JP2019074834A - 操作装置及び操作システム - Google Patents

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正則 小杉
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哲也 江川
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Abstract

【課題】操作部の誤操作低減を可能にした操作装置及び操作システムを提供する。【解決手段】操作部4は、複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける。切替部12は、操作部4において入力を受け付ける入力形態を切り替える。制御部13は、複数の制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部9の認識結果に従って、その制御実行態様に対応した確定入力形態をとるように、切替部12を制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、操作部で受け付ける入力形態を切り替える操作装置及び操作システムに関する。
従来、複数個のスイッチ装置を備え、複数の制御内容のうち認識したものへの入力を受け付けるように複数個のスイッチ装置を制御する操作装置(制御盤)が開示されている(特許文献1等参照)。この操作装置では、例えば音声認識によって認識した制御内容で制御を実行するに際し、制御に必要な入力の受け付けのそれぞれを、複数個の操作装置の各々に割り当てている。
特開昭59−231648号公報
一般的に、スイッチ装置の数を減らす場合、複数の入力形態を1つのスイッチ装置に搭載することがなされる。そして、従来技術に従って、制御に必要な入力の受け付けのそれぞれを、1つのスイッチ装置における複数の入力形態のそれぞれに割り当てた状況を想定する。この場合、認識した制御内容の実行に必要な入力操作を操作部で行おうとしても、割り当てられた入力形態とは異なる形態で入力操作、すなわち誤操作がなされてしまう可能性があった。
本発明の目的は、操作部の誤操作低減を可能にした操作装置及び操作システムを提供することにある。
前記問題点を解決する操作装置は、複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける操作部と、前記操作部において入力を受け付ける入力形態を切り替える切替部と、複数の前記制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部の認識結果に従って、当該制御実行態様に対する入力形態である確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御する制御部とを備えた。
本構成によれば、1つの操作部を複数の制御態様の操作系として使用するにあたり、操作部の入力形態を、選択された制御実行態様に応じた確定入力形態に切り替え可能とした。よって、本構成の場合、操作部の操作の入力形態を、選択中の制御実行態様に適した確定入力形態とすることが可能となるので、操作部の誤操作を低減することが可能となる。
前記操作装置において、前記制御部は、前記制御態様の制御量を目標に追従させる制御が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御に従い設定された複数段階の入力を受け付ける入力形態が前記確定入力形態となるように、前記切替部を制御することが好ましい。この構成によれば、操作部を複数段階の入力を受け付ける状態とするにあたり、これをユーザによって選択された制御実行態様に準じたものに設定することが可能となる。よって、複数段階の中から1段階を操作部で選択するときの操作性を確保することが可能となる。
前記操作装置において、前記操作部は、互いに異なる操作態様の各々を1つの前記入力形態とし、前記切替部は、前記操作部において入力を受け付ける前記操作態様それぞれの有効無効を設定することが好ましい。この構成によれば、操作部を操作する場合に、操作に不要な入力形態を無効としておくことが可能となるので、操作部の操作性確保に一層有利となる。
前記操作装置において、前記制御部は、前記認識部で認識された前記制御実行態様の推移に応じた前記確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御することが好ましい。この構成によれば、操作部の入力形態を制御実行態様の推移に応じた適切な確定入力形態に切り替えることが可能となるので、操作部の操作性確保に一層有利となる。
前記操作装置において、前記制御部は、外部から取得した音声の内容が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御実行態様に対する確定入力形態となるように、前記切替部を制御することが好ましい。この構成によれば、音声認識を通じて操作部の入力形態を設定することが可能となるので、音声を通じて簡便に操作部の入力形態を切り替えることが可能となる。
