JP2009064594A - 照明装置、それを備えてなる画像表示装置及び照明方法 - Google Patents

照明装置、それを備えてなる画像表示装置及び照明方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の照明装置では、画像表示部に表示される画像の特定の対象物を除く背景の画素の平均色度に対して、照明の光源を制御しているのみで、対象物に対する照明の光源の制御が行われておらず、対象物に対する臨場感は得られないという問題がある。
【解決手段】画像表示部16に表示される画像より対象物を特定する対象物特定部21と、対象物特定部21により特定された対象物の変化を解析する対象物変化解析部22と、画像の観賞環境を照明する光源部24と、対象物変化解析部22にて解析された対象物の変化に連動して光源部24を制御する照明制御部23を設けて構成した。これにより、画像表示部16に表示される画像内の対象物の変化に連動して、観賞環境を照明する照明状態を変化させることができ、画像の観賞者に臨場感を与えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示部に表示される画像と連動して画像を観賞する観賞環境の照明を制御する照明装置、それを備えてなる画像表示装置及び照明方法に関する。
従来、画像表示装置の大型化や高精細化により、家庭においても迫力のある画像を楽しむことができる家庭用ホームシアターが普及しつつあり、該家庭用ホームシアターの家庭内でのホームシアター環境においては、該家庭用ホームシアターを形成する部屋の照明を暗くし、TVやプロジェクタといった画像表示装置により映し出された画像を観賞することで、観賞者に映画館のような臨場感を醸し出している。
さらに、観賞者に臨場感を与えるために、その画像に合わせて画像表示装置の周囲の照明を変化させる照明制御方法も提案されている。(例えば、特許文献1)
特許文献1に記載の照明制御方法では、画像表示部に表示される画像に連動して、画像を観賞する観賞者が存在する観賞空間の照明の明るさ、光色、配光、及び方向といったパラメータを、画像から仮想される仮想画像空間に対応するパラメータに一致するように、光源を制御することで臨場感を得ている。
特開2000−173783号公報
前記特許文献1に記載の照明制御方法では、画像表示部に表示される画像の特定の対象物(主対象物)を除く背景の画素の平均色度に対して、照明の光源を制御しているのみで、該対象物に対する照明の光源の制御が行われておらず、該対象物に対する臨場感は得られないという問題がある。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので、画像表示装置(画像表示部)に表示される画像内の特定の対象物(対象画像)の変化に連動して、観賞環境を照明する照明光の明るさ、光色、配光、方向等を制御することにより観賞者に臨場感を与えることができる照明装置、それを備えてなる画像表示装置及び照明方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための本発明の第1の態様は、画像表示部に表示される画像より対象物を特定する対象物特定手段と、該対象物特定手段により特定された該対象物の変化を解析する対象物変化解析手段と、前記画像の観賞環境を照明する照明手段と、前記対象物変化解析手段にて解析された前記対象物の変化に連動して前記照明手段を制御する照明制御手段とを備えることを特徴としたものである。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記対象物特定手段は、前記画像をシーン毎に判別するシーン判別手段と、該シーン判別手段により判別されたシーン毎の被写体(被写体画像)の変化を解析する被写体変化解析手段からなり、該被写体変化解析手段の解析結果から前記対象物を特定することを特徴としたものである。
そして、本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記画像表示部に表示される前記画像の観賞照明の要否を判定する要否判定手段を備えることを特徴としたものである。
そしてまた、本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記要否判定手段は、前記シーン判別手段により判別されたシーンをCMとして判別し、前記照明制御手段はシーンがCMである場合に前記照明手段を消灯させることを特徴としたものである。
さらに、本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれかの態様において、前記対象物変化解析手段は、前記対象物の変化として、該対象物の動きまたは、該対象物の色、画像の背景の色のうち少なくとも1つを解析することを特徴としたものである。
さらにまた、本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれかの態様において、前記対象物変化解析手段は、前記対象物の変化を画素値変化として解析することを特徴としたものである。
本発明の第7の態様は、第1から第6のいずれかの態様において、前記照明制御手段は、前記対象物の変化に連動して前記照明手段の明るさ、光色、配光、方向等を制御することを特徴としたものである。
また、本発明の第8の態様は、第1から第7のいずれかの態様において、前記照明手段は点光源からなることを特徴としたものである。
そして、本発明の第9の態様は、第1から第8のいずれかの態様において、前記照明手段は、手動または自動で照射角度自在に調整可能としたことを特徴としたものである。
