JP2008197036A - ジャンパ構造体並びにこれを備えたカレンダ機構及びカレンダ機構付き時計 - Google Patents

ジャンパ構造体並びにこれを備えたカレンダ機構及びカレンダ機構付き時計 Download PDF

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Abstract

【課題】 単一部品からなるにもかかわらず正逆両方向の回転に対して実際上同様な躍制力を与え得るジャンパ構造体及びこれを備えたカレンダ機構並びにカレンダ機構付き時計を提供すること
【解決手段】 カレンダ機構付き時計3のカレンダ機構2のジャンパ構造体1は、時計3の静置支持体4に固定される剛性基部10と、先端側剛性腕部21及び該先端側剛性腕部21の先端部に一体的に形成された躍制つめ22からなるジャンパ本体部20と、先端側剛性腕部21の延在方向Eに間隔をおいて該先端側剛性腕部21と剛性基部10とを一体的に且つ弾性的につなぐ少なくとも二本の弾性腕部30,40とを有する。この少なくとも二本の弾性腕部30,40は、典型的には、長さが同じで、相互に平行である。
【選択図】 図1

Description

本発明は日ジャンパとして用いられるに適したジャンパ構造体並びにこれを備えたカレンダ機構及びカレンダ機構付き時計に係る。
近年、カレンダ機構付き時計において日車を正逆転可能したものが開発されている。日車による日付表示では、日車はその内周のつめ車部に等間隔に日車つめを備え一日毎に該つめが一つ分だけ周方向に移動されることにより日車が正転される。ここで、日車の回転に際して、該日車のつめ車部の日車つめに係合する躍制つめを備えた日ジャンパが躍制動作する。
正逆転可能な日車に対して躍制動作するためには、日車の正転及び逆転の際に同程度に抵抗を与え得るように、日ジャンパの躍制つめを日車つめのピッチ円(日車のつめ車部のピッチ円)に対して実質的に法線方向(直角な方向)に近接離間させる必要がある。
従来の一般的な日ジャンパは、U字状に湾曲し片持ち支持された腕部ないしレバー部を備え、該腕部の大きなたわみを利用して、躍制つめを日車の内周部の日車つめに対して弾性的に押し付けている(例えば、特許文献1)。
この種の従来の日ジャンパにおいて、躍制つめを日車のつめのピッチ円に対して法線方向に押し付けようとすると、日ジャンパのU字状腕部を外側に大きく突出させる必要があり、時計のサイズが大きくなる虞れがあったり、他の時計部品の配置の自由度を低減させる虞れもある。
一方、これを避けるために、両持ち支持された躍制つめをガイド部材によって案内することにより、該躍制つめを日車のつめのピッチ円に対して法線方向に変位させることも提案されている(特許文献2)。
しかしながら、この特許文献2に記載の日ジャンパでは、案内部材を不可避的に要することから、実際上、複数部品になる。
特開平10−300868号公報(図1や図15) 特開2004−184259号公報
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、単一部品からなるにもかかわらず正逆両方向の回転に対して実際上同様な躍制力を与え得るジャンパ構造体並びにこれを備えたカレンダ機構及びカレンダ機構付き時計を提供することにある。
本発明のジャンパ構造体は、前記目的を達成すべく、時計の静置支持体に固定される剛性基部と、先端側剛性腕部及び該先端側剛性腕部の先端部に一体的に形成された躍制つめからなるジャンパ本体部と、前記先端側剛性腕部の延在方向に間隔をおいて該先端側剛性腕部と前記剛性基部とを一体的に且つ弾性的につなぐ少なくとも二本の弾性腕部とを有する。
本発明のジャンパ構造体では、「ジャンパ本体部の躍制つめの基端側に該躍制つめと一体的に形成された先端側剛性腕部の延在方向に間隔をおいて該先端側剛性腕部と時計の静置支持体に固定される剛性基部とを一体的に且つ弾性的につなぐ少なくとも二本の弾性腕部」が設けられているので、該少なくとも二本の弾性腕部が撓む際に先端側剛性腕部が実際上その延在方向に進退するように並進変位され得る。ここで、並進とは、平行移動をいう。
