JP5083154B2 - 表示駆動装置および電子機器 - Google Patents
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Description
1−1.構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理装置100の構成を示す図である。情報処理装置100は、与えられたデータに従って文字または画像の表示を行う電子機器である。制御回路110は、情報処理装置100の構成要素を制御する。電源回路120は、表示装置140の駆動に必要な電圧を供給する。表示体駆動回路130は、制御回路110の制御下で、表示装置140を駆動する信号を出力する、すなわち、表示装置を駆動する。表示装置140は、電気光学層を有する表示装置である。表示装置140には、複数の温度センサ150が取り付けられている。温度センサ150は、その温度を示す信号を出力する。UI160は、ユーザが情報処理装置100に指示を入力するためのユーザインターフェースである。UI160は、例えば画面の書き換えを指示する書き換えボタンを含む。
(Read Only Memory)112は、制御回路110の動作に必要なプログラムやデータを記憶する記憶装置である。RAM(Random Access Memory)113は、CPU111がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する記憶装置である。ADC(Analog/Digital Converter)114は、温度センサ150から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。すなわち、温度情報はADC114を介して入力される。表示体駆動制御回路115は、ADC114から出力される温度信号およびCPU111から出力される制御信号に基づいて、表示体駆動回路130を制御する。より詳細には、表示体駆動制御回路115は、温度信号に基づいて、表示装置140を駆動するのに必要な電圧値およびパルス幅などの駆動パラメータを決定する。表示体駆動制御回路115は、内部メモリ(図示略)に、温度と、その温度に対応する駆動パラメータとを含む情報、例えば、温度と駆動パラメータとを対応させるテーブルを記憶している。表示体駆動回路130は、「通常モード」と「温度優先モード」を含む少なくとも2つの動作モードで動作することができる。表示体駆動回路130は、通常モードと温度優先モードのそれぞれについて、温度と駆動パラメータとを対応させるテーブルを記憶している。すなわち表示体駆動回路130は、温度毎にパラメータセットを記憶している。パラメータセットは、通常モードと温度優先モードを含む複数の動作モードにおける駆動パラメータを含む。表示駆動回路130は、複数のパラメータセットのうち、基準温度に対応するパラメータセットを用いる。表示駆動回路130は、決定されたパラメータセットのうち、ある動作モードに対応するパラメータを用いる。これらの動作モードの詳細は後述する。
図5は、DDS駆動を説明する図である。DDS駆動において、電気光学素子141に印加される電圧は、非選択期間(Non-selection phase)、リセット期間(Preparation phase)、選択期間(Selection phase)および保持期間(Evolution phase)の4つの期間に区分される。走査電極Y1〜Ynに対応する画素に対して、1ラインずつ順番に選択期間が割り当てられる。DDS駆動によれば、コレステリック液晶層1411の配向状態は選択期間およびその後の保持期間により決定される。DDS駆動が開発される以前は、コレステリック液晶層の配向状態は選択期間のみによって決定されていた(以下この駆動方法を「コンベンショナル駆動」という)。コンベンショナル駆動によれば、選択期間として、例えば50msec程度の時間が必要であった。そのため例えば2000ラインの画素を書き換えるには、100sec程度の時間が必要であった。DDS駆動によれば選択期間は1msec程度に短縮されるため、2000ラインの画素を書き換えるのに必要な時間も2sec程度に短縮される。
において、黒選択電圧V1に対して白選択電圧V2が幅Bのパルス電圧として印加される。白選択電圧V2のパルス幅Bを制御することにより、多階調が表示される。なお、図7に示される交流信号の周波数は任意である。
図9は、情報処理装置100の動作を示すフローチャートである。図9に示されるフローは、例えば、ユーザが書き換えボタンを押したことをトリガとして開始される。ステップS100において、CPU111は温度を測定する。すなわち、CPU111は、各温度センサ150から出力された温度信号を、ADC114を介して取得する。ROM112は、温度センサ150の出力電圧を温度に変換するテーブルを記憶している。CPU111は、このテーブルに従って温度センサ150の出力電圧を温度に変換する。CPU111は、得られた温度データに、その温度データに対応する温度センサ150を特定する識別子を付加してRAM113に記憶する。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。以下において、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略する。また、第1実施形態と共通する要素には共通の参照番号を用いて説明する。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。以下において、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略する。また、第1実施形態と共通する要素には共通の参照番号を用いて説明する。