そしてまた、本発明の第10の態様は、第1から第9のいずれかの態様の前記照明装置と画像表示装置を一体または別体として設けられることを特徴としたものである。
さらに、本発明の第11の態様は、画像表示部に表示される画像より対象物を特定する対象物特定ステップと、該対象物特定ステップにより特定された該対象物の変化を解析する対象物変化解析ステップと、該対象物変化解析ステップにて解析された前記対象物の変化に連動して該画像を観賞する観賞環境を照明する照明を制御する照明制御ステップからなることを特徴としたものである。
本発明によれば、画像表示部に表示される画像内の対象物の変化に連動して、観賞環境を照明する照明状態を変化させることができ、画像の観賞者に臨場感を与えることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の照明装置の実施形態1を図1〜図7に基づいて説明する。
図1は、本発明の照明装置の実施形態1の基本構成を示すブロック図である。
図1において、TV(テレビジョン受像機)などの画像表示装置1には、有線や無線の放送網で送られてくる信号を受信し復調する信号受信復調部11と、該信号受信復調部によって受信し復調された音声画像信号(コンポジット信号)を音声信号と画像信号に分離する信号分離部12と、該信号分離部12によって分離された音声信号を出力する音声出力部13と、該音声出力部13によって駆動され音声を放出するスピーカー15と、同じく画像信号を出力する画像出力部14と、該画像出力部14によって駆動され画像が表示される画像表示部16とが設けられている。
前記画像表示装置1は、TV以外のものとしては、投射型ディスプレイであるプロジェクタ、また、前記画像表示部16としては、具体的には、自発光型ディスプレイであるCRT(Cathode Ray Tube)、EL(Electro-Luminescence)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field Emission Display)、LED(Light Emitting Diode)、非自発光型ディスプレイであるLCD(Liquid Crystal Display)等である。
尚、図1において、前記スピーカー15及び前記画像表示部16は、画像表示装置1と一体としているが、もちろん別体であってもよい。特に、プロジェクタでの実施においては、画像が投射されることから、画像表示部16は別体として形成される。
また、前記信号受信復調部11が受信する信号は、有線や無線放送の信号に限られず、VTR(Video Tape Recoder)やDVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)、HDDVD(High-Definition Digital Versatile Disc)プレイヤー等のメディアプレイヤーから出力される信号であってもよい。
次に、図1の照明装置2の構成について説明すると、該照明装置2には、前記画像表示部16に表示される画像より対象物211を特定する対象物特定手段としての対象物特定部21と、該対象物特定部21により特定された対象物211の変化を解析する対象物変化解析手段としての対象物変化解析部22と、該対象物変化解析部22にて解析された前記対象物211の変化に連動して前記画像の観賞環境を照明する照明手段としての光源部24を制御する照明制御手段としての照明制御部23とからなる。
尚、前記光源部24は、LEDのようなRGBの三原色の光を発光する点光源で構成される。ただし、点光源とする構成であればよく、蛍光管などの線光源を長手方向から見て点光源とみなしてもよいし、前記LEDの構成に限られず、白色LEDや白色電球といった白色光源とカラーフィルタによって構成してもよい。
あるいはLD、有機EL、無機EL、カラーランプ等を用いてもよい。さらに点光源の指向性を制御するために、導光部材や拡散部材、反射部材を用いた構成としてもよい。
また、前記照明装置2は、観賞環境(特に画像表示部16の設けられた空間の床や壁、天井等)を照明するために前記画像表示部16の周辺、又は画像表示装置1に一体として設けられる。
そして、前記画像表示装置1に一体とする構成の場合で、LCDが前記画像表示装置1の場合には、LCDに用いられているバックライトを光源部24としてもよく、この場合にはLCDのバックライトを共有することができ、構成部品の数を減らすことができる。
そしてまた、前記画像表示装置1の信号受信復調部11によって受信復調された信号は、信号分離部12によって音声信号と画像信号に分離され、前記画像信号は照明装置2に設けられた対象物特定部21によって、画像内の対象物211が特定される。そして対象物特定部21によって特定された該対象物211は、前記対象物変化解析部22によってその変化が解析され、その変化に連動して照明制御部23が、光源部24を制御する。
また、図1はアナログ放送の場合を記載しているが、デジタル放送の場合には、音声や画像は符号化されているので、放送網で送られてくる符号化信号を元に戻すために、信号分離部12と音声出力部13の間に音声デコード部が、信号分離部12と画像出力部14の間に画像デコード部が設けられる。
次に、本発明の照明装置の実施形態1のより具体的な構成を図2にとともに説明する。
図2は、本発明の実施形態1のより具体的な構成を示すブロック図であり、図1の対象物特定部21を、シーン判別部21bと被写体変化解析部21aとで構成するとともに、対象物変化解析部22を、動き解析部22aと色解析部22bとで構成してなるものである。
前記構成において、シーンとは、画像の流れ上つながりのあるひとつの場面を言い、さらにシーンを構成する一画面分の画像をフレームと呼ぶ。
