JP2008178396A - 容器詰飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】非重合体カテキン類を高濃度に含む容器詰飲料に、アミノ酸を配合することで、カテキン類の生理効果を発現でき、さらにアミノ酸を容易に摂取できる手段を提供すること。
【解決手段】(A)非重合体カテキン類を0.06〜0.5質量%、
(B)L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−アラニン、DL−アラニン、グリシン、L−アスパラギン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−セリン、L−チロシン、L−シスチン及びL−プロリンから選ばれる1種以上のアミノ酸又はその塩を0.01〜5.0質量%、並びに
(C)甘味料を0.0001〜20質量%
含有し、(G)非重合体カテキン類のガレート体類率が5〜55質量%であり、かつpHが2.5〜5.1である容器詰飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は高濃度の非重合体カテキン類及び甘味料を含有し、かつアミノ酸が強化された容器詰飲料に関する。
カテキン類の効果としてはコレステロール上昇抑制作用やアミラーゼ活性阻害作用などが報告されている(例えば、特許文献1、2参照)。カテキン類のこのような生理効果を発現させるためには、成人一日あたり4〜5杯のお茶を飲むことが必要であることから、より簡便に大量のカテキン類を摂取するために、飲料にカテキン類を高濃度配合する技術が望まれている。この方法の一つとして、緑茶抽出物の濃縮物(例えば、特許文献3〜5参照)などを利用して、カテキン類を飲料に溶解状態で添加する方法がある。
また、健康を保つために、筋肉を維持する目的でバリン、ロイシン、イソロイシン等の必須アミノ酸であるBCAAを含む飲料が市販されている(例えばアミノバリュー(登録商標):大塚製薬(株))。さらに、17種類のアミノ酸で強化して、運動後にBCAAを補給して筋肉の疲労回復がスムーズに行える機能を持つ飲料も市販されている(例えばヴァーム(登録商標):明治乳業(株))。このように人間の生命活動を支える非常に重要な物質であるアミノ酸を強化した飲料や技術が報告されている(例えば、特許文献6,7参照)。
特開平3−168046号公報 特開平10−4919号公報 特開2002−238518号公報 特開2004−129662号公報 特開2004−159641号公報 特開平5−161480号公報 特開2001−145号公報
本発明の目的は、非重合体カテキン類を高濃度に含む容器詰飲料に、アミノ酸を配合することで、カテキン類の生理効果を発現でき、さらにアミノ酸を容易に摂取できる手段を提供することにある。
アミノ酸と甘味料とを併用した飲料は通常変色しやすく長期の保存に不向きであることが知られているが、本発明者は、高濃度の非重合体カテキン類に、アミノ酸と甘味料とを一定量配合した上で、非重合体カテキン類中のガレート体率を調整し、更にそのpHを特定範囲にすれば、飲料本来の風味を保持し、かつ甘味料を含有するにもかかわらず長期の保存に優れた容器詰飲料が得られることを見出した。また、非重合体カテキン類中の非エピ率を調整すれば、飲料の風味の安定性がより一層良好になることを見出した。
すなわち、本発明は、
(A)非重合体カテキン類を0.06〜0.5質量%、
(B)L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−アラニン、DL−アラニン、グリシン、L−アスパラギン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−セリン、L−チロシン、L−シスチン及びL−プロリンから選ばれる1種以上のアミノ酸又はその塩を0.01〜5.0質量%、並びに
(C)甘味料を0.0001〜20質量%
含有し、(G)非重合体カテキン類のガレート体類率が5〜55質量%であり、かつpHが2.5〜5.1である容器詰飲料を提供するものである。
本発明によれば、非重合体カテキン類を高濃度で含む容器詰飲料であって、アミノ酸を同時に摂取することができ、甘味料を含有するにも関わらず飲料の風味の安定性が良好である飲料を提供することができる。
本発明で(A)非重合体カテキン類とは、カテキン、ガロカテキン、カテキンガレート、ガロカテキンガレートなどの非エピ体カテキン類(以下、「非エピ体」ともいう)及びエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレート等のエピ体カテキン類(以下、「エピ体」ともいう)を合わせての総称であり、非重合体カテキン類の濃度は、上記8種の合計量に基づいて定義される。
本発明の容器詰飲料中には、非重合体カテキン類を0.06〜0.5質量%含有するが、好ましくは0.07〜0.4質量%、更に好ましくは0.08〜0.3質量%、最も好ましくは0.09〜0.2質量%である。非重合体カテキン類がこの範囲内であれば多量の非重合体カテキン類を容易に摂取し易く、非重合体カテキン類の生理効果が期待できる。また、非重合体カテキン類の含有量が0.06質量%以上である場合、風味の安定性がよく、0.5質量%以下では、呈味が良好である。
非エピ体は本来自然界には殆ど存在せず、エピ体の熱変性により生成する。本発明の容器詰飲料に使用できる(A)非重合体カテキン類中の(F)非重合体カテキン類の非エピ体類の割合([(F)/(A)]×100)は5〜25質量%が好ましく、更に8〜20質量%、更にまた8〜18質量%、特に10〜15質量%であることが風味及び非重合体カテキン類の保存安定性の観点から好ましい。
本発明の容器詰飲料中の非重合体カテキン類にはエピガロカテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート及びカテキンガレートからなるガレート体と、エピガロカテキン、ガロカテキン、エピカテキン及びカテキンからなる非ガレート体がある。ガレート体は苦味が強いことから、本発明の容器詰飲料に使用できる(A)非重合体カテキン類中の(G)非重合体カテキン類のガレート体類の割合(ガレート体率:[(G)/(A)]×100)は5〜55質量%であるが、飲料の安定性及び苦味抑制の観点から、その下限は8質量%が好ましく、更に10質量%、更にまた15質量%、特に20質量%が好ましく、他方上限は52質量%が好ましく、更には51質量%、更にまた50質量%、また更に46質量%、特に45質量%、最も40質量%が好ましい。
