JP2008202004A - コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 - Google Patents
コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008202004A JP2008202004A JP2007042810A JP2007042810A JP2008202004A JP 2008202004 A JP2008202004 A JP 2008202004A JP 2007042810 A JP2007042810 A JP 2007042810A JP 2007042810 A JP2007042810 A JP 2007042810A JP 2008202004 A JP2008202004 A JP 2008202004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- hole
- carbonization chamber
- furnace wall
- coke oven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
【解決手段】形状計測手段7、耐火物把持手段13及び耐火物溶射手段8を装着したマニピュレータ5、6を用いて、炭化室側から破孔3の形状を計測して形状データを得て、形状データに基づいて破孔3に入る形状に耐火物4を加工し、加工された耐火物4を耐火物把持手段13に把持させて炭化室側から耐火物4を破孔3に挿入し、耐火物4及び耐火物4と破孔3との境界に向けて壁面と平滑になるまで溶射を、耐火物溶射手段8によって行うことにより、破孔3を閉塞する破孔補修方法及びそのための破孔補修する補修装置。
【選択図】図5
Description
しかし、炉壁の珪石煉瓦は、600℃付近で熱膨張率が急激に変化して熱衝撃の影響を受けやすいため、断熱箱を挿入した部分の炉壁温度が低下し、炉壁を損傷させてしまうことが問題となっている。
しかし、煉瓦数枚の大きさに及ぶ破孔を溶射のみで埋めることは、燃焼室に溶射材が吹き抜けてしまうため不可能である。
そこで溶射材が燃焼室に吹き抜けることを防止して、破孔部を閉塞する方法として、特許文献1及び特許文献2のように点検口から耐熱性当て板を挿入し、破孔部に燃焼室側から押し付ける方法がある。
しかし、上述の当て板を挿入する装置と同様に、燃焼室側から溶射を行うためには、点検口に挿入できる大きさに溶射バーナーを設計する必要がある。点検口から挿入したバーナーを燃焼室内で破孔形状に沿って駆動し、溶射するためには、炉長方向又は炉幅方向にバーナーヘッドを駆動する軸を燃焼室内に挿入する必要があるが、軸数を増やすことで装置が大きくなるため点検口に挿入することが困難になる。
また、熱間で炉外から装置を用いて破孔を補修する方法では、狭隘な点検口や装入口、炉幅の制約によって、炉内で精密に動作できるマニピュレータは3軸までしか実現できておらず、破孔部を閉塞する物体を把持して、精密に位置決めすることができなかった。すなわち、炭化室側から閉塞物を嵌め込み、破孔部との隙間を溶射材の吹き抜けが防止できる程度まで小さく制御し、閉塞物を固定する手段が実現されていなかった。
(A) 10mm以下の隙間に対して耐火物の溶射を行った場合、炉壁を貫通して溶射材が吹き貫けることはほとんどない。この場合、溶射材の吹き抜けを防止する閉塞物を用いる必要がない。
(B) マニピュレータを用いて破孔部の形状を計測する場合、炉壁面上の破孔の形状及び破孔の炉壁厚さ方向深さの形状データは、上記の隙間の10mm以内を満たす形状に閉塞物を加工するための十分な精度を持つ。
(C) 溶射材の吹き抜けを防止する閉塞物として、溶射の火炎温度に耐える耐火物が適当である。
(D) 耐火物の溶射施工後の破孔補修部の強度は、炉壁厚さ方向に全厚さにわたって溶射されなくても十分な強度が得られる。
(F) (A)〜(E)により、マニピュレータを用いて炭化室側から耐火物を破孔に嵌め込み、これを溶射することによってコークス炉炭化室炉壁の破孔を補修することができる。
(1) コークス炉の炭化室と燃焼室とを隔てる炉壁煉瓦が抜け落ちて生じた破孔部を、マニピュレータを用いて炉壁温度が700℃以上に保持された状態で補修するコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法であって、前記炭化室側から前記破孔部の形状を計測して形状データを得て、前記形状データに基づいて前記破孔部に入る形状に耐火物を加工し、加工された前記耐火物を耐火物把持手段に把持させて炭化室側から前記耐火物を前記破孔部に嵌め込み、前記耐火物及び前記耐火物と前記破孔部との境界に向けて壁面と平滑になるまで溶射を行うことにより、前記破孔部を閉塞することを特徴とするコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
(2) 前記マニピュレータが1台であり、当該マニピュレータに形状計測手段、耐火物把持手段及び耐火物溶射手段が装着されていることを特徴とする前記(1)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
(4) 前記2台以上のマニピュレータが、基部側から少なくとも1つ以上の駆動軸を共有することを特徴とする前記(3)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
(7) 前記破孔部の形状を測定する際に、前記マニピュレータを用いて、破孔部に付着している粉塵及び破孔部に剥離している耐火物片のいずれか又は両方を除去することを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
(11) 前記計測手段からの計測データに基づいて破孔部に嵌め込む耐火物を加工する耐火物加工手段を有することを特徴とする前記(10)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
(13) 前記2台以上のマニピュレータが、基部側から少なくとも1つ以上の駆動軸を共有することを特徴とする前記(12)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
(15) 前記マニピュレータに装着可能な、破孔部に付着した粉塵を除去する粉塵除去手段を有することを特徴とする前記(10)〜(14)のいずれかに記載の破孔補修装置。
(16) 前記マニピュレータに装着可能な、破孔部に剥離した耐火物片を除去する耐火物片除去手段を有することを特徴とする前記(10)〜(15)のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
(18) 前記耐火物把持手段に設けられた片持ち梁状の前記棒材が耐熱金属材料又はセラミックスで作られていることを特徴とする前記(17)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
(19) 前記耐火物把持手段に設けられた片持ち梁状の前記棒材が炭素系材料で作られていることを特徴とする前記(17)に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
破孔の削正並びに粉塵及び剥離耐火物片の除去等を行った場合は、耐火物の嵌め込みが容易になったり、溶射体の強度を上げることができたりするので、高い補修強度を得ることができる。
嵌め込む耐火物を複数の片に分け、耐火物片を挿入後に、破孔部と耐火物片の一端との隙間を小さくするように炉壁面方向に移動して固定する操作をそれぞれの片に対して繰り返すことによって、破孔部と耐火物との隙間を小さくでき、溶射材の吹き抜けを防止できる。
一方、炭素系素材で作られている場合は繰り返し使うことができないが、焼失するので嵌合した棒材を抜く作業を省略することができる。
また、破孔破面形状には、図2(A)に示すように、ダボがあるもの3a、3bや、図2(B)に示すように、破断してダボがないもの3c、燃焼室2へ向かって拡がる形状3dや、図2(C)に示すように、燃焼室2へ向かって狭まる形状3eがあり、それらの組合せにより様々な形状の破孔が発生しうる。尚、図2中符号1は炭化室である。
通常操業時の炭化室1の炉内温度は約1000℃であり、コークス押出しの際に破孔3が発生した場合、直ちに装置を窯口から炭化室1へ挿入し、炉内温度を700℃以上に保ったまま補修を行う。
まず、第1又は第2のマニピュレータ(図3(A)では第1のマニピュレータ5)に搭載した観察カメラ15で破孔形状を観察し、図3(A)に示すように形状計測装置7を用いて破孔の形状計測を行う。
必要であれば形状計測の前に破孔部周囲の煉瓦を削正し、堆積した粉塵や剥離した耐火物片を除去する。そして計測した形状に対して、図3(B)に示すように、耐火物を嵌め込むための隙間を設けた耐火物4を炉外で作製する。
さらに、図3(C)に示すように、耐火物4を破孔3に嵌め込み、第2のマニピュレータ6に装着した溶射バーナー8で耐火物4を溶射体9によって固定する。
そして、図3(D)に示すように耐火物4の把持を解放し、第1のマニピュレータ5を耐火物4からはなす。
最後に、図示を略したが、再度形状計測装置7を用いて炉壁の凹凸形状の計測を行い、図3(E)に示すように、嵌め込んだ耐火物4に対して溶射体10を施工し壁面を平滑化する。
削正手段としては、図7(A)、(B)に示すように、第1のマニピュレータ5に取付けた鉤状の形状をした工具11を用いて、炭化室1側から引っ掛けて引っ張ると良い。この場合、破損していない煉瓦目地部が現れるか、又は破面が炭化室1側に向くので、耐火物4の嵌め込みも溶射もやりやすくなる。また引っ張る際に力を加えすぎて周囲の炉壁を破損することがないように、発生する力を駆動軸19(図5参照)などで検知して力制御を行うことが望ましい。
また、観察カメラ15からの写真を位置を変えて数枚撮り、三角測量の要領で主要な点の位置を割り出す方法で、破孔部の形を数値データで取得してもよい。
また、溶射の炉壁厚さ方向の深さを確保し、耐火物と溶射体の接着面積を大きくするために、耐火物の周囲に30mm程度の開先があることが望ましい。
駆動軸22は、例えばエアーシリンダで駆動し、エアー圧を解放することにより、耐火物4を放すことができる。指孔14を設ける位置は、溶射バーナー8の溶射目標点に、耐火物4の周長の一部を、第1のマニピュレータ5によって位置決めが可能な領域内の任意の位置でよい。
耐火物4の位置は、駆動軸21及び23によってx’軸、z’軸方向へ移動することにより、溶射バーナー8の溶射目標点との距離を調整できる。
本発明の破孔補修装置は窯口から炭化室1に、駆動軸16を用いて挿入し、駆動軸17〜23とマニピュレータ5、6によって、壁面の任意位置の破孔を補修する。第1のマニピュレータ5と第2のマニピュレータ6は駆動軸16〜18を共有しているが、それぞれ駆動軸19〜23を個別に有しており、それぞれ独立に駆動することができる。第1のマニピュレータ5と第2のマニピュレータ6とで基部側の駆動軸16〜18を共有することでマニピュレータ5、6は全体的にコンパクトとなり、1つの窯口から装置を挿入するのみで炉壁全域の補修が可能となるため、作業性が向上し、制御回路も簡素化される。
マニピュレータが1台である場合は、耐火物4を破孔3に嵌め込んだ後、マニピュレータを一旦炭化室1から退避させ、耐火物把持手段としての棒材13と溶射手段としての溶射バーナー8とを交換し、再度マニピュレータを炭化室1へ挿入して溶射によって耐火物4を固定する。このときはマニピュレータを退避する際に、嵌め込んだ耐火物4が破孔3から落下しないように、精度の高い加工を施した耐火物を嵌め込むか、又は不定形耐火物や断熱材などで隙間を埋めるなど、固定する手段が必要になる。
この場合、仕上げの際に第1のマニピュレータ5が邪魔にならないので、壁面を平滑に仕上げることが比較的容易である。なお、耐火物把持手段の棒材13が耐熱金属又はセラミックスであるときは、繰り返し使用することが可能である。
一方、炭素系材料を用いた場合は、棒材を消失させることによって、溶射の火炎による影響にかかわらず、把持手段と耐火物の確実な切り離しが可能である。
まず、図9(A)に示すように一耐火物片41を破孔3に挿入後、破孔3と耐火物の一端との隙間を小さくするように炉壁面方向に移動してから溶射を行って溶射体9によって固定する。
次に、図9(B)に示すように、他の耐火物片42を同様に破孔3の他端に固定し、同様の操作を繰り返した後、図9(C)に示すように耐火物片41、42間の隙間を耐火物片43で塞ぎ、最後に図9(D)に示すように溶射を行って溶射体10で平滑化する。
この方法により、破孔部と耐火物の隙間を小さくでき、また大面積の破孔3の補修が可能である。
これにより、駆動軸19を用いて耐火物4の嵌め込みを行う際に、駆動軸19と逆方向に同角度だけ回転させることにより、耐火物4の面を壁面と平行に保持することができる。
また、駆動軸21と連動させれば、耐火物4を壁面に垂直に移動することが可能であるため、より高精度に補修ができる。
Claims (20)
- コークス炉の炭化室と燃焼室とを隔てる炉壁煉瓦が抜け落ちて生じた破孔部を、マニピュレータを用いて炉壁温度が700℃以上に保持された状態で補修するコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法であって、
前記炭化室側から前記破孔部の形状を計測して形状データを得て、
前記形状データに基づいて前記破孔部に入る形状に耐火物を加工し、
加工された前記耐火物を耐火物把持手段に把持させて炭化室側から前記耐火物を前記破孔部に嵌め込み、
前記耐火物及び前記耐火物と前記破孔部との境界に向けて壁面と平滑になるまで溶射を行うことにより、前記破孔部を閉塞することを特徴とするコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。 - 前記マニピュレータが1台であり、当該マニピュレータに形状計測手段、耐火物把持手段及び耐火物溶射手段が装着されていることを特徴とする請求項1に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
- 前記マニピュレータが2台以上であり、形状計測手段を装着したいずれかのマニピュレータを用いて前記炭化室側から前記破孔部の形状を計測して形状データを得て、
耐火物把持手段を装着した第1のマニピュレータを用いて前記耐火物を把持させて炭化室側から前記耐火物を前記破孔部に嵌め込み、
前記第1のマニピュレータで前記耐火物を嵌め込んだ位置に保持した状態で、
溶射バーナーを装着した第2のマニピュレータを用いて前記耐火物及び前記耐火物と前記破孔部との境界に向けて壁面と平滑になるまで溶射を行うことを特徴とする請求項1に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。 - 前記2台以上のマニピュレータが、基部側から少なくとも1つ以上の駆動軸を共有することを特徴とする請求項3に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
- 前記第1のマニピュレータで前記耐火物を嵌め込んだ位置に保持した状態で、溶射バーナーを装着した前記第2のマニピュレータを用いて、前記破孔部との境界の一部に炭化室側から溶射して固定し、
この時点で前記第1のマニピュレータによる前記耐火物の把持を解放し、
前記第2のマニピュレータで前記耐火物及び前記耐火物と前記破孔部との境界に向けて壁面と平滑になるまで溶射を行うことを特徴とする請求項1、3、4のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。 - 前記破孔部の形状を測定する際に、前記マニピュレータを用いて耐火物を嵌め込みやすい形状に破孔部を削正することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
- 前記破孔部の形状を測定する際に、前記マニピュレータを用いて、破孔部に付着している粉塵及び破孔部に剥離している耐火物片のいずれか又は両方を除去することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
- 前記マニピュレータに装着された前記耐火物把持手段に前記耐火物を把持させる際に、前記耐火物把持手段には複数本の片持ち梁状の棒材を設け、嵌め込む耐火物には炭化室側に指孔を設け、
前記棒材と前記指孔とを嵌合させ、耐火物を破孔部に嵌め込んだ後で、前記棒材と前記指孔の前記嵌合を解消して前記指孔に溶射を施すことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。 - 嵌め込む前記耐火物を、複数の耐火物片に分け、それぞれの前記耐火物片に対して破孔部に嵌め込んだ後に、
炉壁面方向に移動させ破孔部と耐火物の一端との隙間を小さくした後、固定することにより一端より破孔部を閉塞し、
他端又は中央へ向かって順次破孔部を閉塞することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。 - コークス炉の炭化室と燃焼室とを隔てる炉壁煉瓦が抜け落ちて生じた破孔部を、炉壁温度が700℃以上に保持された状態で補修するコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置であって、
炭化室側から前記破孔部の形状を計測する形状計測手段と、
前記破孔部に嵌め込む前記耐火物を把持する耐火物把持手段と、
前記耐火物及び前記耐火物と前記破孔部との境界に向けて溶射する耐火物溶射手段と、
これら3つの手段の所定の位置決めが可能なマニピュレータとを有することを特徴とするコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。 - 前記計測手段からの計測データに基づいて破孔部に嵌め込む耐火物を加工する耐火物加工手段を有することを特徴とする請求項10に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記マニピュレータが2台以上であり、いずれかのマニピュレータに前記形状計測手段、前記耐火物把持手段、及び前記耐火物溶射手段のうち、少なくともいずれかが装着されたことを特徴とする請求項10又は11に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記2台以上のマニピュレータが、基部側から少なくとも1つ以上の駆動軸を共有することを特徴とする請求項12に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
- 前記マニピュレータに装着可能な、耐火物を嵌め込みやすい形状に破孔部を削正する削正手段を有することを特徴とする請求項10〜13のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記マニピュレータに装着可能な、破孔部に付着した粉塵を除去する粉塵除去手段を有することを特徴とする請求項10〜14のいずれかに記載の破孔補修装置。
- 前記マニピュレータに装着可能な、破孔部に剥離した耐火物片を除去する耐火物片除去手段を有することを特徴とする請求項10〜15のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記耐火物把持手段が、嵌め込む耐火物に設けられた指孔と嵌合する片持ち梁状の棒材を複数本有していることを特徴とする請求項10〜16のいずれかに記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記耐火物把持手段に設けられた片持ち梁状の前記棒材が耐熱金属材料又はセラミックスで作られていることを特徴とする請求項17に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 前記耐火物把持手段に設けられた片持ち梁状の前記棒材が炭素系材料で作られていることを特徴とする請求項17に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修装置。
- 請求項19に記載された耐火物把持手段を用いて、溶射の際に前記棒材を焼失させることを特徴とする請求項1〜9に記載のコークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007042810A JP4975479B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007042810A JP4975479B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008202004A true JP2008202004A (ja) | 2008-09-04 |
JP4975479B2 JP4975479B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=39779827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007042810A Active JP4975479B2 (ja) | 2007-02-22 | 2007-02-22 | コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4975479B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040502A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | コークス炉の炉壁補修方法 |
JP2016145697A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-12 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉定型耐火物積みシステムおよびコークス炉定型耐火物積み方法 |
JP2017193629A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉用定型耐火物把持装置およびコークス炉用定型耐火物把持方法 |
JP2019109018A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | 日本特殊炉材株式会社 | 自己伸長性を有する成型物 |
JP2021130783A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 日本製鉄株式会社 | コークス炉炭化室炉壁の補修方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000212566A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Nippon Steel Corp | コ―クス炉の診断補修装置及び診断補修方法 |
-
2007
- 2007-02-22 JP JP2007042810A patent/JP4975479B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000212566A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Nippon Steel Corp | コ―クス炉の診断補修装置及び診断補修方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014040502A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | コークス炉の炉壁補修方法 |
JP2016145697A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-12 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉定型耐火物積みシステムおよびコークス炉定型耐火物積み方法 |
JP2017193629A (ja) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Jfeスチール株式会社 | コークス炉用定型耐火物把持装置およびコークス炉用定型耐火物把持方法 |
JP2019109018A (ja) * | 2017-12-19 | 2019-07-04 | 日本特殊炉材株式会社 | 自己伸長性を有する成型物 |
JP2021130783A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | 日本製鉄株式会社 | コークス炉炭化室炉壁の補修方法 |
JP7323741B2 (ja) | 2020-02-20 | 2023-08-09 | 日本製鉄株式会社 | コークス炉炭化室炉壁の補修方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4975479B2 (ja) | 2012-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4975479B2 (ja) | コークス炉炭化室炉壁の破孔補修方法及び破孔補修装置 | |
JP6071324B2 (ja) | コークス炉の炉壁補修方法 | |
JP5844255B2 (ja) | フレーム及び煉瓦を構築するための装置及び方法 | |
JPH065155B2 (ja) | 窯炉の炉壁補修装置 | |
JPWO2009147983A1 (ja) | 溶射補修装置、及びコークス炉の溶射補修方法 | |
JP4528361B2 (ja) | コークス炉炭化室の炉底際壁面の補修方法及び補修装置 | |
JP3848478B2 (ja) | コークス炉の診断補修装置及び診断補修方法 | |
CN109181716A (zh) | 一种焦炉炉墙穿孔快速修复方法 | |
JP7323741B2 (ja) | コークス炉炭化室炉壁の補修方法 | |
JP6555016B2 (ja) | コークス炉炭化室炉壁の補修方法 | |
JP6852741B2 (ja) | コークス炉の乾燥孔の補修方法 | |
JP6960158B2 (ja) | 自己伸長性を有する成型物 | |
JP7163847B2 (ja) | 溶射装置及び炉壁溶射方法 | |
TWI612303B (zh) | 爐內耐火材狀態監測系統及方法 | |
JP5058682B2 (ja) | コークス炉亀裂の熱間補修方法 | |
WO2024028991A1 (ja) | コークス炉の炉壁形状測定方法およびコークス炉の炉壁補修方法 | |
JP3375845B2 (ja) | コークス炉炭化室貫通損傷部の溶射修理のための板押さえ装置 | |
CN212030221U (zh) | 一种窑炉热修用悬吊砖 | |
KR100865676B1 (ko) | 고로 풍구 밀봉부재 | |
JP5346150B2 (ja) | 耐火壁面の補修方法 | |
KR101696116B1 (ko) | 고로 내부 내화물 제거 장치 및 이를 이용한 고로 내부 내화물 제거 방법 | |
JP2015086298A (ja) | コークス炉炭化室の破孔部の補修方法 | |
KOBAYASHI et al. | Development of Repair Apparatus for Coking Chamber Walls of Coke Ovens | |
JP2004099747A (ja) | コークス炉用炉蓋装置 | |
JP2008101109A (ja) | コークス炉炭化室内の炉壁れんが積替え・補修装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120313 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120411 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4975479 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |