JP2008180329A - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008180329A JP2008180329A JP2007015650A JP2007015650A JP2008180329A JP 2008180329 A JP2008180329 A JP 2008180329A JP 2007015650 A JP2007015650 A JP 2007015650A JP 2007015650 A JP2007015650 A JP 2007015650A JP 2008180329 A JP2008180329 A JP 2008180329A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- key
- rotating
- mobile terminal
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【解決手段】一端に軸受け部を有する表示器側筐体と、一端が軸受け部に装着される回転部を有し、他端部に結合部を有するダミーヒンジと、一端が結合部に結合されるキー側筐体とを備え、両筐体がダミーヒンジを介して回動可能に連結される携帯端末装置において、キー側筐体12は、回転部19の回転軸と垂直な方向に延びて形成されるボス部21を有し、結合部20は、ボス部21が挿通される挿通孔22が形成され、挿通孔22は、結合部20とキー側筐体12とが結合された状態においてボス部21が嵌合される嵌合孔24aと、嵌合孔24aに連通すると共にキー側筐体12側に向かって回転部19の回転方向に沿って拡径された拡径孔24bとを有して形成される。
【選択図】図3
Description
この折り畳み型の携帯端末装置において、2つの筐体を連結するヒンジユニットは、略直線状に横並びに配置された開閉用ヒンジとダミーヒンジ(連結部材)を有しており、ダミーヒンジは、両筐体にそれぞれ配置された基板を電気的に接続するための細線同軸ケーブルを通すため管状に形成されている。
この発明の目的は、ケース部材と連結部材を結合/分離する際の作業性が良く、組み付け性を向上させることができる携帯端末装置を提供することである。
また、この発明は、前記第2筐体は、前記ボス部が形成される第1ケース部材と、前記連結部材を間に挟んで前記第1ケース部材に結合される第2ケース部材とを有して構成され、前記連結部材は、前記回転部が位置する側に形成されて、前記第1ケース部材の一端側に係合して当該一端側の前記回動部からの離間を規制する規制部を有することが好ましい。
また、この発明は、前記回動部は、前記第1筐体の内部と前記第2筐体の内部との間に亘って配設されるケーブル部材が挿通され、前記連結部材は、前記ケーブル部材を位置決めする位置決め部が形成されていることが好ましい。
図1は、この発明の一実施の形態に係る携帯端末装置の一例としての携帯電話機の開状態における斜視図である。図1に示すように、携帯端末装置の一例としての携帯電話機10は、例えば、表示器側筐体(第1筐体)11とキー側筐体(第2筐体)12の2つの筐体を、両筐体11,12が相互に接近離反可能にヒンジ部13で連結した折り畳み型構造を有している。
ヒンジ部13は、表示器側筐体11の一端部側に突設されており、キー側筐体12の一端部に形成された一対のヒンジ取付部12a,12aに、回動自在に軸支されている。このヒンジ部13で連結された表示器側筐体11とキー側筐体12は、両筐体が略直線上に連続する開状態或いは両筐体が上下に重なった閉状態(図示しない)に、自在に開閉することができる。
図2は、図1のキー側筐体を構成するキーフロントケースの部分斜視図である。図2に示すように、表示器側筐体11とキー側筐体12が連結された状態において、表示器側筐体11の一部を構成するヒンジ部13の軸受け部13aは、ヒンジ部13の外装ケースを構成するヒンジフロントケース16のヒンジ配置部16aに、横倒し円筒形状部の内部空間として形成されており、キー側筐体12のキーフロントケース(第1ケース部材)12bの内面側に開口している。
つまり、携帯端末装置の一例としての携帯電話機10は、一端に軸受け部13aを有する表示器側筐体11と、ヒンジ部材と、一端が軸受け部13aに装着される回転部19を有し、他端部に結合部20を有するダミーヒンジ18と、一端が結合部20に結合されるキー側筐体12とを備えており、表示器側筐体11とキー側筐体12とがヒンジ部材及びダミーヒンジ18を介して回動可能に連結されている。
このダミーヒンジ18は、回転部19を、滑らかな回転を保持するために、摺動性を有する、例えば樹脂からなる円環状のカラー23を介して、軸受け部13aの開口に挿入結合し、この状態で、結合部20の挿通孔22にボス部21を挿通させ、位置決め固定される。
このため、キーフロントケース12bとキーリアケースとを結合するためのボス部21を用いてダミーヒンジ18の位置決めを行うことができ、簡素(コンパクト)に構成することができる。また、ネジ部材を用いた螺合結合によりダミーヒンジ18をキーフロントケース12bに結合することができ、筐体強度を向上させることができる。
図3に示すように、カラー23は、ダミーヒンジ18の回転部19を挿入させた状態で、回転部19の外周面側に密着固定される。
図3及び図4に示すように、ダミーヒンジ18の結合部20に開けられた挿通孔22は、結合部20とキーフロントケース12b、即ち、キー側筐体12とが結合された状態においてボス部21が挿入嵌合される嵌合孔24aと、嵌合孔24aに連通すると共にキー側筐体12側に向かって回転部19の回転方向に沿って拡径された拡径孔24bと、を有して形成されている。
図5は、ダミーヒンジの装着方法を示し、(a)は装着開始状態の斜視図、(b)はダミーヒンジ回転状態の斜視図、(c)は装着終了状態の斜視図である。図6は、図5とは別の方向からダミーヒンジの装着方法を示し、(a)は装着開始状態の断面説明図、(b)はダミーヒンジ回転状態の断面説明図、(c)は装着終了状態の断面説明図である。
