JP2008141887A - 瞬時電圧低下補償回路、電力変換装置、瞬時電圧低下補償方法及び瞬時電圧低下補償プログラム - Google Patents

瞬時電圧低下補償回路、電力変換装置、瞬時電圧低下補償方法及び瞬時電圧低下補償プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】交流入力電力自体の変換により瞬時電圧低下補償を行うことである。
【解決手段】電力変換器4に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を生成する電圧検出手段10と、3相電圧信号を2相電圧信号に変換する3相2相変換手段12と、電力変換器4に入力される3相電流を検出して3相電圧信号を生成する電流検出手段13と、3相電流信号を2相電流信号に変換する3相2相変換手段14と、入力電流指令信号及び2相電流信号の第1の偏差信号を生成する減算手段27と、第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御手段28と、2相電圧信号を入力電流制御信号に加算する加算手段29と、加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する2相3相変換手段30と、3相制御信号に基づいて、電力変換器4の制御パルス信号を生成して出力する制御パルス信号生成手段34と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、瞬時電圧低下補償回路、電力変換装置、瞬時電圧低下補償方法及び瞬時電圧低下補償プログラムに関する。
従来、3相交流電力を直流電力に変換する(交流−直流)電力変換装置が実施されている。また、この電力変換装置において、特に3相交流入力電圧が瞬停又は瞬時電圧低下になった場合に、負荷への電力供給を維持できる瞬時電圧低下補償装置が実施されている(例えば、特許文献1参照)。
図9に、従来の電力変換システム1ζの構成を示す。図9に示すように、電力変換システム1ζは、3相交流電源1と、電力変換装置100Bと、直流負荷9とを備えて構成される。電力変換装置100Bは、3相交流電源1からの3相交流電力を直流電力に変換して直流負荷9に供給する整流器4Aと、整流器4Aと直流負荷9との間に接続される瞬時電圧低下補償装置としての蓄電デバイスであるコンデンサユニット8Bと、を備えて構成される。蓄電デバイスとしては、2次電池を用いる構成もあった。
電力変換装置100Bにおいて、通常動作時に、整流器4Aにより3相交流が直流電力に変換される。この通常動作時に、コンデンサユニット8Bが充電される。瞬停又は瞬時電圧低下時には、コンデンサユニット8Bから放電される電力によって、一定の出力電圧が維持され、直流負荷9への電力供給が継続される。
3相交流は、3相均等負荷のみならず、種々の単相負荷が接続されているが、これら負荷の投入あるいは気象・事故現象など様々な影響を受けて、3相平衡あるいは不平衡な形で電圧低下が随時生じていた。
特開2004−222447号公報
しかし、従来の電力変換装置100Bのように、コンデンサや2次電池の蓄電デバイスを用いる構成では、蓄電デバイスが大きな設備となり、そのコストも高かった。さらに、蓄電デバイスでは、経年劣化対策も必要であり、装置の寿命が比較的短く、メンテナンス負担も大きかった。
このため、蓄電デバイスを使用することなく、あくまでも3相交流入力電力を変換する手段によって瞬時電圧低下時にも安定した電力供給を行う要請があった。また、蓄電デバイスを使用することなく、力率改善機能を実現する要請があった。
本発明の課題は、交流入力電力自体の変換により瞬時電圧低下補償を行うことである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の瞬時電圧低下補償回路は、
制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出手段と、
前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換手段と、
前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出手段と、
前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換手段と、
入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算手段と、
前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御手段と、
前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算手段と、
前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換手段と、
前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の瞬時電圧低下補償回路において、
前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離手段と、
前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換手段と、
前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出手段と、
前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算手段と、を備え、
前記第1の加算手段は、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
前記制御パルス信号生成手段は、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の瞬時電圧低下補償回路において、
前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出手段と、
電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算手段と、
前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御手段と、
前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の瞬時電圧低下補償回路において、
前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出手段と、
前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算手段と、
前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算手段と、を備え、
前記入力電流指令変換手段は、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2から4のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路において、
前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出手段と、
前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成手段と、を備え、
前記第1の3相2相変換手段、前記第2の3相2相変換手段、前記第1の2相3相変換手段及び前記第2の2相3相変換手段は、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路において、
前記第1の電圧検出手段は、
前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出手段と、
前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換手段と、を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明の電力変換装置は、
前記電力変換器と、
請求項1から6のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明の瞬時電圧低下補償方法は、
制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出工程と、
前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換工程と、