本発明における高濃度の非重合体カテキン類を含有する容器詰飲料は、緑茶抽出物の精製物を配合したものが好ましい。本発明においては、当該緑茶抽出物の精製物に、例えば茶抽出物又はその濃縮物を更に配合して非重合体カテキン類濃度を調整することができる。緑茶抽出物の精製物としては、具体的には、緑茶抽出物の精製物の水溶液、あるいは当該緑茶抽出物の精製物に、緑茶抽出物若しくはその濃縮物、半発酵茶抽出物若しくはその濃縮物、又は発酵茶抽出物若しくはその濃縮物を配合したものが挙げられる。ここでいう茶抽出物の濃縮物とは、茶葉から熱水又は水溶性有機溶媒により抽出した溶液から水分を一部除去して非重合体カテキン類濃度を高めたものであり、その形態としては、固体、水溶液、スラリー状など種々のものが挙げられる。茶抽出物の濃縮物としては、緑茶抽出物の濃縮物、発酵茶(紅茶)抽出物の濃縮物が好ましい。また、茶抽出物とは、不発酵茶、半発酵茶及び発酵茶から選択される茶葉から熱水又は水溶性有機溶媒により抽出したものであって、濃縮や精製操作が行われていないものをいい、茶抽出液を包含する概念である。
非重合体カテキン類を含有する緑茶抽出物の濃縮物としては市販の三井農林(株)「ポリフェノン」、伊藤園(株)「テアフラン」、太陽化学(株)「サンフェノン」などから選択できる。
精製の方法としては、例えば緑茶抽出物の濃縮物を水又は水とエタノールなどの有機溶媒の混合物(以下、「有機溶媒水溶液」という)に懸濁して生じた沈殿を除去し、次いで溶媒を留去する方法が挙げられる。
本発明で使用する緑茶抽出物の精製物としては、上述の沈殿除去処理に加えて、又は、これに代えて、以下のいずれか1以上の方法により緑茶抽出物又はその濃縮物(以下、「緑茶抽出物等」という)を処理して得られるものが好ましい。
(i)緑茶抽出物等の濃縮物に、活性炭、酸性白土及び活性白土から選ばれる少なくとも1種を添加して処理する方法、
(ii)緑茶抽出物等をタンナーゼ処理する方法
(iii)緑茶抽出物等を合成吸着剤により処理する方法
緑茶抽出物の精製においては、緑茶抽出物等を水又は有機溶媒水溶液に懸濁させ、生じた沈殿を濾過する前に、活性炭、酸性白土及び活性白土から選ばれる少なくとも1種を添加して精製することが好ましく、活性炭と、酸性白土又は活性白土とを添加して処理することがより好ましい。緑茶抽出物等を、活性炭、酸性白土及び活性白土と接触させる順序は特に限定されず、例えば、
(1)緑茶抽出物等を水又は有機溶媒水溶液に分散又は溶解させた後、活性炭と、酸性白土又は活性白土と接触させる方法、
(2)水又は有機溶媒水溶液に、活性炭と酸性白土又は活性白土とを分散させた分散液と、緑茶抽出物等とを接触処理させる方法、
(3)緑茶抽出物等を水又は有機溶媒水溶液に分散又は溶解させた後、酸性白土又は活性白土と接触させ、次いで活性炭と接触させるか、または、活性炭と接触させ、次いで酸性白土又は活性白土と接触させる方法
が挙げられ、中でも(1)又は(3)の方法が好ましい。なお、(1)〜(3)の方法における各工程間にはろ過工程を入れて、ろ別してから次の工程に移行してもよい。
緑茶抽出物の精製に使用する有機溶媒としては、水溶性有機溶媒が好ましく、例えば、メタノール、エタノール等のアルコール類、アセトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類が挙げられ、特に飲食品への使用を考慮すると、エタノールが好ましい。水としては、イオン交換水、水道水、天然水等が挙げられ、特に味の点からイオン交換水が好ましい。
有機溶媒と水との混合質量比は、好ましくは60/40〜97/3、更に好ましくは60/40〜95/5、特に好ましくは85/15〜95/5とするのが、非重合体カテキン類の抽出効率、緑茶抽出物の精製効率等の点で好ましい。
緑茶抽出物等と、水又は有機溶媒水溶液との割合は、水又は有機溶媒水溶液100質量部に対して、緑茶抽出物(乾燥質量換算)を10〜40質量部、特に10〜30質量部添加して処理するのが、緑茶抽出物を効率よく処理できるので好ましい。
接触処理には、10〜180分程度の熟成時間を設けることが好ましく、これらの処理は10〜60℃で行うことができ、更に10〜50℃、特に10〜40℃で行うのが好ましい。
接触処理に用いる活性炭としては、例えば、ZN−50(北越炭素社製)、クラレコールGLC、クラレコールPK−D、クラレコールPW−D(クラレケミカル社製)、白鷲AW50、白鷲A、白鷲M、白鷲C(武田薬品工業社製)等の市販品を用いることができる。
活性炭の細孔容積は0.01〜0.8mL/g、特に0.1〜0.8mL/gが好ましい。また、比表面積は800〜1600m2/g、特に900〜1500m2/gの範囲のものが好ましい。なお、これらの物性値は窒素吸着法に基づく値である。
活性炭は、水又は有機溶媒水溶液100質量部に対して0.5〜8質量部、特に0.5〜3質量部添加するのが、緑茶抽出物の精製効率、ろ過工程におけるケーク抵抗が小さい点で好ましい。
接触処理に用いる酸性白土又は活性白土は、ともに一般的な化学成分として、SiO2、Al23、Fe23、CaO、MgO等を含有するものであるが、SiO2/Al23比が3〜12、特に4〜9であるものが好ましい。また、Fe23を2〜5質量%、CaOを0〜1.5質量%、MgOを1〜7質量%含有する組成のものが好ましい。
酸性白土又は活性白土の比表面積は、50〜350m2/gであるのが好ましく、pH(5質量%サスペンジョン)は2.5〜8、特に3.6〜7のものが好ましい。例えば、酸性白土としては、ミズカエース#600(水澤化学社製)等の市販品を用いることができる。
また、活性炭と、酸性白土及び活性白土との割合は、質量比で活性炭1に対して1〜10が好ましく、活性炭:酸性白土及び活性白土=1:1〜1:6であるのが好ましい。
酸性白土及び活性白土は、水又は有機溶媒水溶液100質量部に対して、2.5〜25質量部、特に2.5〜15質量部添加するのが好ましい。酸性白土等の添加量が2.5質量部以上であると、緑茶抽出物の精製効率が良好であり、また25質量部以下であるとろ過工程におけるケーク抵抗などの製造上の問題がない。
水又は有機溶媒水溶液から活性炭等を分離するときの温度は、−15〜78℃、更に−5〜40℃であるのが好ましい。この温度の範囲内であると、分離性が良好である。分離方法は公知の技術が応用でき、例えば、いわゆるフィルター分離や遠心分離等の手法のほか、活性炭等の粒状物質が詰まったカラムを通すことで分離してもよい。
また、本発明に用いる非重合体カテキン類は、緑茶抽出物等をタンナーゼ処理により、ガレート体率を低下させることができる。ここで使用されるタンナーゼは、非重合体カテキン類ガレート体を加水分解する活性を有するものであればよい。具体的には、アスペルギルス属、ペニシリウム属、リゾプス属などのタンナーゼ生産菌を培養して得られるタンナーゼが使用できる。このうち、アスペルギルス オリーゼ由来のものが特に好ましい。タンナーゼ活性を有する酵素の市販品として、ペクチナーゼPLアマノ(天野エンザイム社製)、ヘミセルラーゼアマノ90(天野エンザイム社製)、タンナーゼKTFH(キッコーマン社製)等が利用できる。
