JP2008206818A - 手術室 - Google Patents

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Abstract

【課題】施術者にとっても、また手術を受ける患者にとっても快適な環境を提供することができ、患者に見合った清浄度を手術室内に確保する。
【解決手段】室内空気の温度、清浄度を含む環境を調整する空調設備を備えた手術室20であって、前記空調設備は、清浄度を調整した空気を手術室20内の手術台26に向けて局所的に供給する清浄空気局所供給手段41、43と、手術室20の壁面22を冷却し又は加熱し、冷却し又は加熱した壁面22からの輻射熱により手術室20の温度を調整する輻射冷暖房手段51,52,53,54と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、清浄化した空気を供給する空調空気供給手段を備えた手術室に関する。
手術室は、清浄環境を維持しながら、患者及び医療従事者にとって快適な空間であることが求められる。かかる空間をつくるためには、清浄化した空気を供給する空調空気供給手段(空調設備)が重要な役割を果たしている。
空調設備は、それぞれの手術室に適合した空調環境をつくり、安全で信頼性のある清浄化した空気を供給するために、日本医療福祉施設協会規格の「病院設備の設計管理指針HEAS-02-2004」に基づいて作られる。すなわち、一般手術室は、「室内の空気清浄度や温度及び湿度に留意するとともに、周囲の諸室より正圧を維持しなければならない」、バイオクリーン手術室に関しても「バイオクリーン手術室は、病院で最も高い空気清浄度クラスを確保する」とともに、層流の特徴を配慮して、計画することが望ましいとされる。
そこで、手術室の空調設備は、外部から新鮮な空気を取り込み、空気清浄度や温度及び湿度を適正に調節して室内に供給し、室内の空気を外部に排出する換気系設備と、外部からの新鮮な空気と室内にある空気を混合して室内を循環させる循環系設備と、を備えている。
そして、バイオクリーン手術室の気流は、図10に示すように、手術室天井面から床面へと垂直一定方向へ流れ、室内で発生した塵埃・粒子は前記気流に乗って下方へ流れ、上流へは飛散せずに下方壁面に設置されたリターンガラリより吸い込まれ、換気系設備を介して、外部へ排出される。
また、循環系設備において、前記リターンガラリより吸い込まれた空気は、手術室に隣接する機械室に設けられた手術室用空調機により所定の温度と空気清浄度とが確保される。
特開平11−137616号公報
ところで、従来の空調設備は、手術室天井面から床面へと垂直一定方向へ流れる方式なので、医師や看護師(以下、施術者)と施術される患者とが同一環境下にある。この場合、本来施術される患者の体調維持を第一に考えて室内温度等を決定すべきであるが、施術される患者に合わせて温度、風量を制御すると、施術者側に下記の問題が生じる。
すなわち、施術者は、天井面から吹出す空調空気に直接当たる位置で作業するので、体温を奪われ通常とは異なる体力消耗を招いてしまう。特に、床温度は足下が冷たく感じる程に低く、反対に天井面寄りの頭部は、手術用に設置された無影灯からの発熱で著しく熱く感じる。足下と頭部とで温度差が大きいと、その温度差を不快に感じるコールドドラフト現象を生じ、施術者にとってベストな環境とはいえない。また、手術は昼夜を問わず実施される場合もあり、手術は施術者が起立した状態で長時間に及ぶ上、施術者は、通常とは異なる過酷な環境状態におかれている。
一方、健康体である施術者を基準にして空調制御を行うと、今度は患者にとって、寒過ぎたり熱過ぎたりする環境になってしまう。従って、手術室の空調設備は、患者の体調を
ベストな状態に維持できると共に、施術者の体調の維持にも十分な配慮がされたものであることが望まれる。
本発明は、上記事情に鑑みて発明されたものであってその解決しようとする課題は、施術者にとっても、また手術を受ける患者にとっても快適な環境を提供することができると共に、患者に見合った清浄度を手術室に確保することができる新たな技術を提供することにある。
