JP5074864B2 - データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法 - Google Patents

データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5074864B2
JP5074864B2 JP2007228318A JP2007228318A JP5074864B2 JP 5074864 B2 JP5074864 B2 JP 5074864B2 JP 2007228318 A JP2007228318 A JP 2007228318A JP 2007228318 A JP2007228318 A JP 2007228318A JP 5074864 B2 JP5074864 B2 JP 5074864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
segment
information
data
illumination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007228318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009060540A (ja
Inventor
久雄 熊井
琢也 岩波
康寛 大木
典男 伊藤
育弘 吉田
隆司 吉井
学 石河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007228318A priority Critical patent/JP5074864B2/ja
Publication of JP2009060540A publication Critical patent/JP2009060540A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5074864B2 publication Critical patent/JP5074864B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、映像表示装置に映像を表示する際に、その映像の撮影シーンの雰囲気や場面設定に適応させて、映像表示装置の周囲の照明光を制御することが可能なデータ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法に関するものである。
例えば、テレビジョン受像機のような映像表示装置により映像表示を行う場合や、プロジェクタ装置を用いて映像を投影表示させるような場合に、その周囲の照明光を表示映像に合わせて調整することにより臨場感を高めるなどの視聴演出効果を付与するようにした技術が知られている。
また、特許文献1には、映像制作者の意図する撮影シーンの雰囲気や場面設定に適応させて、視聴環境の照明光を適切に制御することにより、視聴者に臨場感を与えてより高度な映像効果を得るために、映像データの各シーンの区切り位置を示すシーン区切り位置情報を、前記映像データに付加して送信するものが提案されている。
これによると、視聴環境照明装置は、シーン区切り位置情報に基づいて、表示すべき映像データにおける同一シーン内では、表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を略一定に保持することが可能となり、視聴環境の照明光を適切なタイミングで切替制御して、最適な視聴環境の照明制御を実現することができる。
WO2007/052395
ドラマや時代劇では、映像制作者(脚本家や演出家など)の意図により、番組内の異なったシーンの画面を切り換える方法として、カット切り替えであるカットイン、カットアウト、視覚的な効果を加えたフェードイン、フェードアウト、またそれらを組み合わせたフェードイン・フェードアウト、カットアウトフェードイン、フェードアウトカットイン、ディゾルブ等のスイッチング技法が使用されている。映像制作者は、これらのスイッチング技法をシーンの表現意図によって使い分けることで、番組を盛り上げるように映像の編集を行う。
しかしながら、上述した従来の技術においては、一つの画面から別の画面に瞬間的に切り替える技法であるカット切り替えされた映像と連動した照明制御を行うことはできるが、フェードイン、フェードアウトなどの徐々に映像信号の利得レベルを変更して画面を切り替えるようなスイッチング技法が使用された映像と連動した照明制御を行うことは困難である。
このため、番組内での異なったシーンでの画面切り替え時に瞬間的に照明光の状態が変化することで、視聴者に対して違和感を与えてしまう可能性があり、上述のようなスイッチング技法を用いて編集された映像表示時においては、視聴環境の臨場感を逆に阻害してしまいかねないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、映像シーンの切替え時に使用されている画面のスイッチング技法に応じた、最適な視聴環境の照明制御を実現することが可能なデータ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム及び視聴環境制御方法を提供することを目的とする。
本願の第の発明は、視聴環境制御装置において、表示装置に表示すべき映像データと、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報と、前記セグメント単位で前記映像データに付加された、前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報とを受信する受信手段と、前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本願の第の発明は、視聴環境制御装置において、表示装置に表示すべき映像データを受信する映像受信手段と、前記映像データとは別に送信された、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報、並びに前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報を受信する情報受信手段と、前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
本願の第の発明は、前記制御手段が、前記照明装置の照明光を、前記セグメント単位で切替え制御することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記制御手段が、前記映像データの特徴量を用いて、前記照明装置の照明光を制御することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記視聴環境制御装置と、該視聴環境制御装置によって視聴環境照明光を制御される照明装置とを備えることを特徴とする。
本願の第の発明は、視聴環境制御方法において、表示装置に表示すべき映像データと、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報と、前記セグメント単位で前記映像データに付加された、前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報とを受信し、前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御することを特徴とする。
本願の第の発明は、視聴環境制御方法において、表示装置に表示すべき映像データを受信すると共に、前記映像データとは別に送信された、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報、並びに前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報を受信し、前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御することを特徴とする。
