JP2008180939A - 放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネル - Google Patents

放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネル Download PDF

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Abstract

【課題】放射線画像変換パネルを可搬性容器に配置し、X線を曝射し、放射線画像変換パネルを曲げて搬送する読み取りシステムにより読み取りを行った場合、放射線画像変換パネルの割れ、蛍光体の剥離或いは画像ムラの発生のない、放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネルを提供する。
【解決手段】可撓性基板上に柱状結晶蛍光体を含有する蛍光体層を有する放射線画像変換パネルの読み取りシステムにおいて、該放射線画像変換パネルを読み取り装置内で曲げて搬送し、かつ搬送の曲率半径が50〜500mmであることを特徴とする放射線画像変換パネルの読み取りシステム。
【選択図】なし

Description

本発明は、放射線画像変換パネルの読み取りシステムに関し、さらに詳しくは、放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネルに関する。
X線画像のような放射線画像は、病気診断用等の分野で多く用いられている。このX線画像を得る方法としては、被写体を通過したX線を蛍光体層(蛍光スクリーン)に照射し、これにより可視光を生じさせた後、この可視光を通常の写真を撮るときと同様にして、ハロゲン化銀写真感光材料(以下、単に感光材料ともいう)に照射し、次いで現像処理を施して可視銀画像を得る、いわゆる放射線写真方式が広く利用されている。
しかしながら、近年では、ハロゲン化銀塩を有する感光材料による画像形成方法に代わり、蛍光体層から直接画像を取り出す新たな方法が提案されている。
この方法としては、被写体を透過した放射線を蛍光体に吸収せしめ、しかる後この蛍光体を例えば光または熱エネルギーで励起することにより、この蛍光体が上記吸収により蓄積している放射線エネルギーを蛍光として放射せしめ、この蛍光を検出し画像化する方法がある。
具体的には、輝尽性蛍光体(以下、単に蛍光体ともいう)を用いる放射線画像変換方法が知られて(例えば、特許文献1、2参照。)いる。
この方法は、輝尽性蛍光体を含有する放射線画像変換パネルを使用するもので、この放射線画像変換パネルの輝尽性蛍光体層に被写体を透過した放射線を当てて、被写体各部の放射線透過密度に対応する放射線エネルギーを蓄積させて、その後、輝尽性蛍光体を可視光線、赤外線等の電磁波(励起光)で時系列的に励起することにより、輝尽性蛍光体中に蓄積されている放射線エネルギーを輝尽発光として放出させ、この光の強弱による信号を、例えば、光電変換して、電気信号を得て、この信号をハロゲン化銀写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示装置上に可視像として再生するものである。
上記の放射線画像の再生方法によれば、従来の放射線写真フィルムと増感紙との組合せによる放射線写真法と比較して、はるかに少ない被曝線量で、かつ情報量の豊富な放射線画像を得ることができるという利点を有している。
これらの輝尽性蛍光体を使用した放射線画像変換パネルは、放射線画像情報を蓄積した後、励起光の走査によって蓄積エネルギーを放出するので、走査後に再度放射線画像の蓄積を行うことができ、繰り返し使用が可能である。つまり従来の放射線写真法では、一回の撮影ごとに放射線写真フィルムを消費するのに対して、この放射線画像変換方法では放射線画像変換パネルを繰り返し使用するので、資源保護、経済効率の面からも有利である。
さらに、近年診断画像の解析において、より高鮮鋭性の放射線画像変換パネルが要求されている。鮮鋭性改善のための手段として、例えば、形成される輝尽性蛍光体の形状そのものをコントロールし、感度及び鮮鋭性の改良を図る試みがされている。
