JP2008193605A - 照射状態制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】AVシステム100は、画像の撮影環境における光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度を撮影光源状態として認識して、この認識した撮影光源状態に基づいて、視聴環境構成部200を構成する第1〜第9の照明装置の照射状態を制御する。このため、撮影環境の光源に対応する状態で視聴環境における第1〜第9の照明装置の照射状態を制御することができ、利用者に画像に対する臨場感を適切に持たせることができる。
【選択図】図1
Description
このため、特許文献1のような構成では、光源の照射状態が忠実に反映されないおそれがある撮影環境で測定された照度、色温度に基づいて、照明ユニットを制御するため、異なる撮影環境で撮影された画像に対して照明ユニットが略等しい状態に制御されてしまう、つまり撮影環境の光源に対応しない状態で照明ユニットが制御されてしまうおそれがあり、視聴者に画像に対する臨場感を適切に持たせることができないおそれがあるという問題点が一例として挙げられる。
まず、本発明の一実施形態に係るAV(Audio-Visual)システムの構成について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るAVシステムの概略構成を示すブロック図である。図2は、視聴環境構成部の配置状態の概略構成を示す平面図である。図3は、照明装置の概略構成を示す断面図である。図4は、撮影環境解析部の概略構成を示すブロック図である。図5は、視聴環境取得部の概略構成を示すブロック図である。図6は、照明制御部の概略構成を示すブロック図である。
そして、AVシステム100は、コンテンツ出力装置120と、視聴環境構成部200と、撮影環境解析部300と、視聴環境取得部400と、照明制御部500と、などを備えている。
このコンテンツ出力装置120は、所定のコンテンツを出力するためのコンテンツデータを例えばDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体から読み出す。そして、このコンテンツデータに基づいて、映像を表示させるための画像信号としての映像信号と、音声を出力させるための音声信号と、を視聴環境構成部200および撮影環境解析部300へ出力する。また、利用者U1,U2(図2参照、以下、まとめて利用者Uと適宜称す)によるコンテンツを再生する旨の入力操作に対応する再生情報、コンテンツの再生を一時停止あるいは停止する旨の入力操作に対応する停止情報を、再生動作情報として照明制御部500へ出力する。さらに、コンテンツ出力装置120は、放送波やネットワークを介して配信されるコンテンツデータを取得して、映像信号および音声信号を出力する。
なお、スクリーン部210としては、白色面ではなく、他の色の面を有する構成としてもよい。また、分光反射特性が管理されている構成が好ましい。さらに、正面スクリーン211、右面スクリーン212、背面スクリーン213、左面スクリーン214、床面スクリーン215、天井スクリーンのうち少なくともいずれか1つのみを備えた構成としてもよい。また、部屋Rの側面、天井、床面をスクリーン部210として機能させてもよい。
リモコン赤外線送信部221は、利用者Uによる操作ボタンなどの入力操作に基づいて、コンテンツ出力装置120の動作を制御する旨の入力操作信号を生成して、赤外線を利用してコンテンツ出力装置120へ出力する。また、リモコン赤外線送信部221は、利用者Uおよび画像表示モニタ230の距離の算出に利用されるリモコンモニタ環境空間解析信号と、利用者Uおよび照明部240の距離の算出に利用されるリモコン照明環境空間解析信号と、を赤外線を利用して、視聴環境取得部400へ出力する。
なお、画像表示モニタ230の明コントラスト性能が悪い場合、照明部240から表示面231への直接の迷光を防止する、もしくは、減少させるフィルタや遮光板を設けることが好ましい。
第1〜第3の照明装置241〜243は、正面スクリーン211に略沿って設けられている。具体的には、第1の照明装置241は、正面スクリーン211および左面スクリーン214の連結部分近傍に、第2の照明装置242は、正面スクリーン211の幅方向略中央に、第3の照明装置243は、正面スクリーン211および右面スクリーン212の連結部分近傍に、それぞれ設けられている。
また、第4〜第6の照明装置244〜246は、背面スクリーン213に略沿って設けられている。具体的には、第4の照明装置244は、背面スクリーン213および左面スクリーン214の連結部分近傍に、第5の照明装置245は、背面スクリーン213の幅方向略中央に、第6の照明装置246は、背面スクリーン213および右面スクリーン212の連結部分近傍に、それぞれ設けられている。
さらに、第7の照明装置247は、第1の照明装置241および第4の照明装置244の略中間位置に、第8の照明装置248は、第2の照明装置242および第5の照明装置245の略中間位置に、第9の照明装置249は、第3の照明装置243および第6の照明装置246の略中間位置に、それぞれ設けられている。
遮光部241B1〜249B1は、光を透過させない材料により、例えばLED部241A〜249Aの周囲を略覆うことが可能な断面略C字状の略円筒状に形成されている。つまり、遮光部241B1〜249B1は、LED部241A〜249Aからの光を、断面略C字状の開口部241B11〜249B11からのみ外部へ適宜通す構成を有している。液晶シャッタ241B2〜249B2は、遮光部241B1〜249B1の開口部241B11〜249B11を閉塞する状態で設けられている。この液晶シャッタ241B2〜249B2は、照明制御部500の制御に基づいて、光の透過状態を制御して、LED部241A〜249Aからの光を遮光部241B1〜249B1の外部へ通過させる。なお、液晶シャッタ241B2〜249B2は、図3の想像線で示すように、光を透過可能な平面視での開口角度K1を適宜変更可能な構成を有している。
照明移動部は、照明制御部500の制御に基づいて、照明保持部を所定の位置まで所定の速度で移動させる。この照明移動部としては、例えば正面スクリーン211や右面スクリーン212に略沿って設けられたレールと、このレールに沿って照明保持部を移動させる移動機構と、を備えた構成が例示できる。
そして、撮影環境解析部300は、図4に示すように、マスク処理部301と、音声定位解析部302と、光源情報解析部303と、物体情報解析部304と、映像動き検出部305と、周波数分布解析部306と、特徴的シーン用メモリ307と、特徴的シーン用マッチング部308と、電子情報検索部309と、音声情報解析部310と、撮影状況推定部311と、推定パラメータ設定範囲指定用メモリ312と、第1のリミッタ313と、第2のリミッタ314と、第3のリミッタ315と、第4のリミッタ316と、第5のリミッタ317と、などを備えている。
このマスク処理部301は、映像信号を取得する処理を画像信号取得工程として実施して、この映像信号の画像から、撮影された画像以外の部分を非撮影部分として検出する処理を非撮影部分認識工程として実施する。ここで、非撮影部分としては、字幕、黒帯、サイドマスク、テロップ、EPG(Electronic Program Guide)、OSD(On Screen Display)、データ放送、放送局のロゴタイプなどが例示できる。
さらに、マスク処理部301は、検出した非撮影部分の位置および幅を認識し、この認識した位置および幅で特定されるエリアを無効エリアとして設定する。そして、この無効エリアをマスクした画像に対応するマスク映像信号を出力する。
なお、映像信号のブランキングの区間を挿入したり、電子用情報内にテロップ情報などの無効エリアを規定した情報を挿入したり、画素単位に本来のコンテンツか、テロップなどの本来のコンテンツ以外のものかを識別した情報を挿入し、これらの情報に基づいて、マスク映像信号を出力する構成としてもよい。また、出力画像の上下左右端や4隅近傍は、出力画像の外側に対応する部分の周辺光への延長として使われやすいが、この領域には、非撮像画像が重畳されている可能性が高いので、特に無効エリアを設定する処理が必要となる。このため、無効エリアの設定処理を、出力画像の上下左右端や4隅近傍についてのみ実施してもよい。
この光源色推定部303Aは、マスク処理部301からのマスク映像信号を取得して、このマスク映像信号の画像が撮像された際の光源色、照度、および、輝度を推定する。そして、この推定した光源色、照度、および、輝度に関する光源色推定情報を出力する。
ここで、光源色、照度、および、輝度の推定方法としては、以下のような方法が例示できる。
すなわち、マスク映像信号におけるXYZ表色系のX値、Y値、および、Z値で表される画素データから、黒体軌跡からの偏差が所定値以内の画素データを抽出画素データとして抽出する。そして、この抽出した抽出画素データに基づいて、各Y値に対して、このY値以内のY値に対応する抽出画素データの数の累計頻度を表すY分布データを算出して、各Y値に対して、このY値に対応する抽出画素データのX値の合計値、Y値の合計値、および、Z値の合計値をY毎色分布データとして算出する。この後、Y毎色分布データのX値の合計値、Y値の合計値、Z値の合計値を、それぞれ対応するY値で除算したY毎バランスデータを算出し、このY分布データに基づいて、累計頻度がTa%となる明点に対応するY値を明点Y値として取得し、累計頻度がTa%未満のTb%となる暗点に対応するY値を暗点Y値として取得する。さらに、Y毎バランスデータに基づいて、明点Y値に対応するY毎バランスデータを明点バランスデータとして取得するとともに、暗点Y値に対応するY毎バランスデータを暗点バランスデータとして取得して、明点バランスデータおよび暗点バランスデータを含むQ(Qは自然数)次関数の線を設定する。そして、この線上における累計頻度が100%または略100%に対応するY毎バランスデータのX値、Y値、および、Z値を算出し、この算出したX値、Y値、および、Z値に基づいて、画像が撮像された際の光源色、照度、および、輝度を算出して推定する方法が例示できる。
この分布状態解析部303Bは、光源色推定部303Aからの光源色推定情報を取得して、光源の位置、光の拡散状態を推定する。ここで、拡散状態とは、拡散方向や、拡散領域(全体的に拡散しているか、あるいは、スポット的であるか)を意味している。また、光源が直接光源、間接光源、透過光源のいずれかである旨、つまり光源種別を推定する。
具体的には、分布状態解析部303Bは、光源色推定情報の光源色、照度、輝度に基づいて、画像中のどの領域に光源に相当する部分が分布しているかを推定する。そして、この推定した分布に基づいて、光源の位置を推定する。また、光源色推定部303Aで推定された光源色、照度、輝度の強弱の分布状態に基づいて、光の拡散方向、拡散領域、光源種別を推定する。そして、これら推定した内容に関する光源分布状態解析情報を、光源色推定情報とともに出力する。
なお、光源の位置の推定方法としては、以下のような方法を適用してもよい。
すなわち、順光・逆光・斜光検出を用いて、画像上の被写体に対して光源が正面(順光)、裏(逆光)、左右(斜光)のいずれかにある旨を推定してもよい。この順光・逆光・斜光検出としては、撮像機器や関連補正装置に適用されているような方法、例えば特開2005−39457号公報、特開平6−86156号公報、特開平2−108374号公報に記載された方法が例示できる。
また、撮影環境において撮像手段で取得された光源の位置に関する情報を取得して、この取得した情報に基づいて光源の位置を推定してもよい。具体的には、3軸センサを備えた撮像手段でまず光源を撮像し、その後に被写体を撮像する。さらに、3軸センサにて、光源および被写体の位置情報を取得して、この位置情報を映像信号の付加情報として出力する。そして、撮影環境解析部300にて、映像信号とともに位置情報を取得して、光源の位置を推定してもよい。
この光源動き解析部303Cは、分布状態解析部303Bからの光源分布状態解析情報、光源色推定情報、音声定位解析部302からの音声定位情報を取得して、光源の移動方向および移動速度を解析する。
具体的には、光源動き解析部303Cは、光源分布状態解析情報および光源色推定情報に基づいて、画像中の光源に対応する画素の動きをベクトル解析する。さらに、音声定位情報に基づいて、音声定位の動きをベクトル解析する。そして、これら画素および音声定位の動きのベクトル解析結果に基づいて、光源の移動方向および移動速度を推定し、この推定した内容に関する光源動き情報を、光源色推定情報および光源分布状態解析情報とともに、光源情報として出力する。
この比較解析物体判定部304Aは、マスク処理部301からのマスク映像信号、光源色推定部303Aからの光源色推定情報を取得する。さらに、マスク映像信号に基づく画像の画素の色成分と、光源色推定情報に基づく光源の色成分と、を比較して、任意の画素の色が光源の色でないか否かを判定する。そして、光源の色でないと判定した画素の面積、輪郭、形状に基づいて、これらの画素が物体を表しているか否かを判定し、物体を表していると判定した場合、この面積、輪郭、形状に関する比較解析物体情報を出力する。
この物体性状判別部304Bは、比較解析物体判定部304Aからの比較解析物体情報、マスク映像信号を取得する。そして、マスク映像信号に基づく画像における、比較解析物体情報に基づく面積、輪郭、形状で表される物体の位置、大きさ、明るさ、色を判別して、この判別した内容に関する物体性状情報を、比較解析物体情報とともに出力する。
