JP2007175528A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヒートポンプを用いて洗濯物を乾燥する構成において、大形化を極力抑えるようにする。
【解決手段】 洗濯乾燥機1は、略矩形箱状の洗濯機本体2と、洗濯機本体2の下部に設けられた機械室3とを有している。洗濯機本体2内には水槽4がサスペンション5を介して配設されており、前記水槽4内には回転槽6が配設されている。機械室3には矩形筒状の空気通路8が配置されており、その内部には左から順に蒸発器9、圧縮機10、凝縮器11、送風ファン12aが配置されている。前記空気通路8と水槽4とは給気ダクト15及び排気ダクト16により接続されている。そして、洗濯物の乾燥又は脱水のためのヒートポンプの運転のうち、初期運転時の設定が、安定運転時での設定で初期設定し運転したときの冷媒流量よりも多い冷媒流量となる設定とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヒートポンプ式の乾燥装置を備えた洗濯乾燥機に関する。
ヒートポンプは、冷凍サイクルの低温側から高温側に運ばれる熱流量を利用して加熱を行うシステムであり、石油などの化石燃料を燃やして熱エネルギーを得る従来のシステムに比べて効率が良く、環境への負荷が少ないといわれている。そこで、例えば特開2003−265879号公報に示すように、ヒートポンプを利用して加熱した空気を洗濯槽内に供給することにより洗濯槽内の洗濯物を乾燥する洗濯乾燥機が考えられている。
特開2003−265879号公報
しかし、ヒータを用いて空気を加熱した場合は、空気温度を140〜150℃程度にすることができるのに対して、ヒートポンプを用いた場合の空気温度は、せいぜい60℃程度にしかならない。従って、十分な乾燥性能を確保するためには、ヒートポンプを構成する圧縮機や熱交換器(凝縮器及び蒸発器)を大形化して熱交換能力を上げたり、ヒートポンプで加熱された空気を洗濯槽内へ送風する送風機を大形化して送風量を上げたりする必要があり、その分、洗濯乾燥機が大形化するという問題がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ヒートポンプを用いて洗濯物を乾燥する構成において、大形化を極力抑えることができる洗濯乾燥機を提供することである。
本発明の洗濯乾燥機は、外箱と、前記外箱内に配置された洗濯槽と、前記洗濯槽に設けられた吸込口及び吐出口と、前記吸込口及び吐出口に両端部がそれぞれ接続された循環風路と、前記循環風路内に設けられ前記洗濯槽内の空気を前記吸込口から前記循環風路内に吸い込んだ後、前記吐出口から前記洗濯槽内に戻すための送風機と、前記循環風路内に配置された蒸発器と、前記循環風路内のうち前記蒸発器よりも吐出口側に配置された凝縮器と、前記蒸発器及び凝縮器と共にヒートポンプを構成する圧縮機及び減圧手段とを備えており、洗濯物の乾燥又は脱水のための前記ヒートポンプの運転のうち、初期運転時の設定を、安定運転時での設定で初期設定し運転したときの冷媒流量よりも多い冷媒流量となる設定としたものである。
上記構成によれば、圧縮機が駆動されることにより高温高圧の冷媒が凝縮器に流れ、循環風路内の空気と熱交換する。これにより冷媒の温度は低下して液化し、減圧手段を通過する際に減圧されて低温低圧の気液混合状態で蒸発器に流入する。そして、蒸発器で循環風路内の空気と熱交換することにより冷媒は温度上昇して圧縮機に戻る。一方、送風機の送風作用により循環風路内に流入した洗濯槽内の湿った空気は、前記蒸発器と熱交換することにより除湿される。そして、凝縮器と熱交換することにより加熱され、洗濯槽内に戻される。これにより、洗濯槽内に洗濯物は乾燥される。
本発明によれば、洗濯物の乾燥又は脱水のための前記ヒートポンプの運転のうち、初期運転時の設定を、安定運転時での設定で初期設定し運転したときの冷媒流量よりも多い冷媒流量となる設定としたので、圧縮機の駆動初期における凝縮器の温度上昇を早めることができ、その分、除湿性能の向上を図ることができる。そして、その除湿性能の向上により、圧縮機のシリンダ関連の容積を小さくしても所期の除湿性能を確保することができるため、その分、ヒートポンプ、ひいては洗濯乾燥機の小形化を図ることができる。