本発明によれば、映像制作者の意図する映像シーンの切替え時に使用されている画面のスイッチング技法に適応させて、視聴環境の照明光を適切に制御することが可能となり、視聴者に臨場感を与えてより高度な映像効果を得ることができる。
<第1の実施形態>
以下、本発明の視聴環境制御システムの第1実施形態について、図1乃至図25とともに詳細に説明する。ここで、図1は本実施形態の視聴環境制御システムにおける映像送信装置の要部概略構成を示すブロック図、図2は本実施形態の視聴環境制御システムにおける映像送信装置の出力ビットストリーム例を示す説明図、図3は本実施形態の視聴環境制御システムにおける付加データのデータ構造の一例を説明するための図である。
図4は映像の構成要素を説明するための図、図5は本実施形態の視聴環境制御システムにおけるシーン区切り情報の一例を示す説明図、図6乃至図8は画面のスイッチング手法を説明するための図、図9は本実施形態の視聴環境制御システムにおける映像受信装置の要部概略構成を示すブロック図、図10は図9の照明制御データ生成部の概略構成を示すブロック図である。
図11は本実施形態の切替え制御処理部における切替え方法情報に基づいて照明制御データの生成処理方法を決定するフローを示したフローチャート、図12は本実施形態の視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の一例を示す説明図、図13は本実施形態の視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の一例を示す説明図である。図14は本実施形態の視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の他の例を示す説明図、図15は本実施形態の視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の他の例を示す説明図である。
本実施形態における映像送信装置(データ送信装置)は、図1に示すように、映像データ、音声データ、セグメント区切り情報、切替え方法情報などを含む付加データのそれぞれをトランスポートストリームパケット(Transport Stream packet;TSP)形式に分割して多重するデータ多重部1と、データ多重部1の出力データに対して誤り訂正符号を付加する等した上で変調を施し、放送データとして伝送路に送出する送信部2とを備えている。
図2はMPEG2(Moving Picture Experts Group 2)−Systemsで規定されたトランスポートストリームパケット(TSP)の構成の概略を示す説明図であり、11はTSPのデータ内容その他のMPEG2−Systemsで規定された情報が記述されたヘッダ、12は拡張ヘッダ(アダプテーション・フィールド)であって送信者が決めた情報を記述できる部分、13は映像、音声などのデータから構成されるペイロードである。本実施形態では、例えば映像データ及び音声データをペイロード13で伝送し、付加データを拡張ヘッダ(アダプテーション・フィールド)12で伝送する、或いは、映像、音声などのデータから構成されるペイロードに埋め込んで伝送することが可能である。また、映像データ、音声データ、付加データのそれぞれのデータストリームを多重して伝送するようにしてもよい。
図3は付加データのデータ構造の一例を説明するための図である。本実施形態においては、映像データを1以上の任意の数のフレームから構成されるセグメントに分割し、各セグメントに関する各種付加情報がセグメント単位で記述されている。
ここで、セグメントとは、映像コンテンツの構成を時間方向に任意の長さで区切ったものとして定義され、例えばシーン、ショット、フレームなどに対応して区切られたものである。例えば、セグメントがシーンに対応する場合、ショット単位で存在する情報はセグメント内にまとめて記述する。セグメントがショットに対応する場合、シーン単位に存在する情報は、対応するセグメント全てで同じものを繰り返し記述する。また、セグメントがフレームに対応する場合、シーン単位やショット単位で存在する情報は、対応するセグメント全てで同じものを繰り返し記述する。
尚、視聴環境照明の制御においては、主に場面の状況が一定となるシーン単位での制御が多いが、撮影の状況が一定となるショット単位で制御することも少なからずある。また、時にはフレーム単位でのきめ細やかな制御が望ましい場合も存在することから、表示データの内容によって視聴環境照明を一定に制御すべきことが多い単位でセグメントを区切ることにより、付加するデータ量の増加を抑制して、効率的に付加データを記述することができる。
次に、シーンやショットを含む映像の構成について、図4を参照して説明する。連続する動画像を構成する映像データは、図4に示すように、3層(レイヤ)構成に分けて考えることができる。映像(Video)を構成する第1レイヤは、フレーム(Frame)である。フレームは物理的なレイヤであり、単一の2次元画像を指す。フレームは、通常、毎秒30フレームのレートで得られる。第2レイヤはショット(Shot)である。そして、第3レイヤがシーン(Scene)である。
セグメント区切り情報は、図5に示すように、セグメント番号、開始時刻、区間情報により構成されている。セグメント開始時刻は、映像データ、音声データそれぞれの再生時間情報を示すために付加されたタイムコードにより指定されており、例えば図5に示すように、映像データの時間(h):分(m):秒(s):フレーム(f)を示す情報により構成されている。セグメント区間は、当該セグメントの開始タイムコードを示す時間から次のセグメントの開始タイムコードとの期間を示す時間(h):分(m):秒(s):フレーム(f)を示す情報により構成されている。
切替え方法情報は、セグメント単位でその先頭の映像に対して用いられた画面のスイッチング技法、及びその末尾の映像に対して用いられた画面のスイッチング技法を示すものであり、セグメント先頭の映像切替え方法として、カットイン、フェードイン、或いはディゾルブのいずれかが記述されるとともに、セグメント末尾の映像切替え方法として、カットアウト、フェードアウトのいずれかが記述されている。加えて、これら画面のスイッチング技法が適用された切替え時間が記述されている。
ここで、番組内の異なったシーンの画面を切り換えるスイッチング技法について、図6乃至図8とともに説明する。ここでは、スイッチング技法として、カット切替え、カットイン、カットアウト、フェードイン、フェードアウト、カットアウトフェードイン、フェードアウトカットイン、ディゾルブのそれぞれについて述べるが、スイッチング技法はこれに限定されるものではない。以下、それぞれについて説明する。
まず、カット切替えについて図6(A)を用いて説明する。カット切替えとは一つの画面から別の画面に、瞬間的に切替える技法で、画面の垂直ブランキング期間に切り替わるようにして画面の切替え時のショックや雑音が現れないように編集を行うものである。このような編集がなされた映像の場合、セグメント内で推定された一定の照明制御データを保持して、セグメントの切替え時に次のセグメント内で推定された一定の照明制御データに映像と同時に瞬間的に切替えることで、映像に連動した照明制御を行うことが可能となる。ただし、セグメントの切替えの前後で、急激に照明制御データの値が切り替わる場合には、予め何らかの閾値を設けておき、該閾値を超えるようなら段階的に照明制御データ値を変更するようなスムージング制御処理を加えても構わない。
また、カット切替えの他の例として、図6(B)に示すように、画面の切替え前が空白画面で切替え後に瞬間的に完全な映像レベルに切り替わるカットインや、その逆である、図6(C)に示すような完全な映像レベルから瞬間的に空白画面に切り替わるカットアウトの技法も用いられている。
