JP2008200431A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる発光制御態様で発光させる複数の発光器を、ポート数が少ない制御回路によって容易に制御することができる技術を提供する。
【解決手段】扉装飾基板470には、第1の駆動回路、第2の駆動回路、切替回路が設けられている。第1の駆動回路は、入力されるシリアル信号に基づいて、上装飾基板610に接続されている第1の発光器を第1の発光制御態様で駆動する。第2の駆動回路は、入力されるシリアル信号に基づいて、左装飾基板620及び右装飾基板630に接続されている第2の発光器を第2の発光制御態様で駆動する。切替回路は、選択信号に基づいて、共通の端子に入力されるシリアル信号を第1の駆動回路あるいは第2の駆動回路に出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の演出装置を制御する制御回路を1つの制御回路に一体化する際に好適に用いることができる技術に関する。
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機には、遊技の演出を行うための種々の演出装置が用いられている。例えば、液晶表示装置等の画像情報を表示可能な表示装置、LED等の光を発光可能な発光器、スピーカ等の音を発生可能な音発生器等が演出装置として用いられている。また、遊技機には、種々の制御回路が設けられている。例えば、主制御回路、副制御回路、表示制御回路等が設けられている。主制御回路は、遊技状態に応じて主制御信号を出力する。副制御回路は、主制御回路から出力される主制御信号に基づいて、表示装置を制御する表示制御回路に福制御信号を出力する。また、福制御回路は、発光器を駆動する発光器駆動回路に光制御信号を出力し、音発生器を駆動する音発生器駆動回路等に音制御信号を出力する。表示制御回路は、副制御回路から出力される副制御信号に基づいて、表示装置を駆動する表示装置駆動回路に表示制御信号を出力する。
近年、装置全体の小型化等を図るために、表示制御回路の機能も副制御回路に持たせることが検討されている。この場合、副制御回路と発光器駆動回路、音発生器駆動回路、表示装置駆動回路との間の信号伝送方式としてパラレル伝送方式を用いた場合、副制御回路のパラレルポート数が不足する。
パラレルポート数の不足を解消する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術は、制御回路の1つのパラレルポートを共通のデータバスとして複数のラッチ回路の入力端子に接続し、他の1つのパラレルポートの各ラインをそれぞれ複数のラッチ回路のクロック端子に接続するものである。
1つの副制御回路によって発光装置、音発生装置、表示装置を制御する場合における副制御回路のパラレルポート数の不足を解消する技術としてこの特許文献1に記載の技術を用いることが考えられるが、プログラムが複雑となるため、好ましくない。
また、パラレルポート数が多い副制御回路を用いることも考えられる。しかしながら、副制御回路のパラレルポート数が多くなると、副制御回路が大きくなる。このため、副制御回路が配設される副制御基板が大型化し、あるいは、副制御基板上における各素子の配置設計が難しくなる。さらに、副制御基板の外部接続端子の数が増加するため、接続のための作業負担が増大する。
そこで、シリアル伝送方式の副制御回路を用いることが考えられる。
特開2002−369914号公報
シリアル伝送方式の副制御回路を用いる場合、以下の点を考慮する必要がある。
例えば、発光器の発光制御態様としては、ダイナミック制御態様や階調制御態が用いられることが多い。ダイナミック制御する発光器と階調制御する発光器を遊技機に設ける場合には、発光器をダイナミック制御態様で駆動するダイナミック制御駆動回路と、発光器を階調制御態様で駆動する階調制御駆動回路を設ける必要がある。また、副制御回路からダイナミック制御駆動回路及び階調制御駆動回路に信号をシリアルに出力する場合、シリアルポート数が少ない副制御回路を用いることができるのが好ましい。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、異なる発光制御態様で発光させる複数の発光器を、シリアルポート数が少ない制御回路によって容易に制御することができる技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。本発明の遊技機には、パチンコ機やスロットマシン等の種々の構成の遊技機が包含される。
本発明は、演出装置として用いられる第1の発光器と第2の発光器、第1の発光器を駆動する第1の駆動回路と第2の発光器を駆動する第2の駆動回路を備えている。第1の駆動回路は、入力されるシリアル信号に基づいて第1の発光器をダイナミック制御態様で駆動し、第2の駆動回路は、入力されるシリアル信号に基づいて第2の発光器を階調制御態様で駆動する。第1の発光器と第2の発光器としては、典型的にはLEDが用いられる。勿論、LED以外の発光器を用いることもできるし、第1の発光器と第2の発光器として異なる発光器を用いることもできる。また、第1の発光器としては、典型的には、7セグメント表示器を形成する発光器やドットマトリクス表示器を形成する発光器が用いられる。第1の発光器及び第2の発光器の数や配置位置、第1の駆動回路及び第2の駆動回路の数等は、適宜選択可能である。
また、本発明は、制御回路と、切替回路を備えている。切替回路は、制御回路と第1及び第2の駆動回路の間に配置されている。制御回路は、遊技状態に応じて、第1の駆動回路への第1のシリアル信号あるいは第2の駆動回路への第2のシリアル信号を含むシリアル信号と、シリアル信号の出力先を示す選択信号を切替回路に出力する。本発明の制御回路は、典型的には、主制御回路から出力される主制御信号が入力される副制御回路が対応する。また、制御回路は、シリアル信号と選択信号を出力可能であればよい。切替回路は、入力された選択信号が第1の駆動回路を示している場合には、入力されたシリアル信号を第1の駆動回路に出力し、入力された選択信号が第2の駆動回路を示している場合には、入力されたシリアル信号を第2の駆動回路に出力するように構成されている。
典型的には、制御回路は制御回路基板に配設され、第1及び第2の駆動回路と切替回路は駆動基板に配設される。駆動基板には、シリアル信号が入力される第1の端子と、選択信号が入力される第2の端子が設けられ、切替回路は、第1の端子からシリアル信号を入力し、第2の端子から選択信号を入力する。
請求項1に記載の遊技機では、制御回路からの、第1の駆動回路への第1のシリアル信号あるいは第2の駆動回路への第2のシリアル信号を含むシリアル信号を切替回路によって第1の駆動回路あるいは第2の駆動回路に出力するように構成している。これにより、制御回のシリアルポート数を低減することができ、小形の制御回路を用いることができる。また、制御回路によって、第1及び第2の発光器を含む複数の演出装置を容易に制御することができる。
以下に、本発明をスロットマシンとして構成した一実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、図1は、本実施の形態のスロットマシン1の斜視図であり、図2は、スロットマシン1の分解斜視図であり、図3は、扉部材の斜視図であり、図4は、ケース部材の分解斜視図である。
本実施の形態のスロットマシン1は、前面側(遊技者側)が開口している箱形の外本体100、外本体100の前面側に横開き状に回動可能に取り付けられた扉部材200、複数の図柄を変動表示させる図柄変動表示装置300、外本体100に着脱自在であり、前面側に開口部401を有するケース部材400、画像情報を表示可能な画像表示装置500等を有している。
外本体100は、図2に示すように、底板101、左右の側板102、天板103、背板104により、前面側が開口している箱形に形成されている。左右の側板102は、台形に形成されている。天板103には、貫通孔132が形成されている。
外本体100内には、高さ方向のほぼ中央に、金属製の仕切板105が配置されている。仕切板105は、前面側から見て、中央に突段部106を有する凸形に形成されている。仕切板105の両端に形成されている取付片107は、側板102の内面に取り付けられ、また、仕切板105の後端に形成されている取付片108は、背板104の内面に取り付けられている。なお、仕切板105と背板104との間には、配線用の開口109が形成されている。
外本体100内の仕切板105より下方のスペースには、メダル(遊技媒体)を扉部材200の前面下部に設けられているメダル用受皿201に排出するメダル払出装置110、メダル払出装置110からオーバーフローしたメダルを貯留するメダル用補助収納箱111、電源装置112等が配置されている。電源装置112は、AC電源をDC電源に変換する電源装置が配設されている電源基板を有している。
メダル払出装置110は、駆動手段を内蔵した装置本体110aと、メダルを貯留するホッパ110bにより構成されている。装置本体110aの前面側にはメダルの排出口110cが設けられている。ホッパ110b内のメダルは、駆動手段の作動によって、1枚ずつ排出口110cに向けて送り出される。また、ホッパ110bには、オーバーフローしたメダルをメダル用補助収納箱111に排出するオーバーフロー樋110dが設けられている。
外本体100内の仕切板105より上方のスペースには、ケース部材400が配置されている。また、外本体100の背板104の内面には、配線中継部材113が取り付けられている。さらに、背板104には、配線中継部材113より上方の箇所に、放熱用の通気口133が形成されている。配線中継部材113には、配線中継基板115(図5参照)が設けられている。
また、右側の側板102の内面には、外部端子坂131が設けられている。配線中継基板115は、一点差線Lで示すように、外部端子坂131や他の電気部品に接続されている。
ケース部材400は、図4に示すように、金属製の底板403、左右の合成樹脂製の側板404、合成樹脂製の後面板405、合成樹脂製の天板406により、前面側に開口部401を有する箱形に形成されている。ケース部材400は、外本体100の仕切板105から上方のスペースにほぼ合致する大きさを有している。また、左右の側板404と天板406の開口部401側の箇所に、金属製の補強部材407が設けられ、さらに、左右の側板404に設けられている補強部材407の間に、開口部401を横切る金属製の補強桟402が掛け渡されている。
そして、この補強桟402を境に、下方側の領域が図柄変動表示装置300の設置領域として割り当てられ、上方側の領域が画像表示装置500の設置領域として割り当てられている。また、画像表示装置500より後方の領域が配線作業空間408として割り当てられている。この配線作業空間408内の、後面板405の内壁面には、主制御基板409が設けられている。なお、主制御基板409以外の制御基板、例えば、副制御基板450(図5参照)も配線作業空間408内に設けられている。
また、機能分離中継端子坂441が設けられている。機能分離中継端子坂441は、主制御基板409と副制御基板450に接続されている。
また、コネクタホルダー428が設けられている。コネクタホルダー428には、主制御基板409に接続されているハーネス424、主制御基板409以外の基板(例えば、副制御基板450)に接続されるハーネス426、ケース側に設けられている電気部品に接続されるケース側配線423等が接続されている。コネクタホルダー428に設けられているコネクタを配線中継部材113の所定の箇所に挿入することによって、各種の電気接続が行われる。
なお、ケース部材400には、コネクタホルダー428を仮止めする仮止め棚418(図4の拡大図参照)が設けられている。これにより、ケース部材400の輸送時や、ケース部材400を外本体100に組み込む作業を行う時に、コネクタホルダー428を仮止めすることができ、コネクタホルダーに設けられているコネクタがケース部材400内の部品に当たるのを防止することができる。
ケース部材400の底板403の底面には凹段部が形成されている。この凹段部が仕切板105の突段部106に嵌合することによって、ケース部材400は仕切板105上に載置される。
また、ケース部材400の天板406には、天板406の強度を保つための補強帯444の両側に天窓部443が形成されている。天窓部443は、ケース部材400が外本体100に配置された状態で、外本体100の貫通孔132と対向する箇所に形成されている。そして、ケース部材400を仕切板105上に載置した状態で、木ねじ等の固定部材を貫通孔132及び天窓部443を貫通し締め付けることによって、外本体100が遊技店の島の上桟に固定される。
なお、ケース部材400の後面板405の外面には複数のボス(図示省略)が突設されており、このボスが外本体100の背板104に設けられているボス孔114に嵌合されることによって、ケース部材400が外本体100に位置決めされる。
また、ストッパー117が、仕切板105の前端部と、天板103に垂設した2つの取付具118とに軸着されている。このストッパー117は、ケース部材400の一部に係合する作動位置と、ケース部材400に係合しない非作動位置に切り替え可能である。そして、ケース部材400を仕切板105上の所定位置に位置決めした状態で、ストッパー117を非作動位置から作動位置に切り替えることにより、ケース部材400の仕切板105上における前方向のへ動きを規制することができる。
ここで、天板103の取付具118に軸着されているストッパー117は、ケース部材400が仕切板105上の所定位置に配置された状態において、ケース部材400の側板404と天板406のコーナー部に貫設した係止孔442に対向する位置に配置されている。これにより、ケース部材400を仕切板105上の所定の位置に配置した状態において、ケース部材400の内側からストッパー117を作動位置あるいは非作動位置に手動で切り替えることができる。
なお、ストッパー117を鉤形状に形成し、ケース部材400に設けた引掛部に係合させるように構成すれば、ケース部材400の仕切板105上における上方向の動きも規制することができる。
図柄変動表示装置300は、駆動手段303を構成するリールモータ303a、303b、303c(図5参照)により個別に回転駆動されるリール301a、301b、301cと装置ケース302を有している。リール301a、301b、301cの外周面には複数の図柄が配置されている。
装置ケース302は、底部板304、天部板305、右側板306、左側板307、後部板308、天部板305と後部板308の間に配設されている上斜板309、底部板304と後部板308の間に配設されている下斜板310により、前面側が開口する箱形に形成されている。リール301a〜301cは、外周面の一部が装置ケース302の開口部から飛び出るように、装置ケース302に取り付けられている。
装置ケース302の天部板305には、指掛可能に立てた使用状態と、天部板305に伏した不使用状態とに変更可能な把手311が設けられている。この把手311に指を掛けることによって、装置ケース302を持ち運ぶことができる。把手311を使用状態と不使用状態とに変更する構造としては適宜の構造を用いることができる。
また、装置ケース302の底部板304には、フランジ状の下把手316が突設されている。この下把手316をつかんで装置ケース302を押し込み又は引っ張ることによって、装置ケース302のケース部材400への出し入れを容易に行うことができる。
また、右側面306には、リール基板312が設けられている。リール基板312は、主制御基板409と、リールモータ303a、303b、303cを駆動するモータ駆動回路が配設されているモータ駆動基板303A、303B、303C(図5参照)に接続されている。
画像表示装置500は、画像情報を表示可能な表示装置であり、例えば、液晶表示装置、プラズマ表示装置、有機EL表示装置等により構成される。
画像表示装置500は、ケース部材400の開口部401の補強桟402から上方の領域のほぼ全部を覆う大きさを有している。また、画像表示装置500の下部には、ケース部材400の開口部401の補強桟402から下方の領域、すなわち、図柄変動表示装置300の前方領域を額縁状に囲う枠部材501が垂設されている。この枠部材501により、図柄変動表示装置300のリール301a〜301cが縁取られる。枠部材501の表面は、装飾面として用いられ、模様等が描かれている。
枠部材501の裏側の上下には、図柄変動表示装置300により表示される図柄を照明する上側照明装置及び下側照明装置(図示省略)が設けられている。この場合、枠部材501が図柄変動表示装置300の近傍に配置されるため、低光量の照明装置でも十分な明るさを確保することができる。
上側照明装置及び下側照明装置は、左右方向に細長い帯状の基板に複数のLED(発光ダイオード)を配置することによって構成されている。なお、上側照明装置のLEDは、照明方向が、真下より遊技者側、すなわち、扉部材200に取り付けられている透明板214a側に向かう斜め下向きに設定されている。このように、上側照明装置の照明方向を透明版214a側に向かう向きに設定することにより、透明板214aを介してリール301a〜301cの外周面が照らされ、リール301a〜301cの広い範囲が明るくなって見え易くなる。
このような構成は、下側照明装置にも用いることができる。勿論、下側照明装置のみに用いることもできる。この場合には、下側照明装置の照明方向を、透明版214a側に向かう斜め上向きに設定する。
なお、上側照明装置及び下側照明装置は、蛍光灯のような棒状発光体を用いて構成することもできる。
画像表示装置500は、ケース部材400の左側の側板404に設けられている補強部材407に、ヒンジ金具420により回動自在に支持される。
ケース部材400の右側の側板404に設けられている補強部材407には、ロック片421が軸着されている。そして、画像表示装置500を、ケース部材400の開口部401の上方部を閉じる方向に回動させた状態で、ロック片421を図4に示す状態から時計方向に回動させると、ロック片421の先端が画像表示装置500の裏側に突設されている受部508に係合する。これにより、画像表示装置500は、ケース部材400の開口部401の上方部を閉じた位置にロックされる。一方、この状態で、ロック片421を反時計方向に回動させると、ロック片421と受部508の係合が解除される。これにより、画像表示装置500のロックが解除され、ヒンジ金具420を中心に回動自在となる。
