JP2008181201A - 発券装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータからの応答待ちの間に、他の利用者が発券装置を使うことができる発券装置を提供する。
【解決手段】券売ボタンが複数表示された初期画面を含む各種画面を表示する表示部及び利用者が発券操作を行うための入力部として機能するタッチパネル式のディスプレイ10と、利用者と遠隔端末3を操作するオペレータとを、音声や映像によって対話可能とするコミュニケーション部と、ディスプレイ10上でオペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理を要求するオペレータ対応要求入力が行われると、遠隔端末3側のオペレータが対応可能な状態にあるかを問い合わせる通信部18と、オペレータが対応可能である旨の応答を遠隔端末3から受信するまでの応答待ちの間、ディスプレイ10に初期画面を表示し、別の利用者の発券処理を受け付ける制御部20とを備えたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔にいるオペレータと利用者との間でコミュニケーションを取りながら発券を行うことが可能な発券装置に関するものである。
従来の(遠隔)発券装置においては、遠隔のセンタ側が混雑してオペレータが応答できない時は、オペレータからの応答待ちの間、待っている利用者はずっと発券装置を占有していた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平8−50616号公報 特開2003−281573号公報
上述した従来技術の場合、オペレータからの応答待ちの間、待っている利用者はずっと発券装置を占有してしまい、発券装置を使うために後ろに並んでいる利用者は、ただ待つだけであった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、オペレータからの応答待ちの間に、他の利用者が発券装置を使うことができる発券装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発券装置は、センタ装置と通信回線を通して接続され、利用者の発券操作に応じた発券を行う発券機を備えた発券装置であって、券売ボタンが複数表示された初期画面を含む各種画面を表示する表示部と、利用者が発券操作を行うための入力部と、利用者とセンタ装置を操作するオペレータとを、音声や映像によって対話可能とするコミュニケーション部と、入力部を介して、オペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理を要求するオペレータ対応要求入力が行われると、センタ装置側のオペレータが対応可能な状態にあるかを問い合わせる通信部と、オペレータが対応可能である旨の応答をセンタ装置から受信するまでの応答待ちの間、表示部に初期画面を表示し、別の利用者の発券処理を受け付ける制御部とを備えたものである。
以上に説明したように、本発明によれば、利用者がオペレータの応答待ちをしている間に、表示部上に初期画面を表示して発券操作を受け付けるようにしたので、オペレータからの応答待ちの間に、他の利用者が発券装置を使用することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明による発券装置の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における発券装置を備えたシステム全体の構成を示すブロック図である。
発券装置1は、例えば駅などの券売コーナーに1又は複数設置されており(図1では1台のみを図示)、発券装置1は通信回線2を介して遠隔センタにあるセンタ装置としての遠隔端末3と接続されている。遠隔センタには1台または複数台の遠隔端末3(図1には1台)が設置されており、これらをオペレータが操作する。発券用ホストコンピュータ4は、発券装置1や遠隔端末3と通信回線2を介して接続されており、これらの装置との間で、発券に必要なデータの送受信を行う。発券用ホストコンピュータ4には、各種発券処理のうち時間のかかる処理とその処理時間との関係を示す処理時間管理テーブルを含む各種テーブル等を格納するデータベース4aが備えられている。