そしてまた、画面の切替え時に段階的に映像レベルを変更する技法として、フェードイン、フェードアウトもよく用いられる。フェードインは、図7(A)に示すように、画面ブランクの状態から徐々に画像を現してくる技法で、画面の切替え時に空白画面から映像信号の利得を任意の速度で上げていく技法である。このような編集がなされた映像の場合、画面の切替え時の映像信号の利得の変化に合わせて照明制御データの値も規定のフェード値に任意の速度で段階的に上げていくことで、映像に連動した照明制御を行うことが可能となる。
フェードアウトは、図7(B)に示すように、画像を徐々にブランクにしていく技法で、フェードアウトとは逆の操作を行う。このような編集がなされた映像の場合、セグメント内で推定された一定の照明制御データの値に基づいて、画面の切替え時の映像信号の利得の変化に合わせて照明制御データの値も規定のフェード値に任意の速度で段階的に下げていくことで、映像に連動した照明制御を行うことが可能となる。尚、フェード値については、例えばRGBの値を全て0に設定しても、受信した映像の黒レベルに相当するRGB値を照明制御データの値として使用しても構わない。
また、上述して技法を組み合わせた例として、図7(C)、図7(D)に示すように、カットアウトフェードイン、フェードアウトカットインなどがあり、それぞれ画面の切替えの前後でカットアウト及びフェードイン、フェードアウトとカットインの処理を映像信号に対して行う。
さらに、図8に示すように、切替え前の映像Aから切替え後の映像Bにつなぐとき、映像Aが消えながら映像Bが重なって次第に見えてくるスイッチング技法としてディゾルブ(オーバー・ラップ)があり、特に、何も無い映像からディゾルブすることをフェードイン、逆に、ある映像から何も無い映像にディゾルブすることをフェードアウトという。
以上のように、異なった画面を切替える場合における画面のスイッチング技法として幾つかのパターンがあり、これらに連動した照明制御を可能とするために、本実施形態では、映像切替え方法(スイッチング技法)及びその切替え時間の情報を、セグメント毎に記述して付加するようにしている。尚、このような映像切替え方法に関する情報は、映像編集時の編集情報を利用して生成することができるので、この場合、新たに映像切替え方法情報を作成する作業を省くことが可能となる。
次に、シーン設定情報は、当該セグメントに含まれる映像データのシーン場面設定状況を示すものであり、具体的には、当該シーンのストーリー上における季節を表わす季節情報、時刻を表わす時刻情報、場所を表わす場所情報、時代を表わす時代情報、天候を表わす天候情報、地域を表わす地域情報などが記述されている。
このシーン設定情報を利用することにより、表示する映像の特徴量に関わらず、表示映像のシーン状況(ストーリー上の場面設定状況)に応じた照明光を推定して視聴空間に照射することが可能となる(詳しくは、本願の出願人が先に出願したPCT/JP2007/057458明細書参照)。尚、このシーン設定情報は、シーン単位で変化するものであるため、セグメントをシーンに合わせて区切ることにより、シーン設定情報をセグメント単位で効率良く記述することができる。
また、撮影照明情報は、当該セグメントに含まれる映像データの撮影時における照明状況を示すものであり、具体的には、当該映像データの撮影に用いられた撮影照明のライティング種別を表わすライティング種別情報、撮影照明の性質を表わす照明器具情報、撮影照明の光の方向を表す照射方向情報、撮影照明の光の強度を表わす照明強度情報、撮影照明の光の色度を表わす照明色情報などが記述されている。
この撮影照明情報を利用することにより、表示する映像の特徴量に関わらず、映像の撮影時における照明状況に応じた照明光を推定して視聴空間に照射することが可能となる(詳しくは、本願の出願人が先に出願したPCT/JP2007/057760明細書参照)。尚、この撮影照明情報は、ショット単位又はシーン単位で変化することが多いため、セグメントをショット、シーンに合わせて区切ることにより、撮影照明情報をセグメント単位で効率良く記述することができる。
尚、本実施形態では、より適切な視聴環境照明を求めるために、シーン設定情報、撮影照明情報を付加データに含めることとしているが、これらの情報は必ずしも必要ではない。また、本発明においては、セグメント区切り情報と切替え方法情報とを、映像データまたは音声データに付加すればよく、その際のデータ構造は上記のものに限らない。
ここでは、上述したとおり、映像データを1以上の任意の数のフレームから構成されるシーンやショットなどに対応したセグメントに分割し、該セグメント単位で、上記セグメント区切り情報及び切替え方法情報を付加するようにしているので、映像制作者の意図に応じた適切な照明制御を行うことが可能になっている。
次に、上記映像送信装置より送出された放送データを受信して、映像・音声を表示・再生するとともに、そのときの視聴環境照明を制御する映像受信装置(データ受信装置)について説明する。
本実施形態における映像受信装置は、図9に示すように、伝送路より入力された放送データを受信して復調するとともに、誤り訂正を行う受信部31と、受信部31の出力データから、映像表示装置36に出力する映像データ、TC(タイムコード)、音声再生装置37に出力する音声データ、TC(タイムコード)、セグメント区切り情報、切替え方法情報などを含む付加データのそれぞれを分離・抽出するデータ分離部32とを備えている。
また、データ分離部32で分離された付加データ及び/又は前記映像データ及び前記音声データの特徴量に基づいて、各フレーム表示時に適した照明制御データ(RGBデータ)を生成し、視聴環境空間を照明する照明装置38に出力する照明制御データ生成部35と、照明制御データ生成部35における処理時間分だけ映像データ、音声データを遅延して出力するディレイ発生部33,34とを備えている。
ここで、照明装置38は、映像表示装置36の周囲に設置されて、所定の色相をもった例えばRGBの三原色の光を発光するLEDにより構成することができる。ただし、照明装置38は、映像表示装置36の周囲環境の照明色及び明るさを制御することができるような構成であればよく、上記のような所定色を発光するLEDの組み合わせに限ることなく、白色LEDと色フィルタとによって構成してもよく、あるいは白色電球や蛍光管とカラーフィルタとの組み合わせやカラーランプ等を適用することもできる。また、照明装置38は1個以上設置されていればよい。
そしてまた、タイムコードは、映像データ、音声データそれぞれの再生時間情報を示すために付加された情報であり、例えば、映像データの時間(h):分(m):秒(s):フレーム(f)を示す情報により構成されている。
本実施形態の照明制御データ生成部35は、図10に示すように、データ分離部32で分離された付加データを解析する付加データ解析部351と、該付加データ解析部351により抽出されたセグメント区切り情報と、映像データ、TC、音声データ、TC、或いは、シーン設定情報及び/又は撮影照明情報に基づいて、照明制御データ推定値(R,G,B)を算出する照明制御データ推定部352と、前記付加データ解析部351により抽出された切替え方法情報に基づいて、映像切替え時の制御データを算出する切替え制御処理部353と、前記制御データと前記照明制御データ推定値とに基づいて、照明装置38を制御する照明制御データ(R,G,B)を出力する照明制御部354とを備えている。
ここで、切替え制御処理部353にて、異なるセグメントに亘る切替え方法に基づいて制御データを算出する場合には、前記照明制御データ推定部352から算出された照明制御データ推定値(他のセグメントから得られた照明制御データ推定値も含む)を用いて、照明制御部354を制御する制御データを算出しても構わない。