次に、結合部20を立てた状態から、ボス部21が拡径孔24bに入り込むように、結合部20を下方に向かって回転させる。このとき、結合部20は、回転軸受け部13aに挿入した回転部19を回転軸として滑らかに回転し、同時に、ボス部21が拡径孔24b内に入り込む(図5(b),図6(b)参照)。
このように、キー側筐体12のボス部21が挿通される挿通孔22が、回転部19の回転方向に沿って拡径するように形成されるので、回転部19を軸受け部13aに挿通し、且つ、キー側筐体12をヒンジ部13(表示器側筐体11)に組み付けた状態で、ダミーヒンジ18を回転させながらキー側筐体12に係合させることができ、ダミーヒンジ18及びキー側筐体12の組み付け性が向上することとなり、表示器側筐体11とキー側筐体12との組み付け性も向上する。
図7は、ダミーヒンジ18の規制部25を説明するキーフロントケース12bの長手方向に沿う断面説明図である。図8は、ダミーヒンジ18の規制部25の働きを説明する断面説明図である。図7に示すように、ボス部21が嵌合孔24aに嵌合されて、ダミーヒンジ18が位置決め固定された状態で、規制部25は、ダミーヒンジ18におけるキー側筐体12の長手方向一端側(図7、図8における右側)の底部に形成され、規制部25に対応してキーフロントケース12bの同一端側内面に形成された爪部27(図5参照)に係合する。規制部25が、爪部27に下方から当接して係止する(図5(c)参照)ことにより、両筐体11,12が開方向への荷重を受けたときの当該一端側の回動部20からの離間が規制される。
このように、キーフロントケース12bとキーリアケース12cの内の、一方のケースに回動方向の応力が作用した際に、一方のケースが回動部20の回動軸から垂直な方向(他方のケースから離れる方向)への変位が規制されて、両ケース12b,12cの間に隙間が発生することを抑制することができる。また、隙間の発生を抑制することができるので、両ケース12b,12cの結合構造を簡素化することができ、小型化することができる。
なお、この発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。例えば、携帯電話機に限定されることなく、2つの筐体が連結部材を介して回動可能に連結される他の携帯端末装置にも適用することができる。
11 表示器側筐体
12 キー側筐体
12a ヒンジ取付部
12b キーフロントケース
12c キーリアケース
13 ヒンジ部
13a 軸受け部
14 メインLCD
15 操作部
16 ヒンジフロントケース
16a ヒンジ配置部
18 ダミーヒンジ
19 回転部
20 結合部
21 ボス部
22 挿通孔
23 カラー
24a 嵌合孔
24b 拡径孔
25 規制部
26 係合部
27 爪部
29 ケーブル部材
30 位置決め部
Claims (5)
- 一端に軸受け部を有する第1筐体と、
一端が前記軸受け部に装着される回転部を有し、他端部に結合部を有する連結部材と、
一端が前記結合部に結合される第2筐体と、を備え、
前記第1筐体と前記第2筐体とが前記連結部材を介して回動可能に連結される携帯端末装置において、
前記第2筐体は、前記回転部の回転軸と垂直な方向に延びて形成されるボス部を有し、
前記結合部は、前記ボス部が挿通される挿通孔が形成され、
前記挿通孔は、前記結合部と前記第2筐体とが結合された状態において前記ボス部が嵌合される嵌合孔と、前記嵌合孔に連通すると共に前記第2筐体側に向かって前記回転部の回転方向に沿って拡径された拡径孔とを有して形成される
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記結合部は、前記ボス部が前記嵌合孔に嵌合された状態のときに、前記第2筐体に係合する係合部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記第2筐体は、前記ボス部が形成される第1ケース部材と、前記連結部材を間に挟んで前記第1ケース部材に結合される第2ケース部材とを有して構成され、
前記連結部材は、前記回転部が位置する側に形成されて、前記第1ケース部材の一端側に係合して当該一端側の前記回動部からの離間を規制する規制部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記第2筐体は、前記ボス部が形成される第1ケース部材と、前記連結部材を間に挟んで前記第1ケース部材に結合される第2ケース部材とを有し、前記ボス部に螺合されるネジ部材により前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とが結合されて構成され、
前記連結部材は、前記ネジ部材の前記ボス部への螺合により前記第1ケース部材に結合される
ことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記回動部は、前記第1筐体の内部と前記第2筐体の内部との間に亘って配設されるケーブル部材が挿通され、
前記連結部材は、前記ケーブル部材を位置決めする位置決め部が形成されている
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯端末装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007015650A JP4980082B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 携帯端末装置 |
PCT/JP2008/051096 WO2008090983A1 (ja) | 2007-01-25 | 2008-01-25 | 携帯電子装置 |
US12/524,100 US8422214B2 (en) | 2007-01-25 | 2008-01-25 | Mobile electronic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007015650A JP4980082B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 携帯端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008180329A true JP2008180329A (ja) | 2008-08-07 |
JP4980082B2 JP4980082B2 (ja) | 2012-07-18 |
Family
ID=39724372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007015650A Expired - Fee Related JP4980082B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-01-25 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4980082B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004236181A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Kyocera Corp | 筐体構造およびこれを用いた携帯端末装置 |
JP2006067525A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
-
2007
- 2007-01-25 JP JP2007015650A patent/JP4980082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004236181A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Kyocera Corp | 筐体構造およびこれを用いた携帯端末装置 |
JP2006067525A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4980082B2 (ja) | 2012-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11762433B2 (en) | Hinge module and foldable electronic device including the same | |
US20100212111A1 (en) | Turning device, and folding type portable terminal equipped with the same | |
JP2008135248A (ja) | ヒンジ構造 | |
JP4980082B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
US8422214B2 (en) | Mobile electronic apparatus | |
US7839996B2 (en) | Folding electronic device, connecting component and camera unit | |
JP4553811B2 (ja) | 折畳み式電子機器 | |
JP5334200B2 (ja) | 筐体の回転機構、及び電子機器 | |
JP2009030733A (ja) | 折り畳み式電子機器 | |
JP5073298B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2007309332A (ja) | ヒンジ機構及びそれを組み込んだ電子機器、その組み立て方法 | |
JP4678017B2 (ja) | Fpc実装構造及びfpc | |
JP5114035B2 (ja) | ヒンジ構造及びこれを用いた折り畳み型携帯端末 | |
JP4708092B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2006174275A (ja) | 携帯端末装置及びヒンジ構造 | |
JP4472468B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP4633068B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
TW201328537A (zh) | 可穿線的中空鉸鏈 | |
JP2017041692A (ja) | 折り畳み型情報処理装置 | |
JP4471888B2 (ja) | 折畳み式携帯通信機器 | |
JP2007192284A (ja) | 折り畳み型電子機器 | |
JP4563830B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
RU2772867C1 (ru) | Шарнирный модуль и складное электронное устройство, включающее в себя такой модуль | |
KR20050034099A (ko) | 이축 힌지를 구비한 폴더형 이동통신단말기 | |
JP4846691B2 (ja) | 携帯端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120417 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120418 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150427 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |