JP2008191088A - レーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路チップのサイズを小さくでき、低価格化できるレーダ装置を提供する。
【解決手段】VCO11の出力を2分配する第1分配器12と、第1分配器の一方の出力を2分配する第2分配器13と、第2分配器の一方の出力を送信アンテナTxANTに送る第1スイッチSW1と、第2分配器の他方の出力を遅延させる遅延線路14と、遅延線路の出力の通過可否を制御する第2スイッチSW2と、受信アンテナRxANTの出力と遅延線路の出力を合成する合成器15と、第1分配器の他方の出力をローカルとして合成器の出力をベースバンド(BB)に周波数変換するミキサ16と、基準信号の周波数を最高BB周波数より低くし、BB周波数範囲に基準信号の周波数が含まれる受信サンプルに対して第2スイッチをオフにし、他の受信サンプルの基準信号の電力スペクトルが基準のスペクトルマスクの範囲に入るような電圧をVCOに供給する演算部17を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、FMICW(Frequency Modulated Interrupted Continuous Wave)方式を採用するレーダ装置に関し、特に送信信号を遅延させた信号に基づく基準信号を使って、周波数変調精度を向上させる技術に関する。
図23は、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式を採用した従来のレーダ装置の動作を説明するための図である。目標までの距離をR、光速をcとすると、送信信号Txが目標で反射し、受信信号Rxとして戻ってくるまでの遅延時間τは、「τ=2・R/c」となる。掃引時間をT、掃引帯域幅をBとすると、遅延時間によるベースバンド周波数Δfは、「Δf=τ・B/T=2・R・B/(c・T)」となる。
目標との相対速度をv、送信信号Txの波長をλとすると、ドップラ周波数は、「2・v/λ」となるので、アップスイープのベースバンド周波数fupは、「fup=−2・B・R/(c・T)−2・v/λ」、ダウンスイープのベースバンド周波数fdownは、「fdown=2・B・R/(c・T)−2・v/λ」となる。距離Rは、アップスイープのベースバンド周波数fupとダウンスイープのベースバンド周波数fdownを使って、「R=−c・T・(fup−fdown)/(4・B)で求めることができる。同様に、相対速度vは、アップスイープのベースバンド周波数fupとダウンスイープのベースバンド周波数fdownを使って、「v=−λ・(fup+fdown)/4」で求めることができる。
FMCW方式を採用したレーダ装置では、時間に対して周波数が線形(直線的)に変化しないと距離の精度が悪くなるので、周波数変調精度を高くする必要がある。一方、FMCW方式を採用したレーダ装置は、不要反射体からの反射波のクラッタ電力が大きい場合や送受のアイソレーション(遮蔽度)が不十分な場合は、目標距離及び速度の検出に誤作動が発生しやすいという問題がある。
このようなFMCW方式が有する問題を解決する方法として、送信波をパルス化して送受を断続的に切り替えることにより時間的にアイソレーションを行うFMICW方式が知られている。図24は、FMICW方式を採用した従来のレーダ装置の動作を説明するための図である。図24(b)は、図24(a)の先頭部分の一部を拡大して示した図であり、図24(c)は送信信号Txの送信期間を示し、図24(d)は、受信信号Rxの受信期間を示している。
FMCW方式の受信サンプル間隔をT/Nfft(Nfftは、FFT(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)のサンプル数)とすると、図24に示す例では、受信サンプル間隔Tkを「Tk=T/(Nfft・K)」とし、送信パルス幅Tpを受信サンプル間隔Tkと同じにして送信パルスのデューティファクタを1/Kとしている。k番目の受信サンプルで受信される距離Rkは、「c・Tp・(k−1)/2≦Rk≦c・Tp・k/2」であり、最高相対速度をvmaxとすると、ベースバンド周波数fkは、「B・Tp・(k−1)/T−2・|vmax|/λ≦fk≦B・Tp・k/T+2・|vmax|/λ」の範囲に広がる。
送受のアイソレーションが悪い場合はKを大きくするか、図25に示すように、送信パルスをtbだけ前倒しにする。この場合、k番目の受信サンプルで受信される距離Rkは、「c・{Tp・(k−1)+tb}/2≦Rk≦c・(Tp・k+tb)/2」で、最高相対速度をvmaxとすると、ベースバンド周波数fkは、「B・{Tp・(k−1)+tb}/T−2・|vmax|/λ≦fk≦B・(Tp・k+tb)/T+2・|vmax|/λ」の範囲に広がる。なお、この場合、k=Kでは、「c・{Tp・(K−1)+tb}/2≦Rk≦c・(Tp・K+tb)/2」からの反射波だけでなく、信号レベルの高い「0≦Rk≦c・tb/2」からの反射波も混入するので、受信サンプルk=1、2、・・・、(K−1)だけが測定に使用される。