これらの試みの一つとして、気相成長法(気相堆積法)によって基板上に、基板の法線方向に対し一定の傾きをもった細長い柱状結晶を形成した輝尽性蛍光体層を有する放射線画像変換パネルを用いる方法(特許文献3参照)等が提案されている。
最近では、CsBr等のハロゲン化アルカリを母体にEuを賦活剤とした輝尽性蛍光体を用いた放射線画像変換パネルが提案され、従来得られていなかった高いX線変換効率を導き出すことが可能となった。
しかしながら、さまざまな条件下で用いられる放射線画像変換パネルにおいて、基板と蛍光体層との接着性は重要な特性の1つであり、基板と蛍光体層間に架橋剤を含有する下引き樹脂層を設ける方法が開示されている(特許文献4〜6参照)。しかし、単に下引き樹脂層を設けるだけでは、下引き樹脂層上に上記気相成長法により輝尽性蛍光体層を形成させる際、下引き樹脂層の表面の凹凸が高い場合、基板との接着性不良及びそれに伴い蛍光体層中の結晶構造が不均一になり、放射線画像変換パネル内での鮮鋭度のバラツキや粒状ムラが生じることがあった。また下引き樹脂層の膜厚が厚すぎて特性の経時安定性が低下することがあった。
更に、放射線画像変換パネルを可搬性容器に配置し、X線を曝射し、放射線画像変換パネルを曲げて搬送する読み取りシステムにより読み取りを行った場合、搬送容器の曲げる曲率半径が小さいと、放射線画像変換パネルが割れたり、蛍光体の剥離を生じ、画像ムラを発生するという欠点があった。
米国特許第3,859,527号明細書 特開昭55−12144号公報 特開平2−58000号公報 特公平4−44959号公報 特開2005−91222号公報 特開2006−125854号公報
本発明の目的は、放射線画像変換パネルを可搬性容器に配置し、X線を曝射し、放射線画像変換パネルを曲げて搬送する読み取りシステムにより読み取りを行った場合、放射線画像変換パネルの割れ、蛍光体の剥離或いは画像ムラの発生のない、放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネルを提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成により達成することができる。
1.可撓性基板上に柱状結晶蛍光体を含有する蛍光体層を有する放射線画像変換パネルの読み取りシステムにおいて、該放射線画像変換パネルを読み取り装置内で曲げて搬送し、かつ搬送の曲率半径が50mm以上500mm以下であることを特徴とする放射線画像変換パネルの読み取りシステム。
2.前記搬送の曲率半径が80mm以上500mm以下であることを特徴とする前記1記載の放射線画像変換パネルの読み取りシステム。
3.可撓性基板上に柱状結晶蛍光体を含有する蛍光体層を有する放射線画像変換パネルであって、かつ、前記1又は2記載の放射線画像変換パネルの読み取りシステムに用いられることを特徴とする放射線画像変換パネル。
4.前記可撓性基板が有機樹脂フィルムであることを特徴とする前記3記載の放射線画像変換パネル。
5.前記可撓性基板がポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンサルファイド、ポリイミド、ポリアミド、アラミドより選択される有機樹脂フィルムであることを特徴とする前記3又は4記載の放射線画像変換パネル。
6.前記可撓性基板が、厚み0.1μm以上10μm以下の有機樹脂の下地層を設けてあることを特徴とする前記3〜5のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
7.前記可撓性基板の厚みが0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする前記3〜6のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
8.前記蛍光体が輝尽性蛍光体であることを特徴とする前記3〜7のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
9.前記輝尽性蛍光体がCsBrを母体とする柱状結晶蛍光体であることを特徴とする前記8記載の放射線画像変換パネル。
