JP2008183335A - 洗濯乾燥システム - Google Patents

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悟 平國
Yasuaki Kato
康明 加藤
Naho Misumi
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Abstract

【課題】洗濯乾燥機に蒸気圧縮式の除湿機を接続し、乾燥効率を向上させ、消費電力を大きく低減可能にした洗濯乾燥システムを提供する。
【解決手段】洗濯乾燥システム100は、洗濯乾燥機20と、この洗濯乾燥機20とは別体の除湿機30と、洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続するダクト40とで構成されており、電気ヒータ29を使用せずに、除湿機30のヒートポンプシステム90のみで乾燥運転を行なうことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機または洗濯乾燥機に別体の除湿機を併用することができる洗濯乾燥システムに関するものである。
従来から、洗濯機に別体の除湿機を接続可能にした洗濯乾燥システムが存在する。この洗濯乾燥システムでは、乾燥機能を備えていない洗濯機に別体の除湿機を接続することで乾燥機能を付加できるようにしていた。そのようなものとして、「トップカバーを備え上面を開口した外箱と、前記外箱の開口部を覆う蓋と、前記外箱内に回転自在に配設する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽の底部に配設する回転翼とを備えた洗濯機において、該洗濯機の上部の任意の箇所に前記洗濯兼脱水槽と連通する孔を設け、該孔に洗濯兼脱水槽内の洗濯物に温風を供給して乾燥させる乾燥装置を着脱自在に設けた洗濯機」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、市場では、乾燥機能を一体型として予め備えるようにした洗濯乾燥機が主流となっている。このような洗濯乾燥機では、衣類等の乾燥対象物を乾燥させる乾燥室(洗濯兼脱水槽やドラム)に温風を吹き込むために洗濯乾燥機本体を循環する風路の上流側(送気側風路)に電気ヒータを設置し、乾燥室から排出される湿り空気を除湿するために下流側(排気側風路)に水道水を利用する水冷式除湿機を設置するものが一般的である。
特開2000−271398号公報(第4−5頁、図1)
特許文献1に開示された洗濯乾燥システムは、市販の除湿機(たとえば、布団乾燥機やドライヤー等)からの温風を洗濯機内に送風するダクト及び洗濯機内からの排気を除湿機に送風するダクトによって洗濯機と除湿機とを接続し、ユーザからの要求に応じて衣類等を乾燥するものである。したがって、乾燥機能を付加するための除湿機を別体にすることによって、洗濯機本体の小型化や、製造に要するコストの低減、ユーザからの要求への対応等を図ることができる。しかしながら、乾燥機能を一体型としている洗濯乾燥機が市場の大きな流れとなっていることを鑑みれば、乾燥機能を備えていない洗濯機の需要が多いとは考えにくい。
また、乾燥機能を一体型としている洗濯乾燥機に別体の除湿機を接続可能にして、衣類等を乾燥させることも可能である。しかしながら、このような洗濯乾燥機は、別体の除湿機を接続させるようなことを想定しておらず、また単に除湿機を接続しても運転形態の変化に乏しいという課題があった。仮に、除湿機を接続したとしても、乾燥運転時には備え付けの電気ヒータを使用するために、除湿機と電気ヒータの双方で電力が消費されることとなり、消費電力が多く、省エネルギーの観点からは好ましくないものであった。また、住宅設備の電気容量等の制限により乾燥能力を1kW程度以上にすることができず、乾燥時間の短縮にも限界があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、洗濯乾燥機に蒸気圧縮式の除湿機を接続し、乾燥効率を向上させ、消費電力を大きく低減可能にした洗濯乾燥システムを提供することを目的とする。
本発明に係る洗濯乾燥システムは、洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機連通路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通する第1のダクトと、前記洗濯機排気口と前記除湿機給気口とを着脱自在に連通する第2のダクトとからなるダクトとで構成されたことを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥システムは、洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機連通路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通するダクトとで構成されたことを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥システムは、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機給気路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通する第1のダクトと、前記洗濯機排気口と前記除湿機給気口とを着脱自在に連通する第2のダクトとからなるダクトとで構成されたことを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥システムは、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機給気路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通するダクトとで構成されたことを特徴とする。
