出射されるようになる。これにより、反射式視線誘導標の輪郭が分かりやすくなる。
本考案の実施の形態における自発光式視線誘導標を備えた自発光式視線誘導システムを示す斜視図である。 反射式視線誘導標が支柱に取り付けられた状態を示す正面図である。 反射式視線誘導標を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 自発光式視線誘導標の斜視図である。 自発光式視線誘導標の正面図である。 自発光式視線誘導標の側面図である。 自発光式視線誘導標の平面図である。 自発光式視線誘導標の裏面図である。 第2筐体を分解して示す斜視図である。 自発光式視線誘導標が反射式視線誘導標に取り付けられた状態を示す斜視図である。 図10のA−A線断面図である。 自発光式視線誘導標を反射式視線誘導標から取り外す際の状態を示す斜視図である。 自発光式視線誘導標の断面図であり、(a)は図10のB−B線断面図、(b)は図12のC−C線断面図である。 自発光式視線誘導標を反射式視線誘導標に取り付ける手順を示す斜視図である。 自発光式視線誘導標を反射式視線誘導標から取り外す手順を示す斜視図である。 第1筐体の突起を示す斜視図である。 第2筐体の突起を示す斜視図である。 第1筐体の突起と第2筐体の突起とに接続される接続部材を示す斜視図である。 接続部材の棒材と第2筐体の突起が有する孔との係合の仕方を示す斜視図である。 接続部材が第2筐体の突起に接続された状態を示す斜視図である。 接続部材が第1筐体の突起に接続された状態を示す斜視図である。 接続部材が第1筐体の突起に接続された状態を示す斜視図である。 自発光式視線誘導標の電気構成を示すブロック図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1には、本実施の形態における自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dを備えた自発光式視線誘導システム2が示されている。図1に示す3は反射式視線誘導標であり、これら反射式視線誘導標3は道路上に所定の間隔で連続して立設された支柱4の上端に取り付けられている。そして、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dは、それぞれ対応する反射式視線誘導標3に取り付けられている。以下、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dを総称して自発光式視線誘導標1と適宜記す。
反射式視線誘導標3は、図2,3に示すように、支柱4の上端に取り付けられる枠体5と、枠体5の前面に固定される反射体6とを有している。反射体6は、例えばアクリル樹脂から構成され、例えば自動車の前照灯による光線を再帰反射する。枠体5は、金属から構成されており、図3(b)の側面図に示すように、枠体5の裏面には、剛性を強化するためのリブ7が設けられている。
自発光式視線誘導標1は、図4〜8に示すように、第1筐体8と、第2筐体9とを有している。
図6〜8に示すように、第1筐体8は、太陽電池10を収容するものであって、太陽電池10が載置される支持板11(図6,8参照)と、支持板11に取り付けられて太陽電池10を覆う蓋体12とを有している。支持板11は、例えばプラスチックから構成され、蓋体12は、太陽電池10に太陽光を照射可能なように、例えばアクリル樹脂からなる透明性部材から構成される。
第2筐体9の外壁には、第1筐体8を支持する支持部13(図6,8参照)と、反射式視線誘導標3における枠体5の裏面が嵌め込まれる凹部14(図4,5参照)と、凹部14を内側に構成する突出部17(図4〜7参照)とが形成されている。
凹部14には、図3(b)に示すリブ7が嵌め込まれる深底部15と、枠体5の裏面におけるリブ7以外の範囲が嵌め込まれる浅底部16とが設けられている。
突出部17(図4〜7参照)には、その内部に8つのLED18(図5〜7参照)が収容されている。これらLED18は、図5に示すように、突出部17の周方向に間隔をおいて配置される。
図9は、第2筐体9を分解して示す斜視図である。第2筐体9は、筒体19と、リング部材20と、蓋体21とを有しており、筒体19とリング部材20とは、例えばプラスチックから形成される。
筒体19は、一端に底部を有して、他端が開口する筒状を呈しており、リング部材20は、筒体19の他端内面に係合可能な略輪状を呈している。より具体的には、リング部材20は、U字状を呈しており、U字二股の間に、深底部15・浅底部16からなる凹部14が差し込み可能である。