10.前記3〜9のいずれか1項記載の放射線画像変換パネルを可搬性容器に配置し、X線を曝射し、前記1又は2記載の放射線画像変換パネルの読み取りシステムにより読み取りを行うことを特徴とするX線撮影システム。
本発明により、放射線画像変換パネルの割れ、蛍光体の剥離或いは画像ムラの発生のない、放射線画像変換パネルの読み取りシステム及び放射線画像変換パネルを提供することができた。
本発明を更に詳しく説明する。
〔放射線画像変換パネルの読み取りシステム〕
本発明の放射線画像変換パネルの読み取りシステムについて説明する。ここでは特に輝尽性蛍光体を使用した読み取り方法について説明する。まず、放射線像変換パネルに被写体を通した放射線たとえばX線を照射する。プレートにはこの放射線の照射量に応じた潜像が形成される。この潜像を持ったプレートを読み取り装置にかけると、プレートは励起レーザーにより潜像に応じた発光を発生し、その発光はフォトマルチプライヤで増幅され、電気信号となる。
〔可撓性基板〕
本発明に用いられる放射線画像変換パネルの可撓性基板について説明する。
本発明の放射線画像変換パネルの可撓性基板としては、有機樹脂フィルムが用いられ、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンサルファイド、ポリイミド、ポリアミド、アラミド等が挙げられる。
〔下地層〕
本発明は、有機樹脂フィルムと蛍光体層との間に、下地層を設けることが好ましい。
下地層で用いることのできる樹脂としては、特に制限はないが、例えば、ポリビニアルコール、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ナイロン、(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリル酸エステル、ビニルエステル類、ビニルケトン類、スチレン類、ジオレフィン類、(メタ)アクリルアミド類、塩化ビニル類、塩化ビニリデン類、ニトロセルロース、アセチルセルロース、ジアセチルセルロース等のセルロース誘導体、シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、各種の合成ゴム系樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂等が挙げられる。中でも有機樹脂フィルムと蛍光体層との接着性、有機樹脂フィルムの耐腐食性の観点でポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等の疎水性樹脂が好ましい。
本発明における下地層の膜厚は0.1〜10μmであり、より好ましくは1〜5μmである。下地層の膜厚が0.1μm未満では有機樹脂フィルムと輝尽性蛍光体層との接着力が弱い場合があり、10μmを超えると鮮鋭性等の品質が低下することがある。
膜厚の測定装置としては、例えば、触針法やレーザー干渉測長法といった周知の表面粗さ測定法で測定することができる。
本発明に係る下地層には、樹脂の他に膜強度を付与するために架橋剤を含有してもよい。用いることのできる架橋剤としては、特に制限はなく、例えば、多官能イソシアネート及びその誘導体、メラミン及びその誘導体、アミノ樹脂及びその誘導体等を挙げることができるが、多官能イソシアネート化合物が好ましい。多官能イソシアネート化合物としては、例えば、日本ポリウレタン社製のコロネートHX、コロネート3041等が挙げられる。
架橋剤の使用量は、目的とする放射線画像変換パネルの特性、蛍光体層及び有機樹脂フィルムに用いる材料の種類、下地層に用いる樹脂の種類等によって異なるが、蛍光体層と有機樹脂フィルムとの接着強度の維持を考慮すれば、下引き樹脂に対して50質量%以下が好ましく、5〜30質量%がより好ましい。5質量%未満では、架橋密度が低く、耐熱性、強度のいずれも不十分である。30質量%を超えると、架橋密度が高く、下地層との靱性が低くなり(脆くなり)、下地層がひび割れしてしまう。
本発明においては、有機樹脂フィルムに下地層を塗設した後、蛍光体層を塗設する前に、下地層中の樹脂と架橋剤との反応を完遂させるため40〜150℃で1〜100時間の熱処理を行う。
