JP5616186B2 - 車載機器 - Google Patents

車載機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5616186B2
JP5616186B2 JP2010218609A JP2010218609A JP5616186B2 JP 5616186 B2 JP5616186 B2 JP 5616186B2 JP 2010218609 A JP2010218609 A JP 2010218609A JP 2010218609 A JP2010218609 A JP 2010218609A JP 5616186 B2 JP5616186 B2 JP 5616186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
application
switching
screen
fade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010218609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012071711A (ja
Inventor
紗代子 内海
紗代子 内海
裕一 帆苅
裕一 帆苅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP2010218609A priority Critical patent/JP5616186B2/ja
Publication of JP2012071711A publication Critical patent/JP2012071711A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5616186B2 publication Critical patent/JP5616186B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、複数の車載アプリケーションを択一的に実行し、実行中の車載アプリケーションに応じた画面を表示装置に表示する車載機器に関する。
従来、ラジオ電波を受信してスピーカーに音声を出力するラジオ視聴アプリケーション、テレビ電波を受信して表示装置に映像を出力しスピーカーに音声を出力するテレビ視聴アプリケーション、GPS衛星から受信した電波、予め記録されている地図情報、及び車両の方向指示器の情報を基に経路案内を行うナビゲーションアプリケーション、CDやDVD或いはメモリーカード等のディスク状記録媒体に記録された画像及び音楽データの再生を行うディスク再生アプリケーション、車両後方に備えられた車載カメラで撮影した映像を表示装置に表示する車載カメラ表示アプリケーション等、複数の車載アプリケーションを択一的に実行可能な車載機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の車載機器においては、実行中のアプリケーションに応じた画面が表示装置に表示される。
特開2009−147719号公報
ところで、運転者の操作に応じて、車載アプリケーションの切り替えを行う時には、例えば、切り替え前のアプリケーションに応じた画面をフェードアウトさせ、切り替え後のアプリケーションに応じた画面をフェードインさせるアニメーションを表示装置に表示することができる。このように、車載アプリケーションの切り替え時に表示装置にアニメーションを表示することで、興趣性が向上し、また、車載機器が高性能/高機能であることを運転者に印象付けることができる。
一方で、車載アプリケーションの中には、運転者に運転操作上必要な情報を表示装置に表示する車載アプリケーションがある。この種の車載アプリケーションは、運転者の運転を支援するために表示される。そのため、運転者が車載アプリケーションを切り替える操作を行った際には、運転者が速やかに運転操作上必要な情報を確認できるように、表示装置に表示されるアプリケーション画面を即時に切り替えるのが望ましい。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、車載アプリケーションの画面の切り替え時のアニメーション表示をしつつも、運転者支援を阻害することがない車載機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車両に搭載され、複数の車載アプリケーションを実行し、実行中の前記車載アプリケーションに応じた画面を表示装置に表示する車載機器において、前記車載アプリケーションの画面を他の車載アプリケーションの画面に切り替える時に、各切り替え前後の前記車載アプリケーションの画面をフェードアウト/フェードインさせるか、フェードアウト/フェードインさせないかを予め記憶した記憶部と、運転者の運転を支援するための車載アプリケーションの画面への切り替え時には、切り替え前の前記車載アプリケーションのフェードアウトを禁止して、前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーションの画面にフェードインせずに切り替え、前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーション以外の前記車載アプリケーションの画面への切り替え時には予め前記記憶部に規定した方法で前記車載アプリケーションの画面を遷移させる制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、予め規定されたフェードアウト及びフェードインさせない車載アプリケーションへの切り替え時には、アプリケーション画面のフェードアウト及びフェードインを禁止するため、運転者が車載アプリケーションを切り替える操作を行った場合には、運転者が速やかに運転操作上必要な情報を確認できるように、運転者の操作に応じて即座に表示装置に表示される車載アプリケーションの画面を切り替えることができる。そのため、運転者が運転操作上必要な情報を表示装置に即座に表示し、運転者支援を阻害することがない。
