JP2008193668A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグ等、無線でデータの送受信を行い、かつ搬送波を利用して内部で電力の生成を行う半導体装置において、搬送波の受信電力が下がった場合にも所望の電源電圧を生成することができる半導体装置の提供を課題とする。
【解決手段】複数の容量部によって形成された保持容量部において、前記複数の容量部の接続を並列接続した状態で充電を行い、回路動作の際にはそのときに必要とされる電源電圧に応じて、前記複数の容量部の一部もしくは全てを直列接続として高電圧を取り出す。これにより、搬送波の受信電力が下がった際、つまりはタグとリーダ/ライタの距離が離れた際にもタグ内部の回路動作に必要な電圧を保証することが出来るため、通信距離の向上に大きく寄与する。同時に、タグ内で高い駆動電圧を必要とする回路にも良好な電源供給を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信を行う半導体装置に関する。
近年、電磁界又は電波等の無線通信を利用した個体識別技術が注目を集めている。特に、無線通信によりデータの交信を行う半導体装置として、RFID(Radio Frequency Identification)タグを利用した個体識別技術が注目を集めている。RFIDタグ(以下、単にRFIDという)は、IC(Integrated Circuit)タグ、ICチップ、RFタグ、無線タグ、電子タグとも呼ばれる。RFIDを用いた個体識別技術は、個々の対象物の生産、管理等に役立てられ始めており、個体認証への応用も期待されている。
RFIDは、タグとリーダ/ライタ間のデータ送受信に伴う回路動作に必要な電源をタグ自身が有しているアクティブタイプ(能動タイプ)のRFIDと、外部からの電波又は電磁波(搬送波)の電力を利用して、タグ内で電力を生成して駆動するパッシブタイプ(受動タイプ)のRFIDとの二つのタイプに分けることができる(アクティブタイプに関しては特許文献1、パッシブタイプに関しては特許文献2を参照)。このうち、アクティブタイプのRFIDにおいては、RFIDを駆動するための電源を内蔵しており、電源として電池を備えている。また、パッシブタイプにおいては、RFIDを駆動するための電力を外部からの電波又は電磁波(搬送波)の電力を利用して作り出し、電池を備えることのない構成を実現している。
特開2005−316724号公報 特表2006−503376号公報
パッシブ型のRFIDタグにおいては、図2に示すように、リーダ/ライタ201から供給される交流の搬送波202をRFIDタグ203内のアンテナ204にて受信することで交流電圧が生成され、該交流電圧が整流回路部205によって直流電圧に変換されることによって電力が生成され、さらに保持容量部206に電荷を保持することで、該電力をRFIDタグ203内の機能部207の駆動電源としている。
しかし問題として、整流回路部205にて、直流電圧に変換する際には少なからずロスを生ずる。また、タグ内部で高い電圧を得たい場合には、搬送波の受信電力を高める必要があるが、これとタグとリーダ/ライタの距離とはトレードオフの関係にある。さらに、搬送波の受信電力が十分に高い場合、整流回路部205を構成するトランジスタは、それに見合った耐圧が要求されるため、絶縁膜厚を厚くする等の対策が必要となるが、このようなトランジスタを使用すると、搬送波の受信電力が下がった場合、具体的にはタグとリーダ/ライタの距離が離れた場合には、十分な電圧が生成できなくなるといった欠点が生ずる。
RFIDタグは、鉄道等の運賃前払いシステム(SUICA(登録商標)等)のように、セキュリティ面での都合から密着状態での送受信が求められるものに限らず、タグとリーダ/ライタ間での通信距離向上が求められる用途も十分に考えられる。通信距離を向上させるには、当然のことながら搬送波の受信電力が低い環境においても、タグ内部の回路動作に十分な電圧の生成が実現されなければならない。
本発明は、上述の課題を鑑み、搬送波の受信電力が下がった場合にも所望の電源電圧を生成することができる半導体装置の提供を課題とする。
本発明の半導体装置は、交流の搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧から直流電圧を生成する整流回路と、前記生成した直流電圧を保持する保持容量部とを有し、前記保持容量部は、複数の容量部と、前記複数の各容量部が有する電極間に設けられた複数のスイッチング手段とを有し、前記複数のスイッチング手段の各々をオンまたはオフの状態に制御することで、前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替えることを特徴としている。
本発明の半導体装置は、交流の搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧から直流電圧を生成する整流回路と、前記生成した直流電圧を保持する保持容量部と、受信した前記搬送波に含まれる命令に応じて処理を行う機能部とを有し、前記保持容量部は、複数の容量部と、前記複数の容量部が有する電極間に設けられた複数のスイッチング手段とを有し、前記複数のスイッチング手段の各々をオンまたはオフの状態に制御することで、前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替え、前記保持容量部に電荷の蓄積を行う期間においては前記第1のモードをとり、前記保持容量部に蓄積された電荷によって、前記機能部の駆動を行う期間においては、前記第2のモードをとることを特徴としている。
前述した本発明の半導体装置においては、前記整流回路、前記保持容量部または前記機能部は、薄膜トランジスタを用いて構成されていても良い。
本発明の半導体装置は、交流の搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧から直流電圧を生成する整流回路と、前記生成した直流電圧を保持する第1および第2の保持容量部と、受信した前記搬送波に含まれる命令に応じて処理を行う第1の機能部と、前記第1の機能部よりも高い駆動電圧を要求する第2の機能部とを有し、前記第2の保持容量部は、複数の容量部と、前記複数の容量部が有する電極間に設けられた複数のスイッチング手段とを有し、前記複数のスイッチング手段の各々をオンまたはオフの状態に制御することで、前記第2の保持容量部が有する前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記第2の保持容量部が有する前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替え、前記第1の機能部の駆動には、前記第1の保持容量部から得られる電力を用い、前記第2の機能部の駆動には、前記第2の保持容量部を前記第2のモードとして得られる電力を用いることを特徴としている。
