JP2008177863A - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】多くの手間をかけることなく、画像出力装置に特定の色を正確に再現させることが可能な画像処理装置および画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を、画像出力装置が再現可能な第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する。また、画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理プログラムに関し、特に、異なる複数の色空間のデータを処理する画像処理装置および画像処理プログラムに関する。
MFP(Multi Function Peripherals)等の画像出力装置で紙に印刷された色が、特定色を正確に再現した色であることが望まれる場面がある。MFPは、プリンター、FAX、スキャナー等の複数の機能を有する装置である。ここで、特定色は、たとえば、企業のシンボルマークのように、常に同じ色で表現されることが望まれる色であるとする。したがって、特定色は、たとえば、所定の色相、明度および彩度を有する色である。
次に、特定色を、画像出力装置で出力させる場合、出力された色が、特定色を正確に再現した色になるように、ユーザが設定するための処理について説明する。
図14は、従来の手法により、特定色を正確に再現した色を出力させるための処理を説明するための図である。
図14を参照して、ユーザは、サンプル用紙ORPに印刷された特定色ORCLの色データを、測色計200を使用して取得する。ここで、測色計200が取得する色データは、L値で表現されるとする。当該L値のデータは、CIELAB色空間における、デバイス非依存の測定値データである。なお、CIELAB色空間は、デバイス非依存の色空間である。測色計200は、取得した特定色ORCLの色データを、画像処理装置5000へ送信する。画像処理装置5000は、たとえば、PC(Personal Computer)である。
画像処理装置5000は、特定色ORCLの色データを受信する。また、画像処理装置5000は、現在、画像出力装置700が保持しているICCプロファイル(以下、出力装置ICCプロファイルともいう)を、画像出力装置700から取得する。出力装置ICCプロファイルには、ルックアップテーブル(以下、出力装置ルックアップテーブルともいう)が含まれる。以下においては、ルックアップテーブルを、単に、LUTともいう。
ここで、取得された出力装置ICCプロファイルに含まれる出力装置ルックアップテーブルは、画像出力装置700が表現可能なデバイス依存の色特性を示すデータテーブルである。ここで、出力装置ルックアップテーブルは、複数の色変換データを含む。出力装置ルックアップテーブルに含まれる色変換データは、L値と、CMYK値とが対応付けられたデータであるとする。
なお、出力装置ルックアップテーブルには、CIELAB色空間における全てのL値の各々に対応する色変換データが含まれるわけではない。出力装置ルックアップテーブルには、代表的な複数の色にそれぞれ対応する複数のL値の各々に対応する色変換データが含まれる。
そして、画像処理装置5000は、取得した出力装置ルックアップテーブルを利用して、L値で表現される特定色ORCLの色データを、CMYK値で表現される色データ(以下、出力装置色データともいう)に変換する。
色データの変換の際、特定色ORCLの色データが示すL値に対応する色変換データが、出力装置ルックアップテーブルにあれば、当該対応する色変換データに示されるCMYK値を、出力装置色データとする。
一方、色データの変換の際、特定色ORCLの色データが示すL値に対応する色変換データが、出力装置ルックアップテーブルにない場合、画像処理装置5000は、特定色ORCLの色データが示すL値と、出力装置ルックアップテーブルとを使用して、CMYK値を算出するためのL−CMYK補間演算処理を行なう。
ここで、L−CMYK補間演算処理は、たとえば、特開2001−333285号公報(特許文献1)の第0008段落〜第0015段落に開示されている、一般的な演算方法である。なお、CMYKのうちのKの値は、特開2001−333285号公報(特許文献1)の第0014段落に記載されているCを求める式と同様な式により算出される。以上のL−CMYK補間演算処理により算出されたCMYK値が、出力装置色データとなる。以下においては、特開2001−333285号公報(特許文献1)に開示されている技術を、第1の先行技術ともいう。
そして、画像処理装置5000は、算出されたCMYK値(たとえば、20,3,20,2)を、特定色のデータを設定するための目安の値として、ディスプレーに表示する。
ユーザは、画像処理装置5000に接続されている図示されないマウス等により印刷操作を行なう。ここで、印刷操作は、画像処理装置5000が、出力装置色データを、画像出力装置700へ送信するための操作である。ここで、画像出力装置700は、MFPであるとする。
画像処理装置5000は、印刷操作があると、出力装置色データを、画像出力装置700へ送信する。
画像出力装置700は、受信した出力装置色データに基づき、色OUTCLが印刷された紙OUTPを出力する。ユーザは、画像出力装置700から出力された紙OUTPに印刷された色OUTCLと、サンプル用紙ORPに印刷されたオリジナルの特定色ORCLとを目視により比較し、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(以下、正確再現色ともいう)になっているか確認する。
色OUTCLが、正確再現色になってない場合、ユーザは、ディスプレーに表示されているCMYK値のいずれかを、画像処理装置5000に接続されている図示しないキーボードまたはマウス等の操作により変更する。変更されたCMYK値(たとえば、19,3,20,2)は、画像処理装置5000に記憶される。そして、ユーザは、再度、印刷操作を行なう。
画像処理装置5000は、印刷操作があると、変更されたCMYK値を、出力装置色データとする。そして、画像処理装置5000は、出力装置色データを、画像出力装置700へ送信する。
画像出力装置700は、前述したのと同様に、受信した出力装置色データに基づき、色OUTCLが印刷された紙OUTPを出力する。ユーザは、前述したように、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(正確再現色)になっているか確認する。
色OUTCLが、正確再現色になってない場合、再度、前述したように、CMYK値を変更して、印刷操作を行ない、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(正確再現色)になっているか確認する。色OUTCLが、正確再現色になっている場合、ユーザは、測色計200により取得されたL値で表現される特定色ORCLの色データと、変更されたCMYK値とを対応づけて画像処理装置5000に記憶させる操作をマウス等により行なう。
以上の処理により、画像出力装置700の特性に応じた、特定色ORCLのCMYK値を設定することができる。すなわち、特定色の色データを設定することができる。
一般に、プリンター、MFP等の画像出力装置は、たとえば、印刷処理を行なった回数が多くなる程、予め設定した特定色のデータを使用しても、紙に印刷された色は、特定色を正確に再現した色(正確再現色)にならない傾向があるという問題がある。また、画像出力装置は、環境変化によっても、予め設定した特定色が、特定色を正確に再現した色(正確再現色)にならない場合があるという問題がある。環境変化は、たとえば、温度、湿度等の変化である。
上記問題を解決するために、特開2006−217420号公報(特許文献2)には、色の変動状況に基づいて、修正パッチを生成することで、目標となる色を高い精度で求める技術(以下、第2の先行技術ともいう)が開示されている。
特開2001−333285号公報 特開2006−217420号公報
