JP2008194372A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱室K内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎部材により消炎作用を発揮するようにして使用上の安全性を高めるようにしながら、異物の侵入により消炎部材が目詰りを起こすおそれの少ない加熱調理器を提供する。
【解決手段】被調理物を加熱するための加熱手段2を備えた加熱室Kから上方に伸びる形態で連設されて、調理排気を上方の排気出口に案内する排気路Rと、その排気路Rの内部に設置される多孔状の消炎部材31とが設けられ、消炎部材31が、排気路Rにおける上端側部よりも加熱室K側に片寄った箇所に、排気出口28を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられ、排気路R内における消炎部材31の設置箇所に、排気出口28を通して落下侵入した異物を加熱室K側に通過させる異物通路32が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、被調理物を加熱するための加熱手段を備えた加熱室に連設されて調理排気を上方の排気出口に案内する上下方向に沿う姿勢の排気路と、その排気路の内部に設置される多孔状の消炎部材とが設けられた加熱調理器に関する。
上記加熱調理器は、前記排気路の内部に多孔状の消炎部材を設置することで、加熱室内において、例えば被調理物から発生する油分に引火して火炎を発生するような場合であっても、そのような加熱室内で発生する火炎が排気出口から外方に溢れ出ることを防止できるようにしたものであるが、このような構成の加熱調理器において、従来では、消炎部材が排気路内における排気路の上端側部に位置する状態で且つその箇所における排気用開口部分の通路全域を覆う状態で設けられる構成となっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000―74377号公報
上記従来構成においては、消炎部材が排気路内における上端側部に位置する状態で設けられるので、加熱室内で発生する火炎が排気路を通して上端側部に至るような大きな火炎になっているときになって初めて消炎作用が発揮されるものであるが、このような大きな火炎が発生すると、消炎部材によって消炎作用は発揮することは可能であるものの、火炎の勢いが強い場合等であれば火炎の一部が消炎部材を通り越して排気出口から外方に溢れ出るおそれがある等、所望の消炎作用を十分に発揮できないおそれがあった。
本発明の目的は、加熱室内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎部材により所望の消炎作用を発揮するようにして使用上の安全性を高めることが可能な加熱調理器を提供する点にある。
本発明に係る加熱調理器は、被調理物を加熱するための加熱手段を備えた加熱室に連設されて調理排気を上方の排気出口に案内する上下方向に沿う姿勢の排気路と、その排気路の内部に設置される多孔状の消炎部材とが設けられたものであって、その第1特徴構成は、前記消炎部材が、前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄った箇所に、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられ、前記排気路内における前記消炎部材の設置箇所に、前記排気出口を通して落下侵入した異物を前記加熱室側に通過させる異物通路が形成されている点にある。
第1特徴構成によれば、前記消炎部材が、前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄った箇所に設けられるので、加熱室内で発生する火炎が排気路における上端側部にまで達するような大きな火炎になる前の未だ小さい火炎である状態において、前記消炎部材が消炎作用を発揮することができるので、排気路における上端側部にまで達するような大きな火炎を上端側部に位置する消炎部材によって消炎するような場合に較べて、火炎が排気出口から外方に溢れ出るおそれが少ないものとなり、使用上の安全性を高めることが可能となる。
又、前記消炎部材は、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられており、しかも、前記排気路内における前記消炎部材の設置箇所に、前記排気出口を通して落下侵入した異物を前記加熱室側に通過させる異物通路が形成されているから、前記排気出口を通して落下侵入した異物は、消炎部材の上部で受止められて堆積することがなく前記異物通路を通して加熱室側に通過することになる。このように前記異物通路を通して加熱室側に通過した異物は、加熱室における被調理物を出し入れするために設けられた開口等を通して取り除くことができる。
