JP2008197693A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定間隔で前記接触帯電手段に印加される電圧を切り換えることで前記帯電電位を調整するとともに前記トナーパターンとは別に中間調濃度調整用基準トナーパターンを作成し、この中間調濃度調整用基準トナーパターンの反射濃度を前記センサーの検知出力に基づいて画像書き込み光量の変更により調整して中間調の書き込み条件を整える制御手段を有し、該制御手段は、上記中間調濃度調整用基準パターンの反射濃度に応じて画像書き込み光量を変更する際に、その変更量を所定範囲内で設定することを特徴とする特徴とする。
【選択図】図4
Description
上記特許文献2に開示された構成では、中間調濃度の検知時、複数の中間調パターンを作るようにしているため、検知制御に時間がかかる。また、中間調濃度の調整をLD(laser diode)のPWM(power wide modulation)(発光時間)で行っているため、調整幅が粗いという不具合がある。
特に、書き込み条件以外の画像形成条件に係る帯電出力に関しては、画像形成装置が長期間停止した後などの、環境変化による帯電電位変動が大きい場合をも対象としてメインスイッチオン直後において帯電電位の調整、つまり帯電出力の補正が行えるので、環境変化による画像形成条件の変化に際しても半導体レーザの光量が限界値を超えないように維持することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成方法が適用される画像形成装置の構成及び作用について図1を参照して説明すると次の通りである。
図1は、感光体に光を照射して画像形成を行うデジタル複写機、プリンタ、ファクシミリなどに共通な感光体まわりの構成を示したものである。
感光体1上に形成される画像の画像濃度は、レーザービーム20の光強度が一定ならば、帯電ローラ2により帯電させられる感光体1の帯電電位が常に一定であり、かつ、現像剤の濃度が一定である限り、常に一定のはずであるが、実際には、感光体1が経時的に劣化したり、帯電ローラ2の特性として帯電電位の変動が大きいなどの理由に起因して変動する。
制御手段23はPセンサー16からの出力値を、予め設定されている狙いの反射濃度基準値と比較する。トナー濃度調整用パターンが狙いの反射濃度基準値よりも薄いと判断されたときは、Tセンサー17のトナー濃度制御基準値をトナー供給が促進されトナー濃度アップするようにシフトする。
次に、Pセンサー16を使用して行う帯電ローラ2の帯電出力補正の手順を説明する。前記トナー濃度調整用パターンの形成に準じて、前記トナー濃度調整用パターンの形成位置からずらして、感光体1上に帯電電位調整用パターンが作られる。
帯電電位調整に際して帯電電位調整用パターンを基準にして帯電出力を補正すると、その補正にかかる帯電出力の切り換えに供ない、該帯電電位の切り換え前の帯電出力を基準にして定められた中間調用の帯電電位も変化してしまう結果、中間調の潜像電位も変化し、中間調の濃度が狙いの濃度からずれてしまう場合があることが判明した。
そこで、上記のような制御において、帯電ローラ2への印加電圧が変更された場合、中間調についても独立して濃度の調節を行うこととし、そのため中間調濃度調整パターンを作成してこの中間調濃度調整パターンに基づいて、前記帯電電位調整用パターンのときと同様にPセンサー16を用いて反射濃度を検知して、この検知出力が中間調についての所定の出力範囲からずれた場合には、画像書き込み光量を変更して、中間調濃度を整えることとした。
画像書き込み光量は、本例では画像書き込み手段としてLD(laser diode)を使用しているので、LDからの出射光量を、前記所定の出力範囲からずれた量に応じて定まる所定値(実験的に決められる)だけ変化させ、もって、中間調濃度を一定に保つようにした。また、中間調の潜像電位は、感光体の経時的な劣化によっても変化していくので、例えば実験的に決められる転写紙Sの一定枚数の出力毎に相当する所定間隔でも、中間調濃度調整用基準パターンを作成するようにした。
これにより、半導体レーザの出力が設定された上限の値に止めされることで半導体レーザの寿命低下を防止でき、さらには、半導体レーザ若しくは感光体の劣化が生じていることを警報できるようにして画像形成の中断期間を短くすることができる。
これにより、半導体レーザの出力を所定範囲に設定する際に、その下限の値が書き込み時期を割り出すための同期センサーによる読み取り不能が起きない限界値とされることで、半導体レーザを用いた書き込み開始時期が不適正となるのを防止して書き込み不良を防止すること防ぐことができる。しかも、光源として用いられる半導体レーザの出力が所定範囲の設定下限値以下に要求された場合には、書き込み光量以外の画像形成条件である帯電出力あるいはこれに加えて現像バイアスを変更して半導体レーザの出力変更時と同等な中間調濃度の画像が得られるようになっているので、中間調濃度の画像再現性を低下させないようにすることができる。