ユーザは、画像出力装置の出力した色の再現性の低下を防ぐために、ICCプロファイルを再作成するための操作(以下、再作成操作ともいう)を画像処理装置5000に対して行なう。再作成操作が行なわれるのは、たとえば、画像出力装置が印刷処理を、所定回数(たとえば、200回)以上行なった場合や、所定期間(たとえば、2ヶ月)経過した場合などである。
画像処理装置5000には、プロファイル作成プログラムが記憶されている。プロファイル作成プログラムは、ICCプロファイルに含まれるルックアップテーブルを、新規で作成または再作成するためのプログラムである。再作成操作が行なわれると、画像処理装置5000は、代表的な複数の色に対応する複数のパッチを印刷するためのパッチ印刷指示を、画像出力装置へ送信する。
画像出力装置は、パッチ印刷指示に応じて、複数のCMYK値にそれぞれ対応する複数のパッチを印刷した紙を出力する。そして、画像処理装置5000は、紙に印刷された複数のパッチを、測色計200を利用して測色し、複数のパッチ(複数のCMYK値)にそれぞれ対応する複数のL値のデータを取得する。
そして、プロファイル作成プログラムを実行する画像処理装置5000は、複数のL値のデータの数値の間隔が、等間隔になるように、複数のL値のデータを再構成する。プロファイル作成プログラムを実行する画像処理装置5000は、再構成された複数のL値にそれぞれ対応するCMYK値を演算により算出する。上記処理により、ルックアップテーブルが再作成される。
画像出力装置のICCプロファイルに含まれるルックアップテーブルが再作成されても、予め設定した特定色のデータのCMYK値は、再作成前のルックアップテーブルに基づいて作成された値のままである。したがって、たとえば、画像出力装置が印刷処理を、所定回数(たとえば、200回)以上行なった場合、画像出力装置は、オリジナルの特定色を正確に再現した色を出力することができなくなってしまう。
そのため、特定色を正確に再現した色を出力するためには、ユーザは、画像出力装置のルックアップテーブルが再作成される毎に、前述の図14で説明したように、特定色のデータを再設定する必要がある。したがって、ルックアップテーブルが再作成された場合でも、画像出力装置が特定色を正確に再現した色を出力するためには、ユーザに多くの手間をかけてしまうという問題点がある。この問題点を解決する方法は、第1および第2の先行技術には開示されていない。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、多くの手間をかけることなく、画像出力装置に特定の色を正確に再現させることが可能な画像処理装置および画像処理プログラムを提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従う画像処理装置は、デバイス非依存の第1の色空間と、画像出力装置が再現可能な第2の色空間とを対応付けるプロファイルを取得する取得手段と、特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する登録手段と、プロファイルに含まれる画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたか否かを判定する判定手段と、判定手段により色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する変更手段とを備える。
好ましくは、色変換テーブルは、複数の色変換データを含み、複数の色変換データの各々は、第1の色空間における第1データと、第2の色空間における第2データとを対応づけたデータである。
好ましくは、登録手段により登録された特定色データは、変更手段による変更以外では変更不可である。
この発明の他の局面に従うと、画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、画像処理プログラムは、デバイス非依存の第1の色空間と、画像出力装置が再現可能な第2の色空間とを対応付けるプロファイルを取得する取得ステップと、特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する登録ステップと、プロファイルに含まれる画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたか否かを判定する判定ステップと、判定ステップにより色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する変更ステップとを備える。
好ましくは、色変換テーブルは、複数の色変換データを含み、複数の色変換データの各々は、第1の色空間における第1データと、第2の色空間における第2データとを対応づけたデータである。
好ましくは、登録ステップにより登録された特定色データは、変更ステップによる変更以外では変更不可である。
本発明に係る画像処理装置は、特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を、画像出力装置が再現可能な第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する。また、画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する。この場合、ユーザは、色変換テーブルが変更される毎に、特定色データを再設定するといった手間が不要となる。
したがって、画像出力装置は、色変換テーブルが変更されても、特定色データに対応する第2色データに基づく色を正確に再現することができる。すなわち、画像処理装置は、多くの手間をかけることなく、画像出力装置に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。
本発明に係る画像処理プログラムは、特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を、画像出力装置が再現可能な第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する。また、画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する。この場合、ユーザは、色変換テーブルが変更される毎に、特定色データを再設定するといった手間が不要となる。
したがって、画像処理装置で実行される画像処理プログラムは、色変換テーブルが変更されても、特定色データに対応する第2色データに基づく色を正確に再現することができる。すなわち、画像処理プログラムは、多くの手間をかけることなく、画像出力装置に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
(システムの構成)
図1は、本実施の形態における画像処理システム1000の構成を示す図である。なお、図1には、説明のために、図14で説明したサンプル用紙ORPおよび紙OUTPも示している。
図1を参照して、画像処理システム1000は、測色計200と、画像処理装置500と、画像出力装置700とを含む。
画像処理装置500は、PC(Personal Computer)である。なお、画像処理装置500は、PCに限定されることなく、他の装置であってもよい。
画像出力装置700は、MFPである。MFPは、プリンター、FAX、スキャナー等の複数の機能を有する装置である。なお、画像出力装置700は、MFPに限定されることなく、紙等の記録媒体に文字や画像等を印刷する機能を有する装置であれば、他の装置であってもよい。なお、画像出力装置700内に設けられる図示しない記憶部には、後述するICCプロファイル705が記憶されている。
画像処理装置500は、測色計200および画像出力装置700の各々と、データ通信を行なう。
(画像処理装置)
次に、画像処理装置500について詳細に説明する。
図2は、画像処理装置500の内部構成を示したブロック図である。なお、図2には、説明のために、測色計200、画像出力装置700、記録媒体555も示している。記録媒体555には、後述するプログラム180が記録されている。すなわち、プログラム180は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555もプログラム製品として流通される。
