JP2008207628A - 車両用シートの取付構造および取付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シートを車体から取り外すことが容易な車両用シートの取付構造および取付方法を提供する。
【解決手段】車両用シートの取付構造は、車両用シートを車体に締結するための締結手段30と、この締結手段30による締結を解除して車両用シートと車体との固定を開放する締結解除手段と、を備え、車両用シートと車体との締結手段30による締結部位に、締結解除手段を予め一体的に設けたことを特徴とする。締結解除手段は、車両用シート1のフットブラケット14,16と、車体10のクロスメンバ13との締結部位において、フットブラケット14,16またはクロスメンバ13のいずれか一方に設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両に搭載される車両用シートの取付構造に関し、特に、車両の衝突時などにおける緊急時に車両用シートを容易に取り外すことのできる車両用シートの取付構造および取付方法に関するものである。
従来、車両用シートの取付構造としては、自動車等の車体のフロアパネル等に固定された一対のロアレールに一対のアッパーレールが移動可能に設けられ、この一対のアッパーレールに車両用シートのシートクッションにおける一対のクッションサイドフレームの下部がそれぞれ固定されることで、車両用シートが車体側の一対のアッパーレールに締結されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような車両用シートの取付構造では、一対のアッパーレールと一対のクッションサイドフレームの下部との固定が複数本のボルトを用いて行われるようになっている。
ところで、車両の衝突事故などの緊急時には、乗員を早く救出するために、乗員の周囲に存在しているフロントピラーやインストルメントパネル、さらにはステアリングハンドル等を油圧カッタ等を用いて切断したり取り外したりすることが行われている。
しかし、衝突事故の衝撃の大きさによっては、前記したフロントピラー等を含めて車体フレームや車両用シートが変形する等して切断作業や取り外し作業が煩雑となることがあり、乗員の救出に時間を要することがある。そこで、乗員の救出性の向上に寄与する技術の開発が望まれている。
一方、前記した車両用シートの取付構造とは別に、加熱または冷却によってねじ等の保持機能が喪失されるようにした技術が知られている(例えば、特許文献2〜4参照)。
実公昭63−33698号公報 特開2002−5124号公報 特開2003−301815号公報 米国特許第5119555号明細書
そこで、前記した特許文献2〜4に記載されたねじ等の保持機能が喪失されるようにした技術を、前記した特許文献1に記載の車両用シートの取付構造に対して適用し、緊急時に車両用シートを取り外すことで対処することが考えられる。しかしながら、前記した特許文献2〜4に記載された技術を適用しても次のような問題が生じる。
すなわち、特許文献2,3に記載された技術では、締結部材として半割り中空状のねじシャフトや単なる係止ツメを備えたものを用いているので、車両用シートを所望の固定強度で車体に固定させることが難しい。また、特許文献3に記載された技術では、締結の解除にマイクロ波等が必要であり汎用性にも乏しい。
一方、特許文献4に記載された技術では、ボルトとナットとからなる固定構造であるので、所望の固定強度を期待することができる。
しかしながら、特許文献4に記載された技術を適用しての車両用シートの取り付け作業では、ボルトとナットによる締結に際して、ボルトやナット以外のコイル等の部材をこれらとともに締結する必要があるため、締結部位にコイル等の部材を保持しつつ、ボルトをこれに挿通してナットを締結する等の取付作業を行わなければならず、締結作業が煩雑であるという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シートを車体から取り外すことが容易な車両用シートの取付構造および取付方法を提供することを課題とする。
前記目的を達成するために、本発明の車両用シートの取付構造は、車両用シートを車体に締結するための締結手段と、この締結手段による締結を解除して前記車両用シートと前記車体との固定を開放する締結解除手段と、を備え、前記車両用シートと前記車体との前記締結手段による締結部位に、前記締結解除手段を予め一体的に設けたことを特徴とする。
この車両用シートの取付構造によれば、車両用シートと車体との締結手段による締結部位に、締結手段による締結を解除して車両用シートと車体との固定を開放する締結解除手段が予め一体的に設けられているので、締結手段による車両用シートの取付作業時には、締結解除手段を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、このような締結解除手段が設けられていない一般的な車両用シートを締結手段により締結するときの締結作業と同様の作業で車両用シートを車体に取り付けることができる。