また、前記構成において、画像表示装置1の信号受信復調部11によって受信された信号は、信号分離部12によって音声信号と画像信号に分離され、該画像信号は、対象物特定部21におけるシーン判別部21bによってシーン毎に判別され、被写体変化解析部21aによって各シーンに含まれる被写体の変化が解析される。前記解析結果より、対象物211が特定される。
そして、前記対象物211を特定する方法として、画像表示画面に表示される画像内で、被写体の一番大きいもの、つまり画像内に占める面積が一番大きいものを選択することとする。被写体の一番大きいものは、そのシーンの中でも特に注目される対象であるから、その被写体の変化に連動して照明を変化させることで、観賞者に臨場感を与えることができる。
尚、前記対象物特定方法以外に、予め定めた画素値の大きさより大きいまたは小さい被写体のみを対象物とする方法、動きの早いまたは遅い被写体のみ対象物とする方法、予め定めた明度より高いまたは低い被写体のみを対象物とする方法や、構成に記憶部をさらに設けて予め記憶部に記憶させた所定の対象物を対象物とする方法、これら複数の方法を組み合わせた方法であってもよい。
また、被写体が複数存在し、前記対象物特定方法により対象物が複数特定される場合は、対象物を1つとして限らず複数としてもよい。
そして、前記対象物特定部21によって特定された対象物211は、動き解析部22aによってシーン内での動きを解析され、色解析部22bによってシーン内での色と背景の色を解析され、前記解析結果のうち少なくとも1つに基づいて、照明制御部23が光源部24における照明光の明るさ、光色、配光、方向等を制御する。
図3は、前記動き解析部22aについて説明するための図である。図3において、対象物211が動くシーンの中で時間方向に連続した複数の画像フレームで、二つの連続した画像フレームFaおよびFbを図示している。二つの画像フレームFaおよびFbに含まれる対象物211を含む画像ブロックの画素値変化から動きベクトルvを求めることで変化を検出する。
具体的には、二つの連続したフレームのうち第一のフレームを過去の画像フレームFaとし、二つの連続したフレームのうち第二のフレームを現在の画像フレームFbとする。現在の画像フレームFbの中で、Pは対象物211を含む単位画像ブロックを示し、Rbは過去の画像フレームFaの中で、対象物211を含む単位画像ブロックRと同位置の画像ブロックを示し、過去のフレームFaの中で、Paは単位画像ブロックPと同位置の画像ブロックを示している。
過去のフレームFaにおいて、画像ブロックPaを含む所定の範囲T内で、画像ブロックPに対する画像ブロックRとの誤差すなわち画素値の変化を差分絶対値和等で求め、順次計算していき、誤差の最も小さい参照する画像ブロックRを探す。そのRに対応する画像ブロックRbから画像ブロックPへの画素位置のベクトル(x、y)を、Pの動きベクトルvとする。
図4は、図3に示した動き検出処理の流れの一例を説明するためのフローチャートである。動き検出の方法としては、ブロックマッチングによるものがある。ブロックマッチングは、所定サイズの画像ブロック(例えば16画素×16画素)ごとに、該画像ブロック同士の一致度の高さを評価する方法であり、一致度の高さは該画像ブロック同士の画素値の誤差(例えば、各画素輝度値の差分絶対値和)により判定する。
具体的な手順を以下に示す。前記画像ブロックPaを中心とする、上下左右±7画素の領域Tの範囲内で前記画像ブロックRの位置を仮設定する(ステップS1)。前記画像ブロックPと前記画像ブロックRとの誤差値PRを画素値間の差分絶対値和で算出する(ステップS2)。算出方法としては、他に、画素値の差の二乗和で算出する方法を用いてもよい。
ステップS1、S2の処理は、領域Tの範囲全体について、左上端から右下端まで1画素ずつずらした位置に対応する225個(=15×15)の各画素ブロックRに関して行い、それぞれ誤差値PRを得る(ステップS3)。
以上求めた該誤差値PRの中から、最も小さい値に対応する画像ブロック、すなわち最も一致度の高い画像ブロックを、画像ブロックRとして特定する(ステップS4)。次いで、特定した該画像ブロックRに対応する、現在のフレーム内の画像ブロックRbの位置から、前記画像ブロックPまでの画素ベクトルの誤差値PR=(x、y)を算出する(ステップS5)。最終的に、画像ブロックPの動きベクトルvはv=(x、y)と決定する(ステップS6)。
前述のように前記画像ブロックRを探索する際に、前記領域Tの範囲内において1画素ずつずらしながらブロックマッチングを行えば、確実に画像ブロックRを求めることができるが、前記領域Tの範囲全体では225個のブロックに対してマッチング処理を実施することになり、これら全てに対して実施する処理量を削減するために、以下のような方法を用いてもよい。前述のステップS3において、さらに3つのステップに分ける。
最初のステップでは、前記領域Tの範囲内において前記画像ブロックPaの中心から周囲±4画素の距離にある8ブロックおよび中心ブロックの計9ブロックに関してブロックマッチングを行う。
次のステップで、最初のステップで得られた最小誤差点を中心に、±2画素の距離にある8ブロックに関してブロックマッチングを行う。
最後のステップで、2番目のステップで得られた最小誤差点を中心に、±1画素距離にある8ブロックに関してブロックマッチングを行う。以上の方法でブロックマッチングする範囲を、最初は大きく設定し、その後徐々に狭めていくことによって、処理量を削減することができる。尚、前記ブロックマッチングを行う場合の領域Tの画素数は前記に限られない。
