JP2008178009A - 映像を記憶・検索する装置、方法およびプログラム - Google Patents

映像を記憶・検索する装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】必要な映像のみを、キー情報とともに記憶し、記憶した映像の中からキー情報を指定して必要な映像を検索する技術を提供する。
【解決手段】
映像装置100は、トリガイベントの発生を検出し、トリガイベント発生前後の映像を既定時間分だけ記憶し、映像管理サーバ2へと送信する。映像管理サーバ2は、映像ファイルと、映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて映像DBに記憶する。そして、映像管理サーバ2は検索条件を受けると、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを映像DBから取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トリガ前後の映像を関連したキー情報とともに記憶し、記憶した映像をキー情報に基づいて検索する装置、方法、およびプログラムに関する。
現在、ストレージ容量の拡大と装置の低価格化によって、長時間のデジタル映像を記録することが可能となった。しかしながら、すべての出来事を記録していると、必要とする情報に関する映像が長時間の記録の中のわずかな時間にしか存在しないような場合には膨大な記録の中から必要な情報を検索することになり、従って、それに要する時間も長時間になるという問題が有った。そのため必要な情報に関する映像のみを記録し、記録された映像の中から所望の映像を短時間で検索する技術が望まれている。
必要な映像を記憶する一つの方法として、何らかのトリガが発生すると、そのトリガの発生前後の映像を記録する技術に関する提案がなされている。例えば、特許文献1には、衝突時の加速をトリガとしてその前後の映像を記憶することで、事故が発生した際の状況を記録する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1は、必要な映像を記憶する技術は開示するが、記憶された映像の中から所望の映像を検索して取り出す技術については記載していない。
特開2005−165805号公報 特許第3632707号公報
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものである。本発明は、必要な映像のみを記録し、そして、記録された映像の中から必要なデータを検索するための装置、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る映像情報システムは、
映像装置と、ネットワークを介して前記映像装置に接続された、映像情報記憶装置から構成され、
前記映像装置は、
トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出手段と、
映像を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶手段と、
前記トリガイベント検出手段がトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶手段がさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶手段に記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成手段と、
を備え、
前記映像情報記憶装置は、
前記映像装置から前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルを取得し、該映像ファイルと映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて記憶する映像情報記憶手段と、
検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶手段から取得する映像ファイル取得手段と、
を備える。
また、本発明の第1の観点に係る映像情報システムにおいて、
前記映像装置は、
時刻を計時する計時手段と、
標準時刻情報を受信する標準時刻情報受信手段と、
前記標準時刻情報受信手段が受信した標準時刻情報に基づいて、前記計時手段が標準時刻を計時するように調整する時刻調整手段と、
をさらに備え、
前記映像情報記憶手段は、前記キー情報として、前記トリガイベントの発生を検出した時に前記計時手段が計時する標準時刻を、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルに関連づけて記憶する
ようにしてもよい。
また、本発明の第1の観点に係る映像情報システムにおいて、
前記映像装置が直接標準時刻情報を受信できない場合に、標準時刻情報を受信し、受信した標準時刻情報と同期した2次標準時刻情報を前記映像装置へと送信する中継手段をさらに備える、
ようにしてもよい。
また、本発明の第1の観点に係る映像情報システムにおいて、
前記映像記憶手段は、
前記計時手段が計時する標準時を、前記映像手段の撮影した映像の各フレームと関連付けて記憶する、
ようにしてもよい。
また、本発明の第1の観点に係る映像情報システムにおいて、
前記映像装置は、
前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルを構成するフレームのうち、トリガ発生時のフレームデータの時刻認証処理を、ネットワークを介して接続される時刻認証処理装置に依頼して、時刻認証結果のタイムスタンプを取得する、第1の時刻認証手段をさらに備え、
前記映像情報記憶手段は、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと映像に関連したキー情報とともに、前記第1の時刻認証処理手段の取得したタイムスタンプを関連付けて記憶する、
ようにしてもよい。
また、本発明の第1の観点に係る映像情報システムにおいて、
前記映像装置は、
前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルの時刻認証処理を、ネットワークを介して接続される時刻認証処理装置に依頼して、時刻認証結果のタイムスタンプを取得する、第2の時刻認証手段をさらに備え、
前記映像記憶手段は、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと映像に関連したキー情報とともに、前記第2の時刻認証処理手段の取得したタイムスタンプを関連付けて記憶する、
ようにしてもよい。
さらに、本発明の第2の観点に係る方法は、
トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出ステップと、
撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶ステップと、
前記トリガイベント検出ステップでトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶ステップにおいてさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶ステップにおいて記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成ステップと、
前記映像ファイル作成ステップにて作成した映像ファイルと、映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて記憶する映像情報記憶ステップと、
検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶ステップにおいて記憶された中から取得する映像ファイル取得手段と、
を備える。
さらに、本発明の第3の観点に係る映像プログラムは、
コンピュータを、
トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出手段、
撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶手段、
前記トリガイベント検出手段がトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶手段がさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶手段に記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成手段、
前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと、映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて記憶する映像情報記憶手段、
検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶手段から取得する映像ファイル取得手段、
として機能させる。
