JP2008202911A - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エバポレータの出入口に設けられる冷媒温度センサの校正を、通常運転時やPTI運転時において簡易に行うことができる冷凍装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 エバポレータ16の出入口に設けられる2つの冷媒温度センサ20,21の検出値から冷媒過熱度を求め、該過熱度が目標過熱度となるよう膨張弁14の開度を制御する制御部22が設けられる冷凍装置1において、制御部22は、冷凍装置1の運転状態においてエバポレータ16の出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定する運転制御部30と、運転制御部30により設定される飽和運転状態において、2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を取り込み、冷媒温度センサ20,21の誤差を校正する温度センサ校正部40と、温度センサ校正部40による校正結果を記憶し、それに基づき冷媒温度センサ20,21の検出値を補正して冷媒過熱度を算出する補正制御部50と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷凍コンテナや冷凍車用の冷却庫、あるいは定置式冷却庫等のように、冷凍冷蔵品を収容する冷却庫に適用して好適な冷凍装置に関するものである。
冷凍装置において、エバポレータ出口の冷媒過熱度を制御する方法の1つとして、エバポレータの入口と出口に各々冷媒温度センサを設け、これら冷媒温度センサの検出値からエバポレータ出口の冷媒過熱度(出口温度センサの検出値−入口温度センサの検出値)を算出し、その冷媒過熱度が目標過熱度となるように膨張弁の開度を制御する方式は一般的であり、広く採用されている。冷媒過熱度の目標値は、例えば5deg程度に設定されるのが通常であるが、冷凍能力を増大させるためには、目標過熱度を小さめに設定することが望ましい。
しかし、目標過熱度を小さくすると、エバポレータの出入口に設けられる冷媒温度センサの誤差により液バックが発生する可能性がある。これは、2つの冷媒温度センサのいずれかに誤差(検出ずれ)が生じており、設定された目標過熱度に対して正常に制御が行われているにもかかわらず、実際の過熱度が、目標過熱度よりも小さくなっていることが原因の1つと考えられる。このため、目標過熱度を大きめに設定し、温度センサの誤差に起因して液バックが発生しないようにする場合が多いが、冷凍装置によっては、温度センサや圧力センサ等の誤差を校正する手段を備えたものがある。
例えば、特許文献1には、蒸発器の出入口に設置される2つの温度センサを、冷却庫が起動される前の非冷却状態において、検出温度差がゼロとなるように校正し、実際の運転中における温度差の精度を高くすることが示されている。そして、このような温度センサの校正は、冷却庫の製造ラインや設置初期、あるいは冷却庫が長時間運転されずに、2つの温度センサが同一温度であるとみなすことができる状態で実行されることが必要であると述べている。また、冷凍冷蔵用に蒸発器を2台並設されている場合において、デフロスト運転時に各蒸発器の出口温度が一定時間0℃となるので、各蒸発器の出口に設置されている温度センサからの検出温度を0℃とみなし、検出温度を0℃に校正することが示されている。
また、特許文献2には、エバポレータの出口側に設けられる冷媒温度センサおよび圧力センサの検出値により、膨張弁開度を制御する冷凍装置において、PTI(自動自己診断チェック)時に、冷媒温度センサの検出値を用いて圧力センサの検出ずれを校正する方法が示されている。
特開2005−214507号公報(段落[0076]〜[0077]) 特開2006−266661号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、長時間運転されずに、2つの温度センサが同一温度であるとみなすことができる状態で、温度センサの校正を実行することを前提としているため、冷凍装置を通常運転している時や通常運転開始前のPTI運転時に、簡単に温度センサを校正することができないという問題を有している。また、停止状態において、温度センサを校正しているため、周囲温度の影響を受けて校正値自体が誤差を含んだものとなる危険性がある。