説明を加えると、この種の加熱調理器にあっては、その使用に伴って例えば被調理物の破片等の異物が排気出口を通して排気路内に落下侵入してくることがあるが、消炎部材を排気路における上端側部よりも加熱室側に片寄った箇所に設けるにあたり、排気路における通路全域を覆う状態で設けるようにすると、異物が排気出口を通して排気路内に落下侵入して消炎部材にて受止められることになる。そして、このような消炎部材にて受止められた異物を排気出口から取り除こうとしても、消炎部材は排気路における上端側部よりも加熱室側に片寄った箇所に設けられるので排気出口から離間しており除去作業は行い難いものであり、加熱調理器の使用に伴って消炎部材上に異物が堆積して消炎部材が短期間で目詰りを起こすおそれがある。
これに対して、上記第1特徴構成では、上述したように排気出口を通して落下侵入した異物が消炎部材の上部で受止められて堆積することがなく消炎部材が目詰りすることを防止して所望の消炎作用を発揮する状態を維持できるものでありながら、消炎部材を排気路における上端側部よりも加熱室側に片寄った箇所に設けるようにして、加熱室内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎部材により消炎作用を発揮できるものとなる。
従って、第1特徴構成によれば、加熱室内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎部材により所望の消炎作用を発揮するようにして使用上の安全性を高めることが可能な加熱調理器を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記加熱室からの調理排気を前記消炎部材に案内する排気案内部材が、前記異物通路を通して調理排気が流動するのを抑制するように調理排気を案内する形態で、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている点にある。
第2特徴構成によれば、前記加熱室からの調理排気は前記排気案内部材によって消炎部材に案内されるが、この排気案内部材が前記異物通路を通して調理排気が流動するのを抑制するように調理排気を案内する形態で、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられているから、前記排気出口を通して落下侵入した異物は、排気案内部材で受止められて堆積することがなく前記異物通路を通して加熱室側に通過するのであり、しかも、前記異物通路を通して調理排気が流動することが防止されるので、加熱室内で火炎が発生したような場合であっても、その火炎は調理排気と共に排気案内部材によって消炎部材に案内されることになり、異物通路を通して排気出口から溢れ出ることを防止して消炎部材により所望の消炎作用を発揮することができる。
従って、第2特徴構成によれば、異物通路を通して排気出口から火炎が溢れ出ることを防止しながら消炎部材による所望の消炎作用を発揮させることができ、使用上の安全性を高めることができる。
本発明の第3特徴構成は、第1特徴構成又は第2特徴構成に加えて、前記排気路が、上方側ほど前記加熱室から離れる傾斜姿勢に形成されて、前記消炎部材が、前記排気路における底部側に前記異物通路を構成するための開口を形成する状態で前記排気路を横断する形態で設けられている点にある。
第3特徴構成によれば、前記排気路が上方側ほど前記加熱室から離れる傾斜姿勢に形成されているから、前記排気出口を通して落下侵入した異物は傾斜状に形成されている排気路の底部によって加熱室側へ向けて流下案内されるが、前記排気路を横断する形態で設けられている消炎部材は前記排気路における底部側に前記異物通路を構成するための開口を形成する状態で設けられるので、排気路の底部によって流下案内される異物が消炎部材によって受止められることなくそのまま加熱室側へ向けて案内されることになる。
従って、第3特徴構成によれば、上方側ほど加熱室から離れる傾斜姿勢に形成された排気路の構成を利用した簡単な構成で異物を加熱室側へ案内することができる。
本発明の第4特徴構成は、第3特徴構成に加えて、前記排気案内部材が、前記消炎部材よりも前記加熱室側に伸びる加熱室側部分と前記消炎部材よりも前記排気出口側に伸びる出口側部分とを備え、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている点にある。
第4特徴構成によれば、前記排気案内部材が、前記消炎部材よりも前記加熱室側に伸びる加熱室側部分と前記消炎部材よりも前記排気出口側に伸びる出口側部分とを備え、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられているから、排気案内部材は排気路の長手方向に沿って長く形成されることになり、この排気案内部材と排気路における底部との間に形成される異物通路の長さをより長くすることができる。従って、加熱室内で発生した火炎が異物通路内に侵入した場合であっても、長く形成される異物通路における壁面への伝熱による消炎効果がより大きくなり、排気出口から外へ炎がでることを抑える効果がより高くなる。