FMCW方式を採用したレーダ装置の周波数変調精度を向上させる方法として、特許文献1は、センサ装置を開示している。図26は、この特許文献1に開示されたセンサ装置の構成を示すブロック図である。以下、このセンサ装置について簡単に説明する。位相ステップ弁別器PHSDは、入力される基準信号ref(t)が所定の位相になった時に、測定信号mess(t)をサンプリングするためのトリガを出力する。位相ステップ弁別器PHSDは、理論的には、例えば0、π/2、π、3・π/2といった4つの位相でトリガを出力することができるが、精度が高いトリガは、基準信号ref(t)の振幅が0となる、0およびπといった2つの位相だけである。
図25に示すFMICW方式を採用したレーダ装置に、特許文献1に開示された技術を適用すると、レーダの目標性能の最大検知距離Rmaxであって、かつ最高相対速度vmaxの時、標本化定理から遅延線路τrefの遅延時間を、「2・Rmax/c+2・T・|vmax|/(B・λ)」より長くする必要がある。例えば、送信周波数f=76.5GHz、掃引時間T=2ms、掃引帯域幅B=300MHz、Nfft=1024、K=4、tb=20nsとすると、受信サンプルk=1で受信される距離は3〜76m、k=2で受信される距離は76〜149m、k=3で受信される距離は149〜223mとなる。例えば、|vmax|=300km/Hとすると、受信サンプルk=1で得られる測定信号のベースバンド周波数(絶対値)は0〜119kHz、k=2の場合は34〜192kHz、k=3の場合は107〜265kHzの範囲に広がる。
例えば、Rmax=150m、|vmax|=300km/Hである時の測定信号の最高ベースバンド周波数は193kHzとなり、遅延線路τrefの遅延時間を1.3μsより長くする必要がある。遅延線路τrefを、例えば圧電弾性波デバイスで作るとき、伝播速度を4000m/s程度とすると、遅延時間を1.3μsとするためには機械長を5.1mm程度より長くする必要がある。
特開2001−524207号公報
上述したように、従来のFMICW方式を採用したレーダ装置に特許文献1に開示された技術を適用する場合、遅延線路の機械長を長くする必要があるので、レーダ装置の回路をチップ化する場合にチップサイズの小型化が困難であるという問題がある。また、ウエハが高価であるモノリシックマイクロ波集積回路(MMIC:Microwave Monolithic IC)上に遅延線路を一体化すると低価格化が困難であるという問題がある。
本発明の課題は、回路を構成するチップのチップサイズを小さくすることができ、しかも低価格化が可能なレーダ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、周波数制御電圧に応じた周波数f(fは正の数)で発振する信号を生成する電圧制御発振器と、電圧制御発振器から出力される信号を2分配する第1分配器と、第1分配器で2分配された一方の信号を2分配する第2分配器と、第2分配器で2分配された一方の信号を送信信号として送信期間だけ送信アンテナに送る第1スイッチと、第2分配器で2分配された信号の他方を遅延させる遅延線路と、遅延線路で遅延された信号の通過の可否を制御する第2スイッチと、受信アンテナから送られてくる受信信号と遅延線路から第2スイッチを介して送られてくる信号とを合成する合成器と、第1分配器で2分配された他方の信号をローカルとして合成器で合成された信号をベースバンドに周波数変換するミキサと、遅延線路の出力をベースバンドに周波数変換した基準信号の周波数を、最大検知距離と最高相対速度とによって決定される測定信号の最高ベースバンド周波数より低くし、受信期間の複数の受信サンプルのうち検知距離範囲と最高相対速度とによって決定されるベースバンド周波数範囲に基準信号の周波数が含まれる受信サンプルに対しては第2スイッチをオフにし、他の受信サンプルの中の少なくとも1つの基準信号の高速フーリエ変換により求めた電力スペクトルが基準のスペクトルマスクの範囲に入るように電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧を生成する演算部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、基準信号の周波数を低くできるので、遅延線路の遅延時間を短くできる。例えば遅延線路を圧電弾性波デバイスで作るとき、伝播速度を4000m/s程度とすると遅延時間が0.13μsとなる機械長は0.53mm程度となるので、チップサイズを小型化できる。また、ウエハが高価なMMIC上に薄膜弾性波デバイスの遅延線路を一体化しても低価格化できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下では、本発明が車に搭載される車載レーダ装置に適用された場合について説明するが、本発明は、車載レーダ装置に限らず、種々のレーダ装置に適用できる。