また、特許文献2のものは、エバポレータの出口側に温度センサおよび圧力センサを設け、その冷媒温度センサの検出値を用いて圧力センサの検出ずれを校正するものであって、エバポレータの入口と出口とに各々冷媒温度センサを設け、その検出値を用いて膨張弁開度を制御し、過熱度制御を行う冷凍装置には適用できないものである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、エバポレータの出入口に設けられる冷媒温度センサの校正を、通常運転時やPTI運転時において簡易に行うことができる冷凍装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷凍装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる冷凍装置は、圧縮機と、コンデンサと、膨張弁と、エバポレータとがこの順に接続されて冷凍サイクルが構成されるとともに、前記エバポレータの出入口に設けられる2つの冷媒温度センサの検出値から冷媒過熱度を求め、該過熱度が目標過熱度となるよう前記膨張弁の開度を制御する制御部が設けられる冷凍装置において、前記制御部は、前記冷凍装置の運転状態において前記エバポレータの出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定する運転制御部と、前記運転制御部により設定される飽和運転状態において、前記2つの冷媒温度センサの検出値を取り込み、これら検出値に基づいて前記冷媒温度センサの誤差を校正する温度センサ校正部と、前記温度センサ校正部による校正結果を記憶し、それに基づき前記冷媒温度センサの検出値を補正して前記冷媒過熱度を算出する補正制御部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、運転制御部によりエバポレータの出入口で冷媒が飽和状態となる運転状態を設定し、この運転状態において、エバポレータの出入口に設けられている2つの冷媒温度センサの検出値を温度センサ校正部に取り込み、その検出温度が同一とみなせることを利用して、2つの冷媒温度センサの誤差を校正する。そして、その校正結果に基づき2つの冷媒温度センサの検出値を補正し、該補正値からエバポレータ出口の冷媒過熱度を算出して、膨張弁の開度を制御することにより、冷凍装置を適正な能力で過熱度制御運転することができる。このため、冷媒温度センサの誤差に伴う能力低下や液バックを抑制しつつ、目標過熱度を可及的に小さく設定し、冷凍能力が最大限発揮されるように、冷凍装置を運転することができる。また、冷凍装置が運転状態において、冷媒温度センサを校正することができるため、周囲温度等による影響を受けることなく、高精度の校正を行うことができる。なお、本発明において、冷凍装置の運転状態とは、冷凍サイクルを構成する機器の少なくとも一部が作動されている状態を意味するものとする。
さらに、本発明の冷凍装置は、上記の冷凍装置において、前記運転制御部は、前記膨張弁の開度を全開もしくは過剰に開いて前記エバポレータを満液状態となし、前記エバポレータにおいて冷媒の飽和状態を設定することを特徴とする。
本発明によれば、運転制御部により、膨張弁の開度を全開もしくは過剰に開いてエバポレータが満液状態となるようにすることによって、エバポレータの出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定することができる。これにより、エバポレータの出入口で冷媒温度が同一となる条件を成立させ、エバポレータの出入口に設けられる2つの冷媒温度センサの検出値を比較し、簡易にその誤差を校正することができる。
さらに、本発明の冷凍装置は、上記の冷凍装置において、前記運転制御部は、前記圧縮機を停止し、前記エバポレータ用の送風ファンを運転することにより、前記エバポレータにおいて冷媒の飽和状態を設定することを特徴とする。
本発明によれば、運転制御部により、圧縮機を停止し、エバポレータ用の送風ファンを運転することによって、エバポレータの出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定することができる。これによって、エバポレータの出入口で冷媒温度が同一となる条件を成立させ、エバポレータの出入口に設けられる2つの冷媒温度センサの検出値を比較し、簡易にその誤差を校正することができる。
さらに、本発明の冷凍装置は、上述のいずれかの冷凍装置において、前記制御部は、前記エバポレータの吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサのいずれかの検出値を取り込み、前記温度センサ校正部は、前記吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサの検出値と、前記2つの冷媒温度センサの検出値とを相対比較し、相対的にずれている温度センサの誤差を校正することを特徴とする。
本発明によれば、制御部によって、エバポレータに対する吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサのいずれかの検出値を取り込み、温度センサ校正部が、吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサの検出値と、エバポレータの出入口に設けられる2つの冷媒温度センサの検出値とを相対比較することにより、相対的にずれている温度センサの誤差を校正する。このように、温度センサの校正を少なくとも3つの温度センサの検出値の相対比較により行うため、温度センサの校正精度をより向上させることができる。また、吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサの誤差を校正することができるため、これら空気温度センサの検出値を用いて行う冷却庫内の温度制御精度をも向上させることができる。