蓋体21は、上述の凹部14と突出部17とを構成するものであって、リング部材20が筒体19の他端内面に係合した状態で、筒体19の開口22を塞ぐように筒体19に取り付けられる。この取り付けは、接着剤が使用されて行われる。
また、筒体19の底部には、その4隅において貫通孔23が形成されている。また、蓋体21やリング部材20には、貫通孔23と対応する位置において貫通孔24,25が形成されており、これら貫通孔23,24,25には、ボルト34(図4〜7参照)が通される。なお、貫通孔24は蓋体21の突出部17に形成されている。
また、図9に示すように、リング部材20には、貫通孔25の他に、8つの貫通孔26が形成されている。貫通孔26は、リング部材20の周方向にほぼ等しい間隔をおいて設けられており、これら貫通孔26の各々にLED18が取り付けられる(図11参照)。
図10は、自発光式視線誘導標1が反射式視線誘導標3に取り付けられた状態を拡大して示す斜視図である。また、図11は、図10のA−A線断面図であり、LED18の設置位置における断面を示している。
図10に示すように、蓋体21の突出部17は、凹部14(図4,5,9参照)に反射式視線誘導標3の裏面が嵌め込まれた状態において、反射式視線誘導標3の外周を包囲するように反射式視線誘導標3の前面側に延び出ている。また、図11に示すように、蓋体21は、突出部17が断面「コ」の字状を呈しており、「コ」の字の開口をリング部材20によって塞がれる。また、LED18は、発光部27が突出部17内部に位置するとともに、端子48が筒体19内部に延び出るように、リング部材20の貫通孔26に取り付けられる。また、蓋体21の凹部14は、リング部材20の輪の内側(具体的にはリング部材20のU字二股の間)に差し込まれる。
また、蓋体21は、少なくとも突出部17を構成する壁体が、アクリル樹脂からなる透明性部材から形成されており、突出部17内に収容された発光部27が発する光を外部に出射可能とする。図10,11に示す50は、発光部27が発する光の進行方向を制御するために突出部17に設けられる凸レンズである。
また、図4〜7に示すように、突出部17には、4つの止め金具33が設けられている。図5に示すように、これら止め金具33は、LED18と平面視で重ならないように突出部17の周方向にほぼ等しい間隔をおいて配置されている。
図12は、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3から取り外す際の止め金具33の状態を示している。また、図13(a)は、図10のB−B線断面図であり、図13(b)は、図12のC−C線断面図である。
図13(a),(b)に示すように、止め金具33は、一端33aが突出部17の頂面17aに固定される板材であって、この頂面17aへの固定は、ボルト34とナット35とが使用されて行われる。また、止め金具33の他端33bは、ほぼ直角に折れ曲がっている。
ボルト34は、止め金具33の一端33aに形成された貫通孔36や、突出部17、リング部材20、及び筒体19の貫通孔24,25,23に通されており、また、ナット35は、筒体19の貫通孔23から延び出たボルト34の先端34aに締結されている。この締結を強めることにより、止め金具33は、ボルト34の頭部34bに押さえ付けられることで一端33aが突出部17の頂面17aに固定され(図14(a)に示す状態)、また、ナット35の締結を緩めて頭部34bによる抑え付けを解除することで、回動自在とされる(図14(b)に示す状態)。
そして、止め金具33が図14(a)に示す第1位置にあるときには、止め金具33の他端33bは、反射式視線誘導標3の前面における反射体6の外側範囲に当接する。この当接の状態について以下で詳細に説明する。
反射式視線誘導標3の反射体6は、これよりも大径の基板37に一体に接合されており、基板37は、外縁部37aが反射体6の外側に延び出ている。また、枠体5の前面には、その外周から突出する突起38が設けられている。この突起38は、基板37よりも高く形成されており、基板37の外縁部37aの端を押さえ付けている。また、突起38の内側には、突起38と基板37との高さ差ほどの深さを有する溝39が形成されている。そして図13(a)に示す状態では、止め金具33の他端33bは、溝39内に差し込まれて、突起38の先端に係止されている。
図10に示すように、自発光式視線誘導標1が反射式視線誘導標3に取り付けられた状態では、4つの止め金具33は図13(a)に示す第1位置に回動された状態にある。この状態では、各止め金具33の他端33bが、反射式視線誘導標3の前面における反射体6の外側範囲に当接する(具体的には突起38の先端に係止される)ことで、凹部14(図4,5参照)に反射式視線誘導標3を嵌め込んだ状態が維持される。これにより、自発光式視線誘導標1が反射式視線誘導標3から外れることが防止される。