本発明の第5特徴構成は、第1特徴構成〜第4特徴構成のいずれかに加えて、前記消炎部材が、前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄り、且つ、前記排気路における前記加熱室に連なる接続部よりも前記排気出口側に片寄った箇所に設けられている点にある。
第5特徴構成によれば、前記消炎部材は前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄った箇所に設けられるから、加熱室内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎部材により消炎作用を発揮させることができ、しかも、前記消炎部材は前記排気路における前記加熱室に連なる接続部よりも前記排気出口側に片寄った箇所に設けられているから、消炎部材は加熱手段による加熱作用によって高温状態になっている加熱室から離れた状態で設けられることになり、加熱手段による調理用の加熱作用によって高温になることがなく、加熱室内で火炎が発生したときに消炎作用を発揮させ易いものにできる。
従って、第5特徴構成によれば、加熱手段による加熱作用によって消炎部材が高温になることを回避して、消炎部材による消炎作用を発揮させ易いものにして、より一層使用上の安全性を高めることができる。
本発明の第6特徴構成は、第1特徴構成〜第5特徴構成のいずれかに加えて、前記消炎部材が、前記排気路の長手方向に対して直交する方向の横断面積よりも大きな面積を有する状態で、前記排気路の長手方向に対して直交する姿勢に対して傾けた傾斜姿勢で設けられている点にある。
第6特徴構成によれば、前記消炎部材が、前記排気路の長手方向に対して直交する方向の横断面積よりも大きな面積を有する状態で、前記排気路の長手方向に対して直交する姿勢に対して傾けた傾斜姿勢で設けられているので、前記異物通路を構成するための開口を形成する状態で消炎部材を設ける場合であっても、前記排気路の長手方向に対して直交する姿勢で消炎部材を設ける場合に較べて消炎部材の面積を大きくすることができる。
従って、第6特徴構成によれば、前記消炎部材を、前記異物通路を形成する状態で排気路における上端側部よりも加熱室側に片寄った箇所に設けるにあたり、消炎部材の面積を極力大きくさせて消炎作用を良好に発揮させ易いものにできる。
本発明の第7特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記排気路が、前記加熱室の背部における上下方向に沿う排気用開口に連なる状態で設けられ、前記消炎部材が、前記排気路における前記加熱室の前記排気用開口に連なる箇所に、前記加熱室における被調理物の載置部よりも上方の空間を遮蔽する縦向き姿勢で設けられている点にある。
第7特徴構成によれば、前記消炎部材は、前記排気路における前記加熱室の上下方向に沿う排気用開口に連なる箇所に、前記加熱室における被調理物の載置部よりも上方の空間を遮蔽する縦向き姿勢で設けられるものであるから、加熱室内において被調理物から発生することになる調理排気は消炎部材を通過して排気出口に向けて排気されることになる。そして、加熱室内で火炎が発生したような場合であっても、その火炎は調理排気と共に消炎部材に案内され、排気路における加熱室の排気用開口に連なる箇所にて、火炎が未だ小さい段階において消炎部材による消炎作用を発揮することができるものとなる。
従って、第7特徴構成によれば、加熱室内で発生する火炎が未だ小さい段階において消炎作用を発揮するようにして使用上の安全性を高めることが可能なものでありながら、調理排気を消炎部材に向けて案内するための特別な部材を設ける必要がなく、構成の簡素化を図ることが可能となる。
本発明の第8特徴構成は、第1特徴構成〜第7特徴構成のいずれかに加えて、前記排気出口に、前記異物通路の最も狭い箇所の幅よりも小さく且つ前記消炎部材の通気孔よりも大きい通気孔を多数備えた多孔状の防塵部材が備えられている点にある。
第8特徴構成によれば、前記排気出口に多孔状の防塵部材が備えられ、この防塵部材は消炎部材の通気孔よりも大きい通気孔を多数備えているから、排気路の排気抵抗を増加させるおそれは少なく、通気孔よりも大きい異物の侵入を防止することができる。そして、通気孔を通して排気路内に異物が落下侵入することがあっても、その異物は前記異物通路の最も狭い箇所の幅よりも小さいものであるから、落下侵入した異物は、前記異物通路に滞留して堆積することなく加熱室側に向けてその異物通路を通過することになり、このように前記異物通路を通して加熱室側に通過した異物は加熱室を通して取り除くことができる。
排気路内に落下侵入する異物が異物通路内で堆積すると、消炎部材上にも異物が堆積して消炎部材が目詰りを起こすおそれがあるが、上述したように落下侵入した異物は全て異物通路を通して加熱室側に通過することになるので、消炎部材が異物により目詰りすることを回避できるものとなる。