前記操作装置において、複数の前記制御態様のうち制御の対象とすべき候補となる対象候補を提示する提示部を備え、前記制御部は、前記提示部により提示された前記対象候補が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御実行態様に対応する確定入力形態となるように、前記切替部を制御することが好ましい。この構成によれば、制御実行態様の変更の示唆を提示部によって受けることが可能となるので、制御実行態様を簡便かつ好適に切り替えるのに有利となる。
前記操作装置において、前記切替部によって切り替えられた前記操作部の入力形態を報知する報知部を備えることが好ましい。この構成によれば、現状選択されている制御実行態様が何であるのかをユーザは知ることが可能となるので、操作部の操作性確保に一層有利となる。
前記操作装置において、前記認識部は、コンピュータを介した対話型コミュニケーションを通じて、ユーザの操作意志がある前記制御実行態様を認識することが好ましい。この構成によれば、例えば相手との対話によるコミュニケーションをとって、分かり易く操作部の入力形態を切り替えることが可能となる。
前記問題点を解決する操作システムは、複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける操作部と、前記操作部において入力を受け付ける入力形態を切り替える切替部と、複数の前記制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部と、前記認識部の認識結果に従って、当該制御実行態様に対する入力形態である確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御する制御部とを備えた。
本発明によれば、操作部の誤操作を低減することができる。
第1実施形態の操作装置及び操作システムの構成図。 操作デバイスの斜視図。 操作装置及び操作システムの電気構成図。 回転操作用切替部の構成を示す斜視図。 回転操作用切替部の作動を示す斜視図。 押下操作用切替部の構成を示す斜視図。 押下操作用切替部の作動を示す斜視図。 スライド操作用切替部の構成を示す斜視図。 スライド操作用切替部の作動を示す斜視図。 操作部の入力形態を切り替える際に実行されるフローチャート。 報知部の作動の具体例を示す模式図。 報知部の作動の他の具体例を示す模式図。 第2実施形態の操作装置及び操作システムの構成図。 操作部の入力形態を切り替える際の流れを示すフローチャート。
(第1実施形態)
以下、操作装置及び操作システムの第1実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1に示すように、車両1は、車載機器を作動させる際に操作される操作デバイス2を備える。操作デバイス2は、車載用スイッチとして使用される場合、例えば車両1の空調機器、オーディオ機器、パワーウィンドウ装置等の各種車載機器の共通の操作系として使用されることが好ましい。操作デバイス2は、例えば車内のセンターコンソール3に配置されている。
図2に示すように、操作デバイス2は、操作デバイス2の操作箇所となる操作部4と、操作部4を作動可能に支持するハウジング5とを備える。操作部4は、複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける。「制御態様」とは、例えば車載機器において実現される各種機能や、車載機器自体でもよい。また、「入力形態」とは、例えば回転操作、押下操作、スライド操作の各種操作や、これら操作において複数段階(多段階)の中から1つを選択する操作をいう。本例の操作部4は、回転操作、押下操作、スライド操作(揺動操作)のうち、少なくとも1つ以上が選択的に許可される。
図3に示すように、車両1は、操作デバイス2の作動を制御する操作システム8を備える。本例の操作システム8は、コンピュータを介した対話型のコミュニケーションを通じて、複数の制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識し、その認識結果に応じた入力形態を操作部4がとるように制御する。「制御実行態様」とは、操作部4の回転操作、押下操作、スライド操作、節度のうち、操作システム8によって選択されたユーザの操作意図に沿う態様をいう。
なお、定義として、対話型コミュニケーションは、例えば利用者と装置(コンピュータ)との間の対話によるコミュニケーションである。また、対話は、音声であってもよいし、その他の方法であってもよい。
操作システム8は、ユーザによる操作意図がある制御実行態様を認識する認識部9と、認識部9の認識結果を基に操作部4で受け付ける入力形態を制御する操作装置10とを備える。認識部9は、マイク11を通じて取得した音声を音声認識することにより、ユーザが意図する制御実行態様を認識する。そして、認識部9は、その認識結果に応じた制御指令Saを操作システム8に出力する。制御指令Saは、操作部4で受け付ける入力形態をどのようなものにするのかを通知する指令である。
