JP2008204253A - 電子チケット管理システム,電子チケット管理方法及び電子チケット管理プログラム - Google Patents

電子チケット管理システム,電子チケット管理方法及び電子チケット管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子チケットの購入者に対して購入者の積極的関与を促すような形式の個々に見合った広告情報を、購入者により印象付けるような手法で提供するシステムを、構築のコストを小さくすると共に通信回線への負担を抑えるような構成にする。
【解決手段】電子チケット発行時,入場時,退場時と複数回にわたってユーザに対し携帯電話10による広告確認操作を促し、携帯電話10はその確認状況を記憶し、ユーザの興行会場からの退場後、確認状況を電子チケット広告管理サーバ20に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗車券や入場券等のチケットを電子化した情報である電子チケットを配布・管理する電子チケット管理システム,電子チケット管理方法及び電子チケット管理プログラムに関する。
従来から、無駄なコストを抑えて確実な集客を実現するために費用対効果の高い広告手法が、広告主側で強く求められている。これにより、様々な広告手法が開示されている。特許文献1には、ネットワークゲーム参加のための電子チケット発行の応答として広告を表示させるシステムが開示されている。しかし、この特許文献1に記載されたシステムでは、消費者が広告情報を確認したか否かは保障されず、広告主にとって広告効果が分かりにくいという課題と共に、広告内容が消費者に見合ったものであるか否かは不明のため集客につながる確率は低いという課題があった。
特許文献2には、印刷機利用者の嗜好に合致した広告を、その印刷機に印刷させるシステムが開示されている。また、特許文献3には、イベント等のチケット購入者の個別情報をそのチケット購入時に取得し、この個別情報とイベント内容とを基に購入者に見合った広告をチケットに印刷するシステムが開示されており、特許文献4には、乗車券や入場券等のチケットを電子化した情報である電子チケットを発行する際に利用者側の端末に広告を表示させるシステムが開示されている。
しかし、特許文献2に開示されたシステムでは、利用者に見合った内容の広告を提供できるが、広告主側にとっては広告が印刷されていることが分かるだけで、利用者が広告情報を確認したかどうかは保障されない。特許文献3及び4に記載されたシステムでも、特定の興行のチケット購入者に対して、その興行に関連した広告など購入者に見合った広告を提供できるが、購入者が広告情報を確認したかどうかは保障されないという課題があった。
そして、ユーザに必ず確認させる広告として出題形式の音声広告を提供する装置が特許文献5に開示されており、特許文献5に開示されたような出題形式の音声広告を、特許文献4に開示されたシステムを用いてユーザに提供すれば、ユーザに見合った広告情報を提供することで集客につながる確率は高くなり、端末からの応答をサーバが収集することでユーザによる広告確認の状況を管理することができる。
しかし、特許文献4及び5を組み合わせた広告手法では、電子チケット予約時にユーザ端末の画面に広告情報を表示させるので、広告の提示時間が短く、集客につながる確率の高いユーザ個別の広告情報を提供できる状況にあるにもかかわらず、ユーザに広告を印象付け難いという不都合があった。
そこで、特許文献4及び5の組み合わせ手法に、特許文献6に開示された情報収集システムをさらに組み合わせれば、電子チケット予約時と来場時とにおいて、ユーザ端末の画面に広告情報を表示させることが可能となるとと共に、イベント会場の来場者という特定のユーザの端末に対して、そのイベントに関連した広告等のユーザに見合った広告を出題形式で提供し、端末からの応答をサーバが収集することでユーザによる広告確認の状況を管理することができる。
また、
特開2001‐34673号公報 特開2003‐196540号公報 特開2004‐295035号公報 特再表WO2002/033612号公報 特開2002‐185618号公報 特開2004‐171486号公報
しかしながら、上述した特許文献4、5及び6を組み合わせた広告手法では、イベント来場者等の複数ユーザに対して共通の広告情報を提供することになるため、イベントに関連した広告等の複数ユーザに共通して見合った広告は提供できるが、特許文献2,3,4のシステムで可能なユーザの個別情報に基づいた広告の提供、例えば、男性向けや女性向けの広告等のユーザの個々に見合った広告情報を提供することができないという不都合があった。
また、会場内に複数のエリア端末を設置するなど独自のネットワークシステムを構築する必要があり、運営コストが膨大になる可能性があり、さらには、多数のユーザ端末が、広告情報を取得するための接続と広告に対する応答のための接続とをサーバに対して一定の時間内に実行するため、サーバへのアクセスが集中し回線状況が悪くなると共にサーバに負担がかかるという不都合があった。通信回線状況が悪くなると広告情報をユーザに送信できなくなる場合も想定される。
[目的]
そこで、本発明は、上記従来技術の不都合を改善し、乗車券や入場券等のチケットを電子化した情報である電子チケットを配信・管理するシステムを利用して電子チケット購入者に広告情報を提示するシステムにおいて、広告内容を購入者がより意識するようにし、広告の費用対効果の増大を図ることを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子チケット管理システムは、電子チケットを管理するサーバと、サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信しその要求に応じてサーバから送信される電子チケットを書き込むユーザ端末と、電子チケットの使用会場に配設されユーザ端末と接続し電子チケットの記録の有無を確認しチケット認証を実行する入場管理端末とを有した電子チケット管理システムであって、このサーバは、通信ネットワークと接続するためのネットワーク通信部と、幾つかの広告情報を記憶する広告記憶部と、ユーザ端末からのチケット発券要求に示された情報に基づいて広告情報を選出しこの広告情報の表示を指令する広告表示指令と共に当該ユーザ端末へ送信する広告送信手段とを備え、ユーザ端末は、通信ネットワークと接続するためのネットワーク通信部と、サーバからの広告情報を格納する広告情報記憶部と、広告表示指令に従って格納された広告情報を画面に表示する表示部と、入場管理端末等の装置と接続するための近距離用通信手段とを備え、入場管理端末は、ユーザ端末における近距離用通信手段と接続するための通信手段と、チケット認証のための接続時にユーザ端末に対して既に記憶されている広告情報の表示を指令する広告表示指令を送信する広告表示指示手段とを備えたことを特徴とする。