すなわち、例えばジャンパ構造体の躍制つめが押されて後退する場合、該後退に伴い少なくとも二本の弾性腕部のうち該躍制つめに最も近接して先端側剛性腕部につながった弾性腕部が撓む際に該撓みに伴う先端側剛性腕部の揺動を、少なくとも二本の弾性腕部のうち該弾性腕部よりも躍制つめから離れたところに位置する別の弾性腕部がその弾性力により抑制する役割を果たすので、先端側剛性腕部が並進されるように後退する。なお、このことは、例えばジャンパ構造体の躍制つめ押されて後退する場合、該後退に伴い少なくとも二本の弾性腕部のうち躍制つめから最も離れたところにおいて先端側剛性腕部につながった弾性腕部が撓む際に該撓みに伴う先端側剛性腕部の揺動を、少なくとも二本の弾性腕部のうち該弾性腕部よりも躍制つめに近接したところに位置する別の弾性腕部がその弾性力により抑制する役割を果たして、先端側剛性腕部が並進されるように後退するとみなしてもよい。逆方向への変位に際しても同様である。なお、各弾性腕部が同程度のトルクを受けるとすると、典型的には、躍制つめに近接して位置する弾性腕部のほうが該躍制つめから離れて位置する弾性腕部よりも大きい力を受け易いけれども、その差異は比較的小さいので、以下では、特に差異を強調する場合を除き、同程度であるとして説明する。
従って、本発明のジャンパ構造体では、ジャンパ本体部の並進方向を、日車等の内周等にあるつめ車部のピッチ円の法線方向(該ピッチ円の接線方向すなわちつめ車部のつめの変位方向に対して直角な方向)にしておくことにより、ジャンパ構造体のジャンパ本体部の躍制つめが日車等のつめ車部のピッチ円の法線方向に進退され得るから、日車の如くつめ車部を備えた車の正逆両方向の回転に対して実際上同様な抵抗を与え得、日車の如くつめ車部を備えた車の回転に要するトルクを、正転の場合も逆転の場合も同程度にし得る。また、本発明のジャンパ構造体では、以上のように該構造体が全体として一体的な単一部品からなるので、平断面形状が小さくされ得るからその占有面積が最低限に抑えられ得、且つ製造コストが最低限に抑えられ得る。すなわち、本発明のジャンパ構造体では、躍制つめが並進変位され得ることによる利点と該構造体の全体が単一部品で形成され得ることによる利点との両方を享受し得る。
本発明のジャンパ構造体では、典型的には、前記少なくとも二本の弾性腕部の長さが同じである。その場合、各弾性腕部が実際上同様な撓み変形をし易いので、先端側剛性腕部が実際上その延在方向に進退し易い。なお、ここで、「弾性腕部の長さ」について、「同じ」とは、実際上同じことをいう。
本発明のジャンパ構造体では、典型的には、前記少なくとも二本の弾性腕部が相互に平行である。この場合、各弾性腕部が実際上同様な撓み変形をし得るので、先端側剛性腕部がその延在方向に進退し得る。なお、ここで、「弾性腕部の向き」について、「平行」とは、実際上平行であることをいう。
本発明のジャンパ構造体において、上記のように相互に実質的に平行で且つ長さが実質的に同じ前記少なくとも二本の弾性腕部は、前記先端側剛性腕部に対して直交していても、斜交していてもよく、斜交している場合、前記少なくとも二本の弾性腕部が先端側剛性腕部に近づく程前記躍制つめに近づくように該先端側剛性腕部に対して斜交していても、前記少なくとも二本の弾性腕部が先端側剛性腕部に近づく程前記躍制つめから遠ざかるように該先端側剛性腕部に対して斜交していてもよい。
なお、本発明のジャンパ構造体では、前記少なくとも二本の弾性腕部は、典型的には、一定の厚さを有し、各弾性腕部の両端を除き、その幅も典型的には一定である。但し、場合よっては、例えば両端部が多少細くなっていてもよい。各弾性腕部は、典型的には、両端部において逆向きの曲げ応力を受けるので、弾性腕部本体部の中間部では、典型的には、ほとんど曲げ応力を受けない。従って、これらの場合には、前記少なくとも二本の弾性腕部の夫々が該弾性腕部の両端部の間の弾性腕部本体部よりも該弾性腕部の両端部において撓み易く構成されることになり、弾性腕部の曲げ(撓み変形)は、典型的には、主として該弾性腕部の両端部で逆向きに生じる。