本発明によれば、必要な映像のみを記録し、そして、記録映像の中から必要なデータを短時間で検索することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態に係る映像管理システムについて図面を参照して説明する。
(実施形態1)
第1の実施の形態においては、現金自動支払機などの監視システムを例に映像管理システムについて説明する。本監視システムは、図1に示すように、カメラ付きの現金自動支払機1と、映像管理サーバ2と、時刻認証サーバ4と、ネットワーク10と、中継機11と、電波塔12と、を備えている。現金自動支払機1と、映像管理サーバ2と、時刻認証サーバ4とはネットワーク10を介して相互に接続された構成を有している。なお、中継機11は、電波搭12から標準時刻情報を含んだ標準電波を受信し、現金自動支払機1へと無線によりその情報を2次標準電波として送信する機能を有している。以下それぞれの構成について詳述する。
まず現金自動支払機1について説明する。現金自動支払機1は、図2に示すように、映像を撮影し、MotionJPEGなどのファイルとして記憶する映像装置100と、現金自動支払機に必要な処理を行う、処理部110から構成される。
以下、映像装置100について説明する。映像装置100は、図2に示すように、制御部1010と,RAM(Random Access Memory)1011と、ROM(Read Only Memory)1012と、通信部1016と、画像処理部1018と、撮影部1019と、バス1020と、画像圧縮部1021と、無線受信部1022と、アンテナ1023と、計時部1024と、を備える。
制御部1010は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、後述のRAM1011を作業領域として使用して、各種データを一時的に記憶させながら、後述のROM1012に記憶されている制御プログラムを実行することにより、映像装置100全体の制御を行う。
なお、制御部1010の動作の詳細については、後述する。
RAM(Random Access Memory)1011は、制御部1010が行う処理に必要なデータを一時格納する揮発性メモリであり、映像一時記憶領域1011aなどから構成される。映像一時記憶領域1011aは、常に、過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを、一時的に記憶する。したがって、映像一時記憶領域1011aの記憶容量は、画像処理部のフレームレート等に基づいて、α時間分の映像データを記憶可能な大きさを備える。
ROM(Read Only Memory)1012は、制御部1010が映像装置100全体の制御を行うためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。
通信部1016は、後述の処理部110と通信するための通信インタフェース回路である。
画像処理部1018は、AD変換器(アナログデジタル変換器)などから構成され、後述の撮影部1019の生成した映像信号にAD変換などの処理を施した後、デジタル信号を映像一時記憶領域1011aへと送出する。
撮影部1019はレンズ、CCD(撮像素子)、駆動回路などから構成されており、レンズによって結像された被写体の光学像を光電変換して映像信号を生成する。生成した映像信号は画像処理部1018へと送出される。駆動回路は、レンズの位置を制御して、ズームやフォーカスなどの制御を行う。
画像圧縮部1021は、画像圧縮回路などから構成され、入力された画像や映像信号をそれぞれJPEG形式やMotionJPEG形式に変換する。
無線受信部1022は受信回路等から構成され、アンテナ1023を介して後述の電波塔12からの標準時刻情報を含んだ標準電波を直接受信し、または中継機11からの2次標準電波を受信して、標準時刻情報を取り出す。
計時部1024は、無線受信部1022から受信した標準時刻情報に基づいて、時刻を調整し、標準時を計時する。
バス1020は、制御部1010と,RAM(Random Access Memory)1011と、ROM(Read Only Memory)1012と、通信部1016と、画像処理部1018と、撮影部1019と、画像圧縮部1021と、無線受信部1022と、計時部1024と、の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
次に現金自動支払機1の処理部110について説明する。処理部110は、現金自動支払機として必要な機能を実現し、図2に示すように、制御部1110と、RAM(Random Access Memory)1111と、ROM(Read Only Memory)1112と、表示部1114と、入力部1115と、通信部1116と、ネットワーク通信部1117と、バス1120とを備える。
制御部1110は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、処理部110全体の制御を行う。具体的には、制御部1110は、後述のRAM1111を作業領域として使用して、各種データを一時的に記憶させながら、後述のROM1112に記憶されている制御プログラムを実行することにより、制御を行う。
なお、制御部1110の動作の詳細については、後述する。
RAM(Random Access Memory)1111は、制御部1110が行う処理に必要なデータを一時格納する揮発性メモリである。
ROM(Read Only Memory)1112は、制御部1110が処理部110全体の制御を行うためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。
表示部1114は、LCD(Liquid Crystal Display)等の出力装置を含む。入力部1115は、キーボードや、接触式の入力装置であるタッチパネルなどから構成され、任意のデータ・情報を入力する。タッチパネルは、表示部1114と積層され、タッチパネル式表示装置として構成されていてもよい。
通信部1116は映像装置100と通信するための通信インタフェース回路である。
ネットワーク通信部1117は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、処理部110をネットワーク10に接続するためのインタフェースを備える。処理部110はネットワーク通信部1117を介し、ネットワーク10との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。ネットワーク通信部1117は、例えばモデム装置や赤外線通信装置等を含んでいてもよい。
バス1120は、制御部1110と,RAM(Random Access Memory)1111と、ROM(Read Only Memory)1112と、表示部1114と、入力部1115と、通信部1116と、ネットワーク通信部1117と、の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
なお、上記各構成は、現金自動支払機によって本発明を実現するために必要な主要な構成である。現金自動支払機として必要なその他の構成については、必要に応じて備えられているものとする。
次に、図1に示す映像管理サーバ2について説明する。図3に示すように、映像管理サーバ2は、現金自動支払機1の映像装置100からネットワーク10を介して送信される映像ファイルを記憶する装置である。例えば映像管理サーバ2は警備会社などに設置される。映像管理サーバ2は、制御部210と,RAM(Random Access Memory)211と、ROM(Read Only Memory)212と、記憶部213と、表示部214と、入力部215と、ネットワーク通信部217と、バス220とを備える。
制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、後述のRAM211を作業領域として使用して、各種データを一時的に記憶させながら、後述のROM212や記憶部213に記憶されている制御プログラムを実行することにより、映像管理サーバ2全体の制御を行う。尚、制御部210の動作の詳細については、後述する。
RAM(Random Access Memory)211は、制御部210が行う処理に必要なデータを一時格納する揮発性メモリである。
ROM(Read Only Memory)212は、制御部210が映像管理サーバ2全体の制御を行うためのプログラム等を格納する不揮発性メモリである。尚、本実施の形態では、制御部210を制御するプログラムはROM212に格納されるが、後述の記憶部213に格納されていてもよい。
記憶部213は大容量のハードディスク装置などから構成され、現金自動支払機1から送信された映像ファイルを記憶する映像DB213aを格納する。図4に示すように、映像DB213aは、映像ファイルと、映像ファイルを検索するためのキーとなる情報(トリガ発生時刻、カードID、および、支払機ID)と、映像ファイルに対応するタイムスタンプおよびタイムスタンプを復号化する公開鍵と、トリガ発生時刻の画像に対応するタイムスタンプ、及び公開鍵とを、関連付けて1レコードとして記憶する。
記憶部213は、この他、映像を検索したり、その他の操作を行うためのアプリケーションプログラムを記憶する。