このような電子チケット管理システムによれば、チケット発行時,入場時と複数回にわたって広告情報をユーザに提示できる。また、ユーザ端末が通常の通信を利用するチケット取得時に予め入退場時に提示する広告情報も取得し、入場時,退場時には広告表示の指令を受けるだけでよいので、会場内に独自のネットワークシステムを構築する必要が無く通信回線に負担をかけずに、ユーザに広告情報を提供することができる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいては、電子チケットの使用会場の退場口に配設され、ユーザ端末における近距離用通信手段と接続するための通信手段と、ユーザ端末と接続した場合に広告表示指令を送信する広告表示指示手段とを備えた退場管理端末を備えてもよい。このようにすると、チケット発行時,入場時と複数回にわたって広告情報をユーザに提示できる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したユーザ端末が、広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報がユーザの操作により入力された場合にこの広告確認情報をサーバへ送信する広告確認情報送信手段を備えてもよい。このようにすると、ユーザが広告情報を確認したか否かが明確になり、広告主にとって広告効果が分かりやすい。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したサーバの広告送信手段が、チケット要求情報に示されたユーザ所望の電子チケットに関連する広告情報を選出してもよい。このようにすると、広告内容がユーザの興味のある内容であるため、集客につながる確率が高くなる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したサーバの広告送信手段が、チケット要求情報に示されたユーザの個別情報に基づいて当該ユーザに見合った広告情報を選出してもよい。このようにすると、広告内容がユーザの興味のある内容であるため、集客につながる確率が高くなる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したサーバの広告情報記憶手段が、ユーザに対して応答を求めるような内容の広告情報を記憶していてもよい。このようにすると、ユーザに対して広告情報をより意識させることができる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したユーザ端末が、広告確認情報を蓄積する広告確認情報記憶部を備え、このユーザ端末の広告確認情報送信手段は、退場管理端末から広告表示指令を受信した後に広告確認情報記憶部に蓄積されている広告確認情報をサーバへ送信する機能を有してもよい。このようにすると、ユーザ端末は、広告情報取得以降、ユーザの会場退場時以外ユーザ端末からサーバへの接続を必要としないので、会場内の通信回線か劣悪でもユーザに広告情報を提供できる。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したサーバが、広告確認情報受信手段により受信されたユーザ端末からの広告確認情報に基づいて電子チケットの割引金額を算定しユーザ端末への課金として記録する課金情報記憶手段を備えてもよい。このようにすると、電子チケットに対する課税に対して、ユーザの広告への関与に応じた適切な減額課金が可能となるので、ユーザの広告への関心が高まり宣伝効果が増大する。
また、上記の電子チケット管理システムにおいて、上述したユーザ端末が、非接触ICカード機能付き携帯電話であり、ユーザ端末の近距離用通信手段が、非接触ICカード方式のインタフェースであってもよい。このようにすると、ユーザ端末は、大規模な通信ネットワークに接続しなくても、入場管理端末からの広告表示指令を受信できる。
次に、本発明の電子チケット管理方法は、ユーザ端末が、サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信するチケット要求ステップと、その要求に応じてサーバから送信される電子チケットをユーザ端末が書き込むチケット取得ステップと、電子チケットの使用会場に配設された入場管理端末が、通信ネットワークを介さずにユーザ端末と接続し電子チケットの有無を確認しチケット認証を実行する入場管理ステップとを有した電子チケット管理方法であって、サーバが予め記憶された広告情報からユーザ端末からのチケット発券要求に示された情報に基づいた広告情報を選出し当該ユーザ端末へ送信する広告送信ステップと、ユーザ端末がサーバからの広告情報を記憶する広告情報記憶ステップと、ユーザ端末がサーバからの広告情報を表示する広告表示ステップと、チケット認証時に入場管理端末がユーザ端末に対して既に記憶されている広告情報の表示を指令する広告表示指令を送信する入場時広告表示指令ステップと、ユーザ端末がこの広告表示指令に従って記憶された広告情報を表示する入場時広告表示ステップとを設けたことを特徴とする。
また、上記の電子チケット管理方法においては、電子チケットの使用会場の退場口に配設された退場管理端末が、入場管理端末と同様に通信ネットワークを介さずユーザ端末と接続し広告表示指令を送信する退場時広告表示指令ステップと、ユーザ端末がこの広告表示指令に従って記憶された広告情報を表示する退場時広告表示ステップとを設けてもよい。
また、上記の電子チケット管理方法において、上述した広告表示ステップ及び入場時広告表示ステップの後それぞれに、ユーザ端末が、広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報をユーザの操作により入力しこの広告確認情報を記憶する広告確認情報記憶ステップと、退場時広告表示ステップの後に、ユーザ端末が、広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報をユーザの操作により入力しこの広告確認情報を記憶する退場時広告確認情報記憶ステップと、蓄積されている広告確認情報をサーバへ送信する広告確認情報送信ステップとを設けてもよい。