本発明で使用するタンナーゼ活性を有する酵素は、500〜100,000U/gの酵素活性を有することが好ましく、500U/g以上であると工業的に問題のない時間内で処理することが容易であり、また100,000U/g以下であると反応系を制御することが容易である。ここで1Unitは30℃の水中においてタンニン酸に含まれるエステル結合を1マイクロモル加水分解する酵素量を示す。すなわち、タンナーゼ活性を有するとは、タンニンを分解する活性を有するものであり、本活性を有すれば任意の酵素が使用できる。
タンナーゼ処理は、緑茶抽出物の非重合体カテキン類に対してタンナーゼを0.5〜10質量%の範囲になるように添加することが好ましく、更に好ましくは1.0〜10質量%である。タンナーゼ処理の温度は、酵素活性が得られる15〜40℃が好ましく、更に好ましくは20〜30℃であり、ガレート体率が上記範囲内に達するまでの間保持される。タンナーゼ処理時のpHは、酵素活性が得られる4〜6が好ましく、更に好ましくは4.5〜6、特に好ましくは5〜6である。その後、できるだけ速やかに45〜95℃、好ましくは75〜95℃まで昇温し、タンナーゼを失活させることにより反応を停止させる。当該タンナーゼの失活処理により、その後のガレート体率の低下が防止でき、目的とするガレート体率の緑茶抽出物の精製物が得られる。このようにして得られたタンナーゼ処理物を緑茶抽出物の精製物として使用できる。
さらに、本発明においては、緑茶抽出物等を合成吸着剤で処理して精製することができる。合成吸着剤は、一般に不溶性の三次元架橋構造ポリマーでイオン交換基のような官能基を実質的に持たないものである。合成吸着剤としては、イオン交換能が1meq/g未満のものを用いることが好ましい。このような合成吸着剤として、例えば、アンバーライトXAD4、XAD16HP、XAD1180、XAD2000、(供給元:米国ローム&ハース社)、ダイヤイオンHP20、HP21(三菱化学社製)、セパビーズSP850、SP825、SP700、SP70(三菱化学社製)、VPOC1062(Bayer社製)等のスチレン系;セパビーズSP205、SP206、SP207(三菱化学社製)等の臭素原子を核置換して吸着力を強めた修飾スチレン系;ダイヤイオンHP1MG、HP2MG(三菱化学社製)等のメタクリル系;アンバーライトXAD761(ロームアンドハース社製)等のフェノール系;アンバーライトXAD7HP(ロームアンドハース社製)等のアクリル系;TOYOPEARL、HW-40C(東ソー社製)等のポリビニル系;SEPHADEX、LH−20(ファルマシア社製)等のデキストラン系等の市販品を使用することができる。
合成吸着剤としては、その母体がスチレン系、メタクリル系、アクリル系、ポリビニル系が好ましく、特にスチレン系が非重合体カテキン類とカフェインの分離性の点から好ましい。
本発明において緑茶抽出物等を合成吸着剤に吸着させる手段としては、緑茶抽出物等に合成吸着剤を添加、撹拌し吸着後、ろ過操作により合成吸着剤を回収するバッチ方法又は合成吸着剤を充填したカラムを用いて連続処理により吸着処理を行なうカラム方法を採用できるが、生産性の点からカラムによる連続処理方法が好ましい。合成吸着剤の使用量は、使用する茶抽出物等の種類により適宜選択することが可能であるが、例えば緑茶抽出物の質量(乾燥質量)に対して200質量%以下である。
合成吸着剤が充填されたカラムは、予めSV(空間速度)=0.5〜10[h-1]、合成吸着剤に対する通液倍数が2〜10[v/v]の通液条件で95質量%エタノール水溶液による洗浄を行い、合成吸着剤の原料モノマーやその他の不純物等を除去するのが好ましい。そして、その後SV=0.5〜10[h-1]、合成吸着剤に対する通液倍数として1〜60[v/v]の通液条件により水洗を行い、エタノールを除去して合成吸着剤の含液を水系に置換する方法により非重合体カテキン類の吸着能を向上させることができる。
緑茶抽出物等を、合成吸着剤を充填したカラムに通液する条件としては、SV(空間速度)=0.5〜10[h-1]の通液速度、合成吸着剤に対する通液倍数が0.5〜20[v/v]の条件で通液するのが好ましい。10[h-1] 以下の通液速度や20[v/v] 以下の通液量であると非重合体カテキン類の合成吸着剤への吸着が充分である。
次いで、緑茶抽出物等を通液後、非重合体カテキン類を有機溶媒水溶液で溶出させる。
有機溶媒水溶液としては、水溶性有機溶媒と水との混合系が用いられ、水溶性有機溶媒としては、上記と同様のものが例示され、中でも飲食品への使用の観点から、エタノールが好ましい。水溶性有機溶媒の濃度は、5.0〜50.0質量%が好ましく、更に10.0〜30.0質量%、特に15.0〜25.0質量%が非重合体カテキン類の回収率の点から好ましい。
有機溶媒水溶液は、SV(空間速度)=2〜10[h-1]の通液速度、合成吸着剤に対する通液倍数が1〜30[v/v]の条件で通液し、非重合体カテキン類を溶出することが好ましい。更にSV=3〜7[h-1]の通液速度で、通液倍数が3〜15[v/v]の通液条件で溶出することが精製効率及び非重合体カテキン類の回収率の点から好ましい。
本発明の容器詰飲料における(A)非重合体カテキン類と(H)カフェインとの含有質量比[(H)/(A)]は0.0001〜0.16が好ましく、より好ましくは0.001〜0.15、更に好ましくは0.01〜0.14、更に一層好ましくは0.02〜0.14質量%、特に好ましくは0.05〜0.13である。非重合体カテキン類に対するカフェインの比率が0.0001以上では、風味バランスが維持できる。また非重合体カテキン類に対するカフェインの比率が0.16以下であると、飲料の安定性が良好である。カフェインは、原料として用いる緑茶抽出物、香料、果汁及び他の成分中に天然で存在するカフェインであっても、新たに加えられたカフェインであってもよい。
本発明で使用する(B)アミノ酸は、L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−アラニン、DL−アラニン、グリシン、L−アスパラギン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−セリン、L−チロシン、L−シスチン及びL−プロリンから選択されるが、それらの塩としては、無機酸(例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸)、有機酸(例えば、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、アスコルビン酸)との酸付加塩;アルカリ金属(例えば、ナトリウム、カリウム)、アルカリ土類金属(例えば、カルシウム)、アンモニウム等の無機塩基との塩;アミン(例えば、メチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチレンジアミン)、アルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン)等の有機塩基との塩が挙げられる。中でも、アミノ酸の塩としては、塩酸塩、アルカリ金属塩が好ましい。