前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出工程と、
前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換工程と、
入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算工程と、
前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御工程と、
前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算工程と、
前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換工程と、
前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成工程と、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の瞬時電圧低下補償方法において、
前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離工程と、
前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換工程と、
前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出工程と、
前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算工程と、を含み、
前記第1の加算工程において、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
前記制御パルス信号生成工程において、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の瞬時電圧低下補償方法において、
前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出工程と、
電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算工程と、
前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御工程と、
前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換工程と、を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の瞬時電圧低下補償方法において、
前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出工程と、
前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算工程と、
前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算工程と、を含み、
前記入力電流指令変換工程において、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項9から11のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償方法において、
前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出工程と、
前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成工程と、を含み、
前記第1の3相2相変換工程、前記第2の3相2相変換工程、前記第1の2相3相変換工程及び前記第2の2相3相変換工程において、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項8から12のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償方法において、
前記第1の電圧検出工程は、
前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出工程と、
前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換工程と、を含むことを特徴とする。
請求項14に記載の発明の瞬時電圧低下補償プログラムは、
コンピュータを、
制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出手段、
前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換手段、
前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出手段、
前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換手段、
入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算手段、
前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御手段、
前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算手段、
前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換手段、
前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成手段、
として機能させることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の瞬時電圧低下補償プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離手段、
前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換手段、
前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出手段、
前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算手段、として機能させ、
前記第1の加算手段は、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
前記制御パルス信号生成手段は、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、請求項15に記載の瞬時電圧低下補償プログラムにおいて、
前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出手段、
電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算手段、
前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御手段、
前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換手段、として機能させることを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の瞬時電圧低下補償プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出手段、
前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算手段、
前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算手段、として機能させ、
前記入力電流指令変換手段は、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、請求項15から17のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出手段、
前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成手段、として機能させ、
前記第1の3相2相変換手段、前記第2の3相2相変換手段、前記第1の2相3相変換手段及び前記第2の2相3相変換手段は、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項14から18のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償プログラムにおいて、
