JP2008199874A - インバータの並列運転制御装置 - Google Patents

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宏規 綾部
Nobuhiro Kurio
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Abstract

【課題】 負荷およびインバータの出力電圧の検出誤差にかかわらず、横流を確実に抑制する。
【解決手段】 複数台のインバータ10a,10bを並列接続して負荷20に給電するインバータ10a,10bの並列運転制御装置であって、前記インバータ出力電圧の振幅を制御する電圧振幅制御部50a,50bとインバータ出力電圧の位相を制御する電圧位相制御部40a,40bとを備え、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ10a,10b間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部60a,60bを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば金融機関のオンラインシステム等の大規模システムで使用されるコンピュータやサーバーを停電や電力障害から保護するUPS(無停電電源装置)を構成する複数台のインバータを並列接続して制御するインバータの並列運転制御装置に関する。
例えば金融機関のオンラインシステム等の大規模システムで使用されるコンピュータやサーバーを停電や電力障害から保護するUPS(無停電電源装置)を構成する電力変換システムでは、複数台のインバータを並列接続し、これらインバータから出力される三相交流を負荷に給電するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図5は二台のインバータ110a,110bを並列接続した電力変換システムを例示する。この電力変換システムは、インバータ110a,110bの入力側にバッテリー等の直流電源100a,100bを接続し、インバータ110a,110bの出力側に負荷120を共通して接続することにより、直流電源100a,100bからの直流電圧をインバータ110a,110bで交流変換し、その三相交流電力を負荷120に供給するようにしている。
この電力変換システムでは、負荷120に給電される三相交流電力を二台のインバータ110a,110bで分担することから、各インバータ110a,110bでは、負荷120に給電される三相交流電力の1/2ずつを出力するようにしている。
各インバータ110a,110bは、図6に示す回路構成を具備した制御装置130a,130bにより、直流電圧を交流変換して負荷120に給電される三相交流電力の1/2を出力するように制御される。この制御装置130a,130bは、同図に示すようにインバータ無効電力変換部140a,140b、負荷無効電力変換部150a,150bおよび無効電力制御部160a,160bからなる横流制御部180a,180bと、電圧制御部170a,170bと、有効電力制御による位相制御部190a,190bとで構成されている。
インバータ無効電力変換部140a,140bでは、インバータ110a,110bの出力電流および出力電圧に基づいてインバータ110a,110bの無効電力を算出する。一方、負荷無効電力変換部150a,150bでは、インバータ110a,110bの出力電圧および負荷電流に基づいて負荷120の無効電力を算出する。
無効電力制御部160a,160bでは、負荷無効電力変換部150a,150bから出力される負荷120の無効電力をインバータ110a,110bの並列台数で除算し、インバータ無効電力変換部140a,140bから出力されるインバータ110a,110bの無効電力との差を算出する。この無効電力制御部160a,160bから負荷120の無効電力とインバータ110a,110bの無効電力との差を出力し、電圧制御部170a,170bの指令値に加算する。
電圧制御部170a,170bでは、インバータ110a,110bの出力電圧の振幅成分を取り込んで無効電力制御部160a,160bの出力を加算した指令値を生成する。位相制御部190a,190bでは、電圧制御部170a,170bから出力される指令値に有効電力制御により算出した位相を乗算し、その乗算値に基づいてインバータ110a,110bを運転する。
特開平8−140357号公報
ところで、複数のインバータ110a,110bを並列接続して共通の負荷120に給電する電力変換システムでは、その並列接続されたインバータ110a,110bの出力電圧間に振幅差や位相差が生じる場合、インバータ110a,110b間で電流が行き来する横流が発生する。このような横流が発生すると、インバータ110a,110bの出力電流にばらつきが生じてそのインバータ110a,110bの効率並びに寿命が低下する。また、横流を原因として過電流が発生して機器に悪影響を及ぼすことになる。
