JP2008191843A - 節度切換式スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部の節度感を多段に切り換え可能としても、1つの操作スイッチに発生する節度感を少ない部品点数で切り換えることができる節度切換式スイッチ装置を提供する。
【解決手段】ダイヤルノブ10に、節度山部材12が一体回動可能に取り付けられている。一方、モータ16で回転動作するプランジャ取付部材18の周面に、節度山部材12と協同してダイヤルノブ10に節度を発生する複数のプランジャ部材17a〜17cを取り付ける。節度感を切り換えるに際しては、モータ16を回転してプランジャ取付部材18に取り付いたプランジャ部材17a〜17cの中の1つを、それと組みを成す節度山部材12の凹凸パターン13a〜13cに選択的に弾接させることによって行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、操作スイッチの操作部に発生する節度感を切り換え可能な節度切換式スイッチ装置に関する。
従来、車両には、エアーコンディショナー装置やオーディオ装置の各種車載機器の動作設定を行う際の入力操作系として、各々の機能ごとに他種に亘って操作スイッチが設けられている。その一例を挙げると、エアーコンディショナー装置用の操作スイッチとしては、例えば送風温度設定用の温度設定スイッチや、送風量設定用の送風量設定スイッチや、風向き設定用の風向設定用スイッチ等々がある。これらスイッチ群は、例えば回転操作式のダイヤルノブを操作部位としてダイヤルノブの回転操作により各種機能設定を行う回転操作式スイッチ、いわゆるロータリスイッチが広く一般的に用いられている。
また、この種のロータリスイッチには、ダイヤルノブの操作フィーリングを良好にしてダイヤルノブの操作を確実なものにするために、ダイヤルノブに所望の作動力やクリック感を節度として付与し得る節度機構が設けられている。一般的な節度機構は、操作者により回転操作されるダイヤルノブとダイヤルノブを回動可能に支持するケースとの間の一方にノブ回転方向に沿って複数の節度山を設け、この節度山に対して付勢ばねにより常に付勢状態にある節度ピースを他方に設け、ダイヤルノブが回転操作された際に節度ピースが節度山を乗り越える際の作動力を節度感として操作者に付与する。
ところで、近年においては、操作スイッチの部品点数削減を図るべく、1つのロータリスイッチを複数の選択機能の間で共用する試みがなされてきている。この種の操作スイッチ共用構造の場合、入力操作系のコントロールユニットであるスイッチコントローラは、スイッチ判別初期状態においてスイッチ判別モードが機能選択設定モードとなり、この時にダイヤルノブが操作されると、その際にロータリスイッチから得るスイッチ信号を用いて、その時に操作者が機能設定したい車載機器を選択指定する。スイッチコントローラは、車載機器選択指定後においてスイッチ判別モードを詳細設定モードに切り換え、この時にダイヤルノブが操作されると、その際にロータリスイッチから得るスイッチ信号を用いて、その時に選択指定された車載機器の詳細をスイッチ操作に応じた状態に設定する。
操作スイッチ共用構造の場合、節度機構によりロータリスイッチに生じる節度感は、各々の選択機能ごとに異なることが望ましい。ここで、この種の操作スイッチ共用構造で各々の選択機能ごとに節度感を切り換える節度切換技術が例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の開示技術は、各々配置間隔の異なる節度山を有する円板を上下方向に並ぶように複数設け、節度ピースをアクチュエータにより上下動させることにより、これら円板の中の1つの節度山に節度ピースを選択的に弾接させることで、ダイヤルノブを回転操作した時に得られる節度感を切り換えるものである。
特開2002−189559号公報
しかし、特許文献1の開示技術は、1つのロータリスイッチを複数選択機能間で共用とした場合にダイヤルノブに生じる節度感を各々の選択機能ごとに切り換え可能ではあるものの、節度ピース自体をアクチュエータにより複数の円板間に亘らせて上下動させる構造であることから、節度山を有する円板がダイヤルノブの操作軸方向に沿って複数並んだ部品配置構造をとることになる。このため、特許文献1の操作スイッチはダイヤルノブの節度感が切り換え可能であっても、ロータリスイッチに必要な部品点数が多くなることから、これが装置大型化や装置コスト増加に繋がる懸念があり、この種の部品点数を少なくしたい要望があった。
本発明の目的は、操作部の節度感を多段に切り換え可能としても、1つの操作スイッチに発生する節度感を少ない部品点数で切り換えることができる節度切換式スイッチ装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、操作スイッチの操作部を操作することで当該操作スイッチの選択機能操作が行われ、前記操作スイッチの操作側及び固定側の一方に、前記操作部の操作方向に沿って凹凸パターンを有する節度山部材を設け、これらの他方に、付勢部材により前記凹凸パターンに弾接状態をとるピース部材を持つプランジャ部材を設け、前記操作部の操作時には前記ピース部材が前記凹凸パターンの突部を乗り越えることにより前記操作部に節度感が発生する節度切換式スイッチ装置において、1つひとつが一対の前記凹凸パターン及び前記プランジャ部材から成り、その組みが複数形成されるとともに、複数の前記凹凸パターンが同一の前記節度山部材に形成された節度機構と、アクチュエータを駆動源に複数の前記プランジャ部材の中の1つをそれと組みをなす前記凹凸パターンに弾接状態とすることにより、複数の前記節度機構の中から特定のものを選択的に作動状態として前記操作部の節度感を切り換える節度切換機構とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、節度切換機構は、複数存在するプランジャ部材の中の1つを、それと組みを成す凹凸パターンに弾接することにより、複数の節度機構の中から選択的に特定のものを作動状態として、操作部に発生する節度感を切り換える。例えば、強節度を発生し得るプランジャ部材がそれと組みをなす凹凸パターンに弾接する状態になると、強節度発生用の節度機構が利く状態となり、操作部を操作した際には操作部に強い節度感が発生する。一方、弱節度を発生し得るプランジャ部材がそれと組みをなす凹凸パターンに弾接する状態になると、弱節度発生用の節度機構が利く状態となり、操作部を操作した際には操作部に弱い節度感が発生する。
