JP6180296B2 - 筒インデックス車および時差修正機構付時計 - Google Patents

筒インデックス車および時差修正機構付時計 Download PDF

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本発明は、時差修正機構を有する時計に関する。
従来、時差修正機構付時計において、時針のみ操作を可能にする躍制機構を筒車部に有し、巻真を回転させることで、時針を1時間単位で修正を行っている。
また、時差修正機構付時計において、躍制機構を筒車部に有するのが一般的であり、躍制機構は筒車の歯車部にばね部と、ばね部先端の爪部と、歯車部に対し摺動回転可能に嵌合された爪部を有した車で構成され、ばね部先端の爪部が爪部を有した車の爪部に係合している。(特許文献1参照)
特開2013−195296号公報(図1、段落0032)
筒車の歯車部のサイズはムーブメントのサイズ、さらにはデザインの制約を受けるため大きくすることが難しく、限られた歯車部のスペースの中に躍制機構を配置する必要がある。
しかしながら、躍制機構のばね部には、正確な時針の位置出し、強い節度感が求められるため、限られたスペースの中に、強力なばねを配置しなければならず、どうしてもばね応力が高くなる傾向になり、ばねの耐久性が低くなってしまう。
更に、躍制機構のばね部先端の爪部には強力なばねのたわみ力が掛かるため、ばね部先端の爪部は、爪部を有した車の爪部との耐磨耗性を必要とする。
しかしながら、ばね部と、ばね部先端の爪部は一体構造であるため、耐摩耗性と、ばね応力の両方に適した材料を選択する必要がある。
また、ばね部先端の爪部は、正確な時針の位置出しと、強い節度感を安定化するため寸法精度が必要であるが、寸法がばらつき易いばね部の先端に配置されるため、高い加工精度を必要とする。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、省スペースでありながら、強力で耐久性のある躍制機構を備えた時差修正機構、該機構を備えた時差修正時計を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、
筒インデックス星車(17)と、筒インデックス歯車(18)と、躍制機構を有し
該躍制機構により、前記筒インデックス星車(17)と前記筒インデックス歯車(18)が一体的に、又は相対的に回転可能に構成された筒インデックス車(3)であって、
前記躍制機構は、筒インデックスレバー(20)と筒インデックスばね(21)とで構成され、
前記筒インデックスレバー(20)は、前記筒インデックス星車(17)の爪部(26)に係合する躍制爪部(32)を有して回動可能に構成され、
前記筒インデックスばね(21)は、
躍制動作のためのたわみ力を発生するばね部(36)と、
前記筒インデックスレバー(20)と接触し、前記ばね部(36)によるたわみ力を前記筒インデックスレバー(20)に伝えるレバー接触部(35)と、を有し、
前記筒インデックスばね(21)は回動中心(37)回りに回動可能に構成され、
前記ばね部(36)と前記レバー接触部(35)は前記回動中心(37)を挟んで反対側に配置されることを特徴とする。
以上の構成により、強い節度感と耐久性のある躍制機構を省スペースで達成することを可能とする。
本発明の好ましい一実施例の時差修正機構付時計の主要部の断面図である。 筒インデックス車3の部品平面図および断面図である。 筒車4の上面図とI−I線における断面図および底面図、筒インデックス車3の構成要素毎の上面図およびI−I線における断面図である。 筒インデックス車3の作動前の状態Daを示した説明図である。 筒インデックス車3の作動中の状態D1を示した説明図である。 筒インデックス車3の作動後の状態D2を示した説明図である。
本発明の実施例について、図面を用いて説明を行う。
図1は本発明の時差修正機構付時計の主要部の断面図、図2は後述の筒インデックス車3の部品平面図および断面図、図3は、筒車4の上面図とI−I線における断面図および底面図、筒インデックス車3の構成要素毎の上面図およびI−I線における断面図である。
なお、図3において、左より(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は底面図である。また、上より(A)は筒車4、(B)は筒インデックス星車17、(C)は筒インデックスレバー20と筒インデックスばね21、(D)は筒インデックス歯車18、(E)は筒インデックス車座19を図示している。