そこで本発明は、次のような構成とした。
すなわち、本発明の手術室は、室内空気の温度、清浄度を含む環境を調整する空調設備を備えた手術室であって、前記空調設備は、清浄度を調整した空気を前記手術室内の手術台に向けて局所的に供給する清浄空気局所供給手段と、前記手術室の壁面を冷却し又は加熱し、冷却し又は加熱した前記壁面からの輻射熱により前記手術室の温度を調整する輻射冷暖房手段と、を有することを特徴とする。ここで壁面とは、側壁面だけでなく、天井面、床面を含むものである。
本発明によれば、基本的に、輻射冷暖房手段により、壁面から発する輻射熱によって手術室内の冷暖房がされる。このため、従来のように天井面等から吹出す空調空気に直接当たる位置で施術者が作業することが回避される。したがって、施術者から体温を奪うことに起因して、施術者の体力の消耗を招来することがないので、施術者にとって快適な環境となる。
また、清浄空気局所供給手段から供給される清浄空気によって手術台の全体が包まれ、手術台を含むその周囲をバイオクリーンルーム化させることができる。この構成に加え、手術台に流れる清浄空気の流量制御を行うことで、バイオクリーンルーム化した手術台はそこに横たわる患者にとって快適な環境となる。
このように本発明によれば、施術者と患者それぞれにとって快適な環境を提供することができるため、施術者にとっても、また患者にとっても最適な状態で手術に臨むことができる。
また、本発明の手術室において、前記清浄空気局所供給手段には外気が導入され、前記清浄空気局所供給手段は、前記外気を通過させて清浄化する清浄化フィルターと、前記外気の温度を冷却し又は加熱して調整する温度調整手段と、前記外気を前記清浄化フィルター及び前記温度調整手段へ向けて送風し、通過により調整された空気を更に送風する送風手段と、調整され、前記送風された空気を前記手術室に設けられた空気吹き出し口まで輸送するダクトと、を有するように構成できる。
この結果、清浄空気局所供給手段を経由して手術台に供給される外気は、清浄化されるばかりでなく、温度が調整可能となる。よって、当該温度を患者にとって好適な程度に調整すれば、患者にとって快適な空間が手術台を中心として形成される。
送風手段としては、例えばファンその他の送風機や、圧縮空気により送風する手段も例示できる。また、送風手段の流速を調整制御する制御装置を有することも例示できる。この流速制御により、送風の出力調整を行って手術台に向けて流れる清浄空気の流速を調整することが可能である。そのため、乱流が生じない程度に清浄空気の流れを速めることで、手術台を中心とした領域内に塵埃や粒子を巻き込むことが抑制される。そのため、手術台付近をバイオクリーンルーム化することが容易に達成される。
また、前記清浄空気局所供給手段は、前記調整した空気が手術室上部から前記手術台へ垂直一定方向に向けて下降する垂直層流の流れとなるように前記調整した空気を案内する垂直層流案内手段を有することを特徴とする。ここで垂直層流とは、室内空気の隣りあう部分が混ざり合うことなく、流線が規則正しい形を保つ流れである。また、垂直層流案内手段によれば垂直層流に形成された空調空気を、より確実に手術台に導入することができる。
前記垂直層流案内手段としての具体的な構成は、下記の構成のものが考えられる。
すなわち、前記垂直層流案内手段は、複数本の腕部材を屈折自在に接合したアーム部と、平皿形状を有し、その皿の上面が前記アーム部の一端に設けられ、前記アーム部に沿って輸送された前記調整した空気を垂直層流にて前記手術台の周囲へ広く吐出させる吐出口を複数設けた平皿形状部材と、を有し、前記アーム部材は、前記手術室上部にその一端が設けられ、前記手術台の上部空間において変位自在であることを特徴とする。
なお、前記調整した空気を前記アーム部に沿って輸送する構成としては、前記空気吹き出し口から前記吐出口まで、前記空気吹出し口に連結された空気導入ホースを経由して、前記調整した空気を前記アーム部に沿って輸送する構成や、前記アーム部の腕部材が、中空管で形成され、この中空管の空洞部内を介して前記調整した空気が前記平皿形状部材の吐出口に輸送される構成が例示できる。