本発明に係る洗濯乾燥システムは、洗濯乾燥機とは別体の除湿機のヒートポンプシステムのみで乾燥運転を行なうことができるために、消費電力を低減することが可能であり、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができる。また、ヒートポンプシステムによる乾燥運転なので、衣類等の乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。さらに、洗濯乾燥機と除湿機とを1本のダクトで接続できるので、除湿機の接続に要する手間を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る洗濯乾燥システム100を模式的に示した概略構成図である。図1に基づいて、洗濯乾燥システム100の構成及び動作について説明する。図1に示すように、洗濯乾燥システム100は、洗濯乾燥機20と、この洗濯乾燥機20とは別体の除湿機30と、洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続するダクト40とで構成されている。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、空気の流れを併せて図示してある(図1で示す矢印)。
[洗濯乾燥機20]
洗濯乾燥機20は、洗濯機筐体21と、衣類等の洗濯対象物を洗濯し、その後乾燥させる乾燥室23と、乾燥室23に連通し、洗濯機筐体21に形成された洗濯機給気口22aを具備する洗濯機給気路22と、乾燥室23に連通し、洗濯機筐体21に形成された洗濯機排気口24aを具備する洗濯機排気路24と、洗濯機給気路22と洗濯機排気路24とを連通させる洗濯機連通路26とで構成されている。そして、洗濯機給気路22には、乾燥室23に空気を送るための送風機である洗濯機ファン28が設置されている。この洗濯機ファン28は、たとえばシロッコファンで構成するとよい。洗濯機連通路26には、空気を加熱するための電気ヒータ29が設置されている。また、洗濯機排気路24には水冷式除湿機25が設置されている。
なお、洗濯乾燥機20は、パルセータ方式であってもよく、ドラム式であってもよい。また、乾燥対象物は、衣服に限定するものではなく、毛布等の寝具、タオルやカーテン等の日用品、布製品や繊維製品、皮革製品、合成樹脂製品等を含むものである。さらに、乾燥室23は、洗濯対象物を洗濯し、脱水するためにも利用されるものであるため洗濯兼脱水槽や水槽に同じである。この乾燥室23は、洗濯機筐体21の内部に収納されているものとする。
洗濯機排気路24と洗濯機連通路26との接続部分には、洗濯機排気路24から洗濯機連通路26に流れ込む空気の量を調整するとともに、洗濯機排気口24aを通過する空気の量を調整する洗濯機排気量調整器27aが設置されている。また、洗濯機給気路22と洗濯機連通路26との接続部分には、洗濯機連通路26から洗濯機給気路22に流れ込む空気の量を調整するとともに、洗濯機給気口22aを通過する空気の量を調整する洗濯機給気量調整器27bが設置されている。なお、以下の説明において、洗濯機排気量調整器27aと洗濯機給気量調整器27bとをまとめて洗濯機風路調整器27と称する場合がある。この図1では、洗濯機風路調整器27が洗濯機連通路26内に空気が流入しないように調整されている場合を図示している。つまり、洗濯機風路調整器27は、洗濯機連通路26を閉鎖することで、洗濯機連通路26を洗濯機給気路22及び洗濯機排気路24から遮断できるのである。
[除湿機30]
除湿機30は、洗濯乾燥機20とは別体となっている。この除湿機30は、除湿機筐体31内にヒートポンプシステム90を備えている。つまり、除湿機30は、蒸気圧縮式を特徴としているのである。ヒートポンプシステム90は、冷媒を圧縮する圧縮機91と、圧縮された冷媒を凝縮する凝縮器92と、凝縮された冷媒を膨張させる絞り装置93と、膨張した冷媒を蒸発させる蒸発器94と、これらを順次接続して冷媒を循環させる冷媒配管95とで構成されている。すなわち、蒸発器94が空気の湿度を低減する除湿部として、凝縮器92が空気を加熱する加熱部としてそれぞれ機能するようになっている。
圧縮機91は、冷媒配管15を流れる冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものであり、たとえばインバータにより回転数が制御され容量制御されるタイプのもので構成するとよい。凝縮器92は、空気と冷媒との間で熱交換を行ない、冷媒を凝縮液化するものである。絞り装置93は、減圧弁や膨張弁として機能し、冷媒を減圧して膨張させるものである。この絞り装置93は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。蒸発器94は、空気と冷媒との間で熱交換を行ない、冷媒を蒸発ガス化するものである。
また、除湿機30は、蒸発器94の空気の入側に連通し除湿機筐体31に形成された除湿機給気口32aを具備する除湿機給気路32と、凝縮器92の空気の出側に連通し除湿機筐体31に形成された除湿機排気口34aを具備する除湿機排気路34と、蒸発器94の空気の出側と凝縮器92の空気の入側とを連通する除湿機連通路33とを備えている。蒸発器94の空気の出側であって、除湿機連通路33の上流側には、送風機である除湿機給気ファン37が、凝縮器92の空気の出側であって、除湿機排気路34の上流側には、送風機である除湿機排気ファン38がそれぞれ設置されている。蒸発器給気ファン37及び蒸発器排気ファン38は、たとえばシロッコファンで構成するとよい。
さらに、除湿機連通路33の上流(蒸発器94側)には、除湿機筐体31を貫通して外部に連通する空気吹出口35aが形成されており、除湿機連通路33の下流(凝縮器92側)には、除湿機筐体31を貫通して外部に連通する空気吸込口35bが形成されている。空気吹出口35aには、蒸発器94を通過した空気のうち所定の量を空気中に放出するための空気吹出量調整器36aが設置されている。また、空気吸込口35bには、凝縮器92に供給する空気を所定量に調整するための空気吸込量調整器36bが設置されている。なお、以下の説明において、空気吹出量調整器36aと空気吸込量調整器36bとをまとめて除湿機風路調整器36と称する場合がある。この図1では、蒸発器風路調整器36が除湿機30内に空気が流入しないように調整されている場合を図示している。
