JP2008179518A - ガラス母材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ひび割れの発生や気泡の残留を抑制して、高品質なガラス母材を製造することが可能なガラス母材の製造方法を提供する。
【解決手段】回転する出発ロッドSに対向させて複数本のガラス微粒子合成用バーナ3を配置し、出発ロッドSとバーナ3とを軸方向へ相対的に往復移動させ、バーナ3で合成されるガラス微粒子を出発ロッドSの表面に順次堆積させてガラス微粒子堆積体Gを形成する第一の工程と、ガラス微粒子堆積体Gを透明ガラス化する第二の工程を含む。ガラス微粒子の全堆積時間を1とした際の堆積時間0.5以上1以下の時間帯にわたって、バーナ3の火炎の大きさを、バーナ3の中心軸を含みガラス微粒子堆積体Gの中心軸に垂直な平面におけるガラス微粒子堆積体Gの円周の1/4以上2/3以下の領域を覆う大きさとしてガラス微粒子を堆積させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、出発棒の外周にガラス微粒子の堆積層を積層させてガラス微粒子堆積体を形成し、その後、脱水・焼結して透明ガラス化するガラス母材の製造方法に関する。
光ファイバを得るためのガラス母材は、出発棒にガラス微粒子を堆積させてガラス微粒子堆積体を形成し、これを脱水・焼結して透明ガラス化することにより得られる。このガラス微粒子堆積体を形成する方法としては、長尺状の出発棒を軸回りに回転させながら出発棒の軸方向にバーナをトラバースさせ、このバーナによって生成したガラス微粒子を出発棒に堆積させる方法が一般的である。
ガラス微粒子を堆積させる方法としては、バーナからのガスを、ガラス微粒子堆積体の近傍位置の焦点にて集中するように噴射させてガラス微粒子を堆積させる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、ガラス微粒子堆積体におけるガラス微粒子の成長に合わせ、ガラス微粒子堆積体の外周とバーナとの位置を一定に保ちながらガラス微粒子を堆積させる方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−274862号公報 特開2003−238167号公報
ところで、ガラス微粒子堆積体は、その内部における温度差によって応力が生じ、結果としてひび割れが誘発されることがある。特に、製造するガラス微粒子堆積体の大型化に伴って外径が太くなるとガラス微粒子堆積体内の温度差が増加するため、ひび割れが生じ易くなる。
また、一般的に、バーナの火炎に包まれている部分には、ガスの流れにより、装置内に浮遊する異物は付着しにくい状態となっているが、ガラス微粒子堆積体の大型化に伴い、ガラス微粒子堆積体の表面がバーナの火炎に包まれている時間が短くなると、焼結時の微小気泡の起点となる異物の付着確率が増加し、結果として透明ガラス化して得られたガラス母材中に残留する気泡の発生頻度が増加してしまう。
一方、ガラス微粒子堆積体の表面をバーナの火炎によって大きく包むために、バーナの火炎を極度に大きくすると、燃焼ガスを浪費するばかりでなく、加熱しすぎのためにガラス微粒子堆積体の密度が高くなり、透明ガラス化した際に微小気泡の発生する頻度が増加する。
本発明は、ひび割れの発生や気泡の残留を抑制して、高品質なガラス母材を製造することが可能なガラス母材の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決することのできる本発明に係るガラス母材の製造方法は、回転する出発ロッドに対向させて複数本のガラス微粒子合成用バーナを配置し、前記出発ロッドと前記バーナとを前記出発ロッドの軸方向に相対的に往復移動させ、前記バーナで合成されるガラス微粒子を前記出発ロッドの表面に順次堆積させてガラス微粒子堆積体を形成する第一の工程と、前記ガラス微粒子堆積体を透明ガラス化する第二の工程を含むガラス母材の製造方法であって、前記ガラス微粒子の全堆積時間を1とした際の堆積時間0.5以上1以下の時間帯にわたって、前記バーナの火炎の大きさを、当該バーナの中心軸を含みガラス微粒子堆積体の中心軸に垂直な平面における前記ガラス微粒子堆積体の円周の1/4以上2/3以下の領域を覆う大きさとしてガラス微粒子を堆積させることを特徴とする。
また、本発明に係るガラス母材の製造方法において、前記バーナ後方から前記ガラス微粒子堆積体を通過し、このガラス微粒子堆積体を挟んで前記バーナと反対側へ流れる流体の流速を、2m/秒以上4m/秒以下とすることが好ましい。