前記アーム部の腕部材を中空管で形成して空洞部内を介して前記調整した空気を輸送する構成では、アーム部を空気導入ホースとして兼用するので、気密性を高める必要があるが、部品点数を少なくすることができる。一方、清浄空気が供給される部分を空気導入ホースとして専用に設ければ、アーム部自体は無影灯を支持できるだけの構造で足りる。また、ホース自体は安価であるので製作費用の削減ができる。
次に、前記平皿形状部材の具体的な構成としては、前記送風手段の送風による空気圧によって平皿形状に膨張し、送風停止により収縮する蛇腹状に形成されている構成のものが考えられる。
また、前記アーム部が、前記手術室の無影灯を変位自在に設置する支持部材も兼用できる構成とすれば、部品点数を少なくすることができる。なお、無影灯は既存の設備であり、通常、手術台の真上に設置される。
そこで、前記平皿形状部材の別の構成として、前記アーム部は、前記手術室の無影灯を変位自在に設置する支持部材も兼用し、前記平皿形状部材は、前記無影灯の上部に重ねて設置され、前記吐出口は、前記無影灯の周囲に設置される構成とすれば、手術台を清浄空気によって包み込むための設備として手術台の真上に設置される無影灯を利用するには好適である。
また無影灯は熱を発するが、この場合、無影灯の周縁部に清浄空気を吐出する吐出口が複数形成されているので無影灯を冷却する効果も期待できる。
また、本発明の手術室において、前記清浄空気局所供給手段から前記手術台に供給され、前記手術室の下部に達した前記調整した空気を、前記手術室外へ排出する排出手段をさらに有する構成とすることもできる。この構成によれば、垂直層流を清浄空気の排出手段によって手術室の外に出せば、手術室の下部に滞留した塵埃や粒子が清浄空気とともに室内から除去されるので、手術室内の塵埃や粒子が減少する。したがって、手術室の清浄度
が高まる。
本発明は、施術者にとっても、また手術を受ける患者にとっても快適な環境を提供することができると共に、患者の状態に見合った清浄度を手術室において確保することができる。
以下、本発明を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る手術室20が適用された病院建物100を示す。
病院建物100では、その大梁(構造駆体)10を境にして、隣接する2つの空間内に形成された手術室20及び機械室30が示されている。
(機械室30)
手術室20に隣接する機械室30には、この機械室30の上部に位置する換気用外気処理空調機31と、排気ファン33とが設置されている。
換気用外気処理空調機31には、外気取入れガラリ34から建物100内に取り入れた
外気を予め清浄化するHEPAフィルター31a、加熱冷却コイル31b、湿度調整手段としての加湿器31c、外気処理空調給気ファン31dとをそれぞれ備えている。
加熱冷却コイル31bは、HEPAフィルター31aによって清浄化された空気を手術室20に導入する前に予め適温になるように加熱・冷却する。
加湿器31cは、加湿用給水(上水)を蒸発させることにより加湿を行う気化方式ものであり、外気を必要に応じて加湿するものである。これらによって適度の温度及び湿度を保った空調空気を送り込むことができる。このようにして温度等を調整された空調空気が外気処理空調給気ファン31dによって手術室20に向け送られる。
(換気系設備)
また、機械室30の構造駆体10のうち、換気用外気処理空調機31とほぼ同じ位置には、病院建物100内へ換気用に外気を取り入れる換気用外気取入れガラリ34及び換気用排気ガラリ35が設置されている。換気用外気取入れガラリ34から取り入れられた外気と同量の手術室20内の空気が、排気として換気用排気ガラリ35から排出される。
換気用外気処理空調機31、排気ファン33並びに換気用HEPAフィルターユニット42は、ダクト40及び45を介して連結され、換気用外気処理空調機31、排気ファン33並びにクリーンユニット本体41が駆動することで、手術室20の換気がなされる。
バイオクリーンルームは、要求される清浄度のクラスに応じて、換気用HEPAフィルターユニットの種類、換気回数、各ガラリの設置位置、風向などを変えることで、ルーム内の浮遊粒子数を所定数以下に制御する。