この構成によれば、予め規定されたフェードアウト及びフェードインさせない車載アプリケーションから、遷移に緊急性のない車載アプリケーションへの切り替え時には、切り替え後のアプリケーションの画面をフェードインして切り替えることができるため、車載アプリケーションの切り替え時に、車載アプリケーション画面の切り替えアニメーションを表示して、興趣性を向上することができる。
また、前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーションは、前記車両の周辺状況を表示装置に表示するための車載アプリケーションである構成としても良い。
また、前記車両の周辺状況を表示装置に表示するための車載アプリケーションへの切り替えを、運転操作に連動させた構成としても良い。
本発明によれば、車載アプリケーションの中でフェードアウト及びフェードインさせない車載アプリケーションを予め規定し、車載アプリケーションの切り替え時に、この規定に基づいてアプリケーション画面のフェードアウト、及び/或いは、フェードインを禁止することができるため、運転者の操作に応じて即座に表示装置に表示される車載アプリケーションの画面は切り替わり、運転者が速やかに運転操作上必要な情報を確認できるため、運転者支援を阻害することがない。
本実施形態に係る車載機器の構成を示すブロック図である。 車載アプリケーション切り替え時のアニメーション表示情報テーブルの構成を模式的に示す図である。 フェードアウト及びフェードインする車載アプリケーション切り替え時に表示装置に表示されるアプリ画面について説明するための図である。 フェードアウト及びフェードインさせない車載アプリケーションからの切り替え時に表示装置に表示されるアプリ画面について説明するための図である。 アプリケーション切り替え時の車載機器の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る車載機器10の構成を示すブロック図である。
車載機器10は、車両1に搭載され、オーディオ機能、ビジュアル機能、及びナビゲーション機能を備えた機器である。車載機器10は、制御部2と、表示部(表示装置)3と、操作部4と、音声出力部5と、を備える。制御部2は、車載機器10の各部を中枢的に制御し、各部の制御を行うための車載アプリケーション(モード)21を有する。表示部3は、制御部2の制御の下、各種画像或いは映像情報を表示する。操作部4は、車載アプリケーション21の切り替え等の各種操作入力を受ける。音声出力部5は、制御部2の制御の下、各種音声信号の出力を行う。車載機器10は、更に、記憶部22と、無線通信部6と、ディスク再生部7と、を備える。記憶部22は、例えばナビゲーション機能に要する経路案内情報等の各種データを記憶する。無線通信部6は、外部機器8と無線通信を行うと共に、ラジオやテレビの放送電波を受信する。ディスク再生部7は、CDやMD或いはDVD等のディスク状記録媒体たる再生メディアを再生する。車載機器10は、また、各種の外部接続機器9を着脱自在に接続できるように構成されている。
制御部2は、図示は省略したが、車載機器10の各部を制御する各種制御プログラムの演算処理を行うCPU、各種制御プログラム及びデータを格納するROM、及び、上記CPUのワークエリアとして機能するRAMを有する。上記ROMには、車載機器10で実行可能な、複数の車載アプリケーション21が格納されている。これらの車載アプリケーション21としては、図2に列示した、ディスク再生、ラジオ視聴、テレビ視聴、車載カメラ表示、VICS情報表示等がある。
表示部3は、表示パネル31と、制御部2の制御の下、各種情報を表示パネル31に表示する表示制御回路(図示せず)とを備える。また、車載アプリケーション21の実行時には、その車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32(図3)が表示パネル31に表示される。例えば、車載アプリケーション21がディスク再生アプリケーションである場合には、専用のアプリ画面32として、再生メディアのタイトル(楽曲アルバムであればアルバム名、映画等であれば、そのタイトル名)や、再生、早送り等の再生操作のための操作ボタンを表示した画面が表示される。また例えば、車載アプリケーション21が車載カメラ表示アプリケーションである場合には、専用のアプリ画面32として、車載カメラ81の撮影像を映し出した画面が表示される。
操作部4は、操作キー41と、タッチパネル42と、シフトレバー43とから構成される。操作キー41は、上記表示パネル31の周囲に配設され、表示装置の電源のオン/オフや、スピーカー52から出力される音声情報の音量調整等の操作入力を受ける。タッチパネル42は、表示パネル31に重ねて配設され、表示パネル31に表示される画像情報を運転者が触れたことを感知し情報信号として、制御部2に出力する。シフトレバー43は、車両1の変速機(不図示)に連結され、運転者によって操作されて、変速機のギアが、車両1を前進/後進/駐車させるために選択される。操作部4を介して、運転者が車載アプリケーション21の起動/切り替え/停止等の操作を行うと、運転者の操作信号が制御部2に入力される。