この横流を抑制する手段として、インバータ110a,110bが出力する三相交流電力の出力電圧および出力電流から有効電力および無効電力を算出し、負荷120の有効電力および無効電力をインバータ110a,110bの並列接続台数で除算した値を指令値として、その指令値に各インバータ110a,110bが出力する有効電力および無効電力を追従させることで、各インバータ110a,110bが出力する有効電力および無効電力を一致させる。
この有効電力および無効電力はインバータ110a,110bの出力電圧の位相および振幅を調整することにより制御され、各インバータ110a,110bが出力する有効電力および無効電力が同一になることで、インバータ110a,110bの出力電圧の位相および振幅も同一になり、インバータ110a,110b間の位相差および振幅差がなくなることから横流が抑制される。
しかしながら、前述のように負荷120およびインバータ110a,110bの有効電力および無効電力を用いた横流制御では、有効電力および無効電力を算出するために検出する負荷120およびインバータ110a,110bの出力電流および出力電圧に1〜2%程度の検出誤差が含まれている。このように負荷120およびインバータ110a,110bの出力電流および出力電圧に検出誤差が含まれていると、特に出力電圧の検出誤差の影響により外乱などの発生後においてその検出誤差を要因とした横流が発生し易くなるという問題があった。
そこで、本発明は、前述した問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、負荷およびインバータの出力電圧の検出誤差にかかわらず、横流を確実に抑制し得るインバータの並列運転制御装置を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、複数台のインバータを並列接続して負荷に給電するインバータの並列運転制御装置であって、インバータ出力電圧の振幅を制御する電圧振幅制御部とインバータ出力電圧の位相を制御する電圧位相制御部とを備え、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部を具備したことを特徴とする。
ここで、「dq変換」とは、一般的に、電動機の制御において、回転子上の電流や電圧などを、回転する座標上から見る場合と静止した固定子側の座標上から見る場合、この間の変換を行う回転座標変換を意味し、本発明にdq変換を用いる場合、このdq変換は、負荷およびインバータ電流を直流量に変換し、インバータ出力電圧における振幅・位相の補正量算出を直流量で行えることを意味する。
この横流制御部は、負荷電流およびインバータ出力電流をdq変換することにより負荷電流およびインバータ出力電流のd軸電流およびq軸電流を算出し、負荷電流のd軸電流およびq軸電流をインバータ並列台数で除算したd軸電流およびq軸電流に基づく指令値から、インバータ出力電流のd軸電流およびq軸電流を減算することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する構成とすることが望ましい。
発明が解決しようとする課題で説明したように、従来におけるインバータの並列運転制御装置では、負荷およびインバータの有効電力および無効電力を用いた横流制御を行っていたのに対して、本発明では、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御を行う。このように負荷電流およびインバータ出力電流のみで制御を行うことにより、負荷およびインバータの出力電圧に基づく検出誤差の影響を受けることはなく、横流の抑制が確実となる。
また、電圧位相制御部は、負荷電流、インバータ出力電流および負荷電圧に基づいて負荷の有効電力およびインバータの有効電力を算出し、その負荷の有効電力をインバータ並列台数で除算した有効電力指令値から、インバータの有効電力を減算することにより、インバータ出力電圧の位相を制御する補正量を生成する構成とすることが望ましい。
このように、電圧位相制御部で生成される補正量に基づいてインバータ出力電圧の位相を制御すれば、dq変換部でのdq演算の基準となる位相にずれが生じることはなく、横流をより一層確実に抑制することが可能となる。
また、電圧振幅制御部は、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件によって電圧振幅指令値を選択的に補正することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する電流マイナーループ部が付設されている構成が望ましい。なお、電圧振幅指令値を選択的に補正するとは、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件に応じて、電圧振幅指令値を補正する場合と補正しない場合があることを意味する。
この電流マイナーループ部では、横流制御部を介さず直接的に検出されるインバータ出力電流と負荷電流に基づいて電圧振幅指令値を選択的に補正する。これにより、前述した横流制御部でdq変換によりインバータ間に流れる横流を抑制するよりも応答速度の向上が図れ、横流をより効率的に抑制することが可能となる。