この物体動き解析部304Cは、物体性状判別部304Bからの物体性状情報、比較解析物体情報、音声定位解析部302からの音声定位情報を取得して、物体の移動方向および移動速度を解析する。
具体的には、物体動き解析部304Cは、物体性状情報および比較解析物体情報に基づいて、画像中の物体に対応する画素の動きをベクトル解析するとともに、音声定位情報に基づいて、音声定位の動きをベクトル解析する。そして、これら画素および音声定位の動きのベクトル解析結果に基づいて、物体の移動方向および移動速度を推定し、この推定した内容に関する物体動き情報を、物体性状情報および比較解析物体情報とともに、物体情報として出力する。
この映像動き検出部305は、マスク処理部301からのマスク映像信号を取得して、このマスク映像信号の画像の画素の動きをベクトル解析する。そして、このベクトル解析結果に基づいて、ズームやパンなどのカメラワークを検出し、このカメラワークに関する視点カメラ編集情報を出力する。
この周波数分布解析部306は、マスク処理部301からのマスク映像信号を取得して、このマスク映像信号の画像の周波数成分特性から画像のフォーカス感(精細感)を検出する。また、RGB(Red Green Blue)やYuvの3次元のヒストグラム解析を実施して、画像の輝度、色相、色濃度の分布に基づく画像全体の傾向を検出する。そして、これら検出したフォーカス感および画像全体傾向に関する画面全体情報を出力する。
この特徴的シーン用メモリ307には、以下に示すような特徴的な画面全体のシーンを表す音響情報および映像情報が記憶されている。
・時間:朝焼け、夕焼け、夜空(暗闇)など
・天候:快晴、曇り、雨、雷雨、嵐など
・場所:水中、空中、撮影環境の空間的な大きさなど
この特徴的シーン用マッチング部308は、光源動き解析部303C、物体動き解析部304C、映像動き検出部305、周波数分布解析部306からの各種情報を取得する。さらに、光源や物体の輝度、色、周波数特性、動き特性の傾向、音の残響特性などを認識し、これら認識した内容に対応する映像情報や音響情報を特徴的シーン用メモリ307から検索する。そして、この検索した映像情報や音響情報に対応する特徴的シーンの時間、天候、場所に関する特徴的シーン検出情報を出力する。
この電子情報検索部309は、EPGなどの電子情報の取得処理を画像内容情報取得処理として実施して、コンテンツのジャンルやキーワードなどを検索する。そして、この検索した内容に関する電子検索情報を出力する。
この音声情報解析部310は、音声定位解析部302からの音声定位情報を取得して、コンテンツで流れている音楽のジャンル、テンポ、音量、などの変化状態を検出する。そして、この検出した内容に関する音声解析情報を出力する。
この撮影状況推定部311は、電子情報検索部309からの電子検索情報、音声情報解析部310からの音声解析情報を取得する。そして、電子検索情報に基づくコンテンツのジャンルやキーワードと、音声解析情報に基づく音楽のジャンル、テンポなどと、に基づいて、コンテンツの雰囲気を推定し、この推定した内容に関する撮影状況情報を撮影環境情報として出力する処理を画像内容認識工程として実施する。
ここで、撮影状況情報で表されるコンテンツの雰囲気としては、明るい、暗い、暑い、寒い、楽しい、寂しい、軽薄、荘厳、緊張、リラックス、怖いなどが例示できる。
この推定パラメータ設定範囲指定用メモリ312には、各推定パラメータ、すなわち光源情報、物体情報、視点カメラ編集情報、画面全体情報、特徴的シーン検出情報の内容毎に、その推奨設定範囲を表す情報が記憶されている。具体的には、コンテンツの雰囲気を表す雰囲気情報と、各推定パラメータの設定範囲を表す設定範囲情報と、が関連付けられて記憶されている。例えば、明るい雰囲気の雰囲気情報には、明るい雰囲気を表す光源の照度、光源や物体の移動速度、カメラワークなどの範囲を表す設定範囲情報が関連付けられている。また、暗い雰囲気の雰囲気情報には、明るい雰囲気のものと比べて例えば低い照度、遅い移動速度、狭いカメラワークなどの範囲を表す設定範囲情報、つまり暗い雰囲気を出すような範囲に関する設定範囲情報が関連付けられている。
そして、推定パラメータ設定範囲指定用メモリ312は、撮影状況推定部311からの撮影状況情報を取得して、この撮影状況情報の雰囲気に対応する雰囲気情報を認識する。さらに、この認識した雰囲気情報に関連付けられた設定範囲情報を、第1〜第5のリミッタ313〜317へ出力する。
第1のリミッタ313は、光源情報解析部303からの光源情報を取得して、推定パラメータ設定範囲指定用メモリ312からの設定範囲情報に基づく範囲に対応させて、光源情報の内容を適宜変更する。そして、この適宜変更した光源情報を撮影環境情報として出力する。
第2〜第5のリミッタ314〜317は、それぞれ物体情報、視点カメラ編集情報、画面全体情報、特徴的シーン検出情報を取得して、設定範囲情報に基づく範囲に対応させて、取得した情報の内容を適宜変更する。そして、この適宜変更した物体情報、視点カメラ編集情報、画面全体情報、特徴的シーン検出情報を撮影環境情報として出力する。
そして、視聴環境取得部400は、図2および図5に示すように、モニタ赤外線送受信部401と、第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410と、視聴環境空間解析部411と、利用者Uと等しい数の光センサ412と、キャリブレーション部413と、視聴位置光解析部414と、などを備えている。
このモニタ赤外線送受信部401は、リモコン220からリモコンモニタ環境空間解析信号を受信すると、この信号が出力されてから受信するまでの到達時間を認識する。そして、この到達時間に関するリモコンモニタ到達時間情報を赤外線到達情報として視聴環境空間解析部411へ出力する。また、リモコンモニタ環境空間解析信号を受信すると、画像表示モニタ230および照明部240の距離の算出に利用されるモニタ照明環境空間解析信号を、第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410へ赤外線を利用して出力する。なお、モニタ赤外線送受信部401は、リモコン220の数と同数のリモコンモニタ到達時間情報を出力する。
この第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410は、リモコン220からリモコン環境空間解析信号を受信すると、この信号が出力されてから受信するまでの到達時間を認識する。そして、この到達時間に関する第1〜第9のリモコン照明到達時間情報を赤外線到達情報として視聴環境空間解析部411へ出力する。また、第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410は、モニタ赤外線送受信部401からモニタ照明環境空間解析信号を受信すると、この信号が出力されてから受信するまでの到達時間に関する第1〜第9のモニタ照明到達時間情報を赤外線到達情報として視聴環境空間解析部411へ出力する。例えば、第1の照明赤外線受信部402は、第1のリモコン照明到達時間情報、第1のモニタ照明到達時間情報を赤外線到達情報として出力する。なお、第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410は、リモコン220の数と同数の第1〜第9のリモコン照明到達時間情報を出力する。