表示部214は、LCD(Liquid Crystal Display)等の出力装置を含み、画像データやテキストデータ等を表示する。
入力部215は、任意のデータ・情報を入力するためのキーボードなどの入力装置を含む。
ネットワーク通信部217は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、映像管理サーバ2をネットワーク10に接続するためのインタフェースを備える。映像管理サーバ2はネットワーク通信部217を介し、ネットワーク10との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。ネットワーク通信部217は、例えばモデム装置や赤外線通信装置等を含んでいてもよい。
バス220は、制御部210、RAM211、ROM212、表示部214、入力部215、ネットワーク通信部217、の間で命令やデータを転送するための伝送経路である。
図1に示す時刻認証サーバ4は、日本時刻認証機構などの時刻認証事業者の運用するサーバである。時刻認証サーバ4は、時刻認証要求と共に時刻認証対象のファイルのハッシュ値をネットワーク10を介して受信すると、これに対してタイムスタンプを発行して送信元へと送り返す時刻認証機能を有する。
最後に、図1に示す電波塔12は、独立行政法人情報通信研究機構の運用する標準電波送信設備などを想定している。中継機11は、この電波塔12から標準時刻情報を含んだ標準電波を受信し、現金自動支払機1に対してその情報を2次標準電波として無線等により送信する。
次に、本映像記録検索装置を適用した監視システムの動作について説明する。
映像装置100は、電波塔12から、または中継機11から、無線受信部1022を通じて、標準時間に関するデータを受信しており、計時部1024はこのデータに基づいて時刻を修正することで、常に正しい時刻を計時する。映像一時記憶領域1011aは、撮影した画像に対して各フレーム(コマ)ごとに、計時部1024によって計時された時刻に基づく撮影時刻と関連付け、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを一時的に記憶していく。
次に、トリガとなるイベントが発生した場合に、現金自動支払機1がトリガ前後の映像を圧縮し、映像管理サーバ2に送信するまでのフローを図6のフロー図を参照して説明する。
図6に示すように、ユーザが現金自動支払機1を操作すると、この操作がトリガとなり、処理部110の制御部1110が、通信部1116、および1016を介して、トリガが発生したことを知らせる信号を映像装置100に送信する。この信号を受信すると、映像装置100の制御部1010は、映像一時記憶領域1011aに記憶されるトリガ発生時の画像1フレームを画像圧縮部1021へ送出し、JPEG圧縮する(ステップS102)。次いで制御部1010は、ステップS102で圧縮された画像のハッシュ値を時刻認証サーバ4に送信し、時刻認証処理を依頼する(ステップS103)。典型的な時刻認証のフローは、図8aに示す。
図8aに示すように、時刻認証処理において、時刻認証サーバ4は、まず映像装置100から、認証対象ファイルのハッシュ値を受信する(ステップS301)。次いで時刻認証サーバ4は、そのハッシュ値と時刻情報を組み合わせたデータから、さらにハッシュ値を生成する(ステップS302)。時刻認証サーバ4は、ステップS302で生成したハッシュ値を秘密鍵で暗号化することで、時刻証明書である、タイムスタンプトークンを発行する(ステップS303)。そして、タイムスタンプトークンと公開鍵とを映像装置100へと送信する(ステップ304)。タイムスタンプトークン、公開鍵を受信すると、映像装置100はこれらを一時記憶する。
なお、この時刻認証のフローは一例であり、その他の方法で時刻認証を行っても構わない。
時刻認証を行うと同時に、制御部1010は、画像処理部が映像一時記憶領域1011aに、トリガが発生してからさらにβ時間分の映像データを記憶するのを待つ(ステップS104)。トリガ発生後β時間分の映像データが記憶されると、映像一時記憶領域1011aにはトリガを境にしてトリガ発生後β時間分の映像データと、映像一時記憶領域1011aの容量であるα時間からトリガ発生後β時間を引いただけのトリガ発生前(α―β)時間分の映像データが記憶されている。制御部1010は、映像一時記憶領域1011aに記憶されたこれらの映像データを画像圧縮部1021へと送出する。画像圧縮部1021は、映像データを受け取ると、MotionJPEGファイル形式に変換し、RAM1011に一時記憶する(ステップS105)。なお、トリガ前後の映像の長さ(α−β時間および、β時間(図5参照))は、用途に応じて変更してよい。
次いで、制御部1010は、ステップS105で作成したMotionJPEG映像ファイルのハッシュ値を時刻認証サーバ4に送り、時刻認証を行うように依頼する(ステップS106)。時刻認証の結果、映像ファイルに対応するタイムスタンプトークンおよび公開鍵を得ると、次に、制御部1010は、制御部110に、現金自動支払機1を操作する際に利用したキャッシュカードを特定するカードID、および現金自動支払機1の個体を識別するIDに関する情報を要求する(ステップS107)。要求したデータを取得すると、MotionJPEG映像データと共に、トリガ時刻、カードID、現金自動支払機ID、映像データに対応するタイムスタンプトークンおよび公開鍵と、トリガ発生時の画像に対応するタイムスタンプトークンおよび公開鍵とを、映像管理サーバ2へと送信する(ステップS108)。トリガ発生時のJPEG画像は映像データに含まれるため、別途記憶する必要はない。
なお、本実施の形態では、トリガ発生時刻T1からβ時間経過するまで、次のトリガは受け付けない。
次に、映像管理サーバ2の動作について説明する。
映像情報と、関連情報を受信すると、映像管理サーバ2の制御部210は、これら情報を、図4に示す映像DB213aの1レコードとして、関連付けて記憶する。
映像管理サーバ2は、映像DB213aに記憶されるファイルを検索したり操作するためのアプリケーションプログラムを有する。映像管理サーバ2の制御部210は、このアプリケーションプログラムによって図7に示す動作を行う。
図7に示すように、制御部210は、映像検索用の画面を表示する(ステップS201)。ユーザが検索キーとなるカードID、支払機ID、トリガ時刻、などを入力部215から入力すると、映像管理サーバ2の制御部210は、映像DB213aを参照し、入力情報と一致するキーを有するファイルを検索する(ステップS202)。条件を満たすファイルが見つかると、制御部210は、該ファイルに対する操作を選択できる画面を表示部214に表示する(ステップS203)。この画面は、ファイル操作機能として、再生、タイムスタンプ検証、トリガ時画像のタイムスタンプ検証などを提供する。ユーザが映像ファイルを選択し、該ファイルに対する操作処理を選択すると、映像管理サーバ2の制御部210は、対応する操作を実施する(ステップS204)。なお、タイムスタンプ検証の処理フローは、図8bに示す。
タイムスタンプ検証処理では、映像管理サーバ2は、まず、公開鍵を使って、タイムスタンプトークン内のハッシュ値を復号化し、対象ファイルのハッシュ値と比較する(ステップS311)。ハッシュ値が同じであれば(ステップS312:Yes)、データの改ざんはなく、異なれば(ステップS312:No)データの改ざんがあったことを意味する。
このように、トリガ前後の映像を記録することで、必要な映像のみ得ることが可能となる。また、トリガを特定する情報およびその他の情報と、映像とを紐付けて記憶することで、記憶した映像の中から所望の映像を検索することが可能となる。特にトリガを特定する情報とトリガが発生した時刻を関連付けてキーとすることで、所望の映像を時刻情報を基に検索することが可能となり、時系列的に映像を記録している場合に検索時間を短縮することができる。また複数の支払い機における同時刻の映像をトリガが発生した時刻をキーにして取得して同時に閲覧するようなことも可能となり、利便性が増す。
さらに、トリガ発生時の1フレームに時刻認証をまず先に行うため、リアルタイムに近い時間のタイムスタンプを押すことが可能となる。この他、電波時計機能により、正確な時刻が映像に刻印される。この映像ファイル全体にも、時刻認証を行うので、データの正当性がより保証される。よって、犯罪の抑止効果も期待される。
なお、本実施の形態では、映像装置100が映像情報をファイル化する度に映像管理サーバ2へと映像情報ファイル、および関連する情報を送信した。しかし、映像装置にハードディスク等から構成される大容量記憶領域を備えさせ、ある程度映像情報ファイルを映像装置100に蓄積してもよい。そして、映像管理サーバ2側に、必要なファイルのみを映像装置100からダウンロードして、映像DB213aに記憶させる機能を持たせてもよい。例えば定期的に(毎朝など)、管理者が特定の条件を入力し、該当するファイルを検索し、映像装置100から選択的に映像を映像管理サーバ2に保存するようにしてもよい。こうすることで、映像管理サーバ2に記憶する映像ファイルをさらに絞り込むことが可能となる。
