JP2008179220A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の現在地や時刻に応じて最適な盗難防止制御を行うことができる車両用盗難防止装置を提供する。
【解決手段】車両の現在地の情報をナビゲーション装置から取得する。ナビゲーション装置から取得した車両の現在地の情報に基づいて、車両の現在地は自宅か否かを判定する。車両の現在地が自宅の場合は、サイレン26から出力させる警告音を比較的小音量に設定する。車両の現在地が自宅でない場合は、サイレン26から出力させる警告音を比較的大音量に設定する。時計24によって計測した時刻に基づいて、現在は昼間の時間帯であるか否かを判定する。昼間の時間帯の場合は、発光装置27のLEDを消灯に設定する。昼間の時間帯でない場合、つまり夜間の時間帯の場合は、発光装置27のLEDを点滅に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の盗難や車内の物品の盗難を防止する車両用盗難防止装置に関する。
車両の盗難に係わる状態が発生したとき、車両の現在地に応じて警報形態を変更するようにした車両用盗難防止装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1)。この車両用盗難防止装置では、車両の現在地が自宅の場合は、比較的小音量で警報音を発生させ、車両の現在地が自宅から離れている場合は、比較的大音量で警報音を発生させる。
特開2001−88660号公報
特許文献1のような従来の車両用盗難防止装置より、さらに最適な盗車難防止制御を行うことが望まれている。
(1)請求項1の発明の車両用盗難防止装置は、車両の現在地を検出する現在地検出手段と、現在の時刻を検出する時刻検出手段と、車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、車両異常状態検出手段によって車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、警報手段は、現在地検出手段によって検出した車両の現在地および時刻検出手段によって検出した時刻に応じて警報形態を変更することを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用盗難防止装置において、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載の車両用盗難防止装置において、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地および時刻検出手段によって検出した時刻に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(4)請求項4の発明の車両用盗難防止装置は、現在の時刻を検出する時刻検出手段と、車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、車両異常状態検出手段によって車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、警報手段は、時刻検出手段によって検出した時刻に応じて警報形態を変更することを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項4に記載の車両用盗難防止装置において、車両の現在地を検出する現在地検出手段を備え、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項4に記載の車両用盗難防止装置において、車両の現在地を検出する現在地検出手段を備え、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地および時刻検出手段によって検出した時刻に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項1または4に記載の車両用盗難防止装置において、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、時刻検出手段によって検出した時刻に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(8)請求項8の発明の車両用盗難防止装置は、車両の現在地を検出する現在地検出手段と、車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、車両異常状態検出手段によって車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(9)請求項9の発明の車両用盗難防止装置は、現在の時刻を検出する時刻検出手段と、車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、車両異常状態検出手段によって車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、時刻検出手段によって検出した時刻に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
(10)請求項10の発明の車両用盗難防止装置は、車両の現在地を検出する現在地検出手段と、現在の時刻を検出する時刻検出手段と、車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、車両異常状態検出手段によって車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、現在地検出手段によって検出した車両の現在地および時刻検出手段によって検出した時刻に応じて複数のセンサを選択して使用することを特徴とする。