なお、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件によって電圧振幅指令値を選択的に補正することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する電流マイナーループ部は、インバータの出力電圧および出力電流から算出された有効電力および無効電力により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部とを備えたインバータの並列運転制御装置における電圧振幅制御部に付設することも可能である。
本発明によれば、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部を具備したことにより、負荷電流およびインバータ出力電流のみで制御を行うことで、負荷およびインバータの出力電圧に基づく検出誤差の影響を受けることはなく、各インバータ間に流れる横流を確実に抑制することができ、信頼性の高い高性能な並列運転制御装置を提供できる。
図1および図2は本発明の第一および第二の実施形態で、例えば金融機関のオンラインシステム等の大規模システムで使用されるコンピュータやサーバーを停電や電力障害から保護するUPS(無停電電源装置)を構成する電力変換システムにおいて、二台のインバータ10a,10bを並列接続した並列運転制御装置30a,30bを例示する。なお、これら二つの実施形態では、二台のインバータ10a,10bを並列接続した場合を例示しているが、本発明はこれに限定されることなく、三台以上のインバータを並列接続した場合にも適用可能である。
これら二つの実施形態の並列運転制御装置30a,30bは、インバータ10a,10bの入力側にバッテリー等の直流電源(図示せず)が接続され、インバータ10a,10bの出力側に負荷20を共通して接続することにより、直流電源からの直流電圧をインバータ10a,10bで交流変換し、その三相交流電力を負荷20に供給する。この並列運転制御装置30a,30bでは、負荷20に給電される三相交流電力を二台のインバータ10a,10bで分担することから、各インバータ10a,10bが、負荷20に給電される三相交流電力の1/2ずつを出力するように制御する。
この並列運転制御装置30a,30bは、電圧位相制御部40a,40b、電圧振幅制御部50a,50bおよび横流制御部60a,60bで主要部が構成され、dq演算部72a,72b、逆dq演算部74a,74bおよびゲートパルス発生部76a,76bを具備する。
電圧位相制御部40a,40bは、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTbおよび計器用変圧器VTa,VTbに接続されたインバータ有効電力演算部42a,42bと、そのインバータ有効電力演算部42a,42bの出力に接続されたローパスフィルタ44a,44bと、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変圧器VTa,VTbおよび負荷側に設けられた計器用変流器CTに接続された負荷有効電力演算部46a,46bと、その負荷有効電力演算部46a,46bの出力に接続されたローパスフィルタ48a,48bと、負荷有効電力演算部46a,46bのローパスフィルタ48a,48bに接続された有効電力指令値演算部41a,41bと、その有効電力指令値演算部41a,41bの出力に減算部43a,43bを介して接続された制御器45a,45bと、その制御器45a,45bの出力に接続された位相演算部47a,47bとで構成されている。なお、前述の減算部43a,43bには、インバータ有効電力演算部42a,42bのローパスフィルタ44a,44bの出力が接続されている。
電圧振幅制御部50a,50bは、インバータ10a,10bの出力側と負荷20間に設けられた計器用変圧器VTa,VTbに接続された電圧振幅演算部52a,52bと、その電圧振幅演算部52a,52bの出力に接続されたローパスフィルタ54a,54bと、そのローパスフィルタ54a,54bの出力に接続された減算部56a,56bと、その減算部56a,56bの出力に接続された制御器58a,58bとで構成されている。なお、前述の減算部56a,56bには、電圧振幅指令部51a,51bが接続されている。この電圧振幅指令部51a,51bでは、負荷電圧の目標値に負荷電圧を一致させるような負荷電圧振幅指令値が出力される。
横流制御部60a,60bは、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTbに接続されたインバータdq変換部80a,80bと、負荷側に設けられた計器用変流器CTに接続された負荷dq変換部90a,90bと、その負荷dq変換部90a,90bの出力に接続された除算部62a,62b,64a,64bと、その除算部62a,62b,64a,64bの出力に減算部66a,66b,68a,68bを介して接続された制御器61a,61b,63a,63bとで構成されている。なお、前述の減算部66a,66b,68a,68bは、インバータdq変換部80a,80bの出力にも接続されている。