したがって、所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シートを車体から取り外すことが容易であるという利点が得られる。また、締結解除手段を備えた構造であるにもかかわらず、組み付け生産性が高いという利点が得られる。
また、前記締結解除手段は、前記車両用シートの下部に設けられたフットブラケットと、前記車体の幅方向に設けられたクロスメンバとの前記締結部位において、前記フットブラケットまたは前記クロスメンバのいずれか一方に設けられている構成とするのがよい。
このように構成された車両用シートの取付構造によれば、締結解除手段がフットブラケットまたはクロスメンバのいずれか一方に予め設けられているので、車両用シートの取り付けにあたっては、締結解除手段を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、締結解除手段を有する構造でありながらも固定作業が簡単になる。
また、前記締結解除手段は、前記車体に固定された一対のロアレールに沿って移動可能に設けられた一対のアッパーレールと、前記車両用シートのシートクッションとの前記締結部位において、前記一対のアッパーレールまたは前記シートクッションのいずれか一方に設けられている構成とするのがよい。
このように構成された車両用シートの取付構造によれば、締結解除手段が、一対のアッパーレールまたはシートクッションのいずれか一方に予め設けられているので、車両用シートの取り付けにあたっては、締結解除手段を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、固定作業が簡単になる。
また、前記締結手段は、棒状部材と、この棒状部材の両端部に備えた挟持部材と、を有し、前記棒状部材および前記挟持部材を構成する部材のうち、少なくとも1つの部材が、前記締結解除手段によってエネルギーを加えられることで変形力を発生する機能性部材を含んでおり、この機能性部材で形成された部材に、前記締結解除手段によって変形力を発生させた際に破断する脆弱部を設けて、この脆弱部を前記変形力により破断させることによって前記締結が解除可能に構成されている構成とするのがよい。
このような車両用シートの取付構造によれば、棒状部材および挟持部材を構成する部材のうち、少なくとも1つの部材を締結解除手段によってエネルギーを加えることで変形させ、これによって脆弱部を破断させることによって、容易に締結手段による締結を解除することができる。したがって、衝突事故等の緊急時に締結解除手段を利用して車両用シートの確実な取り外しを実現することができ、乗員の救出性を向上させることができて乗員の安全確保に優れた車両用シートの取付構造が得られる。
また、本発明の車両用シートの取付方法は、車両用シートを車体に対して締結手段によって締結する車両用シートの取付方法であって、前記締結手段が、エネルギーが加えられることで変形力を発生する機能性部材を含んで、この機能性部材の変形力により前記締結手段による締結が解除可能に構成されてなり、前記機能性部材に対して前記エネルギーを加えるための締結解除手段を前記車両用シートと前記車体との前記締結手段による締結部位に予め取り付け、この取り付けられた当該締結解除手段を介して前記締結手段により前記車両用シートと前記車体とを締結することを特徴とする。
この車両用シートの取付方法によれば、機能性部材に対してエネルギーを加えるための締結解除手段が車両用シートと車体との締結手段による締結部位に予め取り付けられる。そして、取り付けられた締結解除手段を介して締結手段により車両用シートと車体とが締結され、車両用シートが車体に取り付けられる。したがって、締結手段により車両用シートを車体に締結する際に、締結解除手段を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、締結解除手段を有する構造でありながらも固定作業が簡単になる。しかも、締結後は、締結解除手段によって、容易に締結手段による締結を解除することができ、衝突事故等の緊急時に締結解除手段を利用して車両用シートの確実な取り外しを実現することができる。したがって、乗員の救出性を向上させることができ、乗員の安全確保に優れているという利点が得られる。
本発明によれば、車両用シートを固定するための所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シートを車体から取り外すことが容易な車両用シートの取付構造および取付方法が得られる。
以下、本発明の実施の形態を適宜図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る車両用シートの取付構造を説明するための要部の側面図、図2は同じく要部の模式分解斜視図である。また、以下では、「前後」,「左右」,「上下」は、車両用シートを車体に取り付けた状態を基準としている。なお、以下では、自動車の車体に適用される車両用シートの取付構造について説明するが、車両用シートが取り付けられる車両を限定する趣旨ではない。