本発明で使用する(B)アミノ酸又はその塩は2種以上を併用できる。本発明の容器詰飲料中のアミノ酸又はその塩の総量は0.01〜5.0質量%であるが、好ましくは0.05〜4.0質量%、更に好ましくは0.1〜3.0質量%、特に好ましくは0.2〜2.0質量%である。アミノ酸又はその塩の総量が0.01質量%以上であるとアミノ酸の効果を期待できる。また、5.0質量%以下では甘味料として使用する炭水化物との褐変反応が抑制できる。
本発明の容器詰飲料において(C)甘味料としては、天然から得られる炭水化物類、グリセロール類、人工甘味料が使用できる。これらの甘味料は、本発明の容器詰飲料中に合計0.0001〜20質量%含有されるが、更に0.001〜15質量%、特に0.01〜10質量%含有するのが好ましい。尚、これらの甘味料は茶抽出物中のものも含む。
本発明の容器詰飲料は、甘味料が少なすぎると甘みがほとんどなく、酸味と、塩味とのバランスを取り難いのでショ糖を1としたときの甘味度が2以上、特に2〜7であることが好ましい(参考文献:JISZ8144、官能評価分析−用語、番号3011、甘味;JISZ9080、官能評価分析−方法、試験方法;飲料用語辞典4−2甘味度の分類、資料11(ビバレッジジャパン社);特性等級試験mAG試験、ISO 6564−1985(E)、「Sensory Analysis−Methodology−Flavour profile method」等)。
天然から得られる炭水化物系甘味料としては、単糖、オリゴ糖、複合多糖又はそれらの混合物を含む。このうち、ブドウ糖、ショ糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖及び果糖ブドウ糖液糖から選ばれる1種以上の炭水化物が特に好ましい。
本発明の容器詰飲料中のブドウ糖含有量は、好ましくは0.0001〜20質量%、更に好ましくは0.001〜15質量%、特に好ましくは0.01〜10質量%である。
本発明の容器詰飲料中の果糖含有量は、好ましくは0.0001〜20質量%、更に好ましくは0.001〜15質量%、特に好ましくは0.01〜10質量%である。果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖の各含有量は、好ましくは0.01〜7質量%、更に好ましくは0.1〜6質量%、特に好ましくは1.0〜5質量%である。
オリゴ糖としては、例えば、ショ糖、マルトデキストリン、コーンシロップ、高フルクトースコーンシロップ、アガペエキス、メイプルシロップ、シュガーケーン、蜂蜜等が挙げられる。これらの中でも、ショ糖が好ましい。ショ糖の形態としては、グラニュー糖、液糖、上白糖等が挙げられる。本発明の容器詰飲料中のショ糖含有量は、好ましくは0.001〜20質量%、更に好ましくは0.01〜15質量%、特に好ましくは0.1〜10質量%である。
複合多糖の好ましい例はマルトデキストリンである。また、多価アルコール、例えばグリセロール類も本発明で用いることができる。グリセロール類は、例えば、0.1〜15質量%、好ましくは0.2〜10質量%、本発明の容器詰飲料に使用できる。
本発明の容器詰飲料に用いられる甘味料のうち、糖アルコールとしてはエリスリトール、ソルビトール、キシリトール、トレハロース、マルチトール、ラクチトール、パラチノース、マンニトール等があげられる。これらのうち、カロリーがないエリスリトールが好ましい。これらの糖アルコールの含有量は、0.0001〜20質量%が好ましく、0.01〜15質量%がより好ましい。
本発明の容器詰飲料に用いられる甘味料のうち、人工甘味料としてはアスパルテーム、スクラロース、サッカリン、シクラメート、アセスルフェーム−K、L−アスパルチル−L−フェニルアラニン低級アルキルエステル、L−アスパルチル−D−アラニンアミド、L−アスパルチル−D−セリンアミド、L−アスパルチル−ヒドロキシメチルアルカンアミド、L−アスパルチル−1−ヒドロキシエチルアルカンアミド、スクラロースなどの高甘度甘味料、グリチルリチン、合成アルコキシ芳香族化合物等がある。また、ソーマチン、ステビノシド及び他の天然源の甘味料も使用できる。これらの甘味料の含有量は、0.0001〜20質量%である。
本発明の容器詰飲料には、電解質である(D)ナトリウムを0.001〜0.5質量%及び/又は(E)カリウム0.001〜0.2質量%を含有することができる。ここで、ナトリウム及びカリウムの合計濃度は、0.001〜0.5質量%が好ましい。ナトリウム、カリウムはアミノ酸や酸味料由来のもの含まれる。
本発明に用いられるナトリウムとしては、アスコルビン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、酒石酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム等及びそれらの混合物のような容易に入手しうるナトリウム塩を配合することができる。又、ナトリウムは加えられた果汁又は茶の成分由来のものも含まれる。飲料の安定性の観点から、本発明の容器詰飲料中のナトリウム含有量は、好ましくは0.001〜0.5質量%、より好ましくは0.002〜0.4質量%、更に好ましくは0.003〜0.2質量%である。ナトリウム濃度が0.5質量%以下では、飲料の安定性が良好である。
本発明に用いられるカリウムとしては、茶抽出物に含有されるカリウム以外の化合物を添加してその濃度を高めることができる。例えば、塩化カリウム、炭酸カリウム、硫酸カリウム、酢酸カリウム、炭酸水素カリウム、クエン酸カリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム、酒石酸カリウム、ソルビン酸カリウム等又はそれらの混合物のようなカリウム塩を配合してもよい。なお、カリウムは、加えられた果汁または香料由来のものも含まれる。本発明の容器詰飲料中のカリウム含有量は、安定性の観点から、好ましくは0.001〜0.2質量%、より好ましくは0.002〜0.15質量%、更に好ましくは0.003〜0.12質量%である。カリウム濃度が0.2質量%以下では、長期間高温保存時での色調への影響は小さい。
