JP2008191386A - 表示駆動装置、表示装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CPU111は、複数の温度センサ150A〜150Eの温度値の平均値(代表値)を算出し、算出した平均値を表示体駆動制御回路115へ出力する。表示体駆動制御回路115は、この平均値に基づいて選択期間の時間間隔を設定し、設定した時間間隔を表示体駆動回路130へ出力する。表示体駆動回路130は、時間間隔を受け取ると、データ線に電圧を印加する際、選択期間の時間間隔を受け取った時間間隔とし、データ線に電圧を印加する。
【選択図】図1
Description
このような場合においては、選択電圧を決定する際の基準となる基準温度を適切に決定しないと、表示が正しく行われないこととなる。具体的には、例えば、基準温度を高くとると黒選択電圧V1が高い方へシフトするが、基準温度を高くとりすぎて黒選択電圧V1が高い方へシフトしすぎてしまうと、温度の低い領域においては、設定された黒選択電圧V1では白が表示されてしまうこととなる。一方、基準温度を低くとると白選択電圧V2が低い方へシフトするが、基準温度を低くとりすぎて白選択電圧V2が低い方へシフトしすぎてしまうと、温度の高い領域においては設定された白選択電圧V2では黒が表示されてしまうこととなる。
まず、第1としてパッシブマトリクス方式による問題がある。コレステリック液晶はいわゆるパッシブマトリクス方式により駆動されるため、非選択期間においても、画素には(V2−V1)/2の電圧が印加される。すなわち、黒選択電圧V1をより低い電圧に、白選択電圧V2をより高い電圧にすると、非選択期間において画素に印加される電圧が増加する。この電圧が、液晶が応答するしきい値電圧を超えると、非選択期間においても画素の表示が書き換えられてしまう。また、しきい値電圧を超えなくても、非選択期間において画素に印加される電圧が増加すると、非選択期間中の反射率が低下し、電源を完全に消去した後反射率が回復する。そのため、連続して画像書き換えを行うと反射率の低下と回復が連続して起こる、いわば点滅問題が発生するおそれがある。
次に第2として消費電力の問題がある。前述のように、白選択電圧V2をより高い電圧にすると、非選択期間において画素に印加される電圧が増加する。これはすなわち、消費電力が増大することを意味する。
また、第3として多階調表示の問題がある。図19に示した中間階調を表示するための選択電圧V3や選択電圧V4は、パルス幅変調(Pulse Width Modulation、以下「PWM」という)により生成される。PWMにおけるステップ数は、表示体駆動回路の入力データのビット数によって決まるため、白選択電圧V2と黒選択電圧V1の範囲が広がると、PWMにおける1ステップの幅が大きくなり、画素に印加する電圧を細かく制御することができなくなる。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の標準偏差σを求め、前記複数位置の温度のうち3σの範囲外にある温度を除外して複数位置の温度の平均値を求め、該平均値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の最低温度値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記表示装置には前記表示装置に接して部材が配置されており、前記温度センサのうち少なくとも一つは該部材の近傍に配置され、前記複数位置の各温度を所定の周期で記憶する記憶手段を有し、前記駆動手段は、前記記憶手段に記憶された温度の変化量が所定の変化量以上である場合、該部材の近傍に配置された温度センサで検知した温度の値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記複数位置の各温度の中から最高温度値を抽出し、最高温度値を検知した温度センサから最も離れた位置にある表示画素の位置の温度を所定の演算により求め、求めた温度の値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の平均値と、前記複数位置の各温度を用いて予め定めた演算処理により求めた値とを求め、該値と前記平均値との差が所定値以上である場合には、前記演算処理により求めた値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の平均値と、前記複数位置の温度の最高温度値と最低温度値とを特定し、前記最高温度値と前記最低温度値との差が所定値未満である場合には前記平均値を代表値とし、前記最高温度値と前記最低温度値との差が所定値以上である場合には、前記複数位置の各温度を用いて予め定めた演算処理により求めた値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の中から最高温度値を抽出し、該最高温度値を代表値としたときに前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲の最高温度値を前記抽出した最高温度値から減算し、該減算により得られた値を代表値としてもよい。