本発明の洗濯乾燥機は、ヒートポンプを利用して加熱した空気を洗濯槽内に供給すると共に洗濯槽から排出された高温多湿な空気を冷却して除湿した後、再び温風化して洗濯槽内に戻すことにより洗濯槽内の洗濯物を除湿、乾燥するものである。このとき、ヒートポンプ内の冷媒循環量を適宜調節することにより除湿性能を向上させ、以って、ヒートポンプの小形化、特には圧縮機の小形化を図っている。以下、本発明の具体的な基本構成から実施例及び参考例について図面を参照しながら説明する。
(基本構成)
図1ないし図4は本発明の基本構成を示している。まず、図1及び図2を参照して洗濯乾燥機の全体的構成を説明する。即ち、洗濯乾燥機1は、略矩形箱状の洗濯機本体2と、洗濯機本体2の下部に設けられた機械室3とを有している。洗濯機本体2内には水槽4がサスペンション5を介して配設されており、前記水槽4内には回転槽6が配設されている。回転槽4には、通気孔及び通水孔として機能する多数の孔(図示せず)が形成されている。前記水槽4及び回転槽6の前面には洗濯物投入口7が設けられている。水槽4及び回転槽6から本発明の洗濯槽が構成される。
前記機械室3には矩形筒状の空気通路8が配置されており、その内部には左から順に蒸発器9、圧縮機10、凝縮器11が配置されている。また、空気通路8のうち前記蒸発器9の下部にはドレン口が形成されている。更に、空気通路8内のうち前記凝縮器11の右部には送風機12の送風ファン12aが配置されている。送風機12は、前記送風ファン12a及びファンモータ12b(図3参照)から構成される。一方、前記水槽4の前面部の上部には吐出口13が設けられていると共に後面部の下部には吸込口14が設けられている。空気通路8の右端部と吐出口13とは給気ダクト15により接続されており、空気通路8の左端部と吸込口14とは排気ダクト16により接続されている。空気通路8、給気ダクト15、排気ダクト16から循環風路が構成される。
図3に示すように、蒸発器9、圧縮機10、凝縮器11は、減圧手段であるキャピラリーチューブ17と共にヒートポンプ(冷凍サイクル)を構成している。蒸発器9、圧縮機10、凝縮器11、キャピラリーチューブ17は冷媒流通パイプ18を介して接続されており、冷媒が循環するように構成されている。
前記圧縮機10は圧縮機構部とモータ部(いずれも図示せず)とから構成されており、前記モータ部にはインバータ電源19(圧縮機駆動手段に相当)により設定周波数の駆動電源が供給されるようになっている。これにより、モータ部は供給された周波数に応じた回転数で回転する。
尚、図示しないが、前記洗濯乾燥機1は、回転槽6を回転駆動するモータ、水槽4内に給水する給水装置、水槽4内の水を排出する排水弁等を備えている。
次に、上記構成の作用を説明する。まず、洗濯乾燥機1の概略的な動作について説明する。図示しない操作パネルが操作されて運転コースが設定され、運転の開始が指示されると、洗濯乾燥機1は、設定された運転コースに応じた洗濯運転、乾燥運転、或いは洗濯運転及び乾燥運転を続けて行う洗濯乾燥運転が実行される。例えば、洗濯乾燥運転の実行が開始された場合は、洗濯工程、脱水工程、乾燥工程が順に実行される。
洗濯工程では、水槽4内に給水した後、回転槽6を低速で回転させる動作が行われる。脱水工程では、水槽4内の水を排出した後、回転槽6を高速で回転させる動作が行われる。乾燥工程では、回転槽6を低速で回転させつつ、回転槽6内に温風を供給して洗濯物を乾燥する動作が行われる。
洗濯物の乾燥動作は次のように行われる。即ち、送風機11の駆動が開始され、水槽4内の空気が吸込口14から排気ダクト16を経て空気通路8内に流入した後、給気ダクト15を通って吐出口13から水槽4内に戻される。
一方、ヒートポンプを構成する圧縮機10の駆動が開始される。これにより高温高圧の冷媒が凝縮器11に流れ、空気通路8内の空気と熱交換する。これにより、冷媒の温度は低下して液化され、キャピラリーチューブ17を通過した後、蒸発器9に流入する。キャピラリーチューブ17を通過する際に冷媒は減圧され、低温低圧の気液混合状態となる。また、凝縮器11と熱交換して加熱された空気は給気ダクト15を通って水槽4内に流入する。
蒸発器9に流入した冷媒は空気通路8内の空気と熱交換する。これにより、排気ダクトを通して空気通路8内に流入した湿った空気は冷却され、空気中の水分が蒸発器9の表面に凝縮する。蒸発器9の表面に凝縮した水分はドレン口から排出される。また、蒸発器9を通過した冷媒は温度上昇して圧縮機10に戻る。
このように空気通路8と回転槽6との間を空気が循環することにより、回転槽6内の洗濯物は乾燥される。
ここで、ヒートポンプの除湿性能(乾燥性能)について説明する。図4は圧縮機10の回転数と乾燥熱効率(除湿熱量/全入力)、乾燥時間の関係を概略的に示すものであり、横軸は圧縮機10の回転数(周波数)、縦軸は乾燥熱効率及び乾燥時間を示している。また、曲線A1,A2は洗濯物量が3kgのときの乾燥熱効率及び乾燥時間を、曲線B1,B2は洗濯物量が6kgのときの乾燥熱効率及び乾燥時間を示している。
図4の曲線A1,B1に示すように、回転数と乾燥熱効率は比例し、回転数が低いほど乾燥熱効率が大きくなる。一方、曲線A2,B2に示すように、乾燥時間と回転数とは比例せず、回転数が特定範囲にあるときに乾燥時間が最も短くなる(図4に回転数の特定範囲を矢印A3,B3で示す)。また、特定範囲は負荷(洗濯物量)によって異なる。
従って、乾燥時間を短縮するためには、洗濯物量に応じた適切な回転数で圧縮機10を駆動する必要がある。言い換えると、洗濯物量に応じた適切な周波数の電源を圧縮機10に供給することにより、乾燥効率の向上を図ることができる。
そこで、本構成では、回転槽6内の洗濯物量に応じた周波数の電源がインバータ電源19によりを圧縮機10に供給されるように構成している。回転槽6内の洗濯物量は、例えば回転槽6の駆動モータに所定の入力電流を供給して駆動したときの前記駆動モータの回転数に基づいて検知され、前記検知動作は洗濯乾燥運転の開始時に行われる。
上記構成によれば、次の効果を奏する。
洗濯物量に応じた回転数(周波数)で圧縮機10を駆動したため、乾燥効率の向上、乾燥時間の短縮化を図ることができる。
また、洗濯物量に応じた除湿性能が得られるように圧縮機10を駆動したため、除湿負荷が小さいために蒸発器9で液冷媒が余ってしまい、その余った液冷媒が無駄に外気に捨てられることがない。従って、ヒートポンプのうち圧縮機10の手前部に余った液冷媒を溜めておくための液だめ部を設ける必要がなく、その分、圧縮機10を小形化することができる。
ところで、シリンダの容量を変えなくても圧縮機の回転数(周波数)を2倍にすれば、圧縮機の圧縮能力は2倍になる。言い換えると、圧縮機の回転数を2倍にすれば、シリンダの容量を2分の1にしても圧縮機10の圧縮能力は変化しない。
洗濯乾燥機では、回転槽に収容可能な洗濯物の最大量に基づき圧縮機の能力を設定する必要がある。従って、圧縮機の回転数が一定であれば、洗濯物の最大量に応じた容量のシリンダを備える圧縮機を用いる必要がある。これに対して、本構成では圧縮機10の回転数が変化可能であるため、シリンダの容量を小さくしても、回転数を上げることにより最大洗濯物量に対応する圧縮能力を得ることができる。このため、圧縮機10の小形化を図ることができる。
ちなみに、圧縮機全体に占めるシリンダ部(圧縮機構部)の容積の割合は約20%である。従って、圧縮機の回転数を2倍に変化させるように構成すれば、圧縮機全体の容積を約10%小さくすることができる。例えば高さ寸法が240mmm、重量が10kgの圧縮機の場合は、約24mm小さく、また1kg軽くすることができる。
高さ寸法が約850〜1000mmの洗濯機全体からみると圧縮機の高さ寸法を約24mm小さくすることは約3%の小形化に過ぎない。しかし、洗濯機の高さ寸法が少しでも大きくなると、洗濯機の設置場所に設けられている水道の蛇口と洗濯機の給水口との接続が困難になったり、接続できなくなったりする場合があり、約3%の小形化でも効果は十分である。