さらに、番組に応じて前記方法が選択されるようにしてもよく、観賞者が好みに応じて選択できるようにしてもよい。また、放送網によって送られてくる信号やメディア記録媒体自体に、予め対象物と背景を決定しておくような信号や情報、またはそれに連動して照明装置を制御するような信号や情報が含まれている場合にはそれに従う方法でもよい。
図5は、画像表示部16に映し出された画像に連動して照明装置2が動作を行う一例である。対象物特定部21によって車が対象物211として特定された場合であり、該対象物211の変化として車が画像表示部16に向かって左から右へ動くシーンの中で、シーンの最初と最後とその中間の三つのフレームを示している。
図5Aは、シーンの最初のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の左下部に位置する場合、図5Bは、シーンの中間のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の中央下部に位置する場合、図5Cは、シーンの最後のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の右下部に位置する場合を示している。もちろん実際のシーンにおいては、図5に示す各フレーム間にも画像が自然となるようにフレームが存在してもよい。
図面には、画像表示部16と、照明装置2に搭載されている光源部24と、該画像表示部16に向かって画面の上方、下方、左方、右方それぞれの照射範囲6a、6b、6cおよび6dを記載している。
図5Aの場合、前記対象物211が左下端に位置するため、照明範囲6bと6cにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6aと6dのその成分に比べて大きくすることで、前記対象物211が左下端に位置することを強調し観賞者に臨場感を与えることができる。
尚、前記対象物211が左端にあることを強調するために右方の照射範囲6dは図示していないが、もちろん照射範囲としてもよいし、照射範囲6bと6cの間は照射されていないように図示しているが、これも照射範囲を分かりやすくするためで、照射範囲に含んでもよい。
また、前記対象物211が左右に長いため、照射範囲6bにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照射範囲6cに比べて大きくてもよく、前記対象物211の大きさによって照射範囲における各成分の大きさは決められればよいので、この場合に限られず、以下の場合も同様である。
図5Bの場合、前記対象物211が中央下部に位置するため、照明範囲6bにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6a、6cや6dのその成分に比べて大きい。
図5Cの場合、前記対象物211が右下端に位置するため、照明範囲6bと6dにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6aと6cのその成分に比べて大きい。
尚、前記対象物211が右端にあることを強調するために6cは図示していないが、もちろん照射範囲としてもよい、照射範囲6bと6dの間は照射されていないように図示しているが、これも照射範囲を分かりやすくするためで、照射範囲に含んでもよい。
また、図5のそれぞれにおいて、照射範囲6aから6dに関与しない光源部24は全て消灯または非常に明るさの小さい照明を行う。この場合関与しない該光源部24は関与する光源部24に比べて、消費電力を抑えられるので、省エネ効果を得ることができる。
さらに、逆に前記対象物211に対する前記照射範囲6aから6dは照明を行わず、それら以外の範囲を照射するように照明を制御すれば、前記対象物211が沈み込んだ印象を観賞者に与えることができる。
そして、色解析部22bにおいて対象物211の色解析を行う場合には、前記対象物211である車の平均色度を解析する。照明制御部23は、前記解析結果に応じて、光源部24の照射範囲6aから6dにおける照明光の光色を前記対象物211の平均色度に合わせるように制御を行う。
尚、照明光の光色は車の平均色度に限られず、色度図上で色相や彩度がほぼ同じであってもよい。また、照射範囲6aから6dの範囲外で、背景の平均色度に合わせて照明を行ってもよい。例えば、対象物211である車が赤色であり背景が緑色である場合、照射範囲6aから6dにおける照明の色を赤色とし、それら照射範囲以外の照明の色を緑色とする。
以上の図5に示すように、前記対象物211が左右に動く画像に合わせて各光源部24を点灯または消灯させることによって、照明光を変化させることで観賞者に臨場感を与えることができる。
尚、図5の構成では前記画像表示部16の上端と下端のそれぞれに各点光源を14個、左端と右端のそれぞれに各点光源を10個直接設けた構成をとっているが、配置や個数に関してはこれに限られず、前記効果が得られるような構成であれば、前記画像表示部16から離れたところに設けてもよいし、点光源の数も前記に限られない。
さらに、図5のそれぞれにおいては長方形に収めているが、照明範囲6aから6dはこれに限られず、さらに広いもしくは狭い範囲を照射してもよいし、照射範囲の境界面は直線ではなく曲線であってもよい。
図6は、画像表示部16に映し出された画像に連動して照明装置2が動作を行う一例である。対象物特定部21によってロケットが対象物211として解析された場合であり、該対象物211の変化としてロケットが前記画像表示部16に向かって下から上へ動くシーンの中で、シーンの最初と最後とその中間の三つのフレームを示している。