前記第1の電圧検出手段は、
前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出手段と、
前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1、2、7、8、9、14、15に記載の発明によれば、交流入力電力自体の変換により瞬時電圧低下補償を行うことができる。このため、瞬時電圧低下補償を行う構成を小型化、長寿命化及び低コスト化できる。また、瞬時電圧低下補償を行う構成のメンテナンスを容易にできる。また、力率を改善でき、力率改善により高調波を抑制できる。
請求項3、10、16に記載の発明によれば、入力電流指令信号の交流入力電圧の変動に対する応答を速くできる。このため、直流出力電圧の過渡変動を抑制できる。
請求項4、11、17に記載の発明によれば、直流出力電力を出力する負荷の負荷量変動に対する応答を速くできる。このため、直流出力電圧の過渡変動を抑制できる。
請求項5、12、18に記載の発明によれば、3相−2相変換及び2相−3相変換を常に交流入力電圧の位相と同期して行うことができる。このため、瞬時電圧低下の発生に関係なく力率1を維持できる。
請求項6、13、19に記載の発明によれば、3相交流電源の交流系統が3相3線式でも3相4線式でも瞬時電圧低下補償を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態、第1〜第4の変形例及び第2の実施の形態について説明する。但し、発明の範囲は図示例に限定されない。
(第1の実施の形態)
図1〜図3を参照して、本発明に係る第1の実施の形態を説明する。図1に、本実施の形態の電力変換システム1αの構成を示す。
先ず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1に示すように、電力変換システム1αは、3相交流電源1と、電力変換装置100と、直流負荷9とを備えて構成される。
3相交流電源1は、角周波数ωで交番する3相交流入力電源である。直流負荷9は、直流用の負荷である。電力変換装置100は、主回路部2と、瞬時電圧低下補償回路8とを備えて構成される。主回路部2は、3相交流電源1から入力された3相交流電力を直流電力に変換する回路である。主回路部2は、交流入力部3と、電力変換器4と、直流出力部5と、を備えて構成される。
交流入力部3は、3相交流電源1から3相交流電力が入力され電力変換器4に出力する。電力変換器4は、交流入力部3から入力された3相交流電力を直流電力に変換する。直流出力部5は、電力変換器4により変換された直流電力を直流負荷9に出力する。瞬時電圧低下補償回路8は、電力変換器4に瞬時電圧低下が発生した場合に、電力変換器4の直流電圧出力を補償する。
図2に、電力変換装置100の詳細構成を示す。図2に示すように、3相交流電源1は、電圧V,V,Vの3相入力電力を出力する。電圧V,V,Vは、それぞれR相、S相、T相の相電圧である。交流入力部3は、接点3aと、センサ3bと、交流リアクトル3cと、を備えて構成される。
接点3aは、R相、S相、T相の線とのそれぞれの接点を有する。センサ3bは、R相、T相の線に設けられ、3相交流電源1から入力される交流入力電流を検出する電流センサである。交流リアクトル3cは、R相、S相、T相の線上に設けられ、高周波電流を阻止する。
電力変換器4は、IGBT等のトランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zを有する。トランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zは、それぞれダイオードを有する。トランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zの各ゲートのオンオフ制御により、入力される3相交流電力が直流電力に変換して出力される。
直流出力部5は、コンデンサ5aと、センサ5bと、接点5cと、を備えて構成される。コンデンサ5aは、電力変換器4から出力される直流電圧を平滑化する。センサ5bは、電力変換器4から出力される直流出力電流を検出する電流センサである。接点5cは、電力変換器4の直流出力の線との接点である。
瞬時電圧低下補償回路8は、電圧検出手段10aと、3相2相変換手段12と、電流検出手段13と、3相2相変換手段14と、零相電圧抽出手段15と、相電圧抽出手段16と、同期信号生成手段17と、正相逆相分離手段18と、2相3相変換手段19と、電流検出手段20と、電圧検出手段21と、減算手段22と、乗算手段23と、直流電圧制御手段24と、加算手段25と、入力電流指令変換手段26と、減算手段27と、入力電流制御手段28と、加算手段29と、2相3相変換手段30と、加算手段31,32と、キャリア周波数発生手段33と、制御パルス信号生成手段34と、を備えて構成される。
電圧検出手段10aは、線間電圧検出手段10と、線間相電圧変換手段11と、を備えて構成される。線間電圧検出手段10は、接点3aにおける3相交流入力電圧の線間電圧を検出して線間電圧信号を生成する。線間相電圧変換手段11は、線間電圧検出手段10で検出された線間電圧信号を相電圧信号v’,v’,v’に変換し、零相電圧信号v及び相電圧信号v,v,vを生成する。3相2相変換手段12は、線間相電圧変換手段11により変換された相電圧信号v’,v’,v’をd軸、q軸の(2相の)電圧信号v,vに変換する。
電流検出手段13は、センサ3bにより検出されたR相、T相の交流入力電流の検出信号を取得して3相交流入力電流信号i,i,iを生成する。電流検出手段13は、R相、S相、T相の交流入力電流の総和が0になることを利用して3相交流入力電流信号を生成する。このため、R相、S相、T相のうち少なくとも2つの交流入力電流を検出する構成であれば3相の入力電流を取得できる。
3相2相変換手段14は、電流検出手段13により検出された3相交流入力電流信号i,i,iをd軸、q軸の電流信号id,に変換する。零相電圧抽出手段15は、線間相電圧変換手段11により変換された信号から零相電圧信号vを抽出する。
相電圧抽出手段16は、線間相電圧変換手段11により変換された相電圧信号v,v,vからR相電圧信号vを抽出する。同期信号生成手段17は、相電圧抽出手段16により抽出されたR相電圧信号から交流電圧の同期信号sを生成し、3相2相変換手段12,14及び2相3相変換手段19,30に出力する。なお、相電圧抽出手段16がS相電圧信号v又はT相電圧信号vを抽出し、同期信号生成手段17が、相電圧抽出手段16により抽出されたS相電圧信号v又はT相電圧信号vから同期信号sを生成する構成としてもよい。3相2相変換手段12,14及び2相3相変換手段19,30は、同期信号生成手段17から入力される同期信号sに同期して各信号変換処理を行う。
正相逆相分離手段18は、3相2相変換手段12により変換されたd軸、q軸の電圧信号v,vを、正相分vdp,vqp及び逆相分vdn,vqnに分離する。2相3相変換手段19は、正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号の逆相分vdn,vqnを3相の電圧信号の逆相分としての相電圧信号vRn,vSn,vTnに変換する。
電流検出手段20は、センサ5bにより検出された直流出力電流の検出信号を取得して直流出力電流信号Idcを生成する。電圧検出手段21は、接点5cにおける直流出力電圧を検出して直流出力電圧信号Vdcを生成する。減算手段22は、電圧指令値として設定されたある一定の電圧値を示す直流電圧指令値信号Vdc から、電圧検出手段21により検出された直流出力電圧信号Vdcを減算してその偏差信号を出力する。乗算手段23は、電流検出手段20により検出された直流出力電流信号Idcと、電圧検出手段21により検出された直流出力電圧信号Vdcとを掛け合わせて瞬時電力信号Pdcを算出する。
直流電圧制御手段24は、減算手段22により算出された偏差信号から、直流出力電圧信号Vdcを一定電圧値に制御するためのPI(Proportional Integral)制御結果としての直流電圧制御信号を生成する。加算手段25は、乗算手段23により算出された瞬時電力信号Pdcと、直流電圧制御手段24により生成された直流電圧制御信号とを加算して有効電力信号Pinを生成する。入力電流指令変換手段26は、加算手段25により算出された有効電力信号Pinと、正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分とに基づいて演算して入力電流指令信号を生成する。