さらに、本発明の冷凍装置は、上述のいずれかの冷凍装置において、前記運転制御部は、前記冷凍装置の自動自己診断チェック運転時、または前記圧縮機が運転中にもかかわらず冷却庫内の温度が一定時間低下しない時の何れかにおいて、温度センサを校正するための運転を行うことを特徴とする。
本発明によれば、運転制御部により、自動自己診断チェック運転時、または能力不足や外気温度が高く、圧縮機が運転中にもかかわらず冷却庫内の温度が一定時間低下しない時の何れかにおいて、温度センサを校正するための運転を行うことによって、温度センサの誤差に起因する冷凍装置の運転不良を適宜適正に是正することができる。従って、冷凍装置を常に安定的に運転することが可能となり、信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、エバポレータの出入口に設けられる冷媒温度センサの校正を、冷凍装置が運転状態おいて簡易に行うことができるため、冷媒温度センサの誤差に伴う能力低下や液バックを抑制しつつ、目標過熱度を可及的に小さく設定し、冷凍能力が最大限発揮されるように、冷凍装置を過熱度制御運転することができる。また、周囲温度の影響を受けることのない、高精度の校正を行うことができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図3を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態にかかる冷凍装置1を搭載した冷凍車両2の斜視図が示されている。冷凍車両3は、キャビン4の後方に搭載される冷却庫3を備え、この冷却庫3の前面壁に冷凍装置1が配設される。
冷凍装置1は、冷却庫3の外部に設置されるコンディンシングユニット6と、冷却庫3の内部に設置されるエバポレータユニット7とにセパレートされている。また、冷凍装置1は、図2に示されるように、冷媒ガスを圧縮する圧縮機10と、コンデンサ用送風ファン11を備え、圧縮機10から供給される高温高圧の冷媒ガスを外気と熱交換させて凝縮液化させるコンデンサ12と、コンデンサ12で液化された高圧の液冷媒を溜めるレシーバ13と、レシーバ13から供給される高圧液冷媒を断熱膨張させる膨張弁14と、エバポレータ用送風ファン15を備え、膨張弁14を経て導入される低温低圧の二相冷媒とエバポレータ用送風ファン15により循環される冷却庫3内の空気とを熱交換させて冷媒を蒸発させ、庫内空気を冷却するエバポレータ16と、エバポレータ16において蒸発された冷媒ガス中の液分を分離し、ガス分のみを圧縮機10に吸い込ませるアキュームレータ17と、を主要な構成機器とし、これらの機器を順次冷媒配管18で接続することにより冷凍サイクル19を構成している。
上記圧縮機10は、冷凍車両2の走行用エンジン(図示省略)、または冷凍装置1用に搭載される図示省略のサブエンジン、あるいはエンジンを駆動源とする発電機により発電される電力で駆動される図示省略の電動モータ等のいずれかを駆動源として駆動される。上記コンディンシングユニット6は、圧縮機10とその駆動機器、コンデンサ用送風ファン11、コンデンサ12、レシーバ13、およびアキュームレータ17等の機器を内蔵して構成され、エバポレータユニット7は、膨張弁14、エバポレータ用送風ファン15、およびエバポレータ16等の機器を内蔵して構成される。コンディンシングユニット6とエバポレータユニット7とは、冷媒配管18を介して連結される。なお、圧縮機10およびその駆動機器は、コンディンシングユニット6とは別ユニットとされる場合もある。
また、エバポレータ16には、その入口側と出口側とに、各々冷媒温度を検出するための冷媒温度センサ20,21が設けられており、その検出値は制御部22に入力される。制御部22は、冷媒温度センサ20,21の検出値よりエバポレータ16の出口における冷媒過熱度(出口冷媒温度センサ21の検出値−入口冷媒温度センサ20の検出値)を算出し、この冷媒過熱度が予め設定されている目標過熱度となるように膨張弁14の開度を制御し、冷凍装置1を過熱度制御運転するようになっている。
上記構成の冷凍装置1は、以下のように運転される。
上記した図示省略のエンジン、サブエンジン、または電動モータにより圧縮機10が駆動されると、圧縮機10に冷凍サイクル19側から低温低圧の冷媒ガスが吸い込まれ、圧縮機10は、この低温低圧冷媒ガスを高温高圧の冷媒ガスに圧縮して冷凍サイクル19に吐出する。この冷媒は、冷媒配管18を経てコンデンサ12に導入され、コンデンサ用送風ファン11により送風される外気と熱交換されて凝縮液化される。凝縮された冷媒は、レシーバ13を経て膨張弁14に至り、断熱膨張されて低温低圧の二相冷媒とされ、エバポレータ16に導入される。この冷媒は、エバポレータ16でエバポレータ用送風ファン15により循環される冷却庫3内の空気と熱交換させて蒸発され、冷却庫3内の空気を冷却する。