本発明の容器詰飲料には、酸味料を含有させることができる。本発明における酸味料はアスコルビン酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リン酸、リンゴ酸、アジピン酸及びそれらの塩類から選ばれる1種以上でもよい。これら酸単独でも長期の保存に対応可能なpHになるが、適度な酸味を得るには塩類との併用が好ましい。塩類としては、例えば、無機塩基との塩、有機塩基との塩が挙げられる。無機塩基との塩としては、例えば、アルカリ金属塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩)、アンモニウム塩等が挙げられる。有機塩基との塩としては、例えば、アミン塩(例えば、メチルアミン塩、ジエチルアミン塩、トリエチルアミン塩、エチレンジアミン塩)、アルカノールアミン塩(例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩)等が挙げられる。中でも、アルカリ金属塩が好ましく、具体的には、クエン酸3ナトリウム、クエン酸1カリウム、クエン酸3カリウム、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、酒石酸ナトリウム、酒石酸3ナトリウム、酒石酸水素カリウム、乳酸ナトリウム、乳酸カリウム、フマル酸ナトリウム等が挙げられる。その他の酸味料としては、天然成分から抽出した果汁類が挙げられる。
酸味料は全体として本発明の容器詰飲料中に0.01〜0.7質量%、特に0.02〜0.6質量%含有するのが好ましい。酸味料の濃度が0.01質量%以上では、苦味、渋味を抑制でき、かつ、酸味が感じられる。一方、酸味料の濃度が0.7質量%以下の場合では、呈味が良好である。また無機酸類、無機酸塩類も使用できる。無機酸類、無機酸塩類としてはリン酸水素2アンモニウム、リン酸2水素アンモニウム、リン酸水素2カリウム、リン酸水素2ナトリウム、リン酸2水素ナトリウム、メタリン酸3ナトリウム、リン酸3カリウム等が挙げられる。これらの無機酸類、無機酸塩類は、本発明の容器詰飲料中0.01〜0.5質量%、特に0.02〜0.3質量%含有するのが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、風味及び保存安定性の観点から、pHを2.5〜5.1の範囲内とするが、好ましくは2.8〜5.0であり、特に好ましくは3.0〜4.5である。すなわち、pHが2.5以上では長期の保存において非重合体カテキン類量が維持される。又、pHが5.1以下であると長期の保存においても安定性が保持できる。pHの調整は、アスコルビン酸又はその塩やクエン酸などで前記範囲にすることにより、長期の保存が可能で適度な酸味を有する飲料となる。
香料(フレーバー)や果汁(フルーツジュース)は嗜好性を高めるために本発明の容器詰飲料に配合できる。天然又は合成香料や果汁が本発明で使用できる。これらはフルーツジュース、フルーツフレーバー、植物フレーバー又はそれらの混合物から選択できる。特に、フルーツジュースと一緒に茶フレーバー、好ましくは緑茶又は黒茶フレーバーの組合せがよい。好ましい果汁はリンゴ、ナシ、レモン、ライム、マンダリン、グレープフルーツ、クランベリー、オレンジ、ストロベリー、ブドウ、キゥイ、パイナップル、パッションフルーツ、マンゴ、グァバ、ラズベリー及びチェリーを使用できる。これらの中でも、シトラスジュース(好ましくは、グレープフルーツ、オレンジ、レモン、ライム、マンダリン)、マンゴ、パッションフルーツ及びグァバのジュース、又はそれらの混合物が最も好ましい。好ましい天然フレーバーはジャスミン、カミツレ、バラ、ペパーミント、サンザシ、キク、ヒシ、サトウキビ、レイシ、タケノコ等である。果汁は本発明の容器詰飲料中に0.001〜20質量%、更に0.002〜10質量%含有するのが好ましい。特に好ましい香料はオレンジフレーバー、レモンフレーバー、ライムフレーバー及びグレープフルーツフレーバーを含めたシトラスフレーバーである。シトラスフレーバーに加えて、リンゴフレーバー、ブドウフレーバー、ラズベリーフレーバー、クランベリーフレーバー、チェリーフレーバー、パイナップルフレーバー等のような様々な他のフルーツフレーバーが使用できる。これらのフレーバーはフルーツジュース及び香油のような天然源から誘導しても、又は合成してもよい。
香料には、様々なフレーバーのブレンド、例えばレモン及びライムフレーバー、シトラスフレーバーと選択されたスパイス(典型的コーラソフトドリンクフレーバー)等を含めることができる。このような香料は、本発明の容器詰飲料中に好ましくは0.0001〜5質量%、より好ましくは0.001〜3質量%配合できる。
本発明の容器詰飲料には、ビタミンを更に含有させることができる。ビタミンとして、好ましくは、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンEが加えられる。またビタミンDのような他のビタミンを加えてもよい。ビタミンBとしてはイノシトール、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、ナイアシン、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ピリドキシ塩酸塩、シアノコバラミン、葉酸及びビオチンから選ばれるビタミンB群が挙げられる。これらのビタミンは飲料一本当たり1日所要量(米国RDI基準:US2005/0003068記載:U.S.Reference Daily Intake)の10質量%以上であることが好ましい。
本発明の容器詰飲料には、ミネラルを更に含有させることができる。好ましいミネラルはカルシウム、クロム、銅、フッ素、ヨウ素、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、セレン、ケイ素、モリブデン及び亜鉛である。特に好ましいミネラルはマグネシウム、リン及び鉄である。
本発明の容器詰飲料には、非重合体カテキン類の苦味を抑制させるためにサイクロデキストリンを併用することができる。サイクロデキストリンは、α−サイクロデキストリン、β−サイクロデキストリン、γ−サイクロデキストリンが挙げられる。
このように本発明の容器詰飲料には、茶由来の成分にあわせて、酸化防止剤、各種エステル類、色素類、乳化剤、保存料、調味料、野菜エキス類、花蜜エキス類、pH調整剤、品質安定剤などの添加剤を単独、あるいは併用して配合しても良い。