その場合、各弾性腕部が典型的には平行(四辺形)リンクの如く機能するので、先端側剛性腕部の変位方向を確実に規定し易い。但し、場合によっては、各弾性腕部又は少なくとも一つの弾性腕部が、その両端部よりも該両端部の間の弾性腕部本体部において撓み易くなっていてもよい。
本発明のジャンパ構造体では、典型的には、前記弾性腕部の本数が二本である。但し、所望ならば、前記弾性腕部の本数が三本以上であってもよい。
本発明のジャンパ構造体は、典型的には、日車の回転を規正する日ジャンパからなる。その場合、ジャンパ構造体が日車のつめ車部のピッチ円の法線方向に進退され得るので、日車の日付が進む方向(順方向ないし日送り方向)に日車が回転されるときでも日車の日付が戻る方向(逆方向すなわち日戻し方向)に日車が回転されるときでもジャンパ構造体が同様に躍動し得るから、日車の正逆転をトルク差なく同様に円滑に行い得るだけでなく、日車をその所定回転位置で確実に規正し得る。
本発明のカレンダ機構は、前記目的を達成すべく、以上のような特徴を有するジャンパ構造体と、該ジャンパ構造体により回転が規正される正逆転可能なつめ車部を具備するカレンダ車とを有する。ここで、カレンダ車のつめ車部の各つめは、その鏡映対称な形状を有する。
このカレンダ機構では、上述のように、ジャンパ構造体の躍制つめが直線的に進退されるので、日車の如きカレンダ車のつめ車部のピッチ円の法線方向に実際上直線的に進退され得るから、カレンダ車が正転される場合と逆転される場合とのトルク差が最低限に抑えられ得る。
本発明のカレンダ機構付き時計は、前記目的を達成すべく、以上のような特徴を有するジャンパ構造体又はカレンダ機構を備える。
次に、本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明する。
図1には、ジャンパ構造体としての日ジャンパ1と、日車5と、日車回転機構6とを備えたカレンダ機構2を有するカレンダ機構付き時計3が部分的に示されている。
日車5は、環状板状の日車本体51と、該日車本体51の内周に等間隔に形成された31個の日車つめ52とを備え、中心軸線CのまわりでA1,A2方向に回転可能に支持されている。符号58は31個の日車つめ52を備えたつめ車部(日車つめ車部)59のピッチ円を表す。この例では、周方向に隣接する日車つめ52,52間の間隙53の幅(周方向の大きさ)は日車つめ52の周方向の幅よりも大きい。但し、後述する日回しつめ車によって両方向に回転され得る限り、間隙53の幅が日車つめ52の幅と同程度でも日車つめ52の幅より小さくてもよい。日車つめ52の一方の側縁54がA1方向に押されると日車50がA1方向に回転し、日車つめ52の他方の側縁55がA2方向に押されると日車50がA2方向に回転される。各日車つめ52はその中心を通り半径方向に延びる仮想中心線に関して鏡映対称な形状を有する。日車本体51の表面56は日付表示面になっており、該日付表示面56には、1から31までの日付(図示せず)が順に等間隔に付されている。
日車回転機構6は、日車用モータ60と、多段減速輪列70とを有する。日車用モータ60は、この例では、日車用コイルブロック61と、日車用ステータ62と、日車用ロータ63とを有する。
日車用モータ60では、コイルブロック61が午前零時の信号(日変り信号)に基づく日車正転駆動パルスを受けると、ロータ63がB1方向に回転される。一方、日車用モータ60のコイルブロック61が逆転用の複数個一組のパルス信号が所定のタイミングで組合されてなる一連の日車逆転駆動パルスを受けると、ロータ63がB2方向に逆転される。なお、ロータ63には、ロータかな64が同軸に取付けられている。
多段減速輪列70は、ロータかな64に第1伝達歯車71Aで噛合した第1伝達車71と、該第1伝達車71の第1伝達かな71Bに第2伝達歯車72Aで噛合した第2伝達車72と、該第2伝達車72の第2伝達かな72Bに日送り歯車73で噛合した日送り車74とを有する。日送り車74は、日車50の日車つめ52に係合可能な日送りつめ75を周方向に等間隔に備えた日送りつめ車76を有する。