照明制御データ推定部352は、映像データ、音声データの特徴量に基づいて、各フレーム表示時に適した照明推定処理を行う、或いは、付加データに含まれるシーン設定情報及び/又は撮影照明情報に基づいて、各シーン、ショット表示時に適した照明推定処理を行う。また、シーン設定情報及び/又は撮影照明情報に基づく照明推定結果と映像データ、音声データの特徴量に基づく照明推定結果とを加重平均するなどして照明推定処理を行うように構成してもよい。
尚、照明制御データ推定部352による撮影時の周囲光の状態の推定方法は、公知のものをはじめとする各種の技術を用いることができる。なお、ここでは、各セグメントの場(雰囲気)の推定のために映像データの特徴量に加えて、音声データの特徴量も用いているが、これは場(雰囲気)の推定精度をより向上させるためであり、映像データの特徴量のみから撮影シーンの場(雰囲気)を推定するようにしてもよい。
ここで、映像データの特徴量としては、例えばカラーテレビの表示映像から色信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とを取り出し、その色信号と輝度信号とから、光源に使用する三色光(赤色光,緑色光,青色光)の適正調光照度比を算出し、その照度比に従って三色光の照度を設定し、三色光を混光して照明制御データとして用いることも出来るし、カラーテレビに表示される映像を複数に分割し、照明手段によって照明制御される部分に対応する映像の分割部の平均的な色相を検出し、その検出した色相に基づいて、分割部に対応した照明制御データ推定値を算出しても構わない。また、音声データの特徴量としては、音量、音声周波数などを用いることができる。
また、シーン設定情報や撮影照明情報を用いることにより、映像撮影時に用いられた照明光の色温度、照明強度をより正確に推定することができる。さらに、上記映像データ、音声データの特徴量から算出した照明制御データ推定値を考慮して、シーン設定情報及び/又は撮影照明情報から算出した照明制御データ推定値を補正して出力するようにしても良い。
以上のように、本実施形態においては、映像データ、音声データの特徴量を用いた照明推定処理を行うモード(映像推定モード)と、映像データ、音声データの特徴量を用いず、付加データに含まれるシーン設定情報及び/又は撮影照明情報のみから照明推定処理を行うモード(照明推定モード)とを備えており、これらモードは受信装置側で視聴者により切替設定することが可能となっている。
次に、切替え方法情報に基づいて照明制御データを算出する方法の一例について説明する。ここで、図11は本実施形態の切替え制御処理部における切替え方法情報に基づいて照明制御データの生成処理方法を決定するフローを示したフローチャート、図12は本実施形態のセグメント区切り情報、切替え方法情報の一例を示す説明図、図13は本実施形態による照明制御データ生成処理の一例を示す説明図である。図14は本実施形態のセグメント区切り情報、切替え方法情報の他の例を示す説明図、図15は本実施形態による照明制御データ生成処理の他の例を示す説明図である。
まず、切替え方法情報に基づいて照明制御データの生成処理方法を決定するフローについて、図10、図11とともに説明する。照明制御データ生成部35の付加データ解析部351は、データ分離部32で分離された付加データからセグメント区切り情報と切替え方法情報とを抽出し、切替え制御処理部354では、前記セグメント区切り情報と切替え方法情報とに基づいて、照明推定の処理を制御する制御データを算出する。
ここで、セグメント区切り情報と切替え方法情報の一例を図12に示す。ここでは、セグメント1に対して、末尾切替時間として“2秒”が設定されているので、図11のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報とから、末尾切替え方法として“フェードアウト”、フェードアウト開始時間を“13:59:30:27”に設定する(付加データ処理1))。そして、セグメント1からセグメント2への切替わり部分におけるセグメント1での画面の切替え方法が“フェードアウト”に設定されているので、フェードアウトの処理を行うための制御データを照明制御部354に送る(フェードアウト処理)。
次に、フェードアウト処理の一例を、図13を用いて説明する。図13では縦軸を照明制御データ値としており、図13の例では、照明制御データ値の一つであるRの一例を示しているが、G、Bについても同様の図を使用して説明することができる。セグメント1に対して推定された照明制御データ値を照明値1とすると、照明制御部354でのフェードアウト処理として、
照明制御データ=ratio×照明値1 (0.0≦ratio≦1.0)
の式に基づき照明制御データを算出し、制御データとしてはratioを1.0から0.0まで少しずつ変化させ、セグメント2の開始時刻に照明制御データのRGB値を全て0(黒色)にするような線形処理を行う。
尚、上記照明値1は、付加データに含まれるシーン設定情報及び/又は撮影照明情報からセグメント1での照明制御データ推定値(照明推定モード時)、或いは、映像データ、音声データの特徴量を用いて算出したセグメント1での照明制御データ推定値(映像推定モード時)を用いることができる。また、前述したフェードアウト処理ではフェードアウト区間中の照明制御を線形処理することとしたが、対数や三角関数など、よりスムーズにフェードアウト処理を行うことが可能な関数を用いてもよいことは言うまでもない。
さらに、本実施形態では、前述した線形処理によりフェードアウト処理に連動した照明制御を行うこととしたが、フレーム毎もしくは数フレーム毎もしくは数秒単位で映像特徴量からフェードアウト区間中の照明制御データを推定しても構わない。尚、ここでは、フェードアウト後のRGB値を全て0(黒色)にするとしたが、映像の空白画面値に相当するRGB値や映像の黒レベルに相当するRGB値にするように制御しても構わず、また、フェードアウト値として指定された値にするように制御してもよく、本発明は上述の処理に限定されるものではない。
次に、セグメント2に対しては、先頭切替時間として“2秒”が設定されているので、図14のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報とから、先頭切替え方法として“フェードイン”、フェードイン終了時刻を“13:59:34:27”に設定する(付加データ処理1))。そして、セグメント1からセグメント2への切替わり部分におけるセグメント2での画面の切替え方法が“フェードイン”に設定されているので、フェードインの処理を行うための制御データを、照明制御データ推定部352に送る(映像推定モード時)、或いは、照明制御部354に送る(照明推定モード時)(フェードイン処理)。
ここで、フェードイン処理の一例を、図13を用いて説明する。まず、映像推定モードが選択設定されている場合、フェードイン処理中においては、フレーム毎に映像データ、音声データの特徴量から照明制御データ推定値を算出し、フェードイン終了時刻の照明制御データ推定値をセグメント2での照明値2とする。
すなわち、切替え制御処理部353は、セグメント2の開始時刻からフェードイン終了時刻まで、フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出するように、照明制御データ推定部352に対して制御データを出力する。尚、ここでは、フェードイン区間中は、1フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出することとしたが、数フレーム毎や数秒毎に照明制御データ推定値を算出しても構わず、本発明はフレーム単位での処理に限定されるものではない。
一方、照明推定モードが選択設定されている場合、セグメント2の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント2での照明制御データ推定値を照明値2とすると、照明制御部354でのフェードイン処理として、