図6Aは、シーンの最初のフレームであり、ロケットが前記画像表示部16の画面の中央下端に位置する場合、図6Bは、シーンの中間のフレームであり、ロケットが前記画像表示部16の画面の中央下部に位置する場合、図6Cは、シーンの最後のフレームであり、ロケットが前記画像表示部16の画面の中央上部に位置する場合を示している。もちろん実際のシーンにおいては、図6に示す各フレーム間にも画像が自然となるようにフレームが存在してもよい。構成としては、図5と同様である。
図6Aの場合、前記対象物211が中央下端に位置するため、照明範囲6bにおける照明の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6a、6cや6dのその成分に比べて大きくすることで、前記対象物211が中央下端に位置することを強調し観賞者に臨場感を与えることができる。尚、前記対象物211が中央下端にあることを強調するために6aは図示していないが、もちろん照射範囲としてもよい。
図6Bの場合、前記対象物211が中央下部に位置するため、照明範囲6bにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6a、6cや6dのその成分に比べて大きい。
図6Cの場合、前記対象物211が中央上部に位置するため、照明範囲6aにおける照明光の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照明範囲6b、6cや6dのその成分に比べて大きい。さらに、前記対象物211が中央上部端にあることを強調するために6bは図示していないが、もちろん照射範囲としてもよい。
図5の場合と同様に、照射範囲6aから6dに関与しない光源部24は全て消灯または非常に明るさの小さい照明を行うと、関与しない該光源部24は関与する光源部24に比べて、消費電力を抑えているので、省エネ効果を得ることができる。
また、逆に前記対象物211に対する前記照射範囲6aから6dは照明を行わず、それら以外の範囲を照射するように照明を制御すれば、前記対象物211が沈み込んだ印象を観賞者に与えることができる。
さらに、図5の場合と同様に、色解析部22bにおいて色解析を行う場合には、前記対象物211であるロケットの平均色度を解析する。照明制御部23は、前記解析結果に応じて、光源部24の照射範囲6aから6dにおける照明光の光色を前記対象物211の平均色度に合わせるように制御を行う。
尚、照明光の光色は、前記対象物211であるロケットの平均色度に限られず、色度図上で色相や彩度がほぼ同じであってもよい。また、照射範囲6aから6dの範囲外で、背景の平均色度に合わせて照明を行ってもよい。さらに、配置や個数に関してはこれに限られず、前記効果が得られるような構成であれば、画像表示部16から離れたところに設けてもよいし、点光源の数も限られない。
さらに、各図は長方形に収めているが、照明範囲6aから6dはこれに限られず、さらに広いもしくは狭い範囲を照射してもよいし、照射範囲の境界面は直線ではなく曲線であってもよい。
以上の図6に示すように、前記対象物211が上下に動く画像に合わせて各光源部24を点灯または消灯させることによって、照明光を変化させることで観賞者に臨場感を与えることができる。
図7は、画像表示部16に映し出された画像に連動して照明装置2が動作を行う一例である。対象物特定部21によって車が対象物211として解析された場合であり、前記対象物211の変化として車が前記画像表示部16に向かって奥から手前にズームアップするように動くシーンの中で、シーンの最初と最後とその中間の三つのフレームを示している。
図7Aは、シーンの最初のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の中央に位置する場合、図7Bは、シーンの中間のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の中央に位置し、図7Aに比べてやや大きくなる場合、図7Cは、シーンの最後のフレームであり、車が前記画像表示部16の画面の中央に位置し、図7Bに比べてやや大きくなる場合を示している。もちろん実際のシーンにおいては、図7に示す各フレーム間にも画像が自然となるようにフレームが存在してもよい。構成としては、図5と同様である。
図7Aの場合、前記対象物211が中央に位置するため、全ての照明範囲6aから6dにおける照明の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、同じである。また、前記対象物211が左右に長いため、照射範囲6a、6bにおける照明の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、照射範囲6c、6dに比べて大きくてもよく、前記対象物211の大きさによって照射範囲における各成分の大きさは決められればよいので、この場合に限られず、以下の場合も同様である。
図7Bの場合、前記対象物211が中央に位置し図7Aに比べて前記対象物211は大きいため、全ての照明範囲6aから6dにおける照明の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、図7Aに比べて大きい。
図7Cの場合、シーンの最後のフレームであり、前記対象物211が中央に位置し図7Bに比べて前記対象物211は大きいため、全ての照明範囲6aから6dにおける照明の明るさ、配光のうち少なくとも1つの成分は、図7Bに比べて大きい。
図5の場合と同様に、照射範囲6aから6dに関与しない光源部24は全て消灯または非常に明るさの小さい照明を行うと、関与しない該光源部24は関与する光源部24に比べて、消費電力を抑えているので、省エネ効果を得ることができる。
また、逆に前記対象物211に対する前記照射範囲6aから6dは照明を行わず、それら以外の範囲を照射するように照明を制御すれば、前記対象物211が沈み込んだ印象を観賞者に与えることができる。
