JP2008184561A - 粘着テープ - Google Patents

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Masaki Fujiwara
正毅 藤原
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Sansei Tsusho KK
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Sansei Tsusho KK
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Abstract

【課題】ダンボール箱の組み立てや、住宅建築工事における目地処理に使用するに適した粘着テープであって、薄くて高強度であり、しかも一旦貼り付けたテープの引き剥しが比較的容易な粘着テープを提供する。
【解決手段】高延伸ポリエチレンフィルムに多数の細かな割れ目を入れて割繊維にしたものを、縦・横に積層して熱融着により一体化したメッシュ状のシートを基材(2)とし、その裏面に粘着剤層(3)を形成してなる粘着テープ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばダンボール箱の組み立てや、蓋の仮止め等に使用するに適した粘着テープに関するものである。
ダンボール箱は、予め所定形状に成形され、折り曲げ部には折り目が入れられた紙製素材を箱状に折り曲げて粘着テープで固定することにより組み立てられる。また、組み立てられたダンボール箱に物品を入れて封緘するときは、蓋となる一対の紙片を箱本体上に折り重ね、両紙片の縁部を互いに突き合わせた状態で、その継ぎ目に沿って両紙片に跨がるように粘着テープを貼り付けて固定している。
ダンボール箱の組み立て等に従来使用されてきた粘着テープは、細幅帯状の合成樹脂シートや紙の片面に粘着剤を塗布したものが一般的であり、これをダンボ−ル箱の固定に使用するものとしては、例えば下記特許文献に示されているような物がある。
実公平6−13066号公報 特開平10−231460号公報 特開平11−158438号公報
従来の粘着テープは、粘着剤がテープの片面の全面に塗布されているため、ダンボール箱の蓋を仮止めすると、再度蓋を開けるときに引き剥しにくく、しかも、当該蓋の表面層が粘着テープに付着して剥れ、美観を損なうという問題があった。また、例えば引越しの専門の運送業者等は、ダンボール箱を繰り返し使用することが多いが、このように表面層が剥れて傷ついたものは、客が好まないので再使用できなくなり、不経済であった。
そこで本発明は、一旦ダンボール箱等に粘着固定した粘着テープを剥しても、ダンボールの表面をそれほど傷つけなくてすむ粘着テープを提供することを課題としている。
本発明は、上記課題を解決するため、次のような構成を採用した。すなわち、本発明にかかる粘着テープは、プラスチックフィルムに断続的な割れ目を入れて割繊維としたものを縦横に積層して一体化したメッシュ状のフィルムを基材とし、その片面に粘着剤層を形成したことを特徴としている。上記基材としては、基材が延伸強化されたポリオレフィンの割繊維を用いるのが好ましい。また、ロール状に巻いたものから引き出して使用するときの剥離を容易にするため、粘着材層が形成された面と反対側の面に離型剤を塗布しておいてもよい。
本発明に係る粘着テープは、多数の割れ目を形成したポリオレフィンフィルム等のプラスチックフィルムを縦・横に重ね合わせて熱融着一体化したものであり、表面にはメッシュ状の凹凸が現れるので、表面に粘着剤を塗布した場合に、主としてその凸部に粘着剤が塗布され、凹部には粘着剤層が殆ど形成されない。このため、ダンボールに貼り付けても、粘着剤の付着する面積が小さくてすみ、再度引き剥した場合に、ダンボール表面を傷つけにくい。
以下、本発明の実施形態について具体的に説明する。図1は、本発明に係る粘着テープの一例を表すもので、この粘着テープ1の基材をなすフィルム本体2としては、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリエステル等、従来粘着テープの基材として使用されてきた材質のプラスチックフィルムを使用することができる。なかでは、高密度ポリエチレンのような延伸強化されたポリオレフィンフィルムを採用するのが好ましい。
基材となるプラスチックフィルムには、細かな割れ目を断続的に入れて割繊維とする。この割繊維を延伸したものを縦・横に重ね合わせて融着一体化することによりメッシュ状の割繊維不織布とし、これを基材として使用する。高度に延伸強化した高密度ポリエチレンフィルムは、薄くて軽量であり、しかも高強度であるので、物品の粘着固定に使用する粘着テープの基材として適したものである。このような基材となるフィルム本体2としては、新日石プラスト(株)社製ワリフ(登録商標)を好適に使用することができる。このフィルム本体2の厚みは通常は0.09〜0.2mm程度であり、縦方向に延伸された網目状のウエブと横方向に延伸された網目状のウエブを積層したものであるから、強度的に優れたものである。なお、強度的には、上記メッシュに加えて、さらに斜めの筋が形成されるように融着一体化したものが強度的に優れている。