画像表示装置500は、画像表示装置500の奥の配線作業空間408内のチェックを行う際に、ケース部材400の開口部401の上方部を開ける方向に回動される。
なお、扉部材200の開閉に連動して画像表示装置500が回動するように構成することもできる。このような構成を用いることにより、画像表示装置500の奥の配線作業空間408内のチェックを効率よく行うことができる。
ここで、ケース部材400の開口部401の上縁と、開口部401を閉じた位置に回動されている画像表示装置500の上縁との前後間には、隙間が設けられている。この隙間10に指を通すことによって、ケース部材400の天板406の上部の補強部材407を掴むことができる。
また、ケース部材400の天板406の前方中央部分(天窓部443の間の補強帯444の部分)には、把手口422が形成されている。この把手口422に指を通すことによって、ケース部材400の天板406の上部の補強部材407を掴むことができる。
これにより、例えば、ケース部材400を外本体100に装着する前の搬送時には、把手口422に指を挿入してケース部材400を持ち運ぶことができる。一方、ケース部材400を外本体100に装着した状態では、把手口422に指を挿入することができない。この場合には、ケース部材400の開口部401の上縁と画像表示装置500の上縁との間の隙間に指を挿入することによって、ケース部材400を引っ張り出す。
なお、ケース部材400の底板403の正面中央には、装置ケース302の下把手316が突出している。したがって、下把手316を持って押し込み又は引っ張ることによって、外本体100へのケース部材400の出し入れを容易に行うことができる。
扉部材200の表側が図1、図3に示されている。
扉部材200の表側の下方には、メダル用受皿201が設けられている。
また、扉部材200の表側のほぼ中央には、操作部202が設けられている。この操作部202は、メダル投入口203、主制御基板409に配設されている記憶回路に記憶されているメダル貯留数から「1」を減算する(引き落とす)ことを指示する(貯留しているメダルの中から1枚のメダルをベットすることを指示する)1ベットボタン205、貯留しているメダルの中から1回のゲームで使用可能な最高枚数(例えば3枚)をベットすることを指示するMAXベットボタン206、後述するメダルセレクタ207の中に詰まったメダルをメダル用受皿201に戻すことを指示するメダル返却ボタン208、主制御基板409に配設されている記憶回路に記憶されているメダル貯留数を精算することを指示する貯留メダル清算ボタン209、図柄変動表示装置300を構成するリール301a、301b、301cの回転(図柄変動の開始)を指示する始動レバー210、リール301a、301b、301cそれぞれの停止を指示する停止ボタン211a、211b、211c等が設けられている。勿論、ここに示した操作部202の構成は1つの例示であり、これらに限定されるものではない。
なお、メダル投入口203に投入されたメダルを検出するメダル投入センサー203A、1ベットボタン205が操作されたことを検出する1ベットボタンセンサー205A、MAXベットボタン206が操作されたことを検出するMAXベットボタンセンサー206A、メダル返却ボタン208が操作されたことを検出するメダル返却ボタンセンサー208A、貯留メダル清算ボタン209が操作されたことを検出する貯留メダル清算ボタンセンサー209A、始動レバー210が操作されたことを検出する始動レバーセンサー210A、停止ボタン211a、211b、211cが操作されたことを検出する停止ボタンセンサー211A、211B、211Cが設けられている。
扉部材200の裏側が図2に示されている。
扉部材200の裏側には、表側に設けられているメダル投入口203に対応する箇所に、メダルセレクタ207が配置されている。メダルセレクタ207には、メダル樋212と返却樋213が接続されている。メダル樋212は、扉部材200が外本体100の前面側の開口部を閉じる位置に設定された時に、メダル樋212を流れるメダルが、メダル払出装置110のホッパ110b内に排出されるように構成されている。返却樋213は、返却樋213を流れるメダルが、扉部材200の表側に設けられているメダル用受皿201に排出されるように構成されている。
メダルセレクタ207は、内蔵するソレノイド(図示省略)のON・OFFによってメダルの流路を切り替える。例えば、遊技者からのメダルの投入を待っている遊技状態の時には、流路をメダル樋212側に設定し、メダル投入口203に投入されたメダルをホッパ110bに排出する。一方、メダルの投入を拒否する遊技状態の時(例えば、規定枚数を超えてメダルが投入された時)には、流路を返却樋213側に設定し、メダル投入口203に投入されたメダルをメダル用受皿201に排出する。
扉部材200の上半部には、図3に示すように、透視窓214が形成されている。この透視窓には、透明な合成樹脂により形成された透明板214aが取り付けられている。透視窓214及び透明板214aは、遊技者が、透明板214aを通して、画像表示装置500と図柄変動表示装置300が上下に並んでいる状態を見ることができる形状に形成されている。また、扉部材200には、額フレーム216が形成されている。これにより、遊技者は、透明板214aを通して画像表示装置500と図柄変動表示装置300を見た時に、額フレーム216によって区画されている上下の領域に画像表示装置500と図柄変動表示装置300が配置されているように見える。このように、一枚の透明板214aを、画像表示装置500と図柄変動表示装置300の双方をカバーする大きさに形成することにより、画像表示装置500と図柄変動表示装置300の配置位置を上下に入れ替えた場合でも、透明板214aを交換する必要がない。
透明板214aは、逆台形形状に形成されており、底辺を除く三辺の周縁に縁部材214bが一体成形されている。縁部材214bは、透明板214aから、遊技者と対向する側に延びている。板状の透明板214aの周縁に縁部材214bを一体成形することにより、縁部材214bが補強部材となり、透明板214aの強度が高まる。これにより、透明板214aを、画像表示装置500と図柄変動表示装置300の双方をカバーする大きさに形成した場合でも、透明板214aに撓みや歪みが発生し難い。
縁部材214bは、後面側に開口する内部空間が形成されている殻構造を有している。そして、縁部材214bの内部空間には、発光ユニット217が配置される。なお、装飾部材、例えば、表面に模様や文字を施した装飾部材を配置することもできる。
発光ユニット217は、例えば、発光体217a(発光器217a−1と導光板217a−2の組合せ)と、発光体217aを支持する反射部材217bにより構成される。発光器217a−1としては、LED(発光ダイオード)等が用いられる。
透明板214aの左側部及び右側部に配置される発光ユニット217の反射部材217bは、発光体217aの光をスロットマシン1の周囲(外方)に向けて多く反射するように配置角度が設定されている。また、透明板214aの上部に配置される発光ユニット217の反射部材217bは、発光体217aの光をスロットマシン1の上方に向けて多く反射するように設定されている。
透明板214aの外周縁に設けられる縁部材214bの内部に発光ユニット217を組み込む構成を用いることにより、発光体217aを、スロットマシン1の前方側(遊技者側)の位置に配置することができる。これにより、発光体217aからの光を周囲に向けて効果的に放射させることができる。
本実施の形態では、LED等の発光器の発光制御態様として、少なくとも、ダイナミック制御態様と階調制御態様を用いている。
ここで、ダイナミック制御態様は、点灯させる発光器を短い周期で順次点滅させる発光制御態様である。LEDを短い周期で順次点滅させることにより、目の残像現象によって連続点灯しているように見えるとともに、消費電力を低減することができる。発光器をダイナミック制御する方法として、例えば、7セグメント発光器を構成し、コモン端子とセグメント端子の組み合わせによって順次LEDを点滅させる方法や、ドットマトリクス表示器を構成し、行端子と列端子の組み合わせによって順次LEDを点滅させる方法等が用いられる。
また、階調制御態様は、発光器の明るさや色を複数の段階で制御する発光制御態様である。色を諧調制御する方法としては、例えば、赤色LED、緑色LED、青色LEDそれぞれの明るさを複数の段階で制御する方法が用いられる。
本実施の形態では、発光ユニット217を構成する発光器(発光手段)217a−1として、ダイナミック制御される発光器と階調制御される発光器を用いている。例えば、透明板214aの上部の縁部材214bに配置される発光ユニット217として、ダイナミック制御される発光器により構成される発光ユニット(上装飾発光ユニット)を用いる。また、透明板214aの左側部及び右側部の縁部材214bそれぞれに配置される発光ユニット217として、階調制御される発光器により構成されるを発光ユニット(左装飾発光ユニット、右装飾発光ユニット)を用いる。