なお、病院の手術室は、空気中の微粒子の清浄化に加えて、細菌などの微生物的な清浄度が要求される。この清浄度の規格は、日本工業規格のJISB9920やNASA(アメリカ航空宇宙局)規格のNHB5340に基づき、手術室の清浄度(例えばNASA規格では、クラス10000やクラス100と呼称される)が定められる。また、手術室は
、通常、NASA規格のクラス10000であるが、清浄度の低い手術室程、”クラス”の後に付加される数値(以下、付加数)が大きくなる。さらに、生物的清浄度を要求された値以上に保つ様に制御された室をバイオクリーンルームといい、清浄度が極めて高いバイオクリーンルームで行われる手術は、患者の感染率が低いことが知られている。
(手術室20)
次に、手術室20は、構造駆体10の内側に天井面21及び壁22により囲繞されて形成される。手術室20の天井面21のほぼ中央には、天井下の室内に局所的に清浄空気を供給する清浄空気局所供給手段としてのクリーンユニット本体41、及び吹出ユニット(垂直層流案内手段)43が設置されている。
また、換気系設備の換気用HEPAフィルターユニット42も手術室20の天井面21のほぼ中央に配置されている。なお、換気用HEPAフィルターユニット42は、手術室20内の局所に、空調用に送られる空気の中からゴミ、塵埃などを取り除いて清浄空気にするための、図示しないエアフィルター(以下、HEPAフィルター)を含んでいる。また、空調とは、空気の温度・湿度・気流及び清浄度を調えることを意味する空気調和の略であり、換気とは室内の空気を新しい空気と入れ換えることである。
さらに、手術室20の壁面22の下部には、手術室20における空調の排気を行うためのリターンガラリ(換気系設備)25が複数(図面では2つ)設置されている。リターンガラリ25は、ブラインド状の羽根板を壁面に形成した通し口に平行に所定間隔を空けて取り付けて形成した通気口のことである。
リターンガラリ25は、排気ファン33と共に、手術室20の下部に達した清浄空気を、手術室20外へ排出する換気系設備の排出手段を構成している。
(清浄空気局所供給手段)
次に、清浄空気局所供給手段を説明する。
清浄空気局所供給手段(局所型バイオロジカルクリーンユニット;以下クリーンユニットという)は、クリーンユニット本体41と、局所型バイオロジカル吹出ユニット(垂直層流案内手段、以下、吹出ユニットという)43を備える。
クリーンユニット本体41は、クリーンユニット用給気ファン41aと、クラス100程度のクリーンユニット用HEPAフィルター41bと、温度調整手段としての加熱・冷却コイル41cを備える。なお、クリーンユニット用給気ファン(送風手段)41aは、図示しない制御部により清浄空気の流速を調整(制御)されている(流速制御手段)。
クリーンユニットの機能は、クリーンユニット本体41の手前のダクト40部分ではクラス10000程度、その後クリーンユニット本体41のクリーンユニット用HEPAフィルター(クラス100程度)41bを通らずに換気用HEPAフィルターユニット42を介して手術室内に吹き出す空気は、換気用HEPAフィルターユニット42で必要に応じたクリーン度が高められて、吹き出される。
この実施の形態では、制御部(流速制御手段)により、クリーンユニット用給気ファン41aの出力調整をして手術台26に向けて流れる清浄空気の流速を調整することができる。したがって、乱流が生じない程度に清浄空気の流速を速めることで、清浄空気が供給される手術台26は、手術台26を中心とした領域内にその外部から塵埃や粒子を巻き込むことが抑制される。
(吹出ユニット43:垂直層流案内手段)
吹出ユニット43は、天井取り付け型で、平面360度回転自在のアーム部43aとこのアーム部43aの先端に設けられた平皿形状の局所垂直流吹出ダクト(平皿形状部材)43bを備える。
アーム部43aは中空パイプ(中空管)で形成され、この空洞部内を清浄空気が通過可能となっている。