図1に示すように、車両用シート1の取付構造は、車両用シート1を車体10に締結するための締結手段30と、締結手段30による締結を解除して車両用シート1と車体10との固定を開放する締結解除手段としてのヒータ40とを備えており、車両用シート1と車体10との締結手段30による締結部位に、ヒータ40が予め一体的に設けられた構成となっている。本実施形態では、後記のように締結部位となるフットブラケット14,16にヒータ40が一体的に設けられている。
車両用シート1は、図1に示すように、シートクッション2とシートバック3とから構成されている。シートクッション2は、骨格となる左右一対のクッションサイドフレーム2a,2b(一方のみ図示、以下同様に左右一対の部材は一方のみ図示)と、これらのクッションサイドフレーム2a,2b間に架け渡されたシート受け部材2cとを備えており、これらのクッションサイドフレーム2a,2bおよびシート受け部材2c、さらには、クッションサイドフレーム2a,2b間に設けられた図示しない受け材に対してシート2dが載置されて固定されている。
また、シートバック3は、クッションサイドフレーム2a,2bに回動可能に軸支されたバックフレーム3aにシート3bが取り付けられて固定されている。
左右一対のクッションサイドフレーム2a,2bには、これらの下部に支持部材4a,4bがそれぞれ設けられており、これらの支持部材4a,4bの下部に、一対のアッパーレール12,12が固着されている。つまり、左右一対のクッションサイドフレーム2a,2bは、左右でそれぞれ独立して一対のアッパーレール12,12に固着されている。
一対のアッパーレール12,12は、これらの下部に図示しないローラが軸支されており、このローラが一対のロアレール11,11の内側で回転移動することによって、当該アッパーレール12,12のスムーズな摺動を可能とし、シートレールSR,SRを構成している。ここで、一対のアッパーレール12,12は、支持部材4a,4bを介して左右一対のクッションサイドフレーム2a,2bをそれぞれ支持することのできるものであればいかなる形状や構造のものとしてもよいが、この例では、押出成形やプレス加工によって、一対のロアレール11,11の内側に摺動可能に挿入される形状としている。
一対のロアレール11,11は、車体10のフロアに対して固着されるものであり、一対のアッパーレール12,12を前後方向に摺動自在に支持するものである。一対のロアレール11,11は、その前部側が、車体10の図示しないサイドフレーム間(車体10の車幅方向)に架設されたクロスメンバとしてのフロアクロスメンバ13にフットブラケット14を介して固定されており、また、後部側が、図示しないサイドフレームやクロスメンバに固定された固定用ブラケット15にフットブラケット16を介して固定されいる。本実施形態において、一対のロアレール11,11は、車体10に対して固着されてアッパーレール12の摺動を可能とするものであれば種々の形状、構造のものを採用することができる。この例では、押出成形やプレス加工等によって、上部開口を備えた筒状部材を形成し、これを左右一対配置することで構成している。
前部側のフットブラケット14は、図1に示すように、側面視略L字形状を呈しており、その一端部14A側の上面が、ロアレール11の前端下面11aに対して溶接固定されて、ロアレール11の前端に一体的に設けられるようになっている。また、図2(a)に示すように、フットブラケット14の他端部14Bには、前記した締結解除手段としてのヒータ40が一体的に溶接固着されて設けられている。つまり、ロアレール11は、その前端に、ヒータ40が一体的に設けられたフットブラケット14を備えて構成されている。なお、ヒータ40の構成については後記する。
また、後部側のフットブラケット16は、図1,図3に示すように、側面視でクランク形状を呈しており、その一端部16A側の上面が、ロアレール11の後端下面11bに対して溶接固定されて、ロアレール11の後端に一体的に設けられるようになっている。また、図3(a)に示すように、フットブラケット16の他端部16Bには、前記したヒータ40が一体的に溶接固着されて設けられている。つまり、ロアレール11は、その後端に、ヒータ40が一体的に設けられたフットブラケット16を備えて構成されている。
次に、締結手段30について説明する。なお、フットブラケット14,16を固定するための締結手段30は、同様の構成であるので、以下では、フットブラケット14における締結手段30を例にとって説明し、適宜、フットブラケット16における締結手段30について説明する。
締結手段30は、図4に示すように、機能性部材としてのボルト31(棒状部材)と、このボルト31の端部に螺合されるナット32(挟持部材)とを有し、フットブラケット14およびフロアクロスメンバ13の前部13Bを挟持して締結するものである。