この視聴環境空間解析部411は、モニタ赤外線送受信部401および第1〜第9の照明赤外線受信部402〜410から赤外線到達情報を取得する。そして、リモコンモニタ到達時間情報に基づいて、利用者U1,U2の数を認識する。さらに、リモコンモニタ到達時間情報に基づいて、利用者U1,U2および画像表示モニタ230の位置関係を認識する処理を、利用者表示手段間位置関係認識工程として実施する。また、第1〜第9のモニタ照明到達時間情報に基づいて、画像表示モニタ230および第1〜第9の照明装置241〜249の位置関係を認識する。さらに、第1〜第9のリモコン照明到達時間情報に基づいて、利用者U1,U2のそれぞれおよび第1〜第9の照明装置241〜249のそれぞれの位置関係を認識する処理を、利用者照明部間位置関係認識工程として実施する。また、視聴環境の空間面積を認識する。そして、これら認識した内容に関する視聴環境空間検出情報を視聴環境情報として出力する。
また、赤外線到達情報の代わりに、例えばリモコン220の設定入力に基づく視聴環境の任意設定や推奨設定を認識し、この認識した内容に基づいて視聴環境空間検出情報を出力する。
この光センサ412は、キャリブレーション部413の制御により、キャリブレーション基準照明信号に基づいて第1〜第9の照明装置241〜249が個別に発光したとき、具体的にはLED部241A〜249Aの各色LEDが個別に発光したときの光の照度、輝度、照射角度、移動速度、移動距離などを照明照射状況として検出する。そして、この照明照射状況に関する調整照明照射状況情報をキャリブレーション部413へ出力する。
さらに、光センサ412は、キャリブレーション部413の制御により、キャリブレーション基準映像信号に基づく画像が画像表示モニタ230の表示面231に表示され、かつ、第1〜第9の照明装置241〜249が表示面231を照射したときの表示面231の明るさをモニタ発光状況として検出する。そして、このモニタ発光状況に関する調整モニタ発光状況情報をキャリブレーション部413へ出力する。
ここで、光センサ412は、上述したように視聴位置に応じて適宜異なる位置に配置される。このため、調整照明照射状況情報および調整モニタ発光状況情報は、視聴位置に応じて適宜異なる状況を表す情報となる。
また、光センサ412は、初期状態調整処理がされた後に、画像表示モニタ230に所定の画像が表示されたときの画像表示モニタ230の明るさなどを検出し、この検出した内容に関する解析モニタ発光状況情報を視聴位置光解析部414へ出力する。
さらに、光センサ412は、初期状態調整処理がされた後に、LED部241A〜249Aの各色LEDが個別に画像表示モニタ230の表示面231を照射した際における、表示面231での反射光量を検出し、この検出した内容に関する解析モニタ分光反射特性情報を視聴位置光解析部414へ出力する。
具体的には、キャリブレーション部413は、照明制御部500からキャリブレーション基準照明信号を取得すると、このキャリブレーション基準照明信号に基づいて、LED部241A〜249Aの各色LEDを個別に発光させたり、移動させたりする。さらに、この第1〜第9の照明装置241〜249の発光に対応して、光センサ412から調整照明照射状況情報を取得する。そして、キャリブレーション基準照明信号に基づく光の照度、輝度、照射角度、移動速度、移動距離などと、調整照明照射状況情報のそれらと、を比較して、これらの差分が許容範囲内となる状態に、第1〜第9の照明装置241〜249の照明照射状況を調整する。つまり、キャリブレーション部413は、視聴位置が変更されたとしても、この変更された視聴位置に対する照明照射状況が許容範囲内となるように、第1〜第9の照明装置241〜249の初期状態調整処理を実施する。
また、キャリブレーション部413は、利用者Uが複数であり、視聴位置が広範囲になる場合、許容範囲を大きくしたり、1人のときと異なる許容範囲としたりすることにより対応する。
この視聴位置光解析部414は、光センサ412から解析照明照射状況情報、解析モニタ発光状況情報、解析モニタ分光反射特性情報を取得する。そして、これらに基づいて、初期状態における視聴位置から見た第1〜第9の照明装置241〜249からの光の照射状況、視聴位置から見た画像表示モニタ230の発光状況、視聴位置から見た画像表示モニタ230の反射分光特性を認識する処理を到達光状態認識工程として実施する。そして、これら認識した内容に関する視聴位置光解析情報を出力する。つまり、初期状態の視聴位置における、第1〜第9の照明装置241〜249や画像表示モニタ230からの光の見え方に関する視聴位置光解析情報を出力する。
そして、照明制御部500は、図6に示すように、光源再現部501と、物体再現部502と、映像効果演出部503と、見え解析部504と、照明選択制御部505と、などを備えている。
この光源再現部501は、撮影環境解析部300から光源情報を取得して、撮影光源状態、つまり撮影環境における光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度などを認識する。そして、これらの光源の状況を再現するように、第1〜第9の照明装置241〜249を制御するための光源再現制御情報を、照明選択制御部505へ出力する。
この物体再現部502は、撮影環境解析部300から物体情報を取得して、撮影環境における被写体などの物体の明るさ、色などの分光反射率、位置、大きさ(面積)、形状(輪郭)などを認識する。そして、これらの物体の状況を再現するように、第1〜第9の照明装置241〜249を制御するための物体再現制御情報を、照明選択制御部505へ出力する。
この映像効果演出部503は、撮影環境解析部300から視点カメラ編集情報、画面全体情報、特徴的シーン検出情報、撮影状況情報を取得して、撮影環境における映像効果を認識する。そして、この認識した映像効果を再現するように、例えば光源や物体の動きをパンやズームのカメラワーク、音響的な定位の変化に追従させるように、あるいは、明るい雰囲気や緊張した雰囲気を出すように、第1〜第9の照明装置241〜249を制御するための映像効果演出制御情報を、照明選択制御部505へ出力する。
この見え解析部504は、視聴環境取得部400から視聴環境空間検出情報、視聴位置光解析情報を取得して、視聴環境における利用者U、画像表示モニタ230、第1〜第9の照明装置241〜249の間の距離、視聴環境の空間面積、視聴位置からの第1〜第9の照明装置241〜249や画像表示モニタ230からの光の見え方などを認識する。そして、この光の見え方などを再現するように、第1〜第9の照明装置241〜249を制御するための見え制御情報を、照明選択制御部505へ出力する。