本発明の容器詰飲料は、嗜好性により、非炭酸飲料とすることができる。また、炭酸飲料とすることもできる。すなわち、炭酸ガスにより適度な起泡性を付与することにより、非重合体カテキン類の苦味を抑制させることができ、更にソフト感および清涼感を継続して付与することもできる。また、本発明の容器詰飲料は、茶系飲料とすることも、非茶系飲料とすることもできる。茶系飲料としては、緑茶飲料等の不発酵茶飲料、烏龍茶飲料等の半発酵茶飲料、紅茶飲料等の発酵茶飲料が挙げられる。また、本発明の容器詰飲料は、機能性飲料とすることもでき、例えばエンハンスドウォーター、スポーツドリンク、ニアウォーター等の非茶系飲料とすることもできる。
本発明の容器詰飲料のカロリーは、飲料100mL中に含まれるブドウ糖、果糖及びショ糖は1gにつき4kcalで算出し、エリスリトールは1gにつき0Kcalで算出する。ここで本発明の容器詰飲料は、低カロリーである40kcal/240mL以下が好ましく、更に好ましくは2〜35kcal/240mL、特に好ましくは3〜30kcal/240mLである。
本発明の容器詰飲料に使用できる容器は、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、金属缶、金属箔やプラスチックフィルムと複合された紙容器、瓶などの通常の形態で提供することができる。ここでいう容器詰飲料とは希釈せずに飲用できるものをいう。
また本発明の容器詰飲料は、例えば、金属缶のような容器に充填後、加熱殺菌できる場合にあっては適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた殺菌条件で製造できる。PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、あらかじめ上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器などで高温短時間殺菌後、一定の温度迄冷却して容器に充填する等の方法が採用できる。また無菌下で、充填された容器に別の成分を配合して充填してもよい。さらに、酸性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを中性に戻すことや、中性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを酸性に戻すなどの操作も可能である。
非重合体カテキン類及びカフェインの測定
メンブランフィルター(0.8μm)でろ過し、次いで蒸留水で希釈した試料を、島津製作所製、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラム L−カラムTM ODS(4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度35℃でグラジエント法により測定した。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有の蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有のアセトニトリル溶液とし、試料注入量は20μL、UV検出器波長は280nmの条件で行った(通常カテキン類及びカフェインの濃度は、質量/体積%(%[w/v])で表すが、実施例中の含有量は液量を掛けて質量%で示した)。
ナトリウム量の測定
:原子吸光光度法(塩酸抽出)
試料5gを10質量%塩酸に入れ、その後イオン交換水で1質量%塩酸溶液になるように定溶し吸光度測定を行った。
波長:589.6nm
フレーム:アセチレン−空気
カリウム量の測定
:原子吸光光度法(塩酸抽出)
試料5gを10質量%塩酸に入れ、その後イオン交換水で1質量%塩酸溶液になるように定溶し吸光度測定を行った。
風味の評価
各実施例及び比較例で得られた飲料について、パネラー5名により飲用試験を行った。風味は、甘味、酸味及び苦味について以下の基準にて評価した。
評価基準
1:優れる、2:良好、3:標準、4:良くない、5:悪い
保存試験
調製した飲料を37℃で4週間保存し、保存前後での飲料の色調変化を、5名のパネラーに目視で以下の基準で評点をつけさせた。さらに風味評価を行った。
A:変化しない、B:やや変化する、C:変化する、D:大きく変化する
製造例1
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の製造
市販の緑茶抽出物の濃縮物(三井農林(株)「ポリフェノンHG」)1,000gを、25℃、200r/minの攪拌条件下で、95質量%エタノール水溶液9,000g中に懸濁させ、活性炭(クラレコールGLC、クラレケミカル社製)200gと酸性白土(ミズカエース#600、水澤化学社製)500gを投入後、約10分間攪拌を続けた。次いで、25℃のまま約30分間の攪拌処理を続けた。次いで、2号濾紙で活性炭、酸性白土、及び沈殿物を濾過した後、0.2μmメンブランフィルターによって再濾過を行った。最後にイオン交換水200gを濾過液に添加し、40℃、3.3kPaでエタノールを留去し、減圧濃縮を行った。このうち750gをステンレス容器に投入し、イオン交換水で全量を10,000gとし、5質量%重炭酸ナトリウム水溶液30gを添加してpH5.5に調整した。次いで、22℃、150r/minの攪拌条件下で、イオン交換水10.7g中にキッコーマンタンナーゼKTFH(Industrial Grade、500U/g以上)2.7gを溶解した液を添加し、30分後にpHが4.24に低下した時点で酵素反応を終了した。次いで、95℃の温浴にステンレス容器を浸漬し、90℃、10分間保持して酵素活性を完全に失活させた。次いで、25℃まで冷却した後に濃縮処理を行い「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」を得た。非重合体カテキン類は15.0質量%、非重合体ガレート体率は45.1質量%であった。
製造例2
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2」の製造
緑茶葉(ケニア産、大葉種)300gに88℃の熱水4,500gを添加し、60分間撹拌抽出した後、100メッシュ金網で粗濾過した。次いで、茶抽出液の微粉を除去するために遠心分離操作を行い「緑茶抽出液」3,680gを得た。次いで、緑茶抽出液の一部を凍結乾燥し、「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2」を得た。非重合体カテキン類は32.8質量%、非重合体ガレート体率は58.6質量%であった。
製造例3
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物3」の製造