画像処理装置500は、表示部530と、制御部510と、一時記憶部522と、記憶部520とを備える。
表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部530は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)を使用した表示装置である。なお、表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する表示装置であれば、他の表示装置であってもよい。
記憶部520は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部520は、制御部510によってデータアクセスされる。記憶部520は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部520は、ハードディスクに限定されることなく、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)であってもよい。記憶部520には、プログラム180、後述するプロファイル作成プログラム524、その他の各種データ等が記憶されている。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、画像処理装置500内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部510は、CPU(Central Processing Unit)である。なお、制御部510は、CPUに限定されることなく、演算機能を有するその他の回路であってもよい。
一時記憶部522は、制御部510によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部522は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。なお、一時記憶部522は、DRAMに限定されることなく、データを揮発的に記憶可能なその他の回路であってもよい。
画像処理装置500は、さらに、VDP532(Video Display Processor)と、VRAM(Video Random Access Memory)536とを備える。
VRAM536は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、VDP532に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部530に表示させる指示である。
VDP532は表示部530と接続されている。VDP532は、制御部510からの描画指示に応じて、記憶部520内のプログラム180からフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM536を利用して画像を生成する。そして、VDP532は、VRAM536に記憶された画像データを読出し、表示部530に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
画像処理装置500は、さらに、入力部540と、記録媒体アクセス部550とを備える。
入力部540には、マウス542と、キーボード544とが接続されている。ユーザは、マウス542またはキーボード544を利用して、画像処理装置500に指示を与える。マウス542またはキーボード544からの入力指示は、入力部540を介して制御部510へ送信される。制御部510は、入力部540からの入力指示に基づいて所定の処理を行なう。以下においては、ユーザによる、マウス542またはキーボード544の操作を、インターフェース操作Pともいう。
記録媒体アクセス部550は、プログラム180が記録された記録媒体555から、プログラム180を読出す機能を有する。記録媒体555に記憶されているプログラム180は、制御部510のインストール処理により、記録媒体アクセス部550により読み出され、制御部510が、プログラム180を、記憶部520に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、インストール処理は、制御部510が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部520には、プログラム180がインストールされていなくてもよい。この場合、制御部510は、記録媒体アクセス部550を介して、記録媒体555に記憶されたプログラム180を読み出して、プログラム180に基づいた所定の処理を行なう。
記録媒体555は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)である。なお、記録媒体555は、CD−ROMに限定されることなく、データを不揮発的に記録可能なその他の媒体、たとえば、Blu-ray Disc(登録商標)、HD−DVD(High-Definition Digital Versatile Disc)(登録商標)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、SDメモリーカード(登録商標)等であってもよい。
画像処理装置500は、さらに、通信部560と、通信部562とを備える。
通信部560は、制御部510とデータの送受信を行なう。通信部560は、USB(Universal Serial Bus)2.0の規格に基づく、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有する。なお、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの規格は、USB2.0に限定されることなく他の規格であってもよい。
通信部560は、USBケーブルを介して、測色計200および画像出力装置700の各々と接続されている。したがって、通信部560は、有線(USBケーブル)により、測色計200および画像出力装置700の各々と、データ通信を行なうことができる。
通信部562は、制御部510と、データの送受信を行なう。通信部562は、無線LANの規格である、IEEE802.11gに基づく無線技術を利用してデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11gに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部562は、ネットワーク70と無線によりデータ通信を行なうことができる。ネットワーク70は、インターネットなどの外部のネットワークである。
また、通信部562は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースの機能を有する。したがって、通信部562は、たとえば、LANケーブルを介して、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。
したがって、本実施の形態における画像処理装置500は、通信部562を介して、ネットワーク70からプログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部520に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180である。
制御部510は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、ダウンロード処理は、制御部510が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
(特定色の設定)
次に、特定色の設定を行なうための処理(以下、特定色設定処理ともいう)について説明する。特定色設定処理は、画像処理装置500で行なわれる。特定色設定処理は、プログラム180に含まれる特定色設定プログラムを実行するためのインターフェース操作Pがあった場合に行なわれる。