この照明選択制御部505は、光源再現部501からの光源再現制御情報、物体再現部502からの物体再現制御情報、映像効果演出部503からの映像効果演出制御情報、見え解析部504からの見え制御情報を取得する。さらに、画像表示モニタ230に映り込む第1〜第9の照明装置241〜249を認識する。そして、これら各情報に基づいて、撮影環境における光源や物体の状態の見え、映像の演出効果の見えを視聴環境で再現する状態に、画像表示モニタ230に映り込まない第1〜第9の照明装置241〜249や、画像表示モニタ230を適宜個別に制御するための制御情報を出力する。なお、このとき、飽和度が高い色を、飽和度が低い色に変更して照射させる制御をする。
例えば、照明選択制御部505は、撮影環境の光源の拡散方向に最も近く、かつ、画像表示モニタ230に映り込まないLED部241A〜249Aを撮影光源の色で点灯させるとともに、遮光機構241B〜249Bの開口方向や開口角度K1を制御する。また、床面スクリーン215に、海、川、地面、草原などに対応する色の光を照射させたり、天井スクリーンに、夜空、星、青空、雲などに対応する色の光を照射させたりする。さらに、正面スクリーン211、右面スクリーン212、背面スクリーン213、左面スクリーン214にも、上述したような光を適宜照射させる。そして、利用者Uに対して、太陽光やスポットライトに対応する光を、撮影環境における状態と略等しい明るさや向きで照射させる。また、移動処理部241C〜249Cを制御して、LED部241A〜249Aを適宜移動させる。
さらに、照明選択制御部505は、図1に示すように、コンテンツ出力装置120から再生動作情報を取得して、コンテンツの再生をする旨の入力操作がされた場合、照明制御による効果が最大となる状態に第1〜第9の照明装置241〜249を制御する。また、再生を一時停止や停止する旨の入力操作がされた場合、照明制御による効果を抑える状態にあるいは部屋Rが明るくなる状態に第1〜第9の照明装置241〜249を制御する。
さらに、照明選択制御部505は、コンテンツ出力装置120の再生停止の切り換えタイミング、オンエア視聴時のCM(コマーシャル)が入るタイミング、同一のコンテンツ視聴時におけるシーンチェンジタイミングにおいて、すなわち新たに認識した撮影光源状態および従前に認識した撮影環境における光源の明るさなどの差が大きい場合において、照射状態の制御に関する変化の時定数を管理して、つまり照射状態を連続的または断続的に変化させて、第1〜第9の照明装置241〜249の照射状態の急激な変化をなくす状態に制御する。
次に、上述したAVシステム100の動作を、図面を参照して説明する。
図7は、照明状態制御処理を示すフローチャートである。
また、撮影環境解析部300は、コンテンツ出力装置120から映像信号、音声信号を取得して(ステップS103:画像信号取得工程および音声信号取得工程)、所定の画像における光源の状態を解析する。この後、照明制御部500は、撮影環境解析部300における光源の状態の解析結果に基づいて、撮影光源状態を認識する(ステップS104:撮影光源状態認識工程)。そして、この撮影光源状態に基づいて、撮影環境における光源や物体の状態の見え、映像の演出効果の見えを視聴環境で再現する状態に、画像表示モニタ230の表示状態や、第1〜第9の照明装置241〜249の照射状態を制御する(ステップS105:照射状態制御工程)。
上述したように、上記実施形態では、AVシステム100は、映像信号に基づいて、画像の撮影環境における光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度を撮影光源状態として認識する。そして、この認識した撮影光源状態に基づいて、照明部240の照射状態を制御する。つまり、撮影環境が異なる状態であっても略等しくなるおそれがある、撮影環境で測定された照度や色温度ではなく、撮影環境ごとに状態が異なる光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度に基づいて、照射状態を制御する。
このため、撮影環境の光源に対応する状態で視聴環境における照明部240の照射状態を制御することができ、撮影環境にいるような実感を利用者Uに持たせることができる、つまり画像に対する臨場感を適切に持たせることができる。したがって、視聴環境に配置された照明部240の照射状態を適切に制御できる。
さらに、映像信号に基づいて、撮影光源状態を認識するので、動画、静止画を問わず、画像に対してリアルタイムな照明制御をすることができる。また、インテリアのデザインや芸術作品を、撮影現場での見え方で鑑賞させることができる。そして、コンテンツの制作者の意図する色で映像を鑑賞させることができる。
このため、撮影環境における光の拡散状態を視聴環境で再現することにより、利用者Uに臨場感をより持たせることができる。
このため、間接光源と比べて撮影環境に大きな影響を与える太陽や街灯などの直接光源の光の状態を視聴環境で再現することにより、利用者Uに臨場感をさらに持たせることができる。
このため、例えば画像の背景である海や川などの色を視聴環境で再現することにより、利用者Uに臨場感をより持たせることができる。
このため、撮影された画像でない部分を視聴環境で再現するおそれを低減でき、利用者Uに臨場感をさらに持たせることができる。
このため、利用者Uに撮影環境の状況をより実感させることができ、さらに臨場感を持たせることができる。
このため、利用者Uが第1〜第9の照明装置241〜249に対して適宜異なる位置に移動したとしても、この移動した全ての位置において、撮影光源状態に対応する状態で光を照射させることができる。したがって、利用者Uの視聴位置によらず、画像に対する臨場感を持たせることができる。
このため、視聴環境における撮影環境での光の状態の再現性を向上でき、臨場感をさらに持たせることができる。
このため、照明部240として電球を利用する構成と比べて、照明部240の長寿命化を図ることができる。
さらに、単波長に近い急峻な分光特性を有する各色LEDを利用しているので、初期状態調整処理のために照明部240の分光特性を検出する光センサ412として、光の強度のみを検出可能なセンサ、つまり色を検出不可能なセンサを利用して、LEDの色毎に単色の反射光の強度を測定して所定の強度になるまでゲイン制御することにより、あらゆるスクリーン部210に対しても照射の色を適切に制御できる。したがって、ブロードな分光特性を有する光源を照明部240として利用する構成と比べて、安価に初期状態調整処理を実施可能な構成を構築できる。