従って、第8特徴構成によれば、異物通路内での異物の堆積を回避することにより、消炎部材が所望の消炎作用を発揮できる状態を維持し易いものになる。
本発明の第9特徴構成は、第1特徴構成〜第8特徴構成のいずれかに加えて、前記消炎部材が、酸化触媒を担持させた多孔状体にて構成されている点にある。
第9特徴構成によれば、前記消炎部材が、例えば白金やパラジウム等からなる酸化触媒を担持させた多孔状体にて構成されるので、加熱室にて発生する調理排気が消炎部材を構成する多孔状体における多数の通気孔を通過する際に、その調理排気中に含まれる臭い成分や未燃成分が酸化触媒によって酸化処理されて、調理排気が浄化した状態で外部に排出されることになる。
従って、第9特徴構成によれば、消炎部材は、火炎に対する消炎作用を発揮するだけでなく酸化処理によって調理排気を浄化させることが可能となる。
本発明にかかる加熱調理器の実施形態をガスコンロに適用した場合について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、このガスコンロは、3つのコンロバーナ1a,1b,1c、および、加熱手段としてのグリルバーナ2を備えたグリル部3からなるビルトインタイプのガスコンロにて構成されている。3つのコンロバーナ1a,1b,1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。そして、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気部4が形成され、トッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に鍋等を受け止め支持するための五徳6が載置支持されている。また、ガスコンロ前側面19には各コンロバーナ1a,1b,1c及びグリルバーナ2の点火及び消火や火力調節を指令する手動操作部Sが設けられている。又、このガスコンロは、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転状態を制御する制御手段としての制御部Hが手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、コンロバーナ1a,1b,1cおよびグリルバーナ2を制御するように構成されている。又、ガスコンロ前側面には押し操作式の電源スイッチ9も設けられている。
図2に示すように、3つのコンロバーナ1a,1b,1cの夫々には、点火手段としての点火器7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられており、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b,2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々にも点火器7及び熱電対8が夫々備えられている。又、左側に位置する標準バーナ1aには、五徳6にて載置支持された被加熱物の底面部に接触して被加熱物の温度を検出する温度センサ10が設けられている。
前記3つのコンロバーナ1a,1b,1cおよびグリルバーナ2へのガス供給構成について説明すると、元ガス供給路11には元電磁弁12が設けられ、元ガス供給路11から、標準バーナ用分岐路13a、小バーナ用分岐路13b、高火力バーナ用分岐路13c、グリルバーナ用分岐路13dの4系統に分岐しており、標準バーナ用分岐路13a、小バーナ用分岐路13b、高火力バーナ用分岐路13c、及び、グリルバーナ用分岐路13dの夫々には、ステッピングモータの駆動によって燃料ガスの流量を調整して加熱量を調整するための流量制御弁18(18a,18b,18c,18d)が備えられている。そして、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路13dは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐して各別に上面バーナ2a又は左右一対の下面バーナ2b,2cに燃料が供給される構成となっている。又、グリルバーナ用分岐路13dには、供給されるガス圧を設定値に調整するガスガバナGが備えられ、元ガス供給路11からの供給ガス圧が変動することがあっても、グリルバーナ2に供給するガス量を設定値に調整できるようになっている。
図1に示すように、ガスコンロ前側面19には、手動操作部Sとして、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対して各別に点火及び消火や火力調節を指令するための3つの加熱状態調節部20と、調理の設定を指令する設定入力パネル21と、グリルバーナ2に対して点火及び消火や火力調整を指令するためのグリル用の設定入力パネル22とが設けられている。