局所垂直流吹出ダクト43bは、図2に示すように、独立して設けられるもので使用時に空気の圧力で膨らむ膜状(蛇腹状)のフード構成となっている(図2(a))。このフード構成の局所垂直流吹出ダクト43bは空気を供給する中空のアーム部43aの先端に設けられ、この局所垂直流吹出ダクト43bの下面には吐出口43dが複数設けられている。局所垂直流吹出ダクト43bの材質は、ポリエステル繊維などの塵埃を発しない材質である。また、この実施の形態において、この局所垂直流吹出ダクト43bは、使用しない場合、収縮させることができる(図2(b))。
そして、アーム43aの空洞部内を通過した空気は、クリーンユニット用給気ファン(送風手段)41aにより局所垂直流吹出ダクト43bの吐出口43dから手術台26を中心にした部分に、垂直一定方向に向けた空気の流れとなる垂直層流を吹き出す構成となっている。
また、室内の下部に溜まった塵埃・粒子は、空調空気を排出するリターンガラリ25を経由して外部に排出されるから、手術室内には塵埃や粒子が残留しにくくなり、手術室の清浄度が高まる。
この吹出ユニット43によれば、手術台26を中心にした部分に、垂直層流でクラス100程度の空気が吹き出され、かつクリーンユニット用給気ファン41aの空調空気の流量を調整することで、手術台26を含むその周囲をバイオクリーンルーム化させることができる。そして、手術台26に流れる空気の空調制御を行うことで、バイオクリーンルーム化した手術台26はそこに横たわる患者にとって快適な環境となる。この実施の形態によれば、施術者と患者それぞれにとって快適な環境を提供することができるため、施術者にとっても、また患者にとっても最適な状態で手術に臨むことができる。
この結果、クリーンユニットを経由して手術台26に供給される外気は、清浄化されるばかりでなく、前記制御部の流速制御により結果として温度及び湿度が調整可能となる。よって、当該調整を患者にとって好適なものにすれば、患者にとって快適な空間が手術台26を囲繞する空間として形成される。
(循環系設備としての輻射冷暖房システム:輻射冷暖房手段)
輻射冷暖房システムは、壁面(側壁面、天井面等)22を、冷房時は冷やし暖房時は温めて、冷却又は加熱した壁面からの輻射熱により冷暖房室(手術室20)の温度を調整するシステムである。輻射熱による冷暖房は、室内に極端な温度ムラが生じないため快適であると共に、壁面22を冷却又は加熱するのに必要な熱量がいわゆる対流方式の冷暖房システムに比べて少ない。このため、輻射冷暖房システムは、より省エネルギーなシステムと言える。
この実施の形態において手術室20の天井裏には、輻射熱の熱源としての機能を有する輻射用空調機51が、クリーンユニット本体41と共に設けられている。
輻射用空調機51は、HEPAフィルター51aと、加熱・冷却コイル51bと、循環
空気ファン51cを備える。輻射用空調機51は、輻射空調ダクト50を介して四方向分配器52に接続している。
四方向分配器52は、空気をほぼ均等に4つのダクトに分配し、4面に形成された導出口より排出する装置である。そして、四方向分配器52は、輻射空調ダクト50を介して二方向分配器53に接続している。更に、二方向分配器53は、壁面22の裏面に設置した放射・膜状噴流ノズル(二方向・膜状噴流ノズル)54に接続している。なお、壁面22の裏面は、中仕切り壁23と外壁24からなる2重壁構造になっており、中仕切り壁23と外壁24との間には冷風または温風が流れる空間が設けられている。
(輻射冷房)
輻射冷房は次のように行われる。
輻射用空調機51で発生した冷風を、輻射空調ダクト50を介して四方向分配器52に送風して冷風を4分配する。図1では左右に2分配している状態が示されているが、左右方向に対して垂直な方向にも2分配されている。
さらに、二方向分配器53を介して壁面22の裏面に設置した放射・膜状噴流ノズル(二方向・膜状噴流ノズル)54に、ノズル一つあたり20〜30m3/h程度に分配し、
壁面22の裏面に噴射して壁材を冷却する。このようにして、壁自体を直接冷却することで手術室20内を輻射冷却する。壁材を冷却した冷風は、中仕切り壁23と外壁24との間の空間を流れて天井空間を通過し(天井面も冷却)、再び輻射用空調機51に戻る。
(輻射暖房)