図3及び図4は、制御手段23での作用を説明するためのフローチャートであり、図3において、画像形成装置のメインスイッチオンがオンされているか、或いは、所定量以上のジョブの終了時であるかどうかが判断される。画像形成装置がこれらの何れかの状態にあり、かつ、画像形成プロセスの準備状態である空走時にあるかどうかが判断される(ステップP1)。
ステップP5で、a<Vsdp/Vsgであると判断された場合には下限値aとの関係では条件を満足しているので、ステップP6に進む。ステップP6では、Vsdp/Vsgが上限値bと比較され、b>Vsdp/Vsgならば上限値bとの関係でも条件を満足したので、ステップP9へ進む。
ステップP18で、f<Vsm/Vsgでなければ、中間調濃度調整用基準パターンの検知出力が下限の基準よりも下回っているのであるから、中間調濃度調整用基準パターンの濃度が基準よりも濃いことを意味する。そこで、ステップP19でLD光量を中間調濃度が上限値eと上限値fとの中間に入るような所定量下げる。
このようにして中間調濃度調整ができたら、該調整済みの中間調の書き込み条件に基づいて、別の2〜3値の中間調についても条件を整えて階調処理することで多段階の中間調を安定して得ることができる。
16 反射濃度検知センサー
23 制御手段
AL 操作パネルの表示部
TM 送信手段
Claims (9)
- 接触帯電手段により感光体上にトナーパターンを形成し、このトナーパターンの反射濃度をセンサーで検知して、トナー濃度及び接触帯電手段による帯電電位の調整を行う画像形成方法おいて、
所定間隔で前記接触帯電手段に印加される電圧を切り換えることで前記帯電電位を調整するとともに前記トナーパターンとは別に中間調濃度調整用基準トナーパターンを作成し、この中間調濃度調整用基準トナーパターンの反射濃度を前記センサーの検知出力に基づいて画像書き込み光量の変更により調整して中間調の書き込み条件を整える制御手段を有し、該制御手段は、上記中間調濃度調整用基準パターンの反射濃度に応じて画像書き込み光量を変更する際に、その変更量を所定範囲内で設定することを特徴とする特徴とする画像形成方法。 - 請求項1記載の画像形成方法において、
上記光源として半導体レーザが用いられ、該半導体レーザの出力を上記中間調濃度調整用基準トナーパターンの反射濃度に応じて制御し、その制御に際して上記所定範囲の上限を上記半導体レーザの寿命に影響する限界値に設定していることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1または2記載の画像形成方法において、
上記光源として用いられる半導体レーザの出力が上記所定範囲の上限以上に要求された場合に該半導体レーザの出力を上限に止める一方、半導体レーザ若しくは感光体の劣化と判別してこの状態を外部に警報することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1記載の画像形成方法において、
上記光源には半導体レーザが用いられ、該半導体レーザの出力を上記中間調濃度用基準トナーパターンの反射濃度により設定する際、上記所定範囲の下限を上記光源での発光による書き込み時期を割り出すための同期センサーによる読み取りが不能とならない限界値に設定することを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1または2記載の画像形成方法において、
上記光源をなす半導体レーザでの出力が上記所定範囲の下限以下に要求された場合には、書き込み光量以外での画像形成条件を特徴とする画像形成方法。 - 請求項5記載の画像形成方法において、
書き込み光量以外の画像形成条件として上記感光体に対する帯電出力を対象とすることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項5記載の画像形成方法において、
上記書き込み光量以外の画像形成条件として、現像バイアスが用いられることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項5乃至7のうちの一つに記載の画像形成方法において、
上記書き込み光量以外の画像形成条件は、中間調濃度調整用基準トナーパターンにおける画像濃度が中間調の画像濃度に対応する条件とされていることを特徴とする画像形成方法。 - 請求項1乃至8のうちの一つに記載の画像形成方法を用いることを特徴とする画像形成装置。
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