この横流制御部60a,60bにおけるインバータdq変換部80a,80bは、計器用変流器CTa,CTbに接続されたdq演算部82a,82bと、そのdq演算部82a,82bの出力に接続された二つのローパスフィルタ84a,86a,84b,86bとで構成され、負荷dq変換部90a,90bは、計器用変流器CTに接続されたdq演算部92a,92bと、そのdq演算部92a,92bの出力に接続された二つのローパスフィルタ94a,96a,94b,96bとで構成されている。
前述した電圧振幅制御部50a,50bの制御器58a,58bの出力および電圧位相制御部40a,40bの位相演算部47a,47bの出力に乗算部78a,78bが接続され、その乗算部78a,78bの出力にdq演算部72a,72bが接続されている。このdq演算部72a,72bの出力に二つの加算部71a,73a,71b,73bを介して逆dq演算部74a,74bが接続され、その逆dq演算部74a,74bの出力にゲートパルス発生部76a,76bを介してインバータ10a,10bが接続されている。前述した二つの加算部71a,73a,71b,73bには、横流制御部60a,60bの二つの制御器61a,63a,61b,63bがそれぞれ接続されている。
ところで、複数のインバータ10a,10bを並列接続して共通の負荷20に給電する電力変換システムでは、その並列接続されたインバータ10a,10bの出力電圧間に振幅差や位相差が生じる場合、インバータ10a,10b間で電流が行き来する横流が発生する。このような横流が発生すると、インバータ10a,10bの出力電流にばらつきが生じてそのインバータ10a,10bの効率並びに寿命が低下する。また、横流を原因として過電流が発生して機器に悪影響を及ぼすことになる。
これら二つの実施形態における並列運転制御装置30a,30bの横流制御部60a,60bでは、dq変換を用いることにより横流を抑制するようにしている。以下、この並列運転制御装置30a,30bの動作例を詳述する。
電圧位相制御部40a,40bでは、負荷側に設けられた計器用変流器CT、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTb、インバータ10a,10bの出力側と負荷20間に設けられた計器用変圧器VTa,VTbにより、負荷電流、インバータ出力電流および負荷電圧を検出する。これら負荷電流、インバータ出力電流および負荷電圧に基づいて、負荷有効電力演算部46a,46bで負荷20の有効電力瞬時値を算出すると共に、インバータ有効電力演算部42a,42bでインバータ10a,10bから出力される有効電力瞬時値を算出する。
この負荷20の有効電力瞬時値およびインバータ10a,10bから出力される有効電力瞬時値に基づいて、ローパスフィルタ48a,48b,44a,44bにより負荷20の有効電力平均値およびインバータ10a,10bから出力される有効電力平均値を算出する。この負荷20の有効電力平均値を有効電力指令値演算部41a,41bでインバータ10a,10bの並列接続台数で除算した値を指令値とする。
一方、インバータ10a,10bから出力される有効電力平均値を減算部43a,43bに入力し、負荷20の有効電力平均値に基づく指令値とインバータ10a,10bから出力される有効電力平均値との差を減算部43a,43bで算出し、制御器45a,45bにより他の制御を含めた制御系全体として安定して動作し、位相の制御として適切な値に制御した上で、位相の操作量を算出する。この位相の操作量に基づいて位相演算部47a,47bで位相を算出することにより、インバータ出力電圧指令値の位相を制御して正弦波信号を生成する。
電圧振幅制御部50a,50bでは、インバータ10a,10bの出力側と負荷20間に設けられた計器用変圧器VTa,VTbで検出された負荷電圧に基づいて電圧振幅演算部52a,52bで負荷電圧振幅値を算出し、その負荷電圧振幅を直流量に変換し、ローパスフィルタ54a,54bにより負荷電圧振幅の平均値を算出する。
一方、電圧振幅指令部51a,51bからの負荷電圧振幅指令値と負荷電圧振幅平均値との差を減算部56a,56bで算出し、制御器58a,58bにより他の制御を含めた制御系全体として安定して動作し、電圧の制御として適切な値に制御した上で、負荷電圧振幅の操作量を算出する。
横流制御部60a,60bでは、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTbで検出されたインバータ出力電流に基づいてインバータdq変換部80a,80bのdq演算部82a,82bでd軸電流およびq軸電流を算出する。また、負荷側に設けられた計器用変流器CTで検出された負荷電流に基づいて負荷dq変換部90a,90bのdq演算部92a,92bでd軸電流およびq軸電流を算出する。
このようにしてインバータdq変換部80a,80bおよび負荷dq変換部90a,90bのそれぞれのdq演算部82a,82b,92a,92bから出力されたd軸電流およびq軸電流については、不平衡や高調波の影響によって生じるリップルを緩和するためにローパスフィルタ84a,86a,84b,86b,94a,96a,94b,96bによる信号のフィルタリングを行うことでd軸電流およびq軸電流の平均値を得る。