本発明によれば、車両の現在地や時刻に応じて警報形態を変更するようにしたり、あるいは、車両の現在地や時刻に応じて車両の異常状態を検出するセンサ選択を変更するようにした。したがって、車両の現在地や時刻に応じて最適な盗難防止制御を行うことができる。
本発明の実施形態による車両用盗難防止装置1は、図1に示すように、盗難防止制御装置2とナビゲーション装置3とを含む。盗難防止制御装置2は、盗難に係わる車両の異常状態の発生を検出し、盗難防止のための処理を実行する。ナビゲーション装置3は、車両の現在地を検出する。
図2を参照して、盗難防止制御装置2について説明する。盗難防止制御装置2は、制御回路21、ROM22、RAM23、時計24、入力装置25、サイレン26、発光装置27および車両異常検出センサ28を有している。
制御回路21は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM23を作業エリアとしてROM22に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。また、制御回路11は、車両異常検出センサ28により車両の異常発生を検出すると、盗難防止のための処理を実行する。時計24は、現在の時刻を計測する。
入力装置25は、盗難防止制御装置2の設定などするための操作キーを有し、盗難防止制御装置2に設けられたボタンスイッチなどによって実現される。
車両異常検出センサ28は、車両が盗難または車内の物品が盗難されるときに発生する車両の異常状態を検出する。車両異常検出センサ28として、振動センサ28a、気圧センサ28b、音感センサ28c、傾斜センサ28d、赤外線センサ28e、超音波センサ28fおよびイグニッションオンセンサ28gを有する。
振動センサ28aは、車体の振動を検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。これにより、車内への人の侵入や車両の窓ガラスの破壊などを検出することができる。
気圧センサ28bは、車内の気圧を検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。車両のドアを開閉すると車内の気圧が変化するので、これにより、ドアの開閉を検出することができる。
音感センサ28cは、車両内外の音を検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。車両のドアを開閉したり、窓ガラスを破壊したりすると車両内外より音が発生するので、ドアの開閉や窓ガラスの破壊などを検出することができる。
傾斜センサ28dは、車体の傾きを検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。車両を盗難するために、車両をレッカ車で移動したり、車両のタイヤを盗難するために車両をジャッキアップしたりすると車両は傾くので、車両の盗難やタイヤの盗難などを検出することができる。
赤外線センサ28eは、車内の赤外線を検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。車内に人が侵入すると人体から赤外線が放射されるので、車内の赤外線を検出することによって人の侵入を検出することができる。
超音波センサ28fは、車内に超音波を照射し、反射した超音波を検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。車内に人が侵入すると超音波は反射されるので、車内の人の侵入を検出することができる。
イグニッションオンセンサ28gは、盗難防止制御装置2の動作中のイグニッションオンを検出し、その検出結果を制御回路21に出力する。これにより、車両の無断運転を検出することができる。
サイレン26は、盗難しようとする者に対する警告音を発生する。警告音の音量は、後述するナビゲーション装置3が検出した車両の現在地によって、予め設定される。車両異常検出センサ28により車両の異常状態を検出すると、制御回路11はサイレン26より警告音を発生させる。この警告音によって、車両を盗難または車内の物品を盗難しようとする者は退散する。
発光装置27は、高輝度LED( Light Emitting Diode )を備え、高輝度LEDを点滅させる。制御回路は、車両異常検出センサ28により車両の異常状態を検出すると、高輝度LEDを点滅させる。この高輝度LEDの点滅によって、車両を盗難または車内の物品を盗難しようとする者を威嚇することができる。
次に、図3を参照して、ナビゲーション装置3について説明する。ナビゲーション装置3は、制御回路31、ROM32、RAM33、現在地検出装置34、画像メモリ35、表示モニタ36、スピーカ37、入力装置38およびディスクドライブ39を有している。ディスクドライブ39には、地図データが記憶されたDVD−ROM310が装填されている。
制御回路31は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM33を作業エリアとしてROM32に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路31がDVD−ROM310に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ36に表示される。