ところで、本構成においては、操作部の節度感を切り換える節度切換機構を操作スイッチ装置に組み込むに際して、この場合に必要となる複数の凹凸パターンを1つの節度山部材に形成し、その時々に使用する凹凸パターンをこの中の1つから選択する構造をとっている。このため、仮に凹凸パターンごとに節度山部材を設けた場合を考えると、この場合にはその分だけ部品点数が多くなって、操作スイッチ装置の大型化や部品コスト増等の懸念に繋がるが、本構成のように1つの節度山部材に複数の凹凸パターンを設けるようにすれば、凹凸パターンごとに節度山部材を用意する必要がないので、操作スイッチ装置の大型化や部品コスト増等の懸念が生じ難くなる。
本発明では、前記節度切換機構は、自身の駆動軸が回動運動し、複数の前記プランジャ部材の中の1つをそれと組みを成す前記凹凸パターンの1つに弾接する際の駆動源として働く回動アクチュエータと、前記回動アクチュエータの前記駆動軸に取り付けられ、前記プランジャ部材が前記駆動軸の軸方向に並びつつ当該軸同軸の周方向において位置がずれた状態で取り付けられた支持部材と、操作者が前記操作部を操作する際に行う操作状態を検出する検出手段と、前記検出手段の検出量を基に前記回動アクチュエータを駆動制御して、前記支持部材の回動位置を切り換えることで複数の前記プランジャ部材の中から特定のものをそれと組みの前記凹凸パターンに弾接させ、複数の前記節度機構の中から特定のものを選択的に動作状態として前記操作部の操作感を切り換える制御手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、節度切換機構の駆動源として、例えば駆動軸が往復直線移動する直動アクチュエータを用いた場合、操作スイッチ装置内に駆動軸の移動スペースを用意する必要性が生じ、その分だけ装置大型化の懸念が生じるが、本構成のように節度切換機構の駆動源として回動アクチュエータを用いれば、この種のモータは自位置で回転する動作をとることから、配置スペースが少スペースで済み、装置大型化の懸念が生じ難い。
本発明では、前記操作部は、その操作方向が回動方向をとる回動操作式であり、各々発生し得る節度感が違う複数の前記凹凸パターンは、前記操作部に連れて回動動作可能な前記節度山部材の径方向に沿って並ぶ状態で前記節度山部材の底面に形成され、前記回動アクチュエータは、前記駆動軸が前記操作部の操作軸に対して交差する直交向きに配置され、前記プランジャ部材を前記凹凸パターンにその底面側から選択的に弾接させることを要旨とする。
この構成によれば、各々異なる節度感を発生すべく存在する複数の凹凸パターンは、操作部の操作に伴い回動運動する節度山部材に対してその径方向に沿って並ぶ状態で形成されている。このため、節度山部材の部品サイズが操作部の操作軸方向において小さく済むことになるので、操作スイッチ装置の装置サイズをその操作軸方向において小サイズ化することが可能となる。
本発明によれば、操作部の節度感を多段に切り換え可能としても、1つの操作スイッチに発生する節度感を少ない部品点数で切り換えることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した節度切換式スイッチ装置の第1実施形態を図1〜図9に従って説明する。
図1に示すように、車両1のセンタークラスター2には、エアーコンディショナー装置、オーディオ装置、カーナビゲーション装置等の各種車載機器の操作系として操作スイッチ装置3が設けられている。本例の操作スイッチ装置3は、ボタン選択操作時における視認性や操作性の向上を目的としてグラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)が使用されている。グラフィカルユーザインターフェース式の操作スイッチ装置3は、センタークラスター2に設けたディスプレイ4に項目ボタン5やアイコン6等をグラフィック表示し、同じくセンタークラスター2に設けた操作スイッチ7でディスプレイ4の項目ボタン5やアイコン6等を選択指定しつつ、その隣の決定スイッチ7aや戻りスイッチ7bを用いて入力操作が行われる。
図3に示すように、センタークラスター2のクラスターパネル8の内側には、操作スイッチ7の各種スイッチ部品を収納するスイッチケース9が取り付け固定されている。操作スイッチ7がダイヤル操作式の場合、このスイッチケース9には、スイッチ操作時の操作箇所としてダイヤルノブ10が回動操作可能な状態で取り付けられている。ダイヤルノブ10は、スイッチ操作時の把持部分である略円柱形状のノブ部10aと、そのノブ部10aの底面において同軸位置から垂直方向に一体に延びる操作軸10bとから成る。なお、ダイヤルノブ10が操作部に相当する。
スイッチケース9の内部には、ダイヤルノブ10を回動操作した際にそのダイヤルノブ10に発生する節度感を多段に亘り切り換え可能な節度切換機構11が設けられている。この節度切換機構11を以下に説明すると、ダイヤルノブ10の操作軸10bの下端位置には、略円板形状の節度山部材12が、ノブ部10aと同軸位置をとる状態で取り付け固定されている。節度山部材12の底面には、ダイヤルノブ10の回動操作方向(図3の矢印Ra方向)に沿って凹凸パターン13が形成されている。この凹凸パターン13は、複数の節度山14及び節度谷15がダイヤルノブ10の回動操作方向に沿って交互に配置された形状パターンをとっている。なお、節度山14が突部に相当する。
この凹凸パターン13は、節度山部材12の径方向(図3の矢印Rb方向)に沿い複数形成され、これらは各々異なる節度山14の間隔を持つ、即ち回動操作方向で隣り合う節度山同士の間の節度山配置間隔θが各々異なるものとなっている。本例においては、節度山部材12には3つの凹凸パターン13a〜13cが形成され、節度山部材12の半径方向端部に位置する凹凸パターン13aの節度山配置間隔θが最も値の小さいθ1に設定され、半径方向真ん中に位置する凹凸パターン13bの節度山配置間隔θが中間値であるθ2に設定され、節度山部材12の半径方向最内に位置する凹凸パターン13cの節度山配置間隔θが最も値の大きいθ3に設定されている。
スイッチケース9の内部には、多段節度切換機構11の駆動源となる例えばDCモータ等のモータ16が収納されている。モータ16の駆動軸16aには、節度山部材12と協同してダイヤルノブ10に節度感を付与するプランジャ部材17が複数取り付いたプランジャ取付部材18が取り付けられている。プランジャ取付部材18は、例えば長細い円柱形状を成すとともに、その基端がモータ16の駆動軸16aに固着する取り付け状態をとり、モータ16が駆動した際には自身の軸心L1回りに沿って回動可能である。なお、モータ16がアクチュエータ及び回動アクチュエータを構成し、プランジャ取付部材18が支持部材に相当する。
プランジャ部材17は、各々が凹凸パターン13…の中の1つと組みを成すものであって、モータ16の回動位置に応じてこれらプランジャ部材17a〜17cの中の1つがそれと組みを成す凹凸パターン13a〜13cに選択的に係止状態となる。プランジャ部材17a〜17cは、プランジャ部材17の外周に取り付けられるとともに、本例においてはプランジャ取付部材18の軸心L1方向に沿ってずれつつ、かつ軸心L1回りに沿ってもずれた配置位置をとっている。本例においては、最もモータ側に位置するプランジャ部材17aが凹凸パターン13aと組み(1段目節度機構11a)を成し、次にモータ寄りの位置するプランジャ部材17bが凹凸パターン13bと組み(2段目節度機構11b)を成し、最先端側に位置するプランジャ部材17cが凹凸パターン13cと組み(3段目節度機構11c)を成している。
図2及び図3に示すように、各プランジャ部材17,17…は、略直方体形状を成すプランジャケース19を持ち、このプランジャケース19がプランジャ取付部材18の外周に固着された取り付け状態をとっている。プランジャケース19には、例えば球形状を成す節度ピース20が、コイルスプリング等から成る付勢部材21(図2参照)で常に凹凸パターン13に弾接しつつ、しかも付勢部材21の付勢方向(図2の矢印Rc方向)に沿って相対移動可能な状態で取り付けられている。また、各プランジャ部材17a〜17cの節度ピース20は、各々対応する凹凸パターン13a〜13cの節度谷15の深さに合わせた径に設定されている。なお、節度ピース20がピース部材に相当する。
図2に示すように、プランジャケース19には、節度山部材12の凹凸パターン13側に開口した収納部22が凹設され、この収納部22に節度ピース20が相対移動可能に収納されている。また、付勢部材21も、この収納部22に収納されるとともに、一端が節度ピース20に当接し、他端が収納部22の底面に当接する取り付け状態をとっている。収納部22の開口周囲には、周縁の少なくとも一部を突設することによって節度ピース20の脱落を防ぐ抜止部23が形成されている。節度ピース20は、収納部22の内部において直線往復移動が可能であり、本例においては組みを成す凹凸パターン13と弾接状態となった際、ダイヤルノブ10の操作軸方向に沿って移動可能である。
節度切換機構11は、モータ16の回動動作によってプランジャ取付部材18が図4に示す小クリック感発生回動位置をとると、第1プランジャ部材17aが第1凹凸パターン13aに弾接して1段目節度機構11aが利く状態となる。また、節度切換機構11は、モータ16の回動動作によってプランジャ取付部材18が図5に示す中クリック感発生回動位置をとると、第2プランジャ部材17bが第2凹凸パターン13bに弾接する状態となって2段目節度機構11bが利く状態となる。節度切換機構11は、モータ16の回動動作によってプランジャ取付部材18が図6に示す多クリック感発生回動位置をとると、第3プランジャ部材17cが第3凹凸パターン13cに弾接する状態となって3段目節度機構11cが利く状態となる。
ダイヤルノブ10が回動操作された際には、ダイヤルノブ10の回動運動に伴い節度山部材12がこれに連れ回りし、ケース側に位置するプランジャ部材17に対して、節度山部材12が回動運動する状態となる。このとき、プランジャ部材17の節度ピース20は、図2の二点差線で示すように、付勢部材21の付勢力に抗して節度山部材12の節度山14を乗り越える動きをとり、節度ピース20が節度山14を乗り越える度に生じる抵抗力がダイヤルノブ10の節度感として発生する。なお、節度切換機構11の発生節度感は、節度山14の高さ及び間隔、節度ピース20の大きさ、付勢部材21の付勢力等の各種要素から決まる。
なお、本例のダイヤルノブ10に生じる節度の切り換えは、広い意味においてダイヤルノブ10を回動操作した際にダイヤルノブ10に生じるクリック感の変更や、ダイヤルノブ10を回動操作する際の操作重さに相当する節度強度の変更を含む。即ち、節度を大きくすると記載した場合は、クリック感や節度強度を大きくすることを意味し、節度を小さくすると記載した場合は、クリック感や節度強度を小さくすることを意味する。また、クリック感変更は主に隣同士に位置する節度山14の間隔が関係し、節度強度変更は主に節度山14の高さ、節度ピース20の大きさ、付勢部材21の付勢力が関係してくる。
本例の節度機構11a〜11cは、1段目が少クリック感を生じるように形成され、1段目から3段目に向かうに従い1回転当たりの合計クリック数が多くなるように設定されている。即ち、図3に示すように、各節度機構11a〜11cは、各々の節度山配置間隔θが1段目→2段目→3段目と移るに従い小さく形成されていることから、1段目から3段目に向かうに従い発生クリック数が順に多くなっている。また、節度機構11a〜11cの節度ピース20の大きさは、各節度機構11a〜11cの節度山配置間隔θに合わせて、1段目が最も大きいピース径で形成され、2段目がそれよりも小さいピース径で形成され、3段目が最も小さいピース径で形成されている。
図3に示すように、ダイヤルノブ10の操作軸10bにおいてその下端には、ダイヤルノブ10の回転量(回転数)を検出するエンコーダ24が取り付けられている。エンコーダ24は、例えば回転検出出力値をパルス信号で出力するパルスエンコーダから成り、ダイヤルノブ10の回転を検出するに際し、その時のダイヤルノブ10の回転量に応じたパルス数の検出信号を出力可能である。なお、決定スイッチ7a、戻りスイッチ7b及びエンコーダ24が検出手段を構成する。
図7に示すように、操作スイッチ装置3には、操作スイッチ装置3のコントロールユニットとしてスイッチコントローラ25が設けられている。スイッチコントローラ25は、同スイッチコントローラ25を統括制御するCPU26や、各種プログラム及びデータ群が格納されたROM27や、プログラム動作時の作業領域として使用されるRAM28等から成り、ROM27内の制御プログラムにより動作する。スイッチコントローラ25には、電気配線を通じてエンコーダ24が接続されている。スイッチコントローラ25は、エンコーダ24から取得する検出信号を用いてダイヤルノブ10の回動操作量を算出し、この回動操作量が必要な他のコントロールユニットにその操作量情報を供給したり、或いはディスプレイ4の表示画面を表示制御したりする。
スイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10の操作時に操作者が行う各種操作に基づきモータ16の回転位置を制御することにより、複数存在する節度機構11a〜11cの中から特定のものを駆動状態として、ダイヤルノブ10に発生する節度感の切り換え制御を行う。例えば、スイッチコントローラ25は、ディスプレイ4の表示画面やダイヤルノブ10の回動操作位置がダイヤルノブ10に少クリック感を発生させる状態になったと認識すると、モータ16を回転させて第1プランジャ部材17aを第1凹凸パターン13aに弾接して1段目節度機構11aを利かせ、一方でダイヤルノブ10に多クリック感を発生させる状態になったと認識すると、モータ16を先程とは逆側に回転して第3プランジャ部材17cを第3凹凸パターン13cに弾接して3段目節度機構11cを利かせる。なお、スイッチコントローラ25が制御手段に相当する。
次に、本例の操作スイッチ装置3の作用を説明する。
車両1のイグニッションスイッチ(図示略)がACC位置やIG位置に操作されると、スイッチコントローラ25は起動状態となって自身の作動モードを項目ボタン選択モードに設定し、ディスプレイ4に初期動作画面として図8に示すメニュー画面29を表示するとともに、操作スイッチ7を項目ボタン選択スイッチとして認識する。メニュー画面29には、車両1に搭載された各種車両機器の機能設定を行う際に選択指定される複数の項目ボタン5,5…が割り付け表示されている。メニュー画面29に表示される項目ボタン5,5…としては、例えばエアーコンディショナー装置の各種機能を設定する際に選択されるエアーコンディショナー機能設定ボタン5a、カーナビゲーション装置の各種機能を設定する際に選択されるカーナビゲーションボタン5b、オーディオ装置の各種機能を設定する際に選択されるオーディオボタン5c等がある。
ここで、メニュー画面29で項目ボタン5を選択指定するに際しては、ダイヤルノブ10でディスプレイ4上の選択座標位置Pxを移動させてボタンフォーカス30を所望の項目ボタン5に位置させ、その位置合わせの後、センタークラスター2に設置された決定スイッチ7a(図1及び図7参照)を押下操作することにより行う。スイッチコントローラ25は、決定スイッチ7aの選択操作を認識すると、決定スイッチ7aが操作される直前に選択座標位置Pxが位置していた項目ボタン5を操作要求ボタンとして認識し、その操作要求ボタンが有する機能に応じた各種処理を車両1に実施させる。
ところで、1つの操作スイッチ7を複数の選択機能間で共用する本例の操作スイッチ装置3では、各々の選択機能(表示画面やノブ回動操作位置も含む)で選択対象数や選択項目数等の総数が異なることから、これらに合わせてダイヤルノブ10の発生クリック間を変えることでこれに対応することが好ましい。そこで、本例の操作スイッチ7には、ダイヤルノブ10に節度感を発生し得る節度機構11a〜11cが設けられているが、この種の節度機構11a〜11cにおいては、ダイヤルノブ10を回動操作した際に節度ピース20が節度山14を1つ乗り越える時の触覚が1クリック感に相当する操作感があることから、このクリック間を切り換えることで対応する。
このため、メニュー画面29に表示される項目ボタン5のボタン数が少ない場合には、ダイヤルノブ10に発生する節度を少クリック感とすることで、少数ボタン表示時の項目ボタン数とダイヤルノブ10に生じ得るクリック数とを対応させる対処がとられる。よって、この時のスイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に少クリック感を発生させるべく、図4に示すように、モータ16を回動してプランジャ取付部材18を少クリック感発生回動位置に位置させ、第1プランジャ部材17aが第1凹凸パターン13aに弾接する状態をとらせる。これにより、節度機構11a〜11cのうち1段目節度機構11aが利く状態となり、ダイヤルノブ10には1段目節度機構11aが持つ少クリック感の節度感が発生する。
一方、メニュー画面29に表示される項目ボタン5のボタン数が中間数の場合、この時のスイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に中クリック感を発生させるべく、図5に示すように、モータ16を回動してプランジャ取付部材18を中クリック感発生回動位置に位置させ、第2プランジャ部材17bが第2凹凸パターン13bに弾接する状態をとらせる。これにより、節度機構11a〜11cのうち2段目節度機構11bが利く状態となり、ダイヤルノブ10には2段目節度機構11bが持つ中クリック感の節度感が発生する。
また、メニュー画面29に表示される項目ボタン5のボタン数が多い場合には、この時のスイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に多クリック感を発生させるべく、図6に示すように、モータ16を回動してプランジャ取付部材18を多クリック感発生位置に位置させ、第3プランジャ部材17cが第3凹凸パターン13cに弾接する状態をとらせる。これにより、節度機構11a〜11cのうち3段目節度機構11cが利く状態となり、ダイヤルノブ10には3段目節度機構11cが持つ多クリック感の節度感が発生する。
メニュー画面29でエアーコンディショナー機能設定ボタン5aが選択決定操作されると、スイッチコントローラ25は、自身の作動モードをエアーコンディショナー機能設定モードとし、ディスプレイ4にエアーコンディショナー装置の詳細機能設定画面として図9に示すエアーコンディショナー機能設定画面31を表示するとともに、操作スイッチ7をエアーコンディショナー機能スイッチとして認識する。このエアーコンディショナー機能設定画面31には、エア吹出口を切り換える際に選択されるブロアボタン32と、エアの風量設定時に選択される風量設定ボタン33と、エアの送風温度設定時に選択される送風温度設定ボタン34とが割り付けられている。なお、これらボタン32〜34の選択決定操作は、メニュー画面29の項目ボタン5の選択決定時と同じであり、この時にダイヤルノブ10に発生される節度は大中小の何れかの節度に設定される。