さらに、図5の場合と同様に、色解析部22bにおいて色解析を行う場合には、前記対象物211である車の平均色度を解析する。照明制御部23は、前記解析結果に応じて、光源部24の照射範囲6aから6dにおける照明光の光色を前記対象物211の平均色度に合わせるように制御を行う。照明光の光色は、前記対象物211である車の平均色度に限られず、色度図上で色相や彩度がほぼ同じであってもよい。また、照射範囲6aから6d以外の範囲で、背景の平均色度に合わせて照明を行ってもよい。
さらに、配置や個数に関してはこれに限られず、前記効果が得られるような構成であれば、前記画像表示部16から離れたところに設けてもよいし、点光源の数も限られない。さらに、各図は長方形に収めているが、照明範囲6aから6dはこれに限られず、さらに広いもしくは狭い範囲を照射してもよいし、照射範囲の境界面は直線ではなく曲線であってもよい。
以上の図7に示すように、前記対象物211がズームアップする画像に合わせて各光源部24を点灯または消灯させることによって、照明光を変化させることで観賞者に臨場感を与えることができる。
図5、図6および図7で対象物211が画像表示部16に対して左右、上下、奥行きに動く画像について説明したが、これらの動きに限られず、前記動きの組み合わせでもよい。例えば該対象物211が画像表示部16に向かって左下端から右上端へ斜めに小さくなるように動く画像についても照明を制御することができ、照明光を変化させることで観賞者に臨場感を与えることができる。
次に、以下、図2と図5より本発明の照明装置の実施形態1の動作について説明する。
図2の画像表示装置1では、有線や無線の放送網で送られてくる信号は、信号受信復調部11にて受信復調され、該信号受信復調部11にて受信復調された音声画像信号は信号分離部12にて音声信号と画像信号に分離され、該信号分離部12にて分離された音声信号は、音声出力部13に印加されて該音声出力部13にてスピーカー15が駆動され、該スピーカー15から音声が放出される。
また、前記信号分離部12にて分離された画像信号は、画像出力部14に印加されて該画像出力部14にて画像表示部16が駆動され、該画像表示部16にて画像が表示される。
そして、照明装置2では、前記信号分離部12にて分離された画像信号は、シーン判別部21bにてシーン毎に判別される。これらシーンのうちの1つを図5の車が前記画像表示部16に向かって左から右へ動く場合とすると、被写体である車は、被写体変化解析部21aにて変化を解析され、対象物211として特定される。
そしてまた、動き解析部22aにて、前記対象物211として特定された車の左から右への動きを解析される。さらに、色解析部22bにて、車の色と背景の色が解析される。
さらに、照明制御部23にて、前記対象物211の動きの解析結果に基づいて、図5の各フレームにおける車の変化に対応した光源部24における照明光の明るさ、配光、方向等を制御され、前記対象物211の色と背景の色の解析結果に基づいて、図5の各フレームにおける車の位置に対応した光源部24における照明光の光色等を制御され、照明範囲6a〜6dを照明される。
また、図6及び図7の構成における動作としては、前述の図5の動作と同様であり、図6では対象物211が画像表示部16に向かって下から上へ、図7では対象物211が画像表示部16に向かって奥から手前への動きが異なるのみで、動き解析部22aの解析結果が異なるだけである。
以上の動作から、画像表示部16に表示される画像内の対象物211の変化に連動して、観賞環境を照明する照明状態を変化させることができ、画像の観賞者に臨場感を与えることができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の照明装置の実施形態2を図8と図9に基づいて説明する。
本発明の実施形態2では、画像表示部16に表示される画像の観賞照明の要否を判定する要否判定手段を照明装置2に備えた構成としたものである。
図8は、本発明の実施形態2の基本構成を示すブロック図である。図2に記載の画像表示装置1と照明装置2に加えて、該照明装置2に要否判定手段としてのCM判別部25をさらに備えており、該CM判別部25にはさらにシーン間隔計測部25a、シーン間隔記憶部25bおよびシーン間隔比較部25cを備えていてもよい。
図8においては、特にアナログ放送から信号を受信した場合を示しており、以下、本発明の照明装置の実施形態2の動作について説明する。
図8の画像表示装置1では、有線や無線のアナログ放送網で送られてくる信号は、信号受信復調部11にて受信復調され、該信号受信復調部11にて受信復調された音声画像信号は信号分離部12にて音声信号と画像信号に分離され、該信号分離部12にて分離された音声信号は、音声出力部13に印加されて該音声出力部13にてスピーカー15が駆動され、該スピーカー15から音声が放出される。
また、前記信号分離部12にて分離された画像信号は、画像出力部14に印加されて該画像出力部14にて画像表示部16が駆動され、該画像表示部16にて画像が表示される。
そして、照明装置2では、前記信号分離部12にて分離された画像信号は、シーン判別部21bにてシーン毎に判別され、該シーンのタイミングをCM判別部25へ通知する。
そしてまた、シーン間隔計測部25aにて、シーン間隔が計測される。シーン間隔比較部25cにて計測されたシーン間隔は、あらかじめシーン間隔記憶部25bにて記憶された所定のシーン間隔と比較され、所定のシーン間隔より短ければCM開始とし、その後の所定のシーン間隔より同等以上になればCM終了と判断され、CM期間を示す通知情報(またはCMの開始と終了を示す通知情報)が出力される。