(実施例)
図5ないし図7は本発明の一実施例を示しており、上記基本構成と異なるところを説明する。本実施例では、ヒートポンプの構成が基本構成と異なっている。即ち、図5に示すように、冷媒流通パイプ18のうちキャピラリーチューブ17の両端部には、別のキャピラリーチューブ21を備えた冷媒流通パイプ22が接続されている。前記キャピラリーチューブ21は、キャピラリーチューブ17よりも内径寸法が約0.05mm大きく、通過した冷媒の圧力低下量が小さくなるように構成されている。そして、冷媒流通パイプ18,22の分岐部分には電磁三方弁23が設けられている。前記三方弁23は、凝縮器11を通過してきた冷媒をキャピラリーチューブ17を経て蒸発器9に流入させる第1経路(図5に矢印R1で示す)、キャピラリーチューブ21を経て蒸発器9に流入させる第2経路(図5に矢印R2で示す)のいずれかに切り替えるものである。三方弁23の切替えタイミングは予め設定されている。本実施例では、キャピラリーチューブ17,21及び電磁三方弁23から減圧手段が構成される。
また、蒸発器9には、前記蒸発器9の温度を検出するための温度センサ24が取付けられている。更に、前記圧縮機10には、商用電源25から商用周波数の駆動電源が供給されるようになっている。従って、本実施例では、圧縮機10のモータ部は一定の回転数で駆動される。
ここで、乾燥工程における各部の温度変化について説明する。図6は第1経路で冷媒を循環させたときの乾燥工程における各部の温度変化を示すものであり、横軸は乾燥工程開始からの経過時間(分)、縦軸は温度(℃)を示している。曲線T1〜T6は、空気通路8のうち蒸発器9の入口部の空気温度、蒸発器9の出口部(凝縮器11の入口部)の空気温度、吐出口13の空気温度、凝縮器11の温度、蒸発器9の温度、室温を示している。尚、曲線T5′は冷媒を第2経路で循環させたときの蒸発器9の温度(推定値)を示している。
図6に示すように、乾燥工程開始時は各部の温度は室温と同じであり、蒸発器9を除く各部の温度は時間の経過と共に上昇する。一方、蒸発器9の温度は大きく低下した後、上昇する。そして、乾燥工程の開始から30〜40分経過することによりヒートポンプの運転状態が安定状態に達する。
これは、起動時にヒートポンプの冷却性能が低下することが主な原因であると考えられる。つまり、ヒートポンプの起動時は、キャピラリーチューブ17の入口部に至る気液混合状態の冷媒に含まれるガス成分が多いため冷媒密度が低下する。このため、キャピラリーチューブ17の絞り量が増加し、蒸発器9の温度が低下する。この結果、冷媒循環量が低下傾向となり、凝縮器温度の上昇が遅れ、乾燥能力(除湿能力)が低下する。
キャピラリーチューブの内径寸法(mm)と圧力損失(kPa)及びキャピラリーチューブの出口部圧力(kPa)との間には図7に示すような関係がある。図7は、キャピラリーチューブの入口部における冷媒圧力(1220kPa)、冷媒密度(1150kg/m3)、冷媒流量(12kg/h)、キャピラリーチューブの長さ寸法(1m)が一定の条件下で行った圧力損失P0及び出口部圧力P1の実験結果である。図7から明らかなように、キャピラリーチューブの内径寸法を大きくすると、圧力損失が減り、その分、キャピラリーチューブの出口部圧力が上昇する。このため、蒸発器9の温度が上昇し、これに伴い凝縮器11の温度が上昇する。従って、乾燥工程の開始時に冷媒が通過するキャピラリーチューブの内径寸法を通常よりも大きくして圧力低下を小さくすれば、乾燥能力を高めることができる。
そこで、本実施例では次のように乾燥工程が実行される。即ち、乾燥工程の初期は、冷媒が第2経路を通過する状態に電磁三方弁23が切り替えられる。このため、圧縮機10から吐出され凝縮器11を通過してきた冷媒は、キャピラリーチューブ21を通過した後、蒸発器9に向かう。このとき、キャピラリーチューブ21における圧力低下量は通常よりも少ないため、冷媒液量が比較的多い状態で蒸発器9に達する。
蒸発器9では、空気通路8内の空気と熱交換する。これにより、水槽4内から排気ダクト16を介して排出された空気は冷却され、空気中の水分が蒸発器9の表面に凝縮する。蒸発器9の表面に凝縮した水分はドレン口から排出される。また、蒸発器9を通過した冷媒は温度上昇して気化状態で圧縮機10に戻る。このとき、冷媒の圧力が通常よりも高いため、冷媒流量が増える。従って、圧縮機10の負荷が増加し、圧縮機10のモータ部が温度上昇する。このため、圧縮機10の温度上昇が通常よりも早くなる。
一方、温度センサ24の検出結果に基づき蒸発器9の温度が約15℃に達したと判断されると、冷媒が第1経路を通過する状態に三方弁23は切り替えられる。「15℃」は、ヒートポンプの運転状態は安定状態に達したときの蒸発器9の温度に相当する。
このように本実施例によれば、ヒートポンプが安定状態に達するまでは第2経路で冷媒を循環させ、安定状態に達すると第1経路で冷媒を循環させるように構成した。従って、蒸発器9の温度を早期に温度上昇させることができ、乾燥能力が向上する。
尚、発明者の推算によると、乾燥工程の初期のヒートポンプが安定状態に達するまでの期間を第2経路で冷媒を循環させたときの乾燥能力は、第1経路で冷媒を循環させたときの乾燥能力よりも約30%増加する。乾燥工程全体に占める乾燥工程初期の乾燥能力の割合は約40%であることから、乾燥工程全体としては乾燥能力が約12%増加することになる。
ちなみに、ヒートポンプの乾燥能力を12%上げることができれば、その分、圧縮機10全体の容積を約3%低減しても、圧縮機10の能力を維持することができる。また、圧縮機10の容積を3%低減することにより、洗濯乾燥機全体の高さ寸法を約1%小さくすることができる。
(第1の参考例)
図8ないし図10は第1の参考例を示すものであり、前記基本構成と異なるところを説明する。本参考例では、空気通路8内には蒸発器9、凝縮器11、送風ファン12aが左から順に配置されており、機械室3内の例えば右部に配置された矩形筒状の冷却ダクト31(外気流通管路に相当)に圧縮機10は収容されている。また、前記圧縮機10には商用電源25から商用周波数の駆動電源が供給されるようになっている。
前記冷却ダクト31は前後方向に長く延びており、その前端部及び後端部が開口している。冷却ダクト31の前部開口及び後部開口は機械室3の前面部及び後面部付近にそれぞれ位置している。機械室3の前面部及び後面部には冷却ダクト31の前部開口及び後部開口と対向する吸気口32及び排気口33が形成されている。また、冷却ダクト31内のうち前記圧縮機10の前部には冷却ファン34が配置されている。前記冷却ファン34のファンモータ34aが駆動されると吸気口32を介して冷却ダクト31内に外気が流入する。そして、冷却ダクト31内を後方に向かって流通した後、排気口33から機外に排出される。このような冷却ダクト31内の外気の流通により圧縮機10は冷却される。前記冷却ファン34及びファンモータ34aから冷却用送風機が構成される。
また、本参考例では凝縮器11には、前記凝縮器11の温度を検出するための温度センサ35が取付けられている。
前述したように、乾燥工程開始時は凝縮器11の温度が低い(前記実施例の図3参照)。このため、圧縮機10を常時冷却すると、乾燥工程開始後の凝縮器11の温度上昇が遅れる。一方、圧縮機10の温度が過度に上昇すると、圧縮機10は動作不良を来たしたり故障したりするおそれがある。
そこで、本参考例では、乾燥工程が開始されると、温度センサ35により検出された凝縮器11の温度が設定値T℃に達するまでは冷却ファン34は停止され、凝縮器11の温度が設定値T℃に達すると冷却ファン34は駆動される。設定値T℃は、回転槽6内に供給される空気の温度が洗濯物を乾燥させるに十分な温度に達したと判断される温度であり、例えば65℃である。
このような構成により、乾燥工程初期における凝縮器11の温度上昇を早めることができ、しかも、圧縮機10を適当な温度に維持することができる。これにより、乾燥能力を向上することができ、圧縮機10の容積低減、洗濯乾燥機全体の高さ寸法の低減を図ることができる。