ボルト31は、熱(エネルギー)が加えられることで収縮変形力を発生する形状記憶材料(形状記憶合金)で形成されており、このボルト31に、収縮変形力を発生させた際に破断可能な脆弱部31aが設けられている。つまり、この脆弱部31aを破断させることによってフットブラケット14とフロアクロスメンバ13との締結が解除されるように構成されている。また、ロアレール11の後部側においては、ボルト31の脆弱部31aを破断させることによってフットブラケット16と固定用ブラケット15との締結が解除されるように構成されている。
ボルト31を形成する形状記憶材料としては、熱(エネルギー)を加えることにより収縮変形力を発生する、例えば、Ti−Ni合金を用いることができる。なお、形状記憶合金に代わる形状記憶材料として、例えば、磁場(エネルギー)を加えることにより収縮変形力を発生する磁性形状記憶合金を用いることも可能である。磁性形状記憶合金としては、例えば、Ni−Mn−Ga合金を用いることができる。磁性形状記憶合金を用いる場合には、磁場を加える手段を備える。
脆弱部31aは、ボルト31の軸部に周状の溝を切り欠くことで形成されており、軸部の他の部分に比べてその断面積が小さくされている。なお、脆弱部31aを形成する周状の溝は、断面V字状に形成したものを例示したが、これに限られることはなく、断面凹状に形成してもよい。
このようなボルト31は、フットブラケット14に一体的に固定されたヒータ40の挿通孔41bを通じてヒータ部42に挿通され、さらに、フットブラケット14に形成された挿通孔14bおよびフロアクロスメンバ13に形成された挿通孔13bに挿通されて、フロアクロスメンバ13の内側でナット32に螺合される。
なお、ナット32は、フロアクロスメンバ13の内側に溶接固着されている。
ヒータ40は、有底円筒状のハウジング41と、このハウジング41内に収納されたコイル状のヒータ部42とを備えており、ヒータ部42に挿入されるボルト31に対して収縮変形力を発生させる熱を加えるように構成されている。ヒータ部42には、ボルト31の軸部が略密着した状態で挿通される挿通部42bが設けられている。挿通部42bには、挿入されたボルト31の脆弱部31aが位置する(図6(a)参照)。そして、ヒータ部42からは、ワイヤーハーネス42aが引き出されており、このワイヤーハーネス42aは、ハウジング41に設けられた孔部41c(図2(a)参照)を通じて、ハウジング41の外部に引き出されている。
ここで、ヒータ40から引き出されたワイヤーハーネス42aは、図5(a)に示すように、車両用シート1のシートクッション2の下方等に設けられたコントロールユニットUを通じて車体10側の図示しない電源バッテリーBAに接続されている。
ここで、コントロールユニットUは、車両用シート1や運転席周りのスイッチ類スペース等に設けられた図示しないスイッチを操作することにより作動して、各ヒータ40のヒータ部42をそれぞれ通電状態に保つようになっている。なお、スイッチは、車両用シート1のシートバック3の下部に設けたり、シートバック3内に埋設したりして配置する等、通常時に誤操作されることのないように設置してもよい。例えば、シートバック3内にスイッチを埋設した場合には、緊急時に事故現場等に駆けつけた救急隊員等によって、シートバック3のシート3bをカッタ類で切り開くことによって操作可能に露出させる。なお、スイッチの埋設位置を示す表示手段を車両用シート1、車体10および内装部材等の人目につく位置に設けてもよい。
また、図5(b)に示すように、コントロールユニットUを車両用シート1のシートクッション2の内部に設けてもよいし、コントロールユニットUに外部電源からの電力を供給するための電源ソケット45をシートバック3に埋設して、ワイヤーハーネス45aを通じてコントロールユニットUからヒータ40に給電してもよい。
この場合には、救急車等の車両に通常設置されている外部電源供給コンセント等から電源コード等を通じて車両用シート1の電源ソケット45に電力を供給することができる。
なお、前記のように、コントロールユニットUを車両用シート1のシートクッション2の下方に配置したりシートクッション2に埋設したりすることによって、コントロールユニットUとヒータ40とを結ぶワイヤーハーネス42aの配線長さを短くした設置が可能となり、衝突事故等によって車体10や車両用シート1が変形するような事態が生じた場合でも、ワイヤーハーネス42aの断線等のリスクが少なくなる。これによって、後記するように、各ヒータ40を好適に作動させて、ボルト31とナット32とによる締結の解除を良好に行うことができる。
また、コントロールユニットUや電源バッテリーBAは、車両用シート1の周りの図示しないフロアスペース等を利用して配置するようにしてもよいし、電源バッテリーBAを車両用シート1に内蔵させてもよい。
次に、締結手段30を用いた車両用シート1の固定およびヒータ40による締結の解除について説明する。