さらに、照明制御部23では、CM期間を示す通知情報からCM期間は光源部24を消灯するように制御される。以上のようにアナログ放送において、画像表示部16にCMが表示される場合に光源部24を消灯することで、消費電力を抑えられ省エネ効果を得ることができる。
尚、アナログ放送においてCMを判別できる方法は前述に限られず、多重放送におけるステレオ音声をCMと判断する方法、画面が切り替わる場合に輝度レベルの20%以上
の変化をCMと判断する方法などが挙げられ、これらのうち少なくとも一つの方法を用いて判別することができる。
図9は、本発明の第2の一実施例の別の構成図である。図2に記載の画像表示装置1と照明装置2に加えて、画像表示装置1に音声デコード部17と画像デコード部18を備え、照明装置2に要否判定手段としてのCM判別部25をさらに備えており、CM判別部25にはさらに付属情報分離部25d、付属情報解析部25e、CM期間検出部25fを備えていてもよい。
図9においては、特にデジタル放送から信号を受信した場合を示しており、以下、本発明の照明装置の実施形態2の他の動作について説明する。
図9の画像表示装置1では、有線や無線のデジタル放送網で送られてくる信号は、信号受信復調部11にて受信復調され、該信号受信復調部11にて受信復調された音声画像信号は信号分離部12にて音声信号と画像信号に分離され、該信号分離部12にて分離された音声信号は符号化されているため音声デコード部17にて符号化が元に戻され、音声出力部13に印加されて該音声出力部13にてスピーカー15が駆動され、該スピーカー15から音声が放出される。
また、前記信号分離部12にて分離された画像信号は符号化されているため画像デコード部18にて符号化が元に戻され、画像出力部14に印加されて該画像出力部14にて画像表示部16が駆動され、該画像表示部16にて画像が表示される。
そして、照明装置2では、前記信号受信復調部11にて受信復調された信号は多重化されており、付属情報分離部25dによって番組やCMの属性を示す付属情報に分離される。
そしてまた、前記付属情報分離部25dにて分離された付属情報は、付属情報解析部25eにて解析され、CM付属情報の有無を判断される。該CM付属情報を有する場合には、CM期間検出部25fにてCMを示す通知情報(またはCMの開始と終了を示す信号)が出力される。
さらに、照明制御部23では、CM期間を示す通知情報からCM期間は光源部24を消灯するように制御される。以上のようにデジタル放送において、画像表示部16にCMが表示される場合に光源部24を消灯することで、消費電力を抑えられ省エネ効果を得ることができる。
また、CM期間でも照明を必要とする場合のために、CM期間は明るさを抑えた照明など、予め設定した態様の照明を行ってもよいし、CM期間に照明を行うかどうかのオン/オフ設定を設けてもよい。
尚、図8又は図9における要否判定手段として特にCMについて説明を行ったが、CMのみならず映画などのエンドロールやスポーツにおける攻守交替や休憩など、画像表示部16に表示される画像内容の途中に、照明するに相応しくない画像が表示される場合にも、同様に判別して、この画像が表示される期間に光源部24を消灯、または明るさを抑えた照明を行ってもよい。
照明するに相応しくない場合として他にも、放送内容を選択する場合が挙げられる。例えば、リモコン等でチャンネルを変えている場合や電子番組表で番組を選択する場合は消灯し、チャンネルを決めた場合など、一定時間同じチャンネルである間は点灯する。
さらに、観賞者によっては全ての番組に照明を必要とはしないので、観賞者の好みに応じて照明が必要な番組や、照明が必要のない番組を予め設定できるようにしておき、これらの番組を判別して、必要のない番組については光源部24を消灯、または明るさを抑えた照明を行ってもよい。
(実施の形態3)
次に、以下、本発明の照明装置の実施形態3を図10に基づいて説明する。
本発明の実施形態3では、照明装置2がリモコン4にて照明方向を調整できる構成としたしたものである。
図10は、照明装置2が画像表示部16の上部に設置されている。該照明装置2は、画像表示部16との結合部3と光源ユニット35から構成されている。結合部3は、モーター31と制御回路32、赤外線受光ユニット33から構成されており、モーター31の回転を受けるモーター軸34を介して光源ユニット35が設けられ、リモコン4によって操作される。
以下、本発明の照明装置の実施形態3の動作について説明する。リモコン4で、該リモコン4に設けられた画像表示部16の画面の大きさを示したボタン46a〜46fのうちいずれかを選択されると、該リモコン4から画像表示部16の画面の大きさ情報を有する赤外線が照射される。
該赤外線は前記結合部3に備えられた前記赤外線受光ユニット33にて受光され、該赤外線に含まれる前記画面の大きさ情報は制御回路32にてモーター31を回転するように制御され、制御されたモーター31の回転を受けてモーター軸34も回転され、モーター軸34の回転を介して光源ユニット35は回転され、前記画像表示部16の画面の大きさに見合った最適な照明方向に回動される。
以上の動作から、画像表示部16から離れて画像を観賞しながら、リモコン4で観賞者の好みに合わせて照明光の方向を調整することができる。
さらに、観賞者によって、リモコン4の微調整ボタン46g又は46hが選択されると、光源ユニット35を回転軸方向に微調整させることができる。
尚、リモコン4は画像表示部16に表示される番組や該番組の音量を変えるリモコンと一体でもよいし、別体としてもよい。また、図10でボタン46a〜46fに記載の画面の大きさは、これらに限定されるものではない。
また、図10においては、照明装置2を画像表示部16の上部に取り付ける記載を行ったが、画像表示部16の左部、右部または下部など、画像表示部16の周辺に取り付けてあっても構わない。また、画像表示部16の背面部に取り付けてもよいが、この場合、赤外線受光ユニット33は、観賞者からのリモコン4の操作で赤外線が届くよう別体に設ける。例えば画像表示装置1の赤外線受光ユニット等と一体にしてもよい。
また、図10においては、結合部3にモーター31を含む構成として説明したが、モーター31を含まない構成として、リモコン4を用いずに手動で照明を調整してもよい。
さらに、図10においては、照明装置2と画像表示部16を別体として設ける説明を行ったが、一体とする構成でもよい。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明の実施形態1の基本構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の具体的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1の対象物の動き検出方法の概略図である。 本発明の実施形態1の対象物の動き検出方法のフローチャートである。 本発明の実施形態1の動作を説明する説明図である。 本発明の実施形態1の他の動作を説明する説明図である。 本発明の実施形態1のもう一つの動作を説明する説明図である。 本発明の実施形態2のアナログ放送で具体的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2のデジタル放送で具体的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3の具体的な構成を示す概略図である。
符号の説明
1 画像表示装置
2 照明装置
3 結合部
4 リモコン
11 信号受信復調部
12 信号分離部
13 音声出力部
14 画像出力部
15 スピーカー
16 画像表示部
17 音声デコード部
18 画像デコード部
21 対象物特定部
211 対象物
21a 被写体変化解析部
21b シーン判別部
22 対象物変化解析部
22a 動き解析部
22b 色解析部
23 照明制御部
24 光源部
25 CM判別部
25a シーン間隔計測部
25b シーン間隔記憶部
25c シーン間隔比較部
25d 付属情報分離部
25e 付属情報解析部
25f CM期間検出部
31 モーター
32 制御回路
33 赤外線受光ユニット
34 モーター軸
35 光源ユニット
46a、46b、46c、46d、46e、46f ボタン
46g、46h 微調整ボタン
6a、6b、6c、6d 照射範囲

Claims (11)

  1. 画像表示部に表示される画像より対象物を特定する対象物特定手段と、
    該対象物特定手段により特定された該対象物の変化を解析する対象物変化解析手段と、
    前記画像の観賞環境を照明する照明手段と、
    前記対象物変化解析手段にて解析された前記対象物の変化に連動して前記照明手段を制御する照明制御手段とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記対象物特定手段は、前記画像をシーン毎に判別するシーン判別手段と、
    該シーン判別手段により判別されたシーン毎の被写体画像の変化を解析する被写体変化解析手段からなり、該被写体変化解析手段の解析結果から前記対象物を特定することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記画像表示部に表示される前記画像の観賞照明の要否を判定する要否判定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記要否判定手段は、前記シーン判別手段により判別されたシーンをCMとして判別し、
    前記照明制御手段は、前記シーンがCMである場合に前記照明手段を消灯させることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記対象物変化解析手段は、前記対象物の変化として、前記対象物の動きまたは、前記対象物の色、前記画像の背景の色のうち少なくとも一つを解析することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記対象物変化解析手段は、前記対象物の変化を画素値変化として解析することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
  7. 前記照明制御手段は、前記対象物の変化に連動して前記照明手段の明るさ、光色、配光、方向等を制御することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の照明装置。
  8. 前記照明手段は点光源からなることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の照明装置。
  9. 前記照明手段は、手動または自動で照射角度自在に調整可能としたことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の照明装置を一体または別体として設けられること特徴とする画像表示装置。
  11. 画像表示部に表示される画像より対象物を特定する対象物特定ステップと、
    該対象物特定ステップにより特定された該対象物の変化を解析する対象物変化解析ステップと、該対象物変化解析ステップにて解析された前記対象物の変化に連動して該画像を観賞する観賞環境を照明する照明を制御する照明制御ステップからなる照明方法。
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