JP2008188813A - テープ印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成のカット機構部を有するテープ印刷装置を提供することを目的とする。
【解決手段】テープ印刷装置1は、印刷された印刷テープTからテープ片T1を得るために、印刷テープTをその幅方向に切断するカット機構部50を有するテープ印刷装置1であって、カット機構部50は、印刷テープTを押し当てて切断する刃先501を有する切断刃500により構成される。また、カット機構部50は、切断刃500を固定する切断刃固定部510を有し、切断刃500は、切断刃固定部510により、印刷された印刷テープTが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体2の外面近傍に、取外し可能に設置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、テープ印刷装置に関するものである。
従来、テープ印刷装置は、テープ印刷装置の本体(装置本体)に、印刷テープを巻回して収容したテープカートリッジを装着し、装着したテープカートリッジから印刷テープを繰り出し、繰り出した印刷テープに印刷を行なうようになっている。そして、本体に有するカット機構部により、印刷された印刷テープを切断してテープ片を得ている。
また、テープ印刷装置は、特許文献1に開示されるように、カット機構部を構成するフルカッターやハーフカッターなどを使用して、印刷テープをフルカットやハーフカットすることで、テープ片を得ている。なお、カット機構部は、フルカッタモータやハーフカッタモータなどのモータを使用し、その動力を伝達機構部で伝達して、フルカッターやハーフカッターを駆動することにより、自動でカットする構成となっている。
また、カット機構部にモータを使用せずに、切断力伝達機構を有し、装置本体に設置されたスイッチキーを押圧すると、その押圧力を切断力伝達機構が伝達して、カッターを動作させることにより、印刷テープを切断する構成のテープ印刷装置もある。
特開2006−175535号公報
しかし、上述した双方のテープ印刷装置において、カット機構部は、多数の部品から構成されており、また、構造も複雑となっていた。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成のカット機構部を有するテープ印刷装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明のテープ印刷装置は、印刷された印刷テープからテープ片を得るために、印刷テープをその幅方向に切断するカット機構部を有するテープ印刷装置であって、カット機構部は、印刷テープを押し当てて切断する刃先を有する切断刃により構成されることを特徴とする。
このようなテープ印刷装置によれば、カット機構部は、印刷テープを押し当てて切断する刃先を有する切断刃により構成されるため、簡易な構成のカット機構部を有するテープ印刷装置を実現することができる。なお、ユーザは、印刷された印刷テープを、カット機構部が有する切断刃の刃先に押し当てて切断し、テープ片を得ることができる。
また、テープ印刷装置において、カット機構部は、切断刃を固定する切断刃固定部を有し、切断刃は、切断刃固定部により、印刷された印刷テープが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体の外面近傍に、取外し可能に設置されることが好ましい。
このようなテープ印刷装置によれば、切断刃は、切断刃固定部により、印刷された印刷テープが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体の外面近傍に、取外し可能に設置されることにより、切断刃固定部を利用して切断刃の交換を行なうことができる。
また、テープ印刷装置において、切断刃固定部は、ねじを有して構成され、ねじの螺合により、切断刃を固定することが好ましい。
このようなテープ印刷装置によれば、ねじを有して切断刃固定部が構成されるため、ドライバなどの工具を用いることにより、切断刃の固定および取外しを容易に行なうことができる。
また、テープ印刷装置において、印刷テープは、裏面に粘着材層が設けられて印刷される記録テープと、粘着剤層により貼付される剥離テープとから構成され、切断刃は、印刷テープの記録テープ側に相対して設置されることが好ましい。
このようなテープ印刷装置によれば、切断刃は、印刷テープの記録テープ側に相対して設置されることにより、ユーザが、印刷された印刷テープを切断する際に、記録テープ側から切断することになるため、記録テープの品質を確保することができる。
また、テープ印刷装置のカット機構部において、切断刃の刃先は、印刷テープの印刷面に対して角度を有することが好ましい。
このようなテープ印刷装置のカット機構部によれば、切断刃の刃先は、印刷テープの印刷面に対して角度を有するため、ユーザが、印刷された印刷テープを、切断刃の刃先に押し当てて切断する際に、印刷テープを切込み易くすることができる。従って、印刷テープを切断し易くすることができる。
また、テープ印刷装置において、刃先の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有することが好ましい。
このようなテープ印刷装置によれば、刃先の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有することにより、ユーザが、印刷された印刷テープを、切断刃の刃先に押し当てて切断する際に、印刷テープを切込み易くすることができるため、印刷テープを切断し易くすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の斜視図である。図2は、テープ印刷装置の装置本体およびテープカートリッジの斜視図である。また、図3は、テープ印刷装置の装置本体にテープカートリッジを挿入した状態の斜視図である。図1〜図3を参照して、テープ印刷装置1を説明する。
図1〜図3に示すように、テープ印刷装置1は、印刷テープTに対して、文字印刷を行なう装置本体2と、印刷テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱自在に装着されるテープカートリッジCとを備えている。
装置本体2は、装置ケース3により筐体が形成されている。装置ケース3の前半部上面には、操作部101を構成するキーボード4が配設されている。また、操作部101より前側には、テープ印刷装置1を把持して持ち運ぶための把持部102が構成されている。装置ケース3の後半部上面の左部には、テープカートリッジCを着脱自在に装着することができるカートリッジ装着部20が、カートリッジケース33の外形に略相似形状で窪んで形成されている。
カートリッジ装着部20の上部には、テープカートリッジCをカートリッジ装着部20に着脱する際に開閉する開閉蓋8が設けられている。また、開閉蓋8には、開閉蓋8を閉塞した状態でテープカートリッジCの装着/非装着を視認するための覗き窓10が形成されている。そして、装置ケース3の後半部上面の右部には、キーボード4からの入力結果などを表示する長方形のディスプレイ9が形成されている。
装置ケース3の左側面部には、カートリッジ装着部20と外部を連通するテープ送出案内口11が形成されている。そして、印刷された印刷テープTが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体2の外面近傍で、このテープ送出案内口11に臨む装置ケース3には、テープカートリッジCから送り出された印刷テープTを切断するためのカット機構部50が設置されている。そして、ユーザにより、印刷テープTの印刷が済んだ部分(印刷済み部分)がカット機構部50を用いて切断される。詳細は後述する。
一方、装置ケース3の右側面部には、電源供給のための電源供給口(図示省略)と図外のパーソナルコンピュータなどの外部装置と接続するための接続口(図示省略)が形成されている。また、図では省略するが、装置ケース3の内部には、テープ印刷装置1を統括制御する制御部を構成する回路基板が搭載されている。
カートリッジ装着部20には、発熱素子を有しヘッドカバー24に覆われた印刷ヘッド22と、テープカートリッジCの印刷テープTおよびインクリボンRを送るためのプラテン駆動軸45(図7参照)および巻取り駆動軸42(図7参照)が突設されている。また、カートリッジ装着部20の裏側(内部)には、プラテン駆動軸45および巻取り駆動軸42を駆動する印刷送りモータ(図示省略)やギヤ列(図示省略)などが内蔵されている。
図3に示すように、テープカートリッジCを上記のカートリッジ装着部20に装着すると、テープカートリッジCの貫通開口34に印刷ヘッド22を覆うヘッドカバー24が差し込まれると共に、プラテンローラ35およびリボン巻取りリール32にプラテン駆動軸45および巻取り駆動軸42がそれぞれ係合する。この状態で、開閉蓋8を閉塞すると、これに連動して、印刷ヘッド22が印刷テープTおよびインクリボンRを挟み込んでプラテンローラ35に当接し、印刷待機状態となる。
そして、プラテンローラ35およびリボン巻取りリール32を駆動して印刷テープTおよびインクリボンRを送りながら、上記のキーボード4などから入力された文字情報などの入力データに基づいて、印刷ヘッド22により印刷が行なわれる。印刷後、印刷テープTのみがテープカートリッジCのテープ送出口36(図2参照)を介してテープ送出案内口11から装置本体2外部に送り出され、インクリボンRはリボン巻取りリール32に巻き取られるようになっている。なお、カートリッジ装着部20の隅部には、複数のマイクロスイッチで構成され、印刷テープTの種別を識別するためのテープ識別センサ(図示省略)が設けられている。
図2に示すように、印刷テープTは、裏面に粘着材層が設けられた樹脂製の記録テープSrと、この粘着剤層により貼付された樹脂製の剥離テープSpとから構成されている。印刷テープTは、記録テープSrを外側にし、かつ剥離テープSpを内側にしてロール状に巻回されてカートリッジケース33内に収容されている。テープカートリッジCに収容されている印刷テープTのテープ幅は12mm,24mmなど複数種類あり、カートリッジケース33の裏面には、小さな複数の被検出孔(図示省略)が形成されており、上記のテープ識別センサによってこの複数の被検出孔が識別され、印刷テープTの種別を識別するようになっている。
プラテンローラ35により、送り出された印刷済みの印刷テープTは、印刷済み部分を切断するカット機構部50に臨むように送られる。カット機構部50の詳細は後述する。
図4は、テープ印刷装置のカット機構部の斜視図である。図5は、テープ印刷装置のカット機構部の正面図である。また、図6は、テープ印刷装置のカット機構部の構成および組立て方法を示す図である。なお、図4は、詳細には、開閉蓋8を開放し、テープカートリッジCが非装着の状態を示している。また、図5は、詳細には、テープカートリッジCを装着し、開閉蓋8を閉塞した状態のカット機構部50の正面図を示している。図4〜図6を参照して、カット機構部50の構成について説明する。
上述したように、装置ケース3の左側面部には、カートリッジ装着部20と外部を連通するテープ送出案内口11が形成されている。そして、テープ送出案内口11の装置ケース3との外面側は、扇状に広がる送出開口部12が形成されている。テープ送出案内口11と送出開口部12との境界となる領域は、印刷テープTの印刷面に対して、略垂直面となる開口面13が形成されている。そして、本実施形態では、この開口面13の面上にカット機構部50が設置されている。
図4、図5に示すように、カット機構部50は、テープカートリッジCをカートリッジ装着部20に装着した際に、送り出される印刷テープTの印刷面(記録テープSr側)に相対して設置されている。そして、カット機構部50は、1つの切断刃500と切断刃固定部510とで構成されている。切断刃500は、一辺に刃先501を有し、略四角形の平面形状で板状に形成されている。本実施形態の切断刃500は金属材料で形成されている。そして、刃先501の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有している。
また、カット機構部50を構成する切断刃500の刃先501は、テープ送出案内口11の横側面11aから突出するように設置されている。そして、刃先501は、送り出されてくる印刷テープTの印刷面(記録テープSr側)に対して角度Aを有するように設置されている。なお角度Aは、印刷テープTに対する切断し易さを考慮して設定されている。また、刃先501の延在方向の長さは、テープ印刷装置1で使用できる印刷テープTの幅以上の長さに設定されている。
図6に示すように、切断刃500は、後述する固定ねじ512を逃げるための貫通孔502を2つ有している。
また、図6に示すように、切断刃固定部510は、切断刃500を収容する保持部材511と、保持部材511を開口面13に固定する2つの固定ねじ512と、開口面13に圧入固定されて固定ねじ512と螺合する2つの固定ナット513とを有して構成されている。
なお、保持部材511は、略四角形状の平面形状を有し、切断刃500を収容する収容部511aが外面から一段窪んだ凹形状に形成されている。この窪み量は切断刃500の板厚より若干薄くなるように設定されている。また、保持部材511は、切断刃500の貫通孔502に対応した部位に、2つの貫通孔511bが形成されている。
図6を参照して、カット機構部50の組立て方法を説明する。
最初に、切断刃500を保持部材511の収容部511aに収容する。これにより、切断刃500の刃先501が、所定の量および角度で保持部材511に収容される。また、切断刃500は、保持部材511に簡易的に保持される。
次に、切断刃500を収容した保持部材511を開口面13の所定の部位に位置させるには、開口面13や保持部材511に形成する図示しない突起などを基準として行なう。そして、固定ねじ512を貫通孔511bから挿入する。次に、ドライバなどの工具を用いて、固定ねじ512の頭部を回転させることにより、固定ねじ512は固定ナット513に螺合することにより保持部材511および切断刃500が開口面13に固定される。以上により、カット機構部50は組み立てられ、完成する。
なお、このように組み立てられたカット機構部50は、組み立てとは逆の手順でカット機構部50を開口面13から取外すことが可能であり、刃先501に不具合(例えば、刃先501の切れが鈍った場合など)が生じた場合には、新しい刃先501に交換することができる。
図7は、テープ印刷装置のカット機構部を用いて印刷テープを切断する方法を示す図である。また、図7は、印刷済み部分となる印刷テープTをカット機構部50で切断することを説明する上で、切断動作を理解し易くするために、開閉蓋8を開放した図として示している。実際には、印刷済み部分となる印刷テープTを切断する際は、開閉蓋8は閉塞した状態で切断動作を行なう。図7を参照して、カット機構部50を用いて印刷済み部分の印刷テープTを切断する方法について説明する。
テープ印刷装置1において、文字が印刷ヘッド22によって、印刷テープTに印刷されるに従い、印刷テープTはテープ送出案内口11に沿ってテープ送り方向の下流側に徐々に送り出される。そして、文字印刷が終了した場合、印刷済み部分となる印刷テープTは、カット機構部50の刃先501からテープ送り方向の下流側に所定の隙間を確保するように送り出されて動作を停止する(図中のDで示す状態)。
このように送り出されて停止(印刷終了)した場合、次に、ユーザは、送り出された印刷テープTの端部側を指先で把持する。次に、印刷テープTを把持しながら、印刷テープTが撓まない程度の引っ張り力を加えてテープ印刷装置1の前部方向に引く動作を行なう。これにより、切断刃500の刃先501に印刷テープTが押し当てられ(図中のEで示す状態)、そのまま引く動作を継続して行なうことにより、印刷テープTに切込みが入り、印刷テープTが切断される(図中のFで示す状態)。
この動作により、印刷済み部分で印刷テープTが切断(フルカット)され、テープ片T1(印刷済み部分)を得ることができる。なお、本実施形態では、印刷テープTへの刃先501による切込みは、記録テープSr側から行なわれる。
なお、このようにして取得したテープ片T1に対して、ユーザは、テープ片T1の剥離テープSpを剥がして、印刷された記録テープSrを、被貼付部に貼り付けることができる。
上述した、実施形態によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、カット機構部50は、印刷テープTを押し当てて切断する刃先501を有する切断刃500により構成されるため、カット機構部50を簡易な構成とすることができる。従って、簡易な構成のカット機構部50を有するテープ印刷装置1を実現することができる。また、ユーザは、印刷された印刷テープTを、カット機構部50が有する切断刃500の刃先501に押し当てて切断し、テープ片T1を容易に得ることができる。
(2)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、切断刃500は、切断刃固定部510により、印刷された印刷テープTが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体2の外面近傍(開口面13)に、取外し可能に設置されることにより、切断刃固定部510を利用して切断刃500の交換を行なうことができる。なお、本実施形態では、開口面13に設置されるため、装置本体2を分解しなくても切断刃500を容易に交換することができる。
(3)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、固定ねじ512を有して切断刃固定部510が構成されるため、ドライバなどの工具を用いることにより、切断刃500の固定および取外しを容易に行なうことができる。
(4)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、切断刃500は、印刷テープTの記録テープSr側に相対して設置されることにより、ユーザが、印刷された印刷テープTを切断する際に、記録テープSr側から切断することになるため、テープ片T1の切断された端面に変形などが生じ難くなり、記録テープSrの品質を確保することができる。
(5)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、切断刃500の刃先501は、印刷テープTの印刷面に対して角度Aを有して設置されるため、ユーザが、印刷された印刷テープTを、切断刃500の刃先501に押し当てて切断する際に、印刷テープTを切込み易くすることができる。従って、印刷テープTを切断し易くすることができる。
(6)本実施形態のテープ印刷装置1によれば、切断刃500の刃先501の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有することにより、ユーザが、印刷された印刷テープTを、切断刃500の刃先501に押し当てて切断する際に、印刷テープTを切込み易くすることができるため、印刷テープTを切断し易くすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)前記実施形態において、切断刃500は、切断刃固定部510により、印刷された印刷テープTが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体2の外面近傍となる開口面13に設置されている。しかし、これに限らず、テープ送り方向の下流側となる装置本体2の外面近傍となる部位であれば良く、例えば、テープ送出案内口11の横側面11aの面部に切断刃を差し込む部分(これを切断刃固定部としても良い)を形成して設置しても良い。
(変形例2)前記実施形態において、切断刃500の刃先501の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有しているが、これに限らず、刃先501の形状は、印刷テープTが押し当てられた際に、印刷テープTに対して切込みし易い形状であれば良く、刃先501の形状は適宜設定することができる。
(変形例3)前記実施形態において、切断刃500の刃先501は、印刷テープTの印刷面に対して角度Aを有して設置されている。そして、角度Aは、テープ印刷装置1の下側(底面側)に広がる角度としている。しかし、これに限らず、角度Aは、引き易さと切込み易さとを考慮して下側または上側に広がる角度としても良く、実験により適宜設定することができる。
(変形例4)前記実施形態において、カット機構部50を構成する切断刃500は保持部材511に収容されて、開口面13に固定されているが、これに限らず、開口面13に切断刃500を設置した後、切断刃500を覆うように保持部材511を設置するなどの構成としても良い。
(変形例5)前記実施形態において、切断刃500は、切断刃固定部510により、具体的には、保持部材511や固定ねじ512により固定される。しかし、これに限らず、保持部材511を用いず、固定ねじ512で固定されても良いし、また、固定ねじ512を用いずに接着や溶着などの他の固定構造により固定されても良い。
なお、本発明を実施するための最良の形態を、上記記載で開示しているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して図示し、かつ、説明しているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、上述した実施形態に対し、詳細な構成部材の形状・材質・数量などにおいて、当業者が様々な変形(変更ならびに改良)を加えることができるものである。従って、詳細な構成部材の形状・材質・数量などにおいて、当業者が様々な変形を加えることにより実施する場合も本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係るテープ印刷装置の斜視図。 テープ印刷装置の装置本体およびテープカートリッジの斜視図。 テープ印刷装置の装置本体にテープカートリッジを挿入した状態の斜視図。 テープ印刷装置のカット機構部の斜視図。 テープ印刷装置のカット機構部の正面図。 カット機構部の構成および組立て方法を示す図。 カット機構部を用いて印刷テープを切断する方法を示す図。
符号の説明
1…テープ印刷装置、2…装置本体、3…装置ケース、11…テープ送出案内口、12…送出開口部、13…開口面、50…カット機構部、500…切断刃、501…刃先、510…切断刃固定部、511…保持部材、512…固定ねじ、513…固定ナット、C…テープカートリッジ、Sr…記録テープ、T…印刷テープ、T1…テープ片。

Claims (6)

  1. 印刷された印刷テープからテープ片を得るために、前記印刷テープをその幅方向に切断するカット機構部を有するテープ印刷装置であって、
    前記カット機構部は、前記印刷テープを押し当てて切断する刃先を有する切断刃により構成されることを特徴とするテープ印刷装置。
  2. 請求項1に記載のテープ印刷装置であって、
    前記カット機構部は、前記切断刃を固定する切断刃固定部を有し、
    前記切断刃は、前記切断刃固定部により、前記印刷された前記印刷テープが送られてくるテープ送り方向の下流側となる装置本体の外面近傍に、取外し可能に設置されることを特徴とするテープ印刷装置。
  3. 請求項2に記載のテープ印刷装置であって、
    前記切断刃固定部は、ねじを有して構成され、
    前記ねじの螺合により、前記切断刃を固定することを特徴とするテープ印刷装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のテープ印刷装置であって、
    前記印刷テープは、裏面に粘着材層が設けられて前記印刷される記録テープと、前記粘着剤層により貼付される剥離テープとから構成され、
    前記切断刃は、前記印刷テープの前記記録テープ側に相対して設置されることを特徴とするテープ印刷装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のテープ印刷装置であって、
    前記刃先は、前記印刷テープの印刷面に対して角度を有することを特徴とするテープ印刷装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のテープ印刷装置であって、
    前記刃先の延在方向における断面形状は、略のこぎり状の断面形状を有することを特徴とするテープ印刷装置。
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