また、上記の電子チケット管理方法において、上述した広告送信ステップでは、前記チケット要求情報に示されたユーザの個別情報に基づいて当該ユーザに見合った広告情報を選出してもよい。
また、上記の電子チケット管理方法においては、サーバが広告確認情報を受信しその広告確認情報に基づいて電子チケットの割引金額を算定しユーザ端末への課金として記録する課金情報記憶ステップを設けてもよい。
また、上記の電子チケット管理方法においては、上述したユーザ端末が、非接触ICカード機能付き携帯電話であり、ユーザ端末と入場管理端末との通信方式が、非接触ICカード方式であってもよい。
このような電子チケット管理方法によれば、上述した電子チケット管理システムと同様に、チケット発行時,入場時と複数回にわたって広告情報をユーザに提示できる。また、ユーザ端末が通常の通信を利用するチケット取得時に予め入退場時に提示する広告情報も取得し、入場時,退場時には広告表示の指令を受けるだけでよいので、会場内に独自のネットワークシステムを構築する必要が無く通信回線に負担をかけずに、ユーザに広告情報を提供することができる。
次に、本発明の電子チケット管理プログラムは、サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信するチケット要求処理と、その要求に応じてサーバから送信される電子チケットを書き込むチケット取得処理と、電子チケットの使用会場に配設された入場管理端末と通信ネットワークを介さず接続し電子チケットの有無の確認を受けてチケット認証を実行するチケット認証処理とをコンピュータに実行させる電子チケット管理プログラムであって、チケット発券要求に示された情報に基づいた広告情報をこの広告情報の表示を指令する広告表示指令と共にサーバから受信し当該広告情報を格納する広告情報記憶処理と、チケット認証処理時に入場管理端末から広告表示指令を受信する広告表示指示受信処理と、格納された広告情報を広告表示指令に従って画面に表示する広告表示処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、上記の電子チケット管理プログラムは、電子チケットの使用会場の退場口に配設された退場管理端末と入場管理端末と同様に通信ネットワークを介さず接続し広告表示指令を受信する退場時広告表示指示受信処理をコンピュータに実行させてもよい。
また、上記の電子チケット管理プログラムにおいては、表示された広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報がユーザの操作により入力された場合にこの広告確認情報をサーバへ送信する広告確認情報送信処理をコンピュータに実行させてもよい。
また、上記の電子チケット管理プログラムにおいては、広告確認情報を蓄積する広告確認情報記憶処理と共に、退場管理端末から広告表示指令を受信したときに蓄積された広告確認情報をサーバへ送信する広告確認情報一括送信処理をコンピュータに実行させてもよい。
このような電子チケット管理プログラムによれば、上述した電子チケット管理システムと同様に、チケット発行時,入場時と複数回にわたって広告情報をユーザに提示できる。また、ユーザ端末が通常の通信を利用するチケット取得時に予め入退場時に提示する広告情報も取得し、入場時,退場時には広告表示の指令を受けるだけでよいので、会場内に独自のネットワークシステムを構築する必要が無く通信回線に負担をかけずに、ユーザに広告情報を提供することができる。
本発明は以上のように構成され機能するため、これにより、チケット発行時,入場時,退場時と複数のタイミングにわたって広告情報をユーザに提示でき、ユーザに広告を強く印象付けさせて宣伝効果を増大させることができる。また、ユーザ端末が通常の通信を利用するチケット取得時に予め入退場時に提示する広告情報も取得し、入場時,退場時には広告表示の指令を受けるだけでよいので、会場内に独自のネットワークシステムを構築する必要が無く通信回線に負担をかけずに、ユーザに広告情報を提供することができる。
以下、本発明における一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の電子チケット管理システムの基本的概要を示す説明図である。図1に示すように、本実施形態の電子チケット管理システムは、ユーザ端末としての非接触ICカード機能付き携帯電話10と、広告情報を管理する電子チケット広告管理サーバ20と、電子チケットを管理する電子チケット管理サーバ30と、広告主端末40と、イベント会場に設置された入場管理端末50と、同じくイベント会場に設置された退場管理端末60とで構成されている。
まず、広告主端末40は、通信ネットワークを介して電子チケット広告管理サーバ20に接続し、広告主が広告を出したい映画やイベントなどの興行に対して広告情報を登録する(図1の1)。
そして、非接触ICカード機能付き携帯電話10が、通信ネットワークを介して電子チケット管理サーバ30に接続しユーザの個人情報を送信して電子チケット発券要求を行う(図1の2)。発券要求後、電子チケット管理サーバ30は、電子チケット広告管理サーバ20に発券要求を転送し(図1の3)、電子チケット広告管理サーバ20は、登録された広告情報からユーザに見合った広告情報を選出し電子チケット管理サーバ30へ返信する。電子チケット管理サーバ30は、その広告情報を携帯電話10に送信する(図1の4)と共に、要求に応じた電子チケットを送信する(図1の5)。
携帯電話10は、取得した電子チケットを非接触ICカード機能のメモリに書き込み(図1の6)、取得した広告情報を画面に表示し(図1の7)、ユーザによる広告内容の確認操作後、広告確認情報を非接触ICカード機能のメモリに書き込む。
そして、ユーザがイベント会場へ入場する際に、携帯電話10を非接触ICカードリーダライタである入場管理端末50にかざし、非接触ICカードの通信機能を利用して、電子チケットの認証を受ける(図1の8)。同時に入場管理端末50から携帯電話10に対し、チケット予約時に予め取得された広告情報を表示させる広告表示指令が送信される(図1の9)。この指令に従って、携帯電話10は、広告情報を携帯電話画面に表示し、ユーザによる広告内容の確認操作後、広告確認情報を非接触ICカード機能のメモリに書き込む。