下地層は、有機樹脂フィルムに下地層塗設液を塗布乾燥することにより得られる。塗布方法は、特に制限はなく、ドクターブレード、ロールコーター、ナイフコーター、押し出しコーター等の公知の塗布コーターを用いても、スピンコーターを用いて塗布してもよい。
〔輝尽性蛍光体〕
本発明に係る輝尽性蛍光体について説明する。本発明の蛍光体は輝尽性蛍光体が好ましく特に下記一般式(1)で表される輝尽性蛍光体が好ましい。
一般式(1)
1X・aM2X′2:eA、A″
式中、M1はLi、Na、K、Rb及びCsの各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属原子であり、M2はBe、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、Cu及びNiの各原子から選ばれる少なくとも1種の二価金属原子であり、X、X′はF、Cl、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子であり、A及びA″はEu、Tb、In、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm及びYの各原子から選ばれる少なくとも1種の希土類原子であり、a、eはそれぞれ0≦a<0.5、0<e≦0.2の範囲の数値を表す。
前記一般式(1)で表される輝尽性蛍光体において、MIは、Na、K、Rb及びCsの各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ金属原子を表し、中でもRb及びCsの各原子から選ばれる少なくとも1種のアルカリ土類金属原子が好ましく、さらに好ましくはCs原子である。
2はBe、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、Cu及びNiの各原子から選ばれる少なくとも1種の二価の金属原子を表すが、中でも好ましく用いられるのは、Be、Mg、Ca、Sr及びBa等の各原子から選ばれる二価の金属原子である。
3はSc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、Al、Ga及びInの各原子から選ばれる少なくとも1種の三価の金属原子を表すが、中でも好ましく用いられるのはY、Ce、Sm、Eu、Al、La、Gd、Lu、Ga及びIn等の各原子から選ばれる三価の金属原子である。
AはEu、Tb、In、Ga、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm、Y、Tl、Na、Ag、Cu及びMgの各原子から選ばれる少なくとも1種の金属原子である。
輝尽性蛍光体の輝尽発光輝度向上の観点から、X、X′及びX″はF、Cl、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子を表すが、F、Cl及びBrから選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子が好ましく、Br及びIの各原子から選ばれる少なくとも1種のハロゲン原子がさらに好ましい。
また、一般式(1)において、bは0≦b<0.5を表すが、好ましくは、0≦b≦10-2である。
本発明の一般式(1)で表される輝尽性蛍光体は、例えば以下に述べる製造方法により製造される。
蛍光体原料としては、
(a)NaF、NaCl、NaBr、NaI、KF、KCl、KBr、KI、RbF、RbCl、RbBr、RbI、CsF、CsCl、CsBr及びCsIから選ばれる少なくとも1種もしくは2種以上の化合物が用いられる。
(b)MgF2、MgCl2、MgBr2、MgI2、CaF2、CaCl2、CaBr2、CaI2、SrF2、SrCI2、SrBr2、SrI2、BaF2、BaCl2、BaBr2、BaBr2・2H2O、BaI2、ZnF2、ZnCl2、ZnBr2、ZnI2、CdF2、CdCl2、CdBr2、CdI2、CuF2、CuCl2、CuBr2、CuI、NiF2、NiCl2、NiBr2及びNiI2の化合物から選ばれる少なくとも1種または2種以上の化合物が用いられる。