[ダクト40]
ダクト40は、蒸発器側ダクト41(第2のダクト)及び凝縮器側ダクト42(第1のダクト)で構成されている。これらは、いずれも屈曲可能(ゴムや合成樹脂等)で、伸縮可能(蛇腹式等)なように構成するとよい。蒸発器側ダクト41は、洗濯機排気口24aと除湿機給気口32aとを接続するものであり、凝縮器側ダクト42は、除湿機排気口34aと洗濯機給気口22aとを接続するものである。なお、蒸発器側ダクト41及び凝縮器側ダクト42は、着脱自在にしておくとよいが、これに限定するものではない。たとえば、蒸発器側ダクト41及び凝縮器側ダクト42の一方の端部が、洗濯乾燥機20(洗濯機給気口22aや洗濯機排気口24a)または除湿機30(除湿機給気口32aや除湿機排気口34a)の一方に予め固定接続しておくようにしてもよい。
次に、洗濯乾燥システム100の乾燥運転動作について説明する。
このように構成された洗濯乾燥システム100においては、衣類等の乾燥対象物を乾燥させる際に、洗濯機風路調整器27や除湿機風路調整器36の調整により、風路形態を種々変化させることができる。つまり、乾燥室23へ流入させる乾燥空気の温度の調整やヒートポンプシステム90の負荷状態を変えることができる。ここでは、洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30に形成される風路を外部(外気)から閉ざした状態について詳細に説明する。
まず、図1で示した乾燥運転における空気の流れについて説明する。図1では、上述したように、洗濯機排気量調整器27aが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機排気路24を通過する空気の全量を洗濯機排気口24aに流し、洗濯機給気量調整器27bが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機給気口22aを全開している。このようにして、洗濯乾燥機20内で空気が循環しないようにしている。また、除湿機30では、空気吹出量調整器36aが空気吹出口35aを閉鎖し、空気吸込量調整器36bが空気吸込口35aを閉鎖している。
したがって、空気は、凝縮器92、除湿機排気路34、凝縮器側ダクト42、洗濯機給気路22、乾燥室23、洗濯機排気路24、蒸発器側ダクト41、除湿機給気路32、蒸発器94、除湿機連通路33を順番に経由して凝縮器92に戻るように循環することになる。このような風路形態で乾燥運転する場合においては、洗濯乾燥機20では電気ヒータ29を停止し、水冷式除湿機25及び洗濯機ファン28を駆動させ、除湿機30では除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させるようになっている。
このような風路形態とすることで、一般の洗濯機と同様の乾燥風路、つまり洗濯機排気量調整器27aが洗濯機排気口24aを閉鎖し、洗濯機給気量調整器27bが洗濯機給気口22aを閉鎖して洗濯乾燥機20内部で空気が循環するような風路(以下、洗濯機循環式と称する)とすることができる。すなわち、洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30を接続することで、閉ざされた状態の空気の循環風路を形成しているのである。そして、ヒートポンプシステム90の圧縮機91、除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させる。
そうすると、乾燥室23から排出された高温高湿の空気は、洗濯機排気路24内を流れて水冷式除湿機25に到達する。この空気は、水冷式除湿機25で冷却除湿される。冷却除湿された空気は、蒸発器側ダクト41を介して、除湿機30内に流入する。除湿機30内に流入した空気は、除湿機給気路32内を流れて蒸発器94に到達する。蒸発器94に流入した空気は、更に冷却除湿されて低温の乾燥した空気となる。この空気は、蒸発器94から流出し、除湿機連通路33内を流れて凝縮器92に到達する。
凝縮器92に流入した空気は、加熱され、高温の乾燥した空気となる。この空気は、除湿機排気路34内を流れて、凝縮器側ダクト42を介して、洗濯乾燥機20内に流入する。洗濯乾燥機20内に流入した空気は、洗濯機給気路22を流れて洗濯機ファン28により乾燥室23に吹き出される。乾燥室23内に吹き出された空気は、乾燥対象物を加熱乾燥し、高温高湿の空気となって、再度乾燥室23から排出される。このように、空気が循環することによって、乾燥対象物を乾燥することができる。
圧縮機91から吐出する冷媒の温度(吐出温度)は、100℃程度が上限となっている。そのために、乾燥室23へ流入する空気の温度は、80℃程度が上限となる。すなわち、乾燥に供する空気の温度は、電気ヒータ29のみで乾燥運転を行なう場合よりも除湿機30を接続し、この除湿機30で乾燥運転を行なう方が低温で済むために投入しているエネルギーが低減できるのである。したがって、約60℃(80℃以下)の低温乾燥が実行できるため、衣類等の乾燥対象物へのダメージ(縮みや傷み)が小さく、乾燥皺も低減できる。
また、ヒートポンプシステム90の蒸発器94の除湿能力の方が、水冷式除湿機25の除湿能力よりも高いという特性を有している。特に、水冷式除湿機25では通過する空気と水道水との温度差が小さくなり、除湿能力が低下するのに対し、この実施の形態1では外気温度に左右されることなく、所定の除湿能力が維持できる。このため、乾燥のためのエネルギー効率についての優位性は、特に水道水の温度が高いときに顕著に現れる。したがって、水冷式除湿機25を駆動させずに、除湿機30の除湿能力のみで乾燥運転を行うようにしてもよい。
図2は、除湿機風路調整器36を開放させた状態の洗濯乾燥システム100を示した概略構成図である。図2に基づいて、除湿機風路調整器36を開放させた状態、つまり閉ざされていた風路を開放させた状態における空気の流れ(図2で示す矢印)について説明する。図1で説明したように、洗濯乾燥システム100の乾燥運転中においては、空気が洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30を循環するようになっているために、風路が外部から閉ざされた状態となっている。このような状態では、空気に与えられるエネルギーが徐々に高まり、かえって効率の悪いものとなってしまう。
そこで、定期的に除湿機風路調整器36(空気吹出量調整器36a及び空気吸込量調整器36b)を開放させて、風路内に蓄積されたエネルギーを外部に排出するようにしている。なお、除湿機風路調整器36は、ユーザからの指示で開放可能にしておいてもよい。また、除湿機風路調整器36を必ずしも全開にする必要はなく、空気の温度やヒートポンプシステム90の運転状況に応じて調整可能にしておくとよい。
以上より、この洗濯乾燥システム100では、電気ヒータ29を使用せずに、除湿機30のヒートポンプシステム90のみで乾燥運転を行なうことができるようになっている。そして、ヒートポンプシステム90で電気ヒータ29と同程度の乾燥能力を実現できるようになっている。したがって、ヒートポンプシステム90の冷凍サイクル効率(COP)が2程度であれば、消費電力が電気ヒータ29の約半分で済むことになる。つまり、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができるのである。
また、水冷式除湿機25を駆動させなければ、冷却用の水の使用量が低減でき、水道代金の節約につながる。また、消費電力の低減にも貢献できるので、更に環境に配慮した乾燥運転を実現することができる。さらに、電気ヒータ29を使用しないので、乾燥室23に吹き出させる空気の温度が約60℃となり、乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。つまり、60℃程度の温度で乾燥対象物を加熱乾燥すれば、乾燥対象物のダメージを抑えることができるとともに、乾燥皺の低減も可能である。
ここで、除湿機30の単独運転について説明する。
図3及び図4は、除湿機30の単独状態を示す概略構成図である。図3及び図4に基づいて、除湿機30を単独で運転させた場合の空気の流れについて説明する。また、空気の流れを併せて図示してある(図3及び図4で示す矢印)。洗濯乾燥システム100は、洗濯乾燥機20に接続した除湿機30のヒートポンプシステム90を駆動させるこで、乾燥室23の乾燥対象物を加熱乾燥することを特徴としている。
洗濯乾燥システム100を構成する洗濯乾燥機20及び除湿機30は、それぞれ切り離したとしても個々に機能することができるようになっている。この除湿機30は、内部にヒートポンプシステム90を備えた、つまり蒸気圧縮式を特徴としている。また、除湿機30は、空気吹出口35a及び空気吸込口35bが形成されていることを特徴としている。さらに、空気吹出口35aには空気吹出量調整器36aが、空気吸込口35bには空気吸込量調整器36bがそれぞれ設置されていることを特徴としている。
図3では、空気吹出量調整器36aが空気吹出口35aを閉鎖し、空気吸込量調整器36bが空気吸込口35aを閉鎖している場合を例に示している。したがって、除湿機30では、除湿機給気口32aから吸い込んだ空気(室内空気や空気等)は、その全量が蒸発器94に到達し、冷却除湿される。この空気は、除湿機連通路33内を流れて、凝縮器92に到達し、加熱される。このように、蒸発器94を通過した空気の温度よりも低い温度の空気を凝縮器92へ流入させることができるため、ヒートポンプシステム90の高圧側圧力が低くなり圧縮機91への入力が小さい除湿運転ができる。
図4では、空気吹出量調整器36aが空気吹出口35aを全開し、空気吸込量調整器36bが空気吸込口35aを全開している場合を例に示している。したがって、除湿機30では、除湿機給気口32aから吸い込んだ空気の全量が蒸発器94を通過した後、空気吹出口35aから空気中に放出される。一方、空気吸込口35bから吸い込まれた空気の全量が凝縮器92を通過した後、除湿機排気口34aから排出される。つまり、除湿機連通路33には空気が流入しないように閉鎖されているのである。
このような状態にした場合では、蒸発器94を通過した空気の温度よりも低い温度の空気と、凝縮器92を通過した空気の温度よりも高い温度の空気とをそれぞれ分離して除湿機30の外部へ放出することができる。すなわち、除湿機30を部分的な冷房運転に使用したり、部分的な暖房運転に使用したりすることもできるのである。また、図示していないが、空気吹出口35a及び空気吸込口35bの開度を調整することによって、蒸発器94を通過した空気の一部に空気吸込口35bから吸い込まれた空気を混合して、凝縮器92に供給することも可能である。
したがって、ユーザは、洗濯乾燥システム100での乾燥運転を行なうときには、除湿機30を切り離し、乾燥運転とは別の用途に除湿機30を使用することができるのである。このように、洗濯乾燥システム100は、別体の除湿機30を有し、除湿機30が風路調整機能を有するため、除湿機30の単独で運転する場合の用途が拡大し、除湿機30の単独での価値を高めることができる。
なお、除湿機30のヒートポンプシステム90を循環させる冷媒の種類を特に限定するものではない。除湿機30の乾燥能力や乾燥運転以外の用途等によって冷媒の種類を決定すればよい。除湿機30のヒートポンプシステム90に使用できる冷媒には、HFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒であるR407C(R32/R125/R134a)等や、HFC冷媒であるR410A(R32/R125)、R404A(R125/R143a/R134a)、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)冷媒であるR22、HFC冷媒であるR134a、二酸化炭素、プロパン、イソブタン、アンモニア等がある。
ダクト40を構成する蒸発器側ダクト41及び凝縮器側ダクト42によって、洗濯乾燥機20と蒸発器30とを電気的に接続可能にしておくとよい。また、洗濯乾燥システム100全体の操作を洗濯乾燥機20で行なえるようにしておくとよい。そうすれば、ユーザの操作負担を軽減することができる。さらに、ダクト40を介して除湿機30への電源供給を行なえるようにしておくとよい。このようにすれば、洗濯乾燥機20及び除湿機30のそれぞれを商用電源に接続する手間が省略でき、更にユーザの負担を軽減することができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る洗濯乾燥システム200を模式的に示した概略構成図である。図5に基づいて、洗濯乾燥システム200の構成及び動作について説明する。なお、実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、空気の流れを併せて図示してある(図5で示す矢印)。
図5に示すように、洗濯乾燥システム200は、洗濯乾燥システム100と同様に、洗濯乾燥機20と、この洗濯乾燥機20とは別体の除湿機30と、洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続するダクト40とで構成されている。この洗濯乾燥システム200は、電気ヒータ29aの設置位置が洗濯乾燥システム100の電気ヒータ29の設置位置と異なっている点で洗濯乾燥システム100と相違している。つまり、この洗濯乾燥システム100は、電気ヒータ29aを洗濯機連通路26内に設置するのではなく、洗濯機給気路22内であって、洗濯機ファン28の下流側に設置しているのである。
次に、洗濯乾燥システム200の乾燥運転動作について説明する。
このように構成された洗濯乾燥システム200においては、衣類等の乾燥対象物を乾燥させる際に、洗濯機風路調整器27や除湿機風路調整器36の調整により、風路形態を種々変化させることができる。つまり、乾燥室23へ流入させる乾燥空気の温度の調整やヒートポンプシステム90の負荷状態を変えることができる。ここでは、洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30に形成される風路を外部(外気)から閉ざした状態について詳細に説明する。
まず、図5で示した乾燥運転における空気の流れについて説明する。図5では、図1と同様に、洗濯機排気量調整器27aが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機排気路24を通過する空気の全量を洗濯機排気口24aに流し、洗濯機給気量調整器27bが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機給気口22aを全開している。また、除湿機30では、空気吹出量調整器36aが空気吹出口35aを閉鎖し、空気吸込量調整器36bが空気吸込口35aを閉鎖している。
したがって、実施の形態1に係る洗濯乾燥システム100と同様に、空気は、凝縮器92、除湿機排気路34、凝縮器側ダクト42、洗濯機給気路22、乾燥室23、洗濯機排気路24、蒸発器側ダクト41、除湿機給気路32、蒸発器94、除湿機連通路33を順番に経由して凝縮器92に戻るように循環することになる。このような風路形態で乾燥運転する場合においては、洗濯乾燥機20では電気ヒータ29aを停止し、水冷式除湿機25及び洗濯機ファン28を駆動させ、除湿機30では除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させるようになっている。
ここでは、電気ヒータ29aを停止させた状態で乾燥運転を行なう場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、洗濯機給気路22内に設置されている電気ヒータ29aを駆動させて、除湿機30の乾燥能力と共同させることで、乾燥能力を向上させるようにしてもよい。ただし、この場合は、洗濯乾燥システム200全体の消費電力が大きくならないように、電気ヒータ29aの設定温度が通常の乾燥運転時(洗濯乾燥機20のみで乾燥運転を行なう時)よりも低くなるようにしておくとよい。
このような風路形態とすることで、一般の洗濯機と同様の洗濯機循環式の乾燥風路を形成することができる。そして、ヒートポンプシステム90の圧縮機91、除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させる。そうすると、乾燥室23から排出された高温高湿の空気は、洗濯機排気路24内を流れて水冷式除湿機25に到達する。この空気は、水冷式除湿機25で冷却除湿される。冷却除湿された空気は、蒸発器側ダクト41を介して、除湿機30内に流入する。除湿機30内に流入した空気は、除湿機給気路32内を流れて蒸発器94に到達する。蒸発器94に流入した空気は、更に冷却除湿されて低温の乾燥した空気となる。この空気は、蒸発器94から流出し、除湿機連通路33内を流れて凝縮器92に到達する。
凝縮器92に流入した空気は、加熱され、高温の乾燥した空気となる。この空気は、除湿機排気路34内を流れて、凝縮器側ダクト42を介して、洗濯乾燥機20内に流入する。洗濯乾燥機20内に流入した空気は、洗濯機給気路22を流れて洗濯機ファン28により乾燥室23に吹き出される。乾燥室23内に吹き出された空気は、乾燥対象物を加熱乾燥し、高温高湿の空気となって、再度乾燥室23から排出される。このように、空気が循環することによって、乾燥対象物を乾燥することができる。
この洗濯乾燥システム200では、電気ヒータ29aを使用せずに、乾燥運転を行なうことができるようになっている。また、水冷式除湿機25を駆動させなくても乾燥運転を行うこともできる。つまり、実施の形態1に係る洗濯乾燥システム100と同様に、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができるのである。また、乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。
図6は、除湿機風路調整器36を開放させた状態の洗濯乾燥システム200を示した概略構成図である。図6に基づいて、除湿機風路調整器36を開放させた状態における空気の流れ(図6で示す矢印)について説明する。図5で説明したように、洗濯乾燥システム200の乾燥運転中においては、空気が洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30を循環するようになっているために、風路が外部から閉ざされた状態となっている。このような状態では、空気に与えられるエネルギーが徐々に高まり、かえって効率の悪いものとなってしまう。そこで、実施の形態1と同様に、定期的に除湿機風路調整器36を開放させて、風路内に蓄積されたエネルギーを外部に排出するようにしている。
以上より、この洗濯乾燥システム200では、電気ヒータ29aを使用せずに、除湿機30のヒートポンプシステム90のみで乾燥運転を行なうことができるようになっている。そして、ヒートポンプシステム90で電気ヒータ29aと同程度の乾燥能力を実現できるようになっている。したがって、ヒートポンプシステム90の冷凍サイクル効率(COP)が2程度であれば、消費電力が電気ヒータ29aの約半分で済むことになる。つまり、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができるのである。
また、水冷式除湿機25を駆動させなければ、冷却用の水の使用量が低減でき、水道代金の節約につながる。また、消費電力の低減にも貢献できるので、更に環境に配慮した乾燥運転を実現することができる。さらに、電気ヒータ29aを使用しないので、乾燥室23に吹き出させる空気の温度が約60℃となり、乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。つまり、60℃程度の温度で乾燥対象物を加熱乾燥すれば、乾燥対象物のダメージを抑えることができるとともに、乾燥皺の低減も可能である。
この実施の形態2では、除湿機30の単独運転について説明を省略しているが、実施の形態1と同様に除湿機30は単独運転できるようになっている。また、この除湿機30のヒートポンプシステム90に使用可能な冷媒の種類についても説明を省略しているが、実施の形態1で説明した冷媒の種類を使用することができる。なお、実施の形態1と同様にダクト40を構成する蒸発器側ダクト41及び凝縮器側ダクト42によって、洗濯乾燥機20と蒸発器30とを電気的に接続可能にしておき、洗濯乾燥システム100全体の操作を洗濯乾燥機20で行なえるようにしておくとよい。また、ダクト40を介して除湿機30への電源供給を行なえるようにしておくとよい。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る洗濯乾燥システム300を模式的に示した概略構成図である。図7に基づいて、洗濯乾燥システム300の構成及び動作について説明する。なお、実施の形態3では、実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明し、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、空気の流れを併せて図示してある(図7で示す矢印)。
図7に示すように、洗濯乾燥システム200は、洗濯乾燥システム100と同様に、洗濯乾燥機20と、この洗濯乾燥機20とは別体の除湿機30と、洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続するダクト40aとで構成されている。この洗濯乾燥システム300は、ダクト40aの構成が洗濯乾燥システム100及び洗濯乾燥システム200のダクト40の構成と異なっている点で洗濯乾燥システム100及び洗濯乾燥システム200と相違している。つまり、この洗濯乾燥システム300のダクト40aは、凝縮器側ダクト41aのみで構成されており、この凝縮器側ダクト41aのみで洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続しているのである。
次に、洗濯乾燥システム300の乾燥運転動作について説明する。
このように構成された洗濯乾燥システム300においては、衣類等の乾燥対象物を乾燥させる際に、洗濯機風路調整器27や除湿機風路調整器36の調整により、風路形態を種々変化させることができる。つまり、乾燥室23へ流入させる乾燥空気の温度の調整やヒートポンプシステム90の負荷状態を変えることができる。ここでは、洗濯乾燥機20、ダクト40及び除湿機30に形成される風路が、蒸発器側ダクトの部分で外部(外気)に開放されている状態について詳細に説明する。
洗濯乾燥システム300は、1つの空間内(たとえば、脱衣所等)に設置されることが多い。つまり、1つの空間内で空気が出入することになる。したがって、蒸発器側ダクトを用いて洗濯乾燥機20と除湿機30とを接続しなくても、結果的に蒸発器側ダクトを設けたのと同様に、空気が循環されることになる。つまり、洗濯機排気口24aから洗濯乾燥システム300の外部に一度排出された空気は、除湿機給気口32aから再度洗濯乾燥システム300の内部に流入されることになるのである。
まず、図7で示した乾燥運転における空気の流れについて説明する。図7では、図1及び図5と同様に、洗濯機排気量調整器27aが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機排気路24を通過する空気の全量を洗濯機排気口24aに流し、洗濯機給気量調整器27bが洗濯機連通路26を閉鎖して洗濯機給気口22aを全開している。また、除湿機30では、空気吹出量調整器36aが空気吹出口35aを閉鎖し、空気吸込量調整器36bが空気吸込口35aを閉鎖している。
したがって、空気は、凝縮器92、除湿機排気路34、凝縮器側ダクト42、洗濯機給気路22、乾燥室23、洗濯機排気路24を順番に経由し、洗濯機排気口24aから一度洗濯乾燥システム300の外部に排出されることになる。この空気は、除湿機吸入口32aから洗濯乾燥システム300の内部に再度流入し、除湿機給気路32、蒸発器94、除湿機連通路33を順番に経由して凝縮器92に戻るようになる。すなわち、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、洗濯乾燥システム300内を空気が循環するようになっているのである。このような風路形態で乾燥運転する場合においては、洗濯乾燥機20では電気ヒータ29aを停止し、水冷式除湿機25及び洗濯機ファン28を駆動させ、除湿機30では除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させるようになっている。
ここでは、電気ヒータ29aを停止させた状態で乾燥運転を行なう場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、洗濯機給気路22内に設置されている電気ヒータ29aを駆動させて、除湿機30の乾燥能力と共同させることで、乾燥能力を向上させるようにしてもよい。ただし、この場合は、洗濯乾燥システム300全体の消費電力が大きくならないように、電気ヒータ29aの設定温度が通常の乾燥運転時(洗濯乾燥機20のみで乾燥運転を行なう時)よりも低くなるようにしておくとよい。
このような風路形態とすることで、一般の洗濯機と同様の洗濯機循環式の乾燥風路を形成することができる。そして、ヒートポンプシステム90の圧縮機91、除湿機給気ファン37及び除湿機排気ファン38を駆動させる。そうすると、乾燥室23から排出された高温高湿の空気は、洗濯機排気路24内を流れて水冷式除湿機25に到達する。この空気は、水冷式除湿機25で冷却除湿される。冷却除湿された空気は、外部に一度排出された後、除湿機給気口32aから除湿機30内に流入する。除湿機30内に流入した空気は、除湿機給気路32内を流れて蒸発器94に到達する。蒸発器94に流入した空気は、更に冷却除湿されて低温の乾燥した空気となる。この空気は、蒸発器94から流出し、除湿機連通路33内を流れて凝縮器92に到達する。
凝縮器92に流入した空気は、加熱され、高温の乾燥した空気となる。この空気は、除湿機排気路34内を流れて、凝縮器側ダクト42を介して、洗濯乾燥機20内に流入する。洗濯乾燥機20内に流入した空気は、洗濯機給気路22を流れて洗濯機ファン28により乾燥室23に吹き出される。乾燥室23内に吹き出された空気は、乾燥対象物を加熱乾燥し、高温高湿の空気となって、再度乾燥室23から排出される。このように、空気が循環することによって、乾燥対象物を乾燥することができる。
この洗濯乾燥システム300では、電気ヒータ29aを使用せずに、乾燥運転を行なうことができるようになっている。また、水冷式除湿機25を駆動させなくても乾燥運転を行うこともできる。つまり、洗濯乾燥システム100及び洗濯乾燥システム200と同様に、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができるのである。また、乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。さらに、蒸発器側ダクトを設置しなくて済むので、洗濯乾燥機20と蒸発器30とを凝縮器側ダクト41のみで接続でき、ユーザの接続に要する負担を軽減することができる。
以上より、この洗濯乾燥システム300では、電気ヒータ29aを使用せずに、除湿機30のヒートポンプシステム90のみで乾燥運転を行なうことができるようになっている。そして、ヒートポンプシステム90で電気ヒータ29aと同程度の乾燥能力を実現できるようになっている。したがって、ヒートポンプシステム90の冷凍サイクル効率(COP)が2程度であれば、消費電力が電気ヒータ29aの約半分で済むことになる。つまり、省エネルギーに優れ、環境に配慮した乾燥運転を実現することができるのである。
また、水冷式除湿機25を駆動させなければ、冷却用の水の使用量が低減でき、水道代金の節約につながる。また、消費電力の低減にも貢献できるので、更に環境に配慮した乾燥運転を実現することができる。さらに、電気ヒータ29aを使用しないので、乾燥室23に吹き出させる空気の温度が約60℃となり、乾燥対象物に優しい乾燥運転を実現することができる。つまり、60℃程度の温度で乾燥対象物を加熱乾燥すれば、乾燥対象物のダメージを抑えることができるとともに、乾燥皺の低減も可能である。なお、実施の形態1に係る洗濯乾燥システム100の蒸発器側ダクト41を設置しないようにしても同様である。
この実施の形態3では、除湿機30の単独運転について説明を省略しているが、実施の形態1と同様に除湿機30は単独運転できるようになっている。また、この除湿機30のヒートポンプシステム90に使用可能な冷媒の種類についても説明を省略しているが、実施の形態1で説明した冷媒の種類を使用することができる。なお、実施の形態1と同様にダクト40を構成する凝縮器側ダクト42によって、洗濯乾燥機20と蒸発器30とを電気的に接続可能にしておき、洗濯乾燥システム100全体の操作を洗濯乾燥機20で行なえるようにしておくとよい。また、ダクト40を介して除湿機30への電源供給を行なえるようにしておくとよい。
実施の形態1に係る洗濯乾燥システムを模式的に示した概略構成図である。 除湿機風路調整器を開放させた状態の洗濯乾燥システムを示した概略構成図である。 除湿機の単独状態を示す概略構成図である。 除湿機の単独状態を示す概略構成図である。 実施の形態2に係る洗濯乾燥システムを模式的に示した概略構成図である。 除湿機風路調整器を開放させた状態の洗濯乾燥システムを示した概略構成図である。 実施の形態3に係る洗濯乾燥システムを模式的に示した概略構成図である。
符号の説明
20 洗濯乾燥機、21 洗濯機筐体、22 洗濯機給気路、22a 洗濯機給気口、23 乾燥室、24 洗濯機排気路、24a 洗濯機排気口、25 水冷式除湿機、26 洗濯機連通路、27 洗濯機風路調整器、27a 洗濯機排気量調整器、27b 洗濯機給気量調整器、28 洗濯機ファン、29 電気ヒータ、29a 電気ヒータ、30 除湿機、31 除湿機筐体、32 除湿機給気路、32a 除湿機給気口、33 除湿機連通路、34 除湿機排気路、34a 除湿機排気口、35a 空気吹出口、35b 空気吸込口、36 除湿機風路調整器、36a 空気吹出量調整器、36b 空気吸込量調整器、37 除湿機給気ファン、38 除湿機排気ファン、40 ダクト、41 蒸発器側ダクト、42 凝縮器側ダクト、90 ヒートポンプシステム、91 圧縮機、92 凝縮器、93 絞り装置、94 蒸発器、95 冷媒配管、100 洗濯乾燥システム、200 洗濯乾燥システム、300 洗濯乾燥システム。

Claims (15)

  1. 洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機連通路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、
    除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、
    前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通する第1のダクトと、前記洗濯機排気口と前記除湿機給気口とを着脱自在に連通する第2のダクトとからなるダクトとで構成された
    ことを特徴とする洗濯乾燥システム。
  2. 洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機連通路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、
    除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、
    前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通するダクトとで構成された
    ことを特徴とする洗濯乾燥システム。
  3. 前記洗濯機風路調整器は、
    前記洗濯機連通路を閉鎖することで前記洗濯機連通路を前記洗濯機給気路及び前記洗濯機排気路から遮断できる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の洗濯乾燥システム。
  4. 洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機給気路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、
    除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、
    前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通する第1のダクトと、前記洗濯機排気口と前記除湿機給気口とを着脱自在に連通する第2のダクトとからなるダクトとで構成された
    ことを特徴とする洗濯乾燥システム。
  5. 洗濯機筐体と、前記洗濯機筐体内に配置された乾燥室と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の上流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機給気口を具備する洗濯機給気路と、前記乾燥室に連通し、前記乾燥室の下流側における前記洗濯機筐体に形成された洗濯機排気口を具備する洗濯機排気路と、前記洗濯機給気路と前記洗濯機排気路とを接続し、その接続部分に洗濯機風路調整器を備えた洗濯機連通路と、前記洗濯機給気路に設置され、前記乾燥室内を加熱する電気ヒータとを有する洗濯乾燥機と、
    除湿機筐体と、前記除湿機筐体内に設置され、圧縮機、凝縮器、絞り装置及び蒸発器を冷媒配管で順次接続したヒートポンプシステムと、前記蒸発器に連通し、前記蒸発器の上流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機給気口を具備する除湿機給気路と、前記凝縮器に連通し、前記凝縮器の下流側における前記除湿機筐体に形成された除湿機排気口を具備する除湿機排気路と、前記蒸発器の下流側における除湿機給気路と前記凝縮器の上流側における除湿機排気路とを連通する除湿機連通路とを有する除湿機と、
    前記洗濯機給気口と前記除湿機排気口とを着脱自在に連通するダクトとで構成された
    ことを特徴とする洗濯乾燥システム。
  6. 前記電気ヒータを停止させた状態で、前記除湿機を運転させる
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の洗濯乾燥システム。
  7. 前記除湿機連通路の前記除湿機給気路及び前記除湿機排気路との接続部分には、除湿機風路調整器を備え、
    前記除湿機連通路の上流に前記除湿機筐体を貫通して外部に連通する空気吹出口を、前記除湿機連通路の下流に前記除湿機筐体を貫通して外部に連通する空気吸込口をそれぞれ形成し、
    前記除湿機風路調整器によって、
    前記除湿機連通路に流入する空気の量、前記空気吹出口から放出される空気の量及び前記空気吸込口から吸い込まれる空気の量が調整される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の洗濯乾燥システム。
  8. 前記絞り装置を開度が可変に制御可能なもので構成した
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の洗濯乾燥システム。
  9. 前記絞り装置を電子式膨張弁で構成した
    ことを特徴とする請求項8に記載の洗濯乾燥システム。
  10. 前記圧縮機を容量制御可能なもので構成した
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の洗濯乾燥システム。
  11. 前記圧縮機をインバータ回路駆動できるもので構成した
    ことを特徴とする請求項10に記載の洗濯乾燥システム。
  12. 前記洗濯機給気路に送風機を設置した
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の洗濯乾燥システム。
  13. 前記送風機がシロッコファンである
    ことを特徴とする請求項12に記載の洗濯乾燥システム。
  14. 前記乾燥室と前記洗濯機排気口との間における前記洗濯機排気路に水冷式除湿機を設置した
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の洗濯乾燥システム。
  15. 前記水冷式除湿機を停止させた状態で、前記除湿機を運転させる
    ことを特徴とする請求項14に記載の洗濯乾燥システム。
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