JP4789592B2 - 視聴環境制御装置及び視聴環境制御方法 - Google Patents
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Description
すなわち、上記特許文献1及び2の技術では、映像信号の1フレームごとに周囲の照明光が制御される。このときに上記従来技術では、色信号や輝度信号あるいは色相等の映像信号の特徴量を用い、その映像信号の1フレームごとの特徴量を照明光の制御に直接に反映させて、1フレームごとに照明光を制御している。
そして、このときに例えば、映像の特徴量の変化の度合いが大きいフレームが短時間挿入されていたり、煩雑に切り替わったりすると、それらのフレームごとの特徴量を直接反映させて照明光が制御されるため、照明光が煩雑に変化し、視聴者がフリッカーによる違和感を感じてしまう。
これにより、映像特徴量の変化があっても、これに追従して直ちに照明光を変化させることなく、安定的に照明状態を維持することができるため、照明光の頻繁な変化によるフリッカーを抑制して、視聴者はそのシーンの臨場感を違和感なく感じることができるようになる。
例えば、映像データ抽出部21で映像データの各フレームごとに色信号(RGB)と輝度信号(Y)とを抽出させ、場(雰囲気)推定部22にてフレームごとに信号を積分して色信号(RGB)比率を算出し、映像特徴量を表わす色信号データとして、これを照明データ生成部30に入力させるようにすることができる。照明データ生成部30では、この色信号比率とヒステリシス用の閾値とを使用して照明制御情報を生成してもよい。また、ここでは映像特徴量をフレーム単位で検出しているが、これに限られないことは明らかである。
そして再生表示を行う映像記録データ52のTCと、取得した照明色データ51のTCとに従って再生中の映像に該当する照明色情報を使用して照明装置4を制御する。照明装置に出力する照明色情報は、映像表示装置1に出力する映像データに同期しているため、映像表示装置1の表示映像に応じて照明光制御を行うことができる。
上記のようにして、蓄積型の視聴環境制御装置は、映像データを再生するときに、照明データ生成部30で生成されたヒステリシス特性を持つ照明色情報に従って、照明装置の照明光の切り替え制御を行うようにすることができ、これにより、表示すべき映像の特徴量が煩雑に変化する場合であっても、照明光の頻繁な変化によって発生するフリッカーを抑制することができる。
データ伝送部10により伝送された放送データは、映像受信装置70の映像データ抽出部21に入力される。そして映像データ抽出部21では、放送データに含まれる映像データを抽出する。抽出された映像データは、場(雰囲気)推定部22と、ディレイ発生部80とに出力される。
また、ヒステリシス用閾値設定部40は、照明データ生成部30が照明色情報を生成するときに使用する閾値を、照明データ生成部30で使用可能に保持する。ここで、ヒステリシス用閾値設定部40が保持する閾値は予め設定されているが、ユーザ操作等に応じた変更設定を可能にしてもよく、例えばユーザ操作等に応じた変更設定を可能にしてもよいし、或いは、表示すべき映像のコンテンツ種別(ジャンル)などに応じて自動的に可変設定されるものでもよい。
すなわち、入力した映像データを映像表示装置1に表示するときに、上述の場(雰囲気)推定処理、及び照明データ生成処理による処理時間が必要であり、放送データの入力から照明色情報の出力までの間に時間差が生じる場合、ディレイ発生部80では、この時間差分だけ映像表示装置1への映像データの出力を遅延させる。これにより、映像受信装置70から照明装置4に出力される照明色情報と、映像表示装置1に出力される映像データとが同期することとなり、映像表示装置1の表示映像に応じた照明光制御を行うことができる。
そして映像記録装置で記憶された照明色データ51のTCと、上記ステップS1で取得した映像データのTCとを比較し、これらが一致するかどうかを判別する(ステップS2)。ここで照明色データ51のTCと映像データのTCとが一致しなければ、ステップS1に戻ってさらに映像データの新しいフレームのTCを取得する。
そして処理が終了であるかどうかを判別し(ステップS5)、処理が終了でなければステップS1に戻って新しいフレームのTCを取得する。
例えば、前回取得した色信号データに相当する照明色情報のレベルがNであるものとする。そして上記ステップS12で今回取得した色信号データと前回取得した色信号データとを比較して、今回取得した色信号データの方が大きい場合には、今回取得した色信号データが、前記取得した色信号データのレベルNに対応する閾値N(レベル(N)の上限)+αよりも大きいかどうかを判別する。
また今回取得した色信号データが、前回取得した色信号データに対応する閾値Threash(level)+αより大きくない場合は、照明色情報のレベルをそのまま維持する(この場合は、レベル(N)を維持する)(ステップS17)。
例えば前回取得した色信号データに相当する照明色情報のレベルがNであるものとする。そして上記ステップS12で今回取得した色信号データと前回取得した色信号データとを比較して、今回取得した色信号データの方が小さい場合には、今回取得した色信号データが、前記取得した色信号データのレベルNの一つ下位のレベル(N−1)に相当する閾値N−1(レベル(N−1)の上限)−αよりも小さいかどうかを判別する。