そして、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3から取り外す際には、4つの止め金具33は、図13(b)に示す第2位置に回動されて、図12に示す状態になる。この状態では、各止め金具33の他端33bが反射式視線誘導標3に当接しなくなることから、反射式視線誘導標3の凹部14への嵌め込みを解除できる状態になる。
次に、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3に取り付ける手順について説明する。
まず、図14(a)に示すように、各止め金具33を図13(b)の第2の位置に回動させた状態で、第2筐体9の凹部14を反射式視線誘導標3の裏面に嵌め込む。これにより、図14(b)に示す状態になる。なおこの際には、ボルト34へのナット35の締結は緩めてある(図13(b)参照)。
次に、各止め金具33を図13(a)の第1の位置に回動させた後、ボルト34へのナット35の締結を強める。この結果、図10に示したように、各止め金具33は、反射式視線誘導標3に当接した状態となる。以上により、自発光式視線誘導標1への取り付けが完了する。
次に、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3から取り外す手順について図15を用いて説明する。なお、図15(a)は、図10と同様、自発光式視線誘導標1が反射式視線誘導標3に取り付けられた状態を示している。
まず、図15(a)の状態において、ボルト34へのナット35の締結を緩めることで(図13(b)参照)、各止め金具33を回動可能な状態にする。そして、各止め金具33を、図13(b)の第2の位置に回動させる。この結果、図12に示したように、各止め金具33の他端33bは、反射式視線誘導標3に当接しなくなって、反射式視線誘導標3の凹部14への嵌め込みを解除できる状態になる。
次に、図15(b)に示すように、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3から離すように動かすことで、反射式視線誘導標3の凹部14への嵌め込みを解除する。この結果、自発光式視線誘導標1は、反射式視線誘導標3から取り外される。
次に、太陽電池10が収容された第1筐体8(図4,6〜8参照)の向きを変更可能とする構成について説明する。
第1筐体8における支持板11の下面11a(図6,16参照)には、突起40が設けられており、突起40は多角形断面の孔41を有している。
また、図6,8に示した第2筐体9の支持部13は、図17に示す突起42と、図18に示す接続部材43とから構成されている。突起42は、第2筐体9における筒体19の底部外面19aに設けられて、多角形断面の孔44を有している。
図18に示すように、接続部材43は、略正六面体状を呈する本体部45を備えており、この本体部45から棒材46,47が延び出ている。棒材46は、本体部45の側面45aから延び出ており、孔41(図16参照)の断面と略一致する多角形断面を有している。また、棒材47は、側面45aに垂直な側面45bから延び出ており、孔44(図17参照)の断面と略一致する多角形断面を有している。接続部材43は、棒材46,47がそれぞれ孔41,44に係合することで突起40,42に接続される。
上記の構成によれば、棒材46と孔41との係合の仕方や、棒材47と孔44との係合の仕方を変更することで、第1筐体8の向きを調整することができる。
図19は、孔44と棒材47との係合の仕方を示す例を示している。図19(a)は、孔44の側面44aに棒材47の側面47aが重ね合わされる例を示し、図19(b)は、孔44の側面44bに棒材47の側面47aが重ね合わされる例を示している。
また、図20(a)は、図19(a)に示す係合の仕方で、接続部材43を突起42に接続させた状態を示し、図20(b)は、図19(b)に示す係合の仕方で、接続部材43を突起42に接続させた状態を示している。
図20(a),(b)では、図19(a),(b)で孔44と棒材47との係合の仕方(孔44・棒材47の側面の重ね合わせの仕方)が異なることで、接続部材43の棒材46が延びる方向が異なっている。すなわち、図20(a)では、棒材46は、左右真横に延びているのに対して、図20(b)では、棒材46は、右上がりに傾斜している。