発券装置1は、タッチパネル画面である表示部及び入力部としてのディスプレイ10と、マイク11と、スピーカー12と、利用者を撮影する人物カメラ13と、読み取り台(図示せず)に置かれた用紙を撮影する書画カメラ14と、キーボードやマウスなどの入力部15と、切符(指定券、乗車券など)を発券する発券機16と、切符の購入代金を決済するための現金入出金部17と、通信回線2を介して遠隔端末3と通信を行うための通信部18と、制御プログラムおよび各種プログラムを記憶する記憶部19と、発券装置1全体を制御する制御部20とを備えている。なお、本発明のコミュニケーション部は、マイク11と、スピーカー12と、利用者を撮影する人物カメラ13によって構成される。
本例の発券装置1は、ディスプレイ10上で遠隔券売処理(オペレータ対応処理)を要求する入力操作が行われると、遠隔端末3のオペレータを呼び出し、映像及び音声を用いて利用者とオペレータとが会話をしながら切符等を購入することが可能な装置である。なお、発券操作は、利用者が直接発券装置1で行うことが可能なだけでなく、オペレータが利用者の操作を代行して遠隔から操作することも可能になっている。
遠隔端末3は、ディスプレイ30と、入力部(キーボードとマウス)31と、マイク32と、スピーカー33と、オペレータを撮影する人物カメラ34と、通信回線2を介して発券装置1と通信を行うための通信部35と、制御プログラムおよび各種プログラムを記憶する記憶部36と、遠隔端末3全体を制御する制御部37とを備えている。
以下、本実施の形態1の発券装置1の動作を説明する。なお、本発明は、利用者が遠隔券売を要求してオペレータの応答待ちをしている間に、待っている他の利用者が発券装置1を使えるようにしたことに特徴を有するもので、以下、遠隔券売処理時の流れを説明する。なお、最初に発券装置1を操作した利用者を利用者A、利用者Aの次に発券装置1の利用を待っている利用者を利用者Bとして以下の説明を行う。
図2は、本発明の実施の形態1の発券装置における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、発券装置1のディスプレイ10には、図3に示すような初期画面40が表示されている(S1)。ディスプレイ10に表示される画面は、本例では上下に2分割された画面となっており、上領域には、「遠隔券売」ボタン41や、各種メッセージが表示されるメッセージ表示領域42が設けられ、下領域には通常の券売のための(乗車金額ボタンなどの)券売ボタンや、遠隔券売における選択肢を選択するボタン等が複数配置されるボタン領域43が設けられている。そして、図3に示す初期画面40では、メッセージ表示領域42に、遠隔券売を依頼するメッセージである「駅員に券を依頼する場合は左のボタンを押してください」が表示され、ボタン領域43には、通常の(遠隔券売ではない)券売に必要な券売ボタン43a〜43nが配置されている。
そして、利用者Aによって初期画面40上のいずれかのボタンが押下されると(S2のYES)、発券装置1の制御部20は、押下されたボタンが「遠隔券売」ボタン41か否かを判断し、「遠隔券売」ボタン41でなければ(S3のNO)、その押下されたボタンに相当する券売処理を実施し(S4)、その処理の完了後は、初期画面40の表示に戻る(S1)。
一方、「遠隔券売」ボタン41が押下(オペレータ対応要求入力に相当)された場合には(S3のYES)、遠隔端末3のオペレータが対応可能な状態にあるかを判断する(S5)。この判断の際には、まず、通信部18から通信回線2を介して遠隔端末3に、遠隔券売の要請としてオペレータが対応可能な状態にあるかの問い合わせを行う。遠隔端末3は、発券装置1からの問い合わせを受信すると、発券装置1から遠隔券売の要請が来たことを、ディスプレイ30への表示やスピーカー33などからの音声出力によってオペレータに通知する。
空いているオペレータが存在する場合には、要請に応えて対応可能である旨の入力が遠隔端末3の入力部31からオペレータにより行われる。これにより、遠隔端末3は発券装置1に対し、対応可能である旨の応答を行う。発券装置1は、この応答を受信するとオペレータが対応可能と判断して(S5のYES)、オペレータ対応処理(遠隔券売処理)を実施する(S6)。すなわち、発券装置1は、発券装置1内の各部(ディスプレイ10、マイク11、スピーカー12及び人物カメラ13)を制御して、遠隔端末3側のオペレータとコミュニケーションできる状態となるようし、その上で発券処理を行う。遠隔端末3側でも同様に各部(ディスプレイ10、マイク11、スピーカー12及び人物カメラ13)の制御が行われる。なお、遠隔券売処理では、利用者Aがオペレータの指示に従って発券装置1を操作しても良いし、オペレータが利用者Aとコミュニケーションしながら、遠隔端末3から遠隔操作で発券装置1を操作し、発券を行うようにしてもよい。