さらに、本実施の形態では、現金自動支払機1の操作をトリガとしたが、映像装置100に温度センサや照度センサなどを備えるようにして、センサが既定以上の温度や既定以下の照度を検出したときに生じる検出信号をトリガとしてもよい。
また、本実施の形態では、トリガ発生時のフレーム画像と、映像ファイル全体に時刻認証を行ったが、トリガ発生時のフレーム画像のみ、または、映像ファイル全体のみに、時刻認証を行ってもよい。
本実施の形態は、カメラ付きインターフォンにも応用可能である。この場合、映像装置100は呼鈴の押下を検知する呼鈴押下検出器を備える。そして、映像装置100は呼鈴を押下する訪問者の顔を撮影可能な位置に設置する。呼鈴が訪問者によって押下されると、これをトリガとして、トリガ前後の映像を映像装置100が記憶する。訪問者は、呼鈴を押下するときは、少なくとも映像装置に対峙していることが予想される。よって、呼鈴に応答するまでは、このトリガ前後の画像数フレームを、室内のインターフォンの画面に表示する。呼鈴に応答すると、表示は解除され、リアルタイムの映像が表示される。このように、呼鈴が押下された前後の映像を記憶することで、確実に呼鈴を押下した人物の顔を捉えることが可能となる。よって、呼鈴の押し逃げ対策としても機能する。トリガ前後の映像は、本実施の形態同様に、映像管理サーバ2にトリガ発生時刻に関連づけて映像ファイルを記憶すれば、トリガ発生時刻を検索条件キーに指定して、映像ファイルを検索することが可能となる。
トリガイベントと、そのトリガの発生時刻とを関連付けたうえで、トリガの発生時刻自体に時刻認証を行う本発明は次の実施形態のような応用が可能である。
(実施形態2)
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に単一の映像装置を利用した映像撮影システムについて説明する。
走り幅跳び等の跳躍競技において、選手が踏み切り板を踏み越していないかどうかを映像を利用して自動的に判定する装置は、特許文献2に開示されている。特許文献2によると、踏み切り板に取り付けられた振動・衝撃センサからの検出信号をトリガとして、トリガ発生前後の画像を撮影する。そしてこの画像から、踏み越し判定を行う。しかし、特許文献2に開示される装置において、踏み切り板に振動・衝撃が加わらない位置で選手が踏み切った場合、映像が撮影されないため、判定を得られない場合がある。さらに、踏み切り板から離れた位置で選手が踏み切った場合、映像が撮影されないため、近年要望のある、踏み切り板からの選手の踏み切り位置の距離の計測もできない。本実施の形態では、このような課題を解決する踏切時撮影システムを示す。
図9に、本撮影システムの構成を示す。なお、図9において図1と同一構成のものには同一符号を附している。本システムは、踏み切り板の横に設置される映像装置100aと、映像管理サーバ2と、時刻認証サーバ4と、ネットワーク10と、から構成される。映像装置100aと、映像管理サーバ2とはネットワーク10を介して相互に接続された構成を有している。これら各要素のうち、映像装置100a以外は第1の実施の形態と同一構成を有しており、第1の実施の形態にて詳述しているため、説明を省略する。
ただし、実施形態2において、映像は図4に示す映像DB213aとは異なる構成を有する映像DB213bに記憶される。図11に示すように、映像DB213bは、画像ファイルと、画像ファイルを検索するためのキーとなる情報(選手番号、試技回数、判定結果、踏み切り距離など)と、画像ファイルに対応するタイムスタンプおよびタイムスタンプを復号化する公開鍵と、を関連付けて1レコードとして記憶する。
次に図10に映像装置100aの構成を示す。なお、図10において、図2と同一構成のものについては、同一符号を附している。図10に示す映像装置100aの構成は、図2に示す映像装置100と同様であり、制御部1010と,RAM(Random Access Memory)1011(映像一時記憶領域1011aを含む)と、ROM(Read Only Memory)1012と、画像処理部1018と、撮影部1019と、バス1020と、画像圧縮部1021と、を備える。これらについては第1の実施形態にて詳述しているため、説明を省略する。この他、映像装置100aは、太枠で示される、ネットワーク通信部1017、動体検出部1018a、グリップスイッチ信号検出部1025を備える。
ネットワーク通信部1017は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、映像装置100aをネットワーク10に接続するためのインタフェースを備える。映像装置100aはネットワーク通信部1017を介し、ネットワーク10との間で、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う。通信部1017は、例えばモデム装置や赤外線通信装置等を含んでいてもよい。
動体検出部1018aは画像処理を行い、前後の映像と比較することなどによって、動く対象物を検知する回路である。動体検出部1018aは画像処理部1018に含まれ、踏み切り動作を行おうとしている選手の足が撮影されると、検出信号を制御部1010へと送信する。
グリップスイッチ信号検出部1025は、外部に接続されたグリップスイッチが判定員に押下されたことを検知する回路である。
次に、本システムの動作について説明する。
まず、映像一時記憶領域1011aは、第1の実施形態で記述したように、トリガが発生しない状態においても、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを一時的に記憶していく。
次いで、映像装置100aがトリガを検出してから、映像管理サーバ2へ映像を送信するまでの流れを図12に示す。本システムにおいて、トリガは、選手の足が踏み切り板に到達したと判定員が判断してグリップスイッチを押下した場合、あるいは、動体検出部1018aが、動体、すなわち、選手の足、を検出した場合の2つである。ただし、トリガが発生してから、既定のβ時間が経過するまでは、次のトリガは受け付けないものとする。
トリガが発生すると、映像装置100aは、さらに既定のβ時間分の映像を映像一時記憶領域1011aに記憶する(ステップS1101)。β時間分の映像が撮影されると、制御部1010は、画像圧縮部1021へと映像データを送り、MotionJPEG形式に変換する(ステップS1102)。そして、生成したMotionJPEGファイルを映像管理サーバ2へと送信する(ステップS1103)。
映像管理サーバ2は、送信された映像データに対して処理を行うアプリケーションプログラムを有する。映像管理サーバ2の制御部210は、このアプリケーションプログラムによって図13に示す次の動作を行う。
まず、制御部210は、映像装置100aから映像が送信されると、送信された映像の各フレームを、トリガ発生時のフレームを中心として、一覧表示する。このとき、制御部210は、各フレームが選択可能であるように表示する(ステップ1201)。映像装置100aから送信される映像ファイルには、最も最近跳躍を終えた選手の、踏み切る瞬間の足の画像が含まれているはずである。判定員は一覧表示されたフレームの中から、踏み切る瞬間の足が撮影されている画像を選択する。画像が判定員によって選択されると、制御部210は、選択された画像と判定員によって選択された時刻とを関連付け、これに時刻認証を行うよう、時刻認証サーバ4に依頼する(ステップ1202)。これと同時に、制御部210は、選手番号、試技回数、踏み切り判定結果、踏み切り位置、等の情報の入力を判定員に促す画面を表示する(ステップ1203)。判定員は選択した画面に基づいて、判定を行い、画面に情報を入力する。全ての情報が入力され、かつ、第1の実施形態で説明した手順で選択された画像に対して時刻認証を行うと、制御部210は、選択された画像と、ステップS1202を行った結果得たタイムスタンプおよび公開鍵と、入力された情報とを関連付けて映像DB213bに記憶する(ステップ1204)。
このように、映像管理サーバ2には、必要な画像のみが記憶され、その画像を目視することで、判定員は、踏み切り判定、および、踏み切り位置までの距離などを判定できる。また、踏み切り画像に対して、選手番号などのキー情報を関連付けて記憶するため、後にキー情報を指定して、画像を検索することも可能となる。また、時刻認証を行うため、審判が判断した時刻を記録することが出来、選手の競技を行った時刻と照らし合わせることで改ざんされていない判定結果の記録としても利用できる。
本実施の形態では、グリップスイッチの押下および、選手の映り込みをトリガとしたが、これに限らず映像装置100aに温度センサなど、人体を検知するようなセンサを備えるようにして、これらセンサからの検出信号をトリガとしてもよい。
(実施形態3)
第1および第2の実施の形態においては、単独の映像装置を利用した例について示した。トリガを特定する情報と、そのトリガの発生時刻とを関連付けたうえで、これをキー情報として検索することができる本発明は複数の映像装置が撮影した映像をトリガの発生時刻をキー情報として検索し、閲覧することが可能となる。このような応用例を第3の実施の形態として説明する。