図21(a)は、図20(a)の状態から、接続部材43に突起40が接続された状態を示し、図21(b)は、図20(b)の状態から、接続部材43に突起40が接続された状態を示している。
図21(a)(b)では、図20(a)(b)で棒材46の延びる方向が異なっていたことから、第1筐体8の向きが異なっている。すなわち、図21(a)では、第1筐体8は、左右真横に延びているのに対して、図21(b)では、第1筐体8は、右上がりに傾斜している。より具体的には、図21(b)では、図21(a)に比して、第1筐体8が、自発光式視線誘導標1の厚さ方向を軸として所定角度回転した状態になっている。以上の例から明らかであるように、孔44と棒材47との係合の仕方(孔44・棒材47の側面の重ね合わせの仕方)を変更することで、第1筐体8の向きを、前記厚さ方向を軸とする回転方向に変更することができる。
また、孔41(図16参照)と棒材46(図18参照)との係合の仕方を変更することで、さらに細かく第1筐体8の向きを変えることができる。
図22(a)は、図20(b)の状態から、接続部材43に突起40が接続された状態を示す一例である。図22(a)では、第1筐体8の上面8aが第2筐体9の反対側を向いている。また、図22(b)は、図20(b)の状態から、接続部材43に突起40が接続された状態を示す他の例である。図22(b)は、図22(a)から孔41(図16参照)と棒材46(図18参照)との側面の重ね合わせ方を変えたものであり、第1筐体8の上面8aが第2筐体9側を向いている。より具体的には、図22(b)では、図22(a)に比して、第1筐体8が、自発光式視線誘導標1の幅方向(図の左右方向)を軸として所定角度回転した状態となっている。以上の例に示すように、孔41(図16参照)と棒材46(図18参照)との側面の重ね合わせの仕方を変更することで、第1筐体8の向きを、前記幅方向を軸とする回転方向に変更することができる。
次に、自発光式視線誘導標1の電気構成について説明する。図23は、自発光式視線誘導システム2(図1参照)の各自発光式視線誘導標1A〜1Dが備える電気構成を示しており、最上段は、図1で最も左端にある自発光式視線誘導標1Aの電気構成を示し、2段目は、自発光式視線誘導標1Aの右隣にある自発光式視線誘導標1Bの電気構成を示し、3段目は、自発光式視線誘導標1Bの右隣にある自発光式視線誘導標1Cの電気構成を示し、最下段は、自発光式視線誘導標1Cの右隣にある自発光式視線誘導標1Dの電気構成を示している。
自発光式視線誘導標1は、上述の太陽電池10やLED18に加えて、太陽電池10が発生する電力を蓄えるキャパシタ28と、LED18に電力が供給される時間間隔を制御する制御回路29と、明るさにより昼夜を判別するセンサ30とを有しており、太陽電池10・キャパシタ28と制御回路29との電気的な接続が、スイッチ31により切り換えられる。図5〜7に示すように、キャパシタ28や制御回路29は、第2筐体9における筒体19内部に配置されており、制御回路29は、LED18の端子48(図11参照)に接続される配線を通じて、LED18と電気的に接続される。
以上の電気構成において、センサ30が昼間であることを判別している際には、スイッチ31は、太陽電池10・キャパシタ28と制御回路29とを電気的に接続しておらず、太陽光の照射により太陽電池10が発生した電力は、キャパシタ28に充電される。そして、センサ30が夜間になったことを判別すると、スイッチ31は太陽電池10・キャパシタ28と制御回路29とを電気的に接続し、制御回路29は、キャパシタ28から、或いは、キャパシタ28及び太陽電池10から、LED18に所定の時間間隔で電力を供給する。この結果、LED18は電力が供給されるタイミングで点滅し、このLED18の光は、突出部17から外部に出射される(図11参照)。
なお、センサ30は、所定の明るさを閾値として昼夜を判別するものであって、閾値の設定によっては、例えば日没・日の出付近の時間帯において太陽光の照射により太陽電池10が発電している状況でも、夜と判別することが生じ得る。この状況下において、太陽電池10の発電量が所定値を超えている場合には、制御回路29は、LED18に太陽電池10とキャパシタ28とから電力を供給する。そして、太陽電池10に照射される太陽光の光量が小さくなって、太陽電池10の発電量が所定値を下回ったときには、制御回路29は、キャパシタ28のみからLED18に電力を供給する。
また、自発光式視線誘導システム2の自発光式視線誘導標1A〜1Dには、通信部32が設けられている。通信部32は、図5〜7に示すように第2筐体8の筒体19内部に配置され、近傍にある他の自発光式視線誘導標1の通信部32と無線通信による信号の送受信を行う。通信部32の設置により、自発光式視線誘導標1A〜1DのLED18は、同一のタイミングで点滅することが可能になっている。
