JP2008192247A - 光ピックアップのアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】アクチュエータのコイル基板に流す電流を増大させてアクチュエータの駆動力を大きくすると、コイル基板の発熱量が増大して樹脂材料からなる対物レンズが熱変形する。したがって、対物レンズの光学収差が大きくなるため、アクチュエータの高速駆動が阻害されていた。
【解決手段】コイル基板11と対物レンズ10との間のレンズホルダ9に開口部20を設けると共に、開口部20に放熱部材101を挿入することにより、コイル基板11の発熱による開口部20内の空気の温度上昇が抑制され、対物レンズ10の熱変形が防止される。その結果、コイル基板11に流す電流の増大が可能になり、アクチュエータの高速駆動が実現された。
【選択図】図1
【解決手段】コイル基板11と対物レンズ10との間のレンズホルダ9に開口部20を設けると共に、開口部20に放熱部材101を挿入することにより、コイル基板11の発熱による開口部20内の空気の温度上昇が抑制され、対物レンズ10の熱変形が防止される。その結果、コイル基板11に流す電流の増大が可能になり、アクチュエータの高速駆動が実現された。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ディスク・光磁気ディスクなどの円盤状光記録媒体に対して情報の記録再生を行う光学式情報記録再生装置に用いる光ピックアップのアクチュエータに関するものである。
光ピックアップは、対物レンズを円盤状光記録媒体(以下、略して光記録媒体と言う)に対して垂直方向(以下、フォーカス方向と言う)および光記録媒体に対して平行な半径方向(以下、トラッキング方向と言う)に移動して、レーザー光の焦点合わせおよびレーザー光の走査を行う光学デバイスである。
従来の光ピックアップについて図8〜図12を参照しながら以下に説明する。図8は従来の光ピックアップの要部斜視図、図9は図8の光ピックアップの分解斜視図、図10は図8の光ピックアップのアクチュエータ部を示す斜視図、図11は図10のアクチュエータ部の分解斜視図、図12は図8の光ピックアップのレンズホルダ部を示す平面図である。
光ピックアップは、レーザーの発光部と受光部とを有する半導体レーザーユニット4と、コリメートレンズ3・立上げミラー2などからなる光学部品と、アクチュエータ部900とを光学基台1に設けたものから構成されている。光学基台1は、光ディスクドライブ装置(図示略)に固定された主軸5および副軸6によって可動支持されている。
アクチュエータ部900は、図10、図11に示すように、対物レンズ10と、対物レンズ10を固定するレンズホルダ9と、レンズホルダ9の両側面に固定されたコイル状パターンを有するコイル基板11と、コイル基板11に固定された弾性材料からなる4本のサスペンションワイヤ13と、コイル基板11と対になって磁気回路を形成するマグネット12と、サスペンションワイヤ13を支持するサスペンションホルダ14とから構成されている。ここで、マグネット12およびサスペンションホルダ14はアクトベース8に固定されている。また、サスペンションホルダ14には端子板15が固定され、端子板15にはサスペンションワイヤ13を貫通させる貫通孔18が設けられている。そして、貫通孔18には、サスペンションワイヤ13の高周波振動を減衰させるために、ゲル状のダンピング部材(図示せず)が充填されている。
つぎに、光ピックアップを所望のトラック位置に移動させて光記録媒体に情報を記録する場合を例にして、光ピックアップの動作について説明する。
まず、主軸5に連結されたトラバースモータ(図示せず)を駆動して光学基台1を光記録媒体に対して平行な半径方向すなわちトラッキング方向に粗動させ、アクチュエータ部900を所望のトラック位置近傍に移動させる。つぎに、マグネット12の発生する磁界内において、コイル基板11に通電しコイル基板11にて発生する磁界を制御することによって、アクチュエータ部900をトラッキング方向に微動させてアクチュエータ部900を所望のトラック位置に移動させる。と同時に、コイル基板11にて発生する磁界を制御することによって、レンズホルダ9を光記録媒体に対して垂直方向すなわちフォーカス方向に微動させて、レーザー光が光記録媒体上で焦点を結ぶ位置に対物レンズ10を移動させる。このようにして、アクチュエータ部900を所望のトラック位置に移動させた状態で、半導体レーザーユニット4からレーザー光を発振させて光記録媒体に情報を記録する。
ところで、光ディスクドライバ装置の記録速度を速くするためには、アクチュエータ部900の高速駆動が課題である。この課題を解決するには、アクチュエータ部900の軽量化と、駆動力発生手段(コイル基板11とマグネット12とで形成される磁気回路)の駆動力の増大とを図ることが有効である。そこで、対物レンズ10としてガラスレンズより軽量の樹脂レンズを用いてアクチュエータ部900の軽量化を図り、コイル基板11に流す電流を大きくして駆動力を増大させる試みがなされている。しかし、コイル基板11に流す電流を増大すると、コイル基板11の発熱量が電流の二乗に比例して増大するため、レンズホルダ9を介して伝熱した熱で耐熱性の低い樹脂レンズが熱変形してしまうと言う問題が発生する。したがって、樹脂レンズの耐熱温度(熱変形しない温度)が律速になって、記録速度の高速化には限界があった。
そこで発明者等は、図12に示すように、コイル基板11と対物レンズ10との間のレンズホルダ9に開口部20を設けて、コイル基板11で発熱した熱による対物レンズ10の温度上昇を抑制した光ピックアップを提案した。このような構成にすることによって、開口部20内の空気層が断熱部材として機能するため、開口部20を設けない構成に比べて対物レンズ10の温度上昇を抑制することができた。したがって、樹脂レンズを用いてもコイル基板11に流す電流を大きくすることが可能になり、記録速度の高速化が実現された。
特開平9−91725号公報
しかしながら、発明者等は、従来の光ピックアップでは記録速度のさらなる高速化には限界があることを見出した。
発明者等の実験によると、従来の光ピックアップを搭載した光ディスク装置を用いてDVD-RAMフォーマットの2倍速記録モードから4倍速記録モードにして記録した場合、コイル基板11の発熱量が約0.5Wになり、この発熱によって樹脂レンズが17℃上昇して光学収差が15mλになった。その結果、記録したピットの解像力が低下するため、4倍速記録モードに対応できないことが分かった。樹脂レンズの光学収差が大きくなった理由について以下に説明する。
コイル基板11で発生した熱は、その一部はレンズホルダ9を経由して対物レンズ10に伝熱され、他の一部は開口部20内の空気層に伝熱される。コイル基板11に流す電流量を増大して4倍速記録モードにすると、コイル基板11の発熱量の増大によって、開口部20内の空気層の温度が上昇して断熱部材としての機能が低下する。その結果、空気層からレンズホルダ9への伝熱量が増大して対物レンズ10の温度が上昇する。したがって、対物レンズ10として樹脂レンズを用いると、樹脂レンズが不均一に熱変形(熱膨張)するために光学収差が大きくなることが判明した。
そこで、本発明は対物レンズへの伝熱量を抑制することによって、樹脂レンズの適用を可能にすると共に、コイル基板に流す電流を大きくして高速駆動可能なアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明によるアクチュエータは、対物レンズと、対物レンズを支持するレンズホルダと、レンズホルダを移動可能に支持する弾性支持体と、レンズホルダの位置を移動させるための駆動力を発生する駆動力発生手段と、放熱部材とを備え、レンズホルダは対物レンズと駆動力発生手段との間に開口部を有し、放熱部材がレンズホルダに接触しないように該開口部内に挿入されていることを特徴とする。
このような構成にすることにより、駆動力発生手段の発熱によって温度上昇した開口部内の空気層の熱が放熱部材を介して外気に放出されるため、対物レンズへの伝熱を抑制することができる。したがって、駆動力発生手段の駆動力を増大することが可能になり、アクチュエータの高速駆動が実現される。
また、駆動力発生手段に近い側の放熱部材の表面を熱吸収部材で被覆することを特徴とする。このような構成にすることにより、開口部の端面から放熱される輻射熱が熱吸収部材によって効率良く吸収されるため、開口部内の空気の温度上昇を抑制することが可能になる。
また、駆動力発生手段に近い側の開口部の内壁面と放熱部材との間に熱伝導性粘性体を充填することを特徴とする。このような構成にすることにより、レンズホルダと放熱部材とが熱伝導性粘性体を介して熱的に接触するため、駆動力発生手段で発生した熱をレンズホルダから放熱部材に効率良く伝熱させることが可能になる。
本発明によるアクチュエータによれば、駆動速度の高速化が図れるため光ディスク装置の記録再生速度が向上する効果が得られる。