取付作業に先立って、ヒータ40が一体的に設けられたフットブラケット14,16をロアレール11の前端および後端に溶接固着する。なお、ロアレール11にフットブラケット14,16を溶接固着した後に、フットブラケット14,16にヒータ40をそれぞれ一体的に取り付けてもよい。ヒータ40は、図2(a)(b)に示すように、そのハウジング41内にヒータ部42を収容した後、ハウジング41のフランジ部41aをフットブラケット14の他端部14Bの前面に溶接固着することで、フットブラケット14に一体的に取り付けられる。
ところで、締結手段30を用いて車両用シート1を車体10に固定する場合、フットブラケット14をフロアクロスメンバ13に締結し、フットブラケット16を固定用ブラケット15に締結することにより行うが、その取付作業は、前記のような締結解除手段としてのヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを車体10に取り付ける場合の取付作業と何等変わらないものとなっている。
すなわち、図4に示すように、フロアクロスメンバ13の上部13Aに形成された凹部13aに、ロアレール11の前端に一体的に固定されたフットブラケット14の一端部14Aを載置するようにして、フロアクロスメンバ13にロアレール11を載置する。
そして、フットブラケット14の挿通孔14bとフロアクロスメンバ13の前部13Bの挿通孔13bとを位置合わせして、ボルト31をヒータ40の孔部41bからフロアクロスメンバ13のナット32に向けて挿入し、これを螺合する。
これによって、フロアクロスメンバ13にフットブラケット14を介してロアレール11の前部側を締結することができる。なお、図3(b)に示すように、ロアレール11の後部側においてもフットブラケット16にヒータ40が一体的に設けられているので、図1に示すように、このヒータ40にボルト31を挿入して、これを固定用ブラケット15に固着されたナット32に螺合することによって、ロアレール11の後部側を固定用ブラケット15に締結することができる。
このような締結手段30を用いた締結を左右のロアレール11について行うことによって、車両用シート1を車体10に固定することができる。
以上のような取付作業は、締結解除手段としてのヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを車体10に取り付ける場合の取付作業と同様であり、これによって、従来と何等変わることのない取付工程で車両用シート1を車体10に固定することができる。
次に、車両の衝突事故等の緊急時において、乗員を早く救出するために、車両用シート1を車体10から取り外す必要が生じた場合には、車両用シート1に設けられた図示しないスイッチを操作して、図5(a)に示すコントロールユニットUからヒータ40に電源バッテリーBAからの電力を供給する。この操作は、衝突事故現場に出動した救急隊員等によって行うことができる。
電源バッテリーBAから電力が供給されると、ヒータ40のヒータ部42が駆動され、ボルト31が加熱される。
ここで、ボルト31は、前記のように収縮変形力を発生する形状記憶材料で形成されており、締結の際には、引張り力が付与されて伸長した状態に保たれているので、ヒータ40により加熱されると次のように作用する。
すなわち、ヒータ40により加熱されると、図6(b)に示すように、ボルト31は、収縮変形しようとしてさらに引張り力が付与され、ボルト31には、脆弱部31aを境にして同図中矢印を付して示したボルト31の軸方向に引張り応力が発生する。
これによって、図6(c)に示すように、ボルト31は、発生した引張り応力で脆弱部31aから破断する。
そして、ボルト31が脆弱部31aから破断することで、ボルト31とナット32とによるフットブラケット14とフロアクロスメンバ13との締結が解除されるとともに、フットブラケット16と固定用ブラケット15との締結が解除され、車両用シート1と車体10との固定が開放される。これによって、車両用シート1を車体10から容易に取り外すことができるようになる。
以上説明した本実施形態の車両用シート1の取付構造によれば、車両用シート1と車体10との締結手段30による締結部位に、締結手段30による締結を解除して車両用シート1と車体10との固定を開放する締結解除手段としてのヒータ40がフットブラケット14,16に予め一体的に設けられているので、締結手段30による車両用シート1の取付作業時には、ヒータ40を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、このようなヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを締結手段30により締結するときの締結作業と同様の作業で車両用シート1を車体10に取り付けることができる。
したがって、所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シート1を車体10から取り外すことが容易であるという利点が得られる。また、締結解除手段としてヒータ40を備えているにもかかわらず、組み付け生産性が高いという利点が得られる。