なお、ダイナミック制御される発光器や階調制御される発光器の数や配置位置等は、演出態様等に応じて適宜変更可能である。
透明板214aの外周に発光ユニット217を設けることにより、効果的な演出を行うことができる。特に、当たりが発生した場合等に発光器を発光させることにより、当たりが発生したことを遊技者や周囲の遊技者に報知する演出を行うことができる。この場合、当りが発生した遊技機で遊技を行っている遊技者に周囲の遊技者の注目が集まることから、遊技者に優越感を抱かせることができ、遊技に対する興趣を高めることができる。また、当たりが発生したことを報知することにより、その機種の人気が高まり、稼働率の向上を期待することができる。
縁部材214bの形状は、発光ユニット217や装飾部材のデザインに応じて任意に変更可能である。また、縁部材214bは、透明板214aの周縁の少なくとも一辺に形成されていればよい。
なお、透明板214aのコーナー部分には、縁部材214bの間に固定部材218が嵌められる。固定部材218は、透明板214aの裏側から透孔214cを通したビス(図示省略)により固定される。
固定部材218は、透明板214aを扉部材200に固定する役割を有する。すなわち、扉部材200と透明板214aそれぞれのコーナー部分に設けられている通孔200a及び214d(図3の拡大図参照)に、扉部材200の裏側から通したビス(図示省略)を螺合させる。これにより、透明板214aが扉部材200に固定される。
なお、固定部材218は、コーナー飾りとしての役割も有する。
透明板214aは、扉部材200の裏側に設けられている凹溝219に、板状の底辺を扉部材200の前面から斜めに嵌め込む。そして、透明板214aを直立させ、全ての縁部材214bを扉部材200の前面に当接させる。さらに、扉部材200の裏から通したビス(図示省略)によって固定する。
なお、扉部材200の自由端側の一側には、専用キーを用いて開閉操作される錠装置215が設けられている。
次に、本実施の形態のスロットマシン1の制御系のブロック図を、図5を参照して説明する。図5に示す制御系は、ダイナミック制御される1つのグループの発光器と、階調制御される2つのグループの発光器が設けられている場合のものである。例えば、前述した、透明板214aの上部に配置した発光ユニット217を構成する発光器のグループ(上発光器グループ)をダイナミック制御し、左側部に配置した発光ユニット217を構成する発光器のグループ(左発光器グループ)と右側部に配置した発光ユニット217を構成する発光器のグループ(右発光器グループ)を階調制御する。
なお、図5では、ダイナミック制御される発光器は上装飾基板610に接続され、階調制御される発光器は左装飾基板620及び右装飾基板630に接続される。
本実施の形態は、主制御基板409、副制御基板450、リール基板312、モータ駆動基板303A、303B、303C、配線中継基板115、機能分離中継端子板441、リール上照明基板502、リール下照明基板503、液晶インバータ基板505、液晶モジュール510、周辺中継基板460、扉装飾基板470、上装飾基板610、左装飾基板620、右装飾基板630、Lスピーカ基板640、Rスピーカ基板650、電源基板112a等を有している。
主制御基板409には、種々のセンサーからの検出信号を入力し、遊技状態に応じて主制御信号やモータ制御信号等を出力する主制御回路等が配設されている。
副制御基板450には、主制御回路からの主制御信号に基づいて副制御信号を出力する副制御回路、リール上照明装置やリール下照明装置を構成するLED(発光器)を駆動する照明駆動回路等が配設されている。本実施の形態では、シリアル伝送方式で副制御信号を出力する副制御回路が用いられている。照明駆動回路は、シリアル信号である副制御信号を入力し、パラレル信号である照明駆動信号を出力する。
配線中継基板115、リール基板312、機能分離中継端子板441、周辺中継基板460等は、信号や電源を中継する。
副制御基板450が本発明の「制御基板」に対応し、扉装飾基板470が本発明の「駆動基板」に対応する。
モータ駆動基板303A〜303Cには、主制御回路からのモータ制御信号に基づいて、リールモータ303a〜303cを駆動するモータ駆動回路等が配設されている。
リール上照明基板502、リール下照明基板503には、副制御回路からの照明駆動信号に基づいて駆動される、リール上照明装置を構成するLED、リール下照明装置を構成するLEDが接続される。リール上照明装置を構成するLED、リール下照明装置を構成するLEDの発光制御態様としては、スタティック制御態様、ダイナミック制御態様、階調制御態様等を用いることができる。
液晶インバータ基板505には、図柄表示装置500を構成する液晶表示装置のバックライト用電源を出力するインバータ装置が配設されている。液晶モジュール510には、液晶表示装置を駆動する表示装置駆動回路(例えば、スケーラやVDP等)が設けられている。
上装飾基板610は、扉装飾基板470(ダイナミック制御駆動回路473)から出力される発光器駆動信号(ダイナミック駆動信号)に基づいて駆動される発光器(上発光器)が接続される。
左装飾基板620、右装飾基板630には、扉装飾基板470(階調制御駆動回路474、475)から出力される発光器駆動信号(諧調駆動信号)に基づいて駆動される発光器(左発光器、右発光器)を接続される。
Lスピーカ基板640、Rスピーカ基板650は、扉装飾基板470から入力されるLスピーカ駆動信号、Rスピーカ駆動信号に基づいて駆動されるLスピーカ、Rスピーカが接続される。
扉装飾基板470は、周辺中継基板460と、上装飾基板610、左装飾基板620、右装飾基板630、Lスピーカ基板640、Rスピーカ基板650等に接続され、周辺中継基板460を介して副制御回路から出力される副制御信号を入力し、前記した各駆動信号を出力する。扉装飾基板470の構成については後述する。
なお、電源基板112aは、電源装置112内に設けられており、例えば、AC24V電源をDC12V電源、DC34V電源に変換する電源変換装置が配設されている。電源変換装置で変換されたDC12V電源、DC34V電源は、各基板間の電源線を介して各基板に順次供給されている。
次に、本実施の形態のスロットマシンの動作を概略的に説明する。
主制御回路は、入力信号に基づいて種々の処理を実行し、種々の主制御信号を出力する。
例えば、メダル投入センサー203Aからの検出信号が入力されると、記憶回路に記憶されているメダル貯留数に「1」を加算し、加算値を新たなメダル貯留数として記憶する。1ベットボタンセンサー205AあるいはMAXベットボタンセンサー206Aからの検出信号が入力されると、記憶回路に記憶されているメダル貯留数から「1」あるいは「MAX」を減算し、減算結果を新たなメダル貯留数として記憶する。
1ベットボタンセンサー205AあるいはMAXベットボタン206Aからの検出信号が入力された状態で始動レバーセンサー210Aからの検出信号が入力されると、リール基板312を介して、モータ駆動基板303A〜303Cに配設されているモータ駆動回路それぞれに、始動を指示するモータ制御信号を主制御信号として出力し、リール301a〜301cの回転を開始させる。この状態で停止ボタンセンサー211A〜211Cからの検出信号が入力されると、リール基板312を介して、停止ボタンセンサー211A〜211Cに対応するモータ駆動回路に、停止を指示するモータ制御信号を主制御信号として出力し、リール301a〜301cを停止させる。なお、始動レバー210Aからの検出信号が入力されてから設定時間内に停止ボタンセンサー211A〜211Cから検出信号が入力されなかった場合にも、停止を指示するモータ停止制御信号を出力する。
リール301a〜301cが停止すると、リールモータ303a〜303cに設けられているセンサーからの検出信号出力に基づいて(例えば、原点位置センサーからの検出信号と駆動パルス数に基づいて)、表示されている図柄を判別する。そして、表示されている図柄の配列が当たり図柄配列と一致している(当たりが発生している)場合には、当たり図柄配列に対応する払出数を示す主制御信号をメダル払出装置110に出力する。
なお、主制御回路は、扉開放検知センサー220から扉部材200が開放されたことを示す検知信号が入力されると、不正遊技防止のための所定の処理を実行する。また、主制御回路は、種々の状態信号(例えば、当たり発生回数、メダル投入数、メダル払出数等)を、外部端子坂131を介して管理装置(例えば、ホールコンピュータ等)に出力する。
また、主制御回路は、遊技状態を示す主制御信号を機能分離中継端子板441を介して副制御基板450に配設されている副制御回路に出力する。
副制御回路は、主制御回路からの主制御信号に基づいて種々の副制御信号を出力する。なお、本実施の形態では、副制御信号をシリアル伝送方式を用いて出力する副制御回路が用いられている。
例えば、副制御基板450に配設されている照明駆動回路に、リール上照明装置、リール下照明装置を構成する発光器を制御する照明制御信号を副制御信号としてシリアルに出力する。照明駆動回路は、シリアルに入力される副制御信号に基づいて、リール上照明装置を構成する発光器、リール下照明装置を構成する発光器を駆動する駆動信号をリール上照明基板502、ルール下照明基板503にパラレルに出力する。
また、副制御回路は、画像表示装置を構成する液晶表示装置を制御する副制御信号を液晶モジュール510に設けられている表示装置駆動回路にシリアルに出力する。表示装置駆動回路は、例えば、スケーラやVDP等により構成され、シリアルに入力された副制御信号に基づいて、液晶表示装置を駆動する。
また、副制御回路は、主制御信号に基づいて、上装飾基板610に接続されている上発光器、左装飾基板620に接続されている左発光器、右装飾基板630に接続されている右発光器、Lスピーカ基板640に接続されているLスピーカ、Rスピーカ基板650に接続されているRスピーカを制御するための副制御信号を、周辺中継基板460を介して扉装飾基板470にシリアルに出力する。
扉装飾基板470の構成を図6、図7を参照して説明する。
扉装飾基板470は、コネクタ470a〜470fを有している。コネクタ470aの端子1〜6には、それぞれ信号線を介して、副制御基板450(副制御基板450に配設されている副制御回路)から出力される第1の選択信号SL0、第2の選択信号SL1、データ信号DATA、クロック信号CLK、モード信号MODE、ラッチ信号LATCHがシリアルに入力される。コネクタ470aの端子7及び8は、それぞれ電源線を介して、+DC12V電源端子及び接地端子に接続されている。また、コネクタ470aの端子9及び10、11及び12には、それぞれ副制御基板450(副制御基板450に配設されている音駆動回路)からRスピーカ駆動信号及びLスピーカ駆動信号が入力される。
本実施の形態では、第1の選択信号SL0と第2の選択信号SL1により本発明の「選択信号」が構成されている。
また、扉装飾基板470には、電圧変換回路471、信号変換回路472、ダイナミック制御駆動回路473、階調制御駆動回路474、475が配設されている。
電圧変換回路471は、端子8と及び9間に入力されるDC12V電源をDC5V電源に変換する。本実施の形態では、電圧変換回路471として、PNPトランジスタTR21、抵抗R21〜R24、コンデンサC21〜C23、比較器COM21、定電圧ダイオードZD21、ダイオードD21、D22により構成される3端子レギュレータが用いられている。すなわち、比較器COM21は、抵抗R23及びR24により検出される出力電圧が、定電圧ダイオードZD21により定まる設定電圧に一致するようにNPNトランジスタTR21を制御する。
電圧値が低いDC5V電源を電源基板112aから電源線を介して各基板に出力する場合、電源線に混入したノイズや電源線の電圧効果によるDC5V電源への影響が大きい。本実施の形態では、電圧値が高いDC12V電源を電源基板112aから各基板を介して扉装飾基板470に出力し、扉装飾基板470でDC12V電源をDC5V電源に変換している。このため、電源線に混入するノイズや電源線の電圧効果によるDC5V電源への影響を低減することができる。
ダイナミック制御駆動回路473と階調制御駆動回路474、475の一方が本発明の「第1の発光制御態様で第1の発光器を駆動する第1の駆動回路」に対応し、他方が本発明の「第2の発光制御態様で第2の発光器を駆動する第2の駆動回路」に対応する。
ダイナミック制御駆動回路473は、データ信号入力端子DATA−IN、クロック信号入力端子CLK、ロード信号入力端子LOAD、桁出力端子DIG0〜DIGm、セグメント出力端子OUT0〜OUT6、データ信号出力端子DATA−OUTを有している。なお、ロード信号入力端子LOADは、反転入力端子である。
本実施の形態では、ダイナミック制御駆動回路473は、複数桁の7セグメント表示器を構成するLED(発光器)をダイナミック制御可能に構成されている。例えば、図10に示すように、LED1〜7により構成される7セグメント表示器を3個設けて3桁(桁1〜桁3)の7セグメント表示器を構成し、桁出力端子DIG0〜DIG3それぞれを各桁の正極側のコモン端子に接続し、セグメント出力端子OUT0〜OUT6を各桁の負極側のセグメント端子1〜6に共通に接続する。この場合、桁出力端子DIG0〜DIG2とセグメント出力端子OUT0〜OUT6の組み合わせによって、各桁の7セグメント表示器を構成するLED1〜7がダイナミック制御される。
正極側をコモン端子とし、負極側をセグメント端子としたが、負極側をコモン端子とし、正極側をセグメント端子とすることもできる。
なお、ドットマトリクスを構成するLED(発光器)をダイナミック制御可能に構成することもできる。例えば、図11に示すように、LEDを(行a×列16)のドットマトリクス状に配置する。そして、列1〜16を列出力端子DIG0〜DIG15に接続し、行a〜gを行出力端子OUT0〜OUT6に接続する。この場合、列出力端子DIG0〜DIG15と行出力端子OUT0〜OUT6の組み合わせによって、ドットマトリクス表示器を構成するLEDがダイナミック制御される。
いずれの場合も、点灯させるLEDを選択することによって、1つあるいは複数の数字やアルファベット等のキャラクタを表示することができる。
また、ダイナミック制御駆動回路473のデータ信号出力端子(シリアル出力)DATA−OUTを他のダイナミック制御駆動回路473のデータ信号入力端子DATA−IN(シリアル入力)に接続することによって、複数のダイナミック制御駆動回路473をカスケード接続することができる。この場合、ダイナミック制御可能な発光器の数を増大することができる。
ダイナミック制御駆動回路473の動作は後述する。
ダイナミック制御駆動回路473のデータ信号入力端子DATA−INに入力される信号が本発明の「第1の駆動回路に入力されるシリアル信号」に対応する。
階調制御駆動回路474、475は、データ信号入力端子SIN、クロック信号入力端子CLK、ラッチ信号入力端子LAT、モード信号入力端子MODE、出力端子OUT0〜OUTx、データ信号出力端子SOUTを有している。なお、ラッチ信号入力端子LATは、反転入力端子である。
図7では、階調制御駆動回路474のデータ信号出力端子(シリアル出力)SOUTを階調制御駆動回路475のデータ信号入力端子(シリアル入力)SINに接続することによって、階調制御駆動回路474と475をカスケード接続している。
階調制御駆動回路474、475の動作は後述する。
階調制御駆動回路474、475のデータ信号入力端子SINに入力される信号が本発明の「第2の駆動回路に入力されるシリアル信号」に対応する。
本実施の形態では、副制御回路のポート数を低減するために、シリアル伝送方式の副制御回路を用いるとともに、ダイナミック制御駆動回路473に出力するデータ信号(副制御信号)と諧調制御駆動回路474(475)に出力するデータ信号を同じ出力ポートから、同じ信号線を介して扉装飾基板470の端子3に出力するように構成している。
この場合、端子3に入力されたデータ信号をダイナミック制御駆動回路473のデータ信号入力端子DATA−INあるいは諧調制御駆動回路474(475)のデータ信号入力端子SINに選択的に出力する必要がある。そこで、本実施の形態では、扉装飾基板470に切替回路を設けている。
本実施の形態の切替回路は、抵抗R1〜R6、信号変換回路472、抵抗R11〜R16、インバータIN11〜IN20、IN31、IN32、アンド回路AND31〜AND38により構成されている。
すなわち、コネクタ470aの端子1〜6に入力された各信号は、信号変換回路472の入力端子1〜6に入力されて信号変換され、出力端子11〜16から出力される。信号変換回路472は、出力側をオープンコレクタ接続している。例えば、NPNトランジスタTR1のベース端子を信号変換回路472の入力端子1に接続し、エミッタ端子を接地端子7に接続し、コレクタ端子を信号変換回路472の、入力端子1に対応する出力端子11に接続するとともに、出力端子11をプルアップ抵抗R11を介して+DC5Vに接続している。
そして、信号変換回路472の出力端子11、12から出力される信号(第1の選択信号SL0、第2の選択信号SL1に対応する信号)は、それぞれインバータIN11、IN12で反転され、信号[*SL0]、[*SL1]括弧に変換される。また、信号変換回路472の出力端子13〜16から出力される信号(データ信号DATA、クロック信号CLK、モード信号MODE、ラッチ信号LATCHに対応するデータ)は、それぞれ直列接続されたインバータIN13とIN14、IN15とIN16、IN17とIN18、IN19とIN20により信号[*DATA]、[*CLK]、[*MODE]、[*LATCH])に変換される。極性は変化しない。