エバポレータ16において蒸発された冷媒は、アキュームレータ17を経て液分が分離され、ガス分のみが圧縮機10に吸入されて再圧縮される。以下、同様の動作を繰り返すことによって、冷却庫3内を冷却する冷却運転が行われる。この間、膨張弁14は、制御部22によりエバポレータ16の出口における冷媒過熱度(出口冷媒温度センサ21の検出値−入口冷媒温度センサ20の検出値)が、目標過熱度となるように開度制御され、冷凍装置1を過熱度制御運転する。
一方、冷凍装置1は、エバポレータユニット7の空気吸い込み側および空気吹き出し側に設けられている吸い込み空気温度センサ23および吹き出し空気温度センサ24のいずれか一方の検出温度が設定温度に達するまでの間は、連続的に運転され、設定温度に到達後は、予め設定されている温度領域を保つようにオン/オフ運転される。
上記した冷凍装置1の過熱度制御運転を、能力低下や液バックが発生しないように行うには、エバポレータ16の出口における冷媒過熱度を精度よく検出しなければならない。そのためには、冷媒温度センサ20,21により、エバポレータ16の出入口において冷媒温度を誤差なく検出する必要がある。しかし、センサ自体が常に高精度を保っているという保証はなく、経年変化によって誤差が発生する場合がある。従って、目標過熱度を小さく設定して冷凍能力を増大させ、かつ液バックの発生を抑制して冷凍装置1を運転するには、冷媒温度センサ20,21の誤差を適宜適正に是正することが重要となる。
以下に、エバポレータ16の出入口に設けられる冷媒温度センサ20,21の誤差を校正するための構成について説明する。
制御部22には、冷凍装置1の運転状態において、エバポレータ16の出入口で冷媒が飽和状態となる運転状態を設定する運転制御部30と、この運転制御部30によって設定される飽和運転状態において、エバポレータ16の出入口に設けられる2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を取り込み、冷媒温度センサ20,21の誤差を校正する温度センサ校正部40と、温度センサ校正部40による校正結果を記憶し、それに基づき2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を補正し、その補正値よりエバポレータ16出口の冷媒過熱度を算出する補正制御部50と、が設けられる。
上記運転制御部30は、次のような方法により、冷凍装置1が運転状態において、上記の飽和状態を設定する。
(1)膨張弁14の開度を全開もしくは過剰に開いてエバポレータ16を満液状態となすことによって、エバポレータ16を飽和液状態とする。
(2)圧縮機10を停止し、エバポレータ用送風ファン15を運転することにより、エバポレータ16の状態を飽和状態とする。
また、温度センサ校正部40は、エバポレータ16が上記により飽和状態にされると、その出入口に設けられている冷媒温度センサ20,21が、同じ飽和状態の冷媒温度を検出し、検出値が同じになるとみなせることから、比較的簡易に冷媒温度センサ20,21を校正することができる。校正方法としては、2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を加算し、それを2で除した値に校正する。あるいは2つの冷媒温度センサ20,21の検出値のずれ量が、所定の閾値を超えていたときのみ、前記と同様に校正する。等が考えられる。
補正制御部50は、温度センサ校正部40による校正結果を記憶し、2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を、その校正結果に基づいて補正し、該補正値により膨張弁14の開度を制御するための冷媒過熱度を算出する。そして、制御部22は、補正制御部50により算出されたエバポレータ16出口の冷媒過熱度が、目標過熱度となるように、膨張弁14の開度を制御するように構成される。
冷媒温度センサ20,21の校正は、冷凍装置1の自動自己診断チェック(PTI)時や圧縮機10が運転中にもかかわらず、冷却庫3内の温度が一定時間で低下しない時の何れかにおいて実施することができる。輸送用冷凍装置1は、一般に荷物を積み込む前に自動自己診断チェック(PTI)を行っており、このPTI運転時またはその終了時に、冷媒温度センサ20,21の校正ステップをプログラムすることによって、運行前に事前に冷媒温度センサ20,21の誤差を校正することができる。
また、能力不足により、圧縮機10が運転中にもかかわらず冷却庫3内の温度が一定時間低下しない時、または、外気温度が高く、圧縮機10が運転中にもかかわらず冷却庫3内の温度が一定時間低下しない時等において、冷媒温度センサ20,21の校正を行うことにより、能力不足を解消できることがあるので、かかる事態が検知されたとき、運転制御部30に温度センサの校正要求を出すことによって、冷媒温度センサ20,21を校正することができる。