現在地検出装置34は車両の現在地を検出する装置である。現在地検出装置34は、振動ジャイロ34a、車速センサ34b、GPS( Global Positioning System )センサ34cなどからなる。振動ジャイロ34aは、車両の進行方向を検出する。車速センサ34bは、車速を検出する。GPSセンサ34cは、GPS衛星からのGPS信号を検出する。ナビゲーション装置3は、この現在地検出装置34により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ35は、表示モニタ36に表示するための画像データを格納する。この画像データは道路地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはDVD−ROM310に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置3は、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示などを行うことができる。
ディスクドライブ39は、DVD−ROM310から地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。地図表示用データおよび経路探索用データには、地図データに格納されている道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、ユーザの要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM310以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ36は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の道路地図などの各種情報を画面表示としてユーザに提供する。スピーカ37は、各種入力操作をユーザに指示したり、経路誘導したりするための音声を出力する。入力装置38は、ユーザが各種コマンドの設定などするための操作キーを有し、操作パネル上のボタンスイッチやパネル周囲のハードスイッチなどによって実現される。ユーザは、表示モニタ36の表示画面の指示に従ってパネル上のボタンスイッチを指で押圧することにより、目的地選択などの設定操作を行う。
本発明の実施形態による車両用盗難防止装置1の警報形態の設定処理および異常発生検出手段の設定処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。図4の処理は、イグニッションスイッチがオフされるとスタートするプログラムにより、盗難防止制御装置2の制御回路21において実行される。イグニッションスイッチがオフされると、ナビゲーション装置3は、車両の現在地(たとえば、自宅の位置)を検出し、その検出結果を盗難防止制御装置2に出力するものとして説明する。
ステップS401では、車両の現在地の情報をナビゲーション装置3から取得する。ステップS402では、ナビゲーション装置3から取得した車両の現在地の情報に基づいて、車両の現在地は自宅か否かを判定する。車両の現在地が自宅の場合はステップS402が肯定判定され、ステップS403へ進む。車両の現在地が自宅でない場合はステップS402が否定判定され、ステップS404へ進む。
ステップS403では、振動センサ28aをOFFにし、気圧センサ28bをONにする。ステップS404では、サイレン26から出力させる警告音を比較的小音量に設定する。これにより、車両の現在地が自宅の場合では、車両異常検出センサ28が車両の盗難または車内の物品の盗難に伴う異常状態を検出すると、サイレン26から比較的小音量で警告音が出力される。
ステップS405では、振動センサ28aをONにし、気圧センサ28bをONにする。ステップS406では、サイレン26から出力させる警告音を比較的大音量に設定する。これにより、車両の現在地が自宅以外の場合では、車両異常検出センサ28が車両の盗難または車内の物品の盗難に伴う異常状態を検出すると、サイレン26から比較的大音量で警告音が出力される。
ステップS407では、時計24によって計測した時刻に基づいて、現在は昼間の時間帯であるか否かを判定する。昼間の時間帯の場合はステップS407が肯定判定され、ステップS408へ進む。昼間の時間帯でない場合、つまり夜間の時間帯の場合はステップS405が否定判定され、ステップS409へ進む。
ステップS408では、発光装置27のLEDを消灯に設定する。これにより、昼間の時間帯では、車両異常検出センサ28が車両の盗難または車内の物品の盗難に伴う異常状態を検出しても発光装置27のLEDは点滅しない。ステップS409では、発光装置27のLEDを点滅に設定する。これにより、夜間の時間帯では、車両異常検出センサ28が車両の盗難または車内の物品の盗難に伴う異常状態を検出すると発光装置27のLEDは点滅する。
ステップS410では、イグニッションスイッチがオンされたか否かを判定する。イグニッションスイッチがオンされた場合は処理を終了する。イグニッションスイッチがオフの場合はステップS407に戻る。
以上の本発明の実施の形態によるナビゲーション装置1は次のような作用効果を奏する。
(1)車両の現在地および時刻に応じて、サイレン26から出力される警告音の音量の設定および発光装置27におけるLEDの点滅の設定を変更し、車両異常検出センサ28が車両の異常状態を検出したときの警報形態を変更するようにした。したがって、車両の現在地や時刻に応じて最適な車両用盗難防止装置1の制御、つまり、最適な盗難防止制御を行うことができる。
車両が自宅に駐車しているときは、所有者は車両の近くにいる場合が多いのでサイレンの音量を大きくする必要はない。また、誤作動したとき近所迷惑になる場合がある。一方、車両が自宅に駐車していない場合は、所有者は車両の近くにいない場合が多いのでサイレンの音量を大きくして、車両周囲にいる人に知らせる必要がある。