なお、図1に記載の測色計200は、サンプル用紙ORPに印刷されたオリジナルの特定色ORCLの色データを取得可能な位置に設置されているとする。サンプル用紙ORPは、前述したように、オリジナルの特定色ORCLの色データに基づく色が印刷されている。
図3は、特定色設定処理のフローチャートである。図3を参照して、ステップS110では、初期画像表示処理が行なわれる。初期画像表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、以下の初期画像G100を生成し、生成した初期画像G100を、表示部530に表示させる。そして、ステップS110の処理は終了する。
図4は、表示部530に表示される画像を示す図である。図4(A)は、一例としての初期画像G100を示す図である。図4(A)を参照して、初期画像G100には、数値設定部G111,G112,G113,G114と、ボタン画像BG170,BG180,BG190とが配置される。
数値設定部G111は、インターフェース操作Pにより、シアンの値を設定するための入力部である。数値設定部G112は、インターフェース操作Pにより、マゼンタの値を設定するための入力部である。数値設定部G113は、インターフェース操作Pにより、イエローの値を設定するための入力部である。数値設定部G114は、インターフェース操作Pにより、黒の値を設定するための入力部である。なお、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々には、初期状態では、数値は表示されてない。
ボタン画像BG170は、押下処理されることにより、印刷処理を行なうためのボタン画像である。ボタン画像BG180は、押下処理されることにより、数値設定部G111,G112,G113,G114に入力されている値を、登録するためのボタン画像である。ボタン画像BG190は、押下処理されることにより、特定色設定処理を終了するためのボタン画像である。
再び、図3を参照して、ステップS110の処理の後、ステップS111に進む。
ステップS111では、色データ取得処理が行なわれる。色データ取得処理では、制御部510が、色データを取得するための色取得指示を、測色計200へ送信する。
測色計200は、色取得指示を受信すると、サンプル用紙ORPに印刷されたオリジナルの特定色ORCLの色データを取得する。ここで、測色計200が取得する色データは、L値で表現されるとする。なお、測色計200が取得した特定色ORCLの色データは、一例として、明度Lが“83”、彩度aが“−10”、彩度bが“5”を示すデータであるとする。
そして、測色計200は、取得した特定色ORCLの色データを、画像処理装置5000へ送信する。この処理により、制御部510は、特定色ORCLの色データを受信する。制御部510は、受信した特定色ORCLの色データを、記憶部520に記憶させる。そして、ステップS112の処理が行なわれる。
ステップS112では、プロファイル取得処理が行なわれる。プロファイル取得処理では、制御部510が、画像出力装置700に記憶されているICCプロファイル705を取得するためのプロファイル取得要求を、画像出力装置700へ送信する。ICCプロファイル705には、以下のルックアップテーブルD100が含まれる。ルックアップテーブルD100は、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すデータテーブルである。
図5は、一例としてのルックアップテーブルD100を示す図である。図5を参照して、ルックアップテーブルD100は、一例として、200個の色変換データを含む。200個の色変換データの各々は、L値と、CMYK値とが対応付けられたデータであるとする。すなわち、ICCプロファイル705は、デバイス非依存のCIELAB色空間と、画像出力装置700が再現可能なCMYK値で表現される色空間(CMYK色空間)とを対応付けるファイルでもある。
なお、ルックアップテーブルD100には、CIELAB色空間における全てのL値の各々に対応する色変換データが含まれるわけではない。ルックアップテーブルD100には、たとえば、代表的な200色にそれぞれ対応する200個のL値の各々に対応する色変換データが含まれる。200個の色変換データの各々は、以下の図6に示すように、CIELAB色空間における格子点に位置するデータである。
図6は、CIELAB色空間における格子点を説明するための図である。図6を参照して、格子点とは、CIELAB色空間において、L軸、a軸、b軸の各々が、所定数に分割されることによりできる点である。
再び、図3を参照して、ステップS112のプロファイル取得処理において、画像出力装置700は、プロファイル取得要求を受信すると、ルックアップテーブルD100を含むICCプロファイル705を、画像処理装置500へ送信する。この処理により、制御部510は、ルックアップテーブルD100を含むICCプロファイル705を受信する。そして、制御部510は、受信したICCプロファイル705を、記憶部520に記憶させる。そして、ステップS113に進む。
ステップS113では、色データ変換処理が行なわれる。色データ変換処理では、制御部510が、ICCプロファイル705に含まれるルックアップテーブルD100を利用して、L値で表現される特定色ORCLの色データを、CMYK値で表現される色データ(以下、出力装置色データTともいう)に変換する処理を行なう。ここで、特定色ORCLの色データは、一例として、明度Lが“83”、彩度aが“−10”、彩度bが“5”を示すデータであるとする。
具体的には、特定色ORCLの色データが示すL値に対応する色変換データが、ルックアップテーブルD100にある場合、制御部510は、当該対応する色変換データに示されるCMYK値を、出力装置色データTとして、記憶部520に記憶させる。
一方、特定色ORCLの色データが示すL値に対応する色変換データが、ルックアップテーブルD100にない場合、制御部510は、特定色ORCLの色データが示すL値と、ルックアップテーブルD100とを使用して、CMYK値を算出するためのL−CMYK補間演算処理を行なう。
ここで、L−CMYK補間演算処理は、たとえば、特開2001−333285号公報の第0008段落〜第0015段落に開示されている、一般的な演算方法である。なお、CMYKのうちのKの値は、特開2001−333285号公報の第0014段落に記載されているCを求める式と同様な式により算出される。以上のL−CMYK補間演算処理により算出されたCMYK値が、出力装置色データTとなる。そして、制御部510は、出力装置色データTを記憶部520に記憶させる。
ここで、特定色ORCLの色データが示すL値に対応する色変換データが、ルックアップテーブルD100になく、L−CMYK補間演算処理が行なわれたとする。L−CMYK補間演算処理により算出された出力装置色データTが示すCMYK値は、たとえば、C=20、M=3、Y=20、K=2であるとする。そして、ステップS114に進む。
ステップS114では、出力装置色データ表示処理が行なわれる。出力装置色データ表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、ステップS113の色データ変換処理により得られた出力装置色データTを、特定色のデータを設定するための目安の値として、表示部530に表示させる。この処理により、表示部530には、以下の特定色設定画像G100Aが表示される。そして、ステップS114の処理は終了する。
なお、ステップS113,S114の処理は行なわれなくてもよい。この場合、ユーザは、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々に、インターフェース操作Pにより直接、値を入力することになる。
再び、図4を参照して、図4(B)は、特定色設定画像G100Aを示す図である。図4(B)を参照して、特定色設定画像G100Aは、初期画像G100と比較して、色表示画像G105がさらに配置されている点と、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々に、出力装置色データTが示すCMYK値が表示されている点とが異なる。それ以外は、初期画像G100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