音声出力部5は、DSP(デジタルシグナルプロセッサー)51と、不図示のアンプユニットとを備え、車両1に搭載されるスピーカー52に接続されている。制御部2の制御の下、音声出力部5に音声信号が入力されると、これらの音声信号は、DSP51においてデジタル信号処理が施され、DSP51を介して信号処理された音声信号は、アンプユニットにて増幅処理され、その後、スピーカー52から出力される。
無線通信部6は、無線通信アンテナ61を有し、制御部2の制御の下、テレビ電波或いはラジオ電波等の放送電波を受信する。無線通信部6は、更に、外部機器(例えば、携帯電話や携帯音響機器83)とBluetooth(登録商標)或いはFM波を用いて近距離無線通信を行うことができる構成としても良い。無線通信部6は、また、Wi−Fi(登録商標)を利用して外部機器(PC等のデータサーバー)との間でデータ通信を行うことができる構成としても良い。
操作部4を介して運転者が、例えば、ラジオ電波を受信する操作を行うと、制御部2は、無線通信部6で受信した音声信号を音声出力部5を介してスピーカー52から出力する。これと共に、制御部2は、ラジオ視聴アプリケーションに専用のアプリ画面32、例えば受信中のラジオ電波の周波数や、ラジオ放送局名を表示パネル31に表示する。
ディスク再生部7は、制御部2の制御の下、CDやMD或いはDVD等のディスク状記録媒体たる再生メディアの再生を行う。ディスク再生部7にディスクが投入されたことを制御部2が検出する、或いは、操作部4を介してディスク再生部7に投入されているディスクの再生を指示する操作が運転者によって行われた場合、制御部2は、実行中の車載アプリケーション21から、ディスク再生アプリケーションへと車載アプリケーション21を切り替える。また、制御部2は、ディスク再生アプリケーションに専用のアプリ画面32を、を表示部3の表示パネル31に表示する。
外部接続機器8は、車載カメラ(リアカメラ)81と、ビーコン受信処理装置82と、携帯音響機器83と、等の車載機器10に着脱可能に接続さる各種機器である。車載カメラ(リアカメラ)81は、例えば車両後方等、車両周辺の状況を撮影する。ビーコン受信処理装置82は、道路上に配置されたビーコンを介して道路交通情報通信システム(VICS)から電波或いは赤外線で発射される渋滞や通行止めの情報を受信し、受信した情報を制御部2に入力する。携帯音響機器83は、音声情報を書き換え自在に記憶し、携帯して使用可能な情報機器である。外部接続機器8は、車載機器10に有線或いは無線で接続可能である。外部接続機器8から車載機器10に入力される音声及び/或いは映像信号は、制御部2の制御の下、音声出力部5や表示部3から出力される。
車載機器10は、例えば、運転者が車両1を後進させる操作、例えばシフトレバー43を介して、車両変速機のギアを後進ギアに入れる操作を行ったことが制御部2で検出されると、実行中の車載アプリケーション21を、車載カメラ表示アプリケーションへと切り替える。車載カメラ表示アプリケーションは、車載カメラ81の撮影像(車両1の周辺、例えば車両後方の状況)、を表示パネル31に表示する。制御部2が、運転者がシフトレバー43を介して、車両1の変速機のギアを後進ギアから、前進ギア或いは車両を駐車させるギアに入れたことを検出すると、運転操作に連動して、車載カメラ表示アプリケーションから、車載カメラ表示アプリケーションに切り替えられる前に実行されていた車載アプリケーション21へと車載アプリケーション21が切り替えられる。そして、制御部2は、切り替え後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32を表示パネル31に表示する。
車載機器10は、また、記憶部22を備え、記憶部22には、表示画面設定テーブル23が格納される。記憶部22には、更に、図示は省略したが、地図情報や、運転者によって登録された自宅地点及びお好みスポット等の各種情報、或いは、走行データのログ等の経路案内に関する情報データが記憶される。記憶部22に格納されるデータは、書き換え可能に格納されている。
図2は、表示画面設定テーブル23の構成を模式的に示す図である。
表示画面設定テーブル23には、縦に配列した切り替え後の各車載アプリケーション(モード)21に切り替える時に、横に配列した切り替え前の各車載アプリケーション(モード)21からの切り替えの場合に、各切り替え前後の車載アプリケーション21をフェードアウト/フェードインさせるかが規定されている。
車載機器10は、車載アプリケーション21の切り替え時には、表示パネル31に、切り替え前の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32をフェードアウトさせ、続いて、切り替え後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32をフェードインさせるアニメーションを表示する機能を有する。ここで、フェードアウトとは、アプリ画面32が見えている状態から、徐々に一色(白や黒)に移行して、アプリ画面32が見えない状態になることであり、フェードインとは、画面が一色の状態から徐々にアプリ画面32が見えている状態に移行することである。アプリ画面32のフェードアウト処理では、アプリ画面32のRGBの輝度を徐々に、白或いは黒など一色のRGB値に変える処理を行う。アプリ画面32のフェードイン処理では、白或いは黒などの一色のRGB値から、RGBの輝度を徐々に変えて、RGBを最終的に表示パネル31に表示したいアプリ画面32のRGB値にする処理を行う。アプリ画面32のフェードアウト処理及びフェードイン処理を行う画像プログラムは、制御部2のROMに格納され、制御部2の制御の下、実行される。