負荷dq変換部90a,90bのローパスフィルタ94a,96a,94b,96bから出力されたd軸電流およびq軸電流を、除算部62a,62b,64a,64bによりインバータ10a,10bの並列接続台数で除算した値を指令値とする。
一方、インバータdq変換部80a,80bのローパスフィルタ84a,86a,84b,86bから出力されたd軸電流およびq軸電流を減算部66a,66b,68a,68bに入力し、負荷dq変換部90a,90bからのd軸電流およびq軸電流に基づく指令値とインバータdq変換部80a,80bからのd軸電流およびq軸電流との差を減算部66a,66b,68a,68bで算出し、制御器61a,61b,63a,63bにより他の制御を含めた制御系全体として安定して動作し、横流の制御として適切な値に制御した上で、その操作量により、横流を抑制するためのインバータ出力電圧指令値の補正量を得る。
前述のようにして電圧振幅制御部50a,50bで得られた負荷電圧振幅の偏差量と電圧位相制御部40a,40bで得られた正弦波信号のインバータ出力電圧指令値とを乗算部78a,78bで掛け合わせ、その値に基づいてdq演算部72a,72bでd軸電圧およびq軸電圧を算出する。この値に横流制御部60a,60bで得られたインバータ出力電圧指令値の補正量を加算部71a,71b,73a,73bで加算し、逆dq演算部74a,74bにより三相交流信号に変換することによって、並列接続された二台のインバータ10a,10b間に生じる横流を抑制し得るインバータ出力電圧指令値が得られる。
以上のようにこの並列運転制御装置30a,30bの横流制御部60a,60bでは、インバータ10a,10bの出力電流および負荷電流を検出し、電流のみを用いて演算を行うために電圧検出誤差による影響を受けず、電圧検出誤差を要因とした横流の発生を低減することができる。また、横流制御部60a,60bのみでdq変換による演算を行い、電圧位相制御部40a,40bや電圧振幅制御部50a,50bではdq変換による演算を行わないため、その演算量の低減化が図れる。さらに、並列接続された各インバータ10a,10bにおいてCPUのクロックずれ等が生じた場合でも、各インバータ10a,10bの出力電圧位相を逐次補正することで、インバータ出力電圧の位相やdq変換の基準となる位相などにおいてずれの拡大を防止することができる。
図1に示す実施形態の並列運転制御装置30a,30bにおける横流制御部60a,60bでは、インバータdq変換部80a,80bおよび負荷dq変換部90a,90bのそれぞれのdq演算部82a,82b,92a,92bから出力されたd軸電流およびq軸電流については、不平衡や高調波の影響によって生じるリップルを緩和するためにローパスフィルタ84a,86a,84b,86b,94a,96a,94b,96bによる信号のフィルタリングを行っているが、このローパスフィルタ84a,86a,84b,86b,94a,96a,94b,96bにより、横流制御の応答性が低下し、十分な横流抑制効果を得ることが困難になる可能性がある。
そこで、横流制御部60a,60bに設けられたローパスフィルタ84a,86a,84b,86b,94a,96a,94b,96bによる横流制御の応答性低下を未然に防止するため、図2に示す実施形態の並列運転制御装置30a,30bが有効である。
図2に示す実施形態の並列運転制御装置30a,30bでは、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件によって電圧振幅指令値を選択的に補正することにより、各インバータ10a,10b間に流れる横流を抑制する電流マイナーループ部1a,1bを電圧振幅制御部50a,50bに付設している。
この電流マイナーループ部1a,1bは、図3に示すように、インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTbおよび負荷側に設けられた計器用変流器CTに接続された三相二相変換部2a1,2a2,2b1,2b2と、その三相二相変換部2a1,2a2,2b1,2b2の出力に接続された電流振幅変換部3a1,3a2,3b1,3b2と、負荷電流の電流振幅変換部3a2,3b2の出力に接続された除算部4a,4bと、インバータ出力電流の電流振幅変換部3a1,3b1の出力と除算部4a,4bの出力に接続された減算部5a,5bと、インバータ出力電流の電流振幅変換部3a1,3b1の出力に接続されたハイパスフィルタ6a,6bと、そのハイパスフィルタ6a,6bの出力に接続された増幅部7a,7bと、その増幅部7a,7bの出力と減算部5a,5bの出力に接続された判定部8a,8bとで回路構成されている。
インバータ10a,10bの出力側に設けられた計器用変流器CTa,CTbおよび負荷側に設けられた計器用変流器CTにより、インバータ出力電流および負荷電流を検出する。この検出されたインバータ出力電流および負荷電流に基づいて、電流マイナーループ部1a,1bでは、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を選択的に補正する。