ユーザの退場時でも、携帯電話10を非接触ICカードリーダライタである退場管理端末60にかざすと、退場管理端末60から携帯電話10に対し、非接触ICカードの通信機能を利用して、チケット予約時に予め取得された広告情報を表示させる指令が送信される(図1の10)。携帯電話10は、広告情報を携帯電話画面に表示し、ユーザによる広告内容の確認操作後、広告確認情報を非接触ICカード機能のメモリに書き込み、それと同時に、蓄積された広告確認情報を通信ネットワークを介して電子チケット広告管理サーバ20へ送信する(図1の11)。
そして、電子チケット管理サーバ30は、電子チケット管理広告サーバ20にユーザの広告確認情報を問い合わせ(図1の12)、確認状況に応じて電子チケットの割引金額を算定し、携帯電話10の課金として記録する(図1の13)。また、広告主端末40は、電子チケット管理広告サーバ20からユーザの広告確認情報を取得することができる(図1の14)。
このように本実施形態の電子チケット管理システムによれば、広告主が広告を出したい映画やイベントなどの興行に対して広告情報を登録し、その広告を、ユーザがその興行の電子チケットを携帯電話10を用いて予約する際、興行会場に入場,退場する際に携帯電話10に表示させると共に、ユーザの広告確認状況に応じて電子チケット料金の割引を行い、最終的に広告主に広告関与実績の報告を行うことが可能となる。
図2は、本実施形態の電子チケット管理システムの全体構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態の電子チケット管理システムは、ユーザ端末としての携帯電話10と、電子チケット管理業者によって管理されている電子チケット広告管理サーバ20及び電子チケット管理サーバ30と、広告主端末40と、興行会場に設置されている入場管理端末50及び退場管理端末60とにより構成されており、電子チケット広告管理サーバ20及び電子チケット管理サーバ30と、広告主端末40とは、通信ネットワーク70を介して接続可能であり、携帯電話10は、基地局80を介して通信ネットワーク70と接続可能である。
図3は、本実施形態における携帯電話10の構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯電話10は、携帯電話10の動作を制御する主制御部11と、携帯電話10の識別子を保持する携帯電話ID保持部12と、非接触ICカード機能のメモリであるICカード記憶部13と、入場管理端末50又は退場管理端末60と通信し情報を送受信する近距離用通信手段としての非接触ICカード通信インタフェース14と、電子チケットに関する興行会場内の情報等の各種情報を記憶する情報記憶部15と、情報を表示するための表示部16と、ユーザの操作によるデータ入力を受け付ける入力部17と、通信ネットワークを介して電子チケット広告管理サーバ20及び電子チケット管理サーバ30と接続するネットワーク通信部18と、ユーザの音声を入力するマイク19aと、通話音声を出力するスピーカ19bとを備えている。
図3に示す主制御部11は、電子チケット管理サーバ30から予約可能な興行の情報を受信し、図10(a)に示す画面を表示させ、携帯電話ID保持部12から携帯電話ID,入力部17から個人を特定する情報やその他予約に必要な情報を入力しチケット発券要求として電子チケット管理サーバ30へ送信すると共に、このチケット発券要求に対応した電子チケットを受信しICカード記憶部13に書き込む電子チケット取得手段111と、電子チケットと共に送信される広告情報を情報記憶部15に書き込む広告情報取得手段112と、入力される広告表示指令に従って広告情報を表示部16に表示させる広告表示指示手段113と、入力部17により入力された広告確認情報をICカード記憶部13に書き込む広告確認記録手段114と、退場管理端末60から広告表示指令を受信したときにICカード記憶部13に蓄積された広告確認情報を電子チケット広告管理サーバ20へ送信する広告確認情報送信手段115とを備えている。
ここで、本実施形態の主制御部11、すなわち、電子チケット取得手段111と、広告情報取得手段112と、広告表示指示手段113と、広告確認記録手段114と、広告確認情報送信手段115とについては、その機能内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
図4は、本実施形態における電子チケット広告管理サーバ20の構成を示すブロック図である。図4に示すように、電子チケット広告管理サーバ20は、電子チケット広告管理サーバ20の動作を制御する主制御部21と、広告主端末40により登録された広告情報を記憶する広告情報記憶部22と、携帯端末10からの広告確認情報を記憶する広告確認情報記憶部23と、通信ネットワークと接続するネットワーク通信部24とを備え、主制御部21は、携帯端末10からのチケット発券要求に示された情報に基づいて広告情報を選出し電子チケット管理サーバ30へ送信する広告送信手段211と、携帯端末10からの広告確認情報を受信し広告確認情報記憶部23に書き込む広告確認情報受信手段212と、要求に従って広告確認情報を電子チケット管理サーバ30へ送信する広告確認情報送信手段213とを備えている。
ここで、本実施形態の主制御部21、すなわち、広告送信手段211と、広告確認情報受信手段212と、広告確認情報送信手段213とについては、その機能内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
図5は、本実施形態における電子チケット管理サーバ30の構成を示すブロック図である。図5に示すように、電子チケット管理サーバ30は、電子チケット管理サーバ10の動作を制御する主制御部31と、興行別に電子チケットを格納している電子チケット記憶部32と、興行毎のチケット予約状況を記録する予約状況記憶部33と、電子チケットの購入者に関する情報を記憶する顧客情報記憶部34と、通信ネットワークと接続するネットワーク通信部35とを備え、主制御部31は、携帯端末10からのチケット発券要求を電子チケット広告管理サーバ20へ転送するチケット発券要求転送手段311と、チケット発券要求に対応する電子チケットを電子チケット記憶部32から選出し携帯電話10へ送信し、これらの予約に関する情報を予約状況記憶部33に記録するチケット発券手段312と、電子チケット広告管理サーバ20からの広告情報を携帯端末10へ送信する広告情報送信手段313と、要求に応じて電子チケット広告管理サーバ20から送信された広告確認情報に基づいてユーザが購入した電子チケットの金額を算出し携帯電話10への課金として情報顧客記憶部33に記録する課金情報記録手段314とを備えている。