図3に示すように、グリル部3は、魚などの被調理物Nを加熱するための加熱室Kを形成するグリル庫25が設けられ、このグリル庫25の内部に被調理物Nを載置させる載置部としての焼き網26を設けて、その被調理物Nをグリルバーナ2にて加熱して調理するように構成されている。グリル庫25は、加熱室Kの前面部が開口されてその前部側の開口を通して被調理物Nを出し入れするように構成され、且つ、加熱室Kの背部側に上下方向に沿う排気用開口25aが形成されている。そして、このグリル庫25の背部に、グリルバーナ2の燃焼により被調理物Nを加熱したときに発生する煙やグリルバーナ2から発生する燃焼排ガス等を含む調理排気をトッププレート5の後面部側に形成されたグリル排気部4から排気させるための排気筒27が接続されている。
前記排気筒27の上端部には調理排気をグリル排気部4から排気させるための排気出口28が形成されており、この排気筒27の内部に、グリル庫25に連設されて調理排気を上方の排気出口28に案内する上下方向に沿う姿勢の排気路Rを形成する構成となっている。
説明を加えると、排気筒27の内部に形成される前記排気路Rは、調理排気を上方の排気出口28に案内する上下方向に沿う姿勢であり、案内した調理排気をグリル排気部4から外部に排出する構成となっている。すなわち、前記排気路Rは、グリル庫25内の背部に形成されたる排気用開口25aに連なる状態で、且つ、上方側ほどグリル庫25から後方側へ離れる傾斜姿勢に形成されており、調理排気は温度上昇による自然対流によって排気路Rを通して外部に排出されることになる。ちなみに、グリルバーナ2の二次空気はグリル庫25の側面部や底面部及び前面部から取り入れるようにして、この二次空気の流動により後述する汁受皿29を冷却させるように構成されている。
そして、焼き網26の下方には、魚などの被調理物Nからの油などを受け止める汁受皿29が設けられ、汁受皿29は、図示はしないが、グリル庫25の側壁部に設けられたガイドの案内により、焼き網26を載置した状態で、グリル庫25に対して、収納移動可能であってかつ取り出し移動可能に構成されている。また、汁受皿29の前面部には、汁受皿29をグリル庫25内に収納したときに、グリル庫25の前面部を閉塞する把手付きの扉30が設けられている。そして、使用者は、把手にて扉30を開閉させることにより、汁受皿29と焼き網26をグリル庫25に対して収納移動および取り出し移動させるように構成されている。
そして、このグリルには、排気路Rの内部に位置する多孔状の消炎部材31が設けられている。この消炎部材31は、排気路Rにおける前記排気出口28が形成された上端側部よりもグリル庫25側に片寄った箇所に、排気出口28を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられ、排気路R内における消炎部材31の設置箇所に、前記排気出口28を通して落下侵入した異物を前記グリル庫25側に通過させる異物通路32が形成されている。
そして、消炎部材31は、排気路Rにおける上端側部よりもグリル庫25側に片寄り、且つ、排気路Rにおけるグリル庫25に連なる接続部よりも排気出口28側に片寄った箇所に設けられ、排気路Rにおける底部側に異物通路32を構成するための開口を形成する状態で排気路Rを横断する形態で設けられている。
説明を加えると、前記消炎部材31は、図3に示すように、排気路Rにおける上端側部よりもグリル庫25側に片寄り、且つ、排気路Rにおけるグリル庫25に連なる接続部よりも排気出口28側に片寄った箇所としての排気路Rの長手方向の中間部箇所において、排気筒27の上側面27bから下方側に向かい且つグリル庫25側に向かう斜め下方に延びる状態で消炎部材31が設けられている。この消炎部材31は、図4に示すように、多数の通気孔31aが形成された金網であるラス網にて構成されており、各通気孔31aの大きさ(メッシュサイズ)は、4mm×2mmの大きさに設定されている。尚、図4は、グリル庫25における扉30を開放させた状態の正面図であり、グリル庫における被調理物出し入れ用の開口の周囲にはグリル庫25の前壁部25Aが設けられている。
前記消炎部材31は、排気路Rの横幅方向全幅にわたる状態で且つ排気路Rの上下方向の途中位置まで斜め方向に延びる状態で設けられ、排気路Rの長手方向に対して直交する方向の横断面積よりも大きな面積を有する状態で、排気路Rの長手方向に対して直交する姿勢に対して傾けた傾斜姿勢で設けられている。すなわち、消炎部材31は、その上端部を基点として、その位置において排気路Rの通路幅が最も狭くなる横断方向(図3に仮想線Lで示す方向)に沿う方向に対して、グリル庫25側に傾斜した斜め姿勢になるように設けられ、極力、消炎機能を発揮する面積が広くなるように構成されている。そして、この消炎部材31の下端側の端部と排気筒27の底部との間で異物通路32を構成するための開口34が形成されている。このように消炎部材31は、
又、グリル庫25からの調理排気を消炎部材31に案内する排気案内部材Aとしての傾斜案内板33が、異物通路32を通して調理排気が流動するのを抑制するように調理排気を案内する形態で、且つ、排気出口28を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている。
つまり、消炎部材31の下端部から前方側つまりグリル庫25側に向かい且つ斜め下方に延びる状態で、横方向に広幅で板状の傾斜案内板33が設けられ、この傾斜案内板33のグリル庫25側の端部は、焼き網26の背部側端部に近い位置であって焼き網26よりも少し下方側に位置する構成となっている。この傾斜案内板33は、平面視で排気出口28とは重複しないように水平方向に位置をずらして設けられており、排気出口28を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている。
そして、排気路Rの底部を構成する排気筒27の下側面27aは、排気出口28から落下侵入してくる異物を受止める位置からグリル庫25に連結されるまでの間の全領域にわたり、グリル庫25に近づくほど下方に位置するような傾斜姿勢となるように構成されている。すなわち、排気筒27の下側面27aが排気出口28を通して落下侵入する異物をグリル庫25内に流下案内する傾斜状の案内面に形成されており、この排気路Rの下側面27aと前記傾斜案内板33とによって、前記排気出口28を通して落下侵入した異物をグリル庫25側に通過させる異物通路32が形成されている。ちなみに、図中の符号T1,T2は温度センサである。
又、排気路Rにおける排気出口28には、前記異物通路32の最も狭い箇所の幅よりも小さく且つ前記消炎部材31の通気孔31aよりも大きい通気孔を多数備えた多孔状の防塵部材35が備えられている。説明を加えると、この防塵部材35は、前記消炎部材31と同じように、多数の通気孔35aが形成された金網であるラス網にて構成されており、排気路Rにおける排気出口28の開口部全領域を覆う状態で設けられている。このラス網は、各通気孔35aの大きさ(メッシュサイズ)は、12mm×6mmの大きさに設定されており、異物通路32の最も狭い箇所の幅である上下方向の幅(約20mm)よりも小さく且つ前記消炎部材31の通気孔31aよりも大きい通気孔となるように構成され、排気抵抗が大きくならずに調理排気の良好に外部に排気されるようにしている。
上記構成によれば、焼き網26に載置された魚等の被調理物が加熱されるときに、被調理物から発生する油等に引火して火炎が発生して、その火炎が調理排気と共に排気路Rを通して排気出口28に向けて案内されて伸びて行くようなことがあっても、そのとき、調理排気は、前記傾斜案内板33によって消炎部材31に向けて案内されるから、その消炎部材31による消炎作用によって火炎が消火されることになる。
又、被調理物の破片、例えば野菜の切屑等の異物が防塵部材35を通過して排気出口28から排気路R内に落下侵入した場合であっても、その異物は傾斜状の案内面に形成されている排気筒27の下側面27aによって異物通路32を通過する状態でグリル庫25内に流下案内されることになる。グリル庫25内に回収された異物は、被調理物出し入れ用の開口を通して取り除くことができる。
ところで、上記構成のガスコンロは、使用を継続すると、被調理物から発生する油煙の付着等、何らかの原因により消炎部材31が目詰りを起こす可能性は否定できない。このように消炎部材31の目詰りの程度が大きくなると、グリルバーナ2の燃焼に支障を来たすが、消炎部材31が目詰りしたとき、消炎部材31の通気抵抗が増加するから、図3に示すように、グリル庫25の温度を検出するために備えられた2つの温度センサT1,T2による検出温度が目詰りが発生していない場合と比較して異なった温度になることから、このことを利用して、前記2つの温度センサT1,T2による検出温度を、消炎部材31に目詰りがない場合の標準状態と比較することで、消炎部材31の目詰りの状態を推定することが可能である。
そして、このように前記2つの温度センサT1,T2による検出温度に基づいて、消炎部材31の目詰りの状態であることが判断されると、ガスコンロ前側面19に備えた表示部にそのことを表示するようにしたり、音声で報知するようにしたり、あるいは、グリルバーナ2の燃焼を停止したりするような構成にしておくと、消炎部材31が目詰りしたような場合に、燃焼異常が発生する前に使用者にメンテナンスを促すことが可能となり、使用上の安全性を高めることができる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、前記消炎部材31が、前記排気路Rにおける上端側部よりも前記加熱室K側に片寄り、且つ、前記排気路Rにおける前記グリル庫25に連なる接続部よりも前記排気出口28側に片寄った箇所としての排気路の長手方向の中間部箇所に設けられて、前記排気筒27の上側部から下方側に向かい且つグリル庫25側に向かう斜め下方に延びる状態で設けられる構成としたが、このような構成に代えて、図5に示すように、前記消炎部材31が、前記排気路Rにおける前記グリル庫25の前記排気用開口25aに連なる箇所に、前記グリル庫25における被調理物の載置部としての焼き網26よりも上方側の空間を遮蔽する縦向き姿勢で設けられる構成としてもよい。このように構成すると、上記実施形態における傾斜案内板33を設けることなく、調理排気のほぼ全量を消炎部材31に案内することが可能となる。