以下、本発明によるアクチュエータの一実施形態について図1〜7の図面を用いて説明する。各図面において、同じ構成要素には同一の符号を付し、重複する構成要素の説明は省略する。また各図面において、対物レンズ10の光軸と平行な方向をZ方向、Z方向に垂直でかつ2つのコイル基板11を互いに結ぶ方向をX方向、Z方向およびX方向と互いに垂直な方向をY方向と定義して説明する。尚、光ピックアップの構成は、アクチュエータ部以外は従来例と同じであるため説明を省略し、ここでは従来例との相違点を中心に説明する。
(実施の形態1)
本実施形態は、開口部を対物レンズの光軸方向と平行(Z軸方向)に設け、サスペンションホルダに固定された放熱部材を開口部の上側から挿入する構成としたアクチュエータである。
本実施形態は、開口部を対物レンズの光軸方向と平行(Z軸方向)に設け、サスペンションホルダに固定された放熱部材を開口部の上側から挿入する構成としたアクチュエータである。
図1は、本発明によるアクチュエータ部の一構成例を示す斜視図である。図2は図1に示したアクチュエータ部の分解斜視図である。図3は図1に示したアクチュエータ部のレンズホルダを下から見た平面図である。
100はアクチュエータ部、8はステンレスなどの金属からなるアクトベース、9は液晶ポリマーなどの高剛性の樹脂材料からなるレンズホルダ、10はアクリルなどの樹脂材料からなる対物レンズ、11はコイル状パターンを有するコイル基板、12はコイル基板11の近傍に磁界を形成するマグネット、13は例えば直径0.1mm以下のリン青銅ワイヤなどの弾性体ワイヤからなるサスペンションワイヤ、14はサスペンションワイヤ13を支持するサスペンションホルダ、15はサスペンションホルダ14に固定された端子板、20はコイル基板11と対物レンズ10との間のレンズホルダ9に設けられZ方向に貫通している開口部、101は放熱部材、103は対物レンズ10を裸出させるための対物レンズ孔、110はサスペンションワイヤ13を貫通させる貫通孔である。
マグネット12とサスペンションホルダ14はアクトベース8に固定されている。レンズホルダ9と対物レンズ10とは紫外線硬化型接着剤などで接着されている。また、レンズホルダ9の両側面にはコイル基板11が接着され、コイル基板11には4本のサスペンションワイヤ13の一端が固定されている。そして、サスペンションワイヤ13の他端は、端子板15に設けた4つの貫通孔18にそれぞれ嵌合されている(図5参照)。
4本のサスペンションワイヤ13は、それぞれ端子板15に固定される側を固定端、レンズホルダ9に固定される側を自由端とした片持ち梁として機能し、レンズホルダ9をアクトベース8に対して移動可能に支持している。尚、貫通孔18には、サスペンションワイヤ13の高周波振動を減衰させるために、ゲル状のダンピング部材(図示せず)が充填されている。
放熱部材101は、ステンレス・銅・アルミニウムなどの熱伝導率の大きな金属からなる薄板で構成されている。そして、図2に示すように、L字形に折り曲げた先端部102が開口部20内に挿入され、後端部がサスペンションホルダ14にビス・接着剤・はめ合い・かしめ等の固定手段によって固定されている。
ここで、フォーカシングあるいはトラッキングのためにレンズホルダ9を移動させた場合でも、放熱部材101がレンズホルダ9と接触しないように開口部20および放熱部材101の寸法および位置が設定されている。具体的には次式を満たすように設定されている。
G0(i)>Mmax(i) ・・・(数1)
但し、G0(i)はレンズホルダ9が移動初期位置にある場合の任意の方向iにおけるレンズホルダ9と放熱部材101との間隔、Mmax(i)はレンズホルダ9のアクトベース8に対する任意の方向iへの移動初期位置からの相対移動量の最大値である。
但し、G0(i)はレンズホルダ9が移動初期位置にある場合の任意の方向iにおけるレンズホルダ9と放熱部材101との間隔、Mmax(i)はレンズホルダ9のアクトベース8に対する任意の方向iへの移動初期位置からの相対移動量の最大値である。
例えば、放熱部材21として板厚0.1mmのステンレスを用い、レンズホルダ9のアクトベース8に対する移動初期位置からX方向の相対移動量の最大値Mmax(X)を0.4mmとして設計する場合は、レンズホルダ9が移動初期位置にあるときに放熱部材101先端部102のX方向の中心と、開口部20のX方向の中心とを一致させ、開口部20のX方向の幅を1.0mm、放熱部材101先端部102のX方向の厚みを0.1mmにする。このようにすれば、レンズホルダ9が移動初期位置にある場合のX方向におけるレンズホルダ9と放熱部材101との間隔G0(X)は、0.45mmとなり数式1を満たす。したがって、レンズホルダ9がX方向へ相対移動量の最大値分移動しても、レンズホルダ9と放熱部材101とが接触することはない。この例のように構成したアクチュエータ部を実施例1のアクチュエータ部と定義する。