減算手段27は、入力電流指令変換手段26により演算された入力電流指令信号から、3相2相変換手段14により変換されたd軸、q軸の電流信号を減算してその偏差信号を出力する。入力電流制御手段28は、減算手段27により算出された偏差信号に基づいて、入力電流を一定電流値に制御するためのPI制御結果としての入力電流制御信号を生成する。
加算手段29は、入力電流制御手段28により生成された入力電流制御信号と、正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpとを加算してd軸、q軸の制御信号として出力する。2相3相変換手段30は、加算手段29により算出されたd軸、q軸の制御信号C,Cを3相の制御信号C,C,Cに変換する。
加算手段31は、零相電圧抽出手段15により抽出された相電圧信号の零相電圧信号vと、2相3相変換手段19により変換された3相の電圧信号の逆相分vRn,vSn,vTnとを加算して加算信号を出力する。加算手段32は、2相3相変換手段30により変換された3相の制御信号C,C,Cと、加算手段31により算出された加算信号とを加算してゲート制御信号G’,G’,G’として出力する。
キャリア周波数発生手段33は、キャリア周波数としての三角波信号を発生して出力する。制御パルス信号生成手段34は、加算手段32により算出されたゲート制御信号G’,G’,G’を、キャリア周波数発生手段33により発生された三角波信号と比較して、PWM信号としてのゲートパルス信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzを生成して、トランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zの各ゲートに出力する。
次に、電力変換装置100の動作を説明する。先ず、3相交流電源1から発生される相電圧v,v,vは、次式(1)に示すように、対称座標法による正相電圧信号v、逆相電圧信号v、零相電圧信号vの各成分を用いて表すことができる。
Figure 2008141887
ここで、θ:=ωt、ω:角周波数、t:時間、α:零相電圧位相角、α:正相電圧位相角、α:逆相電圧位相角である。
線間電圧検出手段10は、接点3aから3相交流電源1の交流電圧を線間電圧信号vRS,vST,vTRとして検出する。線間相電圧変換手段11は、線間電圧信号vRS,vST,vTRを、次式(2)に示す相電圧信号v’,v’,v’に変換する。
Figure 2008141887
相電圧信号v’,v’,v’は、次式(3)のように表現でき、式(1)に比べ、零相電圧信号vを含まないことが分かる。
Figure 2008141887
つまり、零相電圧信号vが分かれば、3相交流電源1から発生される相電圧v,v,vを求めることができる。零相電圧信号vは、線間相電圧変換手段11により、次式(4)に示す計算式の値として生成される。このため、式(3)と次式(4)とを加算したものが式(1)となる。
Figure 2008141887
但し、k1,k2,k3:v’,v’,v’によって決まる係数である。
より具体的には、線間相電圧変換手段11は、相電圧信号v’,v’,v’のピーク値を検出し、これら3つのピーク値に基づいて、係数k1,k2,k3を算出する。線間相電圧変換手段11は、係数k1,k2,k3に基づいて、零相電圧信号vを生成する。また、線間相電圧変換手段11は、相電圧信号v’,v’,v’及び零相電圧信号vから相電圧信号v,v,vを生成する。零相電圧抽出手段15は、零相電圧信号vを線間相電圧変換手段11から抽出する。
式(1)のR相電圧信号vは、相電圧抽出手段16により、線間相電圧変換手段11から抽出される。抽出されたR相電圧信号vは、同期信号生成手段17により同期信号sに変換される。同期信号生成手段17により変換された同期信号sは、3相2相変換手段12,14の3相−2相変換と、2相3相変換手段19,30の2相−3相変換とに用いられる。
次いで、線間相電圧変換手段11により変換された式(1)の相電圧v,v,vを、3相−2相変換を行うため、次式(5)のようにsin成分で表す。
Figure 2008141887
式(5)で示される相電圧v,v,vは、3相2相変換手段12の3相−2相変換により、次式(6)で示されるd軸、q軸の電圧信号v,vに変換される。
Figure 2008141887
式(6)の右辺第1項がd軸、q軸の電圧信号v,vの正相分vdp,vqpを示し、同じく第2項はd軸、q軸の電圧信号v,vの逆相分vdn,vqnを示す。d軸、q軸の電圧信号v,vは、正相逆相分離手段18により、d軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpと、同じく逆相分vdn,vqnとに分離される。正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号v,vの逆相分vdn,vqnは、2相3相変換手段19により、次式(7)に示す3相で逆相分だけの相電圧信号vRn,vSn,vTnに変換される。
Figure 2008141887
逆相分だけの相電圧信号vRn,vSn,vTnは、次式(8)に示すように、加算手段31により、零相電圧信号vと加算される。
Figure 2008141887
また、入力電力について、有効電力信号Pin及び無効電力信号Qは、d軸、q軸の電圧信号v,vの正相分vdp,vqpと、ここで定義する入力指令電流信号idp ,iqp との関係式として、次式(9)で表すことができる。

Figure 2008141887
電流検出手段20は、センサ5bを介して直流出力電流信号Idcを検出する。電圧検出手段21は、接点5cを介して直流出力電圧信号Vdcを検出する。この直流出力電流信号Idc及び直流出力電圧信号Vdcは、乗算手段23により掛け合わされ直流出力電力信号Pdcとして出力される。直流出力電圧信号Vdcは、減算手段22により、直流電圧指令値信号Vdc から減算され偏差信号とされる。直流電圧制御手段24は、直流電圧指令値信号Vdc と直流出力電圧信号Vdcとの偏差信号から、直流出力電圧信号Vdcを一定電圧値に制御するためのPI制御結果としての直流電圧制御信号を生成する。
そして、直流電圧制御手段24から出力される直流電圧制御信号は、加算手段25により、直流出力電力信号Pdcと加算されて有効電力信号Pinとして出力される。よって、式(9)に示す有効電力信号Pinは、次式(10)に示すように、直流電圧指令値信号Vdc と直流出力電圧信号Vdcとの偏差信号に基づく直流電圧制御信号と、直流出力電力信号Pdcとを加えたものとなる。
Figure 2008141887
ここで、k:比例定数、k:積分定数である。
式(9)の無効電力Qは、入力力率が1になるように制御されるため、ゼロとする。以上の条件により、式(9)は、次式(11)に示す入力指令電流信号idp 、iqp の式に変形される。
Figure 2008141887
入力電流指令変換手段26は、加算手段25により算出された有効電力信号Pinと、正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpとに基づいて入力指令電流信号idp ,iqp を生成して出力する。つまり、式(11)に示す入力指令電流信号idp ,iqp は、入力電流指令変換手段26の出力信号となる。
次いで、入力電流について、3相交流電源1から出力される3相交流電力の3相交流入力電流信号i,i,iは、次式(12)に示され、センサ3bを介して電流検出手段13により検出される。
Figure 2008141887
但し、α’:零相電流位相角、α’:正相電流位相角、α’:逆相電流位相角である。
3相交流入力電流信号i,i,iは、3相2相変換手段14により、次式(13)に示すd軸、q軸の電流信号id,に変換される。
Figure 2008141887
d軸、q軸の電流信号id,は、入力電流のフィードバック値となり、減算手段27に出力される。減算手段27は、入力電流指令変換手段26により演算された入力指令電流信号idp 、iqp から、3相2相変換手段14により変換されたd軸、q軸の電流信号id,を減算して偏差信号を生成する。入力電流制御手段28は、d軸、q軸の電流信号id,及び入力指令電流信号idp 、iqp の偏差信号に基づいて、所定の演算により入力電流を一定電流値に制御するための入力電流制御信号を生成する。加算手段29は、減算手段27から出力された入力電流制御信号と、正相逆相分離手段18により分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpとを加算して、次式(14)に示す制御信号C,Cを生成する。
Figure 2008141887
ここで、k’,k”:比例定数、k’,k”:積分定数である。