前述した本発明の半導体装置においては、前記整流回路、前記第1の保持容量部、前記第2の保持容量部、前記第1の機能部または前記第2の機能部は、薄膜トランジスタを用いて構成されていても良い。
さらに、前述した本発明の半導体装置においては、前記第2の機能部としては、書き換え可能なメモリ素子群等が挙げられる。
本発明の半導体装置により、複数の容量部によって形成された保持容量部において、前記複数の容量部の接続を並列接続した状態で充電を行い、回路動作の際にはそのときに必要とされる電源電圧に応じて、前記複数の容量部の一部もしくは全てを直列接続として高電圧を取り出すことを可能とする。これにより、搬送波の受信電力が下がった際、つまりはタグとリーダ/ライタの距離が離れた際にもタグ内部の回路動作に必要な電圧を保証することが出来るため、通信距離の向上に大きく寄与する。
また、タグ内部に、従来は内蔵することのできなかった、動作に高電圧を必要とする回路群を内蔵することも可能となり、タグの高機能化にも大きく寄与する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。ただし、本発明は以下の説明によって狭義に限定されるものではなく、本発明の趣旨およびその範囲から逸脱することなくその形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同一のものを指す符号は異なる図面間で共通して用いる場合がある。
タグとリーダ/ライタ間での送受信に用いられる搬送波の周波数は、125kHz、13.56MHz、915MHz、2.45GHzなどがあり、それぞれISO規格などで設定される。勿論、アンテナとリーダ/ライタ間で送受信される搬送波の周波数はこれに限定されず、例えばサブミリ波である300GHz〜3THz、ミリ波である30GHz〜300GHz、マイクロ波である3GHz〜30GHz、極超短波である300MHz〜3GHz、超短波である30MHz〜300MHz、短波である3MHz〜30MHz、中波である300kHz〜3MHz、長波である30kHz〜300kHz、及び超長波である3kHz〜30kHzのいずれの周波数も用いることができる。
搬送波の変調方式は、アナログ変調であってもデジタル変調であってもよく、振幅変調、位相変調、周波数変調、及びスペクトラム拡散のいずれであってもよい。好ましくは、振幅変調又は周波数変調にするとよい。
本発明に用いることのできるアンテナの形状については特に限定されない。そのため、伝送方式は、電磁結合方式、電磁誘導方式又は電波方式、光方式等を用いることができる。伝送方式は、実施者が使用用途を考慮して適宜選択すればよく、伝送方式に伴って最適な長さ及び形状を有するアンテナを設ければよい。本発明では信号の伝送方式として、電波方式を用いることができ、更にはマイクロ波方式を用いることができる。
伝送方式として電磁結合方式又は電磁誘導方式(例えば、13.56MHz帯)を適用する場合には、電界密度の変化による電磁誘導を利用するため、アンテナとして機能する導電膜を輪状(例えば、ループアンテナ)又はらせん状(例えば、スパイラルアンテナ)に形成する。
伝送方式として電波方式の一種であるマイクロ波方式(例えば、UHF帯(860〜960MHz帯)又は2.45GHz帯等)を適用する場合には、信号の伝送に用いる電波の波長を考慮してアンテナとして機能する導電膜の長さや形状を適宜設定すればよい。アンテナとして機能する導電膜を例えば、線状(例えば、ダイポールアンテナ)、平坦な形状(例えば、パッチアンテナ)等に形成することができる。また、アンテナとして機能する導電膜の形状は線状に限られず、電磁波の波長を考慮して曲線状や蛇行形状又はこれらを組み合わせた形状で設けてもよい。
図1(A)に、本発明の一実施形態を示す。ここでは、本発明の半導体装置の代表的な例としてRFIDタグを挙げる。このRFIDタグ203は、アンテナ204、整流回路部205、保持容量部206、機能部207を有し、保持容量部206は、複数の容量部101〜106に分割されている。容量部101〜106の各々の電極間には、それぞれスイッチ107を有する。また、整流回路部205と保持容量部206との間には、スイッチ108を配しても良いし、保持容量部206と機能部207との間には、スイッチ109を配しても良い。
容量部101〜106の各々の電極間に設けられたスイッチ107のオンとオフを所望の状態に制御することで、容量部101〜106の接続状態を切り替えることができる。以下に、その態様につき具体的に説明する。
図1(B)は、容量部101〜106を、全て並列接続した状態を示している。このとき、容量部101〜106のそれぞれが、c1〜c6の容量値を有する。説明を簡単にするため、ここではc1=c2=c3=c4=c5=c6とする。整流回路によって、交流電圧の整流を行い、直流電圧を得る。このとき、容量部101〜106は並列接続されているので、総容量値C=c1+c2+c3+c4+c5+c6の保持容量部206に、電圧Vが保持される。
このように、容量部101〜106が並列接続された状態では、放電時、電圧Vが直流電源として、他の回路の駆動に用いられる。
一方、図1(B)に示した状態から、スイッチ107のオンとオフを切り替え、容量部101〜106の接続状態を図1(C)の状態とする。このとき、容量部101〜106は直列接続となるが、容量部101〜106においては、容量値c1、c2、c3、c4、c5、c6の保持容量に、それぞれ電圧Vが保持されているので、この状態から放電を開始すると、電圧6×Vの直流電源として用いることができる。勿論、図1(B)の状態からの放電に比べ、総電荷量Cは変わらないから、取り出すことの出来る電流値は1/6になる。従って、図1(B)に比べ、回路を駆動するに十分な電圧を保持できる時間は短くなるが、より高い駆動電圧を必要とする回路の駆動が可能となる。
一方、リーダ/ライタからの搬送波の受信電力が下がった場合、つまり整流回路部205が十分な電圧を吐き出すことが出来ず、保持容量部206での電圧Vが十分に得られない場合であっても、この手法によって回路動作に十分な電圧を得ることが出来る。例えばRFIDタグ等の場合、データの送受信時のみ電圧が保証されれば良いので、例え電圧を保持できる時間が短くても、十分使用に耐えうる。
スイッチ108、109の制御については、例えば図1(A)において、保持容量部206の高電位側のノードの電位を取得し、コンパレータ等で比較を行うことで、ある電位を下回った場合に、容量部101〜106の一部あるいは全てを直列接続とするようにスイッチングを行うなどといった方法が挙げられる。容量部101〜106の一部あるいは全てを直列接続とすることにより、保持容量部206の高電位側のノードの電位は上昇するので、電位を取得している部分は遮断し、直ちに並列接続に戻らないようにする等の対策は必要である。