図3に、冷媒温度センサ20,21の校正要否を判断する方法の一例が示されている。温度センサ20,21の校正要否判断は、冷凍装置1が運転時において行われる(ステップS1)。まず、冷却運転における設定温度が−5℃以下であるか否かが判断される(ステップS2)。これは、低温冷却時において、能力不足に陥る可能性を避けるためである。ステップS2で「YES」と判断されると、次にプルダウンが済んでいるか否かが判断される(ステップS3)。プルダウンが完了(ステップS3が「YES」)しておれば、ステップS4に移り、圧縮機10がオン/オフされることなく、例えば90分連続運転されたか否かが判断される。圧縮機10が90分連続運転されるのは、冷凍装置1側の冷却能力不足で設定温度に到達し得ない場合、あるいは外気温が高く負荷が大きすぎて設定温度に到達し得ない場合と考えられるので、このような場合は、冷媒温度センサ20,21の校正が必要と判断(YES)し、上記運転制御部30に温度センサ校正運転を要求する(ステップS5)。
しかして、本実施形態によると、以下の作用効果を奏する。
冷凍装置1が自動自己診断チェック(PTI)運転時またはその終了時、あるいは、図3に示されるように、能力不足や外気温が高く、圧縮機10が運転中にもかかわらず、冷却庫3内の温度が一定時間(図3の例では、90分)低下しない時の何れかにおいて、温度センサの校正運転が要求されると、制御部22において、運転制御部30は、(1)膨張弁14の開度を全開もしくは過剰に開いてエバポレータ16を満液状態となし、エバポレータ16を飽和液状態とする。または、(2)圧縮機10を停止し、エバポレータ用送風ファン15を運転することにより、エバポレータ16の状態を飽和状態とする。のいずれかによって、エバポレータ16の出入口で冷媒が飽和状態となる運転状態を設定する。
この運転状態において、エバポレータ16の出入口に設けられている2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を、温度センサ校正部40が取り込み、その検出温度が同一とみなせることを利用して、2つの冷媒温度センサ20,21の誤差を校正する。この校正結果を補正制御部50が記憶し、それに基づいて、2つの冷媒温度センサ20,21の検出値を補正し、該補正値からエバポレータ16出口の冷媒過熱度を算出する。そして、その過熱度が目標過熱度となるように、制御部22が膨張弁14の開度を制御する。これにより、冷凍装置1を適正な能力を発揮させて過熱度制御運転することができるようになる。
従って、冷媒温度センサ20,21の誤差に伴う能力低下や液バックを抑制しつつ、目標過熱度を可及的に小さく設定し、冷凍能力が最大限発揮されるように、冷凍装置1を運転することができる。
また、冷凍装置1が運転状態において、冷媒温度センサ20,21を校正することができるため、周囲温度等による影響を受けることなく、高精度の校正を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図2および図4、図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、校正する温度センサおよびその校正方法が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。本実施形態は、冷媒温度センサ20,21の検出値だけでなく、エバポレータ16の空気吸い込み側および吹き出し側に設けられている吸い込み空気温度センサ23および吹き出し空気温度センサ24のいずれか一方の温度センサの検出値とも相対比較して、相対的にずれているセンサを校正しようとするものである。
図2に示されるように、吸い込み空気温度センサ23または吹き出し空気温度センサ24の検出値は、制御部22に取り込まれるようになっている。以下の説明は、吸い込み空気温度センサ23の検出値を用いた場合を代表例として説明するが、吹き出し空気温度センサ24の検出値を用いる場合も同様である。
センサ校正運転が要求されると、運転制御部30は、エバポレータ16の出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定する。これにより、温度センサ校正部40が校正運転を開始する。以下に、図4に示されるフローチャートに沿って、各温度センサ20,21,23の校正運転を説明する。ここでは、圧縮機10を停止し、エバポレータ用送風ファン15を運転した状態で校正する場合の例について説明する。
センサ校正運転が要求されると、圧縮機10が停止され、エバポレータ用送風ファン15が運転された状態とされる(ステップS11)。この状態で、例えば5分経過すると(ステップS12)、(1)吸い込み空気温度(RET)、(2)エバポレータ16の入口冷媒温度(EI)、および(3)エバポレータ16の出口冷媒温度(EO)が、吸い込み空気温度センサ23および冷媒温度センサ20,21の検出値として取り込まれ、それぞれの差AないしCが、A=(1)−(2)、B=(2)−(3)、C=(3)−(1)により計算される(ステップ13)。