この電流マイナーループ部1a,1bでは、インバータ出力電流と負荷電流を三相二相変換部2a1,2a2,2b1,2b2で三相二相変換し、電流振幅変換部3a1,3a2,3b1,3b2でインバータ出力電流と負荷電流の振幅成分を算出する。負荷電流の除算部4a,4bでは、負荷電流の振幅成分をインバータ10a,10bの並列接続台数で除算する。インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差を減算部5a,5bで算出し、これを電流マイナーループ部1a,1bの出力条件として判定部8a,8bに出力する。
一方、インバータ出力電流の電流振幅変換部3a1,3a2から出力される振幅成分に基づいて、ハイパスフィルタ6a,6bでそのインバータ出力電流の変化分を抽出し、増幅部7a,7bで増幅することにより、インバータ出力電流の変化分を補正量として判定部8a,8bに出力する。その判定部8a,8bでは、前述した減算部5a,5bから出力される出力条件に基づいて、増幅部7a,7bから出力されるインバータ出力電流の変化分を補正量として出力するか否かを判定する。
つまり、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零以下であれば(出力条件≦0)、インバータ出力電流の変化分を出力し、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正する。また、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零より大きければ(出力条件>0)、インバータ出力電流の変化分を出力せず、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正しない。
インバータ10a,10b間での横流発生により、インバータ出力電流が増加した場合には、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零以下となることから(出力条件≦0)、前述したようにこの出力条件に基づいて負荷電圧振幅指令値を補正すれば、インバータ出力電流をインバータ10a,10bの並列接続台数分で均等にして負荷20に供給することができる。
しかも、この電流マイナーループ部1a,1bでは、横流制御部60a,60bを介さず直接的に検出されるインバータ出力電流と負荷電流に基づいて負荷電圧振幅指令値を補正することにより、前述した横流制御部60a,60bでdq変換によりインバータ10a,10b間に流れる横流を抑制するよりも応答速度の向上が図れ、横流をより効率的に抑制することが可能となる。
なお、負荷20の駆動開始時や負荷20の電力が減少した時には、インバータ出力電流が増加することから、前述した出力条件(出力条件≦0あるいは出力条件>0)が有効であるが、負荷20の電力が増加した時には、インバータ出力電流が減少する場合があり、このような場合には、判定部8a,8bでの出力条件を以下のように設定すればよい。
インバータ10a,10b間での横流発生により、インバータ出力電流が増加した場合、つまり、インバータ出力電流の変化分が正の場合、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零以下であれば(出力条件≦0)、インバータ出力電流の変化分を出力し、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正する。また、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零より大きければ(出力条件>0)、インバータ出力電流の変化分を出力せず、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正しない。
また、インバータ10a,10b間での横流発生により、インバータ出力電流が減少した場合、つまり、インバータ出力電流の変化分が負の場合、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零より大きければ(出力条件>0)、インバータ出力電流の変化分を出力し、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正する。また、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零以下であれば(出力条件≦0)、インバータ出力電流の変化分を出力せず、電圧振幅制御部50a,50bの電圧振幅指令部51a,51bから出力される負荷電圧振幅指令値を補正しない。
インバータ10a,10b間での横流発生により、インバータ出力電流が増加した場合、つまり、インバータ出力電流の変化分が正の場合には、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零以下となり(出力条件≦0)、また、インバータ出力電流が減少する場合、つまり、インバータ出力電流の変化分が負の場合には、インバータ10a,10bの並列接続台数で除算された負荷電流の振幅成分と、インバータ出力電流の振幅成分との差が零より大きくなることから(出力条件>0)、前述したようにこの出力条件に基づいて負荷電圧振幅指令値を補正すれば、インバータ出力電流をインバータの並列接続台数分で均等にして負荷20に供給することができる。