(c)前記一般式(1)において、Eu、Tb、In、Cs、Ce、Tm、Dy、Pr、Ho、Nd、Yb、Er、Gd、Lu、Sm、Y、Tl、Na、Ag、Cu及びMg等の各原子から選ばれる金属原子を有する化合物が用いられる。
一般式(1)で表される化合物において、aは0≦a<0.5、好ましくは0≦a<0.01、bは0≦b<0.5、好ましくは0≦b≦10-2、eは0<e≦0.2、好ましくは0<e≦0.1である。
上記の数値範囲の混合組成になるように前記(a)〜(c)の蛍光体原料を秤量し、乳鉢、ボールミル、ミキサーミル等を用いて充分に混合する。
次に、得られた蛍光体原料混合物を石英ルツボまたはアルミナルツボ等の耐熱性容器に充填して電気炉中で焼成を行う。
焼成温度は300〜1000℃が適当である。焼成時間は原料混合物の充填量、焼成温度等によって異なるが、一般には0.5〜6時間が適当である。
焼成雰囲気としては少量の水素ガスを含む窒素ガス雰囲気、少量の一酸化炭素を含む炭酸ガス雰囲気等の弱還元性雰囲気、窒素ガス雰囲気、アルゴンガス雰囲気等の中性雰囲気或いは少量の酸素ガスを含む弱酸化性雰囲気が好ましい。
なお、前記の焼成条件で一度焼成した後、焼成物を電気炉から取り出して粉砕し、しかる後、焼成物粉末を再び耐熱性容器に充填して電気炉に入れ、前記と同じ焼成条件で再焼成を行えば蛍光体の発光輝度をさらに高めることができ好ましい。
また、焼成物を焼成温度より室温に冷却する際、焼成物を電気炉から取り出して空気中で放冷することによっても所望の蛍光体を得ることができるが、焼成時と同じ、弱還元性雰囲気または中性雰囲気のままで冷却してもよい。
また、焼成物を電気炉内で加熱部より冷却部へ移動させて、弱還元性雰囲気、中性雰囲気もしくは弱酸化性雰囲気で急冷することにより、得られた蛍光体の輝尽による発光輝度をより一層高めることができる。
また、本発明の輝尽性蛍光体層は気相成長法によって形成されることを特徴としている。
輝尽性蛍光体の気相成長法としては蒸着法、スパッタリング法、CVD法、イオンプレーティング法、その他の方法を用いることができる。
本発明においては、例えば、以下の方法が挙げられる。
第1の方法の蒸着法は、まず、基板を蒸着装置内に設置した後、装置内を排気して1.333×10-4Pa程度の真空度とする。次いで、前記輝尽性蛍光体の少なくとも一つを抵抗加熱法、エレクトロンビーム法等の方法で加熱蒸発させて前記基板表面に輝尽性蛍光体を所望の厚さに成長させる。この結果、結着剤を含有しない輝尽性蛍光体層が形成されるが、前記蒸着工程では複数回に分けて輝尽性蛍光体層を形成することも可能である。
また、前記蒸着工程では複数の抵抗加熱器あるいはエレクトロンビームを用いて共蒸着し、基板上で目的とする輝尽性蛍光体を合成すると同時に輝尽性蛍光体層を形成することも可能である。
蒸着終了後、必要に応じて前記輝尽性蛍光体層の基板側とは反対の側に保護層を設けることにより本発明の放射線画像変換パネルを製造することが好ましい。なお、保護層上に輝尽性蛍光体層を形成した後、基板を設ける手順をとってもよい。
さらに、前記蒸着法においては、蒸着時、必要に応じて被蒸着体(基板、保護層または中間層)を冷却あるいは加熱してもよい。
また、蒸着終了後輝尽性蛍光体層を加熱処理してもよい。また、前記蒸着法においては必要に応じてO2、H2等のガスを導入して蒸着する反応性蒸着を行ってもよい。
第2の方法としてのスパッタリング法は、蒸着法と同様、保護層または中間層を有する基板をスパッタリング装置内に設置した後、装置内を一旦排気して1.333×10-4Pa程度の真空度とし、次いでスパッタリング用のガスとしてAr、Ne等の不活性ガスをスパッタリング装置内に導入して1.333×10-1Pa程度のガス圧とする。次に、前記輝尽性蛍光体をターゲットとして、スパッタリングすることにより、前記基板上に輝尽性蛍光体層を所望の厚さに成長させる。
前記スパッタリング工程では蒸着法と同様に各種の応用処理を用いることができる。
第3の方法としてCVD法があり、また、第4の方法としてイオンプレーティング法がある。
また、前記気相成長における輝尽性蛍光体層の成長速度は0.05〜300μm/分であることが好ましい。成長速度が0.05μm/分未満の場合には本発明の放射線画像変換パネルの生産性が低く好ましくない。また成長速度が300μm/分を越える場合には成長速度のコントロールがむずかしく好ましくない。
放射線画像変換パネルを、前記の真空蒸着法、スパッタリング法等により得る場合には、結着剤が存在しないので輝尽性蛍光体の充填密度を増大でき、感度、解像力の上で好ましい放射線画像変換パネルが得られ好ましい。
前記輝尽性蛍光体層の膜厚は、放射線画像変換パネルの使用目的によって、また輝尽性蛍光体の種類により異なるが、本発明の効果を得る観点から50〜1000μmであることが好ましく、より好ましくは100〜600μmであり、さらに好ましくは100〜500μmである。
上記の気相成長法による輝尽性蛍光体層の作製にあたり、輝尽性蛍光体層が形成される基板の温度は、100℃以上に設定することが好ましく、さらに好ましくは150℃以上であり、特に好ましくは150〜400℃である。
本発明の放射線画像変換パネルの輝尽性蛍光体層は、基板上に前記一般式(1)で表される輝尽性蛍光体を気相成長させて形成されることが好ましく、層形成時に該輝尽性蛍光体が柱状結晶を形成することがより好ましい。
蒸着、スパッタリング等の方法で柱状の輝尽性蛍光体層を形成するためには、前記一般式(1)で表される化合物(輝尽性蛍光体)が用いられるが、中でもCsBr系蛍光体が特に好ましく用いられる。
また、本発明においては、柱状結晶が、主成分として下記一般式(2)で表される輝尽性蛍光体を有することが好ましい。
一般式(2)
CsX:A
一般式(2)において、XはBrまたはIを表し、AはEu、In、Tb、TlまたはCeを表す。
基板上に、気相堆積法により蛍光体層を形成する方法としては、輝尽性蛍光体の蒸気または該原料を供給し、蒸着等の気相成長(堆積)させる方法によって独立した細長い柱状結晶からなる輝尽性蛍光体層を得ることができる。これらの場合において、基板と坩堝との最短部の間隔は輝尽性蛍光体の平均飛程に合わせて通常10〜60cmに設置するのが好ましい。
蒸発源となる輝尽性蛍光体は、均一に溶解させるか、プレス、ホットプレスによって成形して坩堝に仕込まれる。この際、脱ガス処理を行うことが好ましい。蒸発源から輝尽性蛍光体を蒸発させる方法は電子銃により発した電子ビームの走査により行われるが、これ以外の方法にて蒸発させることもできる。
また、蒸発源は必ずしも輝尽性蛍光体である必要はなく、輝尽性蛍光体原料を混和したものであってもよい。
また、蛍光体の母体に対して賦活剤を後からドープしてもよい。例えば、母体であるCsBrのみを蒸着した後、賦活剤であるTlをドープしてもよい。即ち、結晶が独立しているため、膜が厚くとも充分にドープ可能であるし、結晶成長が起こりにくいので、MTFは低下しないからである。
白色顔料は輝尽発光も反射することができる。白色顔料として、TiO2(アナターゼ型、ルチル型)、MgO、PbCO3・Pb(OH)2、BaSO4、Al23、M(II)FX(但し、M(II)はBa、Sr及びCaの中の少なくとも一種であり、XはCl、及びBrのうちの少なくとも一種である。)、CaCO3、ZnO、Sb23、SiO2、ZrO2、リトポン(BaSO4・ZnS)、珪酸マグネシウム、塩基性珪硫酸塩、塩基性燐酸鉛、珪酸アルミニウム等が挙げられる。これらの白色顔料は隠蔽力が強く、屈折率が大きいため、光を反射したり、屈折させることにより輝尽発光を容易に散乱し、得られる放射線画像変換パネルの感度を顕著に向上させることができる。
また、高光吸収率の物質としては、例えば、カーボンブラック、酸化クロム、酸化ニッケル、酸化鉄等及び青の色材が用いられる。このうちカーボンブラックは輝尽発光も吸収する。
また、色材は、有機または無機系色材のいずれでもよい。有機系色材としては、ザボンファーストブルー3G(ヘキスト製)、エストロールブリルブルーN−3RL(住友化学製)、D&CブルーNo.1(ナショナルアニリン製)、スピリットブルー(保土谷化学製)、オイルブルーNo.603(オリエント製)、キトンブルーA(チバガイギー製)、アイゼンカチロンブルーGLH(保土谷化学製)、レイクブルーAFH(協和産業製)、プリモシアニン6GX(稲畑産業製)、ブリルアシッドグリーン6BH(保土谷化学製)、シアンブルーBNRCS(東洋インキ製)、ライオノイルブルーSL(東洋インキ製)等が用いられる。またカラーインデックスNo.24411、23160、74180、74200、22800、23154、23155、24401、14830、15050、15760、15707、17941、74220、13425、13361、13420、11836、74140、74380、74350、74460等の有機系金属錯塩色材も挙げられる。無機系色材としては群青、コバルトブルー、セルリアンブルー、酸化クロム、TiO2−ZnO−Co−NiO系顔料が挙げられる。
なお、輝尽性蛍光体層を気相成長法にて形成させるには、代表的には図1のごとき蒸着装置を用いる。
図1において、1は蒸着装置、2は真空チャンバー、3は支持体回転機構(支持体回転機能)、4は支持体であり、さらに5が蒸発源、6が支持体表面温度制御ヒーターである。また、d1は支持体4と蒸発源5の間の距離である。
〔保護層〕
また、本発明の輝尽性蛍光体層は、保護層を有していてもよい。
保護層は、保護層用塗布液を輝尽性蛍光体層上に直接塗布して形成してもよいし、あらかじめ別途形成した保護層を輝尽性蛍光体層上に接着してもよい。あるいは別途形成した保護層上に輝尽性蛍光体層を形成する手順を取ってもよい。保護層の材料としては酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ四フッ化エチレン、ポリ三フッ化−塩化エチレン、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体等の通常の保護層用材料が用いられる。他に透明なガラス基板を保護層として用いることもできる。また、この保護層は蒸着法、スパッタリング法等により、SiC、SiO2、SiN、Al23等の無機物質を積層して形成してもよい。これらの保護層の層厚は一般的には0.1〜2000μm程度が好ましい。
本発明においては、輝尽性蛍光体層に照射されるレーザー径が100μm以下であることが好ましく、より好ましくは80μm以下である。
レーザーとしては、He−Neレーザー、He−Cdレーザー、Arイオンレーザー、Krイオンレーザー、N2レーザー、YAGレーザー及びその第2高調波、ルビーレーザー、半導体レーザー、各種の色素レーザー、銅蒸気レーザー等の金属蒸気レーザー等がある。通常はHe−NeレーザーやArイオンレーザーのような連続発振のレーザーが望ましいが、パネル1画素の走査時間とパルスを同期させればパルス発振のレーザーを用いることもできる。また、フィルタを用いずに特開昭59−22046号に示されるような、発光の遅延を利用して分離する方法によるときは、連続発振レーザーを用いて変調するよりもパルス発振のレーザーを用いる方が好ましい。
上記の各種レーザー光源の中でも、半導体レーザーは小型で安価であり、しかも変調器が不要であるので特に好ましく用いられる。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
実施例1
《放射線画像変換パネル試料1〜16の作製》
以下に示すように、0.5mm厚のポリエチレンナフタレート(PEN)支持体の表面(平均表面粗さ0.01μm)に、下引き層としてポリエステル樹脂(東洋紡社製バイロンシリーズ Tg:60℃)をメチルエチルケトン/トルエンの1/1質量比混合溶媒に溶解した、下引き層用の塗布液をワイヤーバーコーターで塗布して、70℃の熱風中にて乾燥した。結果として厚み1μmのポリエステル樹脂層を有する基板を得た。
真空チャンバー内を一旦排気した後、Arガスを導入して1.0×10-2Paとなるように真空度を調整し、支持体の表面温度を100℃となるように保持しながら、輝尽性蛍光体層の膜厚が200μmとなるまで蒸着を行い放射線像変換パネル試料を作製した。
なお図1に示した蒸着装置においては、支持体中心と直交する法線上に蒸着源を配置することとし支持体と蒸着源との距離d1(60cm)とした。蒸着中は支持体を回転させながら蒸着操作を行った。
