JP2008188992A - 印刷機の湿し装置を作動させる方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレーミングが回避されるか、もしくは少なくとも十分な程度に低減される、湿し装置を作動させる方法を提供する。
【解決手段】印刷機1の湿し装置3を作動させる方法において、第1の水着けローラ4が版胴2に対してスリップを生じながら版胴2上で転がり、それと同時に第2の水着けローラ5が版胴2の上で転がる。第1の水着けローラ4と第2の水着けローラ5の間に、円周方向の表面速度の差が生じている。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提項に記載されている、第1の水着けローラが版胴に対してスリップを生じながら版胴上で転がり、それと同時に第2の水着けローラが版胴の上で転がる、印刷機の湿し装置を作動させる方法に関し、以下に記載するような背景から生まれたものである。
オフセット印刷機では、そこで処理可能な最大判型よりも判型が小さい枚葉紙を印刷しなくてはならない場合がたびたびある。その版は、比較的小さい判型の範囲外の領域では湿し水だけを着けられ、インキは着けられない方がよい。しかし実際には、このような版の領域にも多少のインキ粒子が着くのを完全に防ぐことはできない。このようなインキ粒子は、版によって、ブランケットの、枚葉紙の判型の範囲外にあって枚葉紙と接触しない領域に移される。枚葉紙と接触しないため、ブランケットからこのインキ粒子を枚葉紙へ移し取ることができない。その結果、ブランケットの側方縁部や後側縁部にインキ粒子が溜まる。このようなインキの集積がブランケット胴によって圧胴へ移され、それにより、圧胴の、枚葉紙で覆われていない領域を汚す。このような望ましくない作用は「フレーミング(Framing)」とも呼ばれる。現在の印刷ジョブの枚葉紙よりもその後の印刷ジョブの枚葉紙が大きい判型を有していると、前記した汚れは圧胴によって後者の枚葉紙の裏面に移される。この裏面はすでに印刷されている可能性があり、その場合には、その印刷画像が、上に移された汚れによって損なわれてしまう。しかし、裏面がまだ印刷されていない、それ以外の場合でも、汚れが問題を引き起す可能性がある。すなわち、裏面が印刷されないままである場合に、裏面は、汚れていない白紙の外観をもはや呈さない。以後の印刷工程で裏面の印刷が行われる場合に、その上に印刷される印刷画像の品質をこの汚れが低下させる。
「フレーミング」に対する公知の対策は、印刷すべき小さい判型の印刷枚葉紙に寸法が正確に対応している下敷き枚葉紙である。このような下敷き枚葉紙がブランケットの下に敷かれ、その結果、ブランケットは、印刷枚葉紙と完全に等しい隆起したブランケット領域を有することになる。ブランケットの、隆起した領域の範囲外の領域は、もはや版と接触することがなく、したがって、汚れになるインキ粒子を版から受け取ることがなくなる。しかしながら、この対策の不都合なところは、印刷ジョブごとに行われる印刷枚葉紙の判型の切換のときに、下敷き枚葉紙の判型の調節が必要になることである。ブランケットの取り外しを伴うこのような印刷機の設備の変更は、変更すべき印刷ユニットを印刷機が多く有していればいるほど、いっそうコスト高になる。
本発明の背景として、さまざまな影響要因が「フレーミング」を強めることが見出されている。1つの影響要因は、紫色光によってではなく、熱で画像形成する最近の版の使用にある。このようなサーマルプレートでは、その上に着けられる湿し水の膜の層厚は、いわゆるバイオレットプレートの場合よりも薄いと推定され、その結果として、サーマルプレートが「フレーミング」を起こす傾向が強まる。別の影響要因は、印刷機の湿し装置における、いわゆるヒッキーピッカー(Butzenfanger)水着けローラの使用である。このようなローラは、当該ローラと版胴のそれぞれの円周表面の間に速度差を生じさせながら、版の上で転がる。このようなスリップによって、このローラはいわゆるヒッキー(たとえば剥がれた紙繊維の形態の汚れ粒子)を版から取り除き、印刷中に版をきれいに保つことができる。しかしながらスリップは、「フレーミング」がより強く発生するように、版の、印刷枚葉紙の判型の範囲外の領域で湿し水の膜に悪影響を与えてしまう。
特許文献1には、第1の水着けローラと第2の水着けローラを含む湿し装置を作動させる方法が記載されている。2つの水着けローラは、第1の水着けローラの円周方向の表面速度と第2の水着けローラの円周方向の表面速度が、版胴の円周方向の表面速度と一致するか、または、版胴の円周方向の表面速度に対して一定の比率になるように駆動される。2つの水着けローラは湿し装置ローラに当接しており、この湿し装置ローラは、当該湿し装置ローラと第1の水着けローラとの間にスリップが生じるように、または、当該湿し装置ローラと第2の水着けローラとの間にスリップが生じるように、または、当該湿し装置ローラと第1の水着けローラとの間に加えて当該湿し装置ローラと第2の水着けローラとの間にもスリップが生じるように駆動される。このような種類の湿し装置の駆動によって、上に説明した「フレーミング」の問題を、満足のいくように解決することはできない。
ドイツ特許出願公告明細書第102004006231B3号
そこで本発明の目的は、「フレーミング」が回避されるか、もしくは少なくとも十分な程度に低減される、湿し装置を作動させる方法を提供することにある。
この目的は、請求項1の特徴を備える方法によって達成される。本発明は、第1の水着けローラが版胴に対して相対的にスリップを生じながら該版胴上で転がり、それと同時に第2の水着けローラが版胴の上で転がる、印刷機の湿し装置を作動させる方法において、第1の水着けローラと第2の水着けローラの間に、円周方向の表面速度の差が生じていることを特徴とする。本発明の方法では、2つの水着けローラは、第1の水着けローラと版胴との間に円周方向の表面速度の差が生じるだけでなく、2つの水着けローラの間でも、それぞれの円周方向の表面速度が互いに異なるように駆動される。
本発明の方法によると、「フレーミング」作用を強めることなくヒッキーを捕捉することが保証される。版は印刷中にきれいに保たれる。ブランケット胴および圧胴の上での望ましくないインキ集積が回避される。本発明による方策は、印刷枚葉紙の判型切換のときに、高いコストのかかる設備の変更作業を生じさせることがなく、熱で画像形成する版を問題なく印刷のために利用することを可能にする。
従属請求項には、本発明による方法の有利な発展例が記載されている。
1つの発展例では、第2の水着けローラは、第2の水着けローラと版胴との間に円周方向の表面速度の差が生じないように、版胴に転がり接触している。
別の発展例では、第2の水着けローラと版胴との間に、第1の水着けローラと版胴との間の円周方向の表面速度の差よりも小さい円周方向の表面速度の差が生じる。
別の発展例では、第1の水着けローラの円周方向の表面速度は、版胴の円周方向の表面速度の95%から105%までの範囲の外にあり、従って、第1の水着けローラと版胴のそれぞれの円周表面の間に作用するスリップは、版胴の円周方向の表面速度の+5%よりも大きいか(たとえば+7%)、または−5%よりも小さい(たとえば−7%)。
本発明に関連して、それぞれのスリップ、すなわちそれぞれの円周方向の表面速度の差は、各水着けローラの円周方向の表面速度が版胴の円周方向の表面速度よりも遅い場合には、必ず正の符号を付けて表され、各水着けローラの円周方向の表面速度が版胴よりも速い場合には、必ず負の値として表される。
別の発展例では、第1の水着けローラと版胴のそれぞれの円周表面の間にある、前記した定義の意味における正のスリップは、少なくとも5%である。そうすると、たとえばスリップが+7%である場合には、第1の水着けローラの円周方向の表面速度は版胴の円周方向の表面速度の93%である。
別の発展例では、第2の水着けローラと版胴との間には、版胴の円周方向の表面速度を基準として百分率で表すと多くとも3%の、円周方向の表面速度の差がある。このような百分率で表された円周方向の表面速度の差は、第2の水着けローラが版胴よりも速い場合には負の符号を有しており、第2の水着けローラが版胴よりも遅い場合には正の符号を有している。前述した百分率で表された円周方向の表面速度の差は、その符号が正である場合には多くとも3%の値を有しており、その符号が負である場合には多くとも1%の値を有しているのが好ましく、すなわち、第2の水着けローラの円周方向の表面速度は、版胴の円周方向の表面速度の97%から101%までの範囲内であるのが好ましい。
別の発展例では、第2の水着けローラは、版胴の回転方向に見て、第1の水着けローラよりも、版胴にインキ着けするためにそれに付属するインキ装置に近く配置されている。たとえば版胴の回転方向でその円周線に沿って見たときに、第2の水着けローラのすぐ後に、インキ装置のインキ着けローラが配置されていてよい。
別の発展例では、湿し装置の湿し装置ローラに第1の水着けローラだけでなく第2の水着けローラも同時に当接しており、第2の水着けローラの回転は、湿し装置ローラに回転不能に接続され、たとえばそのジャーナル部に固定されている第1の歯車と、第2の水着けローラに回転不能に接続され、第1の歯車と相互に歯が噛み合っている第2の歯車とを含む伝動装置を介して、嵌合により駆動される。
本発明の方法、またはその発展例に対応する方法を実施するために構成されている、湿し装置を備えている印刷機も本発明に属している。たとえばこの印刷機は、本発明の方法に基づいて湿し装置を制御するようにプログラミングされた電子制御装置を有することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1から図4では、互いに対応する部材や構成部品には同じ符号が付されているので、それらに関しては繰り返して説明しない場合がある。
図1は、平版オフセット印刷で枚葉紙を印刷するための印刷機1を部分的に示している。この部分図には、印刷機1の版胴2と湿し装置3が示されている。湿し装置3は、アクチュエータ6によって版胴2に当接したり版胴から離れたりすることができる第1の水着けローラ4と第2の水着けローラ5を含んでいる。アクチュエータ6は空気圧式の作業シリンダである。
さらに湿し装置3は、軸方向に移動する横振りローラ(Reibwalze)7の形態の湿し装置ローラと、第2の水着けローラ5にのみ当接する調量ローラ8の形態の別の湿し装置ローラとを含んでいる。横振りローラ7は、2つの水着けローラ4,5に同時に当接する。さらに、調量ローラ8は、見易くするために図面には示していない別のローラに当接している。この別のローラは、水元ローラまたはその他の湿し装置ローラであってよく、あるいはそのようなローラに当接していてもよく、調量ローラ8に湿し水を供給する役目をする。
さらに印刷機1は、見易くするために図面には部分的にのみ示しているインキ装置を含んでいる。このインキ装置の、版胴2の回転方向9に見て最も前方のインキ着けローラ、すなわち第1のインキ着けローラ10が図示されている。さらに印刷機1は、ブランケット胴11と、図面には示されていない圧胴とを含んでいる。版胴2の回転方向9に見て、第1の水着けローラ4は、ブランケット胴11のすぐ後、かつ第2の水着けローラ5のすぐ前に配置されている。
電気式の第1のモータ12が、横振りローラ7を回転駆動する。横振りローラ7と同軸かつ回転不能に接続された第1の歯車13と、第2の水着けローラ5と同軸かつ回転不能に接続された第2の歯車14とが、共同で歯車伝動装置15を構成しており、この歯車伝動装置15を介して、第1のモータ12の回転運動が第2の水着けローラ5へ伝達される。互いに噛み合う両歯車13,14は、図面には記号的に示している。第1の水着けローラ4は、電気式の第2のモータ16によって回転駆動される。
両モータ12,16は、図面には示されていない印刷機1の主駆動モータとは異なる独立したモータであり、第1の水着けローラ4が版胴2に対して相対的に、印刷動作時に版胴2が第1の水着けローラ4によってヒッキー(Butzen)を除去される程度のスリップを生じながら回転するように制御される。さらに、モータ制御部は、いわゆる「フレーミング」を抑制するために、第2の水着けローラ5が版胴2に対して実質的にスリップなしに回転するようになっている。
図面には示されていない変形例では、第2のモータ16を省略し、第1の水着けローラ4を、横振りローラ7のみによって摩擦で回転駆動することができる。
図面には示されていないさらに別の変形例では、第2のモータ16ばかりでなく、歯車伝動装置15も省略することができる。その場合、第2の水着けローラ5も、横振りローラ7のみによって摩擦で回転駆動される。このように両方の水着けローラ4,5が純粋に摩擦駆動される場合、これらの円周方向の表面速度同士の間に必要な差を実現するために、第1の水着けローラ4を制動装置によって印刷動作時に継続的に減速させることができる。
図2は、第1の水着けローラ4と第2の水着けローラ5が、いわゆるバリオ伝動装置(Variogetriebe、可変速伝動装置)17を介して駆動可能に互いに接続され、印刷機1の主駆動モータとは異なる独立したモータである共通の電動モータ18によって駆動可能であるならば、図1に示す湿し装置3において、第2のモータ16を省略できることを示している。バリオ伝動装置17は、第1の水着けローラ4の回転数と第2の水着けローラ5の回転数との差を、無段階に変えることを可能にする。
図3は、以下に説明する特徴に関してのみ、図1に示す実施形態と異なる実施形態を示している。第2の水着けローラ5に当接する調量ローラ8(図1参照)は、図3の実施形態では省略されている。その代わり、図3の湿し装置3は、横振りローラ7に当接し、同時に湿し装置ローラ20にも当接する調量ローラ19を有している。この湿し装置ローラ20は、軸方向に移動する横振りローラであり、第1の水着けローラ4にも当接する。調量ローラ19は、見易くするために図面には示されていない別のローラに当接している。この別のローラは水元ローラであってよく、あるいはそれに当接していてもよく、調量ローラ19に湿し水を供給する役目をする。
第1の水着けローラ4と湿し装置ローラ20は、歯車伝動装置21を介して、互いに回転可能に接続されている。歯車伝動装置21は、構造が歯車伝動装置15と同じであり、図面には記号的に示されている、ローラ4,20のジャーナル部に固定されて互いに係合する歯車を含んでいる。
印刷機1の主駆動モータとは別の電動モータ22が湿し装置ローラ20を駆動し、歯車伝動装置21を介して、第1の水着けローラ4も回転駆動する。両モータ12,22は、印刷機1のしかるべくプログラミングされた電子制御装置によって、版胴2を印刷動作時にきれいに保つ第1の水着けローラ4の作用が保証されるのに十分に大きい円周方向の表面速度の差が版胴2と第1の水着けローラ4の間に生じるように、かつ、いわゆる「フレーミング」を回避するために版胴2と第2の水着けローラ5の間に円周方向の表面速度の差が実質的に生じないように制御される。ただし、版によって形成される版胴2の円周表面の円周方向の表面速度と、第2の水着けローラ5の円周表面の表面速度との間にも、「フレーミング」が十分に抑制される程度に小さければ、ごくわずかな円周方向の表面速度の差が生じていてもよい。
図4は、横振りローラ7と湿し装置ローラ20がバリオ伝動装置24を介して互いに駆動可能に接続されており、主駆動モータとは異なる独立したモータである共通の電動モータ23によって駆動可能であるならば、図3に示す湿し装置3においてモータ22を省略できることを示している。バリオ伝動装置24は、第1の水着けローラ4の回転数と第2の水着けローラ5の回転数の間の差を無段階に変えることを可能にする。
本発明による方法を実施するための湿し装置の第1の実施形態を示す図である。 図1の湿し装置の変形例を示す図である。 本発明による方法を実施するための湿し装置の第2の実施形態を示す図である。 図3の湿し装置の変形例を示す図である。
符号の説明
1 印刷機
2 版胴
3 湿し装置
4 第1の水着けローラ
5 第2の水着けローラ
6 アクチュエータ
7 横振りローラ
8 調量ローラ
9 回転方向
10 インキ着けローラ
11 ブランケット胴
12 第1のモータ
13 第1の歯車
14 第2の歯車
15 歯車伝動装置
16 第2のモータ
17 バリオ伝動装置
18 モータ
19 調量ローラ
20 湿し装置ローラ
21 歯車伝動装置
22 モータ
23 モータ
24 バリオ伝動装置

Claims (10)

  1. 第1の水着けローラ(4)が版胴(2)に対してスリップを生じながら該版胴(2)上で転がり、それと同時に第2の水着けローラ(5)が前記版胴(2)の上で転がる、印刷機(1)の湿し装置(3)を作動させる方法において、
    前記第1の水着けローラ(4)と前記第2の水着けローラ(5)の間に、円周方向の表面速度の差が生じていることを特徴とする、印刷機の湿し装置を作動させる方法。
  2. 前記第2の水着けローラ(5)は前記版胴(2)に対してスリップを生じずに該版胴(2)の上で転がる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の水着けローラ(5)は前記版胴(2)に対して、前記第1の水着けローラ(4)よりも小さいスリップを生じる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の水着けローラ(4)と前記版胴(2)の間には、前記版胴(2)の円周方向の表面速度を基準として百分率で表すと少なくとも5%の、円周方向の表面速度の差が生じている、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第1の水着けローラ(4)の円周方向の表面速度は、前記版胴(2)の円周方向の表面速度の多くとも95%である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2の水着けローラ(5)の円周方向の表面速度は、前記版胴(2)の円周方向の表面速度の97%から103%の範囲内にある、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第2の水着けローラ(5)の円周方向の表面速度は、前記版胴(2)の円周方向の表面速度の97%から101%の範囲内にある、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2の水着けローラ(5)は、前記版胴(2)の回転方向に見て前記第1の水着けローラ(4)の後に配置されている、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1の水着けローラ(4)と前記第2の水着けローラ(5)は湿し装置ローラ(7)に当接しており、前記第2の水着けローラ(5)は、前記湿し装置ローラ(7)と同軸の第1の歯車(13)と、前記第2の水着けローラ(5)と同軸で前記第1の歯車(13)と噛み合う第2の歯車(14)とを含む歯車伝動装置(15)を介して駆動される、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法を実施するために構成された、湿し装置(3)を備えている印刷機。
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