操作装置10は、操作部4において入力を受け付ける入力形態を切り替える切替部12と、認識部9の認識結果を基に切替部12を制御して操作部4の入力形態を変化させる制御部13とを備える。切替部12は、操作デバイス2に組み込まれるとともに、操作部4で選択可能な操作態様ごとに設けられている。この「操作態様」は、例えば回転操作、押下操作及びスライド操作とする。このように、本例の操作部4は、互いに異なる操作態様の各々を1つの入力形態とする。
切替部12は、回転操作時の操作部4の入力形態を切り替える回転操作用切替部12aと、押下操作時の操作部4の入力形態を切り替える押下操作用切替部12bと、スライド操作時の操作部4の入力形態を切り替えるスライド操作用切替部12cとを備える。これら切替部12は、切替の駆動源となるアクチュエータ14と、切替の機構部分となる可変機構部15とを備える。本例の場合、回転操作用切替部12aがアクチュエータ14a及び可変機構部15aを備え、押下操作用切替部12bがアクチュエータ14b及び可変機構部15bを備え、スライド操作用切替部12cがアクチュエータ14c及び可変機構部15cを備える。
制御部13は、認識部9から入力する制御指令Saを基にアクチュエータ14を制御して、操作部4で受け付ける入力形態を切り替える。すなわち、制御部13は、複数の制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部9の認識結果に従って、認識部9で認識された制御実行態様に対する入力形態である確定入力形態で入力が受け付けられるように、切替部12を制御する。なお、「確定入力形態」は、複数の入力形態の候補のうち、最終的に設定された入力形態のことをいう。
制御部13は、制御態様の制御量を目標(例えば大小、高低、増減等の指標的な語句)に追従させる制御が制御実行態様として認識部9により認識された場合、その制御に従い設定された複数段階(多段階)の入力を受け付ける入力形態を操作部4がとるように、切替部12を制御する。なお、制御態様の制御量を目標に追従させる制御は、例えば空調機器における温度制御、空調機器における風量制御、オーディオ機器における音量制御、及びパワーウィンドウ装置における開閉制御の少なくとも1つを含む。
操作装置10は、切替部12によって切り替えられた操作部4の入力形態を報知する報知部18を備える。報知部18は、操作部4によって選択状態にある入力形態を、車内のディスプレイ19に表示する。ディスプレイ19は、例えばカーナビゲーションシステムのディスプレイであることが好ましい。
操作デバイス2は、操作部4に対するタッチ操作を検知する検知部20を備える。検知部20は、例えばタッチセンサからなり、タッチ状態に応じた検知信号Sbを制御部13に出力する。検知部20は、例えば操作部4のノブ上面に配置されることが好ましい。制御部13は、検知部20から入力した検知信号Sbを基に、操作部4に対してユーザがタッチ操作したか否かを判断する。
操作デバイス2は、操作部4の操作量及び操作方向を検出する操作検出部21を備える。操作検出部21は、例えばメカスイッチ又はセンサのいずれでもよい。操作検出部21は、検出した検出信号Scを、操作デバイス2を制御するスイッチコントローラ22に出力する。スイッチコントローラ22は、操作検出部21から入力した検出信号Scを基に、操作部4の操作量及び操作方向を判断し、その判断結果(操作部4の操作状態)を他のECU(Electronic Control Unit)に出力する。
図4及び図5に示すように、回転操作用切替部12aは、軸部24の軸L1回りに沿って回転操作されるときの操作部4において操作部4の多段階入力を実現する。なお、操作部4の軸La回りの回転操作の検出方法については周知のため、説明を省略する。以下、可変機構部15aの構成について詳述する。本例の場合、回転操作用切替部12aには、アクチュエータ14aとしてのモータ25に連結された駆動シャフト26が設けられている。駆動シャフト26は、ギヤ機構27を介してモータ25に連結され、モータ25によってシャフト軸方向(図4及び図5の矢印M方向)に直線往復動可能となっている。ギヤ機構27は、ウォームギヤからなる。
駆動シャフト26には、駆動シャフト26と同期回動する主ギヤ28が枢支されている。本例の主ギヤ28は、駆動シャフト26を通す孔29の内面の溝部30に駆動シャフト26の突起31が係止されることにより、駆動シャフト26のシャフト軸方向の直線往復移動を許容しつつ、駆動シャフト26との軸L2回り(駆動シャフト26の軸回り)の一体回動を実現する。主ギヤ28は、シャフト軸方向には動かず、対向配置された節度ピース32と協同して操作部4に節度を発生する。節度ピース32は、中立位置から軸部33の軸L3回りの左右両方に回動可能であって、ばね等の付勢部材(図示略)によって中立位置に復帰可能となっている。