ステップS5のオペレータ対応可能か否かの判断において、オペレータ対応が可能でない場合(S5のNO)、すなわち空いているオペレータがいない場合、発券装置1の制御部20は、オペレータが対応可能となるまで待つかどうかを利用者に質問するための質問画面をディスプレイ10上に表示する(S7)。図4に、質問画面の一例を示す。この質問画面50には、メッセージ表示領域42に利用者に待つかどうかを質問するメッセージが表示され、ボタン領域43に「待つ」ボタン51と「待たない」ボタン52が示されている。この質問画面50を確認した利用者によって、「待たない」ボタン52が押下されると(S8のNO)、ステップS1の初期画面40の表示に戻り、「待つ」ボタン51が押下されると(S8のYES)、次の図5に示すような、現在操作していた利用者Aに、発券装置1の近くで待つことを指示した確認画面60を表示する(S9)。
図5の確認画面60には、利用者Aに対し、発券装置1の近くで待つことを指示するメッセージが表示されるとともに、「次の方に操作を譲って待つ」と記載された確認ボタン61が表示される。この確認画面60を確認した利用者Aによって確認ボタン61が押下されると(S10のYES)、発券装置1の制御部20は、オペレータによる対応を待っている利用者がいる場合の初期画面を表示する(S11)。
図6は、その初期画面の一例を示している。
この初期画面70には、メッセージ表示領域42に、オペレータによる対応を待っている人がいる旨のメッセージが表示され、ボタン領域43には、各種券売ボタン71a〜71nが表示される。ここで、ボタン領域43に表示する(あるいは有効にする)券売ボタンは、図3に示した初期画面40の券売ボタン43a〜43nと同じでも良いが、図6の初期画面70では、「周遊券」ボタン43aを省略してボタン数を少なくしている。これは、初期画面70が表示されている現在、利用者Aがオペレータの対応を待っている状態であるので、時間のかかる処理を選択できないようにその処理のボタンを除外するものである。このようなボタン除外処理は、制御部20が、発券用ホストコンピュータ4にアクセスし、データベース4aに格納されている処理時間管理テーブルを参照して、処理時間管理テーブルに登録されているボタンを除外してボタン領域43を構成することによって実現している。図7に、発券用ホストコンピュータ4の処理時間管理テーブルの一例を示す。この処理時間管理テーブルには、ボタン名毎に、そのボタン名で特定される処理に要する予測時間が格納されている。
そして、S11の表示が終わったら、制御部20は一定時間毎に、オペレータが対応可能になったかどうかを上記ステップS5と同様の遠隔端末3との通信によりチェックし(S12)、対応可能になっていなければ(S12のNO)、初期画面70上の券売ボタン71a〜71nの何れかが押下されたかどうかをチェックし、押下された場合には(S13のYES)、その押下された券売ボタンに対応する券売処理を実施(Sl4)し、その後、再び図6の初期画面70に戻る。一方、券売ボタン71a〜71nが押下されない場合には(S13のNO)、オペレータの対応が可能となるまで、引き続き図6の初期画面70を表示する。
そして、制御部20は、遠隔端末3からオペレータが対応可能である旨の応答を受信しし、オペレータが対応可能になったと判断した場合(S12のYES)、遠隔券売開始確認画面を表示する(S15)。図8に遠隔券売開始確認画面80の一例を示す。遠隔券売開始確認画面80には、遠隔券売を待っている利用者Aに操作を譲るよう指示するメッセージが示されるとともに、「遠隔券売開始」ボタン81が示される。
この遠隔券売開始確認画面80の「遠隔券売開始」ボタン81が予め決められた時間内に押下されると(S16のYES)、発券装置1の制御部20は、オペレータ対応処理(遠隔券売処理)を実施する(S6)。すなわち、上述したように、発券装置1は、発券装置1内の各部(ディスプレイ10、マイク11、スピーカー12及び人物カメラ13)を制御し、利用者Aとオペレータとが映像、音声を使ってコミュニケーションしながら発券を行える状態とし、発券を実施する。そして、処理が終了すると、ステップS1に戻り、制御部20は、図3に示す初期画面40を表示する(Sl)。ステップS16において、決められた時間内に「遠隔券売開始」ボタン81が押下されなかった場合は(S16のNO)、利用者Aが待ちきれずに立ち去ったものと判断して、ステップS6を省略してステップS1に戻り、初期画面40を表示する(S1)。
このように、本実施の形態1によれば、利用者がオペレータの応答待ちをしている間に、ディスプレイ10上に初期画面を表示して別の利用者の発券処理を受け付けるようにしたので、他の利用者が発券装置1を使えるようになる。これによって、発券装置1の稼働率が上がり、駅全体として利用者の待ち時間の低減につながる。また、発券装置1の設置台数の低減も見込める。
実施の形態2.