同様に、Y方向およびZ方向の場合も数1を満たすように設計することによって、レンズホルダ9がY方向およびZ方向へ相対移動量の最大値分移動しても、レンズホルダ9と放熱部材101とが接触しないようにすることができる。
以上に説明したように放熱部材101を開口部に挿入すると、コイル基板11で発生した熱によって開口部20内の空気の温度は上昇するが、その熱は放熱部材101に伝熱されるため、放熱部材101と接する外気に放熱される。また、放熱部材101に伝熱された熱の一部は、放熱部材101と接触しているサスペンションホルダ14に伝熱されサスペンションホルダ14にて放熱される。したがって、開口部20内の空気の温度上昇が抑制され、対物レンズ10への伝熱量を従来例に比べて小さくすることができる。
上述した実施例1のアクチュエータ部100を搭載した光ピックアップを用いて従来例と同じ光ディスク装置でDVD-RAMフォーマットの4倍速記録モードによる記録実験をしたところ、対物レンズ10(樹脂レンズ)の温度上昇は8℃、光学収差は7mλであった。また、記録したピットの解像力が改善され、再生精度も向上した。
尚、コイル基板11に近い側の放熱部材101の表面すなわち先端部102の表面を例えば黒クロム膜・黒ニッケル膜・酸化銅膜などの熱吸収部材でメッキすると、開口部20から放熱される輻射熱が熱吸収部材によって効率良く吸収されるため、開口部20内の空気上昇が抑制され、その結果対物レンズ10の温度上昇をさらに低減することができる点で好ましい。このように熱吸収部材で被覆した放熱部材101を用いて上述と同様の記録実験をしたところ、対物レンズ10(樹脂レンズ)の温度上昇を6〜6.5℃に抑制することができた。
また、コイル基板11に近い側の開口部20内壁面と放熱部材101との間に例えば紫外線硬化型シリコーンゲル・シリコーングリースなどの熱伝導性粘性体を充填すると、レンズホルダ9と放熱部材101とが熱伝導性粘性体を介して熱的に接触するため、コイル基板11で発生した熱がレンズホルダ9から放熱部材101に効率良く伝熱される点で好ましい。
(実施の形態2)
本実施形態は、レンズホルダに設けた開口部が対物レンズの光軸方向(Z軸方向)と並行に設けられ、アクトベースに固定された放熱部材を開口部の下側から挿入する構成としたアクチュエータである。
本実施形態は、レンズホルダに設けた開口部が対物レンズの光軸方向(Z軸方向)と並行に設けられ、アクトベースに固定された放熱部材を開口部の下側から挿入する構成としたアクチュエータである。
図4は本実施形態によるアクチュエータ部の一構成例を示す斜視図である。図5は図4に示したアクチュエータ部の分解斜視図である。本実施形態によるアクチュエータ部200は、放熱部材の構成および配置以外は実施の形態1と同様である。したがって、ここでは実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
放熱部材201は、図5に示すように、突出した先端部202がレンズホルダ9の開口部20の下側から挿入され、脚部204がアクトベース8にビス・接着剤・はめ合い・かしめ等の固定手段により固定されている。
開口部20と放熱部材201の寸法および位置は実施の形態1と同様に数式1を満たすように設定され、放熱部材201がレンズホルダ9と接触しないように構成されている。
このような構成にすることによって、実施の形態1と同様の効果が得られる。尚、放熱部材201に伝熱された熱の一部は、アクトベース8に伝熱されアクトベース8から放熱される。
(実施の形態3)
本実施形態は、開口部がサスペンションホルダに対向する面からY方向に貫通して設けられ、放熱部材をY方向から開口部に挿入する構成としたアクチュエータである。
本実施形態は、開口部がサスペンションホルダに対向する面からY方向に貫通して設けられ、放熱部材をY方向から開口部に挿入する構成としたアクチュエータである。
図6は本実施形態によるアクチュエータ部の一構成例を示す斜視図である。図7は図6に示したアクチュエータ部の分解斜視図である。本実施形態によるアクチュエータ300は、放熱部材の構成および配置以外は実施の形態1と同様である。したがって、ここでは実施の形態1と異なる点についてのみ説明する。