非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2をステンレス容器に投入し、5質量%重炭酸ナトリウム水溶液を添加してpH5.5に調整した。次いで、22℃、150r/minの攪拌条件下で、イオン交換水にキッコーマンタンナーゼKTFH(Industrial Grade、500U/g以上)緑茶抽出物の濃縮物に対して430ppmとなる濃度で添加した液150gを投入し、55分後にpHが4.24に低下した時点で酵素反応を終了した。次いで95℃の温浴にステンレス容器を浸漬し、90℃、10分間保持して酵素活性を完全に失活させた。次いで、25℃まで冷却した後に濃縮処理、凍結乾燥し、「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物3」を得た。非重合体カテキン類は30.0質量%、非重合体ガレート体率は20.2質量%であった。
製造例4
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物4」の製造
非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2」25gと「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物3」75gの混合物を、25℃、200r/minの攪拌条件下で、95質量%エタノール水溶液900g中に懸濁させ、活性炭(クラレコールGLC、クラレケミカル社製)20gと酸性白土(ミズカエース#600、水澤化学社製)50gを投入後、約10分間攪拌を続けた。次いで、25℃のまま約30分間の攪拌処理を続けた。次いで、2号濾紙で活性炭、酸性白土、及び沈殿物を濾過した後、0.2μmメンブランフィルターによって再濾過を行った。最後にイオン交換水200gを濾過液に添加し、40℃、3.3kPaでエタノールを留去し、減圧濃縮を行い「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物4」を得た。非重合体カテキン類は30.8質量%、非重合体ガレート体率は30.4質量%であった。
製造例5
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物5」の製造方法
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物3」85gを脱イオン水8、415gに25℃で30分間撹拌溶解した(タンナーゼ処理液)。ステンレスカラム1(内径110mm×高さ230mm、容積2、185ml)に合成吸着剤SP−70(三菱化学(株)製)を2、048ml充填した。タンナーゼ処理液8、200g(合成吸着剤に対して4倍容量)をSV=1(h-1)でカラム1に通液し透過液は廃棄した。水洗後、20質量%エタノール水溶液をSV=1(h-1)で10,240ml(合成吸着剤に対して5倍容量)を通液し、「樹脂処理品1」(pH4.58)を得た。次いで、ステンレスカラム2(内径22mm×高さ145mm、容積55.1ml)に粒状活性炭太閤SGP(フタムラ科学(株)製)を8.5g充填し、「樹脂処理品1」をSV=1(h-1)でカラム2に通液した。
さらに濃縮処理、凍結乾燥し、「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物5」を得た。非重合体カテキン類は77.6質量%、非重合体ガレート体率20.2質量%であった。
実施例1
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」5.3g、「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2」2.2g、L−グルタミン酸ナトリウム1.0g、L−アスパラギン酸ナトリウム1.0gを水に溶解した。次に、無水結晶果糖、エリスリトール、L−アスコルビン酸ナトリウム、緑茶香料を添加して全量を1,000gとした。配合後、UHT殺菌しPETボトルに充填した。この容器詰緑茶飲料の組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例2
L−グルタミン酸NaとL−アスパラギン酸Naの代わりに、アミノ酸としてL−グルタミン酸とL−アスパラギン酸を使用したこと以外は、実施例1と同様にして容器詰緑茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例3
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の代わりに「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物5」を使用したこと以外は、実施例1と同様にして容器詰緑茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例4
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の使用量を8.5gに変更し、「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の濃縮物2」の代わりにインド産紅茶抽出物粉末0.5gを使用したこと以外は、実施例1と同様にして容器詰紅茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例5
L−アスコルビン酸Naの代わりに無水クエン酸1gを配合し、レモン香料1gを更に配合したこと以外は、実施例4と同様にして容器詰紅茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例6
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の代わりに「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物4」を使用したこと以外は、実施例4と同様にして容器詰紅茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
実施例7
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の代わりに「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物5」を使用したこと以外は、実施例4と同様にして容器詰紅茶飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
比較例1