駆動シャフト26は、駆動シャフト26のシャフト軸方向の位置に応じて特定のギヤ組が選択される選択ギヤ36を介して、操作部4の軸部24に連結されている。選択ギヤ36は、駆動シャフト26側に設けられたギヤ群38と、軸部24側に設けられたギヤ39とを備える。本例のギヤ群38は、3つのギヤ(第1ギヤ38a、第2ギヤ38b、第3ギヤ38c)を備え、第1ギヤ38a〜第3ギヤ38cの順に、歯数が多くなっている。選択ギヤ36は、第1ギヤ38a〜第3ギヤ38cのいずれかが、軸部24のギヤ39と選択的に噛み合うことにより、有効となったギヤ組に応じた節度を発生させる。
図6及び図7に示すように、押下操作用切替部12bは、軸部24の軸方向(図6及び図7の矢印A方向)押下操作されるときの操作部4の有効無効の切り替えを実現する。なお、操作部4の押下操作の検出方法は周知のため、説明を省略する。以下、可変機構部15bの構成について詳述する。本例の場合、軸部24には、対向配置された節度ピース42と協同して1段階の節度を付与する可動片43が突設されている。節度ピース42は、中立位置から軸部44の軸L4回りの左右両方に回動可能であって、ばね等の付勢部材(図示略)によって中立位置に復帰可能となっている。操作部4は、中立位置から押下操作された後に手が離されると、軸部24の下端に設けられたばね部45によって自動で元の初期位置に戻るモーメンタリ式である。
押下操作用切替部12bは、アクチュエータ14bとしてのソレノイド46と、軸部24に形成された規制片47とにより、操作部4の押下操作の有効無効を切り替える。押下操作用切替部12bは、ソレノイド46のプランジャ48が突出して、規制片47の裏面に接触すると、操作部4の押下操作を無効(禁止)にする。一方、押下操作用切替部12bは、ソレノイド46のプランジャ48が引き込まれて、規制片47から離隔すると、規制片47がフリーとなって、操作部4の押下操作を有効にする。
図8及び図9に示すように、スライド操作用切替部12cは、スライド操作されるときの操作部4の有効無効の切り替えを実現する。なお、操作部4のスライド操作の検出方法は周知のため、説明を省略する。以下、スライド操作用切替部12cの構成について詳述する。本例の操作部4は、中央を初期位置として互いに直交する第1方向(図8の矢印B1方向)及び第2方向(図8の矢印B2方向)の十字方向にスライド操作が可能となっている。操作部4は、プレート50に形成された十字状の案内溝51に沿って操作される。操作部4は、中立位置からスライド操作された後に手が離されると、自動で元の初期位置に戻るモーメンタリ式である。
スライド操作用切替部12cは、アクチュエータ14cとしてのソレノイド52と、操作部4のスライド操作を規制する規制部53とによって、操作部4のスライド操作の有効無効を切り替える。本例の規制部53は、操作部4の第1方向(図8の矢印B1方向)の操作を規制する第1規制部53aと、操作部4の第2方向(図8の矢印B2方向)の操作を規制する第2規制部53bとを備える。第1規制部53aは、軸部24に係止されるスリット54aを有し、第1ソレノイド52aによってスライド移動する。第2規制部53bは、軸部24に係止されるスリット54bを有し、第2ソレノイド52bによってスライド移動する。
スライド操作用切替部12cは、第1ソレノイド52aのプランジャ55aが突出して、第1規制部53aのスリット54a内に軸部24が入り込むと、操作部4の矢印B2方向のスライド操作を無効(禁止)にする。スライド操作用切替部12cは、第1ソレノイド52aのプランジャ55aが引き込まれて、第1規制部53aが軸部24から離隔すると、操作部4の矢印B2方向のスライド操作を有効にする。スライド操作用切替部12cは、第2ソレノイド52bのプランジャ55bが突出して、第2規制部53bのスリット54b内に軸部24が入り込むと、操作部4の矢印B1方向のスライド操作を無効(禁止)にする。スライド操作用切替部12cは、第2ソレノイド52bのプランジャ55bが引き込まれて、第2規制部53bが軸部24から離隔すると、操作部4の矢印B1方向のスライド操作を有効にする。
第1規制部53a及び第2規制部53bのうち、第1規制部53aのみが軸部24の動きを規制する場合、操作部4の矢印B2方向のスライド操作のみ許可される。第1規制部53a及び第2規制部53bのうち、第2規制部53bのみが軸部24の動きを規制する場合、操作部4の矢印B1方向のスライド操作のみ許可される。第1規制部53a及び第2規制部53bの両方が軸部24の動きを規制する場合、操作部4のスライド操作が全禁止となる。
なお、図示はしないが、回転操作用切替部12aに、操作部4の回転操作の有効無効を切り替える構造を追加してもよい。これは、例えば押下操作用切替部12bやスライド操作用切替部12cと同様の構造を採用すればよいので、説明を省略する。また、押下操作用切替部12b及びスライド操作用切替部12cに、多段階の入力を受け付ける構造(多段階の節度を発生させる構造)を追加してもよい。これは、例えば回転操作用切替部12aと同様の構造を採用すればよいので、説明を省略する。
次に、図4〜図12を用いて、本実施例の操作装置10(操作システム8)の作用及び効果を説明する。
図10に示すように、ステップ101において、制御部13は、検知部20から出力される検知信号Sbを基に、検知部20がオンしたか否かを判断する。検知部20がオンした場合、ユーザが操作部4に触れて操作部4の操作意志があると判断できるので、音声認識を開始する。このように、検知部20のオン検知を音声認識の開始の条件とするのは、音声認識が常時起動していると、自然会話の中の単語やラジオ等の外乱ノイズに反応してしまうからである。制御部13は、検知部20がオンしたことを確認すると、認識開始要求を認識部9に出力する。ステップ101において、検知部20がオンしたと判断されると、ステップ102に移行し、検知部20がオンしたと判断されないと、ステップ101で待機する。
ステップ102において、認識部9は、制御部13から認識開始要求を入力すると、認識(音声認識)を開始する。本例の場合、認識部9は、ユーザによって発せられた音声を基に、複数の制御態様のうち、ユーザが望む制御実行態様を認識する。
ユーザが音声入力する制御態様としては、例えば単語や一文で操作が表現できる音声入力がある。単語や一文で操作が表現できる音声入力には、例えば「ルームランプを点ける」などがある。一方、単語や一文で操作が表現できない音声入力には、例えば「温度を上げる」、「窓ガラスを少し下げる」、「シートを少し倒す」などがある。
ステップ103において、制御部13は、音声認識された制御実行態様に対し、操作部4の入力形態を変更する必要があるか否かを判断する。すなわち、ユーザにより音声入力された制御態様が、単語や一文で操作が表現できるものか否かを判断する。ステップ103において、操作部4の入力形態を変更する必要があれば、ステップ104に移行し、操作部4の入力形態を変更する必要がなければ、ステップ107に移行する。
ステップ104において、制御部13は、操作部4の入力形態の切り替えを必要とする場合、その旨をユーザへ通知するために、操作のフィードバックを実行する。操作のフィードバックは、例えば操作部4を振動させるなどの処理であることが好ましい。この場合、ユーザの手が操作部4の近くに元々あったり、操作部4に元々触れたりしているので、手の動きを最小限に抑えつつ、操作部4の入力形態が切り替えられることをユーザに通知することが可能である。
ステップ105において、制御部13は、操作のフィードバック後、操作部4の入力形態の切り替えの作動を実行する。本例の場合、制御部13は、切替部12のアクチュエータ14を制御することにより、操作部4にて受け付け可能な入力形態を切り替える。
ここで、例えば「温度を上げる」などの音声入力をして、操作部4の回転操作の節度を切り替える例を述べる。認識部9は、「温度を上げる」という文章を認識した場合、いま対象となっている制御態様が「空調機器の温度調整」であることは認識できる。しかし、具体的な温度までは認識できないため、ユーザに設定温度を入力させる必要があると認識する。よって、認識部9は、操作部4で受け付ける入力形態を温度設定の形態とするために、制御指令Saとして、空調機器の温度制御開始指令を制御部13に出力する。
図4及び図5に示すように、制御部13は、認識部9から制御指令Saとして空調機器の温度制御開始指令を入力すると、温度調整に適した節度(多段階のクリック感)が操作部4に発生するように、回転操作用切替部12aを制御する。ここでは、制御部13がモータ25を作動して駆動シャフト26を下方向(図5の矢印M1方向)にスライド移動させ、選択ギヤ36の組み合わせを切り替える。
ここで、主ギヤ28の歯数を「Nk」とし、ギヤ群38の歯数を「Nn」、ギヤ39の歯数を「Np」とすると、選択ギヤ36で発生する節度は、1回転当たり「(Nn/Np)×Nk」の節度で表される。このため、第1ギヤ38aの歯数を「N1」とし、第2ギヤ38bの歯数を「N2」とし、第3ギヤ38cの歯数を「N3」とすると、第1ギヤ38aが選択された場合には、1回転当たり「(N1/Np)×Nk」の節度となり、第2ギヤ38bが選択された場合には、1回転当たり「(N2/Np)×Nk」の節度となり、第3ギヤ38cが選択された場合には、1回転当たり「(N3/Np)×Nk」の節度となる。なお、節度数は、第1ギヤ38aが選択されたときが最も少なく、第3ギヤ38cが選択されたときが最も多い。
図5の例の場合、ギヤ39がギヤ群38の第2ギヤ38bに噛み合うと、1回転当たり「(N2/Np)×Nk」の節度となる。すなわち、操作部4に発生する節度感が、空調機器の温度設定の目盛りに対応した間隔で発生するようになる。これにより、温度設定の目盛りと操作部4の節度とが一致し、温度設定の操作がし易くなる。なお、このとき、押下操作とスライド操作とをともに無効としておくと、操作部4を正しく操作するためのサポートになる。
また、図11に示すように、報知部18は、操作部4の入力形態が空調機器の温度制御に準じた態様に切り替えられるにあたり、このときに操作部4によって選択操作される画面58をディスプレイ19に表示する。図11の例の場合、報知部18は、このときの操作部4に発生する節度に対応付けられた温度調整目盛り59と、現在温度を指し示すマーク60とが表された画面58をディスプレイ19に表示する。
図10に戻り、ステップ106において、ユーザは画面58を見ながら操作部4を回転操作することにより、空調機器の温度を所望温度に設定する。
続いて、例えば「窓ガラスを少し下げる」や「シートを少し倒す」などの音声入力をして、操作部4の入力形態を切り替える例を述べる。この場合、制御対象となる窓ガラスやシートは車両1に複数存在するので、例えば操作部4をスライド操作することにより、操作対象としたい窓ガラスやシートを選択する。そして、操作対象とした窓ガラスやシートを選択した後、操作部4を回転操作するなどして、調整量(窓ガラスの場合は開閉量、シートの場合は傾斜角度)を設定することになる。
認識部9は、例えば「窓ガラスを少し下げる」という文章を認識した場合、いま対象となっている制御態様が「窓ガラスの開閉量調整」であることは認識できる。しかし、具体的な開閉量までは認識できないため、ユーザに開閉量を入力させる必要があると認識する。よって、認識部9は、操作部4で受け付ける入力形態を窓ガラス開閉量設定の形態とするために、制御指令Saとして、窓ガラスの開閉制御開始指令を制御部13に出力する。なお、ここでは、窓ガラスを「少し」下げるという要望があるので、制御指令Saとして、窓ガラスを少し下げる開閉制御開始指令が制御部13に出力される。
図6〜図9に示すように、制御部13は、認識部9から制御指令Saとして窓ガラスの開閉制御開始指令(窓ガラスを少し下げる開閉制御開始指令)を入力すると、操作部4が窓ガラス開閉操作に適した入力形態となるように、切替部12を制御する。このとき、制御部13は、ソレノイド46のプランジャ48を奥に引き込むことにより、操作部4の押下操作を有効とする(図7参照)。また、制御部13は、第1ソレノイド52a及び第2ソレノイド52bの各プランジャ55a,55bを奥に引き込むことにより、操作部4のスライド操作(十字操作)を有効とする(図8参照)。
また、図12に示すように、報知部18は、操作部4の入力形態が窓ガラスの開閉制御に準じた態様に切り替えられるにあたり、このときに操作部4によって選択操作される画面62をディスプレイ19に表示する。図12の例の場合、報知部18は、例えば車画像63をディスプレイ19に表示し、いま選択状態にある窓ガラスを強調表示(色変更や点滅表示)する。そして、ユーザは、操作部4をスライド操作することにより、下げたい窓ガラスを選択し、窓ガラスの選択後、操作部4を押下操作することで決定する。
制御部13は、開閉操作したい窓ガラスが決定されたことを確認すると、例えば操作部4の回転操作を有効にし、操作部4に発生する節度を、窓ガラスの開閉量を選択するのに適した節度にする。また、報知部18は、操作部4によって窓ガラスの開閉量が選択操作される画面をディスプレイ19に表示する。ここでは、窓ガラスを「少し」下げる例を想定しているので、ディスプレイ19には、例えば「1cm下げる」、「2cm下げる」という間隔で目盛りが表示され、このうちの1つが操作部4の回転操作によって選択される。
図10に戻り、ステップ107において、スイッチコントローラ22は、操作部4の操作量に応じた検出信号Scを操作検出部21から入力し、その検出信号Scを他のECUに出力して、車載機器の制御を実行させる。これにより、空調機器の温度や風量の調整や、窓ガラスの開閉量の調整や、シートの傾斜角度の調整が実行される。
ステップ108において、認識部9は、操作部4が操作されて車載機器が制御される一連の処理が完了したことを確認すると、音声認識を終了する。
さて、本例の場合、1つの操作部4を複数の制御態様の操作系として使用するにあたり、操作部4の入力形態を、選択された制御実行態様に応じた確定入力形態に切り替え可能とした。よって、本例の場合、操作部4の操作の入力形態を、選択中の制御実行態様に適した確定入力形態とすることが可能となるので、操作部4の誤操作を低減することができる。また、1つの操作部4を操作するだけで、音声認識を通じて、制御態様の設定や微調整をシームレスに行うことができる。
制御部13は、制御態様の制御量を目標に追従させる制御が制御実行態様として認識部9により認識された場合、その制御に従い設定された複数段階の入力を受け付ける入力態様が確定入力形態となるように、切替部12を制御する。このため、操作部4を複数段階の入力を受け付ける状態とするにあたり、これをユーザによって選択された制御実行態様に準じたものに設定することが可能となる。よって、複数段階の中から1段階を操作部4で選択するときの操作性を確保することができる。
操作部4は、互いに異なる操作態様(例えば、回転操作、押下操作、スライド操作)の各々を1つの入力形態とする。切替部12は、操作部4において入力を受け付ける操作態様それぞれの有効無効を設定する。よって、本例の場合、操作部4を操作する場合に、操作に不要な入力形態を無効としておくことが可能となるので、操作部4の操作性確保に一層有利となる。
制御部13は、認識部9で認識された制御実行態様の推移に応じた確定入力形態で入力が受け付けられるように、切替部12を制御する。よって、操作部4の入力形態を制御実行態様の推移に応じた適切な確定入力形態に切り替えることが可能となるので、操作部4の操作性確保に一層有利となる。また、ディスプレイ19の表示を見ながら、入力のステータスを順(下位層)に選択していく操作過程において、操作部4の入力形態(節度の切り替えや、操作部4の有効無効)を適宜切り替えていくこともできる。
制御部13は、外部から取得した音声の内容が制御実行態様として認識部9により認識された場合、制御実行態様に対する確定入力形態となるように、切替部12を制御する。よって、音声認識を通じて操作部4の入力形態を設定することが可能となるので、音声を通じて簡便に操作部4の入力形態を切り替えることができる。
操作装置10(操作システム8)は、切替部12によって切り替えられた操作部4の入力形態(図11や図12の例)を報知する報知部18を備えた。よって、現状選択されている制御実行態様が何であるのかをユーザは知ることが可能となるので、操作部4の操作性確保に一層有利となる。
認識部9は、ユーザ(運転者)が言葉を発する対話型コミュニケーションを通じて、ユーザの操作意志がある制御実行態様を認識する。よって、例えば相手との対話によるコミュニケーションを通じて、分かり易く制御実行態様を切り替えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を図13及び図14に従って説明する。なお、本例は、第1実施形態記載の音声認識に替えて、会話形式(リコメンド形式)を通じて制御態様を指定する実施例である。よって、第1実施形態と同一部分には同じ符号を付して詳しい説明を省略し、異なる部分についてのみ詳述する。
図13に示すように、操作装置10は、複数の制御態様のうち制御の対象とすべき候補となる対象候補を提示する提示部70を備える。提示部70は、認識部9に設けられている。本例の提示部70は、車両1からの問い合わせに対するユーザの返答を確認する会話形式に沿い、実行すべき制御態様を決定する。すなわち、本例の提示部70は、次に実行すべき制御態様を車両1がユーザに提案して制御態様を設定する。提示部70は、例えばカーナビゲーションシステムのスピーカ71を用いて、会話形式の問い合わせの音声を出力することが好ましい。
本例の場合、図14に示すように、ステップ201において、提示部70は、新たな制御態様を提案するタイミングとなった場合に、制御態様を変更するか否かを会話形式により確認する。この提案としては、例えば「車内の温度を下げますか?」などの問い合わせがある。
ステップ202において、ユーザは、提示部70から制御態様の変更の提案を受けた場合、制御態様の変更の意志があれば、操作部4を押下操作する。提示部70は、制御態様の変更意志があるか否かの問い合わせを行った後に操作部4による押下操作があったことを確認すると、ユーザに制御態様の変更意志があると認識する。そして、認識部9は、提示部70の問い合わせに対してユーザに制御態様の変更意志があることを確認できた場合、操作部4の入力形態を変更する旨の制御指令Saを制御部13に出力する。
ステップ203において、制御部13は、認識部9から制御指令Saを入力すると、これをトリガとして切替部12を制御することにより、操作部4の入力形態を切り替える。すなわち、制御部13は、提示部70により提示された対象候補が制御実行態様として認識部9に認識された場合、その制御実行態様に対応する確定入力形態となるように、切替部12を制御する。以上のように、本例の場合は、制御実行態様の変更の示唆を提示部70によって受けることが可能となるので、制御実行態様を簡便かつ好適に切り替えることができる。
また、本例の場合、認識部9(提示部70)は、コンピュータを介した対話型コミュニケーションを通じて、ユーザの操作意志を認識する。よって、相手と会話するコミュニケーションを通じて、分かり易く制御実行態様を切り替えることができる。さらに、対話型コミュニケーションによって制御実行態様を切り替える場合、操作部4の確定入力態様を、音声や振動等によってフィードバックしてもよい。こうすれば、意志を正確に伝えてスムーズに設定を行うのに有利となる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・各実施形態において、ユーザの音声入力から操作部4の多段階入力を行う場合、例えば「窓ガラスを下げる」など、作動境界の終点(窓ガラスを最も下に下げる)が分かるのであれば、例えば「窓ガラスを一番下まで下げるか」を音声や表示等により確認する。このとき、操作部4が押下操作されて窓ガラスを最も下に下げる操作意志が確認できれば、窓ガラスを最下点まで作動させてもよい。一方、窓ガラスを一番下まで下げるかを確認した際、その操作意志がなければ、実施例で説明したように、窓ガラスを下げる位置を操作部4の操作によって選択するようにしてもよい。
・各実施形態において、選択された制御実行態様に応じた節度に操作部4が設定された後、操作部4の下位層への操作に伴って入力のステータスが他の層に移行した場合に、操作部4の節度が別の態様に切り替わるようにしてもよい。すなわち、操作部4の入力形態の切り替えは、ある節度感から他の節度感に切り替える態様としてもよい。
・各実施形態において、操作部4の入力形態は、回転操作、押下操作及びスライド操作に限定されず、他の態様の操作に変更してもよい。
・各実施形態において、回転操作、押下操作及びスライド操作の具体的な態様も、実施例以外のものに変更可能である。例えば、回転操作の場合、回転の操作量が制限されてもよい。また、スライド操作の場合、十字操作に限定されず、上下左右に加え、斜め方向にもスライド操作可能として3方向のスライド操作が可能としてもよい。
・各実施形態において、認識部9の認識形式は、音声認識に限定されない。例えば、ユーザの人体の動きから操作意志を判定するジェスチャ認識など、他の形式に変更可能である。
・各実施形態において、操作部4の配置位置は、他の場所に適宜変更してもよい。
・各実施形態において、切替部12の構成は、実施例に限定されず、操作部4の入力形態を切り替えることができる構成であればよい。
・各実施形態において、ディスプレイ19は、例えばインストルメントパネルに設けるなど、他の箇所に配置されてもよい。
・各実施形態において、制御態様を切り替えるとは、例えば同一の機器において、その機構が実行する機能を切り替えることも含む。
・各実施形態において、操作装置10(操作システム8)は、車両1に適用されることに限定されず、他の機器や装置に使用してもよい。
1…車両、2…操作デバイス、4…操作部、8…操作システム、9…認識部、10…操作装置、12…切替部、12a…回転操作用切替部、12b…押下操作用切替部、12c…スライド操作用切替部、13…制御部、20…報知部、70…提示部。

Claims (9)

  1. 複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける操作部と、
    前記操作部において入力を受け付ける入力形態を切り替える切替部と、
    複数の前記制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部の認識結果に従って、当該制御実行態様に対する入力形態である確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御する制御部と
    を備えた操作装置。
  2. 前記制御部は、前記制御態様の制御量を目標に追従させる制御が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御に従い設定された複数段階の入力を受け付ける入力形態が前記確定入力形態となるように、前記切替部を制御する
    請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記操作部は、互いに異なる操作態様の各々を1つの前記入力形態とし、
    前記切替部は、前記操作部において入力を受け付ける前記操作態様それぞれの有効無効を設定する
    請求項1又は2に記載の操作装置。
  4. 前記制御部は、前記認識部で認識された前記制御実行態様の推移に応じた前記確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御する
    請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  5. 前記制御部は、外部から取得した音声の内容が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御実行態様に対する確定入力形態となるように、前記切替部を制御する
    請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  6. 複数の前記制御態様のうち制御の対象とすべき候補となる対象候補を提示する提示部を備え、
    前記制御部は、前記提示部により提示された前記対象候補が前記制御実行態様として前記認識部により認識された場合、当該制御実行態様に対応する確定入力形態となるように、前記切替部を制御する
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  7. 前記切替部によって切り替えられた前記操作部の入力形態を報知する報知部を備える
    請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  8. 前記認識部は、コンピュータを介した対話型コミュニケーションを通じて、ユーザの操作意志がある前記制御実行態様を認識する
    請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の操作装置。
  9. 複数の制御態様に対する入力を、少なくとも1つの入力形態で受け付ける操作部と、
    前記操作部において入力を受け付ける入力形態を切り替える切替部と、
    複数の前記制御態様のうち制御の実行態様である制御実行態様を認識する認識部と、
    前記認識部の認識結果に従って、当該制御実行態様に対する入力形態である確定入力形態で入力が受け付けられるように、前記切替部を制御する制御部と
    を備えた操作システム。
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