信号[*SL0]、[*SL1]、[*DATA]、[*CLK]、[*MODE]、[*LATCH]は、インバータIN31、IN32、アンド回路AND31〜AND38により構成される論理回路に入力される。すなわち、アンド回路AND31には、信号[*SL0]が一方の入力端子に入力されるとともに、インバータIN31を介して信号[*SL1]が他方の入力端子に入力される。また、アンド回路AND35には、インバータIN32を介して信号[*SL0]が一方の入力端子に入力され、信号[*SL1]が他方の入力端子に入力される。アンド回路AND31の出力端子は、アンド回路AND32〜AND34の一方の入力端子に接続され、アンド回路AND35の出力端子は、アンド回路AND36〜AND38の一方の入力端子に接続されている。また、信号[*DATA]は、アンド回路AND32及びAND36の他方の入力端子に入力され、信号[*CLK]は、アンド回路AND33及びAND37の他方の入力端子に入力され、信号[*LATCH]は、アンド回路AND34及びAND38の他方の入力端子に入力される。
そして、アンド回路AND32〜AND34の出力端子は、ダイナミック制御駆動回路473のデータ信号入力端子DATA−IN、クロック信号入力端子CLK、ロード信号入力端子LOADに接続されている。また、アンド回路ADN36の出力端子は、階調制御駆動回路474のデータ信号入力端子SINに接続されている。また、アンド回路AND37、AND38の出力端子は、それぞれ、階調制御駆動回路474及び475のクロック信号入力端子CLK、ラッチ信号入力端子LATに接続されている。また、信号[*MODE]は、階調制御駆動回路474及び475のモード信号入力端子MODEに入力される。
扉装飾基板470に入力される第1の選択信号SL0、第2の選択信号SL1、信号[*SL0]、信号[*SL1]、アンド回路AND31の出力信号M、アンド回路AND32の出力信号Nの状態(真理値表)を図13に示す。
第1の選択信号SL0が「H」レベル、第2の選択信号SL1が「L」レベルである場合には、信号[*SL0]が「H」レベル、信号SL1が「L」レベルとなり、出力信号Mが「H」レベル、出力信号Nが「L」レベルとなる。この場合、データ信号DATA、クロック信号CLK、ラッチ信号LATCHは、アンド回路AND32〜AND33を介してダイナミック制御駆動回路473に出力される。すなわち、データ信号DATAの出力先がダイナミック制御駆動回路473側に設定される。
第1の選択信号SL0が「L」レベル、第2の選択信号SL1が「H」レベルである場合には、信号[*SL0]が「L」レベル、信号[*SL1]が「H」レベルとなり、出力信号Mが「L」レベル、出力信号Nが「H」レベルとなる。この場合、データ信号DATA、クロック信号CLK、ラッチ信号LATCHは、アンド回路AND36〜AND38を介して階調制御駆動回路474に出力される。なお、階調制御駆動回路474にカスケード接続されている階調制御駆動回路475は、階調制御駆動回路474のデータ信号出力端子SOUTから出力されるデータ信号がデータ信号入力端子SINに入力されるため、クロック信号CLK、ラッチ信号LATCHのみがアンド回路AND37、AND38を介して階調制御駆動回路475に出力される。すなわち、データ信号DATAの出力先が階調制御駆動回路474及び474側に設定される。
ここで、第1の選択信号SL0及び第2の選択信号SL1が共に「H」レベルである場合には、信号[*SL0]及び信号[*SL1]が共に「H」レベルとなり、出力信号M及び出力信号Nが共に「L」レベルとなる。また、第1の選択信号SL0及び第2の選択信号SL1が共に「L」レベルである場合には、信号[*SL0]及び信号[*SL1]が共に「L」レベルとなり、出力信号M及び出力信号Nが共に「L」レベルとなる。このため、第1の選択信号SL0及び第2の選択信号SL1が共に「H」レベルあるいは共に「L」レベルである場合には、データ信号DATA、クロック信号CLK、ラッチ信号LATCHがダイナミック制御駆動回路473及び階調制御駆動回路474、475に出力されない。
データ信号を信号線を介して伝送する場合、データ信号が信号線に混入したノイズによる影響を受ける虞がある。例えば、「L」レベルのデータ信号にノイズが混入することによって、「H」レベルのデータ信号であると誤判定する虞がある。あるいは、「H」レベルのデータ信号にノイズが混入することによって、「L」レベルのデータ信号であると誤判定する虞がある。
本実施の形態の切替回路は、第1の選択信号SL0と第2の選択信号SL1が共に「H」レベルあるいは共に「L」レベルである場合には、データ信号DATA等がダイナミック制御駆動回路473及び階調制御回路474、475に出力されるのを阻止するように構成されている。これにより、データ信号がノイズの影響を受けた場合に、ダイナミック制御駆動回路473及び階調制御回路474、475が誤動作するのを防止することができる。
なお、一般的に、データ信号へのノイズの混入によって、同時に、「H」レベルのデータ信号を「L」レベルのデータ信号であると誤判定するとともに、「L」レベルのデータ信号が「H」レベルのデータ信号であると誤判定する可能性は非常に少ない。したがって、本実施の形態の切替回路を用いることによって、ノイズによる誤動作を充分に防止することができる。
次に、ダイナミック制御駆動回路473、階調制御駆動回路374及び475の動作を図8、図9に示す各信号のタイムチャートを参照して説明する。なお、階調制御駆動回路474と475は同じ構成であるため、以下では、階調制御駆動回路474の動作を説明する。また、16個の2値データD15〜D00からなる16ビットの単位データを8個有するグループデータにより構成されるデータ信号を副制御回路からシリアルに出力する場合について説明する。
図8は、第1の選択信号SL0を「H」レベル、第2の選択信号SL1を「L」レベルに設定し、データ信号DATA等の出力先をダイナミック制御駆動回路473に設定した場合の動作を示している。ダイナミック制御駆動回路473にデータ信号DATA等を出力する場合には、モード信号MODEは「L」レベルに設定される。
時点t1で、端子1に入力される第1の選択信号SL0が「H」レベル、端子2に入力される第2の選択信号SL1が「L」レベルになると、アンド回路AND31の出力が「H」レベルとなり、アンド回路AND32〜AND34が動作可能状態となる。
その後、端子3にデータ信号DATAが入力されるとともに、端子4にクロック信号CLKが入力される。データ信号DATA、クロック信号CLKは、ダイナミック制御駆動回路473のデータ信号入力端子DATA−IN、クロック信号入力端子CLKに入力される。
ここで、ダイナミック制御駆動回路473は、クロック信号入力端子CLKに入力される信号の立ち上がりエッジ毎に、データ信号入力端子DATA−INに入力される信号を16ビットシフトレジスタに順次取り込むように構成されている。したがって、端子4に入力されるクロック信号CLK、例えば、単位データS1に対応するクロック信号グループCL1のクロック信号C1が立ち下がる(ダイナミック制御駆動回路473のクロック信号入力端子CLKでは立ち上がる)時点t2で、単位データS1を構成する2値データD15が16ビットのシフトレジスタに取り込まれる。そして、次のクロック信号C2が立ち下がる時点t3で、単位データS1を構成する2値データD14が16ビットシフトレジスタに取り込まれる。同様にして、クロック信号C16が立ち下がる時点t17で、単位データS1を構成する2値データD00が16ビットシフトレジスタに取り込まれる。この時、16ビットシフトレジスタには、単位データS1を構成する16個の2値データD15〜D00が取り込まれている。
ダイナミック制御駆動回路473は、ロード信号入力端子LOADに入力される信号を反転した反転信号の立ち上がりエッジで16ビットシフトレジスタに取り込まれている2値データD15〜D08を読み込んで出力レジスタを決定し、立ち下りエッジで2値データD07〜D00を読み込んで出力レジスタのデータを決定するように構成されている。したがって、端子6に入力されるラッチ信号LATCH、例えば、ラッチ信号L1が立ち上がる時点t18で、16ビットシフトレジスタに取り込まれている単位データS1を構成する2値データD15〜D00のうちの2値データD15〜D08を読み取り、出力レジスタを決定する。また、ラッチ信号L1が立ち下がる時点t19で、16ビットシフトレジスタに取り込まれている2値データD07〜D00を読み取り、出力レジスタに設定する詳細データを決定する。これにより、動作モード(表示モード、非表示モード等)と詳細データ(桁数、セグメント番号、デューティ比等)が決定され、桁出力端子DIG0〜DIGm及びセグメント出力端子OUT0〜OUT6の組み合わせ及びデューティ比が決定される。
同様にして、クロック信号グループCL2〜CL8の各クロック信号が立ち下がる時点で、単位データS2〜S8を構成する2値データD15〜D00を順次読み取り、ラッチ信号L2〜L8が立ち上がる時点及び立ち下がる時点で2値データを読み取る。そして、読み取った2値データに基づいて、桁出力端子DIG0〜DIGm及びセグメント出力端子OUT0〜OUT6の組み合わせ及びデューティ比が決定される。
図9は、第1の選択信号SL0を「L」レベル、第2の選択信号SL1を「H」レベルに設定し、データ信号DATA等の出力先を階調制御駆動回路474、475に設定した場合の動作を示している。なお、階調制御駆動回路474と475は同じ構成であるため、階調制御駆動回路474の動作を説明する。