照明制御データ=ratio×照明値2 (0.0≦ratio≦1.0)
の式に基づき照明制御データを算出し、制御データとしてはratioを0.0から1.0まで少しずつ変化させ、セグメント2の開始時刻での照明制御データのRGB値を全て0(黒色)から推定値2に変化させるような線形処理を行う。この場合も、照明制御データ推定値に対する演算制御は、線形処理によるものに限らないことは言うまでもない。さらに、フェードイン前のRGB値も全て0(黒色)に限らないことは言うまでもない。
さらに、セグメント区切り情報と切替え方法情報の他の例を図14に示す。ここでは、セグメント1に対して、切替え方法に関する記述が含まれていないため、切替え方法情報に基づく処理は行わない。次に、セグメント2に対しては、先頭切り替え時間として"3秒“が設定されているので、図11のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報とから、先頭切替え方法として”ディゾルブ“、ディゾルブ終了時刻を”14:01:38:27“に設定する(付加データ処理1))。そして、セグメント1からセグメント2へ切替わり部分におけるセグメント2での画面の切替え方法が”ディゾルブ“に設定されているので、ディゾルブの処理を行うための制御データを照明制御部354に送る(ディゾルブ処理)。
ここで、ディゾルブ処理の一例について、図15を用いて説明する。まず、照明推定モードが選択設定されている場合、セグメント1の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント1での照明制御データ推定値を照明値1、セグメント2の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント2での照明制御データ推定値を照明値2とすると、照明制御部354でのディゾルブ処理は、図15に示すように、セグメント2の開始時刻からディゾルブ終了時刻までのディゾルブ区間において、照明値1から少しずつ変化させ、ディゾルブ終了時刻での照明制御データのRGB値を照明値2に変化させるような線形処理を行う。
尚、前述したディゾルブ処理においては、ディゾルブ処理区間中の照明制御データ推定値を線形処理することとしたが、対数や三角関数などの、よりスムーズにディゾルブ処理を行うことができる関数を用いてもよいことは言うまでもない。
一方、映像推定モードが選択設定されている場合、ディゾルブ処理中においては、フレーム毎に映像データ、音声データの特徴量から照明制御データ推定値を算出し、ディゾルブ終了時刻の照明制御データ推定値をセグメント2での照明値2とする。尚、1フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出することに代えて、数フレーム毎や数秒毎に照明制御データ推定値を算出するようにしてもよいことは言うまでもない。
以上のように、本実施形態によれば、基本的には同一のセグメント内では表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を略一定に保持しつつ、映像データ中に含まれるフェードやディゾルブといった画面のスイッチング技法にも適応して照明光を変化させることが可能となり、映像制作者の意図に応じた適切な照明制御を行うことができる。
また、上記実施形態においては、フェード区間、ディゾルブ区間などの映像切替え区間がセグメント区間内の先頭及び/又は末尾の一部として含まれるようにしているが、本発明はこれに限らず、例えばフェード区間、ディゾルブ区間などの映像切替え区間を独立した一つのセグメントとして映像データを分割するようにしてもよい。これについて、本発明の第2の実施形態として以下説明する。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態として、切替え方法情報に基づいて照明制御データを算出する方法の別の一例について説明するが、上記第1実施形態と同一部分についての説明は省略する。ここで、図16は本実施形態の視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の一例を示す説明図、図17は本実施形態の視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の一例を示す説明図、図18は本実施形態の視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の他の例を示す説明図、図19は本実施形態の視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の他の例を示す説明図である。
照明制御データ生成部35の付加データ解析部351は、データ分離部32で分離された付加データからセグメント区切り情報と切替え方法情報とを抽出し、切替え制御処理部354では、前記セグメント区切り情報と切替え方法情報とに基づいて、照明推定の処理を制御する制御データを算出する。
ここで、セグメント区切り情報と切替え方法情報の一例を図16に示す。
ここでは、セグメント1に対して、切替え方法情報が記述されていないので、セグメント1区間では切替え方法情報に基づく照明制御は行わない。
また、セグメント2では、末尾切替え方法のみ設定されており、末尾切替時間は設定されていないので、図11のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報とから、末尾切替え方法として“フェードアウト”、フェードアウト開始時間をセグメント2開始時刻の“13:59:32:27”に、フェードアウト区間をセグメント区切り情報の区間情報から“2秒”に設定する(付加データ処理2))。そして、セグメント2での画面の切替え方法が“フェードアウト”に設定されているので、フェードアウトの処理を行うための制御データを照明制御部354に送る(フェードアウト処理)。
次に、フェードアウト処理の一例を、図17を用いて説明する。図17においても、図12と同様に縦軸を照明制御データ値としており、図の例では、照明制御データ値の一つであるRの一例を示しているが、G、Bについても同様の図を使用して説明することができる。セグメント1に対して推定された照明制御データ値を照明値1とすると、照明制御部354でのフェードアウト処理として、
照明制御データ=ratio×照明値1 (0.0≦ratio≦1.0)
の式に基づき照明制御データを算出し、制御データとしてはratioを1.0から0.0まで少しずつ変化させ、セグメント3開始時刻に照明制御データのRGB値を全て0(黒色)にするような線形処理を行う。
尚、上記照明値1は、付加データに含まれるシーン設定情報及び/又は撮影照明情報からセグメント1での照明制御データ推定値(照明推定モード時)、或いは、映像データ、音声データの特徴量を用いて算出したセグメント1での照明制御データ推定値(映像推定モード時)を用いることができる。また、前述したフェードアウト処理ではフェードアウト区間中の照明制御を線形処理することとしたが、対数や三角関数など、よりスムーズにフェードアウト処理を行うことが可能な関数を用いてもよいことは言うまでもない。
さらに、本実施形態では、前述した線形処理によりフェードアウト処理に連動した照明制御を行うこととしたが、フレーム毎もしくは数フレーム毎もしくは数秒単位で映像特徴量からフェードアウト区間中の照明制御データを推定しても構わない。尚、ここでは、フェードアウト後のRGB値を全て0(黒色)にするとしたが、映像の空白画面値に相当するRGB値や映像の黒レベルに相当するRGB値にするように制御しても構わず、また、フェードアウト値として指定された値にするように制御してもよく、本発明は上述の処理に限定されるものではない。
次に、セグメント3に対しては、先頭切替え方法のみ設定されており、先頭切替時間は設定されていないので、図11のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報とから、先頭切替え方法として“フェードイン”、フェードイン終了時刻をセグメント2区切り情報の区間情報から“13:59:36:27”に、フェードイン区間をセグメント区切り情報の区間情報から“2秒”に設定する(付加データ処理2))。そして、セグメント3での画面の切替え方法が“フェードイン”に設定されているので、フェードインの処理を行うための制御データを、照明制御データ推定部352に送る(映像推定モード時)、或いは、照明制御部354に送る(照明推定モード時)(フェードイン処理)。
ここで、フェードイン処理の一例を、図17を用いて説明する。まず、映像推定モードが選択設定されている場合、フェードイン処理中においては、フレーム毎に映像データ、音声データの特徴量から照明制御データ推定値を算出し、フェードイン終了時刻の照明制御データ推定値をセグメント4での照明値2とする。
すなわち、切替え制御処理部353は、セグメント3の開始時刻からフェードイン終了時刻まで、フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出するように、照明制御データ推定部352に対して制御データを出力する。尚、ここでは、フェードイン区間中は、1フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出することとしたが、数フレーム毎や数秒毎に照明制御データ推定値を算出しても構わず、本発明はフレーム単位での処理に限定されるものではない。
一方、照明推定モードが選択設定されている場合、このケースでは、セグメント3とセグメント4とで設定されているシーン設定情報及び/又は撮影照明情報は同じであるので、シーン設定情報及び/又は撮影照明情報から算出される照明制御データ推定値はセグメント3とセグメント4の区間で同じ値となる。以上のことから、セグメント3の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント3、4での照明制御データ推定値を照明値2とすると、照明制御部354でのフェードイン処理として、
照明制御データ=ratio×照明値2 (0.0≦ratio≦1.0)
の式に基づき照明制御データを算出し、制御データとしてはratioを0.0から1.0まで少しずつ変化させ、セグメント2の開始時刻での照明制御データのRGB値を全て0(黒色)から推定値2に変化させるような線形処理を行う。この場合も、照明制御データ推定値に対する演算制御は、線形処理によるものに限らないことは言うまでもない。さらに、フェードイン前のRGB値も全て0(黒色)に限らないことは言うまでもない。
さらに、セグメント区切り情報と切替え方法情報の他の例を図18に示す。ここでは、セグメント1に対して、切替え方法に関する記述が含まれていないため、切替え方法情報に基づく処理は行わない。次に、セグメント2に対しては、先頭切り替え方法のみ設定されており、先頭切り替え時間は設定されていないので、図11のフローチャートに従って、セグメント区切り情報と切替え方法情報から、先頭切替え方法として”ディゾルブ“、ディゾルブ終了時刻を”13:59:35:27“に設定する(付加データ処理2))。そして、セグメント2からセグメント3へ切替わり部分におけるセグメント2での画面の切替え方法が”ディゾルブ“に設定されているので、ディゾルブの処理を行うための制御データを照明制御部354に送る(ディゾルブ処理)。
ここで、ディゾルブ処理の一例について、図19を用いて説明する。このケースでもフェードインの処理と同様に、セグメント2とセグメント3で設定されているシーン設定情報及び/又は撮影照明情報は同じであるので、シーン設定情報及び/又は撮影照明情報から算出される照明制御データ推定値はセグメント2とセグメント3の区間で同じ値となる。
以上のことから、まず、照明推定モードが選択設定されている場合、セグメント2の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント2、3での照明制御データ推定値を照明値2、セグメント1の開始時刻においてシーン設定情報及び/又は撮影照明情報を用いて算出された、セグメント1での照明制御データ推定値を照明値1とすると、照明制御部354でのディゾルブ処理は、図19に示すように、セグメント2の開始時刻からセグメント3の開始時刻までの区間において、照明制御データ値を照明値1から少しずつ変化させ、セグメント2開始時刻での照明制御データのRGB値を照明値2に変化させるような線形処理を行う。
尚、前述したディゾルブ処理においては、ディゾルブ処理区間中の照明制御データ推定値を線形処理することとしたが、対数や三角関数などの、よりスムーズにディゾルブ処理を行うことができる関数を用いてもよいことは言うまでもない。
一方、映像推定モードが選択設定されている場合、ディゾルブ処理中においては、フレーム毎に映像データ、音声データの特徴量から照明制御データ推定値を算出し、ディゾルブ終了時刻の照明制御データ推定値をセグメント3での照明値2として使用する。尚、1フレーム毎に映像特徴量から照明制御データ推定値を算出することに代えて、数フレーム毎や数秒毎に照明制御データ推定値を算出するようにしてもよいことは言うまでもない。
以上のように、本実施形態においても、映像データ中に含まれるフェードやディゾルブといった画面のスイッチング技法に適応して照明光を変化させることが可能となり、映像制作者の意図に応じた適切な照明制御を行うことができる。
また、上記本発明の第1、2の実施形態においては、セグメント区切り情報、切替え方法情報が放送データに付加されて送信される場合について説明したが、放送データに付加データが付加されていない場合、表示する映像データに対応するセグメント区切り情報、切替え方法情報を外部サーバ装置等より送受信することによって、映像再生時の最適な視聴環境を実現することが可能となる。これについて、本発明の第3の実施形態として以下に説明する。
<第3の実施形態>
以下、本発明の視聴環境制御システムの第3実施形態について、図20及び21とともに詳細に説明するが、上記第1、2の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。ここで、図20は本実施形態の視聴環境制御システムにおける外部サーバ装置の要部概略構成を示すブロック図、図21は本実施形態の視聴環境制御システムにおける映像受信装置の要部概略構成を示すブロック図である。
本実施形態における外部サーバ装置(データ送信装置)は、図20に示すように、映像受信装置(データ受信装置)側から特定の映像データ(コンテンツ)に関する切替え方法情報の送信要求を受信する受信部51と、映像データ(コンテンツ)毎の切替え方法情報を格納しているデータ格納部52と、送信要求を受けた切替え方法情報を、セグメント区切り情報とともに、要求元の映像受信装置(データ受信装置)へ送信する送信部53とを備えている。
ここで、本実施形態のデータ格納部52に格納されている切替え方法は、図12、図14、図16、図18に示したように、各セグメントの開始時刻情報、区間情報に対応付けてテーブル形式で記述されており、送信要求を受けた映像データ(番組コンテンツ)の切替え方法情報を、当該セグメントの区切り情報とともに、送信部53より要求元の映像受信装置へ送信する。
次に、上記外部サーバ装置より送出されたセグメント区切り情報、区切り方法情報を受けて、視聴環境照明を制御する映像受信装置(データ受信装置)について説明する。本実施形態における映像受信装置は、図21に示すように、伝送路より入力された放送データを受信して復調するとともに、誤り訂正を行う受信部61と、受信部61の出力データから、映像表示装置36に出力する映像データ、音声再生装置37に出力する音声データのそれぞれを分離・抽出するデータ分離部62と、表示する映像データ(コンテンツ)に対応した切替え方法情報の送信要求を、通信ネットワークを介して外部サーバ装置(データ送信装置)に送出する送信部67と、前記送信要求した切替え方法情報を、セグメント区切り情報とともに、通信ネットワークを介して外部サーバ装置より受信する受信部68とを備えている。