本発明のガラス母材の製造方法によれば、ガラス微粒子堆積体の表面における温度差を低減し、温度差によってガラス微粒子堆積体内に生じる応力を低減することができ、ひび割れの起点となる外乱が生じたとしても、ガラス微粒子堆積体のひび割れの発生や気泡の残留を抑制して、高品質なガラス母材を製造することができる。
以下、本発明に係るガラス母材の製造方法の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るガラス母材の製造方法に用いる製造装置の概略縦断面図であり、図2は図1の製造装置の概略横断面図である。
図1及び図2に示すように、この製造装置1は、反応容器2内にて吊り下げ装置(図示省略)によって吊り下げられた出発ロッドSに対向させて複数のガラス微粒子合成用バーナ3が一定間隔で配置されている。反応容器2には、内部の未堆積ガラス微粒子等を排出する排気口4が設けられている。
また、反応容器2には、バーナ3が配置された側壁側に、複数の給気口5が形成されており、この給気口5から反応容器2内に、空気あるいは不活性ガスなどの気体が流入可能とされている。
バーナ3には、例えば、四塩化珪素(SiCl)が原料ガスとして供給される。四塩化珪素(SiCl)は、N等の不活性ガスとの混合ガスで供給しても良い。また、このバーナ3には、原料ガスとともに、助燃性ガスである酸素(O)と支燃性ガスである水素(H)とからなる燃焼用ガスが供給される。
これにより、このバーナ3では、燃焼用ガスによって発生した酸水素火炎中に原料ガスが噴出され、これにより、加水分解反応によってシリカ(SiO)が生じ、ガラス微粒子が合成される。
次に、ガラス母材を製造する方法について説明する。
まず、吊り下げ装置によって出発ロッドSを反応容器2内に吊り下げる。
次いで、この出発ロッドSを回転させながら軸方向に往復移動させて出発ロッドSとバーナ3の列とを出発ロッドSの軸方向に相対的に往復移動させるとともに、各バーナ3にてガラス微粒子を合成させる。
このようにすると、各バーナ3にて合成されたガラス微粒子が出発ロッドSの外周面に付着して堆積し、ガラス微粒子堆積体Gが形成される(第一の工程)。
その後、このガラス微粒子堆積体Gを、均熱型の加熱炉(図示省略)に導入し、脱水・焼結して透明ガラス化することにより、光ファイバの母材として用いるガラス母材が得られる(第二の工程)。
ここで、ガラス微粒子堆積体Gは、その内部における温度差によって応力が生じ、結果としてひび割れが誘発されることがある。特に、製造するガラス微粒子堆積体の大型化に伴って外径が太くなるとガラス微粒子堆積体内の温度差が増加するため、ひび割れが生じ易くなる。
また、ガラス微粒子堆積体Gの表面がバーナ3の火炎に包まれている時間が短くなると、焼結時の微小気泡の起点となる異物の付着確率が増加し、結果として透明ガラス化して得られたガラス母材中に残留する気泡の発生頻度が増加する。
このガラス微粒子堆積体Gにおけるひび割れ及び気泡の発生を極力低減するためには、製造装置1によってガラス微粒子堆積体Gを形成する際に、バーナ3の火炎をガラス微粒子堆積体Gの形状に合わせて広く覆うことが必要である。
具体的には、ガラス微粒子堆積体Gの円周方向において、広い領域にバーナ3の火炎を当てる状態を維持することにより、ガラス微粒子堆積体Gの表面における温度差を低減する。これにより、温度差によってガラス微粒子堆積体G内に生じる応力が低減され、ひび割れの起点となる外乱が生じたとしても、ガラス微粒子堆積体Gのひび割れが生じにくくなる。
しかし、ガラス微粒子堆積体Gの円周方向において、広すぎる領域にバーナ3の火炎を当ててガラス微粒子の堆積を進めると、燃焼ガスを浪費するばかりでなく、加熱しすぎのためにガラス微粒子堆積体Gの密度が高くなり、透明ガラス化した際に微小気泡の発生する頻度が増加する。
以上のことより、本実施形態に係る製造方法では、開始から終了までの全堆積時間を1とした際に、堆積時間0.5以上1以下の時間帯にて、バーナ3の火炎がガラス微粒子堆積体Gを覆う領域を、バーナ3の中心軸を含みガラス微粒子堆積体Gの中心軸に垂直な平面におけるガラス微粒子堆積体Gの円周の1/4〜2/3の領域を覆う程度とする。
図3は、堆積時間0.5付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の約2/3の領域を覆う程度とされている。
図4は、堆積時間1付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の約1/2の領域を覆う程度とされている。