また、締結手段30が、ボルト31とナット32とからなり、ボルト31がヒータ40によって熱を加えることで収縮変形する形状記憶材料で形成され、収縮変形力を発生させた際に破断可能な脆弱部31aを備えてなるので、脆弱部31aを破断させることによって、容易にフットブラケット14とフロアクロスメンバ13との締結、およびフットブラケット16と固定用ブケット15との締結を解除することができるので、衝突事故等の緊急時に車両用シート1の確実な取り外しを実現することができる。したがって、乗員の救出性を向上させることができ、乗員の安全確保に優れた車両用シート1の取付構造が得られる。
取付方法が得られる。
(第2実施形態)
図7は本発明の第2実施形態に係る車両用シートの取付構造を説明するための要部の斜視図である。
本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、締結解除手段としてのヒータ40がフロアクロスメンバ13の内側に一体的に設けられている点である。
具体的に、本実施形態では、図7〜図9に示すように、上面開口形の収容筐体13Cを備えており、図9に示すように、この収容筐体13Cがフロアクロスメンバ13の前部13Bの内側面に溶接固着されて一体的に設けられている。
収容筐体13Cは、図8に示すように、ヒータ40を収容することが可能な収容スペース13eと、ナット32を収容することが可能な収容スペース13dとを備えており、収容されたヒータ40に、フロアクロスメンバ13の前部13B側から挿入されたボルト31が挿通されてナット32に螺合されるようになっている。収容筐体13Cの収容スペース13dは、収容されるナット32がボルト31の締め付けによって共回りしないようにナット32の外形状に合わせて寸法が規定されている。
フロアクロスメンバ13には、図9に示すように、その上面13Aに収容口13Aが開口形成されている。この収容口13Aは、フロアクロスメンバ13に一体的に固着された収容筐体13Cの固着位置に対応させてあり、少なくともヒータ40およびナット32を挿通することのできる大きさを有している。これによって、この収容口13Aを通じて、収容筐体13Cにヒータ40およびナット32を収容することができる。なお、ヒータ40のワイヤーハーネス42aは、前記と同様に、コントロールユニットU(図5(a)参照)に接続されており、緊急時には、コントロールユニットUを通じて電源バッテリーBAからヒータ40に電力が供給されるようになっている。
次に、締結手段30を用いた車両用シート1の固定およびヒータ40による締結の解除について説明する。
取付作業に先立って、ロアレール11の前端および後端にフットブラケット14を溶接固着する。そして、図9に示すように、フロアクロスメンバ13の前部13Bに収容筐体13Cを溶接固着してフロアクロスメンバ13に収容筐体13Cを一体的に設ける。固着にあたっては、フロアクロスメンバ13に形成された挿通孔13bと収容筐体13Cの挿通孔13fとを位置合わせして行う。そして、フロアクロスメンバ13の収容口13Aを通じて、収容筐体13Cの収容スペース13eにヒータ40を収容するとともに、収容スペース13dにナット32を収容して、これらが一体に設けられたフロアクロスメンバ13を用意する。
そして、このように構成されたフロアクロスメンバ13に車両用シート1を取り付ける。その取付作業は、前記のような締結解除手段としてのヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを車体10に取り付ける場合の取付作業と何等変わらないものとなっている。
すなわち、フロアクロスメンバ13の上部13Aに形成された凹部13aに、ロアレール11の前端に一体的に固定されたフットブラケット14の一端部14Aを載置するようにして、フロアクロスメンバ13にロアレール11を載置する。
そして、フットブラケット14の挿通孔14bとフロアクロスメンバ13の前部13Bの挿通孔13bとを位置合わせして、ボルト31をフットブラケット14の挿通孔14bからフロアクロスメンバ13の挿通孔13bを通じて収容筐体13Cの挿通孔13fからヒータ40の孔部41bに通し、これをその後方のナット32に螺合する。これによって、ロアレール11の前部側をフットブラケット14を介してフロアクロスメンバ13に締結することができる。
以上のような取付作業は、締結解除手段としてのヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを車体10に取り付ける場合の取付作業と同様であり、これによって、従来と何等変わることのない取付工程で車両用シート1を車体10に固定することができる。
次に、車両の衝突事故等の緊急時において、乗員を早く救出するために、車両用シート1を車体10から取り外す必要が生じた場合には、前記と同様にして、車両用シート1に設けられた図示しないスイッチを操作して、図5(a)に示すコントロールユニットUからヒータ40に電源バッテリーBAからの電力が供給されるようにする。この操作は、衝突事故現場に出動した救急隊員等によって行うことができる。
