JP2008184579A - 油展オレフィン系重合体の製造方法 - Google Patents

油展オレフィン系重合体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008184579A
JP2008184579A JP2007021186A JP2007021186A JP2008184579A JP 2008184579 A JP2008184579 A JP 2008184579A JP 2007021186 A JP2007021186 A JP 2007021186A JP 2007021186 A JP2007021186 A JP 2007021186A JP 2008184579 A JP2008184579 A JP 2008184579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
olefin polymer
extruder
vent
extended
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007021186A
Other languages
English (en)
Inventor
久勝 ▲はま▼
Hisakatsu Hama
Toshiyuki Takei
豪志 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2007021186A priority Critical patent/JP2008184579A/ja
Publication of JP2008184579A publication Critical patent/JP2008184579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】押出機を用いた油展オレフィン系重合体の製造方法であって、油展オレフィン系重合体の熱劣化が低減された製造方法を提供すること。
【解決手段】オレフィン系重合体と有機溶剤とを含有する重合体混合物を多段ベント式押出機に供給し、該押出機の複数のベント域を通過させ、ベント孔より吸引して有機溶剤を除去し、最下流から上流に2番目のベント域よりも下流かつ最下流のベント域よりも上流で伸展油を押出機内に供給し、オレフィン系重合体と伸展油とを混練して、油展オレフィン系重合体を押し出す油展オレフィン系重合体の製造方法
【選択図】なし