ここで、本実施形態の主制御部31、すなわち、チケット発券要求転送手段311と、電子チケット発券手段312と、広告情報送信手段313と、課金情報記録手段314とについては、その機能内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
図6は、本実施形態における入場管理端末50の構成を示すブロック図である。図6に示すように、入場管理端末50は、携帯電話10における非接触ICカード通信インタフェース14と接続する通信手段としての非接触ICカード通信インタフェース51と、入場管理端末50の動作を制御する主制御部52と、設置会場で行われる興行のチケット識別子を記憶した電子チケット情報記憶部53とを備えており、主制御部52は、電子チケット情報記憶部53に記憶されたチケット識別子を参照して該当電子チケットが携帯電話10に記憶されているか否かをチェックするチケット認証手段521と、該当する電子チケットの保有が確認された場合に広告情報の表示を指令する広告表示指令を携帯電話10へ送信する広告表示指示手段522とを備えている。
ここで、本実施形態の主制御部52、すなわち、チケット認証手段521と、広告表示指示手段522とについては、その機能内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
図7は、本実施形態における退場管理端末60の構成を示すブロック図である。図7に示すように、退場管理端末60は、携帯電話10における非接触ICカード通信インタフェース14と接続する通信手段としての非接触ICカード通信インタフェース61と、入場管理端末50の動作を制御する主制御部62とを備え、主制御部62は、広告情報の表示を指令する広告表示指令を携帯電話10へ送信する広告表示指示手段621を備えている。
ここで、本実施形態の主制御部62、すなわち、広告表示指示手段621については、その機能内容をプログラム化しコンピュータに実行させるように構成してもよい。
次に、本実施形態の電子チケット管理システムの全体動作について説明する。図8及び図9は、本実施形態の電子チケット管理システムの全体動作を示すシーケンス図である。図8は、本実施形態において携帯電話10にユーザ所望の電子チケットが格納されるまでのシステム全体の動作を示す。図9は、本実施形態においてユーザの興行会場入場時からのシステム全体の動作を示す。ここで、電子チケット管理方法についても、その各工程を示して説明する。
まず、図8のステップa1に示すように、広告主端末40が電子チケット広告管理サーバ20に広告情報を登録する。広告主端末40は、通信ネットワーク70を介して電子チケット管理サーバ30に接続し電子チケット記憶部32から興行一覧情報を読み込み、広告主が興行一覧情報から選択した興行のチケット識別子に広告情報を対応付けて電子チケット広告管理サーバ20の広告情報記憶部22に登録させる。
ここで、広告主は興行一覧情報から広告を出したい興行を選択して広告を登録しているが、ユーザの性別、年齢、住まいの地域などの顧客属性から、広告を提示したい属性を指定して広告を登録することも可能とする。
続いて、ユーザが携帯電話10を利用してチケットを予約する。ここで、チケットを予約するユーザは、予め電子チケット管理サーバ30の顧客情報記憶部34にユーザ所有の携帯電話10の携帯端末IDと対応付けた顧客情報を登録してあることとする。
携帯電話10では、電子チケット取得手段111が、通信ネットワーク70を介して、電子チケット管理サーバ30の電子チケット記憶部32から興行一覧情報を読み込み、表示部16が図10(a)に示す電子チケット予約画面を表示する。ユーザが興行一覧情報から所望する興行を選択し必要事項を携帯電話10に入力部17を介して入力すると、図8のステップd1に示すように、電子チケット取得手段111が入力内容データと携帯端末IDとをチケット発券要求として電子チケット管理サーバ30へ送信する(チケット要求ステップ)。
図8のステップc1に示すように、チケット発券要求を受信した電子チケット管理サーバ30では、電子チケット発券手段312が、顧客情報記憶部34を参照してチケット発券要求に含まれた携帯端末IDから顧客識別子を特定し、電子チケット記憶部32を参照してチケット発券要求に含まれた入力内容データからチケット識別子を特定し携帯電話10にチケット識別子を含む電子チケットを送信する。このとき、予約状況記憶部33にそれらの予約に関する情報を登録する。そして、図8のステップc2に示すように、チケット発券要求転送手段311が、チケット発券要求を通信ネットワーク70を介して電子チケット広告管理サーバ20に転送する。そして、図8のステップc3に示すように、電子チケット広告管理サーバ20からチケット発券要求に対応した広告情報を読み込み、通信ネットワーク70を介して、携帯電話10に広告情報及び興行関連情報を送信する(広告送信ステップ)。このとき、送信する広告情報は、予約時,入場時,退場時に提示する3種類の広告が含まれている。
携帯電話10では、図8のステップd2に示すように、電子チケット及び広告情報の受信後、電子チケット取得手段111がICカード記憶部13に電子チケットを記録し(チケット取得ステップ)、図8のステップd3に示すように、広告情報取得手段112が情報記憶部15に広告情報と興行関連の情報を記録し(広告情報記憶ステップ)、図8のステップd4に示すように、表示部16が図10(b)に示す予約時広告表示画面を表示する(広告表示ステップ)。ユーザがこの広告表示画面上で「確認ボタン」を押すと、図8のステップd6に示すように、広告確認情報記録手段114がICカード記憶部13に広告確認情報を記録し、予約時広告確認状況フラグをONにする(広告確認情報記憶ステップ)。
続いて、ユーザが興行会場に入場する。ユーザが携帯電話10を入場管理端末50にかざすと、入場管理端末50では、図9のステップd7に示すように、チケット認証手段521が、非接触ICカード通信インタフェース51を介して、携帯電話10のICカード記憶部13から電子チケットを読み込む。そして、図9のステップe1に示すように、電子チケット情報記憶部53に予め登録されたチケット識別子と携帯電話20からの電子チケットが示すチケット識別子とを比較しチケット認証処理を実行する(入場管理ステップ)。
チケット認証処理の結果が、チケット識別子が存在しないあるいは不整合であった場合は、ユーザに対して入場お断りのアナウンスをする。
