JP2008192398A - 加熱体、及び像加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板27と、前記基板の長手方向に沿って設けられている発熱体26と、を有し、サイズの異なる被加熱材を加熱する加熱装置に用いられる加熱体23において、前記基板の長手方向と直交する短手方向における一端側と他端側にそれぞれ該基板の長手方向に沿って設けられた導電部29・30を有し、前記基板の短手方向において前記導電部間に前記発熱体を有し、前記基板の長手方向の一端部に、前記導電部に通電するための電極29a・30aと、温度検知型の保安素子100と、をそれぞれ有する。
【選択図】図1
Description
前記基板の長手方向と直交する短手方向における一端側と他端側にそれぞれ前記基板の長手方向に沿って設けられた導電部を有し、前記基板の短手方向において前記導電部間に前記発熱体を有し、前記基板の長手方向の一端部に、前記導電部に通電するための電極と、温度検知型の保安素子と、をそれぞれ有することを特徴とする。
前記加熱体は、前記基板の長手方向と直交する短手方向における一端側と他端側にそれぞれ前記基板の長手方向に沿って設けられた導電部を有し、前記基板の短手方向において前記導電部間に前記発熱体を有し、前記基板の長手方向の一端部に、前記導電部に通電するための電極と、温度検知型の保安素子と、をそれぞれ有することを特徴とする。
図8は本発明に係る加熱装置を加熱定着装置として搭載できる画像形成装置の一例の構成模型図である。この画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用のレーザービームプリンタである。
図2は定着装置11の一例の縦断面模型図である。図3は定着装置11の横断面模型図である。図4は定着装置11を記録材導入側から見た図である。
フィルム22において、熱容量を小さくしてクイックスタート性を向上させるために、フィルム膜厚は100μm以下、好ましくは50μm以下20μm以上に設定してある。フィルム22の材料として、耐熱性のあるPTFE、PFA、FEP等の単層フィルム、或いはポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、PPS等のフィルムの外周表面にPTFE、PFA、FEP等をコーティングした複合層フィルムを使用できる。本実施例では、膜厚約50μmのポリイミドフィルムの外周表面にPTFEをコーティングしたものをフィルム22として用いた。フィルム22の外径は18mmとした。
ステー21は、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PPS、液晶ポリマー等の高耐熱性樹脂や、これらの樹脂とセラミックス、金属、ガラス等との複合材料等により構成できる。本実施例では、液晶ポリマーを用い、液晶ポリマーを金型に射出し、成形することで、縦断面樋型形状に形成してある。このステー21は長手方向の両端部が定着装置11の不図示の側板対に保持されている。ステー21の加圧ローラ24側の下面には長手方向に沿って凹字形状の溝21aが設けられ、その溝21aによってヒータ23を保持している。
加圧ローラ24は、芯金24aと、その芯金24aの周囲に設けられた弾性体層24bと、その弾性体層24bの周囲に設けられた最外層の離形層24cと、を有する。その加圧ローラ24は、芯金24aの長手方向の両端部が定着装置11の側板対に軸受32L・32Rにより回転自在に保持されている。本実施例では、芯金24aはアルミニウムを、弾性体層24bはシリコーンゴムを、離形層24cは厚さ約30μmのPFAのチューブを用いた。加圧ローラ24の外径は20mm、弾性体層24bの厚さは3mmとした。そしてフィルム22の下方においてフィルム22と並列に配置された加圧ローラ24は、芯金24a両端部が加圧バネ等の加圧手段によってステー21側に加圧されている。これにより、加圧ローラ24は、加圧ローラ24の外周面(表面)とヒータ23との間にフィルム22を挟んで記録材P上の未定着トナー画像tの加熱定着に必要な所定幅のニップ部N(定着ニップ部)を形成している。
図1に本実施例に係るヒータ23の一例を示す。(a)はヒータ23の背面図、(b)はヒータ23の正面図、(c)は(b)のヒータ23のc−c断面と、そのヒータ23に用いられる通電制御回路の一例を表わす図である。
オーバーコート層28は、発熱体26と、導電部29・30と、電極29a・30aと、を覆うように基板27表面に設けられている。本実施例では、オーバーコート層28として厚さ約50μmの耐熱性ガラス層を用いた。図5の(c)においては、発熱体26と、電極29a・30aとの関係を容易に理解できるようにするため、オーバーコート層28は省略してある。
加圧ローラ24の芯金24aの端部に設けられた駆動ギアG(図4)が定着モータMにより回転駆動されることによって、加圧ローラ24は矢印方向に回転する。この加圧ローラ24の回転によりニップ部Nにおいて加圧ローラ24表面とフィルム22表面との摩擦力によりフィルム22に回転力が作用する。その回転力によりフィルム22はその内面側がニップ部Nにおいて加熱体23の表面に密着して摺動しながらステー21の外回りを矢印方向に加圧ローラ24の回転周速度とほぼ同じ周速度で従動回転する。
図5の(a)にヒータ23の正常時の発熱分布を、(b)にヒータ23の異常時の発熱分布を、それぞれ示す。
以下に、上記の温度ヒューズ100を設けることにより暴走時に通電をストップさせることが可能となる他のヒータ構成を比較例とし、本実施例のヒータ23と、そのヒータ23の使いこなしの有効性を説明する。比較例のヒータにおいて、本実施例のヒータ23と同一機能を有する部材・部分に同じ符号を付している。
Claims (6)
- 基板と、前記基板の長手方向に沿って設けられている発熱体と、を有し、サイズの異なる被加熱材を加熱する加熱装置に用いられる加熱体において、
前記基板の長手方向と直交する短手方向における一端側と他端側にそれぞれ前記基板の長手方向に沿って設けられた導電部を有し、前記基板の短手方向において前記導電部間に前記発熱体を有し、前記基板の長手方向の一端部に、前記導電部に通電するための電極と、温度検知型の保安素子と、をそれぞれ有することを特徴とする加熱体。 - 前記保安素子は、前記基板の長手方向の一端部において前記発熱体の長手方向の境界部に跨るように設けられることを特徴とする請求項1に記載の加熱体。
- 前記保安素子は、サーミスタ、温度ヒューズ、サーモスイッチ、又はサーモスタットであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱体。
- 基板と前記基板の長手方向に沿って設けられている発熱体とを有する加熱体と、前記加熱体と接触しつつ移動する可撓性部材と、前記可撓性部材を挟んで前記加熱体とニップ部を形成する加圧部材と、を有し、前記ニップ部でサイズの異なる被加熱材を挟持搬送しつつ加熱する加熱装置において、
前記加熱体は、前記基板の長手方向と直交する短手方向における一端側と他端側にそれぞれ前記基板の長手方向に沿って設けられた導電部を有し、前記基板の短手方向において前記導電部間に前記発熱体を有し、前記基板の長手方向の一端部に、前記導電部に通電するための電極と、温度検知型の保安素子と、をそれぞれ有することを特徴とする加熱装置。 - 前記保安素子は、前記基板の長手方向の一端部において前記発熱体の長手方向の境界部に跨るように設けられることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
- 前記保安素子は、サーミスタ、温度ヒューズ、サーモスイッチ、又はサーモスタットであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の加熱装置。
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JPH06250565A (ja) * | 1993-02-24 | 1994-09-09 | Canon Inc | 加熱装置 |
JP2007018912A (ja) * | 2005-07-08 | 2007-01-25 | Canon Inc | 加熱体および加熱装置 |
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