Description

本発明は、油展オレフィン系重合体の製造方法に関するものである。
エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体などのオレフィン系重合体を伸展油で伸展した油展オレフィン系重合体は、ウェザーストリップ等の自動車用材料、工業機器用材料、OA機器用材料、建築用材料などに幅広く用いられている。
油展オレフィン系重合体の製造方法としては、オレフィン系重合体と有機溶媒との混合溶液に伸展油を添加して伸展油を溶液混合し、次いで、伸展油を含む混合溶液をベント式押出機に供給して脱溶媒する方法、オレフィン系重合体と伸展油とを押出機に供給して溶融混合する方法などが知られている(特許文献1、2参照。)。
特開2002−146125号公報 国際公開第2004/83299号パンフレット
しかしながら、押出機を用いた上記の製造方法では、油展オレフィン系重合体が熱劣化することがあり、十分満足のいくものではなかった。
かかる状況のもと、本発明が解決しようとする課題は、押出機を用いた油展オレフィン系重合体の製造方法であって、油展オレフィン系重合体の熱劣化が低減された製造方法を提供することにある。
本発明は、オレフィン系重合体と有機溶剤とを含有する重合体混合物を多段ベント式押出機に供給し、該押出機の複数のベント域を通過させ、ベント孔より吸引して有機溶剤を除去し、最下流から上流に2番目のベント域よりも下流かつ最下流のベント域よりも上流で伸展油を押出機内に供給し、オレフィン系重合体と伸展油とを混練して、油展オレフィン系重合体を押し出す油展オレフィン系重合体の製造方法にかかるものである。
本発明により、押出機を用いた油展オレフィン系重合体の製造方法であって、油展オレフィン系重合体の熱劣化が低減された製造方法を提供することができる。
本発明に用いられるオレフィン系重合体は、オレフィン性モノマーに基づく単量体単位を有する重合体である。該オレフィン性モノマーとしては、エチレン;プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等の直鎖状α−オレフィン;3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン等の分岐状α−オレフィン;ビニルシクロヘキサン;1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、1,5−ヘプタジエン、1,6−ヘプタジエン、1,6−オクタジエン、1,7−オクタジエン、1,7−ノナジエン、1,8−ノナジエン、1,8−デカジエン、1,9−デカジエン、1,12−テトラデカジエン、1,13−テトラデカジエン、3−メチル−1,4−ヘキサジエン、3−メチル−1,5−ヘキサジエン、3−エチル−1,4−ヘキサジエン、3−エチル−1,5−ヘキサジエン、3,3−ジメチル−1,4−ヘキサジエン、3,3−ジメチル−1,5−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ビニル−2−ノルボルネン、2,5−ノルボルナジエン、7−メチル−2,5−ノルボルナジエン、7−エチル−2,5−ノルボルナジエン、7−プロピル−2,5−ノルボルナジエン、7−ブチル−2,5−ノルボルナジエン、7−ペンチル−2,5−ノルボルナジエン、7−ヘキシル−2,5−ノルボルナジエン、7,7−ジメチル−2,5−ノルボルナジエン、7,7−メチルエチル−2,5−ノルボルナジエン、7−クロロ−2,5−ノルボルナジエン、7−ブロモ−2,5−ノルボルナジエン、7−フルオロ−2,5−ノルボルナジエン、7,7−ジクロロ−2,5−ノルボルナジエン、1−メチル−2,5−ノルボルナジエン、1−エチル−2,5−ノルボルナジエン、1−プロピル−2,5−ノルボルナジエン、1−ブチル−2,5−ノルボルナジエン、1−クロロ−2,5−ノルボルナジエン、1−ブロモ−2,5−ノルボルナジエン等のポリエンなどをあげることができる。
また、ポリエンとしては、下記の構造の化合物もあげることができる。
Figure 2008184579
α−オレフィンとして、好ましくは炭素原子数3〜20のα−オレフィンであり、より好ましくはプロピレン、1−ブテンであり、特に好ましくはプロピレンである。また、ポリエンとして、好ましくは、5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、5−ビニルノルボルネン、ノルボルナジエンである。
オレフィン系重合体として好ましくは、エチレン−プロピレン共重合体などのエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体などのエチレン−α−オレフィン−ポリエン共重合体である。
オレフィン系重合体中のエチレンに基づく単量体単位の含量は、オレフィン系重合体を100重量%として、好ましくは45〜80重量%であり、より好ましくは50〜65重量%である。また、ポリエンに基づく単量体単位の含量は、好ましくは0〜15重量%であり、より好ましくは0〜12重量%であり、更に好ましくは0〜10重量%である。これらは、赤外分光法によって求めることができる。
オレフィン系重合体の極限粘度は、好ましくは2〜5dl/gであり、より好ましくは2.5〜3.5dl/gである。また、オレフィン系重合体の分子量分布(Mw/Mn)は、好ましくは2〜6である。なお、極限粘度は、70℃のキシレン溶液で測定される値であり、分子量分布(Mw/Mn)は、ゲル・パーミエイション・クロマトグラフ(GPC)法により測定される。
オレフィン系重合体は、上述のオレフィン性モノマー1種以上をオレフィン重合触媒の存在下で重合することにより製造される。