輻射暖房は、輻射冷房と同様であって、輻射用空調機51で造られた温風を、輻射空調ダクト50を使って四方向分配器52に送風して温風を4分配し、さらに二方向分配器53を介して壁面22の裏面に設置したそれぞれの放射・膜状噴流ノズル(二方向・膜状噴流ノズル)54に、20〜30m3/h程度ずつ分配する。このようにして、壁自体を直
接暖めることで、手術室20内を輻射暖房する。壁材を暖房した温風は、中仕切り壁23と外壁24の間の空間を流れて天井空間を通過し、再び輻射用空調機51に戻る。
このように、輻射システムは、側壁面や天井面等を昇温したり冷却したりすることで、それらの面から発せられる輻射熱を利用して、天井からの清浄空気が施術者に直接当たることを回避する。なお、この実施の形態では、輻射冷暖房システムを側壁面や天井面等を昇温したり冷却したりする場合で説明したが、輻射冷暖房システムを床面に設けても良い。
また、当該壁面からの輻射熱を利用する空調を備えた手術室にすることで、従来天井面に複数箇所設けた空調用HEPAフィルターユニットを不要とし、従来の空調用HEPAフィルターユニットからの空調空気が施術者に直接当たることを回避でき、床面と天井面との温度差を縮小できる。このため、医師や看護師(施術者)にとってもまた患者にとっても快適な空調環境を整えることができる。
換気系設備から手術室20内に送られる清浄空気の量は、空調を行う手術室20と外気との温度差、隣接する部屋との温度差、空調される部屋で発生する熱など一日あたりの最大熱負荷値を求め、これらの値に基づいて決定される。
この実施の形態によれば、輻射冷暖房システムによって手術室内の冷暖房が実施される。このため、天井面から吹出す清浄空気に直接当たる位置で施術者が作業することを回避できる。したがって、施術者から体温を奪うことに起因して、施術者の体力の消耗を招来
することがないので、施術者にとって快適な環境となる。
[別の実施の形態]
上述した実施の形態における垂直層流案内手段とは別の形態のものを備えた例を、以下、実施の形態2〜8として図3〜図7に基づき説明する。なお、それぞれ実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
(実施の形態2)
図3に示す垂直層流案内手段は、無影灯843cのアーム部843aと垂直層流案内手段のアーム部を共用するものである。すなわち、この無影灯843cの周縁部には、無影灯843cを覆う平皿形状の局所垂直流吹出ダクト843bが設けられている。この局所垂直流吹出ダクト843bは、アーム部843aの中空パイプ(中空管)を経由で流れてきた清浄空気を吐出する吐出口843dが形成されている。なお、吐出口843dは局所垂直流吹出ダクト843b下面部と無影灯843c上面部との間に設けられている。この構成の場合、局所垂直流吹出ダクト843bを透明性の高い材質にすることが望ましい。
無影灯843cは既存の設備であり、通常、手術台26の真上に設置される。また、無影灯843cは熱を発するが、無影灯843cの周縁部に清浄空気を吐出する吐出口が形成されているので無影灯843cを冷却する効果も期待できる。また、清浄空気が通過する部分は、アーム部843aを中空パイプにし兼用することで、部品点数を少なくすることができる。
(実施の形態3)
図4に示す垂直層流案内手段も、無影灯743cのアーム部743aと垂直層流案内手段のアーム部を共用するものである。但し、実施の形態3において清浄空気は、アーム743aとは別途に設けられた蛇腹のホース743bで吐出口743dまで供給する。なお、吐出口743dは実施の形態2と同様に、無影灯743cを覆う大きさの平皿形状の局所垂直流吹出ダクト743bと無影灯743c上面部との間に設けられている。この構成の場合も、局所垂直流吹出ダクト743bを透明性の高い材質にすることが望ましい。
(実施の形態4)
図5に示す垂直層流案内手段も、無影灯643cのアーム部643aと垂直層流案内手段のアーム部を共用するものである。但し、実施の形態4では、無影灯643cのアーム部(中空管)643aから、枝状に中空のアーム部を設けると共にその先端に実施の形態1にて説明したフード構成の局所垂直流吹出ダクト643b(実施の形態1の局所垂直流吹出ダクト43bと同一構成)が設けられている。