時点t1で、端子1に入力される第1の選択信号SL0が「L」レベル、端子2に入力される第2の選択信号SL1が「H」レベルになると、アンド回路AND35の出力信号が「H」レベルとなり、アンド回路AND36〜AND38が動作可能状態となる。
ここで、階調制御駆動回路474は、モード信号入力端子MODEに入力される信号が「H」レベルの時には、出力端子OUT0〜OUTxからの階調レベルを設定する階調データ設定モードとなり、「L」レベルの時には、出力端子OUT0〜OUTxのオン/オフを設定するオン/オフ設定モードとなる。このため、端子5に入力されるモード信号MODEは、時点t1で「L」レベル(階調制御駆動回路474のモード端子MODEでは「H」レベル)となる。すなわち、時点t1で、階調制御駆動回路474は、階調データ設定モードに設定される。
その後、端子3にデータ信号DATAが入力されるとともに、端子4にクロック信号CLKが入力される。階調制御駆動回路474は、クロック信号入力端子CLKに入力される信号の立ち上がりエッジ毎に、データ信号入力端子SINに入力される信号を16ビットシフトレジスタに順次取り込むように構成されている。したがって、端子4に入力されるクロック信号CLK、例えば、単位データS1に対応するクロック信号グループCL1の各クロック信号C1〜C16が立ち下がる(階調制御駆動回路474のクロック信号入力端子CLKでは立ち上がる)時点t2〜t17で、単位データS1を構成する2値データD15〜D00が16ビットのシフトレジスタに順次取り込まれる。同様にして、端子4に入力される、クロック信号グループCL2〜CL7の各クロック信号が立ち下がる時点で、単位データS2〜S7を構成する2値データD15〜D00が16ビットのシフトレジスタに順次取り込まれる。
また、階調制御駆動回路474は、ラッチ信号入力端子LATに入力される信号を反転した反転信号の立ち上がりエッジで16ビットシフトレジスタに取り込まれている、単位データS1〜S7それぞれを構成する2値データD15〜D00を読み込むように構成されている。したがって、端子3に単位データS1〜S7それぞれを構成する2値データD15〜D00が入力された後、端子6に入力されるラッチ信号LATCH、例えば、ラッチ信号L1が立ち上がる時点t113で、16ビットシフトレジスタに取り込まれている、単位データS1〜S7それぞれを構成する2値データD15〜D00を読み取る。
端子6にラッチ信号L1が入力された後、時点t114で、端子5に入力されるモード信号MODEが「L」レベルとなる。これにより、階調制御駆動回路472は、オン/オフ設定モードに設定される。
その後、端子3に単位データS8を構成する2値データD15〜D00が入力されるとともに、端子4に単位データS8に対応するクロック信号グループCL8の各クロック信号が順次入力される。この場合、前述したように、クロック信号グループの各クロック信号が立ち下がる時点で、単位データS8を構成する2値データD15〜D00が16ビットシフトレジスタに順次取り込まれる。
その後、端子6に入力されるラッチ信号LATCH、例えば、ラッチ信号L2が立ち上がる時点t130で、16ビットシフトレジスタに取り込まれている、単位データS8を構成する2値データD15〜D00を読み取る。
そして、単位データS1〜S8それぞれを構成する2値データD15〜D00に基づいて、出力端子OUT0〜OUTxから、出力端子OUT0〜OUTxそれぞれの階調レベルに対応する駆動信号(例えば、赤色LED、緑色LED、青色LEDそれぞれの、階調レベルに対応する電流)を出力する。
出力端子OUT0〜OUTxのオン/オフの設定、出力端子OUT0〜OUTxの階調レベルの設定(出力端子OUT0〜OUTxに接続されている発光器の階調制御)は、例えば、図12に示すデータ構造に基づいて行われる。図12は、単位データS1〜S8それぞれを構成する2値データD15〜D00のデータ構造の一例を示している。
すなわち、単位データS1の2値データD15〜D09によって、出力端子OUT15に接続されている発光器の階調レベルに対応する階調データD7〜D0(7ビット)が決定される。同様に、単位データS1の2値データD08〜D02、単位データS1の2値データD01〜D02及び単位データS2の2値データD15〜D011、単位データS2の2値データD10〜D04、単位データS2の2値データD03〜D00及び単位データS3の2値データD15〜D13、単位データS3の2値データD12〜D06、単位データS3の2値データD05〜D00及び単位データS4の2値データD15、単位データS4の2値データD14〜D08、単位データS4の2値データD07〜D01、単位データS4の2値データD00及び単位データS5の2値データD15〜D10、単位データS5の2値データD09〜D03、単位データS5の2値データD02〜D00及び単位データS6の2値データD15〜D12、単位データS6の2値データD11〜D05、単位データS6の2値データD04〜D00及び単位データS7の2値データD15〜D14、単位データS7の2値データD13〜D07、単位データS7の2値データD06〜D00によって、出力端子OUT14〜OUT00に接続されている発光器の階調レベルに対応する階調データD7〜D0(7ビット)が決定される。
また、単位データS8を構成する2値データD15〜D00それぞれに基づいて、出力端子OUT00〜OUT15それぞれに接続されている発光器のオン/オフ(表示/非表示)が決定される。
以上のように、本実施の形態のスロットマシンでは、副制御回路によって、画像表示装置、LED等の発光器、スピーカ等の音発生器を制御するように構成されている。このため、従来のスロットマシンで設けられている基板の数及び基板の総面積を低減することができる。したがって、小型化や作業性の向上に効果がある。
また、シリアル伝送方式の副制御回路を用いているため、副制御回路を大型化することなく、画像表示装置、発光器、音発生器を制御することができる。
また、ダイナミック制御する発光器を駆動するダイナミック制御駆動回路に出力するデータ信号(副制御信号)と、階調制御する発光器を駆動する階調制御駆動回路に出力するデータ信号(副制御信号)を共通の信号線を介して出力するため、シリアルポート数の少ない副制御回路を用いることができるとともに、信号線の数を低減することができる。これにより、副制御回路、したがって、副制御回路が配設される副制御基板をより小型化することができるとともに、信号線を接続するための作業負担を軽減することができる。さらに、シリアルに伝送するデータ信号の出力先を指定する選択信号を第1の選択信号と第2の選択信号により構成するとともに、データ信号の送信先を第1の選択信号と第2の選択信号に基づいて切り替える切替回路を、第1の選択信号及び第2の選択信号が共に同じレベル(2値信号の一方の値あるいは他方の値)である場合には、データ信号の出力を阻止するように構成している。これにより、ノイズによる誤動作を防止することができる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、切替回路としては、種々の構成の切替回路を用いることができる。
選択信号を、2値信号である第1の選択信号と第2の選択信号を用いて構成したが、選択信号としては、データ信号をダイナミック制御駆動回路あるいは階調制御駆動回路に出力することができる種々の構成の選択信号を用いることができる。
ダイナミック制御駆動回路や階調制御駆動回路としては、種々の構成の駆動回路を用いることができる。また、発光器のダイナミック制御態様や発光器の階調制御態様は、実施の形態で説明した制御態様に限定されず、種々の制御態様を用いることができる。
ダイナミック制御する発光器や階調制御する発光器の数、配設位置等は、適宜変更可能である。例えば、発光器を、ドットマトリクス状以外の配置態様で配置することもできる。また、1つの階調制御駆動回路に複数のグループの発光器を接続し、グループ毎に階調レベルを設定することができる。
発光器の発光制御態様としてダイナミック制御態様と階調制御態様を用いたが、異なる第1の発光制御態様と第2の発光制御態様の組み合わせはこれに限定されない。
発光器としては、LEDに限定されず、種々の構成の発光器を用いることができる。また、ダイナミック制御する発光器と階調制する発光器として異なる種類の発光器を用いることもできる。
副制御回路により表示制御装置、発光器、音発生器を制御したが、表示装置を制御する表示制御回路を設け、副制御回路により発光器と音発生器を制御するとともに、表示制御回路に副制御信号を出力する構成とすることもできる。このような構成とした場合でも、前述した効果を得ることができる。
実施の形態では、クロック信号、ラッチ信号、モード信号を用いたが、副制御回路から出力する副制御信号を構成する信号は、ダイナミック制御駆動回路や階調制御駆動回路の構成に応じて適宜選択される。
制御系の構成は、実施の形態で説明した構成に限定されない。
実施の形態で説明した各構成は、単独で用いることもできるし、適宜選択した複数を組み合わせて用いることもできる。
スロットマシンとして構成した実施例に場合について説明したが、本発明の技術は、パチンコ機等のスロットマシン以外の種々の遊技機に用いることができる。