すなわち、自発光式視線誘導標1Aの通信部32は、自発光式視線誘導標1Aの制御回路29がLED18に電力を供給するタイミングを示すタイミング信号を、右隣の自発光式視線誘導標1Bの通信部32に送信する。
そして、自発光式視線誘導標1Bの通信部32は、自発光式視線誘導標1Aから受信したタイミング信号を、自発光式視線誘導標1Bの制御回路29に通知して、自発光式視線誘導標1Bの制御回路29は、タイミング信号が示すタイミングに従って、LED18に電力を供給する。
また、自発光式視線誘導標1Bの通信部32は、自発光式視線誘導標1Aから受信したタイミング信号を、右隣の自発光式視線誘導標1Cの通信部32に送信する。この結果、自発光式視線誘導標1Cにおいても、通信部32から制御回路29へとタイミング信号が通知されて、制御回路29は、タイミング信号が示すタイミングに従って、LED18に電力を供給する。
そして、以上と同様に、自発光式視線誘導標1Cからこの右隣の自発光式視線誘導標1Dへもタイミング信号の送信が行われて、この結果、自発光式視線誘導標1Dでもタイミング信号が示すタイミングに従ってLED18に電力が供給される。以上の処理が行われることで、自発光式視線誘導標1A〜1Dでは、同一のタイミングでLED18に電力が供給される。この結果、自発光式視線誘導標1A〜1DのLED18は、同一のタイミングで点滅するようになる。
以上説明したように本実施の形態によれば、第2筐体9に形成される凹部14(図4,5参照)に反射式視線誘導標3(図2,3参照)の裏面を嵌め込むことで、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3に取り付けることが可能である。よって図1,2に示したように、反射式視線誘導標3が支柱4の上端に固定されるものである場合には、自発光式視線誘導標1を反射式視線誘導標3に取り付けることで、専用の支柱4等を立設することなく、自発光式視線誘導標1を道路上に設置することが可能である。これにより、自発光式視線誘導標1の設置に要する手間やコストは小さく抑えられる。
また、図10に示すように、反射式視線誘導標3が凹部14に嵌め込まれた状態では、突出部17に形成された止め金具33が、反射式視線誘導標3に当接することから、自発光式視線誘導標1が、反射式視線誘導標3から外れることを防止することができる。
また、止め金具33が、反射式視線誘導標3の前面における反射体6の外側範囲に当接するようになっていることから、止め金具33の存在により、反射式視線誘導標3における反射体6の発光機能が失われることがない。
また、突出部17が反射式視線誘導標3の外周を包囲するように反射式視線誘導標3の前面側に延び出て、この突出部17の内部にLED18が収容されるようになっていることから(図5〜7参照)、LED18から出射される光により、反射式視線誘導標3の輪郭が分かりやすくなる。
また、図5に示したように、止め金具33がLED18と平面視で重ならない位置に設けられていることから、LED18から出射される光の進行に対して、止め金具33が妨げになることを防止できる。
また、ボルト34・ナット35(図13参照)の締緩作業や止め金具33の回動という簡易な操作を行うことで、自発光式視線誘導標1を、反射式視線誘導標3に取り付けたり、反射式視線誘導標3から取り外すことができる。このため、反射式視線誘導標3への着脱が容易に行われる。
また、突起40,42の孔41,44(図16,17参照)と接続部材43の棒材46,47(図18参照)との係合の仕方を変更することで、第1筐体8の向きが調整可能であることから、昼間では第1筐体8に収容された太陽電池10(図6〜8参照)に確実に太陽光を照射させることができる。これにより、太陽電池10による発電が充分行われるため、夜間ではLED18による照明を確実に得ることができる。
また、自発光式視線誘導システム2では、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1D(図1参照)が、同一のタイミングで点滅することから、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dを道路上に適宜の間隔で設置することによって、道路線形を明確に運転者に把握させることができる。
また、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dの通信部32(図23参照)が、無線通信によりタイミング信号を送受信するようになっていることから、タイミング信号の送受信のために、ケーブルによって各自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dを接続する必要がない。このため、自発光式視線誘導システム2の設置に要する手間を小さく抑えることができ、また、自発光式視線誘導標1A,1B,1C,1Dの配置の自由度が大きくなる。
また、自発光式視線誘導システム2では、近傍にある2つの自発光式視線誘導標1がタイミング信号の送受信を順次行っていくことで、タイミング信号の伝達が行われる。このため、自発光式視線誘導システム2を構成する自発光式視線誘導標1の数を多くして、これら自発光式視線誘導標1が設置される道路延長を長くしたとしても、自発光式視線誘導標1の設置間隔を通信部32の無線通信が可能な長さに調整することで、各自発光式視線誘導標1にタイミング信号を受信させて、各自発光式視線誘導標1のLED18を同一のタイミングで点滅させることができる。
なお、本考案は、上述した実施の形態に限定されず種々変更することができる。
例えば、本考案の自発光式視線誘導標1が取り付けられる反射式誘導標は、反射体を前面に備えるあらゆる反射式視線誘導標に取り付けることが可能である。例えば、本考案の自発光式視線誘導標1は、ガードレールに設置される反射式視線誘導標にも取り付けることが可能である。なお、反射式視線誘導標の形状が図3に示す形状と異なる場合には、凹部14や止め金具33の形状を変更することで、反射式視線誘導標への取り付けが可能となる。
また、LED18や止め金具33の設置数は、上記の実施の形態で示したものに限られず、任意に設定可能である。
また、自発光式視線誘導システム2を構成する自発光式視線誘導標1の数も、上記の実施の形態で示したものに限られず、任意に設定可能である。
1A,1B,1C,1D 自発光式視線誘導標
2 自発光式視線誘導システム
3 反射式視線誘導標
4 支柱
5 枠体
6 反射体
7 リブ
8 第1筐体
8a 第1筐体の上面
9 第2筐体
10 太陽電池
11 支持板
11a 支持板の下面
12 蓋体
13 支持部
14 凹部
15 深底部
16 浅底部
17 突出部
17a 突出部の頂面
18 LED
19 筒体
19a 筒体の底部外面
20 リング部材
21 蓋体
22 筒体の開口
23 筒体の貫通孔
24 蓋体の貫通孔
25,26 リング部材の貫通孔
27 LEDの発光部
28 キャパシタ
29 制御回路
30 センサ
31 スイッチ
32 通信部
33 止め金具
33a 止め金具の一端
33b 止め金具の他端
34 ボルト
34a ボルトの先端
34b ボルトの頭部
35 ナット
36 止め金具の貫通孔
37 基板
37a 基板の外縁部
38 枠体の突起
39 溝
40 第1筐体の突起
41 第1筐体の突起の孔
42 第2筐体の突起
43 接続部材
44 第2筐体の突起の孔
44a,44b 第2筐体の突起の孔の側面
45 接続部材の本体部
45a,45b 本体部の側面
46,47 接続部材の棒材
47a 棒材の側面
48 端子
50 凸レンズ

Claims (8)

  1. 太陽電池と、
    太陽電池が発生する電力を蓄えるキャパシタと、
    前記キャパシタから或いは前記太陽電池及び前記キャパシタから電力の供給を受けて発光するLEDと、
    前記LEDに電力が供給される時間間隔を制御する制御回路と、
    前記太陽電池に太陽光を照射可能に前記太陽電池を収容する第1筐体と、
    前記キャパシタ、前記LED、及び前記制御回路を収容する第2筐体とを有し、
    前記第2筐体の外壁には、前記第1筐体を支持する支持部と、光線を再帰反射する反射体を前面に備える反射式視線誘導標の裏面が嵌め込まれる凹部と、該凹部を内側に構成するとともに、前記凹部に前記反射式視線誘導標の裏面が嵌め込まれた状態において前記反射式視線誘導標の外周を包囲するように前記反射式視線誘導標の前面側に延び出る突出部とが形成され、
    前記突出部は、その壁体が透明性部材から構成されて、その内部に前記LEDの発光部が配置され、
    前記突出部には、前記反射式視線誘導標の前面における前記反射板の外側範囲に当接する止め金具が設けられることを特徴とする自発光式視線誘導標。
  2. 前記第2筐体は、一端に底部を有して他端が開口した筒体と、該筒体の他端内面に係合するリング部材と、該リング部材が前記筒体の他端内面に係合した状態で前記筒体の開口を塞ぐように前記筒体の他端に取り付けられる蓋体とを備え、
    前記突出部及び前記凹部は、前記蓋体によって構成され、