なお、スイッチ108、109については、充電時、放電時を通じて容量部101〜106を並列接続として用いる際には常時ONで構わないが、放電時に直列接続して電力の供給が必要な部位がある場合には、充電時にはスイッチ108をON、スイッチ109をOFFとして機能部207を切り離しておき、放電時にはスイッチ108をOFF、スイッチ109をONとして、整流回路部205を切り離しておくのが好ましい。
また、ここでは、容量部101〜106それぞれの容量値が等しいとして説明してきたが、特にこの限りではない。また、本実施の形態においては、複数設けられた容量部101〜106の全てをスイッチによって接続の切り替えを行っているが、一部の容量部のみ直列接続として高電圧駆動部への電力供給に用い、他の容量部は並列接続、もしくは単独で、低電圧駆動部への電力供給として用いる構成としても良い。
また、図1(A)〜図1(C)には特に図示していないが、容量部101〜106の接続を制御するスイッチ107、およびスイッチ108、109の駆動用電源として、保持容量部206と並列に、保持容量部を追加して設けても良い。
(実施の形態2)
本実施形態においては、本発明の半導体装置を用いたICカードの構成例について、図3を用いて説明する。
RFIDタグを有するICカード300は、リーダ/ライタ301との間で、各種規格に応じた周波数を有する搬送波302によりデータの送受信を行う。リーダ/ライタ301から出力される搬送波302は、アンテナ303を有する共振回路304に入力される。共振回路304は整流回路、保持容量等を有し、整流回路によって、搬送波302を受信することで生成される交流電圧から直流電圧が生成される。生成された直流電圧は、保持容量で平滑化、保持される。
クロック生成回路305は、搬送波302を受信することで生成される交流電圧が入力され、分周する等によって所望の周波数を有するクロック信号を生成し、内部回路の動作用クロック信号として供給する。
また、搬送波302には、ICカード300に送信するデータが、その振幅、または周波数等に変調をかける形で格納されており、変調/復調回路306によってデジタル信号に復調される。またこの変調/復調回路は、ICカード300からリーダ/ライタ301に応答を返す際、出力すべきデジタル信号を変調して、搬送波302に載せる機能も有している。
点線枠307は、内部で命令の処理を行うロジック回路308、ICカード固有のID等が格納されているマスクROM部309、情報の更新を可能とする書き換え型メモリ部310を有する機能回路部である。
書き換え型メモリ部310は、リーダ/ライタ301からの命令受信によって書き込み、読み出しが出来るのが好ましく、かつ、リーダ/ライタ301からの信号を受信していない期間にも情報を保持しておくといった不揮発性が要求されるため、EEPROMのような電気的に書き込み/消去が可能なメモリを用いるのが好適である。EEPROMは一般に、書き込み時に比較的高い電源電圧を必要とするため、本発明の半導体装置を用いることで、搬送波302を受信することで生成される交流電圧を、整流することで得られる通常の直流電圧よりも高い電圧を確保し、書き込みを実行することが出来る。
この場合も、実施の形態1と同様、図1(A)におけるスイッチ108、109の制御により、保持容量部206において、容量部101〜106の一部あるいは全てを直列接続として高電位を得るが、本実施形態においては、書き換え型メモリ部310への書き込み動作を開始するためのフラグとなる信号を利用し、スイッチ108、109の制御を行えば良い。
一方、このように周辺の機能部よりも高い駆動電圧を必要とする部分を持たない場合には、リーダ/ライタからの搬送波の受信電力が下がった場合、つまり図2において整流回路部205が十分な電圧を吐き出すことが出来ず、保持容量部206での電圧Vが十分に得られない場合に、本発明の半導体装置を用いることで、回路動作に十分な電圧を得ることが出来る。
なお、共振回路304内に設けられる保持容量は、図7に示すように、通常の並列接続のみで用いる第1の保持容量部701と、並列接続と直列接続の切り替えが可能な第2の保持容量部702とに分けて実装し、整流回路部700によって両者の充電を行った後、両者を完全に独立させた構成で、第1の保持容量部701をロジック回路308の駆動、マスクROM部309の読み出しに伴う電源、第2の保持容量部702を書き換え型メモリ部310の書き込み電源の供給に用いても良い。両者を完全に独立させることで、書き換え型メモリ部310の書き込みを行うのと並行して、ロジック回路308の駆動と、マスクROM部309の読み出しとを安定して行うことができる。
或いは、ロジック回路308の駆動、マスクROM部309、書き換え型メモリ部310からの読み出し動作を行う際には、第2の保持容量部702が有する複数の容量部を並列接続して第1の保持容量部701と組み合わせて電力を供給し、書き換え型メモリ部310への書き込みが必要になった時には、第2の保持容量部702が有する複数の容量部を直列接続して書き込み電圧を確保、供給し、第1の保持容量部701は並列接続のまま、ロジック回路308の駆動、マスクROM部309の読み出しに伴う電力の供給を行っても良い。
本実施例においては、上記実施の形態で示した半導体装置の作製方法の一例に関して、図面を参照して説明する。ここでは、機能部、整流回路、電源回路等を有するアナログ部等の回路に含まれる素子を同一基板上に薄膜トランジスタを用いて設ける場合について説明する。また、蓄電手段を薄膜トランジスタ型の容量素子で設ける場合について説明する。もちろん、薄膜トランジスタ型の容量素子の代わりに小型の二次電池等で設けた構成とすることも可能である。
まず、基板1301の一表面に下地膜として機能する絶縁膜1304と半導体膜1305(例えば、非晶質シリコンを含む膜)を積層して形成する(図4(A)参照)。なお、絶縁膜1304および半導体膜1305は、連続して形成することができる。
基板1301は、ガラス基板、石英基板、ステンレス等の金属基板、セラミック基板、Si基板等の半導体基板、SOI(Silicon on Insulator)基板等などから選択されるものである。他にもプラスチック基板として、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)、アクリルなどの基板を選択することもできる。
絶縁膜1304は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン(SiOx)、窒化シリコン(SiNx)、酸化窒化シリコン(SiOxNy)(x>y>0)、窒化酸化シリコン(SiNxOy)(x>y>0)等の絶縁材料を用いて形成する。例えば、絶縁膜1304を2層構造とする場合、第1層目の絶縁膜として窒化酸化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として酸化窒化シリコン膜を形成するとよい。また、第1層目の絶縁膜として窒化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として酸化シリコン膜を形成してもよい。絶縁膜1304は基板1301からその上に形成される素子に不純物元素が混入するのを防ぐブロッキング層として機能する。このように、ブロッキング層として機能する絶縁膜1304を形成することによって、基板1301からNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が、この上に形成する素子に悪影響を与えることを防ぐことができる。なお、基板1301として石英を用いるような場合には絶縁膜1304を省略してもよい。