また、本発明においては、前記演算手段は、前記複数位置の温度の中から最低温度値を抽出し、該最低温度値を代表値としたときに前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲の最低温度値を前記抽出した最低温度の値に加算し、該加算により得られた値を代表値としてもよい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電子機器100のハードウェア構成の概略図である。電子機器100は、記憶したデータに従って文字や画像の表示を行う電子機器であり、制御回路110、表示体電源回路120、表示体駆動回路130、表示装置140、ユーザインタフェース160を備えている。
表示装置140は文字や画像の表示を行う装置である。この表示装置140は、透明電極が設けられた2枚のガラス基板によって電気光学層を上下から挟み込んで封止した装置であり、電気光学層として電力を供給しなくとも配向状態を維持できるコレステリック液晶を含む液晶層を有している。図2は、表示装置140の断面およびコレステリック液晶の配向状態を示した図である。図2に示したように、表示装置140は、上側透明電極1414を有する上側ガラス基板1412、下側透明電極1415を有する下側ガラス基板1413、コレステリック液晶層1411、光吸収層1416、温度センサ150を有している。この表示装置140においては、コレステリック液晶層1411は上側ガラス基板1412と下側ガラス基板1413との間に挟まれて封止されている。また、下側ガラス基板1413の下には光吸収層1416が配置されており、さらに光吸収層1416の下には温度センサ150が配置されている。本実施形態においては、5つの温度センサ150A〜150Eが矩形の光吸収層1416の下面に配置されており、図1に示したように、そのうちの1つは光吸収層1416の中央に配置され、他の4つは矩形の4隅の各々に配置されている。
温度センサ150は温度を測定するためのセンサであり、図7に示したようにサーミスタ151と抵抗152とを有している。サーミスタ151の一端は接地されており、もう一端は抵抗152の一端に接続されている。また、抵抗152のもう一端は電圧源に接続されている。サーミスタ151は温度の変化に応じて抵抗値が変化する素子であるため、図7に示した温度センサ150において温度変化に応じてサーミスタ151の抵抗値が変化すると、この変化に応じてサーミスタ151と抵抗152との間の接続点153の電圧値が変化する。即ち、接続点153の電圧値はサーミスタ151の温度変化に応じて変化するため、接続点153の電圧値を検知することにより、温度センサ150が設けられている部分の温度を知ることができる。
制御回路110は、表示体電源回路120、表示体駆動回路130を制御する回路であり、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、AD(Analog Digital)コンバータ114、表示体駆動制御回路115を有している。CPU111には、ROM112、RAM113、表示体駆動制御回路115が接続されている。CPU111はROM112に記憶されている制御プログラムに従って動作し、表示体駆動制御回路115を制御する。また、CPU111には、ADコンバータ114、ユーザインターフェース160が接続されいる。CPU111は、ユーザインターフェース160から入力される信号や、ADコンバータ114から入力される信号に基づいて表示体駆動制御回路115を制御する。
ユーザインターフェース160は、表示装置140に表示されている表示の書き換えを行うための書き換えキーなど、電子機器100を操作するためのキーを有しており、キーが操作されるとキーが操作されたことを示す信号を制御回路110へ出力する。
表示体電源回路120は、図6に示した各種電圧等、コレステリック液晶に印加する各種電圧を生成する回路であり表示体駆動回路130に接続されている。そして、表示体電源回路120は、生成した電圧を表示体駆動回路130へ供給する。
表示体駆動回路130は、表示装置140を駆動する回路であり、制御回路110、表示体電源回路120、および表示装置140に接続されている。表示体駆動回路130は制御回路110の制御の下、走査線Y1、Y2、…、Ynとデータ線X1、X2、…、Xmに表示体電源回路120から出力された電圧を、出力タイミングを制御して印加して文字や写真を表示装置140に表示させる。
次に、本実施形態の動作について説明する。まず、ユーザインターフェース160の書き換えキーが操作されると、CPU111は、各温度センサ150の温度を求める(図9:ステップSA1)。具体的には、まず、CPU111は、ADコンバータ114から出力されているデジタル値、即ち、温度センサ150で測定された温度を表す値を取得し、取得した値をRAM113に格納する。本実施形態では、5つの温度センサ150A〜150Eが表示装置140に配置されているため、各温度センサ150に対応した5つのデジタル値A1〜A5が温度センサ150を一意に識別する識別子に対応付けてRAM113に格納される。例えば、温度センサ150A〜150Eを識別する識別子がID1〜ID5である場合、ID1とデジタル値A1、ID2とデジタル値A2、・・・、ID5とデジタル値A5というように識別子とデジタル値が対応付けて格納される。CPU111は、RAM113にデジタル値を格納すると、格納したデジタル値を温度の値に変換する。デジタル値を温度に変換する際には、デジタル値と温度との対応関係を表したテーブルを用いてもよいし、予め記憶した数式に基づいてデジタル値を温度に変換してもよい。
表示体駆動制御回路115は、この平均値を受け取ると選択期間の時間間隔を設定する(ステップSA3)。具体的には、表示体駆動制御回路115は、受け取った平均値と同じ値に対応付けてテーブルTB1に格納されている時間間隔を読み出す。例えば、ステップSA2で算出された平均値が20℃であった場合、図8に示したテーブルTB1から選択期間の時間間隔として「1.1[ms]」が読み出される。
例えば、温度センサ150が一つしか設けられておらず、温度センサ150の配置部分の温度が25℃、他の表示領域の温度が20℃である場合、この温度センサ150の温度(25℃)を基準温度として選択期間を1.0[ms]と設定すると、他の表示領域(温度が20℃である表示領域)においては、図11に示した関係から、白は正しく表示されるものの黒が正しく表示されないこととなる。
しかしながら、本実施形態によれば複数の温度センサ150で表示領域内の温度の平均値を求めて選択期間の時間間隔が設定されるため、表示領域の一部の温度が他の領域の温度と異なる場合であっても、表示を正しく行うことができる。
次に本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態に係る電子機器100は、選択期間の時間間隔を設定するときの動作が第1実施形態と異なる。なお、ハードウェア構成は第1実施形態に係る電子機器100と同じであるためその説明を省略する。
一方、本実施形態のように、RAM113に記憶された最低温度値を基準にして選択期間の時間間隔を設定すると、図11に示したように20℃の温度を検知した温度センサの近傍については白黒の表示を正しく行うことができる。また、25℃の温度を検知した温度センサの近傍についても、黒選択電圧を印加すると黒が表示されるので、黒が白に近くなって表示内容を読み取りにくくなるということがない。
次に本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係る電子機器200は、ハードウェア構成、複数の温度センサ150の配置位置、選択期間の時間間隔を設定するときの動作が第1実施形態と異なる。
PLD212は、RAM213に接続されており、ADコンバータ211から入力されたデジタル信号を所定の周期で第1実施形態のCPU111と同様にして温度の値に変換する。そしてPLD212は、温度の値を温度センサ毎にRAM213へ記憶させる。この際、PLD212は、温度センサ毎に時系列順に複数の温度の値を記憶させる。このRAM213に記憶された温度の値は、RAM213に接続されているCPU111により読み出される。
表示体駆動制御回路115は、この平均値を受け取ると第1実施形態と同様にして選択期間の時間間隔を設定し(ステップSC7)、設定した時間間隔を表示体駆動回路130へ出力する(ステップSC8)。表示体駆動回路130は、選択期間の時間間隔を受け取ると、各走査線における選択期間の時間間隔を、受け取った時間間隔に設定する。そして、画像を表示する際には、選択期間の時間間隔を設定した時間間隔にして走査線とデータ線に電圧を印加する(ステップSC9)。
表示体駆動制御回路115は、この温度値に基づいて第2実施形態と同様に選択期間の時間間隔を設定し(ステップSC11)、設定した時間間隔を表示体駆動回路130へ出力する(ステップSC12)。表示体駆動回路130は、選択期間の時間間隔を受け取ると、各走査線における選択期間の時間間隔を、受け取った時間間隔に設定する。そして、画像を表示する際には、選択期間の時間間隔を設定した時間間隔にして走査線とデータ線に電圧を印加する(ステップSC13)。