上記実施の形態1の発券装置1では、他の利用者Bがこれからまさに操作しようとしていたときに、利用者Aに対するオペレータ対応が可能になった場合、待っていた利用者Aに操作を譲るよう指示する旨を、ディスプレイ10に表示したメッセージによって利用者Bに通知するようにしている。利用者Bは、このような発券装置1の機械的な対応に対して憤慨することがある可能性がある。実施の形態2は、このような点を鑑みなされたもので、発券装置1の機械的な対応に代えて、オペレータによって利用者Bに通知するようにしたものである。
実施の形態2の発券装置1は、実施の形態1と装置構成は同様であるため、図示及び説明は省略する。
図9は、本発明の実施の形態2の発券装置における処理の流れを示すを示す図である。ここでは、実施の形態1と同じ処理については説明を省略し、実施の形態2が実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態1では、遠隔券売を要請した利用者Aが次の利用者Bに発券装置1の操作を譲った後、オペレータが対応可能になった場合(図9のS12のYES)、図8の遠隔券売開始確認画面80を表示して、利用者Bに、利用者Aに操作を譲るよう指示するメッセージを表示するようにしていたが、実施の形態2の発券装置1では、オペレータ対応可能となった場合(図9のS12のYES)、遠隔券売の起動メッセージを表示する例えば図10に示すような遠隔券売起動画面90を表示し(S21)、すぐにオペレータ対応処理を実施(S6)するようにしたものである。すなわち、発券装置1の操作者と遠隔端末3のオペレータとがコミュニケーション可能な状態とし、発券装置1の操作の交代をオペレータから促すようにしたものである。
このように、実施の形態2によれば、最初の利用者Aがオペレータ対応待ちをしている間に、次の利用者Bがこれからまさに操作しようとしていたときに、利用者Aに対するオペレータ対応が可能になった場合、自動的にオペレータ対応処理を起動し、待っていた利用者Aに操作を譲るようにオペレータから促すようにしたので、利用者の憤慨を鎮める対応が可能となる。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2においては、オペレータの対応を待てるのは、実質一人のみであった。実施の形態3では、カウンタを設けることによって、オペレータの対応を複数人が待てるようにしたものである。
実施の形態3の発券装置1は、実施の形態1と装置構成は同様であるため、図示及び説明は省略する。
図11は、本発明の実施の形態3の発券装置1における処理の流れを示すを示す図である。ここでは、オペレータが対応できない間に、利用者A,利用者Bの二人が連続して遠隔券売処理を希望する場合を例に動作説明を行う。以下、実施の形態3が図2に示した実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
まず、待ち人数カウンタWを0にする(W=0)(SA1)。その後、ステップSlで初期画面100を表示する。図12に、初期画面100の一例を示す。この初期画面100には、図3に示した実施の形態1の初期画面40に対して、現在の待ち人数を追加表示した画面となっている。ここで表示される待ち人数には、待ち人数カウンタWの数が用いられる。
そして、今、待ち人数カウンタがW=0であるため(W>0の時は後述)、ステップSA2はNOとなって、S2に進む。ステップS2〜S5の処理は図3と同じであり、初期画面100で「遠隔券売」ボタン41が押下されると、制御部20は、オペレータが対応可能かをチェック(S5)する。ここでは対応可能でないため、オペレータが対応可能となるまで待つかどうかを図13に示す質問画面110をディスプレイ10上に表示して利用者Aに質問する。ここで、何人の利用者がオペレータを待っているのかが分からなければ、待つかどうかを判断し難い。そこで図13のように、図中のXの部分にWの値を代入して、待っている人の人数も表示する。この場合は0である。
そして、この質問画面110を確認した利用者Aは、「待つ」ボタン51を押下する(S8のYES)。これにより、1人待つことになるため、制御部20は、待ち行列カウンタWをカウントアップ(W=W+1)し(SA3)、図5の確認画面60を表示する(S9)。この画面を確認した利用者Aによって確認ボタン61が押下されると(S10のYES)、発券装置1の制御部20は、ステップS1に戻り、初期画面100を表示し、別の利用者によって新たにボタンが押下されるまでの間(S2)、オペレータが対応可能になったかどうかのチェックを続ける(SA2)。
そして、オペレータが対応可能にならない間に、別の利用者Bによって初期画面100上の「遠隔券売」ボタン41が押下されると(S3)、待つ人が更に一人増えるわけであるので、制御部20は、待ち行列カウンタWをカウントアップ(W=W+1)し(SA3)、利用者Bに対し、発券装置1の近くで待つことを指示する確認画面60を表示する(S9)。そして、その確認画面60上の確認ボタン61が押下されると(S10)、2人待っている人がいることを示す初期画面100をディスプレイ10上に表示する(S1)。
そして、発券装置1は、初期画面100を表示後、オペレータが対応可能になるまでの間(SA2)、遠隔券売以外の他のボタン処理を、利用者からの要求に応じて処理する。その間、利用者A及び利用者Bは、オペレータが対応可能となるまで待つ。そして、オペレータが対応可能になると(SA2のNO)、制御部20は、待ち人数カウンタWをチェックし、Wが0より大きければ(SA4)、待ち人数カウンタWをカウントダウンして(SA5)、遠隔券売開始確認画面80(図8参照)を表示して(S15)、利用者Aに対し、遠隔券売開始の確認を促す。ここで、予め決められた時間内に「遠隔券売開始」ボタン81が押された場合は(S16)、オペレータ対応処理(遠隔券売処理)を実施し(S6)、ステップS1に戻り、初期画面100を表示する。本例では、もう一人待っている利用者Bがいるため、ステップSA2においてW>0であるため、再度ステップSA5,S15,S16,S6の処理を行ってオペレータ対応処理(遠隔券売処理)を実施する。一方、予め決められた時間内に「遠隔券売開始」ボタン81が押されない場合は(S16のNO)、待っていた全ての利用者が立ち去ってしまったと判断できるので、待ち人数カウンタWを再び0に設定する(SAl)。