    前記蓋体において前記突出部を構成する範囲は、断面コの字状を呈して、前記リング部材及び前記蓋体が前記筒体に取り付けられた状態では、前記コの字の開口が前記リング部材によって塞がれ、
    前記蓋体において前記凹部を構成する範囲は、前記リング部材及び前記蓋体が前記筒体に取り付けられた状態では、前記リング部材の輪の内側に差し込まれ、
    前記LEDは、前記発光部が前記突出部の内部に位置するように、前記リング部材に形成された貫通孔に取り付けられ、
    前記キャパシタ及び前記制御回路は、前記筒体の内部に収容されることを特徴とする請求項1に記載の自発光式視線誘導標。
  3. 前記止め金具は、板状を呈して、一端が前記突出部の頂面に固定され、他端が前記反射板の外側範囲に当接することを特徴とする請求項1又は2に記載の自発光式視線誘導標。
  4. 前記止め金具の一端は、該止め金具、前記蓋体、前記リング部材、及び前記筒体を貫通するボルトと、該ボルトの先端に締結されるナットとが使用されることで、前記突出部の頂面に固定され、
    前記止め金具は、前記ボルトへの前記ナットの締結が緩められることに応じて回動自在とされ、
    前記止め金具の他端は、前記止め金具が第1の位置にあるときに、前記反射板の外側範囲に当接し、前記止め金具が第2の位置にあるときに、前記反射板の外側範囲に当接せずに、前記凹部への前記反射式視線誘導標の嵌め込みを解除可能とすることを特徴とする請求項3に記載の自発光式視線誘導標。
  5. 前記反射式視線誘導標は、前記反射体よりも大径の板状を呈して前記反射体と一体に接合される基板と、前記支柱の上端に取り付けられる枠体とを有して、前記枠体の裏面が前記凹部に嵌め込まれ、
    前記枠体の前面には、その外周から突出する突起が設けられ、
    前記突起は、前記基板よりも高く形成されて、前記反射体の外側に延び出た前記基板の外縁部の端を押さえ付けるとともに、前記突起の内側には、前記突起と前記基板との高さ差ほどの深さを有する溝が形成され、
    前記止め金具の他端は、前記溝内に差し込まれて、前記突起の先端に係止することを特徴とする請求項3又は4に記載の自発光式視線誘導標。
  6. 前記止め金具は、前記LEDと平面視で重ならない位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の自発光式視線誘導標。
  7. 前記第1筐体の外壁には第1突起が設けられ、
    前記支持部は、前記第2筐体の外壁に設けられる第2突起と、前記第1,2突起に接続される接続部材とから構成され、
    前記第1突起は、多角形断面の第1孔を有し、
    前記第2突起は、多角形断面の第2孔を有し、
    前記接続部材は、前記第1孔の断面と略一致する多角形断面を有する第1棒材と、前記第2孔の断面と略一致する多角形断面を有する第2棒材とを備えて、第1,2棒材がそれぞれ前記第1,2孔に係合することで、前記第1,2突起に接続され、
    前記第1孔と前記第1棒材との係合において前記第1孔の各側面に重ね合わせる前記第1棒材の側面を変更すること、また、前記第2孔と前記第2棒材との係合において前記第2孔の各側面に重ね合わせる前記第2棒材の側面を変更することによって、前記第1筐体の向きが調整可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の自発光式視線誘導標。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の自発光式視線誘導標を複数備えた自発光式視線誘導システムであって、
    各前記自発光式視線誘導標には、無線通信による信号の送受信が可能な通信部が設けられ、
    第1の前記自発光式視線誘導標の通信部は、前記第1の自発光式視線誘導標の制御回路が前記第1の自発光式視線誘導標のLEDに電力を供給するタイミングを示すタイミング信号を、前記第1の自発光式視線誘導標の近傍に配置される第2の前記自発光式視線誘導標の通信部に送信し、
    前記第2の自発光式視線誘導標の通信部は、該第2の自発光式視線誘導標の近傍に配置される第3の前記自発光式視線誘導標の通信部に前記タイミング信号を送信するとともに、当該タイミング信号を前記第2の自発光式視線誘導標の制御回路に通知し、
    前記第2の自発光式視線誘導標の制御回路は、前記タイミング信号が示すタイミングに従って、前記第2の自発光式視線誘導標のLEDに電力を供給することを特徴とする自発光式視線誘導システム。
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