第3の実施の形態においては、複数の映像装置を利用した、スキージャンプ飛距離判定システムを説明する。このシステムは、複数の映像装置を等間隔に設置し、ターゲットが移動するエリアを監視する。そしてターゲットの映り込みをトリガとして撮影を行うことで、ターゲットを追跡する。
図14aに本スキージャンプ飛距離判定システムの構成を示す。図14aは図9と類似した構成を有しているため、図14aにおいて図9と同一構成のものには同一符号を附している。
本システムは、1メートルおきなど、等間隔にジャンプスロープに設置された(図14b参照)複数の映像装置100bと、映像管理サーバ2と、ネットワーク10と、から構成される。映像装置100bと、映像管理サーバ2とはネットワーク10を介して相互に接続された構成を有している。映像装置100b以外の各要素は、第2の実施形態と同様の構成を有しており、第2の実施形態にて詳述しているため、説明を省略する。
ただし、映像管理サーバ2の記憶部213は、第1の実施形態とは異なる構成を有し、カメラ情報DB213cを備える。図15に示すように、カメラ情報DB213cは、映像装置100bを識別する個体識別IDとその設置位置を対応付けて記憶するデータベースである。
図16に示すように、映像装置100bは、図10に示す、第2の実施形態に係る映像装置100aの構成要素と、太枠で示すタイマー1028を除いては、同様である。よって、図16において図10と同一構成のものには同一符号を附している。
タイマー1028は、発振回路などを備え、同期信号を受け取ると、同期信号を受け取ってからの時刻を計時する。
タイマー1028以外の各要素については、第1および第2の実施形態で詳述しているため、説明を省略する。
図14bは、本実施形態において、映像装置100bを配置した例を側部から見た様子を示す。映像装置100bは、等間隔に配置され、地面付近を撮影するように配置される。なお、図14bは映像装置100bの一配置例を示すものであり、配置場所や配置数はこれに限定されない。
次に、本システムの動作について説明する。まず、映像一時記憶領域1011aは、第1の実施形態で記述したように、トリガが発生しない状態においても、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを一時的に記憶していく。
次にトリガを検出してから、映像管理サーバ2へと映像ファイルを送信するまでの流れを説明する。
選手が着地する寸前、または着地したと判定員が判断すると、判定員はグリップスイッチを押下する。各映像装置100bのグリップスイッチ検出部1025はグリップスイッチの押下を検出すると、信号を各々の制御部210に送る。そして、各映像装置100bの制御部210はそれぞれのタイマー1028をリセットすることで、映像装置100b同士が同期する。
同時に、制御部1010は、グリップスイッチ検出部1025からの信号を受信すると、その時点から既定時間(例えば1秒)をタイマー1028によって計時する。制御部1010は、既定時間以内に動体検出部1018aがジャンプしている選手を捉えると、これをトリガとして判断する。ただし、上述の実施の形態と同様に、本実施の形態においても、トリガが発生してから、既定のβ時間が経過するまでは、次のトリガは受け付けないものとする。
各映像装置100bのうちトリガが発生した映像装置100bについてはこのトリガを機に、図12に示すステップS1101からS1103と同様の処理を行い、映像管理サーバ2へ記憶した映像を送信する。ただし、ステップS1103では映像と共に、映像装置100bの個体識別IDとトリガ発生時のタイマー時刻をキー情報として送信する。映像ファイルと共に送信されるこのタイマー時刻に基づいて、映像ファイルを時間軸方向に並べると、着地前後の選手の動きを時間とともに追うことが可能となる。
次に映像管理サーバ2の動作を説明する。映像管理サーバ2は飛距離測定アプリケーションプログラムがインストールされている。このプログラムにより映像管理サーバ2の制御部210は図17に示す処理を行うことで、飛距離を特定する。
映像管理サーバ2へは、先に述べたように、最後にグリップスイッチが押下された際に各映像装置100bによって撮影された人物の映り込んだ映像ファイルが送信される。制御部210は、映像ファイルが映像装置から送信されると、まず、これら映像ファイルそれぞれのサムネールを作成し、選択可能に表示部214に表示する(ステップS2201)。
具体的には、ファイル選択のために表示されるサムネールは、各映像ファイルにおいてトリガが発生した瞬間の画像を縮小表示したものである。制御部210はこれらサムネールを、映像ファイルとともに送信されるタイマー時刻(すなわち選手が映り込んだ時刻)で並べる。
判定員は、これらサムネールの中から、着地した瞬間が含まれていそうなサムネールを選択して指定する。すると、映像管理サーバ2は、その映像ファイルの全フレームを、トリガ発生前後フレームを中心に、表示部214に一覧表示する(S2202)。このとき、制御部210は、各フレームが、選択可能であるように表示する。
着地した瞬間が含まれているフレームが、一覧表示の中から見つかると、判定員は、そのフレームを選択し、飛距離算出ボタンを押下する。映像管理サーバ2の制御部210は、判定員に指定されたフレームの含まれるファイルに関連付けられている映像装置100bの個体識別番号を取得する(ステップS2203)。次いで、個体識別番号から、カメラ情報DB213cを参照して、映像装置100bの設置位置を特定する(ステップS2204)。そして、制御部210は、設置位置から、飛距離を算出し(ステップS2205)、算出結果を、表示部214に表示する(ステップS2206)。
このように、本実施の形態において、トリガ前後の映像を記憶することで、選手が着地した映像を撮影することが可能となる。そして、映像管理サーバ2には、映像装置100bの個体識別IDが映像とともに送られるため、映像管理サーバ2は着地した瞬間の映像を撮影した映像装置100bの設置位置から、選手の飛距離を算出することができる。本実施の形態によると、判定員は、時間軸で並べられた着地前後の映像の中から判定に必要な画像を選択するので、判定員の負担を軽減することが可能となる。
本実施の形態において、映像管理サーバ2は、飛距離判定用に利用した映像データファイルと、検索用の情報キー(第2の実施形態同様に、選手番号、試技回数等)と関連付けて、記憶部213に記憶してもよい。キー情報を関連付けて記憶すれば、後にキー情報を指定して、映像を検索することも可能となる。
なお、スキージャンプの飛距離判定システムは、跳躍競技の着地点の距離判定などにも応用可能である。この場合、砂場に等間隔に映像装置100bを設置する。そして、スキージャンプの飛距離判定システム同様に、グリップスイッチが押されている間に選手が映り込んだ瞬間をトリガとして、トリガ前後の映像を記憶する。記憶される映像から、着地映像を撮影した映像装置を特定し、跳躍距離を算出する。
(実施形態4)
第3の実施形態では、複数の映像装置を利用して、一つのターゲットの移動を追跡した。本実施形態においては、複数の映像装置を利用して、異なるエリアを監視する、警備サポートシステムについて説明する。
一人、二人などの少人数で警備を行っている際に事故が生じた場合、状況を把握するためには、設備内に設置された複数の監視カメラの映像に依存するところが大きい。しかし、複数の監視カメラが常時撮影している映像の中から、事故が起きた際の状況を抽出するには時間と労力を要する。本実施の形態は、このような問題を解決し、必要な映像のみを記録する。
図18aに本警備サポートシステムの構成を示す。なお、図18aは図9に示す構成と類似しているため、同一構成のものについては同一符号を附している。
本システムは、死角がないように建物内に配置された複数の映像装置100cと、映像管理サーバ2と、ネットワーク10と、中継機11と、電波塔12と、から構成される。映像装置100cと映像管理サーバ2とはネットワーク10を介して相互に接続された構成を有している。また、映像装置100cは中継機11から標準時刻情報を含んだ2次標準電波を受信する。これら各要素のうち、映像装置100c以外は第1の実施形態と同一構成を有し、第1の実施形態において詳述したため、説明を省略する。
ただし、映像管理サーバ2の記憶部213は、上記実施の形態とは異なる構成を有した、映像DB213dを備える。図19に示すように、映像DB213dは、MotionJPEG形式の映像データファイルに関連付けて、該映像ファイルの撮影されたトリガ発生時刻をキーとして、1レコードに記憶する。
図18bは、映像装置100cを配置した例を上部から見た様子を示す。なお、図18bは映像装置100cの一配置例を示すものであり、配置場所や配置数はこれに限定されない。
次に図20に映像装置100cの構成を示す。映像装置100cは、第2の実施形態にて説明した映像装置100aと類似した構成となっている。よって、図20において、図10と同一構成のものについては、同一符号を附している。
映像装置100cは、図10に示す映像装置100aと同様に、制御部1010と,RAM(Random Access Memory)1011(映像一時記憶領域1011aを含む)と、ROM(Read Only Memory)1012と、ネットワーク通信部1017、画像処理部1018と、撮影部1019と、バス1020と、画像圧縮部1021と、無線受信部1022と、アンテナ1023と、計時部1024と、を備える。これらについては第2の実施形態で詳述しているため、説明を省略する。この他、映像装置100cは、太枠で示される人体センサ1026および非常スイッチ検出部1027を備える。