このように、実施の形態3によれば、実施の形態1,2とほぼ同様の作用効果が得られると共に、カウンタを設けたので、複数人の利用者がオペレータ対応処理(遠隔券売処理)を待つことができるようになる。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、単にカウンタを設けて人数を数えているだけであったので、順番については、実際に待つ利用者同士が把握する必要があった。利用者が順番を間違えると順番を確認する手段がないために、利用者同士のトラブルになる可能性があった。実施の形態4ではこれを防ぐために、待つ利用者に順次固有の番号のついた券を発行し、呼び出し時にはこの番号をオペレータが確認することによって、オペレータが、待っていた利用者を順番通りに対応できるようにしたものである。
図14は、本発明の実施の形態4の発券装置を備えたシステム全体の構成を示すブロック図である。図1に示した実施の形態1との違いは、発券機16が、切符などに加えて、券番号が印刷された順番券16aを発券するようにした点である。また、実施の形態4では、発券用ホストコンピュータ4のデータベース4aに、図15に示す1次元のFIFOキューが格納されている。
キューには、発券機16から順番券16aが発券された順に、その券番号が格納される。そして、オペレータが対応可能になった場合には、キューから券番号を取り出し、その券番号の順番券16aを持った利用者から対応する。
図16は、本発明の実施の形態4の発券装置における処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、オペレータが対応できない間に、利用者A,利用者Bの二人が連続してオペレータ対応処理(遠隔券売処理)を希望する場合を例に動作説明を行う。以下、実施の形態4が実施の形態3と異なる部分を中心に説明する。
まず、ステップSB1で、発券装置1の制御部20は、通信回線2を介して発券用ホストコンピュータ4のデータベース4aに接続してキューを初期化する(空にする)。そして、制御部20は、利用者Aによって初期画面100上の「遠隔券売」ボタン41が押下されると、その利用者Aを一意に識別するための固有の番号を生成し、その番号を印刷した順番券16aを発券機16に指示して発行させる(SB2)。そして、制御部20は、その番号を、通信回線2を介して発券用ホストコンピュータ4に送信してキューに登録する。その後、図17に示すような、順番券16aを取って発券装置1の近くで待つことを指示する確認画面120を表示する(S9)。
そして、オペレータが対応可能にならない間に、別の利用者Bによって初期画面100上の「遠隔券売」ボタン41が押下されると(S3)、上記と同様にその利用者Bを一意に識別するための固有の番号を生成し、その番号を印刷した順番券16aを発券機16に指示して発行させ、上記と同様にして、その番号をキューに登録する。このとき、キューには、利用者Aの番号と利用者Bの番号とが登録されている。その後、確認画面120(図17参照)を表示する(S9)。
そして、オペレータが対応可能になると(S5のYES)、キューから番号を取り出し(SB4)、取り出した番号を基に、遠隔券売開始確認画面80Aを表示する(S15A)。図18に遠隔券売開始確認画面80Aの一例を示す。遠隔券売開始確認画面80Aには、遠隔券売を待っていた利用者Aの券番号が表示され、その券番号の利用者Aに操作を譲るよう指示するメッセージが示されるとともに、「遠隔券売開始」ボタン81が示される。
そして、決められた時間内に遠隔券売開始確認画面80A(図18参照)の「遠隔券売開始確認」ボタン81が押下されると、キューから取り出した番号すなわち対応すべき利用者(ここでは利用者A)の番号と、順番券16aから読み取った番号とが同じであることを確認する(SB5)。この確認は、遠隔端末3側でオペレータが行ってもよいし、発券装置1側で自動的に行っても良い。遠隔端末3側で行う場合には、「遠隔券売開始確認」ボタン81が押下されると直ちに発券装置1と遠隔端末3とをオペレータ対応可能な状態に接続し、オペレータによって確認を行う。すなわち、オペレータは、発券装置1の読み取り台(図示せず)に順番券16aを置くように利用者に指示し、そのメッセージに従い、順番券16aが読み取り台上に置かれると、書画カメラ14で撮影した順番券16aの画像が遠隔端末3のディスプレイ10に表示され、その画像によって目視確認する。その一方で、遠隔端末3は、通信回線2を介して発券用ホストコンピュータ4のデータベース4aにアクセスし、キューから番号を取り出し、対応すべき利用者(ここでは利用者A)の番号を取得しており、その番号と、目視確認した順番券16aの番号とが同じであることを確認する。そして、その上で券売処理を実施する(SB5)。
そして、ここでは、まだ利用者Bが待っており、待ち人数カウンタW=1の状態であるため、ステップSA2においてYESとなり、上記と同様にして、利用者Bに対するオペレータ対応処理(遠隔券売処理)を実施する。
このように、本実施の形態4によれば、オペレータが対応可能となるのを待つ利用者に順番券16aを渡し、その順番券16aをオペレータが確認した上で券売処理を行うので、複数の利用者を、待っていた順番通りに対応することができる。
実施の形態5.