また、複数ある車載アプリケーション21のうち、いくつかの車載アプリケーション21に関しては、運転者の操作に応じて即座に切り替える必要がある。この様な、運転者の操作に応じて即座に切り替える必要がある車載アプリケーション21は、予め、切り替え時にアプリ画面32のフェードアウト及びフェードインをさせないように表示画面設定テーブル23に規定される。表示画面設定テーブル23には、どの車載アプリケーション21ヘの切り替え時に、どの車載アプリケーション21からの切り替えの場合には、アプリ画面32をフェードアウト及びフェードインするアニメーションを表示させないかが書き込まれている。
車載カメラ表示アプリケーションのように、車両1の走行に関する情報を表示する車載アプリケーション21は、運転者が安全に車両1の走行を行うために必要なアプリケーションである。そのため、車載カメラ表示アプリケーションへの切り替え時には、切り替え前、及び、切り替え後の車載アプリケーション21のアプリ画面32のフェードアウト及びフェードインを禁止して、表示パネル31に表示されるアプリ画面32を即在に切り替える必要がある。
図2に示されるように、車載カメラ表示アプリケーションへの切り替え時には、予め表示画面設定テーブル23に、切り替え後及び切り替え前のアプリ画面32のフェードアウト及びフェードインを禁止するように規定されている。一方、ディスク再生アプリケーション、ラジオ視聴アプリケーション等の車載アプリケーション21は、切り替え時に、アプリ画面32の切り替えに即時性が求められない。このような、アプリ画面32の切り替えに即時性が求められない車載アプリケーション21切り替え時には、切り替え前のアプリ画面32をフェードアウトさせる、或いは、切り替え後のアプリ画面32をフェードインさせるアニメーションを表示パネル31に表示するように表示画面設定テーブル23に規定されている。
図3は、ディスク再生アプリケーションから、ラジオ視聴アプリケーションへの切り替え時のアプリ画面32の移行状態を示す。ディスク再生アプリケーションから、ラジオ視聴アプリケーションへの切り替え時のように、切り替え前後の車載アプリケーション21が共にフェードイン及びフェードアウトさせる車載アプリケーション21である場合、切り替え前のアプリ画面32はフェードアウトされ、切り替え後のアプリ画面32はフェードインされる。詳述すると、ディスク再生アプリケーションから、ラジオ視聴アプリケーションへの切り替え時、まず、ディスク再生アプリケーションに専用のアプリ画面32がフェードアウトするアニメーションが表示パネル31に表示される。続いて、ラジオ視聴アプリケーションに専用のアプリ画面32がフェードインするアニメーションが表示パネル31に表示される。これによって、運転者は、車載機器10の実行中の車載アプリケーション21が、ディスク再生アプリケーションから、ラジオ視聴アプリケーションへと切り替わったことを目視的に認識することができる。また、車載アプリケーション21の切り替え時に切り替え前のアプリ画面32がフェードアウトし、切り替え後のアプリ画面32がフェードインするアニメーションを表示することで、運転者の興趣性が向上する。
図4は、車載カメラ表示アプリケーションから、ラジオ視聴アプリケーションへ切り替える場合の表示パネル31に表示されるアプリ画面32を示す。アプリ画面32の切り替えに即時性が求められる車載カメラ表示アプリケーションから、アプリ画面32の切り替えに即時性が求められないラジオ視聴アプリケーションへの切り替えの場合、図2の表示画面設定テーブル23に規定されているように、切り替え前のモードである車載カメラ表示アプリケーションのアプリ画面32のフェードアウトは禁止されるが、切り替え後のモードである、ラジオ視聴アプリケーションのアプリ画面32はフェードインして表示される。つまり、車載カメラ表示アプリケーションに対応するアプリ画面32である車載カメラ81の撮影像は、フェードアウトせずに、即座に見えない状態となり、続いてラジオ視聴アプリケーションに専用のアプリ画面32がフェードインして表示される。
次に、車載アプリケーション21の切り替え時の、車載機器10の動作を、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、同図に示される処理は、運転者が、操作部4を介して車載アプリケーション21を切り替える操作を行った際に行われる処理である。
運転者が、操作部4を介して車載アプリケーション21を切り替える操作を行うと、車載機器10の制御部2は、まず、上述の記憶部22に格納された表示画面設定テーブル23から、切り替え後の車載アプリケーション21と切り替え前の車載アプリケーション21を対応させて、切り替え前の車載アプリケーション21のアプリ画面32をフェードアウトするように規定されているかを判断する(ステップS1)。切り替え後の車載アプリケーション21に対して、切り替え前の車載アプリケーション21が、フェードアウトさせないと予め規定されていると判断すると(ステップS1:No)、制御部2は、切り替え後の車載アプリケーション21の画面をフェードアウトさせるアニメーションの表示を禁止する(ステップS2)。
切り替え後の車載アプリケーション21に対して、切り替え前の車載アプリケーション21が、フェードアウトさせると予め規定されていると判断すると(ステップS1:Yes)、制御部2は、切り替え前の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32のフェードアウト処理を行う(ステップS3)。次に、制御部2は、切り替え後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32は、フェードインをすると表示画面設定テーブル23に予め規定されているかを判断する(ステップS4)。切り替え後の車載アプリケーション21のアプリ画面32が、フェードインさせないと予め規定されていると判断すると(ステップS4:No)、制御部2は、切り替え後の車載アプリケーション21のアプリ画面32がフェードインするアニメーションの表示を禁止する(ステップS5)。
切り替え後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32が、切り替え時にフェードアウトすると予め規定されている車載アプリケーション21であると、制御部2が判断すると(ステップS4:Yes)、制御部2は、切り替え後の車載アプリケーション21のアプリ画面32のフェードアウト処理を行う(ステップS6)。そして、切り替え前後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32のうち、ステップS2或いはステップS5で禁止されることなく、ステップS3或いはステップS6でフェードアウト或いはフェードイン処理して作成されたアニメーションを表示して、アプリ画面32を切り替える(ステップS7)。
以上説明したように、本実施形態によれば、例えば、車載カメラ81で撮影された映像を表示する、或いは、VICS情報などの車両1の走行に関する情報を表示する等の、運転者が車両1を安全に運転操作をするために必要な車載アプリケーション21に関しては、切り替え時にアプリ画面32をフェードアウト及びフェードインさせないように予め規定することができる構成とした。この構成によれば、アプリ画面32をフェードアウト及びフェードインさせないと規定された車載アプリケーション21への切り替え時には、切り替え前の車載アプリケーション21の画面のフェードアウトを禁止して、予めフェードアウト及びフェードインさせないと規定された車載アプリケーション21の画面にフェードインせずに切り替える。そのため、車載アプリケーション21の切り替え時に、運転者の車載アプリケーション21を切り替える操作に即座に対応させて、車載アプリケーション21の画面を表示することができる。これによって、運転者が車両1を安全に操作或いは走行させるために必要な情報を表示部3に表示するための車載アプリケーション21への切り替えを行う操作をすると、運転者の操作に即座に対応させて表示されるアプリ画面32を切り替えることができ、運転者支援を阻害することがない。
また、本実施形態によれば、予め対応する画面をフェードアウト及びフェードインさせないと規定された車載アプリケーション21からの切り替え時には、切り替え前の車載アプリケーション21の画面は、運転者が車載アプリケーション21を切り替える操作をした時に、即座に見えない状態となり、切り替え後の車載アプリケーション21に専用のアプリ画面32に切り替えられる。この時、切り替え後の車載アプリケーション21のアプリ画面32の表示に即時性が求められない場合には、切り替え後のアプリ画面32をフェードインするアニメーションを表示して、アプリ画面32を切り替えることができる。そのため、アプリ画面32の切り替えにアニメーションを表示して、興趣性を向上することができる。これによって、運転者支援を阻害することなく、アプリケーション画面の切り替え時のアニメーションを表示することができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。本実施形態では、車載機器1は、オーディオ機能、ビジュアル機能、及びナビゲーション機能を備える構成としたが、オーディオ機能、ビジュアル機能、及びナビゲーション機能のうち少なくとも2つの機能を備える構成としても良い。
1 車両
2 制御部
3 表示部(表示装置)
4 操作部
8 外部接続機器
10 車載機器
21 車載アプリケーション
23 表示画面設定テーブル
31 表示パネル
32 アプリ画面(画面)
41 操作キー
42 タッチパネル
43 シフトレバー
81 車載カメラ

Claims (3)

  1. 車両に搭載され、複数の車載アプリケーションを実行し、実行中の前記車載アプリケーションに応じた画面を表示装置に表示する車載機器において、
    前記車載アプリケーションの画面を他の車載アプリケーションの画面に切り替える時に、各切り替え前後の前記車載アプリケーションの画面をフェードアウト/フェードインさせるか、フェードアウト/フェードインさせないかを予め記憶した記憶部と、
    運転者の運転を支援するための車載アプリケーションの画面への切り替え時には、切り替え前の前記車載アプリケーションのフェードアウトを禁止して、前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーションの画面にフェードインせずに切り替え、前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーション以外の前記車載アプリケーションの画面への切り替え時には予め前記記憶部に規定した方法で前記車載アプリケーションの画面を遷移させる制御部と、を備えた
    ことを特徴とする車載機器。
  2. 前記運転者の運転を支援するための車載アプリケーションは、前記車両の周辺状況を表示装置に表示するための車載アプリケーションであることを特徴とする請求項1に記載の車載機器。
  3. 前記車両の周辺状況を表示装置に表示するための車載アプリケーションへの切り替えを、運転操作に連動させたことを特徴とする請求項2に記載の車載機器。