非晶質半導体膜1305は、スパッタリング法、LPCVD法、プラズマCVD法等により、25〜200nm(好ましくは30〜150nm)の厚さで形成する。
次に、非晶質半導体膜1305にレーザー光を照射して結晶化を行う。なお、レーザー光の照射と、RTA又はファーネスアニール炉を用いる熱結晶化法と、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化法とを組み合わせた方法等により非晶質半導体膜1305の結晶化を行ってもよい。その後、得られた結晶質半導体膜を所望の形状にエッチングして、結晶質半導体膜1305a〜結晶質半導体膜1305fを形成し、当該半導体膜1305a〜1305fを覆うようにゲート絶縁膜1306を形成する(図4(B)参照)。
ゲート絶縁膜1306は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン等の絶縁材料を用いて形成する。例えば、ゲート絶縁膜1306を2層構造とする場合、第1層目の絶縁膜として酸化窒化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として窒化酸化シリコン膜を形成するとよい。また、第1層目の絶縁膜として酸化シリコン膜を形成し、第2層目の絶縁膜として窒化シリコン膜を形成してもよい。
結晶質半導体膜1305a〜1305fの作製工程の一例を以下に簡単に説明すると、まず、プラズマCVD法を用いて、膜厚50〜60nmの非晶質半導体膜を形成する。次に、結晶化を助長する金属元素であるニッケルを含む溶液を非晶質半導体膜上に保持させた後、非晶質半導体膜に脱水素化の処理(500℃、1時間)と、熱結晶化の処理(550℃、4時間)を行って結晶質半導体膜を形成する。その後、レーザー光を照射し、フォトリソグラフィ法を用いることよって結晶質半導体膜1305a〜1305fを形成する。なお、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化を行わずに、レーザー光の照射だけで非晶質半導体膜の結晶化を行ってもよい。
結晶化に用いるレーザー発振器としては、連続発振型のレーザービーム(CWレーザービーム)やパルス発振型のレーザービーム(パルスレーザービーム)を用いることができる。ここで用いることができるレーザービームは、Arレーザー、Krレーザー、エキシマレーザーなどの気体レーザー、単結晶のYAG、YVO、フォルステライト(MgSiO)、YAlO、GdVO、若しくは多結晶(セラミック)のYAG、Y、YVO、YAlO、GdVOに、ドーパントとしてNd、Yb、Cr、Ti、Ho、Er、Tm、Taのうち1種または複数種添加されているものを媒質とするレーザー、ガラスレーザー、ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、Ti:サファイアレーザー、銅蒸気レーザーまたは金蒸気レーザーのうち一種または複数種から発振されるものを用いることができる。このようなレーザービームの基本波、及びこれらの基本波の第2高調波から第4高調波のレーザービームを照射することで、大粒径の結晶を得ることができる。例えば、Nd:YVOレーザー(基本波1064nm)の第2高調波(532nm)や第3高調波(355nm)を用いることができる。このときレーザーのパワー密度は0.01〜100MW/cm程度(好ましくは0.1〜10MW/cm)が必要である。そして、走査速度を10〜2000cm/sec程度として照射する。なお、単結晶のYAG、YVO、フォルステライト(MgSiO)、YAlO、GdVO、若しくは多結晶(セラミック)のYAG、Y、YVO、YAlO、GdVOに、ドーパントとしてNd、Yb、Cr、Ti、Ho、Er、Tm、Taのうち1種または複数種添加されているものを媒質とするレーザー、Arイオンレーザー、またはTi:サファイアレーザーは、連続発振をさせることが可能であり、Qスイッチ動作やモード同期などを行うことによって10MHz以上の発振周波数でパルス発振をさせることも可能である。10MHz以上の発振周波数でレーザービームを発振させると、半導体膜がレーザーによって溶融してから固化するまでの間に、次のパルスが半導体膜に照射される。従って、発振周波数が低いパルスレーザーを用いる場合と異なり、半導体膜中において固液界面を連続的に移動させることができるため、走査方向に向かって連続的に成長した結晶粒を得ることができる。
また、ゲート絶縁膜1306は、半導体膜1305a〜1305fに対し前述の高密度プラズマ処理を行い、表面を酸化又は窒化することで形成しても良い。例えば、He、Ar、Kr、Xeなどの希ガスと、酸素、酸化窒素(NO)、アンモニア、窒素、水素などの混合ガスを導入したプラズマ処理で形成する。この場合のプラズマの励起は、マイクロ波の導入により行うと、低電子温度で高密度のプラズマを生成することができる。この高密度プラズマで生成された酸素ラジカル(OHラジカルを含む場合もある)や窒素ラジカル(NHラジカルを含む場合もある)によって、半導体膜の表面を酸化又は窒化することができる。
このような高密度プラズマを用いた処理により、1〜20nm、代表的には5〜10nmの絶縁膜が半導体膜に形成される。この場合の反応は、固相反応であるため、当該絶縁膜と半導体膜との界面準位密度はきわめて低くすることができる。このような、高密度プラズマ処理は、半導体膜(結晶性シリコン、或いは多結晶シリコン)を直接酸化(若しくは窒化)するため、形成される絶縁膜の厚さは理想的には、ばらつきをきわめて小さくすることができる。加えて、結晶性シリコンの結晶粒界でも酸化が強くされることがないため、非常に好ましい状態となる。すなわち、ここで示す高密度プラズマ処理で半導体膜の表面を固相酸化することにより、結晶粒界において異常に酸化反応をさせることなく、均一性が良く、界面準位密度が低い絶縁膜を形成することができる。
ゲート絶縁膜1306は、高密度プラズマ処理によって形成される絶縁膜のみを用いても良いし、それにプラズマや熱反応を利用したCVD法で酸化シリコン、酸窒化シリコン、窒化シリコンなどの絶縁膜を堆積し、積層させても良い。いずれにしても、高密度プラズマで形成した絶縁膜をゲート絶縁膜の一部又は全部に含んで形成されるトランジスタは、特性のばらつきを小さくすることができる。