人体センサ1026は温度センサや赤外線センサなどから構成されるセンサ回路であり、人が近づくとそれを検知し、検出信号を送出する。
非常スイッチ検出部1027は、非常スイッチが入ったことを検出する回路である。非常スイッチは、各警備員に配布され、警備員がスイッチを手放すと、スイッチが入り、微弱電波を発する。非常スイッチ検出部1027は、この微弱信号を検出し、制御部1010に通知する。制御部1010は、通知を受けると、他の映像装置100cにも、ネットワーク10を介して、非常スイッチ信号の検出を通知する。
次に、本システムの動作を説明する。まず、本実施の形態においても、映像一時記憶領域1011aは、上述の実施形態同様に、トリガが発生しない状態であっても、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを一時的に記憶していく。
次に、映像装置100cの制御部1010が、トリガを検出してから、映像管理サーバ2へと映像ファイルを送信するまでの流れを説明する。
映像装置100cの制御部1010は、人体センサ1026が人を検知し、且つ非常スイッチ信号検出部が非常スイッチが入ったことを検出すると、これをトリガイベントの発生として判断する。ただし、上述の実施の形態と同様に、本実施の形態においても、トリガが発生してから、既定のβ時間が経過するまでは、次のトリガは受け付けないものとする。
トリガが発生すると、制御部1010は、第2実施形態と同様に、図12に示すステップS1101からS1103の処理を行い、映像管理サーバ2へと映像データを送信する。ただし、ステップS1103では、トリガ発生時刻を映像ファイルとともに送信する。一連の処理の後、映像管理サーバ2へは、非常スイッチが入ったときに人物を捉えている映像装置100c、すなわちトリガが発生した映像装置100cからの映像のみが、関連情報とともに送信される。
次に映像管理サーバ2の動作を説明する。映像管理サーバ2は警備センターなどに配置されるサーバであり、映像装置100cから送信された映像に対して操作を行うアプリケーションプログラムがインストールされている。このプログラムによって映像管理サーバ2は図21に示す処理を行う。
映像管理サーバ2の制御部210は、映像装置100cから、映像を受信すると、受信した映像ファイルをトリガ発生時刻と関連付けて、映像DB213dに記憶する(ステップS3201)。そして、制御部210は、キー情報であるトリガ発生時刻に基づいて、送信された映像ファイルを示すサムネールをトリガ発生時刻順に、選択可能に表示部214に表示する(ステップS3202)。サムネールは、第3の実施形態と同様に、映像ファイルのトリガ発生時の画像を縮小表示したものとする。映像には、どの映像装置100cからの映像かを判別できるように、映像装置100cの個体識別IDも表示する。
一方、管理者が、随時映像ファイルのサムネールを選択すると、制御部210は、サムネールに対応する映像ファイルを表示部214に再生して表示する。
以上のように、本実施の形態により、非常スイッチが入った際に人物を捉えた映像が記憶される。そして、トリガ発生時刻および映像装置100cの個体識別IDをキーとして関連付けて記憶することで、過去の映像を検索することが可能となる。
このように、非常スイッチが入力された際に人物を捉えた映像のみが記録されるため、管理者が、記録された映像から、事故の際の状況を把握する労力が軽減される。
また、全ての映像装置100cが人体センサを備えているため、不法侵入者が複数いた場合でも、それら全ての人体を撮影した映像が記憶されるという利点もある。
なお、映像管理サーバ2の制御部210が映像装置100cからファイルを受信すると、外部へアラーム音によって異常を通知するアラーム機能をさらに持たせてもよい。
本実施の形態は、工場や、倉庫における少人数での作業現場の事故監視などにも応用できる。大人数であれば、周囲の作業員によって、事故が起きた場合でも状況を把握することは可能である。しかしながら、少人数の場合は、お互いが目の届く範囲にいるとは限らない。
この場合、作業者には、さらに、加速度センサなど、衝撃を検出するセンサを、例えば作業者の装着するヘルメットなどに取り付けることで、携帯させる。一方、映像装置100cは、加速度センサからの信号を検出する、加速度センサ検出部を備えるようにする。そして、死角が生じないよう作業現場に映像装置100cを設置する。
映像装置100cが映像データを映像管理サーバ2へと送信する契機となるトリガは、つぎの2つとする。映像装置100cの人体センサ1026が人体を検出し、かつ非常スイッチが入った場合、または、加速度センサ信号検出部が加速度センサからの信号を検出し、且つ非常スイッチ検出部1027が、非常スイッチが入ったことを検出した場合である。
さらに、本実施の形態は、一人暮らしのお年寄りを見守る用途にも応用可能である。お年寄りには、お守りなどの身につける物に加速度センサを取り付け、携帯させる。一方、映像装置100cは、加速度センサからの信号を検出する、加速度センサ検出部を備えるようにする。そして、死角が生じないようお年寄りの暮らす家やマンションに映像装置100cを設置する。
映像装置100cが映像データを映像管理サーバ2へと送信する契機となるトリガは、先の作業現場の事故監視システムと同様であり、つぎの2つである。映像装置100cの人体センサ1026が人体を検出し、かつ非常スイッチが入った場合、または、加速度センサ信号検出部が加速度センサからの信号を検出し、且つ非常スイッチ検出部1027が、非常スイッチが入ったことを検出した場合である。
本システムは、映像が常時映像管理サーバ2に記録されないため、プライバシーの侵害になり難いという利点もある。
また、本実施の形態は、テニスやバレーボール等のスポーツにおいて、インやアウトのライン判定を行う用途にも応用可能である。
この場合、ラインを監視するように各ラインに対して映像装置100cを設置する。映像装置100cは、人体センサ1026や非常スイッチ信号検出部1027の代わりに、第2の実施形態に係る映像装置100aの備えるグリップスイッチ信号検出部1025をさらに備えるようにする。
ライン判定において、映像装置100cが映像ファイルを作成する契機となるトリガは、次の条件を満たす場合に発生する。審判員がグリップスイッチを押したことを映像装置100cのグリップスイッチ信号検出部1025が検出している間に、動体検出部1018aが、ボールが撮影されていることを検出した場合である。映像管理サーバ2には、グリップスイッチの押されている間に、動くボールを捉えた映像装置100cからの映像のみが送られる。審判員はこの映像のうちトリガ前後のみを確認すればいいので、判定時間を短縮することができる。
(実施形態5)
第4の実施形態では、複数の映像装置を用いて、異なるエリアを監視した。本実施の形態においては、複数の映像装置で一つのターゲットを異なるアングルから監視する、スポーツビデオレビューシステムについて説明する。
複数の選手が参加する、アメリカンフットボール、サッカー、バスケットボール、アイスホッケー、等のスポーツにおいて、判定(ファウル、アシスト、ゴール判定等)のため、そして、より迫力のある映像を放映するために、異なる複数の視点から同一選手のプレイを捉えた映像が望まれている。本実施の形態は、このような要望を満たすシステムを提供する。
図22aにスポーツビデオレビューシステムの構成を示す。本スポーツビデオレビューシステムの構成は、図9、図14a、に示す構成と同様であり、グランドやコートなどに等間隔に設置された映像装置100dと、映像管理サーバ2と、ネットワーク10と、から構成される。図22aに示す構成要素のうち、ネットワーク10については上記第2から第4の実施形態と同一構成を有しており、すでに詳述しているため、説明を省略する。
図22bは、映像装置100dを配置した例を上部から見た様子を示す。なお、図22bは映像装置100dの一配置例を示すものであり、配置場所や配置数はこれに限定されない。
次に、映像管理サーバ2および映像装置100dについて述べる。
映像管理サーバ2の記憶部213は、第3の実施形態同様に、カメラ情報DB213cを有しており、映像装置100dの個体識別IDをキーとして、その個体識別IDを有する映像装置100dの設置位置を記憶する。
さらに、映像管理サーバ2の記憶部213は、図23に示すように、映像データを記憶する映像DB213eを備える。映像DB213eは、映像データに関連付けて、映像データの撮影された際のトリガ発生時刻と、映像データを撮影した映像装置100dの個体識別IDと、マスタカメラの場合は、そのカメラの方向と、被写体までの距離情報とを1レコードに記憶する。
図24に示すように、映像装置100dは、第2の実施形態に係る映像装置100aとほぼ同じであるが、太枠で示すモータ部1029を備える点で異なる。モータ部1029は、制御部1010からの制御信号に従い、映像装置100dの向きを制御する。映像管理サーバ2にインストールされているプログラムは、各映像装置100dの制御部1010を依頼して、映像装置100dのうちの一つをマスタカメラとして機能させるようモータ部1029を制御する。またその他全ての映像装置100dをこのマスタカメラと連動して、マスタカメラと同じ対象物を撮影するように制御する。