放熱部材301は、図7に示すように、脚部(先端部302)と胴部(後端部304)を有するコの字形状をしており、先端部302が開口部320に挿入され、後端部304がサスペンションホルダ14にビス・接着剤・はめ合い・かしめ等の固定手段により固定されている。
開口部320と放熱部材301の寸法および位置は実施の形態1と同様に数式1を満たすように設定され、放熱部材301がレンズホルダ9と接触しないように構成されている。
このような構成にすることによって、実施の形態1と同様の効果が得られる。尚、放熱部材301に伝熱された熱の一部は、サスペンションホルダ14に伝熱されサスペンションホルダ14から放熱される。
本発明は、光ディスク装置・光情報処理装置・光計測装置・光通信装置などに利用される光ピックアップのアクチュエータに有用である。
9 レンズホルダ
10 対物レンズ
11 コイル基板
12 マグネット
13 サスペンションワイヤ
14 サスペンションホルダ
15 端子板
20、320 開口部
100、200、300 アクチュエータ
101、201、301 放熱部材
102、202、302 先端部
10 対物レンズ
11 コイル基板
12 マグネット
13 サスペンションワイヤ
14 サスペンションホルダ
15 端子板
20、320 開口部
100、200、300 アクチュエータ
101、201、301 放熱部材
102、202、302 先端部
Claims (4)
- 対物レンズと、前記対物レンズを支持するレンズホルダと、前記レンズホルダを移動可能に支持する弾性支持体と、前記レンズホルダの位置を移動させるための駆動力を発生する駆動力発生手段と、放熱部材とを備え、前記レンズホルダは前記対物レンズと前記駆動力発生手段との間に開口部を有し、前記放熱部材が前記レンズホルダに接触しないように前記開口部内に挿入されていることを特徴とする光ピックアップのアクチュエータ。
- 前記駆動力発生手段に近い側の前記放熱部材の表面が熱吸収部材で被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップのアクチュエータ。
- 前記駆動力発生手段に近い側の前記開口部の内壁面と前記放熱部材との間に熱伝導性粘性体が充填されていることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の光ピックアップのアクチュエータ。
- 前記対物レンズが樹脂レンズであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップのアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026720A JP2008192247A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 光ピックアップのアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026720A JP2008192247A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 光ピックアップのアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008192247A true JP2008192247A (ja) | 2008-08-21 |
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ID=39752204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007026720A Pending JP2008192247A (ja) | 2007-02-06 | 2007-02-06 | 光ピックアップのアクチュエータ |
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Country | Link |
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2007
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