式(14)の2相の制御信号C,Cは、次式(15)に示すように、2相3相変換手段30により、3相の制御信号C,C,Cに変換される。
Figure 2008141887
加算手段32は、次式(16)に示すように、制御信号C,C,Cと、加算手段31から出力される逆相分だけの相電圧信号vRn,vSn,vTn及び零相電圧信号vの加算値とを加算し、ゲート制御信号G’,G’,G’として出力する。
Figure 2008141887
制御パルス信号生成手段34は、ゲート制御信号G’,G’,G’と、キャリア周波数発生手段33から発生された三角波信号とを比較し、PWM(Pulse Width Modulation)変換結果としてのゲートパルス信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzを生成してトランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zの各ゲートに出力し、各ゲートのオンオフ制御を行う。
次いで、電力変換装置100の平衡状態時及び瞬時電圧低下時の動作を説明する。直流負荷9の負荷量は、一定であるものと仮定する。瞬時電圧低下が発生する以前は、3相交流電源1の3相交流入力電圧は、平衡状態にある。式(1)に示す相電圧信号v,v,vは、正相電圧Vのみとなり、式(2)に示す相電圧信号v’,v’,v’=相電圧信号v,v,vとなる。このとき、式(6)に示すd軸、q軸の電圧信号v,vは、次式(17)となり、q軸の電圧成分がゼロとなる。
Figure 2008141887
このとき、入力指令電流信号idp 、iqp は、式(17)を式(11)に代入して、次式(18)のように表される。
Figure 2008141887
式(18)から、入力指令電流信号iqp がゼロであることから、入力電流指令変換手段26により、入力力率が1になるよう入力電流が制御される。また、直流電圧制御手段24により、直流出力電圧が一定値に制御されることから、直流負荷9側には常に一定の直流電力が送出される。
次いで、3相交流電源1の3相交流入力電圧の少なくとも一相の交流入力電圧が瞬時電圧低下となり、交流入力電圧が不平衡になった不平衡状態の場合を考える。交流入力電圧が瞬時電圧低下になると、正相逆相分離手段18の出力に、式(6)に示すd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpと、同じく逆相分vdn,vqnとが発生するとともに、零相電圧抽出手段15の出力に、式(4)に示す零相電圧信号vが発生する。
d軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpは、加算手段29により入力電流制御信号と加算される。また、d軸、q軸の電圧信号の逆相分vdn,vqnは、加算手段32により制御信号C,C,Cと加算される。これにより、3相交流入力電圧が瞬時電圧低下になったとしても、直流出力電力を一定に制御し且つ入力力率が1になるような入力電流が流れるよう電力変換器4が制御される。
次いで、図3を参照して、電力変換装置100において、交流入力電圧に瞬時電圧低下が発生した時の波形の一例を説明する。図3(a)に、瞬時電圧低下発生時の3相の入力電圧と出力電圧とを示す。図3(b)に、瞬時電圧低下発生時の3相の入力電流と出力電圧とを示す。
ここでは、電力変換装置100において、瞬時電圧低下条件として、3相交流入力電圧のT相電圧を定格電圧の30%まで瞬時電圧低下させた場合を考える。また、交流入力相電圧の定格電圧値をAC115[V]に設定し、直流出力電圧値をDC380[V]に設定した。
図3(a)に示すように、電力変換装置100において、交流入力電圧が瞬時電圧低下しても直流出力電圧は定電圧を維持していることが分かる。また、図3(b)に示すように、瞬時電圧低下時の交流入力R,S,T相電流が、交流入力電圧の平衡時に比べて増加している。なぜなら、電力変換装置100が瞬時電圧低下時にも直流負荷9へ同一電流を供給し続けるため、交流入力電流が増加しているからである。
以上、本実施の形態の電力変換装置100によれば、交流入力電力自体の変換により瞬時電圧低下補償を行うことができ、入力電圧の瞬時電圧低下時にも、直流負荷9へ安定して電力供給できる。このため、コンデンサや蓄電池等の蓄電デバイスを用いる瞬時電圧低下補償の構成に比べて、瞬時電圧低下補償を行う構成を小型化、長寿命化及び低コスト化できる。また、コンデンサや蓄電池の蓄電デバイスを用いないので、瞬時電圧低下補償を行う構成のメンテナンスを容易にできる。また、力率を改善でき、力率改善により高調波を抑制できる。
また、入力電流指令変換手段26が、交流入力電圧に基づくd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpと、直流出力電圧に基づく直流電圧制御信号とから、入力電流指令信号idp 、iqp を生成する。このため、入力電流指令信号の交流入力電圧の変動に対する応答を速くできる。よって、直流出力電圧の過渡変動を抑制できる。
また、電流検出手段20、電圧検出手段21及び加算手段23が、直流出力電力信号を検出し、加算手段25が直流出力電力信号を直流電圧制御信号に加算する。このため、直流出力電力を出力する直流負荷9の負荷量変動に対する応答を速くできる。よって、直流出力電圧の過渡変動を抑制できる。
また、同期信号生成手段が同期信号sを生成し、3相2相変換手段12,14及び2相3相変換手段19,30が同期信号sに基づいて3相−2相変換及び2相−3相変換を行う。このため、交流入力電圧の平衡、不平衡に関わらず、常に力率を1に保つことができる。
また、線間電圧検出手段10及び線間相電圧変換手段11が、交流入力電力の線間電圧信号vRS,vST,vTRを検出して相電圧v,v,vに変換する。このため、3相交流電源1の交流系統が3相3線式でも3相4線式でも瞬時電圧低下補償を行うことができる。
(第1の変形例)
上記第1の実施の形態の第1の変形例を説明する。
上記第1の実施の形態の電力変換装置100は、交流入力電圧が瞬時電圧低下すると、入力電流が増加するため、電力変換装置100の電力変換素子の発熱量は増加する。通常定義されている瞬定時間(0.5〜5秒)程度では電力変換装置100の冷却機能を強化する必要がない。しかし、もし入力電圧が著しく低下した瞬時電圧低下が長時間続いてしまうと、その分だけ電力変換素子の発熱量が増加してしまう。
そこで、本変形例では、電力変換装置100に、電力変換素子を冷却するファン等の冷却手段を設ける構成とする。この冷却手段により、電力変換素子の冷却機能を強化することで、入力電圧が著しく低下した長時間の瞬時電圧低下時にも、直流負荷9へ安定した電力供給が可能で且つ力率改善(PFC:Power Factor Correction)機能を有する電力変換装置が構成できる。
以上、本変形例によれば、入力電圧が著しく低下した長時間の瞬時電圧低下時にも、直流負荷9へ安定した電力供給ができるとともに、力率改善機能を有する電力変換装置が実現できる。
(第2の変形例)
図4を参照して、上記第1の実施の形態の第2の変形例を説明する。図4に、本変形例の電力変換システム1βを示す。
図4に示すように、本変形例の電力変換システム1βは、3相交流電源1と、電力変換装置100と、DC/AC変換回路200と、3相交流負荷9Aとを備えて構成される。DC/AC変換回路200は、インバータ等であり、ダイオードを有するトランジスタ201〜206を備える。3相交流負荷9Aは、入力が3相交流用の負荷である。
DC/AC変換回路200はトランジスタ201〜206の各ゲートのオンオフ制御により、電力変換装置100から出力される直流出力電力を3相交流出力電力に変換して3相交流負荷9Aに供給する。
本変形例によれば、入力電圧の瞬時電圧低下時にも、3相交流負荷9Aへ安定した電力供給ができるとともに、力率改善機能を有する3相交流電源が実現できる。
(第3の変形例)
図5を参照して、上記第1の実施の形態の第3の変形例を説明する。図5に、本変形例の電力変換システム1γを示す。
図5に示すように、本変形例の電力変換システム1γは、3相交流電源1と、電力変換装置100と、DC/AC変換回路300と、単相交流負荷9Bとを備えて構成される。DC/AC変換回路300は、インバータ等であり、ダイオードを有するトランジスタ301〜304を備える。単相交流負荷9Bは、入力が単相交流用の負荷である。
DC/AC変換回路300は、トランジスタ301〜304の各ゲートのオンオフ制御により、電力変換装置100から出力される直流出力電力を単相交流出力電力に変換して単相交流負荷9Bに供給する。
本変形例によれば、入力電圧の瞬時電圧低下時にも、単相交流負荷9Bへ安定した電力供給ができるとともに、力率改善機能を有する単相交流電源が実現できる。