このフィルム本体2の片面に粘着剤層3を形成する。この粘着剤層3は、通常使用されている塗布装置を使用して簡単に行うことができる。粘着剤の材質は、例えばダンボール箱の蓋に貼り付けたときに、蓋が簡単には開かないように固定できるもので、しかも再使用のために簡単に引き剥すことのできるものであればよい。この粘着剤層3を形成する粘着剤としては、例えば天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム等のゴム系粘着剤や、2−エチルヘキシルアクリレート、ブチルアクリレート等を用いた共重合ポリマー等のアクリル系粘着剤を使用することができる。なかでは、アクリル系粘着剤を使用するのが好ましい。粘着剤層の厚みは、例えば15〜50ミクロン程度とするのが好ましいが、これに限定されるものではなく、要は所望の粘着力が得られ、しかも引き剥したときに床面等に粘着剤が残りにくいものを使用すればよい。
この粘着テープの幅は、数十mmないし数千mm程度で、通常市販されているものと同様なものでよい。また、通常市販されている粘着テープと同様に、ロール状に巻いた状態で使用するが、この粘着テープ1は、粘着剤が凹凸面に塗布されており、しかも基材となるフィルム本体2の材質がポリエチレンである場合は、ロール状に巻いておく場合にも離型紙等を必要とせず、簡単に引き出すことができる。
この粘着テープ1は、図2に示すように、ダンボール箱5の蓋5a,5aを閉じて固定するために好適に使用することができる。ダンボール箱自体の組み立てにもこの粘着テープ1を使用できる。上述したように、この粘着テープ1の粘着剤層3は、メッシュ状の凹凸面上に形成されているため、主に凸部が蓋の表面に粘着し、凹部は殆ど粘着しない。このため、所定の固定力は得られるものの、引き剥しが比較的容易で、引き剥しても蓋の表面紙が粘着テープ側に付着した状態とならず、ダンボール箱をそれほど傷つけないですむ。このため、ダンボール箱の再使用が可能である。
つぎに、図3は、この粘着テープ1を建築物の目地処理に使用する例を表す。住宅の壁は、例えば石膏ボード等のボード7を並べて固定することにより形成されることが多い。この場合、ボード7の外面には壁紙、クロス等の外装材10を貼り付けて仕上げるが、ボードとボードの継ぎ目には、筋状の目地6が生じるため、この目地を何らかの方法で処理しないと、仕上げ後の壁紙やクロスの表面に筋状の凹凸が現れて美観を損ねるという問題がある。
このため、従来は、目地をテープ(目地処理テープ)で覆い、その上からパテ8を塗って平坦化し、その上に壁紙やクロスを貼り付けていた。この目地処理のためのテープは、できるだけ薄く、高強度のものが望ましい。このため、従来種々のものが工夫されているが、十分に満足できるものは得られていないのが現状である。
本発明の粘着テープ1は、高密度ポリエチレンフィルムを積層一体化したものであるから、薄くて高強度であり、目地処理用のテープとして使用した場合に、仕上げ面に凹凸が現れにくく、しかも丈夫であるという利点がある。特に、高度に延伸強化されたものを延伸方向によって縦・横に重ね合わせたものは、高い強度が得られるので好ましい。この場合も、ロール状に巻いて運搬や保管を行い、施工現場で当該ロール状に巻かれたものから引き出して使用するのが便利であるが、前述のように、粘着材層が微細な凹凸面に形成されていて、主に凸部が相手側と粘着するので、現場での引き出しも簡単である。
本発明に係る粘着テープは、合成樹脂フィルムと粘着剤を用いて工業生産的に製造することができ、ダンボール箱の蓋の固定や、建築工事等における目地処理等に好適に使用することができるものである。なお、この粘着テープを上記以外の用途に使用できることは言うまでもない。
粘着テープの模式的平面図である。 その使用法の説明図である。 異なる使用法を表す断面図である。
符号の説明
1 粘着テープ
2 フィルム
3 粘着剤層

Claims (3)

  1. プラスチックフィルムに断続的な割れ目を入れて割繊維としたものを縦横に積層して一体化したメッシュ状のフィルムを基材とし、その片面に粘着剤層を形成したことを特徴とする粘着テープ。
  2. 基材が延伸強化されたポリオレフィンの割繊維を、縦・横に積層して熱融着により一体化したシートである請求項1に記載の粘着テープ。
  3. 粘着材層が形成された面と反対側の面に離型剤が塗布されている請求項1又は2に記載の粘着テープ。
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