以下、マスタカメラとスレーブカメラの連動方法について述べる。映像管理サーバ2は、マスタカメラの撮影している方向や、被写体までの距離に関する情報を、ネットワーク10を介して取得する。マスタカメラの方向は、モータ部1029がカメラを回転させた基準位置からの角度などから、そして被写体までの距離情報は、レンズ位置などから算出する。
マスタカメラの方向、および被写体までの距離情報と、カメラ情報DB213cに記憶されるマスタカメラの設置位置に基づいて、制御部210はマスタカメラが撮影しているエリアを算出する。そして制御部210は、この算出されたエリアを撮影するために各映像装置100dの各映像装置100dが向くべき角度や、レンズ位置をカメラ情報DB213cを参照して算出する。算出した結果は、ネットワーク10を介して、各映像装置100dへと送信される。各映像装置100dの制御部1010は、受信した情報に基づいて、モータ部1029を制御して映像装置の向きを変える。また、撮影部1019を制御して、レンズ位置を変えることでフォーカスやズームを行う。
次に、本システムの動作を説明する。まず、本実施の形態においても、映像一時記憶領域1011aは、上述の実施形態同様に、トリガが発生しない状態であっても、常に過去のデータを上書きしながら、予め決められたα時間分の最新の映像データを一時的に記憶していく。
次に、映像装置100dが、トリガを検出してから、映像管理サーバ2が映像ファイルを記憶するまでの流れを説明する。
審判がグリップスイッチを押下すると、これがトリガとなり、マスター、スレーブを含む各映像装置100dは図12に示すステップS1101からS1103と同様の処理を行い、映像管理サーバ2へ撮影された映像を送信する。ただし、ステップS1103では映像に紐付けて映像装置100dの個体識別IDをキー情報として映像ファイルとともに送信する。マスタカメラの映像には、さらに、トリガ発生時のマスタカメラの方向および、被写体までの距離に関する情報も送信する。なお、上述の実施の形態と同様に、本実施の形態においても、トリガが発生してから、既定のβ時間が経過するまでは、次のトリガは受け付けないものとする。
以上の処理で、映像管理サーバ2は、複数の映像装置100dのそれぞれから、最後にトリガが発生した際(グリップスイッチが押下された際)の数秒前後の映像および関連する情報を受信する。
次に映像管理サーバ2の動作について説明する。映像管理サーバ2には映像再生アプリケーションプログラムがインストールされている。制御部210はこのプログラムにより、映像装置100dから映像が送信されると、図25に示す動作を行う。そして、マスタカメラの捉えているエリアに近いカメラを中心に、映像装置100dからの映像を連動させて同時に再生する。
具体的には、まず、映像データファイルとキー情報とを関連付けて一時記憶する(ステップS4201)。次に、ステップS4201で一時記憶されたデータの中から、マスタカメラの固有識別IDに関連付けられている情報を参照して、マスタカメラの方向と被写体までの距離に関する情報を取得する(ステップS4202)。次いで、カメラ情報DB213cを参照し、先に取得したマスタカメラの方向と被写体までの距離から、マスタカメラが撮影しているエリアに近い位置に設置されているいくつかの映像装置100dの固体識別IDを特定する(ステップS4203)。次いで、制御部210は、該固体識別IDを有した映像装置の撮影した映像ファイルを、ステップS4201で一時記憶した映像ファイルの中から特定する(ステップS4204)。そして、映像装置210は、マスタカメラの捉えているエリアに近いカメラを中心に、映像を連動させて同時に再生する(ステップS4205)。
以上で、複数のカメラによって、グリップスイッチが押された際の数秒前後の映像を撮影し、マスタカメラの捉えているエリアに近いカメラを中心に、映像を連動させて再生することができる。
本実施の形態は、上述の実施形態のように、映像装置100dから送信される映像を映像DB213eに記憶し、検索する機能を備えてもよい。この場合、映像管理サーバ2は時刻を計時する計時部、およびグリップスイッチ信号検出部1025を備えさせる。そして、映像データファイルを、映像装置の個体識別IDと、映像管理サーバ2が検出したトリガ発生時刻(グリップスイッチ押下時刻)、マスタカメラからの映像の場合は、さらに、マスタカメラの方向および被写体までの距離情報に関連付けて、記憶させる。
検索時は、制御部210は、グリップスイッチ押下時刻を検索条件に利用して、映像DB213eを参照する。同一のグリップスイッチ押下時に各映像装置100dによって撮影された映像ファイルは、同一のグリップスイッチ押下時刻に関連付けられて記憶される。したがって、このように、グリップスイッチ押下時刻を映像DB213eに記憶しておけば、これをキーに映像DB213eから、同一のグリップスイッチ押下時に撮影された一連の映像を取得することが可能となる。グリップスイッチ押下時刻を指定して、検索された一連の映像に対して、ステップS4201〜S4205を行えば、同様にマスタカメラの捉えているエリアに近いカメラを中心に連動させて再生することができる。
以上説明したように、本発明の種々の実施の形態において、トリガ発生前後の映像とこの映像に関連したキー情報とが関連づけられて記憶される。トリガ要因を用途に応じて変化させることで、必要な映像のみを撮影することが可能となる。また、記憶した映像は、これらキー情報に基づいて検索することで、必要な情報をすぐに取り出すことが可能となる。
以上、本発明の種々の実施の形態について説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能であり、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、トリガやキー情報は必要に応じて変更してよい。同様に、映像一時記憶領域1011aに記憶する映像の長さやトリガ前後に撮影する映像の長さ、そして、撮影部1019の撮影するフレームレート等も必要に応じて変更してもよい。
また、上記実施の形態においては、映像管理サーバ2上のアプリケーションを映像管理サーバ2から操作するようにしたが、ネットワークに接続された端末からアクセスするようにしてもよい。
また、上記実施例において計時部1024の時刻を修正する場合に標準時刻情報が含まれた標準電波によって時刻を修正していたが、時刻の修正方法はこれに限られない。例えば各映像装置がネットワークでつながっている場合にはネットワークを介して時刻修正をかけるようにしてもよい。また、GPS衛星上の原子時計と同期させて時刻を修正するなどしてもよい。
また、上記実施の形態に係る映像管理サーバ2は、通常のコンピュータサーバではなく、専用のハードウェアによって実現してもよい。
さらに、上記実施の形態では、映像管理サーバ2や、映像装置100、および100a〜100dの制御プログラムがメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、映像管理サーバ2や、映像装置100、および100a〜100dに、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)、USBメモリ等の記憶媒体の読み取り装置のいずれか適したものを備え、これら読み取り装置が読み取り可能な記憶媒体に制御プログラムを格納して配布してもよい。そして、そのプログラムをインストールすることにより、上述の処理動作を実行する装置を構成してもよい。
また、制御プログラムを、通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、映像管理サーバ2や、映像装置100、および100a〜100dにダウンロード等するようにしてもよい。さらに、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
第1の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る現金自動支払機の構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る映像管理サーバの構成例を示す図である。 第1の実施の形態に係る映像DBのデータ構成例を示す図である。 トリガ前後の映像記憶時間を説明する図である。 第1の実施の形態に係る映像装置の処理の例を示すフロー図である。 第1の実施の形態に係る映像管理サーバの処理の例を示すフロー図である。 (a)は時刻認証処理の例を示すフロー図であり、(b)は時刻認証検証処理の例を示すフロー図である。 第2の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である 第2の実施の形態に係る映像装置の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る映像DBのデータ構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る映像装置の処理の例を示すフロー図である。 第2の実施の形態に係る映像管理サーバの処理の例を示すフロー図である。 (a)は、第3の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図であり、(b)は映像装置の配置例を示す図である 映像管理サーバの記憶するカメラ情報DBのデータ構成例を示す図である。 第3の実施の形態に係る映像装置の構成例を示す図である。 第3の実施の形態に係る映像管理サーバの処理の例を示すフロー図である。 (a)は、第4の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図であり、(b)は映像装置の配置例を示す図である。 第4の実施の形態に係る映像DBのデータ構成例を示す図である。 第4の実施の形態に係る映像装置の構成例を示す図である。 第4の実施の形態に係る映像管理サーバの処理の例を示すフロー図である。 (a)は、第5の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図であり、(b)は映像装置の配置例を示す図である。 第5の実施の形態に係る映像DBのデータ構成例を示す図である。 第5の実施の形態に係る映像装置の構成例を示す図である。 第5の実施の形態に係る映像管理サーバの処理の例を示すフロー図である。
符号の説明
1 現金自動支払機
2 映像管理サーバ
210 制御部
211 RAM
212 ROM
213 記憶部
214 表示部
215 入力部
217 ネットワーク通信部
220 バス
4 時刻認証サーバ
10 ネットワーク
11 中継機
12 電波塔
100 映像装置
1010 制御部
1011 RAM
1011a 映像一時記憶領域
1012 ROM
1016 通信部
1017 ネットワーク通信部
1018 画像処理部
1018a 動体検出部
1019 撮影部
1020 バス
1021 画像圧縮部
1022 無線受信部
1023 アンテナ
1024 計時部
1025 グリップスイッチ検出部
1026 人体センサ
1027 非常スイッチ検出部
1028 タイマー
1029 モータ部
110 処理部
1110 制御部
1111 RAM
1112 ROM
1113 記憶部
1114 表示部
1115 入力部
1116 通信部
1117 ネットワーク通信部
1120 バス

Claims (8)

  1. 映像装置と、ネットワークを介して前記映像装置に接続された、映像情報記憶装置から構成される映像情報システムであって、
    前記映像装置は、
    トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出手段と、
    映像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶手段と、
    前記トリガイベント検出手段がトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶手段がさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶手段に記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成手段と、
    を備え、
    前記映像情報記憶装置は、
    前記映像装置から前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルを取得し、該映像ファイルと映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて記憶する映像情報記憶手段と、
    検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶手段から取得する映像ファイル取得手段と、
    を備えることを特徴とする映像情報システム。
  2. 前記映像装置は、
    時刻を計時する計時手段と、
    標準時刻情報を受信する標準時刻情報受信手段と、
    前記標準時刻情報受信手段が受信した標準時刻情報に基づいて、前記計時手段が標準時刻を計時するように調整する時刻調整手段と、
    をさらに備え、
    前記映像情報記憶手段は、前記キー情報として、前記トリガイベントの発生を検出した時に前記計時手段が計時する標準時刻を、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルに関連づけて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像情報システム。
  3. 前記映像情報システムにおいて、前記映像装置が直接標準時刻情報を受信できない場合に、標準時刻情報を受信し、受信した標準時刻情報と同期した2次標準時刻情報を前記映像装置へと送信する中継手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の映像情報システム。
  4. 前記映像記憶手段は、
    前記計時手段が計時する標準時を、前記映像手段の撮影した映像の各フレームと関連付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の映像情報システム。
  5. 前記映像装置は、
    前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルを構成するフレームのうち、トリガイベント発生時のフレームデータの時刻認証処理を、ネットワークを介して接続される時刻認証処理装置に依頼して、時刻認証結果のタイムスタンプを取得する、第1の時刻認証手段をさらに備え、
    前記映像情報記憶手段は、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと映像に関連したキー情報とともに、前記第1の時刻認証処理手段の取得したタイムスタンプを関連付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の映像情報システム。
  6. 前記映像装置は、
    前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルの時刻認証処理を、ネットワークを介して接続される時刻認証処理装置に依頼して、時刻認証結果のタイムスタンプを取得する、第2の時刻認証手段をさらに備え、
    前記映像記憶手段は、前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと映像に関連したキー情報とともに、前記第2の時刻認証処理手段の取得したタイムスタンプを関連付けて記憶する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の映像情報システム。
  7. トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出ステップと、
    撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶ステップと、
    前記トリガイベント検出ステップでトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶ステップにおいてさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶ステップにおいて記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成ステップと、
    前記映像ファイル作成ステップにて作成した映像ファイルと、映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連付けて記憶する映像情報記憶ステップと、
    検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶ステップにおいて記憶された中から取得する映像ファイル取得手段と、
    を備えることを特徴とする方法。
  8. コンピュータを、
    トリガイベントの発生を検出するトリガイベント検出手段、
    撮影手段が連続して撮影している映像のうちの最新の映像を第1の所定時間分記憶する映像記憶手段、
    前記トリガイベント検出手段がトリガイベントの発生を検出すると、前記映像記憶手段がさらに第2の所定時間分の映像を記憶するまで待った後、前記映像記憶手段に記憶された映像の映像ファイルを作成する映像ファイル作成手段、
    前記映像ファイル作成手段の作成した映像ファイルと、映像に関連したトリガイベントの発生のタイミングに関する情報を含むキー情報とを関連づけて記憶する映像情報記憶手段、
    検索条件を受け、指定された検索条件を満たすキー情報に関連付けられて記憶される映像ファイルを前記映像情報記憶手段から取得する映像ファイル取得手段、
    として機能させる、映像プログラム。
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