次いで、保護層として四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体の薄層(膜厚2.0μm)をポリエステル樹脂を1.0μm塗布し、ラミネーターにて輝尽性蛍光体層表面に貼り付け、放射線像変換パネル試料1を得た。
表1に示すように、基板を変更し蛍光体層を形成し、試料2〜16を作製した。
下引きの厚みはワイヤーバーコーターのワイヤーサイズを変更し、所望の厚みの下引き層を得た。なお、試料2は下引き層を設けずに、蛍光体層を形成した。
(評価方法)
表1に示す曲率半径をもつ円柱を使用し、得られた放射線像変換パネルを搬送した。1000回搬送を行い以下の評価をして結果を表1に示す。
割れ
目視で放射線像変換パネル表面を観察
1:ほとんどの部分に割れが入り、基板変形等で読み取りできない状態
2:割れが目立ち画像でも確認できる
3:割れがあるが画像では見えない
4:割れが少なく画像では見えない
5:割れはない。
剥離
目視で放射線像変換パネル表面を観察
1:ほとんどの部分に剥離が発生し、基板より蛍光体層が脱離している状態
2:剥離が目立ち画像でも確認できる
3:剥離があるが画像では見えない
4:剥離が少なく画像では見えない
5:剥離はない。
画像ムラ
80kV、60mAsのX線を100cm離した位置より放射線像変換パネルに曝射し、REGIUS190にて読み取った画像
×:プレートが変形し、読み取りができない状態。使用できない
1:ムラが多く使用に値しない
2:ムラが目立ち使用上支障が出る
3:ムラがあるが使用可能
4:ムラは少ない
5:ムラが無い。もしくは気にならないレベル。
Figure 2008180939
表より、本発明の放射線画像変換パネルは比較例に比べ、剥離性、鮮鋭性及び鮮鋭性の経時安定性に優れていることが分かる。
本発明の輝尽性蛍光体層の形成に用いる蒸着装置の一例を示す概略図。
符号の説明
1 蒸着装置
2 真空チャンバー
3 支持体回転機構(支持体回転機能)
4 支持体
5 蒸発源
6 支持体表面温度制御ヒーター

Claims (9)

  1. 可撓性基板上に柱状結晶蛍光体を含有する蛍光体層を有する放射線画像変換パネルの読み取りシステムにおいて、該放射線画像変換パネルを読み取り装置内で曲げて搬送し、かつ搬送の曲率半径が50mm以上500mm以下であることを特徴とする放射線画像変換パネルの読み取りシステム。
  2. 前記搬送の曲率半径が55mm以上200mm以下であることを特徴とする請求項1記載の放射線画像変換パネルの読み取りシステム。
  3. 可撓性基板上に柱状結晶蛍光体を含有する蛍光体層を有する放射線画像変換パネルであって、かつ、請求項1又は2記載の放射線画像変換パネルの読み取りシステムに用いられることを特徴とする放射線画像変換パネル。
  4. 前記可撓性基板が有機樹脂フィルムであることを特徴とする請求項3記載の放射線画像変換パネル。
  5. 前記可撓性基板がポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンサルファイド、ポリイミド、ポリアミド、アラミドより選択される有機樹脂フィルムであることを特徴とする請求項3又は4記載の放射線画像変換パネル。
  6. 前記可撓性基板が、厚み0.1μm以上10μm以下の有機樹脂の下地層を設けてあることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
  7. 前記可撓性基板の厚みが0.5mm以上5mm以下であることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
  8. 前記蛍光体が輝尽性蛍光体であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項記載の放射線画像変換パネル。
  9. 前記輝尽性蛍光体がCsBrを母体とする柱状結晶蛍光体であることを特徴とする請求項8記載の放射線画像変換パネル。
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