又、上記構成に代えて、前記消炎部材31及び前記排気案内部材Aを次のような各種の形態で実施するものでもよい。
図6に示すように、前記消炎部材31が、前記排気路Rにおける前記グリル庫25の前記排気用開口25aに連なる箇所の排気筒27の上側部から下方側に向かい且つグリル庫25側とは反対の排気出口28側に向かう斜め下方に延びる状態で設けられ、その消炎部材31の下端部からグリル庫25側に向かう斜め下方に延びる状態で、前記排気案内部材Aとして上記実施形態と同様な構成の傾斜案内板40が設けられる構成としてもよい。
前記排気案内部材が、前記消炎部材よりも前記加熱室側に伸びる加熱室側部分と前記消炎部材よりも前記排気出口側に伸びる出口側部分とを備え、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられる構成としてもよい。つまり、図7に示すように、前記排気案内部材Aとして、消炎部材31の下端部に対応する位置からグリル庫25側に伸びる加熱室側部分と、消炎部材31の下端部に対応する位置から排気出口28側に伸びる出口側部分とを一連に備える傾斜案内板46を設ける構成としてもよい。このように構成すると、異物通路32の通路長さをより長くすることができ、グリル庫25内で発生した火炎が異物通路32内に侵入した場合であっても、異物通路32の壁への伝熱による消炎効果がより大きくなり、排気出口28から外へ炎がでることを抑える効果がより高くなる。又、傾斜案内板46は、平面視で排気出口28とは重複しないように水平方向に位置をずらして設けられており、排気出口28を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている。
又、図8に示すように構成するものでもよい。すなわち、前記消炎部材31が、前記排気路Rにおける前記グリル庫25の前記排気用開口25aに連なる箇所に、その下端部が焼き網26よりも上方に位置するように縦向き姿勢で設けられ、且つ、前記排気案内部材Aとして、その消炎部材31の下端部から後方側に向けて水平方向に伸びる水平部分41aと、排気筒27の下側面27aとの間にて前記異物通路32を形成するための斜め姿勢部分41bとからなる案内部材41を備える構成である。この構成では、案内部材41に水平部分41aが存在して異物が載置されると堆積するおそれはあるが、この案内部材41は、排気出口28に対して平面視にて重複しないように水平方向に位置がずれることによって、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられることになる。
そして、この実施形態では、前記消炎部材31が、例えばセラミック等からなる格子状に形成された多孔状体に、例えば白金やパラジウム等の貴金属からなる酸化触媒を担持させる構成となっている。このように酸化触媒を担持することで、火炎の消炎機能を発揮するとともに、調理排気が通過するときに、調理排気に含まれる臭い成分や未燃成分等を酸化処理して調理排気を浄化させることができる構成となっている。
(2)上記実施形態では、前記排気路Rが上方側ほど前記グリル庫25から離れる傾斜状に形成される構成としたが、このような構成に代えて、例えば、図9に示すように構成するものでもよい。
すなわち、グリル庫25の背部に仕切壁42によって上部側が仕切られ且つ仕切壁42の下方側に形成された通過孔43を通して調理排気が案内される状態で排気室44が形成され、その排気室44内に上下方向に沿う状態で排気路Rが形成され、このような上下方向に沿って伸びる排気路Rの途中部に、排気出口28から落下侵入した異物を受止め滞留させないように傾斜させた状態で排気路Rの一側面から他側面に向けて片持ち状に突出させる状態で消炎部材31を備える構成である。そして、排気路Rの他側面には、前記排気案内部材Aとして、排気出口28から落下侵入した異物を下方に向けて流下案内させる上側案内面45aと、グリル庫25からの調理排気を前記消炎部材31に向けて流動案内する下側案内面45bとを備えた案内部材45を備える構成としている。この実施形態では、消炎部材31と案内部材45との間に異物通路を構成するための開口が形成されている。
又、このような構成に限らず、図10に示すように、一対の消炎部材31を上下方向に位置をずらして互いに逆方向に片持ち状に斜め下方に向かう状態で突出させることで、落下侵入した異物を排気室44の下端部まで落下案内させることができ、且つ、グリル庫25からの調理排気が消炎部材31に案内されるように構成するものでもよい。この実施形態では、一対の消炎部材31の間に異物通路を構成するための開口が形成されている。
