JP2008198778A - 部品実装方法および表面実装機 - Google Patents

部品実装方法および表面実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2008198778A
JP2008198778A JP2007032084A JP2007032084A JP2008198778A JP 2008198778 A JP2008198778 A JP 2008198778A JP 2007032084 A JP2007032084 A JP 2007032084A JP 2007032084 A JP2007032084 A JP 2007032084A JP 2008198778 A JP2008198778 A JP 2008198778A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
component
component mounting
head unit
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007032084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4694516B2 (ja
Inventor
So Adachi
創 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2007032084A priority Critical patent/JP4694516B2/ja
Publication of JP2008198778A publication Critical patent/JP2008198778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4694516B2 publication Critical patent/JP4694516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】全体的な実装時間を効率的に短縮することができるようにする。
【解決手段】基板Wに対してヘッドユニット6により複数回の部品搭載作業を行って基板Wへの部品の実装を行う部品実装方法において、前記部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定する。前記搭載準備とは、その部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、前記ヘッドユニット6が初期位置から移動して部品供給部4から部品を取り出し、その部品を部品認識用カメラ18に撮像させた後に所定の搭載前位置まで移動することである。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板への部品の実装を行う部品実装方法および表面実装機に関するものである。
従来、搬送手段で基板を待機位置から実装作業位置まで搬送し、この基板に対してヘッドユニットにより複数回の部品搭載作業を行って基板への部品の実装を行う表面実装機が知られている。
例えば、特許文献1には、前記部品搭載作業として、ヘッドユニットが部品供給部から部品を取り出し、その部品を部品認識用カメラに撮像させて部品認識手段に認識させた後に基板に搭載する作業を行うことが記載されている。また、特許文献1に記載の表面実装機では、ヘッドユニットに基板認識用カメラが設けられていて、基板が実装作業位置に搬送された後に、基板に設けられたマークが基板認識用カメラで撮像されるとともに基板認識手段に認識されて基板の位置が把握されることにより、その基板の位置に基づいて部品の搭載位置が補正されるようになっている。
特開2007−12914号公報
前記のような表面実装機において、全体的な実装時間の短縮を図るには、基板が実装作業位置に到着した後すぐに基板認識用カメラによる基板のマークの撮像、または基板認識用カメラがヘッドユニット以外の場所に設けられている場合にはヘッドユニットによる部品の搭載が開始されることが好ましい。そのためには、基板が待機位置から実装作業位置まで搬送される間に、第1回目の部品搭載作業のうちのヘッドユニットが初期位置から移動して部品供給部から部品を取り出し、その部品を部品認識手段に認識させた後に所定の搭載前位置まで移動する搭載準備を開始するようにすればよい。
ところが、その搭載準備にかかる時間は第1回目の部品搭載作業で基板に搭載する部品の種類等によって決まるものであり、第1回目の部品搭載作業が搭載準備にあまり時間がかからないものであって、基板が実装作業位置に到着する前にその搭載準備が終わってしまうような場合には、基板のマークの認識または部品の搭載を開始する前に基板搬送待ち時間が生じることになり、非効率である。そこで、全体的な実装時間を効率的に短縮させたいという要望がある。
本発明は、このような事情に鑑み、全体的な実装時間を効率的に短縮することができる部品搭載方法および表面実装機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る部品搭載方法は、待機位置から実装作業位置まで搬送された基板に対してヘッドユニットにより複数回の部品搭載作業を行って基板への部品の実装を行う部品実装方法であって、前記部品搭載作業のうち、その部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、前記ヘッドユニットが初期位置から移動して部品供給部から部品を取り出し、その部品を部品撮像手段に撮像させた後に所定の搭載前位置まで移動する搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定し、その搭載準備を、前記基板が待機位置から実装作業位置まで搬送される間に開始することを特徴とするものである。