また今回取得した色信号データが、前回取得した色信号データに対応するレベルの一つ下位のレベルの上限となる閾値Threash(level−1)−αより小さくない場合は、照明色情報のレベルをそのまま維持する(この場合は、レベル(N)を維持する)(ステップS18)。
そしてUPカウンタが所定数βに達しているかどうかを判別する。所定数βは本例では例えば150とする(ステップS25)。このβの値についても、ユーザ操作等に応じた変更設定を可能にしてもよいし、或いは、表示すべき映像のコンテンツ種別(ジャンル)などに応じて自動的に可変設定されるものとしてもよい。
Claims (8)
- 表示すべき映像データの特徴量に応じて、前記映像データを表示する表示装置の周囲に配置された照明装置の照明光を制御する視聴環境制御装置であって、
前記映像データの特徴量を検出する映像特徴量検出手段と、
該映像特徴量検出手段による検出結果と前記映像データのコンテンツ種別に応じて可変設定される閾値とを用いて、前記照明装置の照明光を制御するための照明制御情報を生成する照明データ生成手段と、
該照明データ生成手段によって生成された照明制御情報に基づいて、前記照明装置の照明光を切り替えて制御する照明切替制御手段と、を有することを特徴とする視聴環境制御装置。 - 請求項1に記載の視聴環境制御装置において、
前記照明データ生成手段は、前記映像特徴量検出手段から特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して前記閾値を超える変化があるまでは、前記前回取得した特徴量に基づく前記照明装置の照明光の制御を維持し、前記閾値を超える変化があったときに、現在の特徴量に応じた前記照明光の制御に切り替える照明制御情報を生成することを特徴とする視聴環境制御装置。 - 前記請求項2に記載の視聴環境制御装置において、
前記照明データ生成手段は、前記映像特徴量検出手段から特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して増大した場合は、前記閾値を大きくし、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して減少した場合は、前記閾値を小さくするように変化させることを特徴とする視聴環境制御装置。 - 前記請求項2に記載の視聴環境制御装置において、
前記照明データ生成手段は、前記映像特徴量検出手段から特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して所定の閾値を超える変化が所定期間以上連続する場合に、現在の特徴量に応じた前記照明光の制御に切り替える照明制御情報を生成することを特徴とする視聴環境制御装置。 - 表示すべき映像データの特徴量に応じて、前記映像データを表示する表示装置の周囲に配置された照明装置の照明光を制御する視聴環境制御方法であって、
前記映像データの特徴量を検出する映像特徴量検出ステップと、
該映像特徴量検出ステップによる検出結果と前記映像データのコンテンツ種別に応じて可変設定される閾値とを用いて、前記照明装置の照明光を制御するための照明制御情報を生成する照明データ生成ステップと、
該照明データ生成ステップによって生成された照明制御情報に基づいて、前記照明装置の照明光を切り替えて制御する照明切替制御ステップと、を有することを特徴とする視聴環境制御方法。 - 請求項5に記載の視聴環境制御方法において、
前記照明データ生成ステップは、前記映像特徴量検出ステップで検出した特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が前回取得した特徴量に対して所定の閾値を超える変化があるまでは、前記前回取得した特徴量に基づく前記照明装置の照明光の制御を維持し、所定の閾値を超える変化があったときに、現在の特徴量に応じた前記照明光の制御に切り替える照明制御情報を生成することを特徴とする視聴環境制御方法。 - 前記請求項6に記載の視聴環境制御方法において、
前記照明データ生成ステップは、前記映像特徴量検出ステップで検出した特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して増大した場合は、前記閾値を大きくし、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して減少した場合は、前記閾値を小さくするように変化させることを特徴とする視聴環境制御方法。 - 前記請求項4に記載の視聴環境制御方法において、
前記照明データ生成ステップは、前記映像特徴量検出ステップで検出した特徴量を取得し、前記映像データの現在の特徴量が、前回取得した特徴量に対して所定の閾値を超える変化が所定期間以上連続する場合に、現在の特徴量に応じた前記照明光の制御に切り替える照明制御情報を生成することを特徴とする視聴環境制御方法。
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