図1において、1は不図示のロータから不図示の番車を介し駆動される四番車である。1aは四番車1の軸である四番かなであり、四番かな1aには秒針5が取り付けられている。2は、不図示の三番車を介して四番車1と繋がる中心車であり、中心車2には分針6が取り付けられている。3は筒インデックス車であり、日の裏車46を介して中心車2につながっており、時差設定において大事な役割を担う。4は筒車であって、筒インデックス車3を構成する筒インデックス星車17と噛み合う。また、筒車4は日回し中間車8及び日回し車9を介して日車10にもつながっている。筒車4には、時針7が取り付けられている。また、11は第二筒車であり、24時間針12が取り付けられているが、本発明の構成に含まれないので以後説明はしない。
23は中心パイプであり、その外周を筒インデックス車3が摺動回転し、内周を中心車2が摺動回転する。中心パイプ23は、筒インデックス車3と中心車2が連れ回るのを防ぐ役割を果たしている。
14は巻真であり、つづみ車15や第3時修正伝え車16が嵌合されている。
巻真14は矢印Aの方向に引き出し可能に構成され、その引き出し量により、分針6と時針7の両方を操作可能な時刻修正状態と、時針7のみを1時間単位で操作可能な時差修正状態と、に設定できる。
時刻修正状態では、つづみ車15が不図示の中間車を介し日の裏車46と噛合い、分針6が取り付けられた中心車2が操作可能となり、結果的に時針7が取り付けられた筒車4も操作可能となる。
時差修正状態では、つづみ車15が第3時修正伝え車16と噛合い、第3時修正伝え車16から第2時修正伝え車42、第2時修正伝え車42から第1時修正伝え車43、さらに時修正車25と噛み合い、筒車4の歯車部24と噛み合って、時針7のみの操作が可能となる。
筒車4は図3で示すように底面側に突起45を有する。筒車4の突起45は、筒インデックス車3を構成する筒インデックス星車17の各爪部26と噛み合う。これにより筒車4と筒インデックス星車17は一体物として動作する。
続いて、時差設定において大事な役割を担う筒インデックス車3の構成について、図2、3を用いて説明する。
筒インデックス車3は、筒インデックス星車17と、筒インデックス歯車18と筒インデックス車座19と筒インデックスレバー20と筒インデックスばね21とで構成される。
筒インデックス車3は、筒インデックス星車17の中心穴22を介して、図1に示す中心パイプ23の外周に摺動回転可能に嵌合されている。
筒インデックス星車17は、外周に等間隔に形成された多数の爪部26と、筒インデックス車座装着用凸部27を有する。筒インデックス星車17の各爪部26には頂点30を備える。
筒インデックス歯車18の中心穴部41には、筒インデックス星車17が摺動回転可能に嵌合され、筒インデックス車座装着用凸部27に筒インデックス車座19が装着されることで、一体的に固定される。ここで、「一体的に固定される」とは、「筒インデックス星車17と筒インデックス歯車18は、一体の歯車として動作可能」という意味であり、時刻修正時には「一体の歯車として動作」する。一方、時差修正時には、筒インデックス星車17と筒インデックス歯車18は、別箇に動作を行う。動作の詳細は後述する。
図3に示す筒インデックスレバー20と筒インデックスばね21により、躍制(ジャンパ)機構が構成される。筒インデックスレバー20は躍制爪部32と穴部33を有し、筒インデックスばね21はレバー接触部35とばね部36と穴部37を有する。
筒インデックスレバー20は、穴部33で筒インデックス歯車18の軸部34に挿入されて摺動回転可能に嵌合されており、軸部34を中心に躍制爪部32のC1方向及びC2方向の変位が可能になっている。
筒インデックスばね21は穴部37で筒インデックス歯車18の軸部38に挿入され、摺動回転可能に嵌合されている。
図3より明らかなように、ばね部36とレバー接触部35は回動中心である穴部37を挟んだ
反対側に配置され、かつ、ばね部36はレバー接触部35より長く形成されている。
また、レバー接触部35は、ばね部36より太く直線状に形成されており、筒インデックスレバー20を押えるために剛性を高めている。
ばね部36は、ばね性を高めるため、レバー接触部35よりも細く、また湾曲して形成
される。
ばね部36の先端36aは筒インデックス歯車18のばね固定部50に摺動可能に係合される。これにより、筒インデックスばね21が軸部38を中心に回転動作をする際に、ばね部36にたわみ力が発生する。筒インデックスばね21のばね部36で生じたたわみ力は、レバー接触部35を介して筒インデックスレバー20へ伝達される。
筒インデックス歯車18の中心穴部41には、筒インデックス星車17が摺動回転可能に嵌合され、筒インデックスレバー20の躍制爪部32が、筒インデックス星車17の回転位置に応じて該筒インデックス星車17の爪部26、26に対して係合される。
爪部26、26間の1ピッチが時針7の時差修正(1時間)分に設定されている。
次に、筒インデックス車3の動作について説明する。
まず、時差修正機構付時計の通常運針状態及び時刻修正状態について説明する。