チケット識別子が合致し入場を承認した場合は、図9のステップe2に示すように、入場管理端末50では、広告表示指示手段522が非接触ICカード通信インタフェース51を介して広告表示指令を携帯電話10へ送信する(入場時広告表示指令ステップ)。携帯電話10では、広告表示指示を受信後、図9のステップd8に示すように、予約時に広告確認情報を記録したか否かをチェックし、記録されていれば、図9のステップd9に示すように、表示部16が図10(c)に示す入場時広告表示画面を表示する(入場時広告表示ステップ)。ユーザが入場時広告表示画面上で「回答&開場案内ボタン」を押すと、図9のステップd11に示すように、広告確認情報記録手段114がICカード記憶部13に広告確認情報を記録して入場時広告確認状況フラグをONにし、表示部16が図10(d)に示す会場案内表示画面を表示する(入場時広告確認情報記憶ステップ)。
ここで、携帯電話10は、チケット予約時に入退場時に提示する広告情報も取得している。そのため、広告情報は電子チケット広告管理サーバ20を介さずに、予約時とは内容の異なる広告情報を入場時に表示することが可能になり、興行会場の通信環境に依存することなく、必ず広告情報を表示することができる。
本実施形態では、入場時広告表示画面に示すように、入場時の広告情報に質問形式をとり、ユーザが回答すると会場内の情報が得られるような仕組みとする。ここで、チケット予約時に広告確認操作を行っていない場合は、図9のステップd8に示すように、これらの処理は行わない。
続いて、ユーザが興行会場を退場する。ユーザが携帯電話10を退場管理端末60にかざすと、退場管理端末60では、図9のステップf1に示すように、広告表示指示手段621が非接触ICカード通信インタフェース61を介して携帯電話10へ広告表示指令を送信する(退場時広告表示指令ステップ)。
携帯電話10では、広告表示指令を受信後、図9のステップd12に示すように、入場時に広告確認情報を記録したか否かをチェックし、記録されていれば、図9のステップd13に示すように、表示部16が図10(e)に示す退場時広告画面を表示する(退場時広告表示ステップ)。ユーザが退場時広告表示画面上で「回答&公演スケジュール」を押すと、図9のステップd15に示すように、広告確認記録手段114がICカード記憶部13に広告確認情報を記録して退場時広告確認状況フラグをONにし、表示部16が図10(f)に示す関連興行情報表示画面を表示する(退場時広告確認情報記憶ステップ)。
このとき、携帯電話10では、図9のステップd16に示すように、広告確認情報送信手段115が通信ネットワークを介して電子チケット広告管理サーバ20へ、携帯端末IDとチケット識別子,上記3種類の広告確認状況フラグを送信し(広告確認情報一括送信ステップ)、電子チケット広告管理サーバ20では、図9のステップb2に示すように、広告確認情報受信手段212がそれら情報を受信し広告確認情報記憶部23に登録する。
本実施形態においては、退場時広告表示画面に示すように、退場時の広告情報にアンケート形式をとり、ユーザが回答すると他の興行の情報が得られるような仕組みとする。入場時に広告確認操作を行っていない場合は、図9のステップd12に示すように、これらの処理は行わない。
続いて、電子チケット管理サーバ30が電子チケット価格を決定する。ここで、電子チケットは後払い方式とし、電子チケット管理サーバ30は定期的に予約状況記憶部33に設定されたチケット毎の決済期日を参照し、期日であれば電子チケット広告管理サーバ20に広告確認状況を問い合わせ、確認状況に応じたチケット割引価格を設定する。
図9のステップc4に示すように、電子チケット管理サーバ30では、課金情報記録手段314が、料金を設定するべき顧客識別子及びチケット識別子に対応した確認状況を電子チケット広告管理サーバ20に問合せる。電子チケット広告管理サーバ20では、図9のステップb3に示すように、広告確認情報送信手段213が問い合わせに対応する広告確認情報を広告確認情報記憶部21から選出して電子チケット管理サーバ30へ送信する。電子チケット管理サーバ30では、図9のステップc5に示すように、課金情報記録手段314が、電子チケット広告管理サーバ20からの広告確認情報を読み込み、この確認情報に応じて電子チケットの割引価格を算定し、顧客情報34に記録する(課金情報記録ステップ)。決済方法については、ユーザが指定する決済サービス事業者を通じて、チケット割引価格を引き落とすこととする。
続いて、広告主が、広告確認状況を取得する。広告主が、広告主情報端末40から通信ネットワークを介して、電子チケット広告管理サーバ20の広告確認情報記憶部23からチケット識別子に応じた広告確認状況の累計を取得する。
ここで、本実施形態の電子チケット管理システムは、電子チケット管理業者によって管理されている電子チケット広告管理サーバ20及び電子チケット管理サーバ30を備えているが、電子チケット広告管理サーバ20及び電子チケット管理サーバ30を1つのサーバにしてもよい。また、入場管理端末50及び退場管理端末60は、同一の端末であってもよい。
また、本実施形態の電子チケット管理システムは、ユーザ端末10がチケット予約時、入場時にユーザの操作により入力される広告確認情報を蓄積し、退場時に一括して広告確認情報を電子チケット広告管理サーバ20に送信しているが、これに限らず、ユーザ端末10が広告確認情報をユーザの確認操作ごとに電子チケット広告管理サーバ20に送信するように構成してもよい。この場合は、電子チケットを購入して実際に来場していないユーザの広告確認状況も確認することができる。
またさらに、本実施形態の携帯電話10は、非接触ICカード機能付きの携帯電話であり、非接触ICカード通信インタフェース14によって入場管理端末50または退場管理端末60と接続するように構成されているが、これに限らず、ケーブル接続や赤外線接続等のほかのインタフェースによって入場管理端末50または退場管理端末60と接続するように構成してもよい。
本実施形態の電子チケット管理システムは、このように構成し動作するので、チケット予約・入場・退場の複数のタイミングで広告関与を促し、広告関与の状況をサーバに送信・管理することで、広告主に広告の効果測定結果を提供することができる。また、ユーザの広告への関与が正確に収集できるため、広告への関与に応じた適切なチケット減額課金が可能である。さらには、電子チケット予約時に入退場時に表示させる広告情報を電子チケットと共に予め配信しているため、興行会場の通信回線が劣悪でも、会場内でユーザに広告情報を提供できる。