図1は、本発明の実施例1に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)11、第1分配器12、第2分配器13、第1スイッチSW1、送信アンテナTxANT、遅延線路14、第2スイッチSW2、受信アンテナRxANT、合成器15、ミキサ(MIX)16および演算部17から構成されている。
電圧制御発振器11は、演算部17から送られてくる周波数制御電圧Vcに応じた周波数で発振する信号を生成する。この電圧制御発振器11で生成された信号は、第1分配器12に送られる。第1分配器12は、電圧制御発振器11から送られてきた信号を、第2分配器13とミキサ16との2つに分配する。第2分配器は、第1分配器12で分配された一方の信号を、第1スイッチSW1と遅延線路14との2つに分配する。
第1スイッチSW1は、開閉スイッチから構成されており、演算部17からの制御に応じて送信期間だけオンにされ、第2分配器13で分配された一方の信号を、送信信号として送信アンテナTxANTに送る。送信アンテナTxANTは、第2分配器13から第1スイッチSW1を介して送られてきた送信信号を空中に放出する。
遅延線路14は、第2分配器13で分配された他方の信号を遅延時間τだけ遅延させて第2スイッチSW2に送る。第2スイッチSW2は、開閉スイッチから構成されており、演算部17の制御に応じてオン/オフが制御される。この第2スイッチSW2がオンされることにより、遅延線路14から送られてきた信号が合成器15に送られる。
受信アンテナRxANTは、送信アンテナTxANTから送信された電波の反射波を受信して合成器15に送る。合成器15は、受信アンテナRxANTから送られてくる受信信号と、遅延線路14から第2スイッチSW2を介して送られてくる信号とを合成し、ミキサ16に送る。
ミキサ16は、第1分配器12で分配された他方の信号をローカル信号として、合成器15から送られてくる信号をベースバンドに周波数変換し、演算部17に送る。演算部17は、詳細は後述するが、ミキサ16から送られてくるベースバンド信号に基づき周波数制御電圧Vcを生成し、電圧制御発振器11に送る。
次に、上記のように構成される本発明の実施例1に係るレーダ装置の動作を説明する。このレーダ装置において、演算部17は、以下の処理を行う。すなわち、例えば、遅延線路14の出力をミキサ16においてベースバンドに周波数変換した基準信号の周波数を、最大検知距離Rmax=150mと最高相対速度|vmax|=300km/Hとによって決定される測定信号の最高ベースバンド周波数「2・Rmax/c+2・T・|vmax|/(B・λ)=193kHz」より低い周波数20kHzとし、受信期間の複数の受信サンプルk=1、2、3のうち、検知距離範囲「c・{Tp・(k−1)+tb}/2≦Rk≦c・(Tp・k+tb)/2」である「3m≦R1≦76m、76m≦R2≦149mまたは149m≦R3≦223m」と最高相対速度「|vmax|=300km/H」とから決定されるベースバンド周波数範囲「B・{Tp・(k−1)+tb}/T−2・|vmax|/λ≦fk≦B・(Tp・k+tb)/T+2・|vmax|/λ」である「0Hz≦f1≦119kHz、34kHz≦f2≦192kHzまたは107kHz≦f3≦265kHz」のうち、基準信号の周波数20kHzが含まれる受信サンプルk=1に対しては、図2(e)および図3(e)に示すように、第2スイッチSW2をオフにし、他の受信サンプルk=2、3の中の少なくとも1つの基準信号の電力スペクトルが20kHzを中心とした基準のスペクトルマスクの範囲に入るように電圧制御発振器11に供給する周波数制御電圧Vcを生成する。
なお、図2は、図24に示したFMICW方式を採用した従来のレーダ装置に対応する実施例1に係るレーダ装置の動作を説明するための図であり、図3は、図25に示したFMICW方式を採用した従来のレーダ装置に対応する実施例1に係るレーダ装置の動作を説明するための図である。図4(a)は、各受信サンプルの検知距離範囲を、図4(b)は、ベースバンド周波数範囲をそれぞれ示す図である。
図5は、送信周波数f=76.5GHz、掃引時間T=2ms、掃引帯域幅B=300MHz、FFTのサンプル数Nfft=1024、FMICWのK=4、tb=20ns、アンテナの指向性利得22dB、アンテナの回路損失3dB、送信電力8dBm、受信系の雑音指数13dB、ダウンスイープとして、149.75m先の相対速度0の車(目標断面積10dBsm)、150m先の相対速度300km/Hの対向車(目標断面積10dBsm)、および遅延時間0.13μsの遅延線路14と第2分配器13と合成器15などの総合減衰量が100dB程度の基準信号の受信サンプルk=3のベースバンド出力の電圧波形を示す。