上記実施の形態1〜4では、利用者が通常の券売ボタンを操作し、券売手続きを進めている途中で操作がわからなくなって「遠隔券売」ボタン41を押すことを想定していない。実施の形態5は、このような場合の操作効率向上を図ったものである。
実施の形態5の発券装置1は、実施の形態1と装置構成は同様であるため、図示及び説明は省略する。なお、実施の形態5では、発券用ホストコンピュータ4のデータベース4aに、券番号毎に発券装置1の状態データを記憶する状態保持キューが格納されている。
図19は、状態保持キューの構成を示す図である。
状態保持キューでは、状態データが券番号と共に状態保持キューに上から順番に登録され、取り出し要求があると、上から順番に取り除かれるようになっている。
図20は、本発明の実施の形態5の発券装置の処理の流れを示すフローチャートを示す図である。ここでは、実施の形態4と同じ処理については説明を省略し、実施の形態5が実施の形態4と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態5では、ステップSC1で状態保持キューを初期化しておき、ディスプレイ10上の券売ボタン71a〜71nを操作して券売手続きを進めている途中で操作が分からなくなるなどして利用者に「遠隔券売」ボタン41が押下され(S3のYES)、そのときにオペレータが対応可能でない場合(S5のNO)、制御部20は、発券機16に指示して、その利用者に順番券16aを発行させ、その発行した順番券16aの番号とともに、現在の発券装置1の状態データ(初期画面40上の入力操作から「遠隔券売」ボタン41が押下されるまでに利用者が行った手続きデータ)を発券用ホストコンピュータ4のデータベース4aの状態保持キューに格納する。
そして、オペレータが対応可能になって(S5のYES)、利用者によって「遠隔券売開始」ボタン81(図7参照)が押下されると(S16のYES)、制御部20は、発券用ホストコンピュータ4にアクセスして状態保持キューから状態データを取り出す(SC3)。そして、取り出した状態データ内の番号と、利用者の順番券16aの番号とが同じであることを遠隔端末3とデータ通信を行って確認し、前記取り出した状態データに基づいて、発券装置1の状態を「遠隔券売」ボタン41を押したときの状態に復元してから券売処理を実施する(SC4)。
このように、本実施の形態5によれば、途中まで進めた券売手続きの処理の状態データを利用者に割り振った順番券16aの番号毎に状態保持キューに登録しておき、オペレータが対応可能になって利用者が呼び出されて遠隔券売をはじめるときに、その券番号に基づいて状態データを取得し、発券装置1を「遠隔券売」ボタン41を押したときの状態に復元するようにしたので、途中から券売手続きを再開することができる。これにより、利用者の入力を無駄にせずに効率的な遠隔券売が可能となる。
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5では、オペレータ対応に必要なコミュニケーション手段としての各装置(マイク11、スピーカー12、人物カメラ13、書画カメラ14)が、発券装置1内に備えられていた。しかしながら、実際の発券装置1の運用上では、コミュニケーション手段を除く装置構成の発券装置1は、既に例えば駅などに設置されている。そこで本実施の形態6では、既に設置されている発券装置1に、新たにオペレータ対応機能(遠隔券売機能)を付加する場合の実施の形態について説明する。
図21は、実施の形態5の券売コーナー側の発券装置を示す図である。図21において、図1と同一部分には同一符号を付し説明を省略する。
図において200は遠隔ユニットで、遠隔ユニット200内には遠隔券売に必要なコミュニケーション手段としての各装置(マイク11、スピーカー12、人物カメラ13、書画カメラ14)が備えられている。そして、発券装置1と遠隔ユニット200を、通信線201aによって接続し、それぞれ発券用ホストコンピュータ4や遠隔センタ5と通信できるようにしている。なお、遠隔ユニット200に、マイク11、スピーカー12、人物カメラ13、書画カメラ14を装着した関係で、発券装置1からはこれらの装置が外されている。発券装置1と遠隔ユニット200はそれぞれ単独でも稼働することができるようになっている。
図22は、発券装置のディスプレイに表示される画面構成を示す図である。
実施の形態6では、画面の上領域を遠隔ユニット200に関する入力・表示を行う遠隔ユニット表示エリア210aとし、下領域を発券装置1に関する入力・表示を行う券売機表示エリア210bとする。ボタンもメッセージ表示も、それぞれに関するものは、それぞれの領域に表示される。例えば、図3の券売ボタン43a〜43nは券売機表示エリア210bに表示され、図4、図5,図7の表示は遠隔ユニット表示エリア210aに表示される。これによって、券売機能と遠隔券売機能が別々に入出力を行って別々に動作することが可能となる。協調して動作する必要があるときは、通信線201aを介して必要な情報を送受信する。
このように画面構成を遠隔ユニット200側と発券装置1側とで分けることにより、既存の発券装置1の画面に、遠隔券売機能に関わる画面を加えるに際し、既存の発券装置1の画面制御に関するプログラムを大幅に変更することなく、遠隔券売機能に関わるプログラムを追加することで対応することが可能となる。したがって、既存の発券装置に遠隔券売機能を追加するに際しての画面制御に関わるプログラム開発を簡単化することができる。