尚、上記した以外の乾燥工程時の動作は基本構成と同じである。
(第2の参考例)
図11及び図12は第2の参考例を示しており、前記基本構成と異なるところを説明する。本参考例では、送風ファン12aのファンモータ12aをDCインバータモータから構成し、送風ファン12aの回転数を変化させることができるように構成している。また、前記圧縮機10には商用電源25から商用周波数の駆動電源が供給されるようになっている。更に、蒸発器9には、前記蒸発器9の温度を検出する温度センサ24が取付けられている。
図12は、回転槽6と空気通路8との間を循環する風量と乾燥熱効率及び乾燥時間との関係を概略的に示す図である。図12の横軸は循環風量を、縦軸は乾燥熱効率(除湿熱量/全入力)及び乾燥時間を示している。また、図12中、曲線C1,C2は洗濯物量が3kgのときの乾燥熱効率及び乾燥時間を、曲線D1,D2は洗濯物量が6kgのときの乾燥熱効率及び乾燥時間を示している。
図12に矢印C3,D3で示す範囲は、洗濯物量が3kg、6kgのときに乾燥時間が短く且つ乾燥熱効率が高くなる最適な送風量の範囲をそれぞれ示すものである。図12から明らかなように、送風量の最適範囲は、洗濯物量に応じて異なる。
そこで、本参考例では、乾燥工程における送風ファン12aの回転数を洗濯物量に応じて変化させ、最適な送風量が得られるようにしている。洗濯物量に応じた送風ファン12aの回転数は予め設定されている。
また、本参考例では、吐出口13と吸込口14の絶対湿度差が小さく、洗濯物の除湿量が少ないときは、送風ファン12aの回転数を上げて送風量を増大させるように構成されている。具体的には、温度センサ24により検出された蒸発器9の温度が約15℃に達するまでは洗濯物の除湿量が少ないと判断し、送風ファン12aの送風量が30%増加するように送風ファン12aの回転数を上げる。これにより、除湿量が約30%増加する。
このように、洗濯物量に応じて送風ファン12aの送風量を調節することにより、空気通路8内を流通する空気が無駄になることがなく、洗濯物を乾燥するために有効に利用することができる。
また、蒸発器9の温度が15℃に達するまでは、送風ファン12aの送風量を30%増加させた。これは、特に乾燥工程初期の循環風量を30%増加することに相当する。従って、前記実施例と同様に、乾燥工程全体の乾燥能力(除湿能力)を約12%増加させることができ、圧縮機10の容積の3%低減、洗濯乾燥機全体の高さ寸法の約1%の小形化を図ることができる。
更に、送風ファン12aの送風量を一定にすると、最大洗濯物量に対応できるように送風ファン12aを設計する必要があり、送風ファン12aが大形化する。これに対して、本参考例では、回転数を変化させて送風量を調節するように構成したため送風ファン12aの小形化を図ることができる。
(第3の参考例)
図13ないし図15は第3の参考例を示すものであり、前記基本構成と異なるところを説明する。本参考例では、空気通路8内の例えば後部に寄せて圧縮機10を配置すると共に、前記空気通路8内の圧縮機10の前部にダンパ41を設けている。前記ダンパ41は駆動モータ42によって開閉される。ダンパ41及び駆動モータ42は切替手段を構成する。また、圧縮機10には、圧縮機10の温度を検出する温度センサ43が設けられている。更に、空気通路8内のうち蒸発器9の下流側には、蒸発器9の出口部における空気温度を検出する温度センサ44が設けられている。
ダンパ41が開状態にあるときは、空気通路8に流入し圧縮機10付近に至った空気の大部分は、矢印Q1で示すように空気抵抗が少ない圧縮機10の前部の空間を通過し、圧縮機10の近傍を通過する空気は僅かである。つまり、空気通路8内の空気は、圧縮機10を避けるようにして流通する。一方、ダンパ41が閉状態にあるときは、空気通路8に流入し圧縮機10付近に至った空気は、矢印Q2で示すように圧縮機10の近傍を通過する。