(第4の変形例)
図6を参照して、上記第1の実施の形態の第4の変形例を説明する。図6に、本変形例の電力変換システム1δを示す。
図6に示すように、本変形例の電力変換システム1δは、3相交流電源1と、電力変換装置100と、DC/DC変換回路400と、直流負荷9とを備えて構成される。
DC/DC変換回路400は、電力変換装置100から出力される直流出力電力の電流値を変換して直流負荷9に供給する。
本変形例によれば、入力電圧の瞬時電圧低下時にも、直流負荷9へ安定した電力供給ができるとともに、力率改善機能を有する直流電源が構成できる。
(第2の実施の形態)
図7及び図8を参照して本発明に係る第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同様の構成を有する部分があるので、第1の実施の形態と異なる部分を主として説明する。
先ず、図7を参照して、本実施の形態の電力変換システムの装置構成を説明する。図7に、本実施の形態の電力変換システム1εの構成を示す。
上記第1の実施の形態の電力変換システム1αは、回路構成により電力変換及び瞬時電圧低下補償機能を実現した。本実施の形態の電力変換システム1εは、プログラムの実行により電力変換及び瞬時電圧低下補償機能を実現する。
図7に示すように、電力変換システム1εは、3相交流電源1と、電力変換装置100Aと、直流負荷9とを備えて構成される。電力変換装置100Aは、主回路部2と、瞬時電圧低下補償回路8Aと、を備えて構成される。瞬時電圧低下補償回路8Aは、CPU(Central Processing Unit)41と、RAM(Random Access Memory)42と、ROM(Read Only Memory)43と、I/O部44と、を備えて構成され、各部がバス45に接続されている。
CPU41は、瞬時電圧低下補償回路8Aの各部を中央制御する。CPU41は、ROM43に格納されているシステムプログラム及び各種アプリケーションプログラムの中から指定されたプログラムをRAM42に展開し、RAM42に展開されたプログラムとの協働で、各種処理を実行する。
CPU41は、電力変換制御プログラムとの協働により、主回路部2を制御して、3相交流電源1から入力される3相交流入力電力を直流出力電力に変換させるとともに、交流入力電圧の瞬時電圧低下時の直流出力電力の補償を行う。
RAM42は、各種情報を記憶する揮発性のメモリであり、各種データ及びプログラムを展開するワークエリアを有する。ROM43は、各種情報を読み出し可能に記憶するメモリである。ROM43は、電力変換制御プログラムを記憶する。
I/O部44は、主回路部2との各種信号の入出力を介する。I/O部44は、交流入力部3の接点3aにおける3相交流入力電圧の線間電圧と、センサ3bにおけるR相、T相の交流入力電流と、直流出力部5のセンサ5bにおける直流出力電流と、接点5cにおける直流出力電圧と、が主回路部2から入力される。また、I/O部44は、電力変換器4のトランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zを制御するゲートパルス信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzを、瞬時電圧低下補償回路8に出力する。
次に、図8を参照して、本実施の形態の電力変換システム1εの動作を説明する。図8に、電力変換制御の流れを示す。
瞬時電圧低下補償回路8Aにおいて、例えば、3相交流電源1から3相交流電力を出力することをトリガとして、ROM43から読み出されてRAM42に展開された電力変換制御プログラムと、CPU41との協働で電力変換制御処理が実行される。
図8に示すように、先ず、電圧検出処理が行われる(ステップS11)。ステップS11では、I/O部44を介して主回路部2から3相交流電圧が取得される。そして、取得した3相交流電圧の線間電圧信号vRS,vST,vTRが検出される。そして、線間電圧信号vRS,vST,vTRが3相(R相,S相,T相)の相電圧信号v’,v’,v’に変換される。
そして、3相の相電圧信号v’,v’,v’が2相のd軸、q軸の電圧信号v,vに変換される。そして、d軸、q軸の電圧信号v,vから正相分vdp,vqp及び逆相分vdn,vqnが分離される。そして、d軸、q軸の電圧信号v,vの逆相分vdn,vqnが、3相の相電圧信号vRn,vSn,vTnに変換される。つまり、ステップS11は、電圧検出手段10a、3相2相変換手段12、正相逆相分離手段18及び2相3相変換手段19で行う処理に対応する。
なお、ステップS11内の各処理は、適宜並行して行われる。このステップ内の処理の並行は、以下のステップS12〜S16でも同様である。
そして、零相、同期計算処理が行われる(ステップS12)。ステップS12では、3相の相電圧信号v’,v’,v’を用いて式(4)により零相電圧信号vが抽出される。そして、3相の相電圧信号v’,v’,v’から、相電圧信号v,v,vが算出され、相電圧信号vが抽出される。そして、R相電圧vから同期信号sが生成される。同期信号sは、ステップS11,S13,S16の2相−3相変換、3相−2相変換の同期に用いられる。その際、直前に実行されたステップS12の同期信号s(又は初期値の同期信号s)が用いられる。よって、ステップS12は、線間相電圧変換手段11、零相電圧抽出手段15、相電圧抽出手段16及び同期信号生成手段17で行う処理に対応する。
そして、電流検出処理が行われる(ステップS13)。ステップS13では、I/O部44を介して主回路部2から入力される3相の交流入力電流信号i,i,iが検出される。そして、3相の交流入力電流信号i,i,iが、d軸、q軸の電流信号id,に変換される。ステップS13は、電流検出手段13及び3相2相変換手段14で行われる処理に対応する。
そして、電圧制御処理が行われる(ステップS14)。ステップS14では、I/O部44を介して主回路部2から直流出力電流信号Idc及び直流出力電圧信号Vdcが検出される。そして、直流出力電流信号Idc及び直流出力電圧信号Vdcが掛け合わされて直流出力電力信号Pdcが算出される。そして、直流出力電圧信号Vdcが直流電圧指令値信号Vdc から減算され偏差信号とされる。そして、その偏差信号から、直流出力電圧信号Vdcを一定電圧値に制御するための直流電圧制御信号が生成される。そして、直流電圧制御信号及び直流出力電力信号Pdcが加算されて有効電力信号Pinが生成される。ステップS14は、電流検出手段20、電圧検出手段21、減算手段22、乗算手段23、直流電圧制御手段24及び加算手段25で行われる処理に対応する。
そして、電流制御処理が行われる(ステップS15)。ステップS15では、ステップS14で生成された有効電力信号Pinと、ステップS11で分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpとに基づいて入力指令電流信号idp ,iqp が生成される。そして、入力指令電流信号idp 、iqp から、ステップS13で変換されたd軸、q軸の電流信号id,が減算され偏差信号が生成される。そして、その偏差信号に基づいて入力電流制御信号が生成される。ステップS15は、入力電流指令変換手段26、減算手段27及び入力電流制御手段28で行われる処理に対応する。
そして、制御補正処理が行われる(ステップS16)。ステップS16では、ステップS15で生成された入力電流制御信号と、ステップS11で分離されたd軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpとが加算され、式(14)に示す制御信号C,Cが生成される。そして、2相の制御信号C,Cが3相の制御信号C,C,Cに変換される。そして、ステップS11で取得された相電圧信号vRn,vSn,vTnと、ステップS12で抽出された零相電圧信号vとが、加算される。そして、その加算信号が、制御信号C,C,Cに加算され、ゲート制御信号G’,G’,G’が生成される。
そして、三角波信号が生成され、三角波信号とゲート制御信号G’,G’,G’との比較によりゲートパルス信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzが生成される。そして、ゲートパルス信号Gu,Gv,Gw,Gx,Gy,Gzは、I/O部44を介して電力変換器4のトランジスタ4u,4v,4w,4x,4y,4zの各ゲートに出力される。ステップS16は、加算手段29、2相3相変換手段30、加算手段31,32、キャリア周波数発生手段33及び制御パルス信号生成手段34で行われる処理に対応する。