日車正転駆動パルスに基づいてロータ63がB1方向に半回転されると、日送り車74がD1方向に一ステップだけ回転され、日送りつめ75が一方の側縁77で最近接位置にある日車つめ52の側縁54に係合して日車5を一ステップだけA1方向に回転させる。
一方、一連の日車逆転駆動パルスに基づいてロータ63がB2方向に回転されると、日送り車74がD2方向に一ステップだけ逆転され、日送りつめ75が他方の側縁78で最近接位置にある日車つめ52の逆の側縁55に係合して日車5を一ステップだけA2方向に回転させる。
なお、ここでは、日車用モータ60が通常の時計用モータからなる例について説明したけれども、日車用モータ60は正逆転が同等に行われるタイプのパルス駆動のモータや超音波モータその他の種類のモータであってもよい。また、ここでは日車5の回転がモータ60によって行われる例について示しているけれども、日車5が、所望引出し位置にある巻真(図示せず)の回転に応じて輪列を介して正逆転されるようになっていてもよい。
日ジャンパ1は、時計3の静置支持体(例えば地板)4に固定された剛性基部10と、先端側剛性腕部21及び該先端側剛性腕部の先端部に一体的に形成された躍制つめ22を備えたジャンパ本体部20と、先端側剛性腕部21の延在方向に間隔をおいて該先端側剛性腕部21と剛性基部10とを一体的に且つ弾性的につなぐ二本の弾性腕部30,40とを有する。日ジャンパ1は、例えば、板金の打抜き体(型抜き体)からなる。但し、日ジャンパ1は、他の手段で形成されていてもよい。
一部を拡大して示した図2の(a)において詳細に示したように、日ジャンパ1の基部10は、静置支持体4への取付用の止めねじ挿通孔11を備える。基部10に働くトルクが比較的小さいことから、この例では、止めねじ挿通孔11が丸孔からなるけれども、所望ならば、孔11が角孔からなっていても、基部10が、一箇所の孔11の代わりに並設された二箇所の孔を有し、該二箇所で静置支持体4に固定されるようになっていてもよい。
ジャンパ本体部20の先端側剛性腕部21は、幅広で細長い平板状部からなり、典型的には、図示したように、長辺23A,23B(両者を区別しないとき又は総称するときは符号23で表す)及び短辺24を備えた実際上長方形の平面形状を有する。躍制つめ22は、仮想中心線Eに関してほぼ鏡映対称な形状を有し中間に幅広部を備えた楔状部25からなる。ここで、この仮想中心線(鏡映対称中心線)Eは、日車5の半径方向と一致して日車5の回転中心軸線Cを通り、日車5のピッチ円58(即ち日車つめ車部59のピッチ円58)に対して法線方向に延びる。楔状部25は、中心軸線Eに対して傾斜して先端26で交わる前側縁27A,27B(区別しないとき又は総称するときは符号27で表す)を有する。楔状部25の後側縁28A,28B(区別しないとき又は総称するときは符号28で表す)は滑らかに湾曲して先端側剛性腕部21の前側端部21Aに連続的につながっている。なお、前側縁27A,27Bが対称で剛性があれば後縁部の形状は問わない。
弾性腕部30,40は、相互に平行で、止めねじ挿通孔11の中心Fを通り両腕部30,40と平行な仮想中心線Hに関して鏡映対称な形状を有する。この例では、弾性腕部30,40が撓んでいない状態において、該弾性腕部30,40の中心線Hは、ジャンパ本体部20の中心線Eに対して直交する。
弾性腕部30,40は、幅一定の直線状の腕部本体部31,41を有する。弾性腕部本体部31,41は、基端部32,42を介して剛性基部10の側部12の端部12A,12Bにつながり、先端部33,43を介して先端側剛性腕部21の基端側長辺23Aの側の側縁部29A,29Bにつながっている。剛性基部10の側部12は、孔11とほぼ同心の円弧状に湾曲している。但し、基部10の剛性が確保され得る限り直線状であってもよい。弾性腕部30は、側部34,35を有し、外側部34は基端34Aにおいて剛性基部10の側部13と一列につながっている。一方、弾性腕部40は、側部44,45を有し、外側部45は、基端45A及び先端45Bにおいて、剛性基部10の側部14及び先端側剛性腕部21の短辺の形態の側部24Aと一列につながっている。