(実施の形態5)
図6に示す垂直層流案内手段は、天井面21より回転自在に設けられた中空のアーム部543aの先端に放射状にフレーム543cを設けて、フレーム543cを透明性の高い材質のカバー543bで覆い、吐出口とした構成である。カバー543bは取り外し可能なものが望ましい。
(実施の形態6)
図7に示す垂直層流案内手段は、天井面21に吐出口443dを複数設け、その周りをカーテン(又は筒状のダクト)443bを設け、このカーテン(又は筒状のダクト)443bにより、空気が拡散せずに局所垂直層流となるように構成したものである。
次に、外部より空気を吸い込む吸い込み口回り(換気系設備の換気用外気処理空調機31)の別の実施の形態を、以下、実施の形態7として図8に基づき説明する。なお、それぞれ実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
(実施の形態7)
図8に示す換気系設備の換気用外気処理空調機では、外気処理空調給気ファンの代わりに圧縮空気を用いるもので、この圧縮空気は流量調節弁301の制御によりインジェクター装置302を介して外気と共にHEPAフィルター31aに供給される構成である。このようにすれば、外気処理空調給気ファンを使用する場合に比べ、構成を簡易にできる。
次に、換気系設備及び清浄空気局所供給手段の別の実施の形態を、以下、実施の形態8として図9に基づき説明する。なお、それぞれ実施の形態1と異なる部分のみ説明する。
(実施の形態8)
図9に示す換気系設備及び清浄空気局所供給手段では、クリーンユニット41を介さずに換気用外気導入ダクト40aから直接、換気用HEPAフィルターユニット42aに空気を供給する構成である。なお、換気用外気導入ダクト40aは換気用HEPAフィルターユニット42aに空調空気を供給した後、下流においてクリーンユニット41(ファン41aとHEPAフィルター41b)に接続し、空調空気を供給する。
また、換気用外気導入ダクト40aは、換気用HEPAフィルターユニット42aに空気を供給するダクトとは別に専用のダクトを設けて、クリーンユニット41(ファン41aとHEPAフィルター41b)に接続し、空調空気を供給する構成にしてもよい。
なお、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の手術室の概略説明図であり、手術室を含む建て屋の断面図である。 実施の形態1の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態2の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態3の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態4の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態5の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態6の局所垂直流吹出ダクトの概略図である。 実施の形態7の換気系設備の換気用外気処理空調機の概略図である。 実施の形態8の清浄空気局所供給手段の概略図である。 従来の手術室の概略説明図であり、手術室を含む建て屋の断面図である。
符号の説明
100 病院建物
10 大梁(構造駆体)
20 手術室
21 天井面
22 壁面
23 中仕切り壁
24 外壁
25 リターンガラリ(換気系設備)
26 手術台
30 機械室
31 換気用外気処理空調機(換気系設備)
33 排気ファン(換気系設備)
34 換気用外気取入れガラリ
35 換気用排気ガラリ
40、45 ダクト
41 クリーンユニット本体(清浄空気局所供給手段)
41a クリーンユニット用給気ファン(清浄空気局所供給手段)
41b クリーンユニット用HEPAフィルター(清浄空気局所供給手段)
41c 加熱・冷却コイル(清浄空気局所供給手段)
42 換気用HEPAフィルターユニット(換気系設備)