時差修正機構付時計の通常運針状態及び時刻修正状態では、不図示のモータからの動力が、中心車2から日の裏車46を介して筒インデックス歯車18の歯車部44に伝えられる。前述の如く、筒インデックス星車17と筒インデックス歯車18は、筒インデックス車座19により一体的に固定されている。また、筒インデックス星車17には外部から力が働かないため、図2に示すように、筒インデックスレバー20の躍制爪部32が筒インデックス星車17の爪部26と係合し、筒インデックスばね21のばね部36で生じたたわみ力で、レバー接触部35を介して抑え込まれ、付勢状態となる。
以上の如く構成された筒インデックス車3は、時差修正機構付時計の通常運針状態及び時刻修正状態においては、該筒インデックス車3を構成する筒インデックス星車17及び筒インデックス歯車18がその躍制機構において係合されて全体として一体物として動作する。
従って、時差修正機構付時計では図1に示した通り、全体として一体物として動作する筒インデックス車3の筒インデックス歯車18の歯車部44が日の裏車46を介して中心車2につながっているので、通常運針状態及び時刻修正の際においては、時針7及び分針6が日の裏車46を介して同期回転される。
一方、時差修正の場合、巻真14をA方向に時差修正用の所定引出位置まで引出した状態で巻真14をB1、B2方向に回転させると、図1に示すように、該巻真14の回転がつづみ車15及び第3時修正伝え車16を介して第2時修正伝え車42に伝達され、更に該第2時修正伝え車42から第1時修正伝え車43を介して時修正車25に伝達された後、筒車4の歯車部24で該時修正車25に噛合した筒車4に伝達される。このとき、筒インデックス車3の筒インデックス歯車18は、歯車部44で日の裏車46の日の裏かな46aに対して噛合してその回転が実際上規制されているので、筒インデックス車3のインデックス星車17が、躍制機構の筒インデックスレバー20をC1方向に後退させつつ、筒インデックス歯車18に対して回転中心線のまわりで相対回転される。従って、日の裏車46に噛合した中心車2に取付けられた分針6は回転されず、筒インデックス車3の筒インデックス星車17に係合された筒車4に取付けられた時針7のみが、時差分だけ筒インデックス星車17と共に回転される。また、筒車4の歯車部24の回転に応じて、日回し中間車8及び日回し車9が回転されて、該日回し車9に係合した日車10が、該当する場合には、時差分だけ間欠回転される。
以上のとおり、時差設定において大事な役割を担う部分は、主として筒インデックス車3にあることから、以下では、時差修正に係る筒インデックス車3の詳細な動作を、図4
、図5及び図6に基づいて説明する。
図4は、時差修正機構を構成する筒インデックス車3の筒インデックス星車17が丁度特定の安定な位置にある状態Daを示す。すなわち、図4の状態Daでは、筒インデックスレバー20の躍制爪部32が筒インデックス星車17の隣接爪部26、26の間に最大限に丁度嵌り込み、躍制爪部32は、その斜面部で対面する爪部26、26の頂点30、30に丁度密接している。なお、筒インデックスレバー20を付勢している筒インデックスばね21は図4の状態Daにおいても、自由位置ないし自立位置からはC1方向に広げられた状態にあり、筒インデックスレバー20を筒インデックス星車17に対して、C2方向の復元力を及ぼした状態で釣り合っている。
この復元力が小さいと、筒インデックスレバー20の躍制爪部32が筒インデックス星車17の隣接爪部26、26の間に最大限に嵌り込めず、筒インデックス星車17の位置が不安定になり、最終的に筒インデックス星車17に噛み合う筒車4に取り付けられた時針7の指示位置が不安定となるため、筒インデックスばね21の復元力の強さが指示位置安定には不可欠となる。
しかし、この種の時差修正用躍制機構では、筒インデックス車3の様な筒車構造体の限られたスペースの中で強力なばねを配置すると、どうしてもばね応力が高くなる傾向になり、ばねの耐久性が低くなってしまう。
本願構造ではこれに配慮し、図2及び図3に示すように、筒インデックスレバー20と筒インデックスばね21を分けたことにより、筒インデックスばね21の穴部37が、レバー接触部35に近くに配置でき、ばね部36を長くとることが可能となっている。従って、限られたスペースの中で耐久性の高い強力なばねを配置することができる。
また、本願構造では支点とする筒インデックスばね21の穴部37の近くに、作用点とするレバー接触部35を配置することで、ばね力による復元力をレバー比で増幅させることができるため、ばね力の更なる向上が可能となっている。
図5は、時差修正機構を構成する筒インデックス車3の筒インデックス星車17が、状態Daの位置からE方向に凡そ15度回転した位置を採る状態D1を示す。図6は、図5の状態D1の位置からさらにE方向に回転し、図4の状態Daと同様の安定した位置を採る状態D2を示す。