そして、電力変換制御処理を終了するか否かが判別される(ステップS17)。電力変換制御処理を終了しない場合(ステップS17;NO)、ステップS11に移行される。電力変換制御処理を終了する場合(ステップS17;YES)、電力変換制御処理を終了する。
以上、本実施の形態の電力変換装置100Aによれば、第1の実施の形態の電力変換装置100と同様の効果を奏する。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る瞬時電圧低下装置、瞬時電圧低下補償方法及び瞬時電圧低下補償プログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態及び各変形例の少なくとも2つを適宜組み合わせてもよい。例えば、第2の実施の形態を第1〜第4の変形例に適用する構成としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、入力電流制御信号に、d軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,vqpを加算して、2相−3相変換を行い、d軸、q軸の電圧信号の逆相分vdn,vqn及び零相電圧信号vとが加算される構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、入力電流制御信号に、d軸、q軸の電圧信号の正相分vdp,v及び逆相分vdn,vqn並びに零相電圧信号vを加算して、2相−3相変換を行う構成としてもよい。
その他、上記実施の形態及び変形例における電力変換システム1α〜1εの細部構成及び詳細動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る第1の実施の形態の電力変換システム1αの構成を示す図である。 電力変換装置100の詳細構成を示す図である。 (a)は、瞬時電圧低下発生時の3相の入力電圧と出力電圧とを示す図である。(b)は、瞬時電圧低下発生時の3相の入力電流と出力電圧とを示す図である。 第2の変形例の電力変換システム1βを示す図である。 第3の変形例の電力変換システム1γを示す図である。 第4の変形例の電力変換システム1δを示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態の電力変換システム1εの構成を示す図である。 電力変換制御を示すフローチャートである。 従来の電力変換システム1ζの構成を示す。
符号の説明
1α,1β,1γ,1δ,1ε,1ζ 電力変換システム
1 3相交流電源
100,100A,100B 電力変換装置
2 主回路部
3 交流入力部
3a 接点
3b センサ
3c 交流リアクトル
4 電力変換器
4u,4v,4w,4x,4y,4z トランジスタ
5 直流出力部
5a コンデンサ
5b センサ
5c 接点
8,8A 瞬時電圧低下補償回路
10a,21 電圧検出手段
10 線間電圧検出手段
11 線間相電圧変換手段
12,14 3相2相変換手段
13,20 電流検出手段
15 零相電圧抽出手段
16 相電圧抽出手段
17 同期信号生成手段
18 正相逆相分離手段
19,30 2相3相変換手段
22,27 減算手段
23 乗算手段
24 直流電圧制御手段
25,29,31,32 加算手段
26 入力電流指令変換手段
28 入力電流制御手段
33 キャリア周波数発生手段
34 制御パルス信号生成手段
200,300 DC/AC変換回路
201〜206,301〜304 トランジスタ
400 DC/DC変換回路
9 直流負荷
9A 3相交流負荷
9B 単相交流負荷
41 CPU
42 RAM
43 ROM
44 I/O部
45 バス
4A 整流器
8B コンデンサユニット

Claims (19)

  1. 制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出手段と、
    前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換手段と、
    前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出手段と、
    前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換手段と、
    入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算手段と、
    前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御手段と、
    前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算手段と、
    前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換手段と、
    前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成手段と、を備えることを特徴とする瞬時電圧低下補償回路。
  2. 前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離手段と、
    前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換手段と、
    前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出手段と、
    前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算手段と、を備え、
    前記第1の加算手段は、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
    前記制御パルス信号生成手段は、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の瞬時電圧低下補償回路。
  3. 前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出手段と、
    電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算手段と、
    前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御手段と、
    前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の瞬時電圧低下補償回路。
  4. 前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出手段と、
    前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算手段と、
    前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算手段と、を備え、
    前記入力電流指令変換手段は、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の瞬時電圧低下補償回路。
  5. 前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出手段と、
    前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成手段と、を備え、
    前記第1の3相2相変換手段、前記第2の3相2相変換手段、前記第1の2相3相変換手段及び前記第2の2相3相変換手段は、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路。
  6. 前記第1の電圧検出手段は、
    前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出手段と、
    前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換手段と、を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路。
  7. 前記電力変換器と、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償回路と、を備えることを特徴とする電力変換装置。
  8. 制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出工程と、
    前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換工程と、