次に、上記A,B,Cの値を予め設定されている閾値(本例の場合は、3℃)と比較して、A,B,Cの値それぞれが閾値(3℃)以上か否かをステップS14ないしステップ20で順次判断し、「YES」の場合は、校正が必要なセンサを特定する。「NO」の場合は、次のステップに移行するようにする。まず、ステップS14では、A<3℃かつB<3℃かつC<3℃か否かが判断され、「YES」の場合、A,B,Cのすべてが閾値よりも小さいため、この場合は、校正を実施せず(ステップ22)、最後のステップS21でアラームを出すこととする。ステップS15では、A≧3℃かつB≧3℃かつC<3℃か否かが判断される。「YES」とされた場合、A,Bが閾値より大きく、その双方に関係しているのは、(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20の検出値であることから、(2)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ23)。
ステップS16では、A<3℃かつB≧3℃かつC≧3℃か否かが判断され、「YES」とされた場合、B,Cが閾値より大きく、その双方に関係しているのは、(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ21の検出値であることから、(3)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ24)。ステップS17では、A≧3℃かつB<3℃かつC≧3℃か否かが判断され、「YES」とされた場合、A,Cが閾値より大きく、その双方に関係しているのは、(1)の吸い込み空気温度センサ23の検出値であることから、(1)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ25)。ステップS18では、A≧3℃かつB<3℃かつC<3℃か否かが判断される。「YES」とされた場合、Aのみが閾値より大きく、それに関係しているのは、(1)の吸い込み空気温度センサ23および(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20の検出値であることから、(1)と(2)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ26)。
ステップS19では、A<3℃かつB≧3℃かつC<3℃か否かが判断され、「YES」とされた場合、Bのみが閾値より大きく、それに関係しているのは、(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20および(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ21の検出値であることから、(2)と(3)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ27)。また、ステップS20では、A<3℃かつB<3℃かつC≧3℃か否かが判断され、「YES」とされた場合、Cのみが閾値より大きく、それに関係しているのは、(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ20および(1)の吸い込み空気温度センサ23の検出値であることから、(3)と(1)のセンサの校正が必要と決定する(ステップ28)。以上によって、どのセンサの校正が必要であるかが判断される。
一方、上記ステップS15ないしステップS20において、校正が必要と判断されたセンサ(1)ないし(3)の校正が、それぞれステップ29ないしステップ34の通り実行される。ステップ29では、ステップ23で校正が必要とされた(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20の検出値が、((3)+(1))/2の値に校正され、校正値βが算出される。同様に、ステップ30では、ステップ24で校正が必要とされた(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ21の検出値が、((1)+(2))/2の値に校正され、校正値γが算でされる。ステップ31では、ステップ25で校正が必要とされた(1)の吸い込み空気温度センサ23の検出値が、((2)+(3))/2の値に校正され、校正値αが算出される。
さらに、ステップ32では、ステップ26で校正が必要とされた(1)の吸い込み空気温度センサ23および(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20の検出値が、それぞれ((1)+(2))/2の値に校正され、校正値αおよびβが算出される。また、ステップ33では、ステップ27で校正が必要とされた(2)のエバポレータ入口冷媒温度センサ20および(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ21の検出値が、それぞれ((2)+(3))/2の値に校正され、校正値βおよびγが算出される。同様に、ステップ34では、ステップ28で校正が必要とされた(3)のエバポレータ出口冷媒温度センサ21および(1)の吸い込み空気温度センサ23の検出値が、それぞれ((3)+(1))/2の値に校正され、校正値γおよびαが算出される。以上により、各センサ20,21,23の校正値が算出される。