弾性腕部30の基端部32の内側部35は滑らかに湾曲した湾曲切欠部36を介して剛性基部10の側部12の端部12Aに滑らかにつながり、先端部33の内側部35は滑らかに湾曲した湾曲切欠部37を介して先端側剛性腕部21の基端側長辺23Aの側縁部29Aに滑らかにつながっている。また、先端部33の外側部34は滑らかに湾曲した湾曲切欠部38を介して先端側剛性腕部21の基端側長辺23Aの側縁部29Aに滑らかにつながっている。一方、弾性腕部40の基端部42の内側部44は滑らかに湾曲した湾曲切欠部46を介して剛性基部10の側部12の端部12Bに滑らかにつながり、先端部43の内側部44は滑らかに湾曲した湾曲切欠部47を介して先端側剛性腕部21の基端側長辺23Aの側縁部29Bに滑らかにつながっている。
剛性基部10の側部12、弾性腕部30,40の内側部35,44、及び先端側剛性腕部21の基端側長辺23Aは、ほぼ長方形状の開口Gを形成しており、開口Gの隅部が滑らかに湾曲した切欠部36,37,46,47になっている。
これらの湾曲切欠部36,37,46,47は、湾曲切欠部38及び直線状接続端部34A,45A,45Bと共に弾性腕部30,40にかかる曲げ応力が過度に集中するのを避けるべく働く。なお、応力が特定箇所に過度に集中するのを避け得る限り、所望ならば、弾性腕部本体部31,41が幅一定の直線状である代わりに、その両端ほど細くなるような形状であっても、長手方向中間部ほど細くなるような形状であってもよい。
次に、以上の如く構成された日ジャンパ1を備えたカレンダ機構2の動作について、図1に加えて、図2の(a)及び(b)並びに図3の(a)及び(b)に基づいて、説明する。
各日の午前0時を回って日付表示が変わった後その日の午後12時までは、日車回転機構6は動作せず、日車5は、図1や図2の(a)に示した日表示位置R1、すなわち図2の(b)において実線で示し図3の(b)において想像線で示した日表示位置R1を採る。
日車5がこの回転位置R1にある場合、日ジャンパ1は、その躍制つめ22が先端側縁部27A及び27Bで隣接する日車つめ52及び52の後縁部54及び前縁部55の頂部54A及び55Aに係合して、日車5を制止させ日車5の回転を規正する。日車5がこの日表示位置R1にある場合、日ジャンパ1の弾性腕部30,40はまったく変形されていないかほとんど変形されておらず、躍制つめ22が日車5に及ぼす力は実際上ゼロであるかゼロに近い。すなわち、日車5が日表示位置R1にある場合、日ジャンパ1は実際上外力がかかっていない非変形状態S1を採る。日ジャンパ1の非変形状態S1では、弾性腕部30,40が直線状に延びた初期位置P1を採り、日ジャンパ1のジャンパ本体部20(躍制つめ22及び該躍制つめ22と一体的な先端側剛性腕部21)が日車5のピッチ円58に対して法線方向にE1方向に突出した突出位置Q1を採る。
なお、この状態S1において、仮に日車5に不測の外力がかかって日車5が日回し方向A1又は日戻し方向A2に回転しようとしても、日車つめ52が一つ分回転するような日車の回転は、躍制つめ22によって禁止される。すなわち、日車つめ52が一つ分回転するような日車の回転に伴う躍制つめ22の大きなE2方向後退は、弾性腕部30,40のE1方向弾性力によって実際上禁止されるので、日車5は回転位置R1において実際上制止状態ないし規正状態に保たれる。ここで、躍制つめ22は実際上日車5のピッチ円58に対して法線方向に変位され且つ該躍制つめ22及び日車つめ52の側縁27A,27B及び54,55は対称に形成されているので、日車5の正転及び逆転の規正は同程度に確実に行われ得る。