    前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出工程と、
    前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換工程と、
    入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算工程と、
    前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御工程と、
    前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算工程と、
    前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換工程と、
    前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成工程と、を含むことを特徴とする瞬時電圧低下補償方法。
  9. 前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離工程と、
    前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換工程と、
    前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出工程と、
    前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算工程と、を含み、
    前記第1の加算工程において、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
    前記制御パルス信号生成工程において、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の瞬時電圧低下補償方法。
  10. 前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出工程と、
    電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算工程と、
    前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御工程と、
    前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換工程と、を含むことを特徴とする請求項9に記載の瞬時電圧低下補償方法。
  11. 前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出工程と、
    前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算工程と、
    前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算工程と、を含み、
    前記入力電流指令変換工程において、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする請求項10に記載の瞬時電圧低下補償方法。
  12. 前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出工程と、
    前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成工程と、を含み、
    前記第1の3相2相変換工程、前記第2の3相2相変換工程、前記第1の2相3相変換工程及び前記第2の2相3相変換工程において、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償方法。
  13. 前記第1の電圧検出工程は、
    前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出工程と、
    前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換工程と、を含むことを特徴とする請求項8から12のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償方法。
  14. コンピュータを、
    制御パルス信号に基づいて3相交流を直流に変換する電力変換器に入力される3相電圧を検出して3相電圧信号を出力する第1の電圧検出手段、
    前記検出された3相電圧信号を2相電圧信号に変換する第1の3相2相変換手段、
    前記電力変換器に入力される3相電流を検出して3相電流信号を出力する第1の電流検出手段、
    前記検出された3相電流信号を2相電流信号に変換する第2の3相2相変換手段、
    入力電流指令信号及び前記2相電流信号の第1の偏差信号を生成する第1の減算手段、
    前記第1の偏差信号に基づいて入力電流制御信号を生成する入力電流制御手段、
    前記2相電圧信号を前記入力電流制御信号に加算する第1の加算手段、
    前記2相電圧信号が加算された入力電流制御信号を3相制御信号に変換する第1の2相3相変換手段、
    前記3相制御信号に基づいて、前記電力変換器の制御パルス信号を生成して前記電力変換器に出力する制御パルス信号生成手段、
    として機能させるための瞬時電圧低下補償プログラム。
  15. 前記コンピュータを、
    前記変換された2相電圧信号を正相分及び逆相分に分離する正相逆相分離手段、
    前記分離された2相電圧信号の逆相分を3相電圧信号の逆相分に変換する第2の2相3相変換手段、
    前記検出された3相電圧信号から零相電圧信号を抽出する零相電圧抽出手段、
    前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号を前記3相制御信号に加算する第2の加算手段、として機能させ、
    前記第1の加算手段は、前記分離された2相電圧信号の正相分を前記入力電流制御信号に加算し、
    前記制御パルス信号生成手段は、前記3相電圧信号の逆相分及び前記零相電圧信号が加算された3相制御信号に基づいて、前記制御パルス信号を生成することを特徴とする請求項14に記載の瞬時電圧低下補償プログラム。
  16. 前記コンピュータを、
    前記電力変換器から出力される直流電圧を検出して直流電圧信号を出力する第2の電圧検出手段、
    電圧指令値信号及び前記直流電圧信号の第2の偏差信号を生成する第2の減算手段、
    前記第2の偏差信号に基づいて直流電圧制御信号を生成する直流電圧制御手段、
    前記直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成する入力電流指令変換手段、として機能させることを特徴とする請求項15に記載の瞬時電圧低下補償プログラム。
  17. 前記コンピュータを、
    前記電力変換器から出力される直流電流を検出して直流電流信号を出力する第2の電流検出手段、
    前記直流電圧信号及び前記直流電流信号を乗算して直流電力信号を生成する乗算手段、
    前記直流電力信号を前記直流電圧制御信号に加算する第3の加算手段、として機能させ、
    前記入力電流指令変換手段は、前記直流電力信号が加算された直流電圧制御信号及び前記2相電圧信号の正相分に基づいて前記入力電流指令信号を生成することを特徴とする請求項16に記載の瞬時電圧低下補償プログラム。
  18. 前記コンピュータを、
    前記3相電圧信号から相電圧信号を抽出する相電圧抽出手段、
    前記抽出された相電圧信号から同期信号を生成して出力する同期信号生成手段、として機能させ、
    前記第1の3相2相変換手段、前記第2の3相2相変換手段、前記第1の2相3相変換手段及び前記第2の2相3相変換手段は、前記同期信号に同期して動作することを特徴とする請求項15から17のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償プログラム。
  19. 前記第1の電圧検出手段は、
    前記電力変換器に入力される3相線間電圧を検出して3相線間電圧信号を出力する線間電圧検出手段と、
    前記検出された3相線間電圧信号を3相電圧信号に変換する線間相電圧変換手段と、を備えることを特徴とする請求項14から18のいずれか一項に記載の瞬時電圧低下補償プログラム。
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