本発明における一実施形態の電子チケット管理システムの基本概要を示す説明図である。 図1に示す実施形態の電子チケット管理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態における携帯電話の構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態における電子チケット広告管理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態における電子チケット広告管理サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態における入場管理端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態における退場管理端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す実施形態の全体の動作の一部を示すシーケンス図である。 図1に示す実施形態の全体の動作の別の一部を示すシーケンス図である。 図1に示す実施形態における携帯電話に表示される画面例を示す図である。
符号の説明
10 携帯電話
11,21,31,52,62 主制御部
12 携帯電話ID保持部
13 ICカード記憶部
14 非接触ICカード通信インタフェース
15 情報記憶部
16 表示部
17 入力部
18 ネットワーク通信部
19a マイク
19b スピーカ
20 電子チケット広告管理サーバ
22 広告情報記憶部
23 広告確認情報記憶部
24,35 ネットワーク通信部
30 電子チケット管理サーバ
32 電子チケット記憶部
33 予約状況記憶部
34 顧客情報記憶部
40 広告主端末
50 入場管理端末
51,61 非接触ICカード通信インタフェース
53 電子チケット情報記憶部
60 退場管理端末
70 通信ネットワーク
80 基地局
111 電子チケット取得手段
112 広告情報取得手段
113 広告表示指示手段
114 広告確認記録手段
115 広告確認情報送信手段
211 広告送信手段
212 広告確認情報受信手段
213 広告確認情報送信手段
311 チケット発券要求手段
312 チケット発券手段
313 広告情報送信手段
314 課金情報記録手段
521 チケット認証手段
522,621 広告表示指示手段

Claims (19)

  1. 電子チケットを管理するサーバと、前記サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信しその要求に応じて前記サーバから送信される電子チケットを書き込むユーザ端末と、前記電子チケットの使用会場に配設され前記ユーザ端末と接続し前記電子チケットの記録の有無を確認しチケット認証を実行する入場管理端末とを有した電子チケット管理システムであって、
    前記サーバは、前記通信ネットワークと接続するためのネットワーク通信部と、幾つかの広告情報を記憶する広告記憶部と、前記ユーザ端末からのチケット発券要求に示された情報に基づいて前記広告情報を選出しこの広告情報の表示を指令する広告表示指令と共に当該ユーザ端末へ送信する広告送信手段とを備え、
    前記ユーザ端末は、前記通信ネットワークと接続するためのネットワーク通信部と、前記サーバからの広告情報を格納する広告情報記憶部と、前記広告表示指令に従って前記格納された広告情報を画面に表示する表示部と、前記入場管理端末等の装置と接続するための近距離用通信手段とを備え、
    前記入場管理端末は、前記ユーザ端末における近距離用通信手段と接続するための通信手段と、前記チケット認証のための接続時に前記ユーザ端末に対して既に記憶されている広告情報の表示を指令する広告表示指令を送信する広告表示指示手段とを備えたことを特徴とする電子チケット管理システム。
  2. 前記請求項1に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記電子チケットの使用会場の退場口に配設され、前記ユーザ端末における近距離用通信手段と接続するための通信手段と、前記ユーザ端末と接続した場合に前記広告表示指令を送信する広告表示指示手段とを備えた退場管理端末を備えたことを特徴とする電子チケット管理システム。
  3. 前記請求項1又は2に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末が、前記表示された広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報が前記ユーザの操作により入力された場合にこの広告確認情報を前記サーバへ送信する広告確認情報送信手段を備えたことを特徴とする電子チケット管理システム。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記サーバの広告送信手段が、前記チケット要求情報に示されたユーザ所望の電子チケットに関連する広告情報を選出することを特徴とする電子チケット管理システム。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記サーバの広告送信手段が、前記チケット要求情報に示されたユーザの個別情報に基づいて当該ユーザに見合った広告情報を選出することを特徴とする電子チケット管理システム。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記サーバの広告情報記憶手段が、前記ユーザに対して応答を求めるような内容の広告情報を記憶していることを特徴とする電子チケット管理システム。
  7. 前記請求項1乃至6のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末が、前記広告確認情報を蓄積する広告確認情報記憶部を備え、このユーザ端末の広告確認情報送信手段は、前記退場管理端末から広告表示指令を受信した後に前記広告確認情報記憶部に蓄積されている広告確認情報を前記サーバへ送信する機能を有したことを特徴とする電子チケット管理システム。
  8. 前記請求項1乃至7のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記サーバが、前記広告確認情報受信手段により受信された前記ユーザ端末からの広告確認情報に基づいて前記電子チケットの割引金額を算定し前記ユーザ端末への課金として記録する課金情報記憶手段を備えたことを特徴とする電子チケット管理システム。
  9. 前記請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子チケット管理システムにおいて、