また、半導体膜1305に対し、連続発振レーザー若しくは10MHz以上の周波数で発振するレーザービームを照射しながら一方向に走査して結晶化させて得られた半導体膜1305a〜1305fは、そのビームの走査方向に結晶が成長する特性がある。その走査方向をチャネル長方向(チャネル形成領域が形成されたときにキャリアが流れる方向)に合わせてトランジスタを配置し、上記ゲート絶縁膜を組み合わせることで、特性ばらつきが小さく、しかも電界効果移動度が高い薄膜トランジスタ(TFT)を得ることができる。
なお、本実施例においては、半導体膜1305fを容量素子の電極として利用するため、当該半導体膜1305fに不純物元素を導入する。具体的には、ゲート絶縁膜1306の形成前または形成後に、半導体膜1305a〜1305eをレジストで覆い、イオンドープ方またはイオン注入法により半導体膜1305fにn型またはp型を示す不純物元素を選択的に導入することができる。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、n型を付与する不純物元素としてリン(P)を用い、半導体膜1305fに選択的に導入する。
次に、ゲート絶縁膜1306上に、第1の導電膜と第2の導電膜とを積層して形成する。ここでは、第1の導電膜は、CVD法やスパッタリング法等により、20〜100nmの厚さで形成する。第2の導電膜は、100〜400nmの厚さで形成する。第1の導電膜と第2の導電膜は、タンタル(Ta)、タングステン(W)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、銅(Cu)、クロム(Cr)、ニオブ(Nb)等から選択された元素又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で形成する。または、リン等の不純物元素をドーピングした多結晶シリコンに代表される半導体材料により形成する。第1の導電膜と第2の導電膜の組み合わせの例を挙げると、窒化タンタル膜とタングステン膜、窒化タングステン膜とタングステン膜、窒化モリブデン膜とモリブデン膜等が挙げられる。タングステンや窒化タンタルは、耐熱性が高いため、第1の導電膜と第2の導電膜を形成した後に、熱活性化を目的とした加熱処理を行うことができる。また、2層構造ではなく、3層構造の場合は、モリブデン膜とアルミニウム膜とモリブデン膜の積層構造を採用するとよい。
次に、フォトリソグラフィ法を用いてレジストからなるマスクを形成し、ゲート電極とゲート線を形成するためのエッチング処理を行って、半導体膜1305a〜1305fの上方にゲート電極1307を形成する。ここでは、ゲート電極1307として、第1の導電膜1307aと第2の導電膜1307bの積層構造で設けた例を示している。
次に、ゲート電極1307をマスクとして半導体膜1305a〜1305fに、イオンドープ法またはイオン注入法により、n型を付与する不純物元素を低濃度に添加し、その後、フォトリソグラフィ法によりレジストからなるマスクを選択的に形成して、p型を付与する不純物元素を高濃度に添加する。n型を示す不純物元素としては、リン(P)やヒ素(As)等を用いることができる。p型を示す不純物元素としては、ボロン(B)やアルミニウム(Al)やガリウム(Ga)等を用いることができる。ここでは、n型を付与する不純物元素としてリン(P)を用い、1×1015〜1×1019/cmの濃度で含まれるように半導体膜1305a〜1305fにゲート電極1307をマスクとして選択的に導入し、n型を示す不純物領域1308を形成する。続いて、半導体膜1305a、1305b、1305d、1305fをレジストで覆い、p型を付与する不純物元素としてボロン(B)を用い、1×1019〜1×1020/cmの濃度で含まれるように選択的に半導体膜1305c、1305eに導入し、p型を示す不純物領域1309を形成する(図4(C)参照)。
続いて、ゲート絶縁膜1306とゲート電極1307を覆うように、絶縁膜を形成する。絶縁膜は、プラズマCVD法やスパッタリング法等により、シリコン、シリコンの酸化物又はシリコンの窒化物の無機材料を含む膜や、有機樹脂などの有機材料を含む膜を、単層又は積層して形成する。次に、絶縁膜を、垂直方向を主体とした異方性エッチングにより選択的にエッチングして、ゲート電極1307の側面に接する絶縁膜1310(サイドウォールともよばれる)を形成する。絶縁膜1310は、LDD(Lightly Doped drain)領域を形成する際のドーピング用のマスクとして用いる。
続いて、フォトリソグラフィ法により形成したレジストからなるマスクと、ゲート電極1307および絶縁膜1310をマスクとして用いて、半導体膜1305a、1305b、1305d、1305fにn型を付与する不純物元素を高濃度に添加して、n型を示す不純物領域1311を形成する。ここでは、n型を付与する不純物元素としてリン(P)を用い、1×1019〜1×1020/cmの濃度で含まれるように半導体膜1305a、1305b、1305d、1305fに選択的に導入し、不純物領域1308より高濃度のn型を示す不純物領域1311を形成する。
以上の工程により、nチャネル型薄膜トランジスタ1300a、1300b、1300dと、pチャネル型薄膜トランジスタ1300c、1300eと、容量素子1300fが形成される(図4(D)参照)。
nチャネル型薄膜トランジスタ1300aは、ゲート電極1307と重なる半導体膜1305aの領域にチャネル形成領域が形成され、ゲート電極1307及び絶縁膜1310と重ならない領域にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1311が形成され、絶縁膜1310と重なる領域であってチャネル形成領域と不純物領域1311の間に低濃度不純物領域(LDD領域)が形成されている。また、nチャネル型薄膜トランジスタ1300b、1300dも同様にチャネル形成領域、低濃度不純物領域及び不純物領域1311が形成されている。
pチャネル型薄膜トランジスタ1300cは、ゲート電極1307と重なる半導体膜1305cの領域にチャネル形成領域が形成され、ゲート電極1307と重ならない領域にソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1309が形成されている。また、pチャネル型薄膜トランジスタ1300eも同様にチャネル形成領域及び不純物領域1309が形成されている。なお、ここでは、pチャネル型薄膜トランジスタ1300c、1300eには、LDD領域を設けていないが、pチャネル型薄膜トランジスタにLDD領域を設けてもよいし、nチャネル型薄膜トランジスタにLDD領域を設けない構成としてもよい。