(3)上記実施形態では、前記消炎部材として、各通気孔の大きさ(メッシュサイズ)が4mm×2mmのラス網を1枚用いる構成としているが、この構成に代えて、各通気孔の大きさ(メッシュサイズ)が6mm×3mmのラス網を排気流動方向に沿って適宜間隔をあけて2枚配備する構成としてもよい。本出願人の実験によれば、このように構成すると、各通気孔の大きさ(メッシュサイズ)が4mm×2mmのラス網を1枚用いる構成に較べて、通気抵抗が小さいにもかかわらず同等の消炎効果が得られることが確認されている。
(4)前記消炎部材としては、ラス網にて構成されるものや格子状のセラミックスにて構成されるものに限らず、例えば、帯板状の金属板を波板状に折り曲げたものを通気孔を形成するように適宜間隔をあけて重ね合わせたものを用いる等、各種の形態で実施することができる。
(5)上記実施形態では、前記排気出口に防塵部材を備える構成としたが、このような防塵部材を備えない構成としてもよい。
(6)上記実施形態では、被調理物を加熱するための加熱手段として、ガス燃焼式のバーナを用いるようにしたが、加熱手段としては、ガスバーナに代えて、電気ヒータを用いるものや電磁誘導加熱により加熱する構成のもの等、各種の構成のものを用いることができる。
コンロの斜視図 制御ブロック図 グリルの縦断側面図 グリルの縦断正面図 別実施形態のグリルの縦断側面図 別実施形態のグリルの縦断側面図 別実施形態のグリルの縦断側面図 別実施形態のグリルの縦断側面図 別実施形態のグリルの縦断側面図 別実施形態のグリルの縦断側面図
符号の説明
2 加熱手段
25a 排気用開口
26 載置部
28 排気出口
31 消炎部材
32 異物通路
A 排気案内部材
K 加熱室
R 排気路

Claims (9)

  1. 被調理物を加熱するための加熱手段を備えた加熱室に連設されて調理排気を上方の排気出口に案内する上下方向に沿う姿勢の排気路と、
    その排気路の内部に設置される多孔状の消炎部材とが設けられた加熱調理器であって、
    前記消炎部材が、前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄った箇所に、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられ、
    前記排気路内における前記消炎部材の設置箇所に、前記排気出口を通して落下侵入した異物を前記加熱室側に通過させる異物通路が形成されている加熱調理器。
  2. 前記加熱室からの調理排気を前記消炎部材に案内する排気案内部材が、前記異物通路を通して調理排気が流動するのを抑制するように調理排気を案内する形態で、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記排気路が、上方側ほど前記加熱室から離れる傾斜姿勢に形成されて、
    前記消炎部材が、前記排気路における底部側に前記異物通路を構成するための開口を形成する状態で前記排気路を横断する形態で設けられている請求項1又は2記載の加熱調理器。
  4. 前記排気案内部材が、前記消炎部材よりも前記加熱室側に伸びる加熱室側部分と前記消炎部材よりも前記排気出口側に伸びる出口側部分とを備え、且つ、前記排気出口を通して落下侵入した異物を受止め滞留させない状態で設けられている請求項3記載の加熱調理器。
  5. 前記消炎部材が、前記排気路における上端側部よりも前記加熱室側に片寄り、且つ、前記排気路における前記加熱室に連なる接続部よりも前記排気出口側に片寄った箇所に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記消炎部材が、前記排気路の長手方向に対して直交する方向の横断面積よりも大きな面積を有する状態で、前記排気路の長手方向に対して直交する姿勢に対して傾けた傾斜姿勢で設けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記排気路が、前記加熱室の背部における上下方向に沿う排気用開口に連なる状態で設けられ、
    前記消炎部材が、前記排気路における前記加熱室の前記排気用開口に連なる箇所に、前記加熱室における被調理物の載置部よりも上方の空間を遮蔽する縦向き姿勢で設けられている請求項1記載の加熱調理器。
  8. 前記排気出口に、前記異物通路の最も狭い箇所の幅よりも小さく且つ前記消炎部材の通気孔よりも大きい通気孔を多数備えた多孔状の防塵部材が備えられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記消炎部材が、酸化触媒を担持させた多孔状体にて構成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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