    前記ユーザ端末が、非接触ICカード機能付き携帯電話であり、前記ユーザ端末の近距離用通信手段が、非接触ICカード方式のインタフェースであることを特徴とする電子チケット管理システム。
  10. ユーザ端末が、サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信するチケット要求ステップと、その要求に応じて前記サーバから送信される電子チケットをユーザ端末が書き込むチケット取得ステップと、前記電子チケットの使用会場に配設された入場管理端末が、前記通信ネットワークを介さずに前記ユーザ端末と接続し前記電子チケットの有無を確認しチケット認証を実行する入場管理ステップとを有した電子チケット管理方法であって、
    前記サーバが予め記憶された広告情報から前記ユーザ端末からのチケット発券要求に示された情報に基づいた広告情報を選出し当該ユーザ端末へ送信する広告送信ステップと、
    前記ユーザ端末が前記サーバからの広告情報を記憶する広告情報記憶ステップと、
    前記ユーザ端末が前記サーバからの広告情報を表示する広告表示ステップと、
    前記チケット認証時に前記入場管理端末が前記ユーザ端末に対して既に記憶されている広告情報の表示を指令する広告表示指令を送信する入場時広告表示指令ステップと、
    前記ユーザ端末がこの広告表示指令に従って前記記憶された広告情報を表示する入場時広告表示ステップとを設けたことを特徴とする電子チケット管理方法。
  11. 前記請求項10に記載の電子チケット管理方法において、
    前記電子チケットの使用会場の退場口に配設された退場管理端末が、前記入場管理端末と同様に通信ネットワークを介さず前記ユーザ端末と接続し前記広告表示指令を送信する退場時広告表示指令ステップと、前記ユーザ端末がこの広告表示指令に従って前記記憶された広告情報を表示する退場時広告表示ステップとを設けたことを特徴とする電子チケット管理方法。
  12. 前記請求項10に記載の電子チケット管理方法において、
    前記広告表示ステップの後に、前記ユーザ端末が、前記広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報をユーザの操作により入力しこの広告確認情報を記憶する広告確認情報記憶ステップと、
    前記入場時広告表示ステップの後に、前記ユーザ端末が、前記広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報をユーザの操作により入力しこの広告確認情報を記憶する入場時広告確認情報記憶ステップと、
    前記退場時広告表示ステップの後に、前記ユーザ端末が、前記広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報をユーザの操作により入力しこの広告確認情報を記憶する退場時広告確認情報記憶ステップと、蓄積されている広告確認情報を前記サーバへ送信する広告確認情報送信ステップとを設けたことを特徴とする電子チケット管理方法。
  13. 前記請求項10乃至12のいずれか一項に記載の電子チケット管理方法において、
    前記広告送信ステップでは、前記チケット要求情報に示されたユーザの個別情報に基づいて当該ユーザに見合った広告情報を選出することを特徴とする電子チケット管理方法。
  14. 前記請求項10乃至13のいずれか一項に記載の電子チケット管理方法において、
    前記サーバが、前記広告確認情報を受信しその広告確認情報に基づいて前記電子チケットの割引金額を算定し前記ユーザ端末への課金として記録する課金情報記憶ステップを設けたことを特徴とする電子チケット管理方法。
  15. 前記請求項10乃至14のいずれか一項に記載の電子チケット管理方法において、
    前記ユーザ端末が、非接触ICカード機能付き携帯電話であり、前記ユーザ端末と前記入場管理端末との通信方式が、非接触ICカード方式であることを特徴とする電子チケット管理方法。
  16. サーバと通信ネットワークを介して接続しユーザ所望の電子チケットの発券要求を送信するチケット要求処理と、その要求に応じて前記サーバから送信される電子チケットを書き込むチケット取得処理と、前記電子チケットの使用会場に配設された入場管理端末と前記通信ネットワークを介さず接続し前記電子チケットの有無の確認を受けてチケット認証を実行するチケット認証処理とをコンピュータに実行させる電子チケット管理プログラムであって、
    前記チケット発券要求に示された情報に基づいた広告情報をこの広告情報の表示を指令する広告表示指令と共に前記サーバから受信し当該広告情報を格納する広告情報記憶処理と、前記チケット認証処理時に前記入場管理端末から前記広告表示指令を受信する広告表示指示受信処理と、前記広告表示指令に従って前記格納された広告情報を画面に表示する広告表示処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子チケット管理プログラム。
  17. 前記請求項16に記載の電子チケット管理プログラムにおいて、
    前記電子チケットの使用会場の退場口に配設された退場管理端末と前記入場管理端末と同様に前記通信ネットワークを介さず接続し前記広告表示指令を受信する退場時広告表示指示受信処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子チケット管理プログラム。
  18. 前記請求項16又は17に記載の電子チケット管理プログラムにおいて、
    前記表示された広告情報がユーザに確認されたことを示す広告確認情報がユーザの操作により入力された場合にこの広告確認情報を前記サーバへ送信する広告確認情報送信処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子チケット管理プログラム。
  19. 前記請求項16又は17に記載の電子チケット管理プログラムにおいて、
    前記広告確認情報を蓄積する広告確認情報記憶処理と共に、前記退場管理端末から広告表示指令を受信したときに前記蓄積された広告確認情報を前記サーバへ送信する広告確認情報一括送信処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子チケット管理プログラム。
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