各温度センサ20,21,23の校正は、図5に示されるように、ステップS40において、各温度センサ20,21,23の検出値(1),(2),(3)を読み取り、この検出値(1),(2),(3)に対し、ステップS41において、校正値α,β,γを加算する。この加算値が、ステップS42において、検出値(1),(2),(3)と置き換えられることにより、その値が各温度センサ20,21,23の検出値として、各制御あるいは記録に用いられることとなる。
本実施形態によると、上記により校正された冷媒温度センサ20,21の検出値に基づいて、エバポレータ16の出口における冷媒過熱度を算出し、それが目標過熱度なるように、膨張弁14の開度を制御して冷凍装置1を過熱度制御運転することができるため、上記第1実施形態と同様の効果が奏される。また、吸い込み空気温度センサ23または吹き出し空気温度センサ24についても同様に校正することができるため、これらの空気温度センサ23,24を用いた冷却庫3内の温度制御を、より高精度に行うことができるようになる。
なお、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。特に、用途的に制御温度範囲が広いにもかかわらず、温度センサには、それぞれの温度域に合わせて調整することなく、特定の温度域に合わせて調整した複数のセンサを用いる冷凍装置において有効である。
本発明の第1実施形態に係る冷凍装置を搭載した冷凍車両の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る冷凍装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る冷凍装置における温度センサの校正要否を判断するフロー図である。 本発明の第2実施形態に係る冷凍装置における温度センサの校正運転フロー図である。 本発明の第2実施形態に係る冷凍装置における温度センサの校正フロー図である。
符号の説明
1 冷凍装置
10 圧縮機
12 コンデンサ
14 膨張弁
15 エバポレータ用送風ファン
16 エバポレータ
19 冷凍サイクル
20 入口冷媒温度センサ
21 出口冷媒温度センサ
22 制御部
23 吸い込み空気温度センサ
24 吹き出し空気温度センサ
30 運転制御部
40 温度センサ校正部
50 補正制御部

Claims (5)

  1. 圧縮機と、コンデンサと、膨張弁と、エバポレータとがこの順に接続されて冷凍サイクルが構成されるとともに、前記エバポレータの出入口に設けられる2つの冷媒温度センサの検出値から冷媒過熱度を求め、該過熱度が目標過熱度となるよう前記膨張弁の開度を制御する制御部が設けられる冷凍装置において、
    前記制御部は、前記冷凍装置の運転状態において前記エバポレータの出入口で冷媒が飽和状態となる状態を設定する運転制御部と、
    前記運転制御部により設定される飽和運転状態において、前記2つの冷媒温度センサの検出値を取り込み、これら検出値に基づいて前記冷媒温度センサの誤差を校正する温度センサ校正部と、
    前記温度センサ校正部による校正結果を記憶し、それに基づき前記冷媒温度センサの検出値を補正して前記冷媒過熱度を算出する補正制御部と、を有することを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記運転制御部は、前記膨張弁の開度を全開もしくは過剰に開いて前記エバポレータを満液状態となし、前記エバポレータにおいて冷媒の飽和状態を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記運転制御部は、前記圧縮機を停止し、前記エバポレータ用の送風ファンを運転することにより、前記エバポレータにおいて冷媒の飽和状態を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  4. 前記制御部は、前記エバポレータの吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサのいずれかの検出値を取り込み、前記温度センサ校正部は、前記吸い込み空気温度センサまたは吹き出し空気温度センサの検出値と、前記2つの冷媒温度センサの検出値とを相対比較し、相対的にずれている温度センサの誤差を校正することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の冷凍装置。
  5. 前記運転制御部は、前記冷凍装置の自動自己診断チェック運転時、または前記圧縮機が運転中にもかかわらず冷却庫内の温度が一定時間低下しない時の何れかにおいて、温度センサを校正するための運転を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の冷凍装置。

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