なお、図4に示すように、電流マイナーループ部1a,1bの判定部8a,8bの出力にローパスフィルタ9a,9bを設ければ、不要な高周波成分を除去することができる点で有効である。このローパスフィルタ9a,9bとしては、応答速度の低下を防止する観点から、時定数の小さい値のものを選択することが好ましい。
前述した第二の実施形態では、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ10a,10b間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部60a,60bを備えた並列運転制御装置(第一の実施形態)に、電流マイナーループ部1a,1bを付設した場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、電流マイナーループ部1a、1bは、インバータの出力電圧および出力電流から算出された有効電力および無効電力により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部とを備えた並列運転制御装置に付設することも可能である。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明の第一の実施形態で、インバータの並列運転制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態で、インバータの並列運転制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態における電流マイナーループ部の回路構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態における電流マイナーループ部の回路構成の他例を示すブロック図である。 二台のインバータを並列接続した電力変換システムの構成を示すブロック図である。 インバータの並列運転制御装置の従来例を示すブロック図である。
符号の説明
1a,1b 電流マイナーループ部
10a,10b インバータ
20 負荷
30a,30b 並列運転制御装置
40a,40b 電圧位相制御部
50a,50b 電圧振幅制御部
60a,60b 横流制御部

Claims (5)

  1. 複数台のインバータを並列接続して負荷に給電するインバータの並列運転制御装置であって、前記インバータ出力電圧の振幅を制御する電圧振幅制御部とインバータ出力電圧の位相を制御する電圧位相制御部とを備え、負荷電流およびインバータ出力電流に基づくdq変換により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部を具備したことを特徴とするインバータの並列運転制御装置。
  2. 前記横流制御部は、負荷電流およびインバータ出力電流をdq変換することにより負荷電流およびインバータ出力電流のd軸電流およびq軸電流を算出し、負荷電流のd軸電流およびq軸電流をインバータ並列台数で除算したd軸電流およびq軸電流に基づく指令値から、インバータ出力電流のd軸電流およびq軸電流を減算することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する請求項1に記載のインバータの並列運転制御装置。
  3. 前記電圧位相制御部は、負荷電流、インバータ出力電流および負荷電圧に基づいて負荷の有効電力およびインバータの有効電力を算出し、その負荷の有効電力をインバータ並列台数で除算した有効電力指令値から、インバータの有効電力を減算することにより、インバータ出力電圧の位相を制御する補正量を生成する請求項1又は2に記載のインバータの並列運転制御装置。
  4. 前記電圧振幅制御部は、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件によって電圧振幅指令値を選択的に補正することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する電流マイナーループ部が付設されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のインバータの並列運転制御装置。
  5. 複数台のインバータを並列接続して負荷に給電するインバータの並列運転制御装置であって、前記インバータ出力電圧の振幅を制御する電圧振幅制御部と、インバータ出力電圧の位相を制御する電圧位相制御部と、インバータの出力電圧および出力電流から算出された有効電力および無効電力により、各インバータ間に流れる横流を抑制する補正量を生成する横流制御部とを備え、前記電圧振幅制御部は、インバータ出力電流と負荷電流の大小を比較する条件によって電圧振幅指令値を選択的に補正することにより、各インバータ間に流れる横流を抑制する電流マイナーループ部が付設されていることを特徴とするインバータの並列運転制御装置。
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