また、昼間の時間帯の場合は、車両の周囲は明るいので、発光装置27の高輝度LEDを点滅させてもあまり目立たない。この場合、発光装置27の高輝度LEDを点滅させる効果よりも高輝度LEDを消灯させることによるバッテリの消耗を防ぐ効果の方が大きい。したがって、昼間の時間帯では、発光装置27の高輝度LEDを消灯させた方が効果的である。一方、夜間の時間帯の場合は、車両の周囲は暗いので、発光装置27の高輝度LEDを点滅させると目立つ。この場合、発光装置27の高輝度LEDを点滅させる効果の方が、高輝度LEDを消灯させることによるバッテリの消耗を防ぐ効果よりも大きい。したがって、夜間の時間帯では、発光装置27の高輝度LEDを点滅させた方が効果的である。
(2)車両の現在地に応じて盗難の発生などの異常状態を検出する車両異常検出センサ28の選択を変更するようにした。したがって、車両の現在地に応じて最適な盗難防止制御を行うことができる。車両が自宅に駐車しているときは、子供が車両を触ったり、車両にぶつかったりして、車両が振動し、振動センサ28aがその振動を検出して、車両用盗難防止装置1が誤作動することが多い。したがって、車両が自宅に駐車しているときは振動センサ28aをオフにして、ほかの車両異常検出センサ28(この場合、気圧センサ28b)によって盗難の発生などを検出する。一方、車両が自宅に駐車していないときは、子供が車両を触ったり、車両にぶつかったりして車両用盗難防止装置1が誤作動することは少ないので、振動センサ28aもオンにする。
以上の実施の形態を次のように変形することができる。
(1)昼間の時間帯の場合は、発光装置27のLEDを消灯させ、夜間の時間帯の場合は、発光装置27のLEDを点滅させたが、さらに、夜間の時間帯で車両が自宅に駐車しているときは、サイレン26から出力させる警告音をさらに小音量に設定するようにしてもよい。昼間の時間帯では、近所迷惑にならない音量でも、夜間の時間帯では、近所迷惑になる場合があるからである。このようにして、車両の現在地および時刻に応じてサイレン26の音量を最適に設定することができる。
(2)時刻のみに応じて、サイレン26から出力される警告音の音量の設定を変更し、車両異常検出センサ28が車両の異常状態を検出したときの警報形態を変更するようにしてもよい。たとえば、昼間の時間帯では、サイレン26から出力させる警告音を比較的大音量に設定し、夜間の時間帯では、サイレン26から出力させる警告音を比較的小音量に設定するようにしてもよい。昼間の時間帯では、近所迷惑にならない音量でも、夜間の時間帯では、近所迷惑になる場合があるからである。これにより、時刻に応じて最適な盗難防止制御を行うことができる。
(3)車両の現在地に応じて車両の異常状態を検出する車両異常検出センサ28を変更するようにした。しかし、時刻に応じて、または車両の現在地および時刻に応じて車両の異常状態を検出する車両異常検出センサ28を変更するようにしてもよい。このようにすることによって、車両の現在地や時刻に応じて最適な盗難防止制御を行うことができる。たとえば、昼間の時間帯では車両の周囲の騒音が激しい場合があるので、音感センサ28cをオフにし、夜間の時間帯では音感センサ28cをオンにするようにしてもよい。また、車両が自宅に駐車しているとき、振動センサ28aはオフであった。しかし、夜間の時間帯では、子供が車両を触ったり、車両にぶつかったりすることが少ないので、車両が自宅に駐車していても振動センサ28aをオンにしてもよい。
(4)ユーザが地図上の位置や範囲を指定して、その位置や範囲で出力するサイレンの音量やその位置や範囲の発光装置27の高輝度LEDの点滅の有無などを設定できるようにしてもよい。さらに、時刻を指定して、その時間帯で出力するサイレンの音量やその時間帯の発光装置27の高輝度LEDの点滅の有無などを設定できるようにしてもよい。ユーザによる地図上の位置や範囲の指定および警報形態の設定により、的確に盗難を防止することができる。
(5)ユーザが地図上の位置や範囲を指定して、その位置や範囲で車両盗難などを検出するために使用する車両異常検出センサ28を選択できるようにしてもよい。たとえば、動物が多い場所や木の実が落ちてくる可能性が高い場所、強風の発生する場所においては、動物が車両に乗ったり、車両に木の実が落ちたり、車両に強風が吹きつけたりする。これにより、車両が振動し、振動センサ28aがそれを検出し、車両用盗難防止装置1が誤作動する。このような誤作動を防ぐために、ユーザの指定により、動物が多い場所や木の実が落ちてくる可能性が高い場所、強風の発生する場所においては、振動センサ28aをオフにするようにしてもよい。ユーザによる地図上の位置や範囲の指定および車両異常検出センサ28の設定により、的確に盗難を防止することができる。
(6)車両異常検出センサ28により車両の異常状態を検出すると、制御回路11はサイレン26より警告音を発生させ、発光装置27の高輝度LEDを点滅させることによって警報を行った。さらに車両のヘッドランプやハザードランプの点灯によって警報を行うようにしてもよい。また、車両異常検出センサ28により車両の異常状態を検出すると、車両の所有者の携帯電話や自宅、会社などに盗難発生などを通報するようにしてもよい。
(7)車両を盗難または車内の物品を盗難しようとする者を威嚇するために、車両用盗難防止装置1の動作中、発光装置27の高輝度LEDを点滅させるようにしてもよい。また、この場合も、昼間の時間帯は、発光装置27の高輝度LEDを消灯させ、夜間の時間帯は、発光装置27の高輝度LEDを点滅させるようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、発明は、上記の実施形態に何ら限定されるものではない。
特許請求の範囲の要素と実施の形態との対応関係を説明する。
本発明の現在地検出手段はナビゲーション装置3に対応し、時刻検出手段は時計24に対応する。車両異常状態検出手段は制御回路21および車両異常検出センサ28に対応し、警報手段はサイレン26および発光装置27に対応する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素の対応関係になんら限定されるものではない。
本発明の一実施形態による車両用盗難防止装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による車両用盗難防止装置を構成する盗難防止制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による車両用盗難防止装置を構成するナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による車両用盗難防止装置の警報形態の設定処理および異常発生検出手段の設定処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 車両用盗難防止装置
2 盗難防止制御装置
3 ナビゲーション装置
21,31 制御回路
24 時計
26 サイレン
27 発光装置
28 車両異常検出センサ
34 現在地検出装置
310 DVD−ROM

Claims (10)

  1. 車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
    現在の時刻を検出する時刻検出手段と、
    前記車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、
    前記車両異常状態検出手段によって前記車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、
    前記警報手段は、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地および前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて警報形態を変更することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  2. 請求項1に記載の車両用盗難防止装置において、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  3. 請求項1に記載の車両用盗難防止装置において、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地および前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  4. 現在の時刻を検出する時刻検出手段と、
    車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、
    前記車両異常状態検出手段によって前記車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、
    前記警報手段は、前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて警報形態を変更することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  5. 請求項4に記載の車両用盗難防止装置において、
    前記車両の現在地を検出する現在地検出手段を備え、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  6. 請求項4に記載の車両用盗難防止装置において、
    前記車両の現在地を検出する現在地検出手段を備え、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地および前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  7. 請求項1または4に記載の車両用盗難防止装置において、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  8. 車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
    前記車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、
    前記車両異常状態検出手段によって前記車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  9. 現在の時刻を検出する時刻検出手段と、
    車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、
    前記車両異常状態検出手段によって前記車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
  10. 車両の現在地を検出する現在地検出手段と、
    現在の時刻を検出する時刻検出手段と、
    前記車両の異常状態を検出する車両異常状態検出手段と、
    前記車両異常状態検出手段によって前記車両の異常状態を検出すると、所定の警報を行う警報手段とを備え、
    前記車両異常状態検出手段は、複数のセンサを有し、前記現在地検出手段によって検出した前記車両の現在地および前記時刻検出手段によって検出した時刻に応じて前記複数のセンサを選択して使用することを特徴とする車両用盗難防止装置。
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