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物」を使用しなかったこと以外は、実施例1と同様にして容器詰飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表1に示す。
Figure 2008178396
実施例8
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」8.5gと、L−アルギニン1.0g、グリシン0.5gを水に溶解した。次に、無水結晶果糖、エリスリトール、無水クエン酸、クエン酸3Na、L−アスコルビン酸、レモンライム香料を添加して全量を1,000gとした。配合後、UHT殺菌しPETボトルに充填した。この容器詰非茶系飲料の組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
実施例9〜15
グリシンの代わりに各種アミノ酸を配合したこと以外は、実施例8と同様にして容器詰非茶系飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
比較例2
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物」を使用しなかったこと以外は、実施例8と同様にして容器詰非茶系飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
比較例3
無水クエン酸の配合量を増量し、クエン酸Naを使用しなかったこと以外は、実施例8と同様にして容器詰非茶系飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
比較例4
クエン酸Naの配合量を増量したこと以外は、実施例8と同様にして容器詰非茶系飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
比較例5
「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物1」の代わりに「非重合体カテキン類含有緑茶抽出物の精製物2」を使用したこと以外は、実施例8と同様にして容器詰非茶系飲料を製造した。その組成、風味評価及び安定性の結果を表2に示す。
Figure 2008178396
表1及び表2から、本発明の容器詰飲料は、風味変化が少なく、飲料の長期間の保存が可能であることが明らかである。

Claims (18)

  1. (A)非重合体カテキン類を0.06〜0.5質量%、
    (B)L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−アラニン、DL−アラニン、グリシン、L−アスパラギン、L−グルタミン、L−アルギニン、L−セリン、L−チロシン、L−シスチン及びL−プロリンから選ばれる1種以上のアミノ酸又はその塩を0.01〜5.0質量%、並びに
    (C)甘味料を0.0001〜20質量%
    含有し、(G)非重合体カテキン類のガレート体率が5〜55質量%であり、かつpHが2.5〜5.1である容器詰飲料。
  2. 緑茶抽出物の精製物を配合したものである請求項1記載の容器詰飲料。
  3. さらに(D)ナトリウムを0.001〜0.5質量%及び/又は(E)カリウムを0.001〜0.2質量%含有する請求項1又は2記載の容器詰飲料。
  4. (F)非重合体カテキン類の非エピ体率が5〜25質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  5. (H)カフェインと(A)非重合体カテキン類との含有質量比[(H)/(A)]が0.0001〜0.16である請求項1〜4のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  6. 甘味料として果糖、ブドウ糖、ショ糖、ブドウ糖果糖液糖及び果糖ブドウ糖液糖から選ばれる1種以上を含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  7. 甘味料として糖アルコールを含有する請求項1〜6のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  8. 甘味料として人工甘味料を含有する請求項1〜7のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  9. さらに、アスコルビン酸、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸及びそれらの塩類から選ばれる1種以上を含有する請求項1〜8のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  10. さらに、イノシトール、チアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、リボフラビン、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、ナイアシン、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、ピリドキシ塩酸塩、シアノコバラミン、葉酸及びビオチンから選ばれる1種以上を含有する請求項1〜9のいずれか1項記載の容器詰緑茶飲料。
  11. ショ糖を1としたときの甘味度が2以上である請求項1〜10のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  12. 非茶系飲料である請求項1〜11のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  13. 不発酵茶飲料である請求項1〜11のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  14. 半発酵茶飲料である請求項1〜11のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  15. 発酵茶飲料である請求項1〜11のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  16. 非炭酸飲料である請求項1〜15のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  17. 炭酸飲料である請求項1〜15のいずれか1項記載の容器詰飲料。
  18. カロリーが40Kcal/240mL以下である請求項1〜17のいずれか1項記載の容器詰飲料。
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