オレフィン重合触媒としては、バナジウム化合物と有機アルミニウム化合物とを接触処理してなる触媒、シクロペンタジエン型アニオン骨格を有する配位子を有する遷移金属化合物と活性化助触媒とを接触処理してなる触媒などをあげることができる。
バナジウム化合物としては、一般式VO(OR)n3-n(但し、Rは炭化水素基、Xはハロゲン原子、nは0〜3である数を示す。)で示される化合物をあげることができ、より具体的には、VOCl3、VO(OCH3)Cl2、VO(OCH32Cl、VO(OCH33、VO(OC25)Cl2、VO(OC252Cl、VO(OC253、VO(OC37)Cl2、VO(OC372Cl、VO(OC373あるいはこれらの混合物を例示することができる。
有機アルミニウム化合物としては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリノルマルブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリノルマルヘキシルアルミニウム、ジイソブチルヘキシルアルミニウム、ジイソブチルオクチルアルミニウム、イソブチルジヘキシルアルミニウム、イソブチルジオクチルアルミニウムなどをあげることができる。
シクロペンタジエン型アニオン骨格を有する配位子を有する遷移金属化合物としては、一般式R1 k2 l3 m4 n1(ただし、M1は、元素の周期律表の第4属の遷移金属化合物(ジルコニウム、チタン、ハフニウム等)であり、R1はシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する配位子であり、R2,R3およびR4は、それぞれシクロペンタジエン形アニオン骨格を有する配位子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、ハロゲン原子または水素原子であり、kおよびlは1以上の整数であり、k+l+m+n=4である。)で示されるメタロセン系化合物があげられ、該メタロセン系化合物としては、ビス(シクロペンタジエニル)ジエチルチタニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジメチルチタニウム、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)チタニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジクロロチタニウム、ビス(シクロペンタジエニル)チタニウムモノクロリドモノハイドライド、ビス(インデニル)チタニウムモノクロリドモノハイドライド、ビス(インデニル)チタニウムジクロリド、エチレンビス(インデニル)ジメチルチタニウム、エチレンビス(インデニル)メチルチタニウムクロリド、エチレンビス(インデニル)チタニウムジクロリド、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)チタニウムジクロリド、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジメチルチタニウム、エチレンビス(4−メチル−1−インデニル)チタニウムジクロリド、エチレンビス(2,3−ジメチル−1−インデニル)チタニウムジクロリド、ビス(シクロペンタジエニル)ジエチルチタニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジメチルジルコニウム、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジクロロジルコニウム、ビス(シクロペンタジエニル)モノクロリドモノハイドライド、ビス(インデニル)ジルコニウムモノクロリドモノハイドライド、ビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(インデニル)ジメチルジルコニウム、エチレンビス(インデニル)メチルジルコニウムジクロリド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジメチルジルコニウム、エチレンビス(4−メチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、エチレンビス(2,3−ジメチル−1−インデニル)ジルコニウムジクロリドなどがあげられる。
シクロペンタジエン型アニオン骨格を有する配位子を有する遷移金属化合物の活性化助触媒としては、有機アルミニウムオキシ化合物、ホウ素化合物、有機アルミニウム化合物などをあげることができる。有機アルミニウムオキシ化合物としては、テトラメチルジアルミノキサン、テトラエチルジアミノキサン、テトラブチルジアルミノキサン、テトラヘキシルジアルミノキサン、メチルアルミノキサン、エチルアルミノキサン、ブチルアルミノキサン、ヘキシルアルミノキサンなどがあげられる。また、ホウ素化合物としては、トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリフェニルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートなどをあげることができる。有機アルミニウム化合物としては、上述の化合物を例示することができる。
オレフィン性モノマーの重合は、溶液重合など、公知の方法により行われ、バッチ式、半連続式、連続式のいずれの方法でもよく、重合反応条件を変えた多段重合法でもよい。
重合温度は、通常、−20〜200℃であり、好ましくは0〜150℃であり、より好ましくは20〜120℃である。重合圧力は、通常、大気圧〜100kg/cm2であり、好ましくは大気圧〜50kg/cm2であり、特に好ましくは大気圧〜30kg/cm2である。
重合においては、オレフィン系重合体の分子量を調節するために、水素等の分子量調節剤を用いることができる。
本発明で用いられる有機溶媒としては、プロパン、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等の脂肪族炭化水素;シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素等を用いることができる。
オレフィン系重合体と有機溶媒とを含有する重合体混合物は、公知の方法で混合されて製造され、オレフィン系重合体の重合溶液であってもよい。該重合体混合物中の有機溶媒の含有量は、オレフィン系重合体を100重量部として、好ましくは5〜40重量部であり、より好ましくは10〜30重量部である。
本発明で用いられる多段ベント式押出機としては、重合体混合物供給口の下流側(ダイス側)に、複数のベント域を発生させるものであればよく、単軸押出機、二軸押出機が用いられ、これらの押出機は、スクリュー式、ローター式のいずれも用いることができるが、好ましくは、スクリュー式の二軸押出機である。二軸押出機の2本のスクリューとしては、同方向回転、異方向回転のものがあり、また、1条ネジ、2条ネジ、3条ネジのものがあるが、本発明は、スクリューが異方向回転の押出機に有用である。また、2本のスクリューとしては、噛み合い型、非噛み合い型のものがあるが、本発明は、噛み合い型の押出機に有用である。
オレフィン系重合体と有機溶媒とを含有する重合体混合物は、多段ベント式押出機に供給され、押出機内を混練されながら通過中に、ベント孔より真空ポンプ等で吸引されることにより、有機溶媒が除去される。
ベント圧力は、通常、5〜100Torrであり、好ましくは7〜80Torrである。また、押出機下流に向って減圧度が高くなるようにすることが脱揮効率の上から好ましい。
多段ベント式押出機での脱溶媒では、最下流から上流に2番目のベント域までで、有機溶媒の含有量が、オレフィン系重合体100重量部あたり、0.1〜20重量部となるように脱溶媒することが好ましく、0.5〜10重量部となるように脱溶媒することがより好ましい。
本発明においては、最下流から上流に2番目のベント域よりも下流かつ最下流のベント域よりも上流にて伸展油を押出機内に供給し、オレフィン系重合体と伸展油とを混練する。
伸展油としては、パラフィン系鉱物油、ナフテン系鉱物油、芳香族系鉱物油などの鉱物油;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油等の脂肪油などをあげることができるが、オレフィン系重合体との相溶性の観点からパラフィン系鉱物油やナフテン系鉱物油がより好ましい。
伸展油の添加量は、オレフィン系重合体の分子量に応じて任意に帰ることができるが、オレフィン系重合体100重量部あたり、通常、5〜150重量部であり、好ましくは20〜110重量部である。
多段ベント式押出機のシリンダー温度は、通常、180〜320℃である。該温度は、有機溶媒除去効率を高める観点から、好ましくは230℃以上であり、また、油展オレフィン系重合体の熱劣化をより低減する観点から、好ましくは290℃以下である。
以下、実施例および比較例により本発明を説明する。
比較例1
エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体100重量部とヘキサン10.4重量部と5−エチリデン−2−ノルボルネン0.7重量部と伸展油(出光興産社製PW100)35重量部との混合物をベント付30mm押出機(ベント数4)に毎時29.2kgの速度で供給し、押出機のシリンダー温調設定値を180℃とし、ベント孔から真空ポンプにより吸引(ベント孔の圧力:8〜60Torr)して、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体と伸展油とを脱溶媒しながら、溶融混練して押出した。シリンダーの各ゾーンにそれぞれ設置されているシリンダー温度計に表示される温度(シリンダー実温)データを統計解析したところ、平均温度181.7℃、分散39.8となり、温度分布が広く、設定値よりも温度の高い部分が発生していることがわかった。また、ベント付30mm押出機から押出された油展共重合体の温度は260℃であった。
実施例1
エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体100重量部とヘキサン10.4重量部と5−エチリデン−2−ノルボルネン0.7重量部との混合物をベント付30mm押出機(ベント数4)に毎時22.2kgの速度で供給し、押出機のシリンダー温調設定値を180℃とし、ベント孔から真空ポンプにより吸引(ベント孔の圧力:8〜60Torr)し、最下流から上流に2番目のベント域よりも下流かつ最下流のベント域よりも上流に設けられた供給口から、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体100重量部あたり、35重量部の伸展油(出光興産社製PW100)を押出機に導入して、エチレン−プロピレン−5−エチリデン−2−ノルボルネン共重合体と伸展油とを脱溶媒しながら、溶融混練して押出した。ベント付30mm押出機のシリンダー実温データを比較例1と同様に統計解析したところ、平均温度182.1℃、分散23.9となり、設定値よりも温度の高い部分の発生が、比較例1よりも低減していることがわかった。また、ベント付30mm押出機から押出された油展共重合体の温度は250℃であった。

Claims (1)

  1. オレフィン系重合体と有機溶剤とを含有する重合体混合物を多段ベント式押出機に供給し、該押出機の複数のベント域を通過させ、ベント孔より吸引して有機溶剤を除去し、最下流から上流に2番目のベント域よりも下流かつ最下流のベント域よりも上流で伸展油を押出機内に供給し、オレフィン系重合体と伸展油とを混練して、油展オレフィン系重合体を押し出すことを特徴とする油展オレフィン系重合体の製造方法。
JP2007021186A 2007-01-31 2007-01-31 油展オレフィン系重合体の製造方法 Pending JP2008184579A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007021186A JP2008184579A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 油展オレフィン系重合体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007021186A JP2008184579A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 油展オレフィン系重合体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008184579A true JP2008184579A (ja) 2008-08-14

Family

ID=39727829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007021186A Pending JP2008184579A (ja) 2007-01-31 2007-01-31 油展オレフィン系重合体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008184579A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225805A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱可塑性ポリマー材料の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10310647A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Asahi Chem Ind Co Ltd オレフィン系熱可塑性エラストマー用押出機及びそれを用いた製造方法
JP2001113586A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP2001310369A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Asahi Kasei Corp 一条逆ネジ切り欠きスクリュを用いた液状添加剤の混練方法
JP2002146125A (ja) * 2000-08-29 2002-05-22 Jsr Corp 油展ゴムおよびその製造方法
JP2006037115A (ja) * 1995-07-05 2006-02-09 Mitsui Chemicals Inc ゴム組成物の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006037115A (ja) * 1995-07-05 2006-02-09 Mitsui Chemicals Inc ゴム組成物の製造方法
JPH10310647A (ja) * 1997-05-13 1998-11-24 Asahi Chem Ind Co Ltd オレフィン系熱可塑性エラストマー用押出機及びそれを用いた製造方法
JP2001113586A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂成形体の製造方法
JP2001310369A (ja) * 2000-04-28 2001-11-06 Asahi Kasei Corp 一条逆ネジ切り欠きスクリュを用いた液状添加剤の混練方法
JP2002146125A (ja) * 2000-08-29 2002-05-22 Jsr Corp 油展ゴムおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225805A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Sumitomo Chemical Co Ltd 熱可塑性ポリマー材料の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2021036040A (ja) パイプ用ポリエチレン
KR100456710B1 (ko) 모노-올레핀/폴리엔인터폴리머,이의제조방법,이를함유하는조성물및이로부터제조된제품
CN1130388C (zh) 用膦亚胺催化剂在双反应器中合成聚乙烯的方法
EP1062256B1 (en) Dynamic vulcanization of polymer blends from series reactors
EP1062254A1 (en) Polymerization process for olefin copolymers using bridged hafnocene compounds
US9138713B2 (en) Plants and processes for forming polymers
CN113166318A (zh) 烯烃聚合物
CN113227171A (zh) 用于聚合烯烃的催化剂及使用其制备的烯烃聚合物
JP2005206777A (ja) エチレン系重合体およびその製造方法
JP2008208352A (ja) エチレン−α−オレフィン系共重合体の製造方法
US20140142261A1 (en) Process for the polymerization of alpha olefins and non-conjugated dienes using a toluene free homogenous co-catalyst system with metallocene pro-catalysts
KR20160091004A (ko) 에틸렌계 공중합체 및 이의 제조
JP2008184579A (ja) 油展オレフィン系重合体の製造方法
US20210284764A1 (en) Devolatilization Processes
JP5309449B2 (ja) エチレン−α−オレフィン系共重合体の製造方法
EP2857423A1 (en) Catalyst system
US7482409B2 (en) Process for producing ethylene-α-olefin-polyene copolymer
JP3562598B2 (ja) エチレン・α−オレフィン・非共役ジエン共重合体ゴム組成物
JP2008184577A (ja) エチレン−α−オレフィン−ポリエン共重合体の製造方法
JP2008208351A (ja) エチレン−α−オレフィン系共重合体の製造方法
JP2008184576A (ja) エチレン−α−オレフィン−ポリエン共重合体組成物の製造方法
US9574030B1 (en) Process for the polymerization of alpha olefins and non-conjugated dienes using a toluene free homogenous co-catalyst system with metallocene pro-catalysts
JP2008184578A (ja) 油展オレフィン系重合体の製造方法
EP4121468A1 (en) Ethylene-copolymers and catalyst mixture for making ethylene copolymers
JPH09241326A (ja) エチレン−α−オレフィン共重合体及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20080516

A621 Written request for application examination

Effective date: 20091208

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121218