色表示画像G105は、出力装置色データTが示すCMYK値により表現される色を示す画像である。
再び、図3を参照して、ステップS114の処理の後、ステップS115に進む。
ステップS115では、制御部510が、印刷操作Tがあるか否かを判定する。印刷操作Tは、ボタン画像BG170を押下処理するためのインターフェース操作Pである。ステップS115において、YESならば、ステップS116に進む。一方、ステップS115において、NOならば、ステップS117に進む。ここでは、印刷操作Tがあったとして、ステップS116に進む。
ステップS116では、印刷処理が行なわれる。印刷処理では、制御部510が、出力装置色データTを、画像出力装置700へ送信する。そして、ステップS116の処理は終了する。
画像出力装置700では、出力装置色データTを受信すると、受信した出力装置色データTに基づき、色OUTCLが印刷された紙OUTPを出力する。
ユーザは、画像出力装置700から出力された紙OUTPに印刷された色OUTCLと、サンプル用紙ORPに印刷されたオリジナルの特定色ORCLとを目視により比較し、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(以下、正確再現色ともいう)になっているか確認する。色OUTCLが、正確再現色になってない場合、ユーザは、CMYK変更操作を行なう。
CMYK変更操作は、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々に示されるCMYK値を変更するためのインターフェース操作Pである。すなわち、CMYK変更操作は、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々に示されるCMYK値と異なるCMYK値を入力するための操作でもある。
ステップS116の処理後、ステップS117に進む。
ステップS117では、制御部510が、CMYK変更操作があるか否かを判定する。ステップS117において、YESならば、ステップS118に進む。一方、ステップS117において、NOならば、後述するステップS120に進む。ここでは、CMYK変更操作があったとして、ステップS118に進む。ここで、CMYK変更操作により、Cの値のみが、“20”から“19”に変更されたとする。
ステップS118では、出力装置色データTの変更が許可されているか否かを判定する。具体的には、制御部510が、データ変更許可フラグがオンであるか否かを判定する。データ変更許可フラグは、出力装置色データTの変更に関するフラグである。データ変更許可フラグは、記憶部520に記憶されているとする。ステップS118において、YESならば、ステップS119に進む。一方、ステップS118において、NOならば、後述するステップS120に進む。
データ変更許可フラグがオンであれば、出力装置色データTの変更が許可される。一方、データ変更許可フラグがオフであれば、出力装置色データTの変更が許可されない。初期状態では、データ変更許可フラグは、オンに設定されているとする。したがって、ここでは、ステップS118において、YESと判定されて、ステップS119に進む。
ステップS119では、データ更新処理が行なわれる。データ更新処理では、制御部510が、記憶部520に記憶されている出力装置色データTのCMYK値を、CMYK変更操作により変更された値に変更する。ここでは、変更後の出力装置色データTのCMYK値は、C=19、M=3、Y=20、K=2であるとする。
そして、制御部510は、VDP532を利用して、数値設定部G111,G112,G113,G114の各々に示されるCMYK値を、変更後の出力装置色データTのCMYK値に変更する。また、制御部510は、VDP532を利用して、色表示画像G105が示す色を、変更後の出力装置色データTのCMYK値により表現される色とする。そして、ステップS119の処理は終了する。
ステップS119の処理の後、ステップS120に進む。
ステップS120では、制御部510が、登録操作があるか否かを判定する。登録操作は、ボタン画像BG180を押下処理するためのインターフェース操作Pである。ステップS120において、YESならば、ステップS121に進む。一方、ステップS120において、NOならば、再度、ステップS115の処理が行なわれる。ここでは、登録操作がないとして、ステップS115に進む。
ユーザは、前述のCMYK変更操作を行なうと、再度、印刷操作Tを行なう。これにより、ステップS115において、YESと判定され、ステップS116に進む。
ステップS116では、前述したのと同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、変更された出力装置色データT(C=19、M=3、Y=20、K=2)が、画像出力装置700へ送信される。
画像出力装置700では、変更された出力装置色データTを受信すると、変更された出力装置色データに基づき、色OUTCLが印刷された紙OUTPを出力する。
ユーザは、前述したように、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(正確再現色)になっているか確認する。
色OUTCLが、正確再現色になってない場合、ユーザは、再度、前述したように、CMYK変更操作によりCMYK値を変更する。これにより、制御部510は、再度、前述したステップS119の処理を行なう。そして、ユーザは、再度、印刷操作Tを行なう。これにより、制御部510は、再度、前述したステップS116の処理を行なう。これにより、画像出力装置700は、再度、変更された出力装置色データに基づき、色OUTCLが印刷された紙OUTPを出力する。ユーザは、色OUTCLが特定色ORCLを正確に再現した色(正確再現色)になるまで、CMYK変更操作と、印刷操作Tとを繰返し行なう。
色OUTCLが、正確再現色になっている場合、ユーザは、前述した登録操作を行なう。これにより、ステップS120において、YESと判定されて、ステップS121に進む。
ステップS121では、データ登録処理が行なわれる。データ登録処理では、制御部510が、特定色ORCLの色データと、出力装置色データTとを対応づけた以下の特定色データD110を生成する。前述したように、特定色ORCLの色データは、一例として、明度Lが“83”、彩度aが“−10”、彩度bが“5”を示すデータであるとする。また、出力装置色データTは、C=19、M=3、Y=20、K=2を示すデータであるとする。
図7は、一例としての特定色データD110を示す図である。
再び、図3を参照して、データ登録処理では、生成した特定色データD110と、ルックアップテーブルD100とを対応づけたICCプロファイル705を生成する。すなわち、ICCプロファイル705は、特定色データD110と、ルックアップテーブルD100とを含む。そして、制御部510は、生成したICCプロファイル705を、画像出力装置700へ送信する。そして、ステップS121の処理は終了する。
上記のステップS121のデータ登録処理では、制御部510が、特定色データD110を、ICCプロファイル705に含ませるようにした。しかしながら、特定色データD110を、ICCプロファイル705に含ませるのではなく、制御部510が、画像処理装置500の記憶部520に、特定色データD110と、ICCプロファイル705とを関連付けて記憶させることにより、特定色データD110と、ICCプロファイル705とを画像処理装置500に登録してもよい。
画像出力装置700は、ICCプロファイル705を受信すると、現在、記憶しているICCプロファイル705を、受信したICCプロファイル705と置き換える。この処理により、画像出力装置700には、特定色データD110と、ルックアップテーブルD100とを含むICCプロファイル705が記憶される。
ステップS121の処理の後、ステップS124に進む。