そして、これら図3及び図4のようにガラス微粒子を堆積させる場合では、ガラス微粒子堆積体Gの内部における温度差によって応力を抑制することができ、結果としてひび割れの発生を極力抑えることができる。また、加熱しすぎてガラス微粒子堆積体Gの密度が高くなることによる透明ガラス化した際の微小気泡の発生頻度の増加も抑えることができ、しかも、燃焼ガスの浪費も抑えることができる。
図5は、堆積時間0.5付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の1/4未満の領域を覆う程度とされている。
図6は、堆積時間1付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の1/4未満の領域を覆う程度とされている。
そして、これら図5及び図6のようにガラス微粒子を堆積させる場合では、ガラス微粒子堆積体Gの内部における温度差によって応力が生じ、結果としてひび割れを誘発することがあり、また、異物の付着確率が増加してガラス母材中に残留する気泡の発生頻度が増加することがある。
図7は、堆積時間0.5付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の2/3を越えて約3/4の領域を覆う程度とされている。
図8は、堆積時間1付近のときの状態を示すもので、バーナ3の火炎Fがガラス微粒子堆積体Gを覆う領域Wが、ガラス微粒子堆積体Gの円周の2/3を越えて約3/4の領域を覆う程度とされている。
そして、これら図7及び図8のようにガラス微粒子を堆積させる場合では、燃焼ガスを浪費するとともに、加熱しすぎのためにガラス微粒子堆積体Gの密度が高くなり、透明ガラス化した際に微小気泡の発生する頻度が増加する。
なお、このバーナ3の火炎Fの大きさは、バーナ3の中心軸を含みガラス微粒子堆積体Gの中心軸に垂直な平面におけるガラス微粒子堆積体Gの円周の1/3〜2/3の領域を覆う程度とするのが好ましく、また、より好ましくは、ガラス微粒子堆積体Gの円周の1/2〜2/3の領域を覆う程度である。
ここで、ガラス微粒子堆積体Gの円周のより広い領域にバーナ3の火炎Fが当たるようにするには、ガラス微粒子の堆積の進行に応じて、バーナ3に供給する助燃性ガス、支燃性ガスあるいは原料ガスの少なくとも一つの流量を増加させる。
また、ガラス微粒子堆積体Gの表面とバーナ3の先端との距離を短くしても、同様に、ガラス微粒子堆積体Gの円周のより広い領域にバーナ3の火炎Fが当たるようにすることができる。
さらには、ガラス微粒子の堆積終了時点においても、十分にガラス微粒子堆積体Gの表面にバーナ3の火炎Fが当たるような火炎条件にてガラス微粒子の堆積を開始させても良い。
また、ガラス微粒子堆積体Gの円周のより広い領域にバーナ3の火炎Fが当たるようにするには、バーナ3の後方の給気口5からガラス微粒子堆積体Gを通過し、ガラス微粒子堆積体Gを挟んでバーナ3と反対側の排気口4へ流す空気流の風速を速くしても良い。
空気流の風速は、ガラス微粒子の堆積を開始するに先立ち、ガラス微粒子を堆積させる出発ロッドSの位置において風速を計測しながら、供給流量または排気流量を調整する。
この場合、空気流の風速が2m/秒以上であると、バーナ3の火炎Fを空気流で容易に制御することが可能となるが、風速が4m/秒以上となると風速が大きすぎ、反応容器2の内壁に付着した余剰のガラス微粒子が剥離してしまい、ガラス微粒子の堆積に不具合を生じるため不適当である。
そして、本実施形態のように、全堆積時間を1とした際の堆積時間0.5以上1以下の時間帯にて、ガラス微粒子堆積体Gに対するバーナ3の火炎Fの大きさを、ガラス微粒子堆積体Gの円周の1/4〜2/3の領域を覆う程度とすると、ガラス微粒子堆積体Gの表面における温度差を低減することができ、温度差によってガラス微粒子堆積体G内に生じる応力を低減することができ、ひび割れの起点となる外乱が生じたとしても、ガラス微粒子堆積体Gのひび割れの発生を極力抑えることができる。
さらに、上記のようにバーナ3の火炎Fをガラス微粒子堆積体Gに当てると、ガラス微粒子堆積体Gの表面がバーナ3の火炎Fに包まれている時間が長くなることにより、その後の脱水・焼結時における微小気泡の起点となる異物の付着確率を低減させることができ、脱水・焼結後のガラス母材中に残留する気泡発生頻度を低減することができる。
また、バーナ3の火炎Fを極度に大きくして加熱しすぎることによる微小気泡の発生頻度の増加や燃焼ガスの浪費も抑えることができる。
つまり、上記実施形態のガラス母材の製造方法によれば、ひび割れの発生や気泡の残留を抑制して、高品質なガラス母材を製造することができる。
堆積開始から終了までの全堆積時間を1とした場合に、堆積時間0.5以上1以下の時間帯にて、実施例1〜3及び比較例1〜4として、ガラス微粒子堆積体に対するバーナの火炎の大きさを異ならせてガラス微粒子堆積体を形成し、一般的な均熱型の加熱炉によって脱水・焼結して透明ガラス化した。そのときの、ガラス微粒子堆積体での割れの発生頻度及び透明ガラス化後における平均気泡数を評価した。
なお、評価は、外径がφ200〜300mm、外径均一部の長さが500〜1000mmのガラス微粒子堆積体を100本作成し、さらに、このガラス微粒子堆積体を透明ガラス化して、外径がφ80〜130mm、外径均一部の長さが350〜900mmのガラス母材とし、その際のガラス微粒子堆積体におけるひび割れの本数及びガラス母材の平均気泡数を目視にて計測した。
実施例1〜3及び比較例1〜4における評価結果を表1に示す。
Figure 2008179518
表1からわかるように、本実施形態のように、堆積時間である規格化時間0.5及び1の時間帯にて、ガラス微粒子堆積体に対するバーナの火炎の大きさを、バーナの中心軸を含みガラス微粒子堆積体の中心軸に垂直な平面におけるガラス微粒子堆積体の円周の1/4〜2/3の領域を覆う程度とした実施例1〜3では、ひび割れの発生頻度を0あるいは極力抑えることができ、さらに、ガラス母材とした際の残留気泡をなくすことができた。
これに対して、堆積時間である規格化時間0.5及び1の時間帯の両方あるいはいずれかにて、ガラス微粒子堆積体に対するバーナの火炎の大きさを、ガラス微粒子堆積体の円周の1/4〜2/3の領域よりも小さな領域を覆う程度とした比較例1〜3では、ひび割れの発生頻度が多くなり、また、ガラス母材とした際の残留気泡の発生も確認された。
また、堆積時間である規格化時間0.5及び1の時間帯にて、ガラス微粒子堆積体Gに対するバーナの火炎の大きさを、ガラス微粒子堆積体の円周の1/4〜2/3の領域を越えて覆うように設定した比較例4では、ひび割れの発生頻度は0であったが、ガラス母材とした際の残留気泡の発生が多数確認された。
本実施形態に係るガラス母材の製造方法に用いる製造装置の概略縦断面図である。 図1の製造装置の概略横断面図である。 本実施形態に係るガラス母材の製造方法におけるガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。 本実施形態に係るガラス母材の製造方法におけるガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。 ガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け領域が少ない場合の火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。 ガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け領域が少ない場合の火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。 ガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け領域が多い場合の火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。 ガラス微粒子堆積体への火炎の吹き付け領域が多い場合の火炎の吹き付け状態を示す概略横断面図である。
符号の説明
3 バーナ
F 火炎
G ガラス微粒子堆積体
S 出発ロッド
W 領域

Claims (2)

  1. 回転する出発ロッドに対向させて複数本のガラス微粒子合成用バーナを配置し、前記出発ロッドと前記バーナとを前記出発ロッドの軸方向に相対的に往復移動させ、前記バーナで合成されるガラス微粒子を前記出発ロッドの表面に順次堆積させてガラス微粒子堆積体を形成する第一の工程と、前記ガラス微粒子堆積体を透明ガラス化する第二の工程を含むガラス母材の製造方法であって、
    前記ガラス微粒子の全堆積時間を1とした際の堆積時間0.5以上1以下の時間帯にわたって、前記バーナの火炎の大きさを、当該バーナの中心軸を含みガラス微粒子堆積体の中心軸に垂直な平面における前記ガラス微粒子堆積体の円周の1/4以上2/3以下の領域を覆う大きさとしてガラス微粒子を堆積させることを特徴とするガラス母材の製造方法。
  2. 請求項1に記載のガラス母材の製造方法であって、
    前記バーナ後方から前記ガラス微粒子堆積体を通過し、このガラス微粒子堆積体を挟んで前記バーナと反対側へ流れる流体の流速を、2m/秒以上4m/秒以下とすることを特徴とするガラス母材の製造方法。
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