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。以下において、第1実施形態と共通する事項についてはその説明を省略する。また、第1実施形態と共通する要素には共通の参照番号を用いて説明する。第4実施形態では、動作モード切り替えの条件として、表示装置の温度がしきい値より低い温度となること、が用いられる。この条件が用いられる理由は次のとおりである。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。第1実施形態において、温度優先モードの数はひとつであったが、複数の温度優先モードが用いられてもよい。この場合、温度ムラに応じて、複数の温度マージンのうちどの温度マージンが用いられるかが決定されてもよい。具体的には、表示体駆動回路130は、ホットスポット用の駆動パラメータと、コールドスポット用の駆動パラメータとを記憶していてもよい。「ホットスポット」とは、その温度が基準温度よりも高い測定点であって、その温度ムラがある基準よりも大きい測定点をいう。「コールドスポット」とは、その温度が基準温度よりも低い測定点であって、その温度ムラがある基準よりも大きい測定点をいう。温度ムラがあらかじめ決められた条件を満たす(すなわち、ある基準よりも大きい)と判断された場合、CPU111は、その測定点がホットスポットであるかコールドスポットであるか判断する。その測定点がホットスポットであった場合はホットスポット用の駆動パラメータが、コールドスポットであった場合はコールドスポット用の駆動パラメータが用いられる。ここで、ホットスポット用の駆動パラメータとは、図8の例では白選択電圧V2をより高温側(高電圧)にシフトさせた駆動パラメータをいう。黒選択電圧V1は変更しなくてもよいし、表示に支障が無い範囲で高温側にシフトさせてもよい。コールドスポット用の駆動パラメータとは、黒選択電圧V1をより低温側(低電圧)にシフトさせた駆動パラメータをいう。白選択電圧V2は変更しなくてもよいし、表示に支障が無い範囲で低温側にシフトさせてもよい。
Claims (8)
- 所定の最大電圧値および最小電圧値により定められる第1の範囲内の電圧を駆動電圧として用いる第1の動作モードおよび前記第1の範囲と最大電圧値および最小電圧値の少なくともいずれか一方が異なる第2の範囲内の電圧を駆動電圧として用いる第2の動作モードを含む複数の動作モードのうちいずれか一の動作モードに対応する駆動電圧を表示手段に印加する駆動電圧印加手段と、
前記表示手段における温度を示す温度情報を取得する温度情報取得手段と、
前記温度情報取得手段により取得された温度情報を時系列に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている温度情報のうち複数の温度情報を用いて算出された温度の変化速度が所定の基準値よりも大きい場合、前記駆動電圧印加手段の動作モードを前記第2の動作モードに決定する動作モード決定手段と
を有する表示駆動装置。 - 前記表示手段は、配向状態に応じた表示を行う記憶性液晶層を含み、
前記駆動電圧印加手段は、前記記憶性液晶層の配向状態を決定する選択電圧を印加する選択期間を含み、各々異なる電圧波形に対応する複数の駆動段階に区分して、前記記憶性液晶層に駆動電圧を印加し、
前記所定の最大電圧値および最小電圧値は、前記選択電圧の最大値および最小値である
ことを特徴とする請求項1に記載の表示駆動装置。 - 駆動電圧を決定する基準となる第2の基準温度を取得する基準温度取得手段と、
前記第1の動作モードおよび前記第2の動作モードの各々における駆動電圧を特定するパラメータを温度毎に記憶するパラメータ記憶手段と
を有し、
前記駆動電圧印加手段が、前記パラメータ記憶手段に記憶されたパラメータのうち、前記基準温度取得手段により取得された前記第2の基準温度および前記動作モード決定手段により決定された動作モードに対応するパラメータに従って駆動電圧を供給する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示駆動装置。 - 前記第2の範囲の最大電圧値が前記第1の範囲の最大電圧値より大きく、
前記温度の変化速度が負の値である場合、前記動作モード決定手段は、前記動作モードを前記第2の動作モードに決定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の表示駆動装置。 - 前記第2の範囲の最大電圧値が前記第1の範囲の最大電圧値よりも小さく、
前記温度の変化速度が負の値である場合、前記動作モード決定手段は、前記動作モードを前記第2の動作モードに決定する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の表示駆動装置。 - 表示手段と、
所定の最大電圧値および最小電圧値により定められる第1の範囲内の電圧を駆動電圧として用いる第1の動作モードおよび前記第1の範囲と最大電圧値および最小電圧値の少なくともいずれか一方が異なる第2の範囲内の電圧を駆動電圧として用いる第2の動作モードを含む複数の動作モードのうちいずれか一の動作モードに対応する駆動電圧を前記表示手段に印加する駆動電圧印加手段と、
前記表示手段における温度を示す温度情報を取得する温度情報取得手段と、
前記温度情報取得手段により取得された温度情報を時系列に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている温度情報のうち複数の温度情報を用いて算出された温度の変化速度が所定の基準値よりも大きい場合、前記温度情報取得手段により取得された温度変化情報に基づいて、前記駆動電圧印加手段の動作モードを前記第2の動作モードに決定する動作モード決定手段と
を有する電子機器。 - 前記第2の範囲の最大電圧値が前記第1の範囲の最大電圧値より大きく、
前記温度の変化速度が負の値である場合、前記動作モード決定手段は、前記動作モードを前記第2の動作モードに決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。 - 前記第2の範囲の最大電圧値が前記第1の範囲の最大電圧値よりも小さく、
前記温度の変化速度が負の値である場合、前記動作モード決定手段は、前記動作モードを前記第2の動作モードに決定する
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
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