JP2010218609A 2010-09-29 2010-09-29 車載機器 Active JP5616186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218609A JP5616186B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 車載機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010218609A JP5616186B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 車載機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012071711A JP2012071711A (ja) 2012-04-12
JP5616186B2 true JP5616186B2 (ja) 2014-10-29

Family

ID=46167999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010218609A Active JP5616186B2 (ja) 2010-09-29 2010-09-29 車載機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5616186B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6108168B2 (ja) * 2013-07-22 2017-04-05 日本精機株式会社 車両用表示装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4757824B2 (ja) * 2007-03-22 2011-08-24 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 車載情報装置
JP5074864B2 (ja) * 2007-09-03 2012-11-14 シャープ株式会社 データ送信装置、データ送信方法、視聴環境制御装置、視聴環境制御システム、及び視聴環境制御方法
JP4582155B2 (ja) * 2008-02-12 2010-11-17 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP4542174B2 (ja) * 2008-06-02 2010-09-08 日立オートモティブシステムズ株式会社 画像処理カメラシステム及び画像処理カメラ制御方法
JP2010009368A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Nec Corp 情報処理装置、プログラム及び画面切替方法
JP4864997B2 (ja) * 2009-03-10 2012-02-01 本田技研工業株式会社 ナビゲーション装置
JP5177120B2 (ja) * 2009-11-10 2013-04-03 株式会社デンソー 遠隔操作デバイス用表示制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012071711A (ja) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8655157B2 (en) Content reproduction apparatus and content reproduction system
JP5040901B2 (ja) 車載情報装置及び車載情報システム
JP2009211663A (ja) 表示制御装置及び項目表示方法
JP2012098873A (ja) 車載機器、及び、車載機器の制御方法
JP2002296051A (ja) カーナビゲーション表示システム
CN103260066A (zh) 图像和声音控制器
JP2007326493A (ja) 操作装置
JP2006258699A (ja) 車載システム
JP3554648B2 (ja) マルチメディア再生システム
JP5616186B2 (ja) 車載機器
JP2008081031A (ja) 報知機能付き車載装置
JP2007228336A (ja) 車載用オーディオ/ビデオ装置及びソース選択方法
JP2010032533A (ja) 移動体用電子システムの制御装置及び制御方法、移動体用電子システム並びにコンピュータプログラム
JP2005244846A (ja) 音声再生システム、サラウンド音声生成装置、可搬機器
JP2006103450A (ja) 車両用複数モニタ制御装置
JP2012078298A (ja) ナビゲーション用経路案内画面表示装置
JP4254449B2 (ja) 車載用音響システム
JP2006264679A (ja) 電子機器及び制御方法等
JP2006260649A (ja) 音量制御装置
CN201928427U (zh) 一种汽车音响主机的升级装置
JP7162987B2 (ja) 車載装置
JP2008261655A (ja) 車載用オーディオ/ビデオ/ナビゲーションシステム
JP2006118877A (ja) 車載再生装置及び車載再生装置のメディア再生方法
JP2008276082A (ja) 車載機器
JP2007324822A (ja) 制御装置、遠隔制御装置、制御方法および制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140826

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5616186

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250