基準信号の20kHzはT=2msで40周期なのでt=0とt=Tで同相になり、周期Tの周期現象を計算するFFTでは連続波(CW)とみなされるので、電力スペクトルは、図6に示すように、20kHzの1ポイントとなる。
なお、電力スペクトルの周波数分解能(1ポイント当たりの周波数)は1/T=500Hzで、受信系の雑音指数13dBで決まるシステム雑音は−134dBm/500Hzである。一方、149.95kHzの車はt=0sとt=T=2msで逆相となるのでスペクトルが広がっており、近くの車と干渉しやすい。また、遅延線路14の遅延時間がばらついて基準信号が20.25kHzとなると電圧波形は、図7に示すように、t=0sとt=T=2msで逆相になり、電力スペクトルは、図8に示すように広がる。
以上説明したように、本発明の実施例1に係るレーダ装置によれば、基準信号の周波数を20kHzと低くできるので、遅延線路14の遅延時間を0.13μsと短くできる。例えば圧電弾性波デバイスで遅延線路を作るとき、伝播速度を4000m/s程度とすると遅延時間が0.13μsとなる機械長は0.53mm程度となるので、チップサイズを小型化できる。また、ウエハが高価なMMIC上に薄膜弾性波デバイスの遅延線路を一体化しても低価格化を実現できる。
図9は、本発明の実施例2に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の第1分配器12と第2分配器13との間に振幅変調器21が追加されて構成されている。
振幅変調器21は、演算部17から送られてくる波形制御電圧Vwに応じて、第1分配器12から送られてくる信号を、その信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調し、第2分配器13に送る。この振幅変調器21としては、第1分配器12から送られてくるRF帯の信号の振幅を変えた時に通過位相は一定でなければならないので、可変減衰器やミキサが使用される。
この振幅変調器21による変調により、送信信号Txの振幅は、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなる。その結果、受信信号Rxの電圧波形は、図10に示すように、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなるように滑らかに変化する波形になり、電力スペクトルの広がりは、図11に示すように少なくなる。
k=3で、150m先の相対速度0の車(目標断面積10dBsm)、150m先の相対速度300km/Hの対向車(目標断面積10dBsm)、20kHzの基準信号として、図12に電圧制御発振器11の周波数制御電圧Vcに対する発振周波数fの傾きdf/dVcのB/Tからの誤差δ(df/dVc)が0%(○印)、0.33%(×印)、0.67%(△印)の場合の電力スペクトルを示す。目標性能の最大検知距離Rmax=150mの相対速度0の車の電力スペクトルは、0%では150kHz中心で距離誤差0m、0.33%では150.5kHz中心で距離誤差0.5m、0.67%では151kHz中心で距離誤差1mとなる。20kHzの電力スペクトルを拡大して示す図13において、0%では20kHz中心で両隣は左右対称、0.33%では両隣が0%に対して±3dB程度ずれ、0.67%では両隣が0%に対して±5dB程度ずれる。従って、両隣のずれを例えば±5dB以下とするスペクトルマスクに基準信号の電力スペクトルが入るような周波数制御電圧Vcを生成すれば、距離精度を1m以下にできる。
図14は、本発明の実施例3に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の合成器15とミキサ16との間に振幅変調器21が追加されて構成されている。
振幅変調器21は、演算部17から送られてくる波形制御電圧Vwに応じて、合成器15から送られてくる信号を、その信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調し、ミキサ16に送る。この振幅変調器21としては、合成器15から送られてくるRF帯の信号の振幅を変えた時に通過位相は一定でなければならないので、可変減衰器やミキサが使用される。
この振幅変調器21による変調により、ミキサ16に入力される信号の振幅は、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなる。その結果、ミキサ16に入力される信号の電圧波形は、図10に示すように、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなるように滑らかに変化する波形になり、電力スペクトルの広がりは、図11に示すように少なくなる。この実施例3に係るレーダ装置によれは、上述した実施例2に係るレーダ装置と同様の作用および効果を奏する。
図15は、本発明の実施例4に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置のミキサ16と演算部17との間に振幅変調器21が追加されて構成されている。
振幅変調器21は、演算部17から送られてくる波形制御電圧Vwに応じて、ミキサ16から送られてくる信号を、その信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調し、演算部17に送る。この振幅変調器21は、アナログ回路またはディジタル回路による信号処理によって実現することができる。
この振幅変調器21による変調により、演算部17に入力される信号の振幅は、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなる。その結果、演算部17に入力される信号の電圧波形は、図10に示すように、掃引周期Tの先頭と最後尾で小さくなり、中央で大きくなるように滑らかに変化する波形になり、電力スペクトルの広がりは、図11に示すように少なくなる。この実施例4に係るレーダ装置によれは、上述した実施例2に係るレーダ装置と同様の作用および効果を奏する。
図16は、本発明の実施例5に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の電圧制御発振器11と第1分配器12との間にN逓倍器22が追加されるとともに、電圧制御発振器11が電圧制御発振器11aに変更されて構成されている。
電圧制御発振器11aは、実施例1に係る電圧制御発振器11で発生される周波数fの1/N(Nは正の整数)の周波数、つまり周波数f/Nで発振する信号を生成し、N逓倍器22に送る。N逓倍器22は、電圧制御発振器11aから送られてくる信号の周波数をN逓倍し、第1分配器12に送る。
図17は、本発明の実施例6に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の第1分配器12と第2分配器13との間にM逓倍器23が追加されるとともに、電圧制御発振器11が電圧制御発振器11aに変更され、さらに、ミキサ16がハーモニックミキサ(MIX)16aに変更されて構成されている。
電圧制御発振器11bは、実施例1に係る電圧制御発振器11で発生される周波数fの1/M(Mは正の整数)の周波数、つまり周波数f/Mで発振する信号を生成し、第1分配器12に送る。M逓倍器23は、第1分配器12から送られてくる信号の周波数をM逓倍し、第2分配器13に送る。ハーモニックミキサ16aは、第1分配器12から送られてくる信号の高調波成分をローカル信号として、合成器15から送られてくる信号をベースバンドに周波数変換し、基準信号として演算部17に送る。
なお、この実施例6に係るレーダ装置においては、M逓倍器23は、実施例1に係るレーダ装置の第1分配器12と第2分配器13との間に設けるように構成したが、以下のように変形することもできる。すなわち、M逓倍器23は、実施例3または実施例4に係るレーダ装置の第1分配器12と第2分配器13との間に設けるように構成でき、実施例2に係るレーダ装置の第1分配器12と振幅変調器21との間に設けるように構成できる。
図18は、本発明の実施例7に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例6に係るレーダ装置の電圧制御発振器11bと第1分配器12との間にN逓倍器22が追加されるとともに、電圧制御発振器11が電圧制御発振器11cに変更されて構成されている。
電圧制御発振器11bは、実施例6に係る電圧制御発振器11で発生される周波数f/Mの1/Nの周波数、つまり周波数f/(M・N)で発振する信号を生成し、第1分配器12に送る。N逓倍器22は、電圧制御発振器11cから送られてくる信号の周波数をN逓倍し、第1分配器12に送る。
なお、この実施例7に係るレーダ装置においては、M逓倍器23は、実施例6に係るレーダ装置の電圧制御発振器11bと第1分配器12との間に設けるように構成したが、実施例6の変形例に係るレーダ装置の電圧制御発振器11bと第1分配器12との間に設けるように構成することもできる。
図19は、本発明の実施例8に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の送信アンテナTxANTおよび受信アンテナRxANTが除去され、送受共用アンテナANTおよびサーキュレータ31が追加されて構成されている。
送受共用アンテナANTは、サーキュレータ31から送られてきた送信信号を空中に放出するとともに、送信された電波の反射波を受信してサーキュレータ31に送る。サーキュレータ31は、第2分配器13から第1スイッチSW1を介して送られてくる送信信号Txを送受共用アンテナANTに送るとともに、送受共用アンテナANTから送られてくる受信信号Rxを合成器15に送る。その他の構成および動作は、実施例1に係るレーダ装置と同じである。
図20は、本発明の実施例9に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例1に係るレーダ装置の送信アンテナTxANT、受信アンテナRxANTおよび第1スイッチSW1が除去され、送受共用アンテナANTおよび切り換えスイッチSW3が追加されて構成されている。
送受共用アンテナANTは、切り換えスイッチSW3から送られてきた送信信号を空中に放出するとともに、送信された電波の反射波を受信して切り換えスイッチSW3に送る。切り換えスイッチSW3は、第2分配器13から送られてくる送信信号Txを送受共用アンテナANTに送るか、送受共用アンテナANTから送られてくる受信信号Rxを合成器15に送るかを切り換える。その他の構成および動作は、実施例1に係るレーダ装置と同じである。
図21は、本発明の実施例10に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例9に係るレーダ装置に、段間増幅器LoA1、段間増幅器LoA2、振幅変調器21、電力増幅器PA、低雑音増幅器LNAおよび終端器Rが追加されるとともに、開閉スイッチである第2スイッチSW2が切り換えスイッチSW2’に変更されて構成されている。
段間増幅器LoA1は、第1分配器12で2分配された一方の信号を増幅して振幅変調器21に送る。段間増幅器LoA2は、第1分配器12で2分配された他方の信号を増幅してミキサ16に送る。振幅変調器21は、実施例2に係るレーダ装置のそれと同じであり、演算部17から送られてくる波形制御電圧Vwに応じて、段間増幅器LoA1から送られてくる信号を、その信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調し、電力増幅器PAに送る。
電力増幅器PAは、振幅変調器21から送られてくる信号を電力増幅し、第2分配器13に送る。低雑音増幅器LNAは、合成器15から送られてくる信号を低雑音増幅し、ミキサ16に送る。ミキサ16は、段間増幅器LoA2から送られてくる信号をローカル信号として、低雑音増幅器LNAから送られてくる信号をベースバンドに周波数変換し、基準信号として演算部17に送る。
切り換えスイッチSW2’は、遅延線路14から送られてくる信号を合成器15に送らないタイミングでは、遅延線路14の出力端子を終端器Rに接続する。これにより、遅延線路14の多重反射が軽減されるようになっている。
図22は、本発明の実施例11に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ装置は、実施例10に係るレーダ装置において、第2分配器13の前段に配置されていた電力増幅器PAが第2分配器13の後段に移動されるとともに、合成器15の後段に配置されていた低雑音増幅器LNAが合成器15の前段に移動されて構成されている。また、これら電力増幅器PAおよび低雑音増幅器LNAは、演算部17からの制御により、オン/オフが制御できるようになっている。
このレーダ装置においては、第2分配器13で2分配された一方の信号は、電力増幅器PAで電力増幅された後に、送信信号Txとして、切り換えスイッチSW3を介して送受共用アンテナANTに送られる。また、送受共用アンテナANTから切り換えスイッチSW3を介して送られてくる受信信号Rxは、低雑音増幅器LNAで低雑音増幅された後に、合成器15に送られる。その他の構成および動作は、実施例10に係るレーダ装置の構成および動作と同様である。
なお、上述した各実施例に係るレーダ装置においては、遅延線路14の遅延時間または回路損失のばらつきを測位器(図示せず)により測定し、測定されたばらつきに基づいて基準のスペクトルマスクを設定し記憶部に記憶させるように構成することができる。
また、上述した各実施例に係るレーダ装置において使用される遅延線路14は、MMIC上の薄膜弾性波デバイスから構成することができる。
本発明は、マイクロ波レーダ装置、ミリ波レーダ装置、マイクロ波センサ装置、ミリ波センサ装置、超音波センサ装置などに利用可能である。
本発明の実施例1に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置の他の動作を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における受信サンプルの検知距離範囲およびベースバンド周波数範囲を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における所定条件下でのベースバンド出力の電圧波形を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における所定条件下での電力スペクトルを示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における遅延回路がばらついた場合のベースバンド出力の電圧波形を示す図である。 本発明の実施例1に係るレーダ装置における遅延回路がばらついた場合の電力スペクトルの広がりを説明するための図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置における受信信号の電圧波形を示す図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置における電力スペクトルを示す図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置における電力スペクトルを示す図である。 本発明の実施例2に係るレーダ装置における電力スペクトルを示す図である。 本発明の実施例3に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例5に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例6に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例7に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例8に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例9に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例10に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例11に係るレーダ装置の構成を示すブロック図である。 FMCW方式を採用した従来のレーダ装置の動作を説明するための図である。 FMICW方式を採用した従来のレーダ装置の動作を説明するための図である。 図24に示すレーダ装置を改良した従来のレーダ装置の動作を説明するための図である。 図25に示すレーダ装置の周波数変調精度を向上させた従来のセンサ装置を説明するための図である。
符号の説明
11、11a、11b、11c 電圧制御発振器(VCO)
12 第1分配器
13 第2分配器
14 遅延線路
15 合成器
16 ミキサ(MIX)
16a ハーモニックミキサ(ハーモニックMIX)
17 演算部
21 振幅変調器
22 N逓倍器
23 M逓倍器
31 サーキュレータ
SW1 第1スイッチ
SW2 第2スイッチ
SW3、SW3’ 切り換えスイッチ
TxANT 送信アンテナ
RxANT 受信アンテナ
ANT 送受共用アンテナ
LoA1、LoA2 段間増幅器
PA 電力増幅器
LNA 低雑音増幅
R 終端器

Claims (15)

  1. 周波数制御電圧に応じた周波数f(fは正の数)で発振する信号を生成する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発振器から出力される信号を2分配する第1分配器と、
    前記第1分配器で2分配された一方の信号を2分配する第2分配器と、
    前記第2分配器で2分配された一方の信号を送信信号として送信期間だけ送信アンテナに送る第1スイッチと、
    前記第2分配器で2分配された信号の他方を遅延させる遅延線路と、
    前記遅延線路で遅延された信号の通過の可否を制御する第2スイッチと、
    受信アンテナから送られてくる受信信号と前記遅延線路から前記第2スイッチを介して送られてくる信号とを合成する合成器と、
    前記第1分配器で2分配された他方の信号をローカルとして前記合成器で合成された信号をベースバンドに周波数変換するミキサと、
    前記遅延線路の出力をベースバンドに周波数変換した基準信号の周波数を、最大検知距離と最高相対速度とによって決定される測定信号の最高ベースバンド周波数より低くし、受信期間の複数の受信サンプルのうち検知距離範囲と最高相対速度とによって決定されるベースバンド周波数範囲に基準信号の周波数が含まれる受信サンプルに対しては前記第2スイッチをオフにし、他の受信サンプルの中の少なくとも1つの基準信号の高速フーリエ変換により求めた電力スペクトルが基準のスペクトルマスクの範囲に入るように前記電圧制御発振器に供給する周波数制御電圧を生成する演算部と、
    を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記第1分配器から送られてくる信号を、該信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調して前記第2分配器に送る振幅変調器を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  3. 前記合成器から送られてくる信号を、該信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調して前記ミキサに送る振幅変調器を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  4. 前記ミキサから送られてくる信号を、該信号の振幅が掃引周期の先頭から漸増し、その後、最後尾に向けて漸減するように変調して前記演算部に送る振幅変調器を備えたことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
  5. 前記電圧制御発振器から送られてくる信号をN逓倍(Nは正の整数)して前記第1分配器に送るN逓倍器を備え、
    前記電圧制御発振器は、周波数f/Nで発振する信号を生成することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のレーダ装置。
  6. 前記第1分配器から送られてくる信号をM逓倍(Mは正の整数)して前記第2分配器に送るM逓倍器を備え、
    前記ミキサは、ハーモニックミキサから成り、
    前記電圧制御発振器は、周波数f/Mで発振する送信信号を生成することを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4記載のレーダ装置。
  7. 前記第1分配器から送られてくる信号をM逓倍(Mは正の整数)して前記振幅変調器に送るM逓倍器を備え、
    前記ミキサは、ハーモニックミキサから成り、
    前記電圧制御発振器は、周波数f/Mで発振する送信信号を生成することを特徴とする請求項2記載のレーダ装置。
  8. 前記電圧制御発振器から送られてくる信号をN逓倍(Nは正の整数)して前記第1分配器に送るN逓倍器を備え、
    前記電圧制御発振器は、周波数f/(N・M)で発振する送信信号を生成することを特徴とする請求項6または請求項7記載のレーダ装置。
  9. 前記送信アンテナおよび前記受信アンテナに代えて、
    送信および受信を共用する送受共用アンテナと、
    前記第2分配器から前記第1スイッチを介して送られてくる送信信号を前記送受共用アンテナに送り、かつ、前記送受共用アンテナからの受信信号を前記合成器に送るサーキュレータ
    と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のレーダ装置。
  10. 前記送信アンテナおよび前記受信アンテナに代えて、
    送信および受信を共用する送受共用アンテナと、
    前記第2分配器から前記第1スイッチを介して送られてくる送信信号を前記送受共用アンテナに送るか、前記送受共用アンテナからの受信信号を前記合成器に送るかを切り換える切り換えスイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載のレーダ装置。
  11. 前記第2分配器に入力される信号を電力増幅する電力増幅器と、
    前記合成器から出力される信号を低雑音増幅する低雑音増幅器と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のレーダ装置。
  12. 前記第2分配器で2分配された一方の信号を送信期間だけ電力増幅する電力増幅器を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のレーダ装置。
  13. 前記合成器に入力される受信信号を受信期間だけ低雑音増幅する低雑音増幅器を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のレーダ装置。
  14. 前記基準のスペクトルマスクは、測定された遅延線路の遅延時間または回路損失のばらつきに基づいて設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項記載のレーダ装置。
  15. 前記遅延線路は、モノリシックマイクロ波集積回路上の薄膜弾性波デバイスからなることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか1項記載のレーダ装置。
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WO2020001490A1 (zh) * 2018-06-26 2020-01-02 苏州宝时得电动工具有限公司 应用雷达的电动设备

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