43 吹出ユニット(垂直層流案内手段)
43a アーム部(垂直層流案内手段)
43b 局所垂直流吹出ダクト(垂直層流案内手段)
43c 無影灯
43d 吐出口(垂直層流案内手段)
51 輻射用空調機(輻射冷暖房手段)
51a 輻射空調用HEPAフィルターユニット
51b 加熱・冷却コイル
51c 輻射空調用循環空気ファン
52 四方向分配器
53 二方向分配器
54 放射・膜状噴流ノズル(二方向・膜状噴流ノズル)

Claims (10)

  1. 室内空気の温度、清浄度を含む環境を調整する空調設備を備えた手術室であって、
    前記空調設備は、
    清浄度を調整した空気を前記手術室内の手術台に向けて局所的に供給する清浄空気局所供給手段と、
    前記手術室の壁面を冷却し又は加熱し、冷却し又は加熱した前記壁面からの輻射熱により前記手術室の温度を調整する輻射冷暖房手段と、
    を有することを特徴とする手術室。
  2. 前記清浄空気局所供給手段には外気が導入され、
    前記清浄空気局所供給手段は、
    前記外気を通過させて清浄化する清浄化フィルターと、
    前記外気の温度を冷却し又は加熱して調整する温度調整手段と、
    前記外気を前記清浄化フィルター及び前記温度調整手段へ向けて送風し、通過により調整された空気を更に送風する送風手段と、
    調整され、前記送風された空気を前記手術室に設けられた空気吹き出し口まで輸送するダクトと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の手術室。
  3. 前記清浄空気局所供給手段は、
    前記調整した空気が手術室上部から前記手術台へ垂直一定方向に向けて下降する垂直層流の流れとなるように前記調整した空気を案内する垂直層流案内手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の手術室。
  4. 前記垂直層流案内手段は、
    複数本の腕部材を屈折自在に接合したアーム部と、
    平皿形状を有し、その皿の上面が前記アーム部の一端に設けられ、前記アーム部に沿って輸送された前記調整した空気を垂直層流にて前記手術台の周囲へ広く吐出させる吐出口を複数設けた平皿形状部材と、を有し、
    前記アーム部材は、前記手術室上部にその一端が設けられ、前記手術台の上部空間において変位自在であることを特徴とする請求項3に記載の手術室。
  5. 前記空気吹き出し口から前記吐出口まで、前記空気吹出し口に連結された空気導入ホースを経由して、前記調整した空気を前記アーム部に沿って輸送することを特徴とする請求項4に記載の手術室。
  6. 前記アーム部の腕部材は、中空管で形成され、この中空管の空洞部内を介して前記調整した空気が前記平皿形状部材の吐出口に輸送されることを特徴とする請求項4に記載の手術室。
  7. 前記平皿形状部材は、前記送風手段の送風による空気圧によって平皿形状に膨張し、送風停止により収縮する蛇腹状に形成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の手術室。
  8. 前記アーム部は、前記手術室の無影灯を変位自在に設置する支持部材も兼用することを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の手術室。
  9. 前記アーム部は、前記手術室の無影灯を変位自在に設置する支持部材も兼用し、
    前記平皿形状部材は、前記無影灯の上部に重ねて設置され、
    前記吐出口は、前記無影灯の周囲に設置されることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の手術室。
  10. 前記清浄空気局所供給手段から前記手術台に供給され、前記手術室の下部に達した前記調整した空気を、前記手術室外へ排出する排出手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の手術室。
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