JP2008185038A - ポンプ - Google Patents

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Tetsuya Nakamura
哲也 中村
Masaaki Nishikata
政昭 西方
Toshiaki Hirai
利明 平井
Tsuneji Kuroki
恒二 黒木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】モーター効率及び冷却性が良いものとする。
【解決手段】ステーターコア2に複数のコイル1を巻いたステーターと、マグネット7を備えて軸5にて回転自在に支持されたローターと、ローターに一体成形された羽根車8と、コイルの通電を制御する制御回路3とを備える。ローター及び羽根車が収容されたポンプ室と上記ステーターとの間が、カーボン入りのPPS樹脂からなり且つ前記ステーターと制御回路と共にインサートされて樹脂モールドされている仕切板4で仕切られている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポンプとモーター及び制御回路よりなるポンプに関するものである。
従来のポンプについて、図2を用いて説明すると、従来のポンプの全体構成を示す横断面図である。ステーターの外側にモーターフレームがステーターコア外形を衝にして圧入されており、ステーター内側には、該ステーターをポンプ内の水から仕切る仕切板4が配されて、仕切板4内側に、軸5に支えられて回転自在としたローターとこれに一体成形した羽根車8とが配置され、その外側にケーシング9が取付けられている。モーターフレームの外側に制御回路3を設けた構成としている。なお、従来のポンプの一例として、(特許文献1)に開示されている。
しかしながら、上記従来の構成では、ポンプ内の水がステーターの中に入らないようにする仕切板が水圧に耐えられる構成とするためには、仕切板の厚みを厚くせざるを得ず、それにより、ステーターコア2内径とマグネット7外径との隙間が大きくなるためモーター効率が悪くなるという課題があった。
特開2002−295387号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、仕切板とステーターをインサートして樹脂モールドすることにより、水圧が仕切板にかかっても、樹脂モールド材でも水圧を受けられるため、仕切板を薄くして、ステーターコア内径とマグネット外径との隙間を小さくできてモーター効率を良くすることができるポンプを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るポンプは、ステーターコアに複数のコイルを巻いたステーターと、マグネットを備えて軸にて回転自在に支持されたローターと、該ローターに一体成形された羽根車と、上記コイルの通電を制御して上記ローター及び羽根車を回転させる制御回路とを備え、前記ローター及び羽根車が収容されたポンプ室と上記ステーターとの間が仕切板で仕切られているポンプであって、上記仕切板はカーボン入りのPPS樹脂からなり且つ前記ステーターと制御回路と共にインサートされて樹脂モールドされている
本発明は、制御回路及び仕切板をインサートして樹脂モールドすることにより、仕切板の厚みを薄くでき、ステーターコア内径とマグネット外径との隙間を小さくできるため、モーター効率を良くするという効果を奏する。しかも仕切板材質をカーボン入りPPSにすることにより、熱伝導性が良くなるという効果を奏する。また、熱伝導性の良い樹脂でモールドできるため、制御回路も同時にインサートして、冷却効果を良くできると共に小型化が可能となる。
本発明の実施の形態は、ステーターコアに複数のコイルを巻いたステーター及び軸に支えられマグネットを用いたローターを有したモーターと、モーターのコイル通電を制御する制御回路とを備え、ローターと一体成形した羽根車、前記羽根車を収容しポンプ室を形成するためのケーシングを備え、ポンプ室とステーターを仕切っているPPS樹脂で作られた仕切板よりなるポンプであって、前記ステーター、制御回路及び仕切板をインサートして熱伝導が良いフィラーを混合した不飽和ポリエステル樹脂でモールドしたものである。
モールド樹脂材でも水圧を受けることができるために仕切板を薄くすることができるものであり、このためにステーターコアとマグネット外径の隙間を小さくできて、モーター効率を良くすることができる。また、ステーター、制御回路及び仕切板をインサートして熱伝導が良いフィラーを混合した不飽和ポリエステル樹脂でモールドして、仕切板の厚みを薄くすることにより、コイル及び制御回路の発熱部品を冷却できる。また仕切板をカーボン入りPPS樹脂からなるものとしているために、通常のPPS樹脂製のものよりも仕切板の熱伝導が良く、コイル及び制御回路の発熱部品をさらに冷却できる。
以下本発明の実施例について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施例におけるポンプの横断面図である。図1において、複数のコイル1が積層したステーターコア2に巻線されて、ステーターを構成している。上記コイル1には、制御回路3が接続され、コイル1の通電を制御している。
図中4はカーボン入りPPS樹脂で作られた仕切板4で、上記ステーターをポンプ室の水から仕切るものであり、上記仕切板4をモールド金型に挿入して、仕切板4の上に制御回路3を接続したステーターを内径を衝にして挿入し、モールド上金型を被せて、モールド樹脂14を射出してステーター完成品を作る。
仕切板4の内側に、セラミックでできた軸5を固定する軸受部を設け、軸5の外径に微小の隙間を設けて軸受6を回転自在に設置する。軸受6にはマグネット7を配してローターが形成され、これに羽根車8が一体に設けられて羽根車完成品として成形されている。該羽根車完成品は、軸5を衝にして回転自在となっている。
羽根車8の外側には、ポンプ吸込み口10とポンプ吐出し口11を有するケーシング9が締付けネジ12にて上記ステーター完成品に取付けられている。また、仕切板4とケーシング9の嵌合部からの水漏れを防ぐため、Oリング13が設けられている。
上記の構成において、水槽とケーシング9の吸込み口10を配管し、吐出し口11をポンプで移送したい場所に配管する。仕切板4内側とケーシング9内側で囲まれたポンプ室に水を注入して吸込み口10の水路及びポンプ室内に充満させる。
制御回路3の端子に電源を入れると、コイル1に制御通電され、マグネット7に回転力が働き、羽根車完成品が回転する。するとポンプ室内の水が羽根車8によってかき回され、水が遠心力により吐出し口11から吐出されるとともに、吸込み口10は負圧となるため、水槽内の水が吸込まれ、羽根車8内に入ってくる。
こうして水槽内の水がポンプにより昇圧され、移送される。仕切板4とマグネット7の外径との間は回転を妨げないようにしなければならないため、隙間が必要であり、仕切板4の厚みを薄くすると、薄くした分、マグネット外径を大きくすることができる。そのため、ステーターコア2とマグネット7外径の距離が小さくなり磁力作用が強力となるため、モーター効率を良くすることができる。
また、羽根車8から吐出された水の一部は羽根車8の後面と仕切板4との間の隙間及びマグネット7外周側を経由してマグネット7の内周側へ回りこみ還流穴15を通って羽根車8の吸込み側へ戻ってくる。そのため、ポンプの循環水で、コイル1及び制御回路3の発熱部を冷却できる。
また、仕切板4をカーボン入りPPS樹脂製としているために、通常のPPS樹脂製の場合よりも仕切板4の熱伝導を良くできるためにコイル1と制御回路3の冷却を更に良くすることができる。
本発明のポンプは、ステーター内径に仕切板を挿入して、その内径側にローターを水中で回転させる一体型ポンプのモーター効率及び、冷却効果を良くする構成として利用することが可能である。
本発明の一実施例におけるポンプの横断面図である。 従来のポンプの全体構成を示す横断面図である。
符号の説明
1 コイル
2 ステーターコア
3 制御回路
4 仕切板
5 軸
6 軸受
7 マグネット
8 羽根車
9 ケーシング
10 吸込み口
11 吐出し口
12 締付けネジ
13 Oリング
14 モールド樹脂
15 還流穴

Claims (1)

  1. ステーターコアに複数のコイルを巻いたステーターと、マグネットを備えて軸にて回転自在に支持されたローターと、該ローターに一体成形された羽根車と、上記コイルの通電を制御して上記ローター及び羽根車を回転させる制御回路とを備え、前記ローター及び羽根車が収容されたポンプ室と上記ステーターとの間が仕切板で仕切られているポンプであって、上記仕切板はカーボン入りのPPS樹脂からなり且つ前記ステーターと制御回路と共にインサートされて樹脂モールドされていることを特徴とするポンプ。
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