一方、午後12時(午前零時)になり日車正転駆動パルスにより日車回転機構6の日車用モータ60が回転駆動されると、ロータ63がB1方向に回転され、ロータかな64がB1方向に回転される。ロータかな64のこのB1方向回転に伴い多段減速輪列70が回転駆動されて、日送り車74の日送りつめ車76がD1方向に回動され、該日送りつめ車76の日送りつめ75がD1方向に回動される。日送りつめ75のこのD1方向回動に際し、日車つめ52に近接して位置する日送りつめ75がほぼA1方向に揺動される。該日送りつめ75のA1方向揺動に際し、該日送りつめ75はその前縁77で揺動経路にある日車つめ52の後縁54に係合して、該日車つめ52をA1方向に回動させ、日車5をA1方向に回動させる。日車5のこのA1方向回動の際、日ジャンパ1の躍制つめ22の後側縁部27Bに係合していた日車つめ52が、その前縁部55で躍制つめ22をK1方向(図2の(b)又は図3の(b))に押す。
日ジャンパ1では、躍制つめ22が先端側剛性腕部21及び二本の平行で同じ長さの弾性腕部30,40を介して剛性基部10につながっているので、K1方向の力を受けた躍制つめ22は、日車5のピッチ円58に対して実際上法線方向にE2方向に変位される。すなわち、日ジャンパ1では、剛性基部10と先端側剛性腕部21とが平行で同じ長さの二本の弾弾性腕部30,40でつながっているので、弾性腕部30,40が基端部32,42及び先端部33,43で実際上同様に変形して腕部本体部31,41が実際上平行な状態に保たれたまま揺動される。従って、先端側剛性腕部21は、あたかも平行四辺形リンクを介して基部10につながっているかの如くその長手方向の向きを実際上変えることなく並進されて実際上E2方向に後退する。その結果、該先端側剛性腕部21と一体的な躍制つめ22もその向きを実際上変えることなくE2方向に並進されて後退する。なお、厳密には、弾性腕部本体部31,41が傾く分だけ躍制つめ22及び先端側剛性腕部21も横方向(E1,E2方向に対して直角な方向)に変位されるけれども、傾斜角度が比較的小さいその変位量はE2方向変位量と比較して小さく、実際上無視され得る。
なお、弾性腕部30,40のこの変形に際し、該弾性腕部30,40の基端部32,42では、一方の側縁36,45Aにおいて圧縮応力ないし圧縮変形を受け、他方の側縁34A,46において引張応力ないし引張変形を受ける。また、弾性腕部30,40の先端部33,43では、一方の側縁37,45Bにおいて引張応力ないし引張変形を受け、他方の側縁38,47において圧縮応力ないし圧縮変形を受ける。
これらの応力ないし変形は大まかには同程度である。より厳密には、図示の例では、弾性腕部30においては、基端部32の側縁34Aや先端部33の側縁37における引張応力の方が、基端部32の側縁36や先端部33の側縁38における圧縮応力よりも多少大きく、弾性腕部40においては、基端部42の側縁45Aや先端部43の側縁47における圧縮応力の方が、基端部42の側縁46や先端部43の側縁45Bにおける引張応力よりも多少大きいことが、コンピュータシミュレーションによる応力解析により確認された。但し、端部32,33,42,43の幅や側縁の湾曲形状を変えることにより、力のバランスを変えてもよい。
躍制つめ21のこのE2方向の後退は、図2の(b)において、想像線で示し図3の(a)及び(b)において実線で示したように、躍制つめ22の先端部26が日車つめ52の先端部57に乗る位置Q2に達するまで続く。躍制つめ22の先端部26が日車つめ52の先端部57に乗った状態S2では、日ジャンパ1の弾性腕部30,40は、図3の(a)及び(b)において実線で示し図2の(b)において想像線で示したように、最大限に撓んだ位置P2を採る。日車5のこの回動位置R2では、日車5の回動に対する日ジャンパ1の制止ないし規正は実際上なくなる。