前記のように、図示しないスイッチが操作されて、電源バッテリーBAからの電力がコントロールユニットUからヒータ40に供給されると、ヒータ40のヒータ部42が駆動され、ボルト31が加熱される。そして、ボルト31は、ボルト31の軸方向に発生した引張り応力で脆弱部31aから破断する。
これによって、ボルト31とナット32とによるフットブラケット14とフロアクロスメンバ13との締結が解除されることとなり、車両用シート1と車体10との固定が開放され、車両用シート1を車体10から容易に取り外すことができるようになる。
本実施形態においても、所望の固定強度を得ることができるとともに固定作業が簡単であり、しかも、車両用シート1を車体10から取り外すことが容易な車両用シート1の取付構造が得られる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、発明の主旨に応じた適宜の変更実施が可能である。
例えば、図10,図11に示すように、ロアレール11の前端部側における取付構造を、フットブラケット14の一端部14Aに立上り部14Cを設けるとともに、この立上り部14Cに締結される固定用ブラケット11Aをロアレール11の側部内側に一体的に設けて、これらの立上り部14Cと固定用ブラケット11Aとをボルト31とナット32とによる締結手段30で締結するように構成してもよい。この場合、ヒータ40は、図11に示すように、固定用ブラケット11Aの前部11A’の後面に予め一体的に溶接固着して設けられる。
このような構造を用いた取付作業では、ボルト31をフットブラケット14の立上り部14Cの挿通孔14cから固定用ブラケット11Aの挿通孔11a’に挿入し、ヒータ40を貫通してナット32に螺合することで、締結を簡単に行うことができる。また、締結位置が第1,第2実施形態のものよりも上方となるので、締結作業が行い易い。
また、これに合わせて、ロアレール11の後端部側における取付構造を、図12,図13に示すような構造としてもよい。すなわち、フットブラケット16の一端部16A’側を下面開口形の凹形状とするとともに、この一端部16A’の前部16aに締結される固定用ブラケット11Bをロアレール11の後端部に一体的に固着し、これらの一端部16A’と固定用ブラケット11Bとをボルト31とナット32とによる締結手段30で締結するように構成してもよい。この場合、ヒータ40は、図13に示すように、固定用ブラケット11Bの前部11B’の前面に予め一体的に溶接固着して設けられる。
このような構造を用いた取付作業では、ボルト31をフットブラケット16’の一端部16A’の挿通孔16a’から固定用ブラケット11Bの挿通孔11b’に挿入し、ヒータ40を貫通してナット32に螺合することで、締結を簡単に行うことができる。
また、ロアレール11の後端部側における取付構造を、図14,図15に示すような構造としてもよい。すなわち、図15に示すように、フットブラケット16の一端部16Aにヒータ40を予め一体的に溶接固着して設け、一端部16Aからヒータ40を貫通するように、脆弱部17aを備えたリベット17をロアレール11に固定するようにしてもよい。なお、リベット17に代えてロアレール11に螺合可能な、またはロアレール11に固着したナット32に螺合可能な、脆弱部を有するボルトを用いてもよい。
さらに、図16に示すように、一対のロアレール11,11に沿って移動可能に設けられた一対のアッパーレール12,12と、車両用シート1のシートクッション2のクッションサイドフレーム2a,2bとの間を締結手段30による締結部位として構成し、一対のアッパーレール12,12またはクッションサイドフレーム2a,2bのいずれか一方にヒータ40を一体的に設けてもよい。
この例では、一対のアッパーレール12,12に支持部材4A,4Bがそれぞれ設けられており、この支持部材4A,4Bに、一対のクッションサイドフレーム2a,2bがリンク機構4c,4dを介してそれぞれ支持された構成としてある。リンク機構4c,4dは、シートクッション2の上下方向の移動を可能にするためのものである。
締結手段30におけるボルト31およびナット32(不図示)は、クッションサイドフレーム2a,2bのフランジ部2a,2a(クッションサイドフレーム2a側のみ図示)において、リンク機構4c,4dとの締結を行うように構成されており、前記フランジ部2a,2aに、ヒータ40が予め一体的に固着されて設けられている。
このような車両用シート1の取付構造によれば、フランジ部2a,2aにヒータ40が予め一体的に設けられているので、締結手段30による車両用シート1の取付作業時には、ヒータ40を手で保持する等の余分な作業を必要とせず、このようなヒータ40が設けられていない一般的な車両用シートを締結手段30により締結するときの締結作業と同様の作業でリンク機構4c,4dを介して一対のアッパーレール12,12にクッションサイドフレーム2a,2bを取り付けることができる。