エアーコンディショナー機能設定画面31でブロアボタン32が選択指定された場合、このボタン選択決定操作を検出したスイッチコントローラ25は、自身の作動モードをブロア機能設定モードとし、ディスプレイ4に図9に示すブロア設定画面35を表示するとともに、操作スイッチ7をブロア機能設定スイッチとして認識する。このブロア設定画面35には、各ブロア機能に対応したブロア機能画像35a,35a…が画像表示され、その時に選択状態にあるブロア機能は画面上のブロア機能画像35aが矢印35bで指定表示されることによって通知されている。このとき、ダイヤルノブ10の回動操作によりブロア機能の選択状態が切り換えられると、ブロア設定画面35上の矢印35bの表示位置もその選択指定後のブロア機能位置に応じて切り換え表示される。
ところで、この種のブロア機能は選択項目数が比較的少ないことから、スイッチコントローラ25は、ディスプレイ4にブロア設定画面35を表示する際には、節度機構11a〜11cのうち1段目節度機構11aを駆動状態にしてダイヤルノブ10に少クリック感を発生させる。これにより、ダイヤルノブ10を回動操作してブロア機能を切り換える際には、ブロア機能を隣の機能に切り換える度に、ダイヤルノブ10に1クリックの操作感が生じる状態となり、ブロア選択機能段数とダイヤルノブ10のクリック数とが対応する状態となる。
エアーコンディショナー機能設定画面31で風量設定ボタン33が選択指定された場合、このボタン選択決定操作を検出したスイッチコントローラ25は、自身の作動モードを風量設定モードとし、ディスプレイ4に図9に示す風量設定画面36を表示するとともに、操作スイッチ7を風量設定スイッチとして認識する。この風量設定画面36には、風量をイメージした風量画像36aが画像表示され、その時に選択状態にあるエア風量は風量画像36aがその設定風量位置で矢印36bにより指定表示されることによって通知されている。このとき、ダイヤルノブ10の回動操作によりエア風量の選択状態が切り換えられると、風量設定画面36上の矢印36bの表示位置もその選択指定後の風量に応じて切り換え表示される。
また、この種の風量設定機能は設定操作段数がブロア機能数に比べて多いことから、スイッチコントローラ25は、ディスプレイ4に風量設定画面36を表示する際には、節度機構11a〜11cのうち2段目節度機構11bを駆動状態にしてダイヤルノブ10の中クリック感を発生させる。これにより、ダイヤルノブ10を回動操作して風量を切り換える際には、風量を1段階切り換え操作する度に、ダイヤルノブ10に1クリックの操作感が生じる状態となり、風量選択段数とダイヤルノブ10のクリック数とが対応する状態となる。
エアーコンディショナー機能設定画面31で送風温度設定ボタン34が選択指定された場合、このボタン選択決定操作を検出したスイッチコントローラ25は、自身の作動モードを送風温度設定モードとし、ディスプレイ4に図9に示す送風温度設定画面37を表示するとともに、操作スイッチ7を送風温度設定スイッチとして認識する。この送風温度設定画面37には、エア送風温度をイメージした送風温度画像37aが画像表示され、その時に選択状態にある送風温度は送風温度画像37aがその送風温度設定位置で矢印37bにより指定表示されることによって通知されている。このとき、ダイヤルノブ10の回動操作によりエア送風温度の選択状態が切り換えられると、送風温度設定画面37上の矢印37bの表示位置もその選択指定後の送風温度に応じて切り換え表示される。
また、この種の送風温度設定機能は設定操作段数が多段階で設定されることから、スイッチコントローラ25は、ディスプレイ4に送風温度設定画面37を表示する際には、節度機構11a〜11cのうち3段目節度機構11cを駆動状態にしてダイヤルノブ10に多クリック感を発生させる。これにより、ダイヤルノブ10を回動操作してエア送風温度を切り換える際には、送風温度を1段階切り換え操作する度に、ダイヤルノブ10に1クリックの操作感が生じる状態となり、送風温度選択段数とダイヤルノブ10のクリック数とが対応する状態となる。
従って、本例においては、節度山部材12に各々の節度山間隔の異なる複数の凹凸パターン13a〜13cが形成され、複数のプランジャ部材17a〜17cが取り付いたプランジャ取付部材18をモータ16で回動することにより、これら凹凸パターン13の1つにこれと組みを成すプランジャ部材17を選択的に弾接させて節度感を切り換える。よって、ダイヤルノブ10に発生する節度を複数の節度感の間で自由に切り換えることが可能となり、本例のように1つのダイヤルノブ10を複数の選択機能間で共用する場合であっても、機能ごとに異なる節度感が発生させれば、操作スイッチ7がそれぞれの選択機能に対応した操作スイッチとなり、これはスイッチ操作感向上に効果が高い。
また、本例の節度切換機構11は、複数の節度感を発生させる際に必要となる複数の凹凸パターン13a〜13cを1つの節度山部材12に形成している。このため、例えば仮に各々の凹凸パターン13a〜13c毎に節度山部材12を設けた場合には、凹凸パターン13を増やす度に節度山部材12が必要となって、操作スイッチ装置3が大型化する懸念が生じるが、本例の節度切換機構11を用いれば、各々の凹凸パターン13a〜13c毎に節度山部材12を用意する必要がないので、その分だけ部品点数の削減が図られ、操作スイッチ装置3の大型化抑制や部品コスト抑制にも効果がある。
更に、操作スイッチ7のスイッチ種は、ダイヤルノブ10の操作回動範囲が限定されていない無限回動操作スイッチに限定されず、ダイヤルノブ10が所定範囲内でのみ回動操作可能な回動操作範囲限定スイッチとして使用することも可能である。この場合は、複数存在する凹凸パターン13のうちの1つが、図10に示すように、節度山14よりも高い形状を成す回動停止山38が節度山14に代えて突設されている。なお、ここでは便宜上、回動停止山38を有する凹凸パターン13と、それと組みを成すプランジャ部材17との組みを節度機構11dという。
スイッチコントローラ25は、スイッチ操作時におけるダイヤルノブ10の回動操作位置が、ダイヤルノブ10の回動操作を規制する際の回動停止要求位置に到達したことを検出すると、モータ16の回動動作によって、回動停止山38を有する凹凸パターン13にそれと組みを成すプランジャ部材17を弾接させ、回動停止山38を持つ節度機構11dを駆動状態にする。このとき、ダイヤルノブ10が回動操作されると、プランジャ部材17のプランジャケース19が回動停止山38の側壁に当接し、それ以上のノブ回動操作が規制される。節度機構11dで回転運動が停止された際、ダイヤルノブ10はその時の反力でそれまでの回動方向とは反対方向に若干量戻り回動するので、これを以て駆動節度機構が元の節度機構11a〜11cの何れかに戻り、ノブ回動操作に伴って回動操作位置が回動停止要求位置に到達する度に節度機構11dが働いて、ダイヤルノブ10のそれ以上の回動操作が制限される。
このため、本例の節度切換機構11を使用すれば、この種の操作スイッチ7を無限回動操作スイッチから回動操作範囲限定スイッチに切り換えることが可能となり、操作スイッチ7を無限回動操作スイッチと回動操作範囲限定スイッチとの両スイッチとして使用することが可能となる。また、凹凸パターン13に形成する回動停止山38の配置位置や配置間隔を変更すれば、それに伴ってダイヤルノブ10の回動停止位置も切り換わることになるので、これら諸条件の変更によってダイヤルノブ10の回動停止位置も自由に変更することが可能となる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)本例の節度切換機構11は、ダイヤルノブ10に発生する節度感を切り換えるに際して、各々別々の節度感を発生する凹凸パターン13を1つの共通の節度山部材12に形成できる利点がある。このため、各々別々の節度感を発生する凹凸パターン13,13…ごとに節度山部材12を用意する必要がないことから、その分だけ節度切換機構11に必要な部品数が少なく済むことになるので、操作スイッチ装置3の装置大型化や部品コスト増等を抑制することができる。
(2)節度切換機構11の駆動源として例えば仮に駆動軸が直線往復運動する直動アクチュエータを用いた場合、スイッチケース9内に駆動軸の移動スペースを用意する必要性が生じ、その分だけ装置大型化の懸念が生じる。しかし、節度切換機構11の駆動源として駆動軸が回動運動するモータ16を用いれば、この種のモータ16はその場で回動運動する駆動部品であることから、その配置スペースが極力小さく済むことになるので、このことも操作スイッチ装置3の装置大型化抑制に効果が高い。
(3)1つの節度山部材12に複数の凹凸パターン13,13…を形成するに際し、これら凹凸パターン13,13…を節度山部材12の径方向に沿って並ぶように配置しているので、節度山部材12の厚さを薄い部品とすることができ、ひいては操作スイッチ7の高さ方向サイズを小サイズ化することができる。
(4)本例においては、ダイヤルノブ10に発生する節度感を切り換えるに際して、モータを3位置(少クリック感発止回動位置、中クリック感発生回動位置、多クリック感発生回動位置)に位置させるという簡単な制御で節度感の切り換えを行うことができる。
(5)本例の操作スイッチ装置3は、各種項目ボタン5をディスプレイ4上に表示して、これをダイヤルノブ10を用いて選択操作することによりボタン選択決定操作を行うGUIが使用されている。このため、1つのダイヤルノブ10を複数のスイッチ選択機能の間で共用する構造をとっても、この場合はその時に稼働状態となっている選択機能ではダイヤルノブ10をどの操作量範囲や選択項目の中で選択可能なのかを操作者に通知することができる。よって、操作者は操作スイッチ7を操作する際にどの操作位置に操作してよいのかを認識することができ、操作スイッチ7の高い操作性を確保することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図11及び図12に従って説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態の節度切換機構11の構造を変更したのみの構成であることから、同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図11に示すように、モータ16の駆動軸16aの先端には、円柱形状を成すプランジャ選択部39が、駆動軸16aと同一軸心位置において一体回動可能な状態で取り付け固定されている。このプランジャ選択部39の外周面には、断面円弧形状の押上部40がプランジャ部材17と同じ数(本例は3つ)形成されている。これら押上部40,40…は、プランジャ選択部39の軸心L1方向に沿ってずれつつ、かつ軸心L1回りに沿ってもずれた配置位置をとっている。押上部40,40…は、最もモータ側に位置するものから順に、第1押上部40a、第2押上部40b、第3押上部40cとなっている。
スイッチケース9内には、平板形状を成すプランジャ台座41が、プランジャ選択部39の近傍位置に位置する状態で取り付け固定されている。プランジャ台座41には、第1実施形態に記載したものと同様構造のプランジャ部材17a〜17cが、プランジャ台座41の略直交方向に沿って相対移動可能な状態で取り付けられている。各プランジャ部材17の外周には、プランジャ部材17が下方に脱落することを防止する舌片形状の係止片42が突出形成されている。
これらプランジャ部材17a〜17cは、モータ16の回動によりプランジャ選択部39が回動した際、図12に示すように、各々対応する押上部40a〜40cによってこれらの中の1つが選択的に持ち上がる突出位置をとる状態(図12の実線の状態)となり、持ち上がったプランジャ部材17が凹凸パターン13に弾接して、節度機構11a〜11cのうちの1つが選択的に駆動状態となる。また、押上部40で押し上げ状態をとったプランジャ部材17は、モータ16の回動位置変更によって押上部40による押し上げ状態が解消されると、自重により下方に下り降りて、元の収納位置(図12の一点鎖線の状態)に復帰する。
さて、スイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に少クリック感を発生させる場合、モータ16を駆動源にプランジャ選択部39を回動させて、第1押上部40で第1プランジャ部材17aを押し上げる動作をとらせる。このとき、3つのプランジャ部材17a〜17cのうち第1プランジャ部材17aが突出位置をとってこれが第1凹凸パターン13aに弾接する状態をとることから、1段目節度機構11aが駆動状態となる。よって、ダイヤルノブ10を回動操作した際には、1段目節度機構11aの発生節度である少クリック感がダイヤルノブ10に発生する。
一方、スイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に中クリック感を発生させる場合、モータ16を駆動源としてプランジャ選択部39を回動させて、第2押上部40bで第2プランジャ部材17bを押し上げる動作をとらせる。このとき、3つのプランジャ部品のうち第2プランジャ部材17bが突出位置をとってこれが第2凹凸パターン13bに弾接する状態をとることから、2段目節度機構11bが駆動状態となる。よって、ダイヤルノブ10を回動操作した際には、2段目節度機構11bの発生節度である中クリック感がダイヤルノブ10に発生する。
また、スイッチコントローラ25は、ダイヤルノブ10に大クリック感を発生させる場合、モータ16を駆動源としてプランジャ選択部39を回動させて、第3押上部40cで第3プランジャ部材17cを押し上げる動作をとらせる。このとき、3つのプランジャ部品のうち第3プランジャ部材17cが突出位置をとってこれが第3凹凸パターン13cに弾接する状態をとることから、3段目節度機構11cが駆動状態となる。よって、ダイヤルノブ10を回動操作した際には、3段目節度機構11cの発生節度である大クリック感がダイヤルノブ10に発生する。
本実施形態の構成によれば、第1実施形態の(1)〜(4)に記載の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(5)モータ16及びプランジャ選択部39から成る駆動部品は、プランジャ部材17,17…とは別ユニットの独立した部品群をとるので、例えばプランジャ部材17,17…の形状が変わったとしても、これら異なる形状間で同一の駆動部品を使用することができる。このため、各々異なるプランジャ部品群毎に各々専用の節度切換機構11を用意する必要がなくなり、節度切換機構11に要する部品コストを削減することができる。
なお、実施形態はこれまでの構成に限定されず、以下の態様に変更してもよい。
・ 第2実施形態において、押上部40で突出位置に持ち上げられたプランジャ部材17は、必ずしも自重で元の収納位置に復帰する構造に限定されない。例えば、図13に示すように、プランジャ部材17とプランジャ台座41との間に、プランジャ部材17を収納位置側に付勢する付勢部材45を介在させ、この付勢部材45の付勢力でプランジャ部材17を突出位置から収納位置に戻す構造を用いてもよい。この場合、突出位置に位置したプランジャ部材17をより確実に収納位置に戻すことができる。
・ 第2実施形態において、節度ピース20の形状は、必ずしも球形状であることに限定されない。例えば、図13に示すように、プランジャケース19からの抜け止めが施された逆T字形状でもよい。
・ 第2実施形態において、節度ピース20の弾接有無の切り換えは、プランジャ部材17全体を持ち上げたり若しくは下降させたりする構造に限定されない。例えば、図14(a),(b)に示すように、プランジャケース19内の節度ピース20及び付勢部材21を上下動可能とし、付勢部材21を支持する可動片46を押上部40で持ち上げることで節度ピース20を凹凸パターン13に弾接する構造を用いてもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、1つの節度山部材12に形成される複数の凹凸パターン13は、節度山部材12の径方向に沿って並設されることに限定されない。例えば、図15に示すように、これら複数の凹凸パターン13,13…は、節度山部材12の厚さ方向に沿って並設されてもよい。この場合、節度山部材12の径方向サイズを小さくすることができ、ひいては操作スイッチ装置3の径方向装置サイズを小型化することができる。
・ 第1及び第2実施形態において、操作スイッチ7はその操作箇所であるダイヤルノブ10を回動方向に操作する回動操作式スイッチに限定されず、例えば操作箇所を横方向に操作するスライド操作式スイッチでもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、各節度機構11a〜11cの節度山14の形状及び間隔や、節度ピース20の大きさや、付勢部材21の付勢力等の節度感に関する項目値は適宜自由に設定変更可能である。
・ 第1及び第2実施形態において、操作スイッチ7を回動操作制限スイッチとする際、所定の1つの凹凸パターン13においての1つの節度山14を回動停止山38とすることによってこれを満たしてもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、操作スイッチ7の節度感の切り換えは、例えばディスプレイ4がタッチパネル式の場合、このパネルタッチ操作に基づき行われるものでもよいし、或いはダイヤルノブ10の回転操作量をエンコーダ24で見ているので、この回転操作量に基づき行われるものでもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、ダイヤルノブ10側に節度山部材12が取り付けられ、スイッチケース9側にプランジャ部材17が取り付けられることに限定されず、この組み合わせを逆にしてもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、プランジャ部材17の配置位置は、必ずしも節度山部材12の下方位置に限定されない。即ち、節度山部材12の凹凸パターン13がこの板材の上面に形成されていれば、プランジャ部材17は節度山部材12の上方配置にされていてもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、節度切換機構11のアクチュエータは、必ずしもモータ16に限定されず、例えばソレノイド等の多の駆動源を用いてもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、節度機構の数は必ずしも3つに限定されず、これは2つでもよいし、或いは4つ以上でもよい。
・ 第1及び第2実施形態において、本例の操作スイッチ装置3は、必ずしも車両に搭載されるスイッチ装置に限らず、例えば電化製品などの操作系を有するスイッチ装置であれば、その搭載対象は特に限定されない。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)請求項1〜3のいずれか一項において、前記節度切換機構は、複数の前記プランジャ部材の中の特定のものをそれと対応する前記凹凸パターンに弾接させるに際し、自身の駆動軸が回動動作する回動アクチュエータで動作する。この場合、請求項2と同様の作用効果が得られる。
(2)請求項1〜3のいずれか一項において、操作部は、その操作方向が回動方向をとる回動操作式である。この場合、回動操作式の操作スイッチ装置においてその操作部の節度を多段に亘り切り換えることが可能となる。
(3)請求項1〜3及び前記技術的思想(1),(2)のいずれか一項において、前記節度切換機構は、自身の駆動軸が回動運動し、複数の前記プランジャ部材の中の1つをそれと組みと成す前記凹凸パターンの1つに弾接する際の駆動源として働く回動アクチュエータと、複数の前記プランジャ部材を、前記凹凸パターン側に飛び出した突出位置とそれとは反対側に引き込まれた収納位置との2位置の間で移動可能に保持する保持部材と、前記回動アクチュエータの駆動軸に取り付けられ、当該回動アクチュエータの駆動時において複数の前記プランジャ部材の中の1つを背面から押すことにより、当該プランジャ部材を突出位置に位置させて前記凹凸パターンに弾接させる変換手段と、前記回動アクチュエータを駆動制御して前記変換手段を作動させることにより、複数のプランジャ部材の中から特定のものをそれと組みの前記凹凸パターンに弾接させ、複数の前記節度機構の中から特定のものを選択的に動作状態として前記操作部の操作感を切り換える制御手段とを備えた。この場合、回動アクチュエータの駆動軸にプランジャ部材を直に取着する必要がないことから、プランジャ部材が複数種類に亘る場合であっても同じ回動アクチュエータ部品を使用することが可能となり、これは節度切換式スイッチ装置に要する部品点数の削減に効果が高い。
(4)請求項1〜3及び前記技術的思想(1)〜(3)のいずれか一項において、前記操作部は、その操作方向が回動方向をとる回動操作式であり、各々発生し得る節度感が違う複数の前記凹凸パターンは、前記操作部に連れて回動動作可能な前記節度山部材の軸方向に沿って並ぶ状態で前記節度山部材の側面に形成され、前記回動アクチュエータは、前記駆動軸が前記操作部の操作軸に対して平行向きに配置され、前記プランジャ部材を前記凹凸パターンにその側面側から選択的に弾接させる。この場合、操作部が回動操作式の節度切換式スイッチ装置において、その径方向サイズを小さく抑えることが可能となる。
第1実施形態における車内の斜視図。 プランジャ部材の概略構成を示す縦断面図。 節度切換機構を持った操作スイッチの内部構成を示す縦断面図。 節度切換機構の動作を説明する際に用いる動作説明図。 節度切換機構の動作を説明する際に用いる動作説明図。 節度切換機構の動作を説明する際に用いる動作説明図。 操作スイッチ装置の装置構成を示す概略構成図。 ディスプレイに表示されるメニュー画面の画面図。 ディスプレイに表示されるエアーコンディショナー機能設定画面の画面図。 ダイヤルノブの回動操作を停止する際の動作説明図。 第2実施形態における節度切換機構の概略構成を示す斜視図。 プランジャ部材が押上部によって上下動する際の動作説明図。 別例におけるプランジャ部材の具体的構造を示す一部破断断面図。 (a),(b)は他の別例のプランジャ部材の具体的構造を示す断面図。 他の別例における節度切換機構の概略構成を示す斜視図。
符号の説明
7…操作スイッチ、7a…検出手段を構成する決定スイッチ、7b…検出手段を構成する戻りスイッチ、10…操作部としてのダイヤルノブ、10b…操作軸、11…節度切換機構、11a〜11d…節度機構、12…節度山部材、13(13a〜13c)…凹凸パターン、14…突部としての節度山、16…アクチュエータ及び回動アクチュエータを構成するモータ、16a…駆動軸、17(17a〜17c)…プランジャ部材、18…支持部材としてのプランジャ取付部材、20…ピース部材としての節度ピース、21…付勢部材、24…検出手段を構成するエンコーダ、25…制御手段としてのスイッチコントローラ、Ra…操作方向としての回動操作方向。

Claims (3)

  1. 操作スイッチの操作部を操作することで当該操作スイッチの選択機能操作が行われ、前記操作スイッチの操作側及び固定側の一方に、前記操作部の操作方向に沿って凹凸パターンを有する節度山部材を設け、これらの他方に、付勢部材により前記凹凸パターンに弾接状態をとるピース部材を持つプランジャ部材を設け、前記操作部の操作時には前記ピース部材が前記凹凸パターンの突部を乗り越えることにより前記操作部に節度感が発生する節度切換式スイッチ装置において、
    1つひとつが一対の前記凹凸パターン及び前記プランジャ部材から成り、その組みが複数形成されるとともに、複数の前記凹凸パターンが同一の前記節度山部材に形成された節度機構と、
    アクチュエータを駆動源に複数の前記プランジャ部材の中の1つをそれと組みをなす前記凹凸パターンに弾接状態とすることにより、複数の前記節度機構の中から特定のものを選択的に作動状態として前記操作部の節度感を切り換える節度切換機構と
    を備えたことを特徴とする節度切換式スイッチ装置。
  2. 前記節度切換機構は、
    自身の駆動軸が回動運動し、複数の前記プランジャ部材の中の1つをそれと組みを成す前記凹凸パターンの1つに弾接する際の駆動源として働く回動アクチュエータと、
    前記回動アクチュエータの前記駆動軸に取り付けられ、前記プランジャ部材が前記駆動軸の軸方向に並びつつ当該軸同軸の周方向において位置がずれた状態で取り付けられた支持部材と、
    操作者が前記操作部を操作する際に行う操作状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出量を基に前記回動アクチュエータを駆動制御して、前記支持部材の回動位置を切り換えることで複数の前記プランジャ部材の中から特定のものをそれと組みの前記凹凸パターンに弾接させ、複数の前記節度機構の中から特定のものを選択的に動作状態として前記操作部の操作感を切り換える制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の節度切換式スイッチ装置。
  3. 前記操作部は、その操作方向が回動方向をとる回動操作式であり、
    各々発生し得る節度感が違う複数の前記凹凸パターンは、前記操作部に連れて回動動作可能な前記節度山部材の径方向に沿って並ぶ状態で前記節度山部材の底面に形成され、
    前記回動アクチュエータは、前記駆動軸が前記操作部の操作軸に対して交差する直交向きに配置され、前記プランジャ部材を前記凹凸パターンにその底面側から選択的に弾接させることを特徴とする請求項2に記載の節度切換式スイッチ装置。
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