また、前記受信部68で受信したセグメント区切り情報、切替え方法情報を一旦記憶し、このセグメント区切り情報に含まれる開始時刻TC(タイムコード)と、データ分離部62で抽出された映像データのTC(タイムコード)とを比較し、それらが一致したときに、対応する切替え方法情報を出力するCPU66と、CPU66からの切替え方法情報と、前記映像データ及び前記音声データの特徴量とに基づいて、照明制御データ(RGBデータ)を生成し、視聴環境空間を照明する照明装置38に出力する照明制御データ生成部65とを備えている。
すなわち、CPU66は、外部サーバ装置より受信して内部に記憶している切替え方法情報格納テーブルの各セグメントの開始タイムコードと、照明制御データ生成部65に入力される映像データのタイムコードとを比較し、これらが一致した時にそのセグメントに対応する切替え方法情報を照明制御データ生成部65に出力する。そして、照明制御データ生成部65は、前記切替え方法情報に応じて、各フレーム表示時に適した照明制御データ(RGBデータ)を生成・出力する。
これによって、放送データに切替え方法情報が付加されていない場合であっても、表示映像データ(番組コンテンツ)に対応する切替え方法情報を外部サーバ装置より入手し、この切替え方法情報に基づいて、視聴環境照明を制御する構成としているので、上述した第1、2の実施形態と同様、映像データ中に含まれるフェードやディゾルブといった画面のスイッチング技法に適応して照明光を変化させることが可能となり、映像制作者の意図に応じた適切な照明制御を行うことができる。
尚、本実施形態においては、セグメント区切り情報、切替え方法情報のみを外部サーバ装置との間で送受信し、各フレームの映像特徴量/音声特徴量のみに基づいた照明推定処理を行うものについて説明したが、上記第1、2の実施形態のように、セグメント区切り情報、切替え方法情報に加えて、シーン設定情報、撮影照明情報などを同時に送受信するようにし、多彩な照明推定処理を行うことが可能な構成としてもよいことは言うまでもない。
また、本発明の視聴環境制御装置、方法、及び視聴環境制御システムは、上述した本発明の主旨を逸脱しない範囲で、様々な実施形態により実現することが可能である。例えば、環境照明制御装置は映像表示装置内に設けられてもよく、入力映像データに含まれる種々の情報に基づいて、外部の照明機器を制御することができるような構成としてもよいことは言うまでもない。
さらに、上述したセグメント区切り情報、切替え方法情報は、放送データから分離・取得する場合や、外部サーバ装置から取得する場合に限られず、例えば、外部機器(DVD再生機やブルーレイディスク再生機など)で再生された映像情報を表示する場合、メディア媒体内に付加されセグメント区切り情報、照明制御種別情報を読み出して、これを用いるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおける映像送信装置の要部概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおける映像送信装置の出力ビットストリーム例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおける付加データのデータ構造の一例を説明するための図である。 映像の構成要素を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおけるシーン区切り情報の一例を示す説明図である。 画面のスイッチング手法を説明するための図である。 画面のスイッチング手法を説明するための図である。 画面のスイッチング手法を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおける映像受信装置の要部概略構成を示すブロック図である。 図9における照明制御データ生成部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおける切替え制御処理部の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の一例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の一例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の他の例を示す説明図である。 本発明の第1実施形態に係る視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の他の例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の一例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の一例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る視聴環境制御システムにおけるセグメント区切り情報、切替え方法情報の他の例を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る視聴環境制御システムによる照明制御データ生成処理の他の例を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る視聴環境制御システムにおける外部サーバ装置の要部概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る視聴環境制御システムにおける映像受信装置の要部概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…データ多重部
2…送信部
31、61…受信部
32、62…データ分離部
33、34…ディレイ発生部
35、65…照明制御データ生成部
36…映像表示装置
37…音声再生装置
38…照明装置
51…受信部
52…データ格納部
53…送信部
66…CPU
67…送信部
68…受信部

Claims (7)

  1. 表示装置に表示すべき映像データと、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報と、前記セグメント単位で前記映像データに付加された、前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報とを受信する受信手段と、
    前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする視聴環境制御装置。
  2. 表示装置に表示すべき映像データを受信する映像受信手段と、
    前記映像データとは別に送信された、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報、並びに前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報を受信する情報受信手段と、
    前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御する制御手段を備えたことを特徴とする視聴環境制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記照明装置の照明光を、前記セグメント単位で切替え制御することを特徴とする前記請求項1または2のいずれかに記載の視聴環境制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記映像データの特徴量を用いて、前記照明装置の照明光を制御することを特徴とする前記請求項1乃至3のいずれかに記載の視聴環境制御装置。