この構成によれば、ヘッドユニットが初期位置から所定の搭載前位置まで部品の取り出し等を行いながら移動する搭載準備を、基板が待機位置から実装作業位置まで搬送される間に開始するようにしたから、基板が実装作業位置に到着した後すぐに所定の作業を開始することが可能になる。例えば、搭載前位置が搭載開始位置であれば、ヘッドユニットによる部品の搭載を開始することができ、搭載前位置がヘッドユニットの有する基板認識用カメラが基板に設けられたマークを撮像可能となるマーク撮像位置であれば、基板認識用カメラによる基板のマークの撮像を開始することができる。しかも、部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定するようにしたから、その長い時間のかかる搭載準備を基板が搬送される時間を利用して行うことができ、基板搬送待ち時間を無くすまたは比較的に短くすることができる。従って、全体的な実装時間を効率的に短縮することができる。
前記部品実装方法においては、前記部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定するには、部品搭載作業のうちから最初に行っても問題のない部品搭載作業を抽出し、それらの中から搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を選択し、その選択した部品搭載作業を最初に行うことを決定することが好ましい。
この構成によれば、最初に行う部品搭載作業として、最初に行っても問題のない部品搭載作業の中から搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を選択するようにしたから、不具合の発生を防ぎつつ全体的な実装時間を最も短縮することができる。
例えば、前記ヘッドユニットは、複数のヘッドを有していて、各ヘッドで部品を吸着して前記部品供給部から部品を取り出すとともに、各ヘッドに吸着された部品を前記部品撮像手段に撮像させるものである構成とすることができる。
また、本発明に係る表面実装機は、搬送手段で基板を待機位置から実装作業位置まで搬送し、この基板に対してヘッドユニットにより複数回の部品搭載作業を行って基板への部品の実装を行う表面実装機であって、前記ヘッドユニットに部品を供給するための部品供給部と、前記ヘッドユニットに供給された部品を撮像するための部品撮像手段と、前記各回の部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、前記ヘッドユニットが初期位置から移動して前記部品供給部から部品を取り出し、その部品を前記部品撮像手段に撮像させた後に所定の搭載前位置まで移動する搭載準備にかかる搭載準備時間を各部品搭載作業ごとに算出し、部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定する搭載順序決定手段とを備えることを特徴とするものである。
この構成によれば、搭載順序決定手段によって部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことが決定されるので、その長い時間のかかる搭載準備を基板が搬送される時間を利用して行うことが可能になり、基板搬送待ち時間を無くすまたは比較的に短くすることができる。従って、全体的な実装時間の短縮を図ることが可能になる。
以上説明したように、本発明によれば、全体的な実装時間を効率的に短縮することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係る表面実装機を概略的に示しており、図1はカバーを取外した状態の平面図、図2は同正面図である。
図1および図2に示すように、表面実装機の基台1上には、X軸方向に延びるコンベア(搬送手段)2が配置され、上流側の装置(図示せず)から送り込まれた基板Wがこのコンベア2によって待機位置P1に搬送された後に待機位置P1から実装作業位置P2まで搬送されるようになっている。また、基台1には、図示を省略するが基板Wの位置決め機構が設けられており、基板Wが実装作業位置P2に搬送されると、この位置決め機構が作動して基板Wが位置決め固定される。
コンベア2の両側には、部品供給部4がそれぞれ配置されている。これらの部品供給部4には、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を後述するヘッドユニット6に供給可能な複数のテープフィーダ4aがX軸方向に配列されている。
また、前記基台1の上方には、部品搭載用のヘッドユニット6が装備されている。このヘッドユニット6は、部品供給部4と実装作業位置P2の基板Wとにわたって移動可能とされ、X軸方向およびY軸方向に移動することができるようになっている。
すなわち、基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、前記固定レール7上にヘッドユニット6の支持部材11が配置され、この支持部材11に設けられたナット部分12がボールねじ軸8に螺合している。また、前記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、前記ガイド部材13にヘッドユニット6が移動可能に保持され、このヘッドユニット6に設けられたナット部分(図示せず)がボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により前記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット6が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
ヘッドユニット6には部品搭載用の複数の実装用ヘッド16が搭載されており、本実施形態では6本の実装用ヘッド16がX軸方向に等間隔で一列に並んだ状態で搭載されている。各実装用ヘッド16は、ヘッドユニット6のフレームに対してZ軸方向の移動及びR軸(ノズル中心軸)回りの回転が可能とされ、図外の昇降駆動機構および回転駆動機構により駆動されるようになっている。また、各実装用ヘッド16には、その先端(下端)にノズル16aが装着されており、図外の負圧供給手段からノズル16a先端に負圧が供給されることによりノズル16aで部品を吸着保持するようになっている。
ヘッドユニット6には、さらに基板認識用カメラ(基板撮像手段)17が搭載されている。この基板認識用カメラ17は、照明装置を備えたCCDカメラ等から構成されており、ヘッドユニット6の移動に伴い実装作業位置P2に位置決めされた基板W上の各種マーク(フィデューシャルマークやバッドマーク等)を撮像するようになっている。
また、基台1上には、コンベヤ2の両側に部品認識用カメラ(部品撮像手段)18がそれぞれ配設されている。これらの部品認識用カメラ18も基板認識用カメラ17と同様に、照明装置を備えたCCDカメラ等から構成されており、ヘッドユニット6の各実装用ヘッド16に吸着された部品をその下側から撮像するようになっている。
以上のような構成により、本実施形態の表面実装機では、実装作業位置P2に位置決めされた基板Wに対して、ヘッドユニット6が各実装用ヘッド16で部品を吸着して部品供給部4から部品を取り出し、各実装用ヘッド16に吸着された部品を部品認識用カメラ18上に搬送して当該部品認識用カメラ18に撮像させた後に、基板W上に搬送して搭載する部品搭載作業を行う。そして、表面実装機は、前記部品搭載作業を複数回繰り返して基板Wへの部品の実装を行う。なお、第1回目の部品搭載作業では、基板Wの位置を把握して部品の搭載位置の補正を行うための作業として、部品を基板3に搭載する前に、各実装用ヘッド16が部品を保持した状態で、基板認識用カメラ17が基板Wのマークを撮像可能となるマーク撮像位置にヘッドユニット6が移動し、そのマークを基板認識用カメラ17に撮像させる作業が行われるようになっている。
次に、前記表面実装機の制御系について図3を用いて説明する。
前記表面実装機は、論理演算を実行する周知のCPU、そのCPUを制御する種々のプログラムなどを予め記憶するROM、装置動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM、各種データやソフトを記憶するHDD等から構成される制御装置20を備えている。この制御装置20は、その機能構成として、主制御手段21、プログラム記憶手段22、各種データ記憶手段23、画像処理手段24、アクチュエータ制御手段25および搭載順序決定手段26を含んでいる。
主制御手段21は、実装機の動作を統括的に制御するもので、プログラム記憶手段22に予め記憶されているプログラムに従ってヘッドユニット6等を作動すべくサーボモータ9,15等を駆動制御する。
さらに、本実施形態では、主制御手段21は基板Wの種類を変更する段取り替え時に最適化処理を行う。具体的には、主制御手段21は、複数回の部品搭載作業が短い時間で終わるように、すなわちサイクルタイムが短くなるように、どの部品を何回目の部品搭載作業で基板Wに搭載するかを決定して、基板Wに搭載すべき部品を複数のグループに振り分ける。例えば、主制御手段21は、図4(a)に示すように、第1回目の第1部品搭載作業で部品A1〜A6(第1グループ)を基板Wに搭載し、第2回目の第2部品搭載作業で部品B1〜B6(第2グループ)を基板Wに搭載し、第3回目の第3部品搭載作業で部品C1〜C6(第3グループ)を基板Wに搭載すると決定する。
プログラム記憶手段22は、前記の通り実装作業に関する各種プログラムを記憶するものである。
各種データ記憶手段23は、表面実装機での作業に必要な各種データを記憶するものである。この各種データ記憶手段23には、例えば、部品関連データ(部品の種類、形状、寸法等のデータ)および基板関連データ(基板の種類、部品の実装位置データ、基板に形成される各種マークの座標位置データ、同形状データ等)が記憶されている。
画像処理手段24は、前記基板認識用カメラ17および部品認識用カメラ18から出力される画像データに所定の画像処理を施すものであり、主制御手段21は、その画像データに基づいて基板Wの各種マークを認識するとともに実装用ヘッド16に対する部品の吸着状態を認識し、必要に応じて搭載位置に関する補正量等を演算する。すなわち、基板認識用カメラ17、画像処理手段24および主制御手段21が基板認識手段を構成し、部品認識用カメラ18、画像処理手段24および主制御手段21が部品認識手段を構成する。
アクチュエータ制御手段25は、コンベア2、ヘッドユニット6および各実装用ヘッド16等を駆動するサーボモータ等のアクチュエータを駆動制御するものである。
搭載順序決定手段26は、上述したように主制御手段21が最適化処理を行った後に、図5に示すフローに従って部品搭載作業の順序を決定する。以下、図4(a)に示す例を参照して、搭載順序決定手段26が行う処理を具体的に説明する。
制御装置20には、図略の入力部によって基板Wが待機位置P1から実装作業位置P2に搬送される間に部品の搭載準備を行うか否かを入力できるようになっており、搭載順序決定手段26は、まず、そのうちのどちらが入力されているかを判断する(ステップS1)。このような選択ができるようになっているのは、高価な部品を基板Wに実装する場合には、基板Wが実装作業位置P2に搬送された後に部品供給部4からの部品の取り出しを行うようにしたいという要望があるからである。
ステップS1でNOと判断した場合には、搭載順序決定手段26は、部品搭載順序をそのままとすると決定し、処理を終了する。
一方、ステップS1でYESと判断した場合には、前記第1部品搭載作業〜第3部品搭載作業のうちから最初に行っても問題のない部品搭載作業を抽出する(ステップS2)。例えば、前記第2グループの部品B1〜B6のうちには、干渉等の問題から前記第1グループの部品A1〜A6が搭載された後に必ず搭載しなければならないものがある場合、すなわち第1部品搭載作業の後に必ず第2部品搭載作業を行わなければならないという制約がある場合、第2部品搭載作業を最初に行うことは問題がある。そして、第1部品搭載作業および第3部品搭載作業については何ら制約がない場合には、搭載順序決定手段26は、最初に行っても問題のない部品搭載作業として、第1部品搭載作業および第3部品搭載作業を抽出する。
次いで、部品搭載順序決定手段26は、抽出した第1部品搭載作業および第3部品搭載作業の中から、搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を選択する(ステップS3)。ここで、搭載準備とは、その部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、ヘッドユニット6が初期位置から移動して部品供給部から部品を取り出し、その部品を部品撮像手段に撮像させた後に前記マーク撮像位置まで移動することである。また、初期位置とは、例えば直前の基板への部品の実装を完了したときの位置や所定の待機位置である。
具体的には、搭載順序決定手段26は、抽出した各部品搭載作業について、前記搭載準備にかかる搭載準備時間Trを算出し、それらを比較する。例えば、第3部品搭載作業の搭載準備時間Trが第1部品搭載作業の搭載準備時間Trよりも長かった場合は、搭載順序決定手段26は、第3部品搭載作業を選択する。
最後に、搭載順序決定手段26は、選択した第3部品搭載作業を最初に行うことを決定し(ステップS4)、図4(b)に示すように、部品搭載作業を、第3部品搭載作業、第1部品搭載作業、第2部品搭載作業の順に並び替える。
以上のようにして、第1部品搭載作業〜第3部品搭載作業のうち、その部品搭載作業が最初に行われると想定したときの搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業が最初に行われることが搭載順序決定手段6によって決定される。
そして、主制御手段21は、各部を制御して、搭載順序決定手段26が選択した第3部品搭載作業の搭載準備を基板Wが待機位置P1から実装作業位置P2まで搬送される間に開始する。
このように、本実施形態では、ヘッドユニット6が初期位置から所定の搭載前位置であるマーク撮像位置まで部品の取り出し等を行いながら移動する搭載準備を、基板Wが待機位置P1から実装作業位置P2まで搬送される間に開始するようにしたから、基板Wが実装作業位置P2に到着した後すぐに基板認識用カメラによる基板のマークの撮像を開始することができる。しかも、第1部品搭載作業〜第3部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる第3部品搭載作業を最初に行うことを決定するようにしたから、その長い時間のかかる搭載準備を基板Wが搬送される時間を利用して行うことができる。例えば、搭載準備と基板Wの搬送とを同時に開始した場合、第3部品搭載作業の前記搭載準備時間Trが基板搬送時間(基板Wが待機位置P1から実装作業位置P2まで搬送されるのにかかる時間)Tcよりも大きいときは基板搬送待ち時間を無くすことでき、搭載準備時間Trが基板搬送時間Tcよりも小さいときは基板搬送待ち時間を最短にすることができる。搭載準備の開始が基板Wの搬送の開始よりも遅れていたとしても、基板搬送待ち時間を無くすまたは比較的に短くすることができる。従って、全体的な実装時間を効率的に短縮することができる。
また、本実施形態では、最初に行う部品搭載作業として、最初に行っても問題のない部品搭載作業の中から搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を選択するようにしたから、不具合の発生を防ぎつつ全体的な実装時間を最も短縮することができる。
なお、前記実施形態では、搭載準備としてヘッドユニットが初期位置からマーク撮像位置まで移動する形態を示したが、基板認識用カメラ17がヘッドユニット6以外の場所、例えば基台1に設けられている場合には、搭載準備としてヘッドユニットを初期位置から部品の搭載を開始する直前の搭載開始位置まで移動するようにしてもよい。このようにすれば、基板Wが実装作業位置P2に到着した後すぐにヘッドユニット6による部品の搭載を開始することができる。
また、前記実施形態では、主制御手段21が最適化処理を行った後に搭載順序決定手段26が搭載順序を決定するようになっているが、搭載順序決定手段26は、運転開始時または段取り替え時に図5に示すフローに従って搭載順序を決定するようになっていてもよい。このようにすれば、再度時間のかかる最適化処理を行わなくても、短時間で効率化を図ることができる。
また、ヘッドユニット6が4回以上の部品搭載作業を行うことにより基板Wへの部品の実装が行われるようになっていてもよい。この場合、搭載順序決定手段26が、部品搭載作業のうち搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定することが最も好ましいが、搭載準備に比較的に長い時間がかかる、すなわちその時間の長さが2番目あるいは3番目の部品搭載作業を最初に行うことを決定するようにしても、基板搬送待ち時間を無くすまたは比較的に短くすることは可能である。あるいは、そのうちで搭載準備時間Trが基板搬送時間Tc以上となるものがあれば、搭載順序決定手段26は、それを最初に行うことを決定すればよい(Tr≧Tcとなるものが複数あれば、そのうちのいずれでもよい)。または、ヘッドユニットが2回の部品搭載作業を行う場合には、搭載順序決定手段26が搭載準備にかかる時間が長い方を最初に行うことを決定すればよい。
さらに、部品供給部4には、テープフィーダ4aに代えてまたは加えてトレイフィーダが配置されていてもよい。
また、本発明は、実装用ヘッド16を1つだけ有する表面実装機にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る表面実装機を示す平面図である。 表面実装機を示す正面図である。 表面実装機の制御系を示すブロック図である。 部品搭載作業の順番を説明する説明図であり、(a)は搭載順序決定手段が処理を行う前の状態、(b)は搭載順序決定手段が処理を行った後の状態を示す。 搭載順序決定手段が行う処理を示すフローチャートである。
符号の説明
4 部品供給部
6 ヘッドユニット
16 実装用ヘッド
18 部品認識用カメラ(部品撮像手段)
26 搭載順序決定手段
W 基板
P1 待機位置
P2 実装作業位置

Claims (4)

  1. 待機位置から実装作業位置まで搬送された基板に対してヘッドユニットにより複数回の部品搭載作業を行って基板への部品の実装を行う部品実装方法であって、
    前記部品搭載作業のうち、その部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、前記ヘッドユニットが初期位置から移動して部品供給部から部品を取り出し、その部品を部品撮像手段に撮像させた後に所定の搭載前位置まで移動する搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定し、その搭載準備を、前記基板が待機位置から実装作業位置まで搬送される間に開始することを特徴とする部品実装方法。
  2. 前記部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定するには、部品搭載作業のうちから最初に行っても問題のない部品搭載作業を抽出し、それらの中から搭載準備に最も長い時間がかかる部品搭載作業を選択し、その選択した部品搭載作業を最初に行うことを決定することを特徴とする請求項1に記載の部品実装方法。
  3. 前記ヘッドユニットは、複数のヘッドを有していて、各ヘッドで部品を吸着して前記部品供給部から部品を取り出すとともに、各ヘッドに吸着された部品を前記部品撮像手段に撮像させるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の部品実装方法。
  4. 搬送手段で基板を待機位置から実装作業位置まで搬送し、この基板に対してヘッドユニットにより複数回の部品搭載作業を行って基板への部品の実装を行う表面実装機であって、
    前記ヘッドユニットに部品を供給するための部品供給部と、
    前記ヘッドユニットに供給された部品を撮像するための部品撮像手段と、
    前記各回の部品搭載作業が最初に行われると想定したときの、前記ヘッドユニットが初期位置から移動して前記部品供給部から部品を取り出し、その部品を前記部品撮像手段に撮像させた後に所定の搭載前位置まで移動する搭載準備にかかる搭載準備時間を各部品搭載作業ごとに算出し、部品搭載作業のうち搭載準備に比較的に長い時間がかかる部品搭載作業を最初に行うことを決定する搭載順序決定手段とを備えることを特徴とする表面実装機。
JP2007032084A 2007-02-13 2007-02-13 部品実装方法および表面実装機 Active JP4694516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032084A JP4694516B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 部品実装方法および表面実装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007032084A JP4694516B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 部品実装方法および表面実装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008198778A true JP2008198778A (ja) 2008-08-28
JP4694516B2 JP4694516B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=39757464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007032084A Active JP4694516B2 (ja) 2007-02-13 2007-02-13 部品実装方法および表面実装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4694516B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117531A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Yamaha Motor Co Ltd 基板処理装置および基板生産管理装置