また、第1〜第9の照明装置241〜249からの光の照射状況を光センサ412で検出しているので、スクリーン部210や部屋R内の各オブジェクトの分光反射率をも反映させた光の照射状態を認識でき、さらに適切に照射状態を制御できる。
このため、画像表示モニタ230への第1〜第9の照明装置241〜249の映り込みを低減でき、より快適な視聴環境を提供できる。特に、各種イベント会場や、家電量販店でのテレビジョン売り場において、その効果をより大きくすることができる。
このため、照射状態の急激な変化による利用者Uへの視覚的な刺激を抑えることができ、さらに快適な視聴環境を提供できる。特に、デバイスとして変化の時定数が小さいLED部241A〜249Aや、蛍光灯に対して、その効果をより大きくすることができる。
このため、LED部241A〜249Aを適宜移動させることにより、撮影環境における光源の移動状態をより良好に再現でき、利用者Uに臨場感をさらに持たせることができる。
このため、異なる色や輝度あるいは方向からの複数の光を略等しいタイミングで照射することができ、撮影環境における光源の状態をさらに良好に再現できる。よって、利用者Uに臨場感をより持たせることができる。
このため、遮光機構241B〜249Bの遮光状態を制御するだけの簡単な構成で、撮影環境における光の拡散状態をさらに良好に再現でき、利用者Uに臨場感をより持たせることができる。
このため、画像の雰囲気を反映させた状態で照射状態を制御でき、利用者Uに臨場感をさらに持たせることができる。
このため、コンテンツの個々の画像にほぼ対応する音楽などの音声に基づいてコンテンツの雰囲気を推定するので、内容が必ずしも個々の画像に対応するとは限らないEPGを利用する構成と比べて、より適切にコンテンツの雰囲気を認識でき、より適切に照射状態を制御できる。
このため、撮影環境として適さない可能性が高い飽和度が高い色を照射させないので、より適切な状態で撮影環境を再現できる。また、目の疲労感を促す可能性が高い飽和度が高い色を照射させないので、より快適な視聴環境を提供できる。
このため、生活環境に支障をきたすことなく、臨場感を出すことができる。
なお、本発明は、上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
この図8に示す構成では、リモコン220に、リモコンマイク222が設けられている。さらに、センタースピーカ261に、基準音声発信器450が設けられている。さらに、左前スピーカ262、右前スピーカ263、左後スピーカ264、右後スピーカ265のそれぞれに、第1,第2,第3,第4のスピーカマイク451,452,453,454が設けられている。
そして、視聴環境空間解析部411にて、基準音声発信器450から基準音声を発せさせるとともに、リモコンマイク222、第1〜第4のスピーカマイク451〜454における基準音声の直接音、側面などでの反射音の集音状態に基づいて、利用者Uおよびサラウンドスピーカ部260の位置関係を認識する構成としてもよい。
この図9に示す遮光機構250は、光を透過させない材料により、略円弧板状に形成された円弧状遮光部250Aを備えている。そして、この円弧状遮光部250Aは、LED部241Aの周囲の一部を覆う状態で設けられている。つまり、積極的に影部分Dを形成することにより、撮影環境における光源の状態を視聴環境で再現可能な構成を有している。なお、円弧状遮光部250Aとしては、板状部材、液晶シャッタなどを適用できる。また、影部分Dの大きさを変更可能な構成としてもよい。
図10に示す構成では、部屋R1の第1の側面H11に略沿った位置には、画像表示モニタ230が設けられている。また、第1の側面H11と直交する第2の側面H12の幅方向略中央には、室内照明J1が設けられている。さらに、室内照明J1の第1の側面H11側に隣接する位置には、室内照明J1の光を遮断して、部屋R1における画像表示モニタ230を含むモニタ領域A11を暗くする状態で配置された暗幕Mが設けられている。また、暗幕Mの第1の側面H11側に隣接する位置には、照射方向が画像表示モニタ230の方向に設定された照明装置251が設けられている。
また、図11に示す構成では、部屋R2の第1の側面H21に略沿った位置には、画像表示モニタ230が設けられている。また、第1の側面H21と直交する第2の側面H22の幅方向略中央には、第1の室内照明J2が設けられている。さらに、第1の室内照明J2の第1の側面H21側には、第1の室内照明J2に対して独立的にオンオフ可能な第2の室内照明J3が設けられている。また、第1,第2の室内照明J2,J3の間には、第1の室内照明J2の光を遮断して、部屋R2における画像表示モニタ230を含むモニタ領域A21を暗くする状態で配置された壁Bが設けられている。さらに、第2の側面H22に対向する第3の側面H23における壁Bと略対向する位置には、照射方向が画像表示モニタ230の方向に設定された照明装置252が設けられている。
そして、照明制御部500にて、撮影環境における光源や物体の状態の見え、映像の演出効果の見えを視聴環境で再現する状態に、照明装置251,252の照射状態を制御する構成としてもよい。
これらのような構成にすれば、部屋R1,R2におけるモニタ領域A11,A21以外の領域A12,A22を明るい状態にしたままで、モニタ領域A11,A21のみを撮影環境の光源の状態を再現する状態にすることができる。
このような構成にすれば、新たな第1〜第9の照明装置241〜249を利用せずに、従来ある表示面231を撮影環境における光源を再現する照明として利用するので、簡単な構成で臨場感を出すことができる。
また、光源の拡散状態を、視聴環境で再現しなくてもよい。
そして、撮影環境における直接光源または間接光源の光の状態のみを視聴環境で再現する構成としてもよい。
また、無効エリアの設定処理を実施しない構成としてもよい。
このような構成にすれば、演出効果をより高めることができ、さらに臨場感を持たせることができる。
また、初期状態における視聴位置から見た第1〜第9の照明装置241〜249からの光の照射状況を認識せずに、撮影環境における光源の状態を視聴環境で再現してもよい。
さらに、光センサ412を設けずに、利用者Uによる設定入力に基づいて、画像表示モニタ230および照明部240の初期状態調整処理を実施してもよい。具体的には、画像表示モニタ230のRGB、白、黒の輝度や色、表示面231の分光反射率などの表示スペック、照明部240の照射可能な照度や色などの分光特性、照射可能な距離、偏光可能角度、スクリーン部210の分光反射特性などに基づいて、初期状態調整処理を実施してもよい。
このような構成にしても、上記実施形態と同様に、画像表示モニタ230への第1〜第9の照明装置241〜249の映り込みを低減でき、より快適な視聴環境を提供できる。
このような構成にすれば、黒体輻射に近い分光特性を有する白熱光源を利用することにより、特に複雑な制御をすることなくduvを略0にすることができる。したがって、投入電力に依存する白熱光源の温度により、光源色を容易にかつ高精度に制御できる。また、演色性が高いブロードな分光特性を有する白熱光源を利用することにより、部屋R内の調度品を自然に見せることができる。さらに、日光などの自然光源を再現する場合、自然光源は色温度の高低と明暗とが概ね連動しているため、1個またはひとくくりの白熱光源の投入電力で光源色および明るさの両方を適度に調整することができる。また、光源色および明るさを別々に制御する必要が生じた場合、投入電力(=色温度)を合わせた複数の白熱光源の点灯個数により、明るさを制御することができる。そして、LEDが不要な安価な構成を構築できる。さらに、部屋R内に物が多い、あるいは、壁が少ない場合であっても、最も自然な見えを再現できる。また、白熱光源の交換により、微妙な色味の差を楽しませることができる。
すなわち、調光機構および調光リモコンが搭載されている照明装置の場合、各種制御信号を記憶可能なリモコンに調光リモコンのコードを記憶させて、照明装置の照射状態を制御したり、照明制御部500にあらかじめ各照明装置のリモコンコードを登録しておき、このリモコンコードを利用して照明装置の照射状態を制御したりしてもよい。また、非調光タイプでありかつ調光可能なコンセント(調光コンセント)で制御可能な照明装置の場合、照明制御部500にて、調光コンセントに対して制御を実施してもよい。
このような構成は、AVセンターやセットトップボックスに搭載して、調光リモコンや調光コンセントのコードを記憶させることにより容易に実現できる。また、AVセンターやセットトップボックスに搭載することにより、撮影環境の推定に利用可能な音声情報やMPEG(Moving Picture Experts Group)データを容易に取得できる。さらに、AVセンターやセットトップボックスに従来搭載されている、音響効果や映像効果を利用した目覚ましタイマやおやすみタイマなどの機能も、照明制御として追加することができる。
具体的には、部屋Rに日光を採光する採光部としての開口部を開口形成するとともに、この開口部に上述したような透過率を制御可能な窓、液晶などの配向制御可能な素材を適用した窓、電動カーテンや電動ブラインドを、開口部からの採光状態を制御する採光制御部として設ける。そして、採光制御部を制御して、日光の入射状態を変えることにより、撮影環境における光源の照射状態を視聴環境で再現する構成としてもよい。
このような構成にすれば、視聴環境の制御前後における照明を日光にすることができ、制御前から制御後にかけての目の順応を自然にかつ容易にすることができる。
ここで、ベゼルにLEDなどの発光体を設けた場合、例えば日光による明るい視聴環境における照明効果が少なくなり、臨場感が小さくなるおそれがある。一方、電子泳動素子などの分光反射率を制御して発光させる構成では、明るい視聴環境であっても照明効果を損なうことなく、臨場感が小さくなるおそれを小さくできる。
このため、このような構成にすれば、明るい視聴環境であっても、より臨場感を出すことができる。
すなわち、色順応効果を利用して、照明部240の色温度を撮影環境の光源よりも若干低くなる状態に制御する構成としてもよい。
また、色温度を低くすることが困難な画像表示モニタ230の場合、照明部240の色温度を撮影環境の光源よりも高くする状態に制御してもよい。
さらに、画像表示モニタ230の色温度の白色が、映像信号規格の6500K付近から一般の民生モニタなどで設定されている10000K以上に変更されている場合、この変更に基づいて、撮影環境の光源色の推定値にオフセットをかけた色設定となる状態に照明部240を制御してもよい。つまり、色順応効果を利用して、画像表示モニタ230の色温度に照明部240の光の色を合わせる制御をしてもよい。例えば、画像表示モニタ230の色温度が6500Kから9500Kに変更されている状態において、撮影環境の光源色の色温度が4500Kと推定された場合、7500Kとなる状態に照明部240を制御してもよい。
このような構成にすれば、照明だけではなく画像のオブジェクト、例えば海や木などをもスクリーン部210に照射させることができ、演出の自由度を高めることができる。したがって、さらに臨場感を出すことができる。
このような構成にすれば、コンテンツの制作者の意図通りに第1〜第9の照明装置241〜249の照射状態を制御でき、より適切に臨場感を出すことができる。
さらに、手元スタンド270を設けなくてもよい。
そして、第1〜第9の照明装置241〜249の照射状態の制御の際に、飽和度が高い色を照射させる制御をしてもよい。
上述したように、上記実施形態では、AVシステム100は、画像の撮影環境における光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度を撮影光源状態として認識して、この認識した撮影光源状態に基づいて、照明部240の照射状態を制御する。つまり、撮影環境が異なる状態であっても略等しくなるおそれがある、撮影環境で測定された照度や色温度ではなく、撮影環境ごとに状態が異なる光源の分光分布特性、照度、照射方向、移動方向、移動速度に基づいて、照射状態を制御する。
このため、撮影環境の光源に対応する状態で視聴環境における照明部240の照射状態を制御することができ、撮影環境にいるような実感を利用者Uに持たせることができる、つまり画像に対する臨場感を適切に持たせることができる。したがって、視聴環境に配置された照明部240の照射状態を適切に制御できる。
240…照明部
241A〜249A…発光部としてのLED部
241B〜249B,250…遮光制御部としての遮光機構
412…光センサ
Claims (20)
- 利用者が所定の画像を視認する視認環境に配置された照明部の照射状態を制御する照射状態制御方法であって、
前記画像を表示手段で表示させるための画像信号を取得する画像信号取得工程と、
この画像信号取得工程で取得した前記画像信号に基づいて、前記画像の撮影環境における光源の明るさ、色、位置、および、動きのうち、少なくともいずれか1つを撮影光源状態として認識する撮影光源状態認識工程と、
この撮影光源状態認識工程で認識した前記撮影光源状態に基づいて、前記照明部の照射状態を制御する照射状態制御工程と、
を実施することを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1に記載の照射状態制御方法であって、
前記撮影光源状態認識工程では、前記撮影環境における光源の光の拡散状態を前記撮影光源状態として認識し、
前記照射状態制御工程では、前記光の拡散状態に基づいて、前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1または請求項2に記載の照射状態制御方法であって、