次に本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態に係る電子機器200は、温度センサ150の配置位置、選択期間の時間間隔を設定するときの動作が第3実施形態と異なる。なお、他の構成については第3実施形態に係る電子機器200と同じであるためその説明を省略する。
表示体駆動制御回路115は、この平均値を受け取ると第1実施形態と同様にして選択期間の時間間隔を設定し(ステップSD7)、設定した時間間隔を表示体駆動回路130へ出力する(ステップSD8)。表示体駆動回路130は、選択期間の時間間隔を受け取ると、各走査線における選択期間の時間間隔を、受け取った時間間隔に設定する。そして、画像を表示する際には、選択期間の時間間隔を設定した時間間隔にして走査線とデータ線に電圧を印加する(ステップSD9)。
次に本発明の第5実施形態について説明する。本発明の第5実施形態に係る電子機器200は、選択期間の時間間隔を設定するときの動作が第4実施形態と異なる。なお、他の構成については第4実施形態に係る電子機器200と同じとなっている。
表示体駆動制御回路115は、この平均値を受け取ると第1実施形態と同様にして選択期間の時間間隔を設定し(ステップSE5)、設定した時間間隔を表示体駆動回路130へ出力する(ステップSE6)。表示体駆動回路130は、選択期間の時間間隔を受け取ると、各走査線における選択期間の時間間隔を、受け取った時間間隔に設定する。そして、画像を表示する際には、選択期間の時間間隔を設定した時間間隔にして走査線とデータ線に電圧を印加する(ステップSE7)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
この構成によれば、温度センサ150の取り付け不良や温度センサ150の故障によって、他の温度センサ150と著しく異なる温度値がRAM113に格納されたり、一部領域の局所的な加熱または冷却によって値の著しく異なる温度値がRAM113に格納されても、このような温度値は平均値の算出からは除外されるので、表示を正しく行うことができる。
また、電子機器100においては、プラス側の温度マージンの最高温度値をRAM113に格納した温度値の最高温度値から減算して選択期間の時間間隔を設定する方法と、第2実施形態に示した設定方法との両方を行えるようにし、電子機器100に設けたスイッチによりいずれの方法を採用するかを使用者が選択できるようにしてもよい。
また、上述した第5実施形態においては、電子機器200に赤外線センサを設けてもよい。そして、電子機器に照射される赤外線の強度を赤外線センサで検知し、赤外線強度が所定値未満である場合にはYES側の処理を行い、赤外線強度が所定値以上である場合には、NO側の処理を行うようにしてもよい。
例えば、代表値が高くなるにつれて、黒選択電圧と白選択電圧を共に高い電圧にしていき、代表値が低くなるにつれて、黒選択電圧と白選択電圧を共に低い電圧にしていくようにしてもよい。
Claims (15)
- 複数の走査電極と複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、かつ前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、前記データ電圧および前記走査電圧に応じた駆動電圧が印加される電気光学層を含む複数の表示画素を有する表示装置を駆動する表示駆動装置であって、
前記表示装置において複数の表示画素が配置された表示領域の温度を検知する手段であって、複数の温度センサにより前記表示領域の予め定められた複数位置の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度検知手段により検知された複数位置の各温度の値を用いて所定の演算を行い、前記複数位置の温度の代表値を求める演算手段と、
前記演算手段により得られた代表値に基づいて、前記表示装置を駆動するためのパラメータを決定して前記表示装置を駆動する駆動手段と
を有する表示駆動装置。 - 前記演算手段は、前記複数位置の温度の平均値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の標準偏差σを求め、前記複数位置の温度のうち3σの範囲外にある温度を除外して複数位置の温度の平均値を求め、該平均値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の最低温度値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記表示装置には前記表示装置に接して部材が配置されており、前記温度センサのうち少なくとも一つは該部材の近傍に配置され、
前記複数位置の各温度を所定の周期で記憶する記憶手段を有し、
前記駆動手段は、前記記憶手段に記憶された温度の変化量が所定の変化量以上である場合、該部材の近傍に配置された温度センサで検知した温度の値を代表値とすること
を特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。 - 前記複数位置の各温度の中から最高温度値を抽出し、最高温度値を検知した温度センサから最も離れた位置にある表示画素の位置の温度を所定の演算により求め、求めた温度の値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の平均値と、前記複数位置の各温度を用いて予め定めた演算処理により求めた値とを求め、該値と前記平均値との差が所定値以上である場合には、前記演算処理により求めた値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の平均値と、前記複数位置の温度の最高温度値と最低温度値とを特定し、前記最高温度値と前記最低温度値との差が所定値未満である場合には前記平均値を代表値とし、前記最高温度値と前記最低温度値との差が所定値以上である場合には、前記複数位置の各温度を用いて予め定めた演算処理により求めた値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の中から最高温度値を抽出し、該最高温度値を代表値としたときに前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲の最高温度値を前記抽出した最高温度値から減算し、該減算により得られた値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記演算手段は、前記複数位置の温度の中から最低温度値を抽出し、該最低温度値を代表値としたときに前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲の最低温度値を前記抽出した最低温度の値に加算し、該加算により得られた値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。
- 前記表示装置に表示する文字の文字サイズを検知する文字サイズ検知手段を有し、
前記演算手段は、所定値以下の文字サイズが前記文字サイズ検知手段により検知された場合には、前記複数位置の温度の中から抽出した最低温度値を代表値とし、所定値以下の文字サイズが前記文字サイズ検知手段により検知されなかった場合には、前記複数位置の温度の中から最高温度値を抽出し、該最高温度値を代表値としたときに前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲の最高温度値を前記抽出した最高温度の値から減算し、該減算により得られた値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。 - 前記表示装置に表示する文字の文字サイズを検知する文字サイズ検知手段を有し、
前記演算手段は、所定値以下の文字サイズが前記文字サイズ検知手段により検知された場合には、前記複数位置の温度の中から抽出した最低温度値を代表値とし、所定値以下の文字サイズが前記文字サイズ検知手段により検知されなかった場合には、前記複数位置の温度の平均値を代表値とすることを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。 - 前記複数位置の温度の最高温度値と最低温度値との差が、前記表示画素の表示状態を前記第1表示状態と前記第2表示状態とに切り替え可能な温度範囲を越えた場合、
前記演算手段は、前記文字サイズ検知手段の検知結果に応じて代表値を決定すること
を特徴とする請求項11または請求項12に記載の表示駆動装置。 - 複数の走査電極と複数のデータ電極との交差に対応して設けられ、前記走査電極に走査電圧が印加され、かつ前記データ電極にデータ電圧が印加されたときに、前記データ電圧および前記走査電圧に応じた駆動電圧が印加される電気光学層を含む複数の表示画素と、
前記複数の表示画素が配置された表示領域の温度を検知する手段であって、複数の温度センサにより前記表示領域の予め定められた複数位置の温度を検知する温度検知手段と、
前記温度検知手段により検知された複数位置の各温度を用いて所定の演算を行い、前記複数位置の温度の代表値を求める演算手段と、
前記演算手段により得られた代表値に基づいて、前記表示画素を駆動するためのパラメータを決定して前記表示画素を駆動する駆動手段と
を有する表示装置。 - 請求項14に記載の表示装置を有する電子機器。
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