以上に実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下のように適宜変更することができる。
・マイク11とスピーカー12の代わりに、ハンドセットやヘッドセットを用いても良い。
・ステップS6のオペレータ対応処理でオペレータが対応を行っている間は、ボタン領域の発券ボタンを有効にしたまま(表示したまま)でも良いし、無効にしても(消しても)良い。
・オペレータによる対応が行われている間、発券装置1の操作は、オペレータが遠隔から代行しても良いし、利用者がオペレータの指示の元に自分で行っても良い。
・発券装置1のディスプレイ10は、タッチパネル式である必要はない。「遠隔券売」ボタン41はハードウェアボタンであっても良く、ボタン領域内の各ボタンも、ハードウェアボタンであっても良い。メッセージ表示領域42の表示を、表示のみを行える装置に表示するようにしても良い。
・ボタン領域の各ボタンをハードウェアのボタンとした場合は、適宜、各ボタンの無効・有効を切替え、必要時以外にはボタン操作入力を受け付けないようにする必要がある。
・発券用ホストコンピュータ4の中にあるとしたデータベース4aは、発券装置1に設置しても良い。
・ステップS11のオペレータによる対応を待っている利用者がいる場合の初期画面70の表示に際して、図6に示した様に利用者が選択できる処理を制限する場合は、券売機上部等に設置した取扱い可能取引表示を、この制限に合わせて変更(例えば、取り扱わなくなった取引の表示を消す)する構成としても良い。
・実施の形態2において、ステップS9とステップS10を一つのステップとして実行させても良い。その場合は、図4に相当する表示と図5に相当する表示が、一画面上に表示されることになる。
・実施の形態4において、券番号は「固有の番号」となっているが、複数利用者間の順番が判別できればそれでよく、例えば、番号の数が1から順に増えて、ある数に達したら再び1から始まるような、サイクリックな番号付与方式としても良い。
・同様に実施の形態4において、ステップS16がNOの場合、次に待っている利用者が呼び出されることになり、飛ばされた利用者が再度呼び出されることはない仕様となっているが、一定期間経過後に再度呼び出すような構成としても良い。
・実施の形態5において、発券装置1から遠隔機能を分離して遠隔ユニット200として別筐体としたが、マイク11、スピーカー12、人物カメラ13、書画カメラ14などの装置は、発券装置1と遠隔ユニット200のどちらにあってもかまわないし、両方にあっても良い。これは、通信線201aによっで情報交換できるためである。
・順番券16aに記載された番号を順番券16aから取得する取得する手段としては、カメラの他、スキャナ、OCRを用いたり、磁気、非接触などの読み取り機を用いることができる。
本発明の実施の形態1における発券装置を備えたシステム全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の発券装置における処理の流れを示すフローチャートである。 初期画面の一例を示す図である。 質問画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 オペレータによる対応を待っている利用者がいる場合の初期画面の一例を示す図である。 処理時間管理テーブルの一例を示す図である。 実施の形態1の遠隔券売開始確認画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2の発券装置における処理の流れを示すを示す図である。 遠隔券売起動画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態3の発券装置における処理の流れを示すを示す図である。 実施の形態3の初期画面の一例を示す図である。 実施の形態3の質問画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4の発券装置を備えたシステム全体の構成を示すブロック図である。 キューを示す図である。 本発明の実施の形態4の発券装置における処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態4の確認画面の一例を示す図である。 実施の形態4の遠隔券売開始確認画面の一例を示す図である。 状態保持キューの構成を示す図である。 本発明の実施の形態5の発券装置における処理の流れを示すフローチャートを示す図である。 実施の形態6の券売コーナー側の発券装置を示す図である。 実施の形態6の発券装置のディスプレイに表示される画面構成を示す図である。
符号の説明
1 発券装置、2 通信回線、3 遠隔端末、4 発券用ホストコンピュータ、4a データベース、5 遠隔センタ、10 ディスプレイ、11 マイク、12 スピーカー、13 人物カメラ、14 書画カメラ、15 入力部、16 発券機、16a 順番券、17 現金入出金部、18 通信部、19 記憶部、20 制御部、30 ディスプレイ、31 入力部、32 マイク、33 スピーカー、34 人物カメラ、35 通信部、36 記憶部、37 制御部、40 初期画面、41 「遠隔券売」ボタン、42 メッセージ表示領域、43 ボタン領域、43a〜43n 券売ボタン、50 質問画面、51 「待つ」ボタン、52 「待たない」ボタン、60 確認画面、61 確認ボタン、70 初期画面、71a〜71n 券売ボタン、80,80A 遠隔券売開始確認画面、81 「遠隔券売開始」ボタン、90 遠隔券売起動画面、100 初期画面、110 質問画面、120 確認画面、200 遠隔ユニット、201a 通信線、210a 遠隔ユニット表示エリア、210b 券売機表示エリア。