日車5が更にA1方向に回動して躍制つめ22の先端部26が日車つめ52の先端部57を乗り越えると、躍制つめ22の前側縁部27Aが日車つめ52の後側縁部54に接触するようになり、躍制つめ22は、弾性腕部30,40のE1方向弾性力により、先端側剛性腕部21を介して日車5のピッチ円58に対して実質的に法線方向にE1方向に押し込まれ、該押込みに伴い日車5がさらにA1方向に回動される。この回動は、図3の(b)において想像線で示し図2の(b)において実線で示したように、躍制つめ22の先端部26が隣接日車つめ52,52間の間隙53に嵌まり込み、該躍制つめ22の前側縁部27A及び後側縁部27Bが隣接する日車つめ52及び52の後縁部54及び前縁部55に係合して、新たな制止ないし規正状態S1に再度達するまで続き、該状態S1に達したところで停止する。これにより、E2方向に後退していた躍制つめ22の躍動動作が完了する。
この状態S2から状態S1への変化に際しては、日ジャンパ1の弾性腕部30,40及び先端側剛性腕部21は、図3の(b)において実線で示した位置P2及びQ2から想像線で示した位置P1及びQ1に変形及び変位する。すなわち、この場合にも、先端側剛性腕部21は、あたかも平行四辺形リンクを介して基部10につながっているかの如くその長手方向の向きを実際上変えることなく位置Q2から位置Q1へと日車5のピッチ円58に対して実質的に法線方向にE1方向に並進して前進する。その結果、該先端側剛性腕部21と一体的な躍制つめ22もその向きを実際上変えることなく位置Q2から位置Q1へと日車5のピッチ円58に対して実質的に法線方向にE1方向に前進する。
一方、モータ60が逆転駆動されてロータ63及びロータかな64がB2方向に回転する場合にも、多段減速輪列70の各車の回転方向が逆方向であり、日回しつめ車76及び日回しつめ75の回転方向がD1方向の代わりにD2方向になる点を除いて前述の場合と同様であり、また、日回しつめ75により回動される日車5も、その回転方向がA1方向の代わりにA2方向になる点を除いて前述の場合と同様である。
一方、この日ジャンパ1では、躍制つめ22が、日車5の半径方向に延びる中心線Eに関して鏡映対称な形状を有し且つ該中心線Eの延在方向E1,E2に変位されるように先端側剛性腕部21及び弾性腕部30,40を介して剛性基部10につながっているので、日ジャンパ1の躍制つめ22は、日車5のA2方向回転に応じて、前述の場合と同様に、E1,E2方向に変位されて、前述の場合と同様に制止(規正)位置から適切な躍制(躍動及び再度の制止(規正))動作を行い得る。
以上のとおり、この日ジャンパ1を備えたカレンダ機構2では、躍制つめ22が日車5のピッチ円58の法線方向Eに関して鏡映対称な形状を有し且つ該法線方向Eに進退され得るので、日車5の正転及び逆転に対するトルク差が実際上ない。また、このカレンダ機構2では、日ジャンパ1の躍制つめ22に対するE1方向弾性力が、該躍制つめ22の基端側に一体的に形成された先端側剛性腕部21と剛性基部10とをつなぐ二本の平行で同じ長さの弾性腕部30,40によって付与されるので、日車5の日車つめ52よりも内側の領域に配置され得るから、日ジャンパ1が他の時計部品の配置に応じて日車5の内側の所望の空き領域に収容され得る。また、このカレンダ機構2では、日ジャンパ1が一体物からなるので、日ジャンパ1の平面形状が最低限に抑えられ得るだけでなくその製造や組付けや管理が容易になり、製造コストが最低限に抑えられ得る。
以上においては、弾性腕部が初期状態において先端側剛性腕部21に対して直角に延びている例について説明したけれども、先端側剛性腕部21に対して斜交していてもよい。すなわち、カレンダ機構は、例えば、図4の(a)に示したように、先端側剛性腕部21に近づく程躍制つめ22に近づくように先端側剛性腕部21に対して斜交した弾性腕部30M,40Mを備えた日ジャンパ1Mを有するもの2Mであっても、例えば、図4の(b)に示したように、先端側剛性腕部21に近づく程躍制つめ22から遠ざかるように先端側剛性腕部21に対して斜交した弾性腕部30N,40Nを備えた日ジャンパ1Nを有するもの2Nであってもよい。
また、以上においては、弾性腕部が二本平行に配置されている例について説明したけれども、三本以上の弾性腕部が平行に配置されていてもよく、例えば、図1において想像線で示したように、もう一本の弾性腕部80が、弾性腕部30,40の中間において該弾性腕部30,40と平行に、剛性基部10とジャンパ本体部20の先端側剛性腕部21との間に一体的に形成されていてもよい。