空気通路8内の空気が圧縮機10の近傍を通過するときは、圧縮機10と空気との熱交換が効率良く行われる。従って、圧縮機10からの放熱量が増加し、圧縮機10の温度上昇が抑えられる。一方、空気通路8内の空気が圧縮機10を避けて通過するときは、圧縮機10からの放熱が進まず、圧縮機10は温度上昇する。
そこで、本参考例では、圧縮機10の温度が十分に上昇していない乾燥工程初期は、ダンパ41を開状態にして圧縮機10からの放熱を抑え、圧縮機10の温度が十分に上昇するとダンパ41を閉状態にして圧縮機10の温度上昇を抑えるようにしている。具体的には、圧縮機10の温度と蒸発器9の出口部付近の空気温度との差を検出し、前記温度差が設定値に達するまではダンパ41を開状態にし、前記温度差が設定値に達するとダンパ41を閉状態にする。また、圧縮機10の温度が設定温度を下回るときは、ダンパ41の開度を徐々に大きくして圧縮機10からの放熱量を調節する。
上記構成によれば、乾燥工程初期における圧縮機10の温度上昇を促進することができるため、ヒートポンプの乾燥能力を増大させることができる。従って、前記実施例と同様に、乾燥工程開始時における乾燥能力を約30%増加させることができ、乾燥工程全体の冷却能力を約12%増加させることができる。このため、圧縮機10の容積を3%低減し、洗濯乾燥機1の全体の高さ寸法を約1%小さくすることができる。
(第4の参考例)
図16と図17A及び図17Bは第4の参考例を示しており、前記基本構成と異なるところを説明する。本参考例では、給気ダクト15の外周全体を断熱材51で覆っている。また、給気ダクト15及び排気ダクト16を、その断面積が全体に亘って均一になるように構成している。更に、給気ダクト15の水槽4入口部分における開口面積、即ち吐出口13の開口面積が、排気ダクト16の水槽4出口部分における開口面積、即ち吸込口14の開口面積の約2倍になるように構成している。尚、給気ダクト15及び排気ダクト16の断面積は、例えば2000mmに設定すると良い。
給気ダクト15を断熱材51で覆うことにより、回転槽6内に供給される空気温度を高くすることができる。給気ダクト15及び排気ダクト16の断面積を全体にわたって均一にすることにより、風損を少なくすることができ、十分な風量を確保できる。また、吐出口13の開口面積を大きくすることにより、回転槽6内の洗濯物に対して広い範囲にわたって温風を吹きつけることができる。
また、本参考例では、凝縮器11のうち凝縮器11内に空気が流入する部分(入口部)とは反対の部分(出口部)に冷媒の入口部が位置するように構成している。具体的には、図17Aに矢印R1で示す向きに空気は流れて凝縮器11内に流入する。一方、凝縮器11における冷媒入口11aは図17中右上部に位置し、冷媒出口11bは左上部に位置している。そして、冷媒入口11aから凝縮器11に流入した冷媒は、矢印R2に示す向きに流れる。
凝縮器11内を空気が流通することにより冷媒と空気との間で熱交換が行われ、その結果、冷媒温度が低下し、空気温度が上昇する。従って、凝縮器11を通過する空気の温度は冷媒の温度を越えることはない。つまり、凝縮器11を通過してキャピラリーチューブ17に向かう空気温度は、凝縮器11の空気出口部における冷媒温度に依存する。本参考例では、凝縮器11の空気出口部に冷媒入口部11aを設けたため、空気出口部における冷媒温度が高くなる。このため、凝縮器11を通過して回転槽6に向かう空気温度を高めることができる。
図17Bは、凝縮器11を通過する空気温度(E1)と凝縮器11内を流れる冷媒温度(E2)との関係を示す図である。図17Bに示すように、圧縮機10から吐出された高温高圧の冷媒が凝縮器11に流入するため、凝縮器11の冷媒入口部11aにおける冷媒温度が最も高く、冷媒出口部11bに向かうにつれて冷媒温度は低下する。従って、凝縮器11を通過し、回転槽6内に供給される空気の温度を、高く引き上げることができる。
尚、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
乾燥工程だけでなく脱水工程においても圧縮機10及び送風ファン12aを駆動するようにしても良い。この場合、圧縮機10の温度が設定値以下の時は送風ファン12aを停止し、設定値を上回ると送風ファン12aを駆動するように構成すると良い。従って、ファンモータ12b及びインバータ電源19は駆動手段として機能する。上記構成によれば、脱水工程時における脱水率が上昇し、その分、乾燥工程時の負荷が低減するため、乾燥効率の向上を図ることができる。
発明者の推算によると、通常の脱水工程では脱水率は約57%であるところ、脱水工程時に圧縮機10及び送風ファン12aを駆動することにより脱水率を65〜69%に引き上げることができる。この結果、乾燥時の負荷が約20%低減し、その分、ヒートポンプの部品を約20%小形化することができる。
回転槽6内の洗濯物量を検知する動作を実行することに代えて、使用者が回転槽6内に投入した洗濯物量を入力するように構成しても良い。
前記実施例では、蒸発器9の温度に基づきヒートポンプの安定状態を検出したが、吐出口13や吸込口14における空気温度や、回転槽6内の湿度に基づきヒートポンプの安定状態を検出するようにしても良い。
また、2個のキャピラリーチューブに代えて1個の電子膨張弁を用いても良い。この場合は、電子膨張弁の開度を制御することにより冷媒の圧力低下量を調節することができる。
前記実施例に、基本構成の制御や第1ないし第4の参考例を適宜組み合わせて構成することが可能である。
本発明の基本構成を示す洗濯乾燥機を概略的に示す正面図 洗濯乾燥機を概略的に示す上面図 ヒートポンプの構成を空気ダクトと共に示す図 圧縮機の回転数と乾燥効率及び乾燥時間の関係を示す図 本発明の一実施例を示す図3相当図 乾燥工程における循環空気及びヒートポンプの各部の温度変化を示す図 キャピラリーチューブの内径寸法と圧力損失及びキャピラリーチューブの出口部圧力との関係を示す図 第1の参考例を示す図1相当図 図2相当図 図3相当図 第2の参考例を示す図3相当図 循環風量と乾燥時間及び乾燥熱効率との関係を示す図 第3の参考例を示す図3相当図 ダンパが開状態にあるときの圧縮機周辺部分の空気通路の縦断面図 ダンパが閉状態にあるときの圧縮機周辺部分の空気通路の縦断面図 第4の参考例を示す図1相当図 凝縮器の概略的な斜視図 凝縮器を通過する空気温度と冷媒温度との関係を示す図
符号の説明
図面中、1は洗濯乾燥機、4は水槽(洗濯槽)、6は回転槽(洗濯槽)、8は空気通路(循環風路)、9は蒸発器、10は圧縮機、11は凝縮器、12は送風機、12bはファンモータ(送風機駆動手段、駆動手段)、13は吐出口、14は吸込口、15は給気ダクト(循環風路)、16は排気ダクト(循環風路)、17,21はキャピラリーチューブ(減圧手段)、19はインバータ電源(圧縮機駆動手段、駆動手段)、23は電磁三方弁(減圧手段)、31は冷却ダクト(外気流通管路)、34は冷却ファン(冷却用送風機)、32aファンモータ(冷却用送風機)、41はダンパ(切換手段)、42は駆動モータ(切替手段)を示す。

Claims (1)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に配置された洗濯槽と、
    前記洗濯槽に設けられた吸込口及び吐出口と、
    前記吸込口及び吐出口に両端部がそれぞれ接続された循環風路と、
    前記循環風路内に設けられ前記洗濯槽内の空気を前記吸込口から前記循環風路内に吸い込んだ後、前記吐出口から前記洗濯槽内に戻すための送風機と、
    前記循環風路内に配置された蒸発器と、
    前記循環風路内のうち前記蒸発器よりも吐出口側に配置された凝縮器と、
    前記蒸発器及び凝縮器と共にヒートポンプを構成する圧縮機及び減圧手段とを備え、
    洗濯物の乾燥又は脱水のための前記ヒートポンプの運転のうち、初期運転時の設定を、安定運転時での設定で初期設定し運転したときの冷媒流量よりも多い冷媒流量となる設定としたことを特徴とする洗濯乾燥機。
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