ステップS124では、制御部510が、記憶部520に記憶されているデータ変更許可フラグをオフに設定する。そして、ステップS126に進む。
ステップS126では、制御部510が、終了操作があるか否かを判定する。終了操作は、ボタン画像BG190を押下処理するためのインターフェース操作Pである。ステップS126において、YESならば、この特定色設定処理は終了する。一方、ステップS126において、NOならば、再度、ステップS115の処理が行なわれる。
ここで、ユーザが、CMYK変更操作を行なったとする。この場合、前述したステップS117の処理により、ステップS118に進む。
ステップS118では、データ変更許可フラグがオフであるので、NOと判定されて、ステップS119に進む。すなわち、一度、登録操作が行なわれた後は、ユーザの入力では、出力装置色データTの値を変更することができなくなる。
これにより、登録操作が行なわれた後に、ユーザが誤って、CMYK変更操作をおこなっても、出力装置色データTは変更されることはない。したがって、ユーザの誤操作による、意図しない出力装置色データTの変更を防ぐことができる。
(ルックアップテーブルの再作成)
次に、画像出力装置700の出力する色の再現性の低下を防ぐために、画像出力装置700が記憶しているICCプロファイルに含まれるルックアップテーブルを再作成するための処理について説明する。前述したように、ルックアップテーブルは、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すデータテーブルである。ここで、再作成される前のルックアップテーブルは、ルックアップテーブルD100であるとする。
ルックアップテーブルの再作成が行なわれるのは、たとえば、画像出力装置700が印刷処理を、所定回数(たとえば、200回)以上行なった場合である。
画像処理装置500の記憶部520には、前述したようにプロファイル作成プログラム524が記憶されている。プロファイル作成プログラム524は、ルックアップテーブルを新規で作成または再作成するためのプログラムである。
ルックアップテーブルの再作成は、ユーザの、画像処理装置500に対する再作成操作により行なわれる。再作成操作は、プロファイル作成プログラム524を実行するためのインターフェース操作Pである。
画像処理装置500の制御部510は、再作成操作があった場合、プロファイル作成プログラム524を実行し、プロファイル作成プログラム524に基づいて、以下のLUT再作成処理を行なう。
LUT再作成処理では、まず、制御部510が、たとえば、代表的な200色にそれぞれ対応する200個のCMYK値にそれぞれ対応する複数のパッチを印刷するためのパッチ印刷指示を、画像出力装置700へ送信する。ここで、200個のCMYK値のデータは、たとえば、CMYK値の少なくとも1つの値が等間隔のデータである。すなわち、200個のCMYK値の一部のデータは、たとえば、C値が、所定値(たとえば、“10”)ずつ増加するような値のデータである。
画像出力装置700は、パッチ印刷指示に応じて、200個のCMYK値にそれぞれ対応する200個のパッチを印刷した紙を出力する。
制御部510は、紙に印刷された200個のパッチを測色するための測色指示を、測色計200へ送信する。測色計200は、測色指示に応じて、紙に印刷された200個のパッチを測色することにより、200個のCMYK値にそれぞれ対応する200個の色データ(L値)を取得する。そして、測色計200は、取得した200個の色データ(L値)を、画像処理装置500へ送信する。この処理により、制御部510は、200個の色データ(L値)を取得する。
そして、制御部510は、200個のCMYK値と、取得した200個の色データ(L値)とを利用して、図5のルックアップテーブルD100の200個の色データ(L値)にそれぞれ対応する200個のCMYK値の演算処理を行なう。図5のルックアップテーブルD100の200個の色データ(L値)は、前述したように、図6の格子点に位置するデータである。
上記演算処理は、一般的なプロファイル作成プログラムに基づいて行なわれる処理である。上記処理により、ルックアップテーブルD100は、以下のルックアップテーブルD100Aとなる。
図8は、一例としてのルックアップテーブルD100Aを示す図である。図8を参照して、ルックアップテーブルD100Aは、図5のルックアップテーブルD100と比較して、200個のL値の各々に対応するCMYK値が異なる。それ以外は、ルックアップテーブルD100と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
LUT再作成処理において、制御部510は、ルックアップテーブルD100Aを、画像出力装置700へ送信する。
画像出力装置700は、ルックアップテーブルD100Aを受信すると、ICCプロファイル705に含まれるルックアップテーブルD100を、ルックアップテーブルD100Aと置き換える。これにより、ICCプロファイル705は、前述した特定色データD110と、ルックアップテーブルD100Aとを含む。
以上により、LUT再作成処理は終了する。この場合、ルックアップテーブルD100Aは、現時点の画像出力装置700が表現可能な色特性を示すデータテーブルである。
(ルックアップテーブルの再作成時の処理)
次に、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すルックアップテーブルが再作成された場合に行なわれる処理(以下、再作成時処理ともいう)について説明する。再作成時処理は、画像処理装置500で行なわれる。また、再作成時処理は、他の処理とは、独立して行なわれる処理である。また、再作成時処理は、たとえば、画像処理装置500の電源オン時に自動的に実行される処理であるとする。
図9は、再作成時処理のフローチャートである。
図9を参照して、ステップS210では、画像出力装置700が記憶しているルックアップテーブルが変更されたか否かが判定される。具体的には、制御部510が、前述のLUT再作成処理により、画像出力装置700が記憶しているルックアップテーブルが変更されたか否かが判定される。LUT再作成処理は、前述したように、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すルックアップテーブルの再作成を行なうための処理である。
ステップS210において、YESならば、ステップS212に進む。一方、ステップS210において、NOならば、再度、ステップS210の処理が行なわれる。ここでは、前述のLUT再作成処理により、画像出力装置700が記憶しているルックアップテーブルが変更されたとして、ステップS212に進む。
ステップS212では、プロファイル取得処理が行なわれる。プロファイル取得処理では、制御部510が、現時点で、画像出力装置700に記憶されているICCプロファイル705を取得するためのプロファイル取得要求を、画像出力装置700へ送信する。ICCプロファイル705には、図7の特定色データD110と、図8のルックアップテーブルD100Aとが含まれるとする。
画像出力装置700は、プロファイル取得要求を受信すると、特定色データD110と、ルックアップテーブルD100Aとを含むICCプロファイル705を、画像処理装置500へ送信する。この処理により、制御部510は、特定色データD110と、ルックアップテーブルD100Aとを含むICCプロファイル705を受信する。そして、制御部510は、受信したICCプロファイル705を、記憶部520に記憶させる。そして、ステップS213に進む。
ステップS213では、制御部510が、受信したルックアップテーブルD100Aに示される200個の色変換データのうち、図7の特定色データD110に示されるL値を示す色変換データがあるか否かを判定する。ステップS213において、YESならば、ステップS214に進む。一方、ステップS213において、NOならば、後述するステップS224に進む。ここでは、特定色データD110に示されるL値を示す色変換データがあるとして、ステップS214に進む。