本発明の好ましい一実施例の日ジャンパを備えた本発明の好ましい一実施例のカレンダ機構を有する本発明の好ましい一実施例のカレンダ機構付き時計の平面説明図。 図1のカレンダ機構の動作を示したもので、(a)は初期位置(通常の日付表示位置)にあるカレンダ機構の説明図、(b)は(a)の初期位置にある場合を日付変更途中の位置にある場合(図3の(a)と同様な位置)と比較して示したカレンダ機構の説明図。 図2と同様に図1のカレンダ機構の動作を示したもので、(a)は日付変更途中の位置にあるカレンダ機構の説明図、(b)は(a)の日付変更途中の位置にある場合を、初期位置にある場合(図2の(a)と同様な位置)と比較して示したカレンダ機構の説明図。 変形例の日ジャンパを備えた変形例のカレンダ機構を示したもので、(a)は一変形例のカレンダ機構についての図2の(a)と同様な平面説明図、(b)は別の一変形例のカレンダ機構についての図2の(a)と同様な平面説明図。
符号の説明
1,1M,1N 日ジャンパ
2,2M,2N カレンダ機構
3 カレンダ機構付き時計
4 静置支持体(地板等)
5 日車
6 日車回転機構
10 剛性基部
11 取付穴
20 ジャンパ本体部
21 先端側剛性腕部
22 躍制つめ
26 先端部
27,27A,27B 側縁部
30,30M,30N,40,40M,40N,80 弾性腕部
31,41 腕部本体部
32,42 基端部
33,43 先端部
52 日車つめ
54 前縁部
55 後縁部
57 頂部
58 日車つめ車部のピッチ円
59 日車つめ車部
60 日車用モータ
63 ロータ
64 ロータかな
70 多段減速輪列
74 日送り車
75 日送りつめ
76 日送りつめ車
A1,A2,B1,2,D1,D2 回転方向
E 鏡映中心線
E1,E2 変位方向
H 弾性腕部の延在方向
P1,P2 弾性腕部の位置
Q1,Q2 躍制つめの位置
R1,R2 日車の回転位置
S1,S2 日ジャンパの状態

Claims (11)

  1. 時計の静置支持体に固定される剛性基部と、
    先端側剛性腕部及び該先端側剛性腕部の先端部に一体的に形成された躍制つめからなるジャンパ本体部と、
    前記先端側剛性腕部の延在方向に間隔をおいて該先端側剛性腕部と前記剛性基部とを一体的に且つ弾性的につなぐ少なくとも二本の弾性腕部と
    を有するジャンパ構造体。
  2. 前記少なくとも二本の弾性腕部の長さが同じである請求項1に記載のジャンパ構造体。
  3. 前記少なくとも二本の弾性腕部が相互に平行である請求項2に記載のジャンパ構造体。
  4. 前記少なくとも二本の弾性腕部が前記先端側剛性腕部に対して直交している請求項3に記載のジャンパ構造体。
  5. 前記少なくとも二本の弾性腕部が前記先端側剛性腕部に近づく程前記躍制つめに近づくように該先端側剛性腕部に対して斜交している請求項3に記載のジャンパ構造体。
  6. 前記少なくとも二本の弾性腕部が前記先端側剛性腕部に近づく程前記躍制つめから遠ざかるように該先端側剛性腕部に対して斜交している請求項3に記載のジャンパ構造体。
  7. 前記少なくとも二本の弾性腕部の夫々が該弾性腕部の両端部の間の弾性腕部本体部よりも該弾性腕部の両端部において撓み易く構成された請求項1から6までのいずれか一つの項に記載のジャンパ構造体。
  8. 前記弾性腕部の本数が二本である請求項1から7までのいずれか一つの項に記載のジャンパ構造体。
  9. 日車の回転を規正する日ジャンパからなる請求項1から8までのいずれか一つの項に記載のジャンパ構造体。
  10. 請求項1から9までのいずれか一つの項に記載のジャンパ構造体と、該ジャンパ構造体により回転が規正される正逆転可能なつめ車部を具備するカレンダ車とを有するカレンダ機構。
  11. 請求項1から9までのいずれか一つの項に記載のジャンパ構造体を備えたカレンダ機構付き時計。
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