前記撮影光源状態認識工程では、前記画像の撮影環境における自ら光を発する直接光源の前記撮影光源状態を認識する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記撮影光源状態認識工程では、前記画像の撮影環境における他の光源からの光を反射して光を発する間接光源の前記撮影光源状態を認識する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記画像における撮像された画像以外の部分を非撮影部分として認識する非撮影部分認識工程を実施し、
前記撮影光源状態認識工程では、前記画像における前記非撮影部分以外の部分に基づいて、前記撮影光源状態を認識する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照射状態制御工程では、前記撮影光源状態と略等しい状態を前記視認環境で再現する状態に前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照射状態制御工程では、前記撮影光源状態を誇張させた状態を前記視認環境で再現する状態に前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記利用者および前記照明部の位置関係を認識する利用者照明部間位置関係認識工程を実施し、
前記照射状態制御工程では、前記利用者照明部間位置関係認識工程で認識した前記利用者および前記照明部の位置関係に基づいて、前記利用者に対して前記撮影光源状態に対応する状態で光が照射される状態に前記照明部を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項8に記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部からの光が前記利用者に到達した際の前記光の状態を認識する到達光状態認識工程を実施し、
前記照射状態制御工程では、前記到達光状態認識工程で認識した前記利用者に到達した際の光の状態に基づいて、前記撮影光源状態に対応する光が前記利用者に到達する状態に前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項9に記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部は、LED(Light Emitting Diode)を備え、
前記利用者の近傍に光の強度を前記光の状態として検出する光センサを設け、
前記到達光状態認識工程では、前記光センサで検出した前記光の強度を認識し、
前記照射状態制御工程では、前記到達光状態認識工程で認識した前記利用者に到達した際の光の強度に基づいて、前記撮影光源状態に対応する強度の光が前記利用者に到達する状態に前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記利用者および前記表示手段の位置関係を認識する利用者表示手段間位置関係認識工程を実施し、
前記照射状態制御工程では、前記利用者および前記表示手段の位置関係および前記利用者および前記照明部の位置関係に基づいて、前記照明部から発せられ前記表示手段で反射して前記利用者に到達する光の量が所定量以下となる状態に前記照明部を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項11に記載の照射状態制御方法であって、
複数の前記照明部を前記視認環境の異なる位置に配置し、
前記照射状態制御工程では、発した光が前記表示手段で反射して前記利用者に到達する位置に配置された前記照明部を認識し、この認識した前記照明部から光を発せさせない制御をする
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照射状態制御工程では、前記撮影光源状態認識工程で新たに認識された前記撮影光源状態および従前に認識された前記撮影光源状態の差が所定状態以上であることを認識すると、前記従前の撮影光源状態から前記新たな撮影光源状態に対応する状態に前記照明部の照射状態を移行させる際に、照射状態を連続的または断続的に変化させる制御をする
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部を前記視認環境内で移動可能に配置し、
前記照射状態制御工程では、前記照明部の照射状態の制御として、前記照明部の移動状態を制御する処理を実施する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
複数の前記照明部を前記視認環境の異なる位置に配置し、
前記照射状態制御工程では、前記照明部の照射状態の制御として、前記複数の照明部の照射状態を独立的に制御する処理を実施する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部に、光を発する発光部と、この発光部から発せられる光の遮光状態を制御する遮光制御部と、を設け、
前記照射状態制御工程では、前記照明部の照射状態の制御として、前記遮光制御部における前記遮光状態を制御する処理を実施する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部は、任意の画像を投影可能な投影手段を備えた
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記照明部に、前記視認環境の外部の光を採光する採光部と、この採光部における採光状態を制御する採光制御部と、を設け、
前記照射状態制御工程では、前記照明部の照射状態の制御として、前記採光制御部における前記採光状態を制御する処理を実施する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項18のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記画像の内容を表す画像内容情報を取得する画像内容情報取得工程と、
この画像内容情報取得工程で取得した前記画像内容情報に基づいて、前記画像の内容を認識する画像内容認識工程と、を実施し、
前記照射状態制御工程では、前記画像内容認識工程で認識した前記画像の内容に対応する状態で前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。 - 請求項1ないし請求項19のいずれかに記載の照射状態制御方法であって、
前記画像に対応する音声を前記視聴環境で出力させるための音声信号を取得する音声信号取得工程と、
この音声信号取得工程で取得した音声信号に基づいて、前記音声に対応する前記画像の内容を認識する画像内容認識工程と、を実施し、
前記照射状態制御工程では、前記画像内容認識工程で認識した前記画像の内容に対応する状態で前記照明部の照射状態を制御する
ことを特徴とする照射状態制御方法。
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