次に、半導体膜1305a〜1305f、ゲート電極1307等を覆うように、絶縁膜を単層または積層して形成し、当該絶縁膜上に薄膜トランジスタ1300a〜1300eのソース領域又はドレイン領域を形成する不純物領域1309、1311、容量素子1300fの一方の電極と電気的に接続する導電膜1313を形成する(図5(A)参照)。絶縁膜は、CVD法、スパッタ法、SOG法、液滴吐出法、スクリーン印刷法等により、シリコンの酸化物やシリコンの窒化物等の無機材料、ポリイミド、ポリアミド、ベンゾシクロブテン、アクリル、エポキシ等の有機材料やシロキサン材料等により、単層または積層で形成する。ここでは、当該絶縁膜を2層で設け、1層目の絶縁膜1312aとして窒化酸化シリコン膜で形成し、2層目の絶縁膜1312bとして酸化窒化シリコン膜で形成する。また、導電膜1313は、薄膜トランジスタ1300a〜1300eのソース電極又はドレイン電極を形成しうる。なお、シロキサン材料とは、Si−O−Si結合を含む材料に相当する。シロキサンは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成される。置換基として、少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いることもできる。または置換基として、少なくとも水素を含む有機基と、フルオロ基とを用いてもよい。
なお、絶縁膜1312a、1312bを形成する前、または絶縁膜1312a、1312bのうちの1つまたは複数の薄膜を形成した後に、半導体膜の結晶性の回復や半導体膜に添加された不純物元素の活性化、半導体膜の水素化を目的とした加熱処理を行うとよい。加熱処理には、熱アニール、レーザーアニール法またはRTA法などを適用するとよい。
導電膜1313は、CVD法やスパッタリング法等により、アルミニウム(Al)、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)、銀(Ag)、マンガン(Mn)、ネオジム(Nd)、炭素(C)、シリコン(Si)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層又は積層で形成する。アルミニウムを主成分とする合金材料とは、例えば、アルミニウムを主成分としニッケルを含む材料、又は、アルミニウムを主成分とし、ニッケルと、炭素とシリコンの一方又は両方とを含む合金材料に相当する。導電膜1313は、例えば、バリア膜とアルミニウムシリコン膜とバリア膜の積層構造、バリア膜とアルミニウムシリコン膜と窒化チタン膜とバリア膜の積層構造を採用するとよい。なお、バリア膜とは、チタン、チタンの窒化物、モリブデン、又はモリブデンの窒化物からなる薄膜に相当する。アルミニウムやアルミニウムシリコンは抵抗値が低く、安価であるため、導電膜1313を形成する材料として最適である。また、上層と下層のバリア層を設けると、アルミニウムやアルミニウムシリコンのヒロックの発生を防止することができる。また、還元性の高い元素であるチタンからなるバリア膜を形成すると、結晶質半導体膜上に薄い自然酸化膜ができていたとしても、この自然酸化膜を還元し、結晶質半導体膜と良好なコンタクトをとることができる。
次に、導電膜1313を覆うように、絶縁膜1314を形成し、当該絶縁膜1314上に、薄膜トランジスタ1300aのソース電極又はドレイン電極を形成する導電膜1313と電気的に接続する導電膜1316を形成する。導電膜1316は、上述した導電膜1313で示したいずれかの材料を用いて形成することができる。
続いて、導電膜1316にアンテナとして機能する導電膜1317が電気的に接続されるように形成する(図5(B)参照)。
絶縁膜1314は、CVD法やスパッタ法等により、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。
導電膜1317は、CVD法、スパッタリング法、スクリーン印刷やグラビア印刷等の印刷法、液滴吐出法、ディスペンサ法、メッキ法等を用いて、導電性材料により形成する。導電性材料は、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、白金(Pt)ニッケル(Ni)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)から選択された元素、又はこれらの元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料で、単層構造又は積層構造で形成する。
例えば、スクリーン印刷法を用いてアンテナとして機能する導電膜1317を形成する場合には、粒径が数nmから数十μmの導電体粒子を有機樹脂に溶解または分散させた導電性のペーストを選択的に印刷することによって設けることができる。導電体粒子としては、銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、タンタル(Ta)、モリブデン(Mo)およびチタン(Ti)等のいずれか一つ以上の金属粒子やハロゲン化銀の微粒子、または分散性ナノ粒子を用いることができる。また、導電性ペーストに含まれる有機樹脂は、金属粒子のバインダー、溶媒、分散剤および被覆材として機能する有機樹脂から選ばれた一つまたは複数を用いることができる。代表的には、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等の有機樹脂が挙げられる。また、導電膜の形成にあたり、導電性のペーストを設けた後に焼成することが好ましい。例えば、導電性のペーストの材料として、銀を主成分とする微粒子(例えば粒径1nm以上100nm以下)を用いる場合、150〜300℃の温度範囲で焼成することにより硬化させて導電膜を得ることができる。また、はんだや鉛フリーのはんだを主成分とする微粒子を用いてもよく、この場合は粒径20μm以下の微粒子を用いることが好ましい。はんだや鉛フリーのはんだは、低コストであるといった利点を有している。
また、本実施例においては、成膜後にパターニング、もしくはスクリーン印刷によって、絶縁膜1314上に直接導電膜1317でなるアンテナを形成しているが、アンテナについては別途、前述した基板、もしくは可撓性を有するプラスチック基板等の上に形成し、導電膜1316上で導通が取れるように接触させ、貼り付けることによって形成しても良い。
最後に、ダイシングによって所望の形状、サイズに分断し、半導体装置を完成する。
なお、本実施例で示した半導体装置において、トランジスタの構成は様々な形態をとることができる。本実施例で示した特定の構成に限定されない。例えば、ゲート電極が2個以上になっているマルチゲート構造を用いてもよい。マルチゲート構造にすると、チャネル領域が直列に接続されるような構成となるため、複数のトランジスタが直列に接続されたような構成となる。マルチゲート構造にすることにより、オフ電流を低減し、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くし、飽和領域で動作する時に、ドレインとソース間電圧が変化しても、ドレインとソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることなどができる。また、チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造でもよい。チャネルの上下にゲート電極が配置されている構造にすることにより、チャネル領域が増えるため、電流値を大きくし、空乏層ができやすくなってS値をよくすることができる。チャネルの上下にゲート電極が配置されると、複数のトランジスタが並列に接続されたような構成となる。