本発明は、以下のように構成することもできる。
例えば、「(態様1)請求項1の遊技機であって、前記第1の駆動回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記第1の発光器をダイナミック制御態様で駆動し、前記第2の制御回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記第2の発光器を階調制御態様で駆動することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、入力されるシリアル信号に基づいて第1の発光器をダイナミック制御するダイナミック制御駆動回路と、入力されるシリアル信号に基づいて第2の発光器を階調制御する階調制御駆動回路を備えている。
本発明では、第1の発光器をダイナミック制御し、第2の発光器を階調制御するため、効果的な演出効果を得ることができる。
また、「(態様2)請求項1または態様1の遊技機であって、前記選択信号は、2値信号である第1の選択信号と第2の選択信号により構成され、前記制御回路は、前記第1の駆動回路を示す選択信号を出力する場合には、前記第1の選択信号を2値のうちの一方の値に設定するとともに、前記第2の選択信号を2値のうちの他方の値に設定し、前記第2の駆動回路を示す選択信号を出力する場合には、前記第1の選択信号を2値のうちの他方の値に設定するとともに、前記第2の選択信号を2値のうちの一方の値に設定し、前記切替回路は、入力された第1の選択信号が2値のうちの一方の値であり、入力された第2の選択信号が2値のうちの他方の値である場合には、入力されたシリアル信号を前記第1の駆動回路に出力し、入力された第1の選択信号が2値のうちの他方の値であり、入力された第2の選択信号が2値のうちの一方の値である場合には、入力されたシリアル信号を前記第2の駆動回路に出力するように構成されていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、選択信号を2値信号である第1の選択信号と第2の選択信号により構成し、第1の駆動回路を示す選択信号を出力する場合には、第1の選択信号を2値のうちの一方の値に設定するとともに、第2の選択信号を2値のうちの他方の値に設定し、一方、第2の駆動回路を示す選択信号を出力する場合には、第1の選択信号を2値のうちの他方の値に設定するとともに、第2の選択信号を2値のうちの一方の値に設定する。そして、切替回路を、入力された第1の選択信号が2値のうちの一方の値であり、第2の選択信号が2値のうちの他方の値である場合には、選択信号が第1の駆動回路を指示していることを判別し、一方、入力された第1の選択信号が2値のうちの他方の値であり、第2の選択信号が2値のうちの一方の値である場合には、選択信号が第2の駆動回路を指示していることを判別するように構成する。
本発明の切替回路では、第1の選択信号と第2の選択信号が共に、2値のうちの一方の値となった場合には、シリアル信号の出力を禁止する。
これにより、ノイズの混入による第1の駆動回路及び第2の駆動回路の誤動作を防止することができる。
また、「(態様3)請求項1、態様1または2のいずれかの遊技機であって、音発生器と、第3の駆動回路を備え、前記第3の駆動回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記音発生器を駆動し、前記制御回路は、遊技状態に応じて、第3のシリアル信号を含むシリアル信号を前記第3の駆動回路に出力することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
請求項3の遊技機では、音発生器と、入力されるシリアル信号に基づいて音発生器を駆動する第3の駆動回路を備えている。そして、制御回路は、第3のシリアル信号を第3の駆動回路に出力する。第3のシリアル信号は、第1及び第2のシリアル信号と異なる信号経路を介して出力される。
本発明では、制御回路によって、第1の発光制御態様で発光させる第1の発光器、第2の発光制御態様で発光させる第2の発光器及び音発生器を共通の制御回路で制御するため、より制御装置を小形化することができる。
また、「(態様4)請求項1、態様1〜3のいずれかの遊技機であって、表示装置と、第4の駆動回路を備え、前記第4の駆動回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記表示装置を駆動し、前記制御回路は、遊技状態に応じて、第4のシリアル信号を含むシリアル信号を前記第4の駆動回路に出力することを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
請求項4の遊技機では、表示装置と、入力されるシリアル信号に基づいて表示装置を駆動する第4の駆動回路を備えている。そして、制御回路は、第4のシリアル信号を第4の駆動回路に出力する。第4のシリアル信号は、第1及び第2のシリアル信号、第3のシリアル信号と異なる信号経路を介して出力される。
表示装置としては、典型的には、液晶表示装置等の画像情報を表示可能な画像表示装置が用いられる。
本発明では、制御回路によって、第1の発光制御態様で発光させる第1の発光器、第2の発光制御態様で発光させる第2の発光器及び表示装置、さらには、音発生器を共通の制御回路で制御するため、制御装置を一層小形化することができる。
また、「(態様5)請求項1、態様1〜4のいずれかの遊技機であって、前記第1の駆動回路、前記第2の駆動回路及び前記切替回路が配設されている駆動基板を備え、前記駆動基板には、前記シリアル信号が入力されるとともに前記切替回路に接続されている第1の端子と、前記選択信号が入力されるとともに前記切替回路に接続されている第2の端子が設けられていることを特徴とする遊技機。」として構成することができる。
請求項5の遊技機では、第1の駆動回路、第2の駆動回路及び切替回路が配設されている駆動基板を備えている。駆動基板には、シリアル信号が入力されるとともに切替回路に接続されている第1の端子と、選択信号が入力されるとともに切替回路に接続されている第2の端子が設けられている。
本発明では、駆動基板にシリアル信号を入力するための端子及び信号線の数、さらには、制御回路のシリアルポーとの数を低減することができる。これにより、制御装置を小型化することができる。
本発明の一実施の形態であるスロットマシンの斜視図である。 一実施の形態の分解斜視図である。 扉部材の斜視図である。 ケース部材の分解斜視図である。 一実施の形態の制御系の概略ブロック図である。 扉装飾基板の構成を示す図である。 扉装飾基板の構成を示す図である。 諧調制御時における、扉装飾基板に入力される各信号のタイムチャートである。 ダイナミック制御時における、扉装飾基板に入力される各信号のタイムチャートである。 7セグメント表示装置をダイナミック制御する動作を説明する図である。 ドットマトリクス表示装置をダイナミック制御する動作を説明する図である。 階調制御駆動回路に出力するデータの一例を示す図である。 切替装置の各部の信号の状態を示す図である。
符号の説明
1 スロットマシン
100 外本体
200 扉部材
214 透視窓
214a 透明板
214b 縁部材
217発光ユニット
217a 発光体
217a−1 発光素子
217a−2 導光板
217b 反射部材
300 図柄変動表示装置
301a〜301c リール
303 駆動手段
303a〜303c リールモータ
400 ケース部材
409 主制御基板
450 副制御基板
470 扉装飾基板
470a〜470h コネクタ
471 電圧変換装置
472 信号変換回路(オープンコレクタ)
473 ダイナミック制御駆動回路
474、475 階調制御駆動回路
500 画像表示装置
610 ダイナミック装飾基板
620、630、640、650 階調装飾基板

Claims (1)

  1. 第1の発光器と、前記第1の発光器を第1の発光制御態様で駆動する第1の駆動回路と、第2の発光器と、前記第2の発光器を、前記第1の発光制御態様と異なる第2の発光制御態様で駆動する第2の駆動回路を備える遊技機であって、
    制御回路と、切替回路を備え、
    前記第1の駆動回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記第1の発光器を前記第1の発光制御態様で駆動し、
    前記第2の駆動回路は、入力されたシリアル信号に基づいて、前記第2の発光器を第2の発光制御態様で駆動し、
    前記制御回路は、遊技状態に応じて、前記第1の駆動回路への第1のシリアル信号あるいは前記第2の駆動回路への第2のシリアル信号を含むシリアル信号と、シリアル信号の出力先を示す選択信号を前記切替回路に出力し、
    前記切替回路は、入力された選択信号が第1の駆動回路を示している場合には、入力されたシリアル信号を前記第1の駆動回路に出力し、入力された選択信号が第2の駆動回路を示している場合には、入力されたシリアル信号を前記第2の駆動回路に出力するように構成されていることを特徴とする遊技機。
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