Claims (12)

  1. センタ装置と通信回線を通して接続され、利用者の発券操作に応じた発券を行う発券機を備えた発券装置であって、
    券売ボタンが複数表示された初期画面を含む各種画面を表示する表示部と、
    利用者が発券操作を行うための入力部と、
    利用者と前記センタ装置を操作するオペレータとを、音声や映像によって対話可能とするコミュニケーション部と、
    前記入力部を介して、オペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理を要求するオペレータ対応要求入力が行われると、前記センタ装置側のオペレータが対応可能な状態にあるかを問い合わせる通信部と、
    オペレータが対応可能である旨の応答を前記センタ装置から受信するまでの応答待ちの間、前記表示部に初期画面を表示し、別の利用者の発券処理を受け付ける制御部と
    を備えたことを特徴とする発券装置。
  2. 前記制御部は、前記応答待ちの間、前記センタ装置側のオペレータが対応可能な状態となるまで待つか待たないかを利用者に質問する質問画面を前記表示部に表示し、前記入力部から待つ旨の入力が行われた場合、オペレータによる対応を待っている利用者がいる場合の初期画面を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の発券装置。
  3. オペレータによる対応を待っている利用者がいる場合の初期画面とは、発券操作に時間がかかる処理の券売ボタンを除外した画面であることを特徴とする請求項2記載の発券装置。
  4. 前記入力部から待つ旨の入力が行われた後で、前記センタ装置から、オペレータが対応可能である旨の応答を受信した場合、前記制御部は、コミュニケーションの開始を指示する開始指示ボタンを表示した開始確認画面を前記表示部に表示し、前記開始指示ボタンが押下されると、前記コミュニケーション部を起動することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の発券装置。
  5. 前記入力部から待つ旨の入力が行われた後で、前記センタ装置から、オペレータが対応可能である旨の応答を受信した場合、前記制御部は、待っている利用者とは別の利用者の発券処理を実行中であるか否かをチェックし、実行中であればその発券処理を終了後に、実行中でない場合は直ちに、前記コミュニケーション部を起動することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の発券装置。
  6. オペレータが対応可能となるまで待つ利用者の数を数えるカウンタを設け、前記制御部は、前記カウンタのカウンタ値だけ、オペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理を繰り返すことを可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の発券装置。
  7. 前記制御部は、前記質問画面に、前記カウンタのカウンタ値も併せて表示するようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項6の何れかに記載の発券装置。
  8. 前記制御部は、オペレータが対応可能となるまで待つ利用者に固有の識別番号を生成し、その識別番号を元に利用者の待ち順を管理し、待ち順に従って、オペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理を行うようにしたことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れかに記載の発券装置。
  9. 前記制御部は、前記識別番号を印刷した順番券を前記発券機に発券させるようにしたことを特徴とする請求項8記載の発券装置。
  10. 前記順番券に印刷された識別番号を前記順番券から取得する手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の発券装置。
  11. 通常の発券処理にかかる画面と、オペレータとのコミュニケーションに基づく発券処理にかかる画面とを別々に構成して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れかに記載の発券装置。
  12. 前記制御部は、券売ボタンが操作され、券売手続きを進めている最中に前記オペレータ対応要求入力が行われた場合、初期画面から前記オペレータ対応要求入力が行われるまでに利用者が行った手続きをデータベースに保存し、オペレータが対応可能になってオペレータ対応をはじめるときに、前記データベースに保存したデータに基づいて発券装置の状態を、コミュニケーションによる発券処理が要求されたときの状態に復元するように各部を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項11の何れかに記載の発券装置。
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