ステップS214では、データ設定処理Aが行なわれる。データ設定処理Aでは、制御部510が、ルックアップテーブルD100Aに示される200個の色変換データのうち、図7の特定色データD110に示されるL値を示す色変換データの示すCMYK値を、特定色データD110のCMYK値と置き換える。この処理により、特定色データD110は、以下の特定色データD110Aとなる。
図10は、一例としての特定色データD110Aを示す図である。
再び、図9を参照して、データ設定処理Aでは、制御部510が、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを対応づけたICCプロファイル705を生成する。すなわち、ICCプロファイル705は、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを含む。そして、制御部510は、生成したICCプロファイル705を、画像出力装置700へ送信する。そして、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
画像出力装置700は、ICCプロファイル705を受信すると、現在、記憶しているICCプロファイル705を、受信したICCプロファイル705と置き換える。この処理により、画像出力装置700には、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを含むICCプロファイル705が記憶される。
次に、ルックアップテーブルD100Aに示される200個の色変換データのうち、図7の特定色データD110に示されるL値を示す色変換データがない場合の処理について説明する。この場合、ステップS213において、NOと判定されて、ステップS224に進む。
ステップS224では、データ設定処理Bが行なわれる。データ設定処理Bでは、制御部510が、特定色データD110が示すL値と、ルックアップテーブルD100Aとを使用して、CMYK値を算出するためのL−CMYK補間演算処理を行なう。
ここで、L−CMYK補間演算処理は、たとえば、特開2001−333285号公報の第0008段落〜第0015段落に開示されている、一般的な演算方法である。なお、CMYKのうちのKの値は、特開2001−333285号公報の第0014段落に記載されているCを求める式と同様な式により算出される。
制御部510は、上記L−CMYK補間演算処理により算出されたCMYK値を、図7の特定色データD110のCMYK値と置き換える。この処理により、特定色データD110は、たとえば、図10の特定色データD110Aとなるとする。
なお、CMYK値の算出は、L−CMYK補間演算処理に限定されることなく、他の演算方法であってもよい。他の演算方法は、たとえば、三角錐補間演算処理であってもよい。三角錐補間演算処理は、特定色データD110が示すL値と、ルックアップテーブルD100Aにおいて、特定色データD110が示すL値の近傍の2点に対応するデータを使用して、CMYK値を算出する処理である。
そして、制御部510は、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを対応づけたICCプロファイル705を生成する。すなわち、ICCプロファイル705は、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを含む。そして、制御部510は、生成したICCプロファイル705を、画像出力装置700へ送信する。そして、再度、ステップS210の処理が行なわれる。
画像出力装置700は、ICCプロファイル705を受信すると、現在、記憶しているICCプロファイル705を、受信したICCプロファイル705と置き換える。この処理により、画像出力装置700には、特定色データD110Aと、ルックアップテーブルD100Aとを含むICCプロファイル705が記憶される。
以上説明したように本実施の形態では、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すルックアップテーブルが、再作成(変更)されたとしても、当該ルックアップテーブルに対応する特定色データは、変更後のルックアップテーブル(たとえば、ルックアップテーブルD100A)に基づいた特定色データ(たとえば、特定色データD110A)に変更される。
したがって、画像処理装置500が画像出力装置700に特定色を印刷させる場合、画像出力装置700は、変更後の特定色データ(たとえば、特定色データD110A)を使用して、印刷処理を行なうことで、特定色を正確に再現することができる。すなわち、画像処理装置500は、画像出力装置700に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。なお、画像処理装置500は、プログラム180に従って、前述の各種処理を行なう。すなわち、画像処理装置500で実行されるプログラムは、画像出力装置700に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。
また、一度、ユーザが特定色データを画像出力装置700に記憶させるための登録操作を行なうと、ルックアップテーブルが再作成される毎に、自動的に、特定色データも変更される。したがって、ユーザは、一度、特定色データを設定すると、ルックアップテーブルが再作成されても、再度、特定色データを設定する必要がない。
以上により、多くの手間をかけることなく、画像出力装置700に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態においては、ICCプロファイル705を、画像出力装置700で管理するようにした。しかしながら、ICCプロファイル705は、画像処理装置500で管理するようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、1台の画像処理装置500に、1台の画像出力装置700が接続された画像処理システム1000の処理を説明した。本実施の形態では、1台の画像処理装置500に、複数台の画像出力装置700が接続された画像処理システムの処理について説明する。
(システムの構成)
図11は、本実施の形態における画像処理システム1000Aの構成を示す図である。なお、図11には、説明のために、図14で説明したサンプル用紙ORPおよび紙OUTPも示している。
図11を参照して、画像処理システム1000Aは、図1の画像処理システム1000と比較して、複数の画像出力装置700が含まれる点が異なる。それ以外は、画像処理システム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
なお、画像処理装置500の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
(特定色の設定)
特定色の設定は、画像処理装置500が、複数の画像出力装置700の各々に対して、前述した図3の特定色設定処理と同様な処理が行なわれることで実現されるので、詳細な説明は繰り返さない。この処理により、複数の画像出力装置700の各々において、特定色データと、ルックアップテーブルとを含むICCプロファイル705が記憶される。ここで、複数の画像出力装置700の各々が記憶している特定色データは、異なるデータであるとする。複数の画像出力装置700の各々が記憶しているルックアップテーブルは、異なるテーブルであるとする。
(ルックアップテーブルの再作成)
ルックアップテーブルの再作成については、第1の実施の形態で説明したLUT再作成処理と同様な処理が、画像処理装置500と、複数の画像出力装置700の各々との間で行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、複数の画像出力装置700の各々において、特定色データと、LUT再作成処理により再作成されたルックアップテーブル(以下、再作成ルックアップテーブルともいう)とを含むICCプロファイル705が記憶される。ここで、複数の画像出力装置700の各々が記憶している特定色データは、異なるデータであるとする。また、複数の画像出力装置700の各々が記憶している再作成ルックアップテーブルは、異なるテーブルであるとする。
(ルックアップテーブルの再作成時の処理)
次に、複数の画像出力装置700のうち、少なくとも1つの画像出力装置700において、画像出力装置700が表現可能な色特性を示すルックアップテーブルが再作成された場合に行なわれる処理(以下、再作成時処理Aともいう)について説明する。再作成時処理Aは、画像処理装置500で行なわれる。また、再作成時処理Aは、他の処理とは、独立して行なわれる処理である。また、再作成時処理Aは、たとえば、画像処理装置500の電源オン時に自動的に実行される処理であるとする。
図12は、再作成時処理Aのフローチャートである。図12を参照して、図9と同じステップ番号の処理は、第1の実施の形態で説明した図9の処理と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。
ステップS210Aでは、複数の画像出力装置700のうち、少なくとも1つの画像出力装置700が記憶しているルックアップテーブルが変更されたか否かが判定される。
具体的には、制御部510が、前述のLUT再作成処理により、複数の画像出力装置700のうち、少なくとも1つの画像出力装置700が記憶しているルックアップテーブルが変更されたか否かが判定される。
ステップS210Aにおいて、YESならば、ステップS212Aに進む。一方、ステップS210Aにおいて、NOならば、再度、ステップS210Aの処理が行なわれる。ここでは、前述のLUT再作成処理と同様な処理により、たとえば、3台の画像出力装置700の各々が記憶しているルックアップテーブルが変更されたとして、ステップS212に進む。なお、3台の画像出力装置700の各々が記憶しているルックアップテーブル(再作成ルックアップテーブル)は、異なるテーブルであるとする。
この場合、図9で説明したステップS212、S213、S214,S224の処理が、3台の画像出力装置700の各々に対して行なわれる。なお、ステップS212、S213、S214,S224の処理は、図9で説明したのと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
以上の処理が行なわれることにより、3台の画像出力装置700の各々が記憶している特定色データが、再作成ルックアップテーブルに対応する特定色データに変更される。なお、3台の画像出力装置700の各々が記憶している変更後の特定色データは、異なるデータとなる。
以上説明したように本実施の形態では、複数台の画像出力装置700の各々において、ルックアップテーブルが再作成された場合、複数台の画像出力装置700の各々が記憶する特定色データは、再作成ルックアップテーブル対応する特定色データに変更される。
したがって、1台の画像処理装置500と、複数台の画像出力装置700とを含む、画像処理システム1000Aにおいても、第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。すなわち、多くの手間をかけることなく、複数台の画像出力装置700の各々に特定の色を正確に再現させることができるという効果を奏する。
(機能ブロック図)
図13は、第1および第2の実施の形態における制御部510の機能ブロック図である。図13を参照して、制御部510は、取得部511と、登録部512と、判定部514と、変更部516とを含む。
取得部511は、デバイス非依存の第1の色空間(CIELAB色空間)と、画像出力装置が再現可能な第2の色空間(CMYK色空間)とを対応付けるプロファイルを取得する。登録部512は、特定色を第1の色空間において示すデータである第1色データと、特定色を第2の色空間において示すデータである第2色データとを、プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する。
判定部514は、プロファイルに含まれる画像出力装置700の色特性を示す色変換テーブルが変更されたか否かを判定する。
変更部516は、判定部514により色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、特定色データの第2色データを変更する。
なお、制御部510に含まれる、取得部511、登録部512、判定部514、変更部516の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態における画像処理システムの構成を示す図である。 画像処理装置の内部構成を示したブロック図である。 特定色設定処理のフローチャートである。 表示部に表示される画像を示す図である。 一例としてのルックアップテーブルを示す図である。 CIELAB色空間における格子点を説明するための図である。 一例としての特定色データを示す図である。 一例としてのルックアップテーブルを示す図である。 再作成時処理のフローチャートである。 一例としての特定色データを示す図である。 本実施の形態における画像処理システムの構成を示す図である。 再作成時処理Aのフローチャートである。 第1および第2の実施の形態における制御部の機能ブロック図である。 従来の手法により、特定色を正確に再現した色を出力させるための処理を説明するための図である。
符号の説明
70 ネットワーク、180 プログラム、200 測色計、500 画像処理装置、510 制御部、520 記憶部、530 表示部、700 画像出力装置、1000,1000A 画像処理システム。

Claims (6)

  1. デバイス非依存の第1の色空間と、画像出力装置が再現可能な第2の色空間とを対応付けるプロファイルを取得する取得手段と、
    特定色を前記第1の色空間において示すデータである第1色データと、前記特定色を前記第2の色空間において示すデータである第2色データとを、前記プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する登録手段と、
    前記プロファイルに含まれる前記画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、前記特定色データの第2色データを変更する変更手段とを備える、画像処理装置。
  2. 前記色変換テーブルは、複数の色変換データを含み、
    前記複数の色変換データの各々は、前記第1の色空間における第1データと、前記第2の色空間における第2データとを対応づけたデータである、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記登録手段により登録された前記特定色データは、前記変更手段による変更以外では変更不可である、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、
    前記画像処理プログラムは、
    デバイス非依存の第1の色空間と、画像出力装置が再現可能な第2の色空間とを対応付けるプロファイルを取得する取得ステップと、
    特定色を前記第1の色空間において示すデータである第1色データと、前記特定色を前記第2の色空間において示すデータである第2色データとを、前記プロファイルに関連付けて、特定色データとして登録する登録ステップと、
    前記プロファイルに含まれる前記画像出力装置の色特性を示す色変換テーブルが変更されたか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記色変換テーブルが変更されたと判定された場合、変更された色変換テーブルに基づいて、前記特定色データの第2色データを変更する変更ステップとを備える、画像処理プログラム。
  5. 前記色変換テーブルは、複数の色変換データを含み、
    前記複数の色変換データの各々は、前記第1の色空間における第1データと、前記第2の色空間における第2データとを対応づけたデータである、請求項4に記載の画像処理プログラム。
  6. 前記登録ステップにより登録された前記特定色データは、前記変更ステップによる変更以外では変更不可である、請求項4に記載の画像処理プログラム。
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