この筒インデックス星車17は、同一の大きさ及び形状の12個の爪部26を等間隔に備え、状態Daから30度回転すると、爪部26が一つ分だけ回転されて実際上同じ状態D2に達する。状態D1は躍制爪部32が筒インデックス星車17の爪部26を丁度乗り越える瞬間を示す。この瞬間を越えると躍制爪部32が爪部26を乗り越える負荷が一気に開放され、節度感を発生しつつ、次の安定な位置D2に落ち着くまで一連で動作する。時差修正の際、この節度感が強いと操作感触が鮮明となるため、好感を持たれる傾向がある。この節度感を強くするには、強力なばねを配置する必要がある。
本構造では前述にもあるように限られたスペースの中で、耐久性の高い強力なばねを配置することができるため、強い節度感を発生することができる。
この種の時差修正用躍制機構で強い節度感を発生させる場合の弊害として、筒インデックスレバー20の躍制爪部32の様な躍制爪部と筒インデックス星車17の爪部26の様な爪部の摩耗が挙げられる。
本願構造では前述にもあるように筒インデックスレバー20と筒インデックスばね21を分けているため、節度発生部である筒インデックスレバー20は耐摩耗性、筒インデックスばね21は応力の強い材料が使用でき、材料選択の自由度が上がるとともに、それぞれの性能をより発揮ですることができる。
また、正確な時針の位置出しと強い節度感を安定化するために寸法精度が必要な、筒インデックスレバー20の躍制爪部32を、筒インデックスばね21の寸法がばらつき易いばね部36から切り離したことにより夫々部品形状が簡略化され、筒インデックスレバー20、筒インデックスばね21共に高い寸法精度で容易に加工することができる。
1 四番車
1a 四番かな
2 中心車
3 筒インデックス車
4 筒車
5 秒針
6 分針
7 時針
8 日回し中間車
9 日回し車
10 日車
11 第二筒車
12 24時間針
14 巻真
15 つづみ車
16 第3時修正伝え車
17 筒インデックス星車
18 筒インデックス歯車
19 筒インデックス車座
20 筒インデックスレバー
21 筒インデックスばね
22 筒インデックス星車17の中心穴
23 中心パイプ
24 筒車4の歯車部
25 時修正車
26 筒インデックス星車17の各爪部
27 筒インデックス星車17の筒インデックス車座装着用凸部
30 筒インデックス星車17の各爪部26の頂点
32 筒インデックスレバー20の躍制爪部
33 筒インデックスレバー20の穴部
34 筒インデックス歯車18の軸部
35 筒インデックスばね21のレバー接触部
36 筒インデックスばね21のばね部
36a 筒インデックスばね21のばね部36の先端
37 筒インデックスばね21の穴部
38 筒インデックス歯車18の軸部
41 筒インデックス歯車18の中心穴部
42 第2時修正伝え車
43 第1時修正伝え車
44 筒インデックス歯車18の歯車部
45 筒車4の突起
46 日の裏車
46a 日の裏かな
50 筒インデックス歯車18のばね固定部
A 引き出し方向
B1、B2 回転方向
C1、C2 変位の方向
Da、D1、D2 時差修正機構の状態
E 回転方向

Claims (4)

  1. 筒インデックス星車(17)と、筒インデックス歯車(18)と、躍制機構を有し、
    該躍制機構により、前記筒インデックス星車(17)と前記筒インデックス歯車(18)が一体的に、又は相対的に回転可能に構成された筒インデックス車(3)であって、
    前記躍制機構は、筒インデックスレバー(20)と筒インデックスばね(21)とで構成され、
    前記筒インデックスレバー(20)は、前記筒インデックス星車(17)の爪部(26)に係合する躍制爪部(32)を有して回動可能に構成され、
    前記筒インデックスばね(21)は、
    躍制動作のためのたわみ力を発生するばね部(36)と、
    前記筒インデックスレバー(20)と接触し、前記ばね部(36)によるたわみ力を前記筒インデックスレバー(20)に伝えるレバー接触部(35)と、を有し、
    前記筒インデックスばね(21)は回動中心(37)回りに回動可能に構成され、
    前記ばね部(36)と前記レバー接触部(35)は前記回動中心(37)を挟んで反対側に配置されることを特徴とする筒インデックス車(3)。
  2. 記ばね部(36)は前記レバー接触部(35)より長く形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の筒インデックス車(3)。
  3. 前記レバー接触部(35)は、前記ばね部(36)より太く形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の筒インデックス車(3)。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の筒インデックス車(3)を有する時差修正機構付時計。
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