なお、前記した締結手段30では、ボルト31を熱(エネルギー)が加えられることで収縮変形力を発生する形状記憶材料で形成したが、これに限られることはなく、ナット32を熱(エネルギー)が加えられることで収縮変形力を発生する形状記憶材料で形成してもよい。また、例えば、ナットを半割り構造として、これらを一体化するリング状等の部材を前記の形状記憶材料で形成して、リング状等の部材に生じる変形力によって、ナットが分割されるように構成してもよい。
本発明の第1実施形態に係る車両用シートの取付構造を説明するための要部の側面図である。 (a)はシートレールの前部側の要部の分解斜視図、(b)は同じく斜視図である。 (a)はシートレールの後部側の要部の分解斜視図、(b)は同じく斜視図である。 取付構造を示す断面図である。 (a)(b)はハーネスの配索を示す模式図である。 (a)は締結状態を示す断面図、(b)(c)は締結解除における作用を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両用シートの取付構造を説明するための要部の斜視図である。 取付構造を示す断面図である。 シートレールの前部側の要部の分解斜視図である。 車両用シートの取付構造の変形例に係るシートレールの前部側における要部の斜視図である。 同じく変形例に係るシートレールの前部側における要部の斜視図である。 同じく変形例に係るシートレールの後部側における要部の斜視図である。 同じく変形例に係るシートレールの後部側における要部の分解斜視図である。 同じく変形例に係るシートレールの後部側における要部の斜視図である。 同じく変形例に係るシートレールの後部側における要部の分解斜視図である。 車両用シートの取付構造のその他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 車両用シート
2 シートクッション
2a,2b クッションサイドフレーム
10 車体
11 ロアレール
12 アッパーレール
13 フロアクロスメンバ(クロスメンバ)
13A 収容口
14 フットブラケット
15 固定用ブラケット
16 フットブラケット
30 締結手段
31 ボルト(棒状部材)
31a 脆弱部
32 ナット(挟持部材)
40 ヒータ
41 ハウジング
42 ヒータ部
42a ワイヤーハーネス
SR シートレール

Claims (5)

  1. 車両用シートを車体に締結するための締結手段と、
    この締結手段による締結を解除して前記車両用シートと前記車体との固定を開放する締結解除手段と、を備え、
    前記車両用シートと前記車体との前記締結手段による締結部位に、前記締結解除手段を予め一体的に設けたことを特徴とする車両用シートの取付構造。
  2. 前記締結解除手段は、前記車両用シートの下部に設けられたフットブラケットと、前記車体の幅方向に設けられたクロスメンバとの前記締結部位において、前記フットブラケットまたは前記クロスメンバのいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの取付構造。
  3. 前記締結解除手段は、前記車体に固定された一対のロアレールに沿って移動可能に設けられた一対のアッパーレールと、前記車両用シートのシートクッションとの前記締結部位において、前記一対のアッパーレールまたは前記シートクッションのいずれか一方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの取付構造。
  4. 前記締結手段は、棒状部材と、この棒状部材の両端部に備えた挟持部材と、を有し、前記棒状部材および前記挟持部材を構成する部材のうち、少なくとも1つの部材が、前記締結解除手段によってエネルギーを加えられることで変形力を発生する機能性部材を含んでおり、
    この機能性部材で形成された部材に、前記締結解除手段によって変形力を発生させた際に破断する脆弱部を設けて、この脆弱部を前記変形力により破断させることによって前記締結が解除可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用シートの取付構造。
  5. 車両用シートを車体に対して締結手段によって締結する車両用シートの取付方法であって、
    前記締結手段が、エネルギーが加えられることで変形力を発生する機能性部材を含んで、この機能性部材の変形力により前記締結手段による締結が解除可能に構成されてなり、
    前記機能性部材に対して前記エネルギーを加えるための締結解除手段を前記車両用シートと前記車体との前記締結手段による締結部位に予め取り付け、この取り付けられた当該締結解除手段を介して前記締結手段により前記車両用シートと前記車体とを締結することを特徴とする車両用シートの取付方法。
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