また、チャネルの上にゲート電極が配置されている構造でもよいし、チャネルの下にゲート電極が配置されている構造でもよいし、正スタガ構造であってもよいし、逆スタガ構造でもよい。また、チャネル領域が複数の領域に分かれていてもよいし、複数のチャネル領域が並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていてもよい。また、チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっていてもよい。チャネル(もしくはその一部)にソース電極やドレイン電極が重なっている構造にすることにより、チャネルの一部に電荷がたまって、動作が不安定になることを防ぐことができる。また、LDD領域があってもよい。LDD領域を設けることにより、オフ電流を低減し、トランジスタの耐圧を向上させて信頼性を良くし、飽和領域で動作する時に、ドレインとソース間電圧が変化しても、ドレインとソース間電流があまり変化せず、フラットな特性にすることができる。
なお本発明で用いることができるトランジスタは、多結晶半導体、微結晶半導体またはアモルファス半導体を用いた薄膜トランジスタの他に、単結晶シリコンを用いて形成されたトランジスタ、SOIを用いて形成されたトランジスタなどが挙げられる。また、有機半導体を用いたトランジスタであっても良いし、カーボンナノチューブを用いたトランジスタであってもよい。
なお、本実施例にて示した半導体装置の作製方法は、本明細書に記載した他の実施の形態の半導体装置に適用することができる。
本実施例においては、実施例1の工程に従って薄膜トランジスタ等の素子を一度支持基板に設けた後、可撓性を有する基板に転置する場合に関して説明する。
図6(A)に示すように、基板1301上に絶縁膜1302を介して剥離層1303を形成する。その後、実施例1の工程に従って薄膜トランジスタを始めとする素子群を基板1301上に形成する。
絶縁膜1302は、CVD法やスパッタリング法等を用いて、酸化シリコン(SiOx)、窒化シリコン(SiNx)、酸化窒化シリコン(SiOxNy)(x>y>0)、窒化酸化シリコン(SiNxOy)(x>y>0)等の絶縁材料を用いて形成する。絶縁膜1302は、基板1301から剥離層1303又はその上に形成される素子に不純物元素が混入するのを防ぐブロッキング層として機能する。このように、ブロッキング層として機能する絶縁膜1302を形成することによって、基板1301からNaなどのアルカリ金属やアルカリ土類金属が、剥離層1303上に形成される素子に悪影響を与えることを防ぐことができる。なお、基板1301として石英を用いるような場合には絶縁膜1302を省略してもよい。
剥離層1303は、金属膜や金属膜と金属酸化膜の積層構造等を用いることができる。金属膜としては、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、ジルコニウム(Zr)、亜鉛(Zn)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)から選択された元素または元素を主成分とする合金材料若しくは化合物材料からなる膜を単層又は積層して形成する。また、これらの材料は、スパッタ法やプラズマCVD法等の各種CVD法等を用いて形成することができる。金属膜と金属酸化膜の積層構造としては、上述した金属膜を形成した後に、酸素雰囲気下またはNO雰囲気下におけるプラズマ処理、酸素雰囲気下またはNO雰囲気下における加熱処理を行うことによって、金属膜表面に当該金属膜の酸化物または酸化窒化物を設けることができる。例えば、金属膜としてスパッタ法やCVD法等によりタングステン膜を設けた場合、タングステン膜にプラズマ処理を行うことによって、タングステン膜表面にタングステン酸化物からなる金属酸化膜を形成することができる。また、この場合、タングステンの酸化物は、WOxで表され、Xは2〜3であり、Xが2の場合(WO)、Xが2.5の場合(W)、Xが2.75の場合(W11)、Xが3の場合(WO)などがある。タングステンの酸化物を形成するにあたり、上記に挙げたXの値に特に制約はなく、エッチングレート等を基に、どの酸化物を形成するかを決めるとよい。他にも、例えば、金属膜(例えば、タングステン)を形成した後に、当該金属膜上にスパッタ法で酸化シリコン等の絶縁膜を設けると共に、金属膜上に金属酸化物(例えば、タングステン上にタングステン酸化物)を形成してもよい。
次に、導電膜1317を覆うように絶縁膜1318を形成した後、薄膜トランジスタ1300a〜1300e、容量素子1300f、導電膜1317等を含む層(以下、「素子形成層1319」と記す)を基板1301から剥離する。ここでは、レーザー光(例えばUV光)を照射することによって、薄膜トランジスタ1300a〜1300e、容量素子1300fを避けた領域に開口部を形成後(図6(A)参照)、物理的な力を用いて基板1301から素子形成層1319を剥離することができる。なお、素子形成層1319を剥離する際に、水等の液体で濡らしながら行うことによって、静電気により素子形成層1319に設けられた薄膜トランジスタの破壊を防止することができる。また、素子形成層1319が剥離された基板1301を再利用することによって、コストの削減をすることができる。
絶縁膜1318は、CVD法やスパッタ法等により、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン等の酸素または窒素を有する絶縁膜やDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の炭素を含む膜、エポキシ、ポリイミド、ポリアミド、ポリビニルフェノール、ベンゾシクロブテン、アクリル等の有機材料またはシロキサン樹脂等のシロキサン材料からなる単層または積層構造で設けることができる。
本実例では、レーザー光の照射により素子形成層1319に開口部を形成した後に、当該素子形成層1319の一方の面(絶縁膜1318の露出した面)に第1のシート材1320を貼り合わせた後、基板1301から素子形成層1319を剥離する(図6(B)参照)。
その後、剥離面(剥離により露出した面)に、第2のシート材(図示せず)を貼り合わせた後、加熱処理と加圧処理の一方又は両方を行って第2のシート材を貼り合わせると好ましい。第1のシート材、第2のシート材としては、ホットメルトフィルム等を用いることができる。
また、静電気等を防止する帯電防止対策を施したフィルム(以下、帯電防止フィルムと記す)を用いることもできる。帯電防止フィルムとしては、帯電防止可能な材料を樹脂中に分散させたフィルム、及び帯電防止可能な材料が貼り付けられたフィルム等が挙げられる。帯電防止可能な材料が設けられたフィルムは、片面に帯電防止可能な材料を設けたフィルムであってもよいし、両面に帯電防止可能な材料を設けたフィルムであってもよい。さらに、片面に帯電防止可能な材料が設けられたフィルムは、帯電防止可能な材料が設けられた面をフィルムの内側になるように層に貼り付けてもよいし、フィルムの外側になるように貼り付けてもよい。なお、帯電防止可能な材料はフィルムの全面、あるいは一部に設けてあればよい。ここでの帯電防止可能な材料としては、金属、インジウムと錫の酸化物(ITO)、両性界面活性剤や陽イオン性界面活性剤や非イオン性界面活性剤等の界面活性剤を用いることができる。また、他にも帯電防止材料として、側鎖にカルボキシル基および4級アンモニウム塩基をもつ架橋性共重合体高分子を含む樹脂材料等を用いることができる。これらの材料をフィルムに貼り付けたり、練り込んだり、塗布することによって帯電防止フィルムとすることができる。帯電防止フィルムで封止を行うことによって、商品として取り扱う際に、外部からの静電気等によって半導体素子に悪影響が及ぶことを抑制することができる。
実施例1または本実施例にて示した作製方法により、薄膜トランジスタを用いて絶縁基板上に回路を形成することが出来るが、一般的に薄膜トランジスタは、単結晶基板上に形成されたトランジスタ、あるいはSOI基板上に形成されたトランジスタと比較して結晶状態が劣るため、移動度はやや低く、しきい値のばらつきも大きくなる場合が多い。よって、前述のように搬送波を受信することで生成される交流電圧を整流して内部回路の駆動電源を確保する場合にも、受信電力に対して生成される内部電力のロスが大きくなる。そこで本発明を適用することにより、薄膜トランジスタを用いて形成された回路であっても、容易に、かつロス少なく高電圧を生成することが可能となる。
なお、本実施例にて示した半導体装置の作製方法は、本明細書に記載した他の実施形態、および実施例の半導体装置に適用することができる。
本発明の一実施形態である半導体装置の構成、および動作概要を示す図。 RFIDタグとリーダ/ライタの構成を示す図。 本発明の一実施形態である半導体装置を用いたICカードとリーダ/ライタの構成を示す図。 本発明の半導体装置の製造工程例を示す図。 本発明の半導体装置の製造工程例を示す図。 本発明の半導体装置の製造工程例を示す図。 本発明の一実施形態である半導体装置の構成を示す図。
符号の説明
101 容量部
107 スイッチ
108 スイッチ
109 スイッチ
201 リーダ/ライタ
202 搬送波
203 RFIDタグ
204 アンテナ
205 整流回路部
206 保持容量部
207 機能部
300 ICカード
301 リーダ/ライタ
302 搬送波
303 アンテナ
304 共振回路
305 クロック生成回路
306 変調/復調回路
307 点線枠
308 ロジック回路
309 マスクROM部
310 書き換え型メモリ部
700 整流回路部
701 第1の保持容量部
702 第2の保持容量部
1301 基板
1302 絶縁膜
1303 剥離層
1304 絶縁膜
1305 半導体膜
1306 ゲート絶縁膜
1307 ゲート電極
1308 不純物領域
1309 不純物領域
1310 絶縁膜
1311 不純物領域
1313 導電膜
1314 絶縁膜
1316 導電膜
1317 導電膜
1318 絶縁膜
1319 素子形成層
1320 シート材
1321 シート材
1300a 薄膜トランジスタ
1300b 薄膜トランジスタ
1300c 薄膜トランジスタ
1300e 薄膜トランジスタ
1300f 容量素子
1305a 半導体膜
1305c 半導体膜
1305f 半導体膜
1307a 導電膜
1307b 導電膜
1312a 絶縁膜
1312b 絶縁膜

Claims (7)

  1. 搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧が入力されると直流電圧を生成する整流回路と、前記直流電圧を保持する保持容量部とを有し、
    前記保持容量部は、複数の容量部と、前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替える複数のスイッチング手段と、を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記整流回路または前記保持容量部は、薄膜トランジスタを用いることを特徴とする半導体装置。
  3. 搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧が入力されると直流電圧を生成する整流回路と、前記直流電圧を保持する保持容量部と、受信した前記搬送波に含まれる命令に応じて処理を行う機能部とを有し、
    前記保持容量部は、複数の容量部と、前記保持容量部に電荷の蓄積を行う期間において前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記保持容量部に蓄積された電荷によって前記機能部の駆動を行う期間において前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替える複数のスイッチング手段と、を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3において、
    前記整流回路、前記保持容量部または前記機能部は、薄膜トランジスタを用いることを特徴とする半導体装置。
  5. 搬送波を受信することで交流電圧を生成するアンテナと、前記交流電圧が入力されると直流電圧を生成する整流回路と、前記直流電圧を保持する第1の保持容量部および第2の保持容量部と、前記第1の保持容量部から得られる電力を用い、受信した前記搬送波に含まれる命令に応じて処理を行う第1の機能部と、前記第2の保持容量部から得られる電力を用い、前記第1の機能部よりも高い駆動電圧を要求する第2の機能部とを有し、
    前記第2の保持容量部は、複数の容量部と、前記第2の保持容量部が有する前記複数の容量部が全て並列接続となる第1のモードと、前記第2の保持容量部が有する前記複数の容量部のうち一部あるいは全てを直列接続とする第2のモードとを切り替える複数のスイッチング手段とを有することを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5において、
    前記整流回路、前記第1の保持容量部、前記第2の保持容量部、前記第1の機能部または前記第2の機能部は、薄膜トランジスタを用いることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項5または請求項6において、
    前記第2の機能部は、書き換え可能なメモリ素子群を有することを特徴とする半導体装置。
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