WO2014128968A1 (ja) 2013-02-25 2014-08-28 富士機械製造株式会社 電子回路部品実装方法および実装システム
WO2014192168A1 (ja) 2013-05-27 2014-12-04 富士機械製造株式会社 電子回路部品実装システム
JP2017188623A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置および部品実装装置の実装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123487A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Juki Corp 電子部品実装装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005123487A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Juki Corp 電子部品実装装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009117531A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Yamaha Motor Co Ltd 基板処理装置および基板生産管理装置
WO2014128968A1 (ja) 2013-02-25 2014-08-28 富士機械製造株式会社 電子回路部品実装方法および実装システム
US9955617B2 (en) 2013-02-25 2018-04-24 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Electronic circuit component mounting method and mounting system
WO2014192168A1 (ja) 2013-05-27 2014-12-04 富士機械製造株式会社 電子回路部品実装システム
US10039218B2 (en) 2013-05-27 2018-07-31 Fuji Machine Mfg. Co., Ltd. Electronic circuit component mounting system
JP2017188623A (ja) * 2016-04-08 2017-10-12 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置および部品実装装置の実装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4694516B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8046907B2 (en) Electronic component placement method
JP2007012914A (ja) 部品実装方法および表面実装機
JP2006324395A (ja) 表面実装機
JP4694516B2 (ja) 部品実装方法および表面実装機
JP2008060249A (ja) 部品実装方法および表面実装機
JP6118620B2 (ja) 部品実装装置
JP2009004400A (ja) 実装機および部品吸着装置
JP4781945B2 (ja) 基板処理方法および部品実装システム
JP4911099B2 (ja) 部品実装機及び部品実装方法
JP2007214494A (ja) マーク認識方法および表面実装機
JP2003347794A (ja) 電子回路部品取出し方法および取出し装置
JP2009170516A (ja) 表面実装機、及び電子部品実装方法
JP4847851B2 (ja) 多連結モジュール型表面実装装置及び多連結型表面実装機システム
JP2006310647A (ja) 表面実装機および部品実装方法
JP2009212373A (ja) 部品装着装置
JP2008010554A (ja) 基板の処理装置および部品実装システム
JP6242478B2 (ja) 部品装着装置
JP2006024957A (ja) 部品の実装位置補正方法および表面実装機
JP4228868B2 (ja) 電子部品実装方法
JP2002171092A (ja) 電子部品実装方法
JP4684867B2 (ja) 部品実装方法
JP2017054945A (ja) 部品実装装置および部品実装装置における撮像方法
JP2009164530A (ja) 表面実装機
JP2009170524A (ja) 部品の実装方法および表面実装機
JP2008166547A (ja) 表面実装機および表面実装機の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100125

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101110

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4694516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250