  5. 前記請求項1乃至4に記載の視聴環境制御装置と、該視聴環境制御装置によって視聴環境照明光を制御される照明装置とを備えることを特徴とする視聴環境制御システム。
  6. 表示装置に表示すべき映像データと、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報と、前記セグメント単位で前記映像データに付加された、前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報とを受信し、
    前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御することを特徴とする視聴環境制御方法。
  7. 表示装置に表示すべき映像データを受信すると共に、
    前記映像データとは別に送信された、該映像データを1以上の任意の数のフレームで分割したセグメントの開始時刻及び/又は区間を示すセグメント区切り情報、並びに前記セグメント間の映像切替え方法を示す映像切替え方法情報を受信し、
    前記セグメント区切り情報及び映像切替え方法情報に基づいて、前記表示装置の周辺に設置された照明装置の照明光を制御することを特徴とする視聴環境制御方法。
JP2007228318A 2007-09-03 2007-09-03 データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法 Expired - Fee Related JP5074864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228318A JP5074864B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007228318A JP5074864B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009060540A JP2009060540A (ja) 2009-03-19
JP5074864B2 true JP5074864B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=40555834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007228318A Expired - Fee Related JP5074864B2 (ja) 2007-09-03 2007-09-03 データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5074864B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5616186B2 (ja) * 2010-09-29 2014-10-29 クラリオン株式会社 車載機器
JP2012085009A (ja) 2010-10-07 2012-04-26 Sony Corp 情報処理装置および情報処理方法
JP2014209778A (ja) * 2014-06-26 2014-11-06 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
US9418296B1 (en) * 2015-03-17 2016-08-16 Netflix, Inc. Detecting segments of a video program
JP7398654B2 (ja) * 2020-03-30 2023-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 画像出力装置及び制御システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4399087B2 (ja) * 2000-05-31 2010-01-13 パナソニック株式会社 照明システム、映像表示デバイスおよび照明制御方法
JP4191911B2 (ja) * 2001-05-09 2008-12-03 日本放送協会 映像音声信号切り替え装置
JP4513339B2 (ja) * 2004-01-29 2010-07-28 株式会社日立製作所 映像処理システムおよび映像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009060540A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4950990B2 (ja) 映像送信装置及び方法、視聴環境制御装置及び方法
WO2007052395A1 (ja) 視聴環境制御システム
JP6419807B2 (ja) Hdrメタデータ転送
JP5092015B2 (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
JP5442643B2 (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御方法および視聴環境制御システム
WO2007123008A1 (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
US20090256962A1 (en) Data transmission device, data transmission method, audio-visual environment control device, audio-visual environment control system, and audio-visual environment control method
JP4889731B2 (ja) 視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
JP5074864B2 (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
JP2011259354A (ja) 視聴環境制御システム、送信装置、受信装置
US11184581B2 (en) Method and apparatus for creating, distributing and dynamically reproducing room illumination effects
JP4789592B2 (ja) 視聴環境制御装置及び視聴環境制御方法
JP2009060541A (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、及び視聴環境制御方法
TWI826400B (zh) 資訊處理裝置、資訊處理方法、記錄媒體、再生裝置、再生方法、及程式
JP2009081482A (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
JP2009064594A (ja) 照明装置、それを備えてなる画像表示装置及び照明方法
JP6751893B2 (ja) 再生方法、再生装置、表示方法及び表示装置
JP2010193081A (ja) コンテンツデータ再生装置
JP2009060542A (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
WO2007125755A1 (ja) データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090805

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees