JP2008177640A - 携帯端末装置、携帯端末装置の通話処理方法及び携帯端末装置の通話処理プログラム - Google Patents

携帯端末装置、携帯端末装置の通話処理方法及び携帯端末装置の通話処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通話時に耳や顔等に接触することで表示部が汚れる不都合を防止する。
【解決手段】 携帯電話機の筐体を、第1の筐体1及び第2の筐体2に分割し、各筐体1、2を、当該携帯電話機の長手方向に沿った回転軸を有する回転接続部3で互いに回動自在に接続する。第1の筐体1の前面部1aには表示部4が、背面部1bには音声通話用のスピーカ部5が、また、第2の筐体2の前面部2aには、操作部6及び音声通話用のマイクロホン部7が設けられている。待ち受け時には、表示部4と操作部6とが同一平面上となる回転位置となっており、着信の際に、第1の筐体1の背面部1bのスピーカ部5と、第2の筐体2のマイクロホン部7とが同一平面上となるように各筐体1,2が回転操作されると、自動的に着信応答処理がなされる。耳や顔に対して表示部4を反対側に位置させた状態で通話を行うことができるため、該表示部4の汚れを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線音声通話機能を有する、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯機器に設けて好適な携帯端末装置に関し、特に、表示部と操作部とを同一面上の上下に並べて配置してなるストレート型(=スティック型)の携帯端末装置を、表示部を設けた第1の筐体と、操作部を設けた第2の筐体とに分割し、音声通話用のスピーカ部を上記第1の筐体の表示部が設けられた面部に対して反対側の面部となる背面部側に設け、音声通話用のマイクロホン部を上記第2の筐体の操作部側に設けると共に、各筐体を上記表示部と操作部の配置方向に沿った回転軸を有する回転接続部で連結し、音声通話時に、表示部を設けた第1の筐体を上記回転接続部の回転軸に沿って回転操作して、上記第1の筐体の背面部側に設けられているスピーカ部と、上記第2の筐体の操作部側に設けられたマイクロホン部とを同一面上に位置させて通話を行うようにすることで、音声通話時に表示部が耳や顔に接触して皮脂等で汚れる不都合を防止した携帯端末装置、携帯端末装置の通話処理方法及び携帯端末装置の通話処理プログラムに関する。
今日において広く普及している携帯電話機は、ストレート型の携帯電話機は元より、折り畳み型の携帯電話機でも、音声通話用のスピーカ部及びマイクロホン部を、表示部が設けられている面部と同じ平面上に位置させて音声通話を行うようになっている。このため、通話中に表示部に対して耳や顔が接触し、皮脂等により表示部が汚れる不都合を生ずる。この表示部の汚れを拭き取るためのストラップ化されたクリーナも知られているが、ストラップとして携帯電話機に取り付け、常に携帯していなければならないため不便である。
特開2003−18265号の公開特許公報(特許文献1)には、通話時における表示部の汚れを防止することを目的として、情報を表示する表示装置を操作面に配置し、電気信号を音声に変換する受話部と音声を電気信号に変換する送話部とを背面に配置したストレート型の携帯電話機が開示されている。
この携帯電話機の場合、表示装置が設けられている表面部に対して反対側の背面部にスピーカ部とマイクロホン部が設けられているため、通話時に耳や顔が上記背面部に接触することとなり、表示装置が皮脂等で汚れる不都合を防止できるようになっている。
特開2003−18265号公報(第4頁:図1)
しかし、特許文献1に開示されている携帯電話機は、通話を行うためのキー操作を行う操作面と、通話時に使用するスピーカ部及びマイクロホン部が設けられている面(=上記背面)とが、それぞれ表裏する面となっているため、音声通話の発着信の際に、通話を行うためのキー操作をした後に、筐体全体を反転させるように当該携帯電話機を持ち替えて通話を行う必要があり、使い勝手の悪いものとなる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、通話時に耳や顔等に表示部が接触することで、該表示部が皮脂等で汚れる不都合を、使い勝手の良い簡単な操作で防止することができるような携帯端末装置、携帯端末装置の通話処理方法及び携帯端末装置の通話処理プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
無線音声通話機能を備え、筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割された携帯端末本体と、
上記第1の筐体に設けられた表示部と、
上記第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部に設けられたスピーカ部と、
上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部と、
上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能に連結する回転接続部と、
上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転検出部と、
無線音声通話の着信時に上記回転検出部で上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御し、無線音声通話の通話時に上記回転検出部で上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を終話制御し、また、無線音声通話の発信時に上記回転検出部で上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を発信制御する制御部と
を有する。
また、本発明に係る携帯端末装置の通話処理方法は、無線音声通話機能を備えた携帯端末本体の筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割されており、上記第1の筐体に表示部を設け、当該第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部にスピーカ部を設け、上記第2の筐体にマイクロホン部を設けると共に、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能とする回転接続部で連結した携帯端末装置の通話処理方法であって、上述の課題を解決するための手段として、
回転検出部が、上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転位置検出ステップと、
制御部が、無線音声通話の着信時に上記回転位置検出ステップで上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御するステップと、
制御部が、無線音声通話の通話時に上記回転位置検出ステップで上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を終話制御するステップと、
制御部が、無線音声通話の発信時に上記回転位置検出ステップで上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を発信制御するステップと
を有する。
また、本発明に係る携帯端末装置の通話処理プログラムは、無線音声通話機能を備えた携帯端末本体の筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割されており、上記第1の筐体に表示部を設け、当該第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部にスピーカ部を設け、上記第2の筐体にマイクロホン部を設けると共に、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能とする回転接続部で連結した携帯端末装置の通話処理プログラムであって、上述の課題を解決するために、
回転検出部で検出される上記第1の筐体及び上記第2の筐体の回転位置に基づいて、上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転位置検出手段としてコンピュータを機能させ、
無線音声通話の着信時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御する着信応答手段としてコンピュータを機能させ、
無線音声通話の通話時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記無線音声通話機能を終話制御する終話制御手段としてコンピュータを機能させ、
無線音声通話の発信時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記無線音声通話機能を発信制御する発信制御手段としてコンピュータを機能させる。
このような本発明は、第1の筐体及び第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能とする回転接続部で連結する。そして、第1の筐体に対して表示部及びスピーカ部を表裏させるかたちで設けると共に、第2の筐体に対してマイクロホン部を設け、発着信時に、第1の筐体のスピーカ部と第2の筐体のマイクロホン部とを同一平面上に位置させるように、該各筐体を回転操作する。この回転操作がなされると、制御部は、自動的に発信制御或いは着信応答制御を行う。すなわち、この場合、各筐体の回転操作が発着信操作となっているため、発着信時に、この回転操作を行うだけで、自動的に着信応答或いは発信処理がなされることとなる。
また、通話時に、表示部とマイクロホン部とが同一平面上に位置するように、各筐体が回転操作されると、制御部は、無線音声通話機能の終話処理を行う。すなわち、この場合、各筐体の回転操作が終話操作となっているため、通話時に、この回転操作を行うだけで、自動的に終話処理がなされることとなる。
そして、発着信時には、各筐体の回転操作により、第1の筐体に設けられた表示部が、ユーザの耳や顔と反対側の方向を向くこととなり、該表示部が耳や顔に接触することがないため、通話時に皮脂等で表示部が汚れる不都合を防止することができる。また、発着信時に各筐体の回転操作することで、第1の筐体のスピーカ部と第2の筐体のマイクロホン部とが同一平面上に位置すため、筐体を持ち替えることなく、そのままの状態でスムーズに通話態勢に移行することができる。
本発明は、通話時に耳や顔等に表示部が接触することで、該表示部が皮脂等で汚れる不都合を、使い勝手の良い簡単な操作で防止することができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の機械的構成]
まず、図1(a)及び図1(b)に、この本発明の実施の形態となる携帯電話機の斜視図を示す。この図1(a)及び図1(b)からわかるように、この実施の形態の携帯電話機は、いわゆるストレート型(スティック型)の携帯電話機となっており、筐体全体が、第1の筐体1及び第2の筐体2に、上下に分割されている。各筐体1,2は、当該携帯電話機の長手方向に沿った回転軸を有する回転接続部3で互いに回動自在となるように接続されている。
第1の筐体1の前面部1aには表示部4が設けられており、この第1の筐体1の背面部1bには音声通話用のスピーカ部5が設けられている。また、第2の筐体2の前面部2aには、操作部6及び音声通話用のマイクロホン部7が設けられている。
また、第1の筐体1の前面部1aには、主にテレビ電話通話を行う際に自分を撮像するための前面カメラ部8が設けられており、第1の筐体1の背面部1bには、レンズカバー10を備えた背面カメラ部9が設けられている。このレンズカバー10は、後述するレンズカバー駆動部(図2の符号24)により、背面カメラ部9の非使用時にはクローズ状態に制御され、背面カメラ部9の使用時にはオープン状態に制御されるようになっている。
[携帯電話機の電気的構成]
次に図2に、この実施の形態の携帯電話機のブロック図を示す。この図2からわかるように、当該携帯電話機は、基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ等の無線通信を行うアンテナ21及び通信回路22と、テレビ電話通話時に通信先から送信された相手方の動画像や所望の静止画像、或いは電子メールやメニューの文字等を表示するための上記表示部4と、受話音声等の音響出力を得るための上記スピーカ部5と、文字の入力操作や所望のメニューの選択操作等を行うための操作部6と、主に送話音声を集音する上記マイクロホン部7とを有している。
また、この携帯電話機は、発着信等を光で知らせるための発光部23(LED:Light Emitting Diode)と、上記第1の筐体1の前面部1aに設けられた上記前面カメラ部8と、上記第1の筐体1の背面部1bに設けられた上記レンズカバー10を備えた背面カメラ部9と、この背面カメラ部9の使用状態に応じて、上記レンズカバー10をクローズ状態或いはオープン状態とするレンズカバー駆動部24と、現在時刻をカウントするタイマ25と、上記第1及び第2の筐体1,2の回転位置を検出する回転検出部26と、基地局を介した無線通信処理を行うための通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、各種アプリケーションプログラムや、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ(コンテンツ)等が記憶されたメモリ27と、当該携帯電話機全体を制御する制御部28とを有している。
メモリ27には、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムと、各カメラ部8,9の撮像制御を行うカメラ制御プログラムと、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、インターネット等の所定のネットワーク上のWebサイトの閲覧等を行うためのWebブラウジングプログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽コンテンツの再生を行うための音楽プレーヤプログラムとが記憶されている。
また、メモリ27には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等の静止画像、電話番号、電子メールアドレス、誕生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽コンテンツと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像コンテンツ及び動画像コンテンツと、送受信された電子メールコンテンツと、電話及び電子メールの発着信履歴等が記憶されている。
さらに、メモリ27には、上記回転検出部26で検出された各筐体1,2の回転位置に応じて、着信応答処理、発信処理、終話処理の他、通話時における表示部4の消灯処理(或いは所定の画像(静止画像又は動画像)の表示処理)、通話時にレンズカバー10をクローズ状態とする処理、通話終了時における表示部4に対する通話時間及び通話料金の表示処理等を行うための通話処理プログラムが記憶されている。
[着信応答処理及び終話処理]
次に、図3のフローチャートに、このような携帯電話機の電話着信時における応答処理及び終話処理の流れを示す。この図3のフローチャートは、制御部28が、電話着信を検出したタイミングで、メモリ27に記憶されている通話処理プログラムに基づいて処理をスタートさせる。
ステップS1では、制御部28が、回転検出部26で検出される第1及び第2の筐体1,2の回転位置出力に基づいて、該第1及び第2の筐体1,2の現在の回転位置が、図1(a)に示すように、第1の筐体1に設けられている表示部4と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが、同一平面上に位置する回転位置であるか否かを判別する。
すなわち、当該実施の形態の携帯電話機の場合、各筐体1,2が、回転接続部3で互いに回動自在となるように接続されているため、該各筐体1,2の回転位置としては、図1(a)に示すように、第1の筐体1に設けられている表示部4と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが同一平面上に位置する回転位置と、図1(b)に示すように、第1の筐体1の背面部1bに設けられているスピーカ部5と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが同一平面上に位置する回転位置とが存在する。通常、待ち受け時には、各筐体1,2の回転位置としては、図1(a)に示す、第1の筐体1に設けられている表示部4と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが同一平面上に位置する回転位置となっているのであるが、図1(b)に示す、第1の筐体1の背面部1bに設けられているスピーカ部5と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが同一平面上に位置する回転位置となっている場合も有り得る。
このため、制御部28は、ステップS1において、回転検出部26で検出される各筐体1,2の回転位置検出出力に基づいて、各筐体1,2の現在の回転位置が、第1の筐体1に設けられている表示部4と、第2の筐体2に設けられている操作部6とが、同一平面上に位置する回転位置であるか否かを判別する。そして、各筐体1,2の回転位置が、第1の筐体1の表示部4と、第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置であると判別した場合には(=図1(a)に示す回転位置の場合には)、処理をステップS2に進め、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と、第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置であると判別した場合には(=図1(b)に示す回転位置の場合には)、処理をステップS7に進める。
次に、図1(b)に示す、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と、第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置であるということは、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と、第2の筐体2に設けられたマイクロホン部7とが同一平面上に位置しているため、そのまま通話を行うことが可能となる。このため、制御部28は、図1(b)に示す、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と、第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置であると判別することで処理をステップS7に進めると、操作部6の操作状態を監視することで、着信応答ボタン操作がなされたか否かを判別し、この着信応答ボタン操作を検出したタイミングで処理をステップS3に進める。
ここで、当該実施の形態の携帯電話機の場合、図1(b)に示すように第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と、第2の筐体2に設けられたマイクロホン部7とを同一平面上に位置させるように各筐体1,2を回転操作して通話を行うのであるが、背面カメラ部9のレンズカバー10がオープン状態であると、通話時において、該背面カメラ部9にユーザの耳や顔等が接触し皮脂等が付着するおそれがある。このため、制御部28は、上記ステップS7において着信応答ボタン操作を検出すると、ステップS3において、レンズカバー10がクローズ状態であるか否かを判別する。
具体的には、背面カメラ部9のレンズカバー10は、各筐体1,2の回転位置にかかわらず、当該背面カメラ部9の使用時にはオープン状態に制御され、当該背面カメラ部9の非使用時にはクローズ状態に制御されるようになっている。このため、各筐体1,2を図1(b)に示す回転位置とした状態で背面カメラ部9を起動することも可能であり、この場合もレンズカバー10がオープン状態に制御されるのであるが、この際、電話着信があり、レンズカバー10がオープン状態のまま通話がなされると、背面カメラ部9にユーザの耳や顔等が接触し、該背面カメラ部9に皮脂等が付着するおそれがある。
このため、制御部28は、ステップS3において、レンズカバー10がクローズ状態であるか否かを判別し、レンズカバー10がクローズ状態であると判別した場合には、処理をステップS4に進めてそのまま着信応答処理を行い、レンズカバー10がオープン状態であると判別した場合には、処理をステップS10に進め、レンズカバー駆動部24を介してレンズカバー10をクローズ状態に制御したうえで、ステップS4において着信応答処理を行う。これにより、通話時におけるレンズカバー10の状態を常にクローズ状態とすることができ、通話時にユーザの耳や顔等に背面カメラ部9が接触し、該背面カメラ部9が皮脂等で汚れる不都合を防止することができる。
一方、上記ステップS1において、図1(a)に示すように第1の筐体1の表示部4と、第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置であると判別することで処理をステップS2に進めると、制御部28は、回転検出部26からの回転位置検出出力に基づいて、この第1の筐体1の表示部4と第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置から、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と第2の筐体2の操作部6とが同一平面上に位置する回転位置に、各筐体1,2が回転操作されたか否かを判別する。
すなわち、後述するが、この実施の形態の携帯電話機の場合、電話着信時において、図1(a)に示す各筐体1,2の回転位置から、図1(b)に示す各筐体1,2の回転位置に、該各筐体1,2を回転操作すると、制御部28が自動的に着信応答制御を行うようになっている。このため、制御部28は、電話着信時において、現在の各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置であると判別することで処理をステップS2に進めると、このステップS2において、ユーザにより各筐体1,2が回転操作されることで、該各筐体1,2の回転位置が、図1(b)に示す回転位置となったか否かを、回転検出部26からの回転位置検出出力に基づいて判別する。そして、各筐体1,2の回転位置が、図1(b)に示す回転位置となったものと判別した場合は処理をステップS3に進め、各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置のままであると判別した場合は処理をステップS8に進める。
次に、各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置のままであると判別することで処理をステップS8に進めると、制御部28は、操作部6の操作状態を監視することで、着信応答ボタンが操作されたか否かを判別し、着信応答ボタンの操作を検出した場合は、処理をステップS9に進める。
各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置のまま着信応答ボタンが操作されたということは、テレビ電話通話を行う可能性が高い。このため、制御部28は、ステップS9において、図1に示す前面カメラ部8を起動制御すると共に、ハンズフリー通話が可能となるようにスピーカ部5及びマイクロホン部6を制御し、前面カメラ部8で撮像された動画像及びマイクロホン部6で集音された送話音声を相手方の携帯電話機に送信すると共に、相手方の携帯電話機から受信した動画像及び受話音声を表示部4に表示制御し、スピーカ部5を介して出力制御する、テレビ電話通話の着信応答処理を行う。そして、このテレビ電話通話の着信応答処理を行った場合、制御部28は、ステップS11で操作部6の終話ボタン操作がなされたか否かを判別し、この終話ボタン操作を検出したタイミングで処理をステップS6に進め、テレビ電話通話の終話処理を行うことで、この図3のフローチャートに示す全処理を終了する。
これに対して、上記ステップS2において、ユーザにより各筐体1,2が回転操作されることで、該各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置となったことを検出することで処理をステップS3に進めると、制御部28は、上述のようにレンズカバー10がクローズ状態であるか否かを判別し、レンズカバー10がオープン状態であると判別した場合には、処理をステップS10に進め、レンズカバー駆動部24を介してレンズカバー10をクローズ状態に制御したうえで、ステップS4に処理を進める。
ステップS4では、各筐体1,2の回転位置が、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置となったことを検出したため、制御部28が、音声通話の着信応答処理を行う。これにより、表示部4と操作部6とが同一平面上に位置する各筐体1,2の回転位置から、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と操作部6とを同一平面上に位置させる回転位置に該各筐体1,2を回転操作することで、自動的に音声通話の着信応答処理がなされることとなる。
このため、ユーザは、各筐体1,2の回転位置を、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置とする簡単な回転操作を行った後は、当該携帯電話機を持ち替えること無く、そのままの状態で通話状態に移行することができる。そして、この通話時には、表示部4が、ユーザの耳や顔の方向と反対の方向を向くこととなるため、該通話時にユーザの耳や顔等に表示部4が接触し、該表示部4が皮脂等で汚れる不都合を防止することができる。
ここで、この実施の形態の携帯電話機の場合、音声通話時となると、表示部4が、ユーザの耳や顔の方向と反対の方向を向くこととなるため、該表示部4が非使用状態となる。このため、制御部28は、ステップS4の着信応答処理において、表示部4をオフ制御する。これにより、通話時に非使用状態となる表示部4に対する通電をカットすることができ、消費電力の削減を図ることができる。なお、この例では、上記通話時において、表示部4をオフ制御することとしたが、該通話時に表示部4に対して所定の静止画像やアニメーション等の動画像等を表示するようにしてもよい。
次に、制御部28は、通話中、ステップS5において、回転検出部26からの回転位置検出出力に基づいて、各筐体1,2の回転位置が、図1(b)に示す回転位置から図1(a)に示す回転位置とする回転操作がなされたか否かを判別すると共に、ステップS11において操作部6の操作状態を監視することで、終話ボタン操作がなされたか否かを判別する。そして、終話ボタン操作を検出したタイミング、或いは各筐体1,2の回転位置を、図1(b)に示す回転位置から図1(a)に示す回転位置とする回転操作を検出したタイミングで処理をステップS6に進め、このステップS6において終話処理を行い、この図3のフローチャートに示す全処理を終了する。
すなわち、当該実施の形態の携帯電話機の場合、図1(b)に示すようにスピーカ部5とマイクロホン部7とが同一平面上となるように各筐体1,2を回転操作して音声通話を行った場合、操作部6の終話ボタンを操作することで終話を指定することができ、また、表示部4と操作部6とが同一平面上となるように各筐体1,2を回転操作することでも終話を指定可能となっている。このため、制御部28は、終話ボタンの操作、或いは上記各筐体1,2の回転操作を検出した場合に終話処理を行い、図3のフローチャートに示す全処理を終了する。
ここで、制御部28は、通話中、タイマ25からの計時情報と、当該携帯電話機の通信会社で規定されている通話料金情報に基づいて、通話時間及び通話料金をカウントし、上記ステップS6の終話処理において、このカウントした通話時間及び通話料金を表示部4に表示制御する。これにより、ユーザに対して通話時間及び通話料金を知らせることができる。
[発信処理及び終話処理]
次に、図4のフローチャートに、当該携帯電話機の電話発信時における発信処理及び終話処理の流れを示す。この図4のフローチャートは、制御部28が、電話番号の入力操作、或いは電話帳に基づく所望の電話番号の選択操作を検出したタイミングで、メモリ27に記憶されている通話処理プログラムに基づいて処理をスタートさせる。
まず、当該実施の形態の携帯電話機は、図1(a)に示す回転位置で電話番号の入力(或いは上記選択)がなされ、図1(b)に示す回転位置に各筐体1,2が回転操作された場合、制御部28は、上記入力された電話番号を自動発信するようになっている。また、上記電話番号の入力後に、操作部6の発信ボタンが操作された場合、やはり入力された電話番号を自動発信するようになっている。
このため、制御部28は、ステップS21において、上記電話番号の入力がなされた後に、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置に各筐体1,2が回転操作されたか否かを判別すると共に、ステップS26において、上記操作部6の発信ボタンが操作されたか否かを判別する。
ここで、上述のように当該実施の形態の携帯電話機の場合、スピーカ部5が第1の筐体1の背面部1bに設けられているため、図1(a)に示すようにスピーカ部5とマイクロホン部7が表裏する位置関係で操作部6の発信ボタンが操作されたということは、ユーザがテレビ電話通話を希望している可能性が高い。このため、制御部28は、上記ステップS26で発信ボタン操作を検出すると、ステップS27において、図1に示す前面カメラ部8を起動制御すると共に、ハンズフリー通話が可能となるようにスピーカ部5及びマイクロホン部6を制御して、上記入力された電話番号を発信処理する。これにより、テレビ電話通話が可能となる。制御部28は、このテレビ電話通話の発信処理を行った場合、ステップS29で操作部6の終話ボタン操作がなされたか否かを判別し、この終話ボタン操作を検出したタイミングで処理をステップS25に進め、テレビ電話通話の終話処理を行うことで、この図3のフローチャートに示す全処理を終了する。
一方、上記電話番号の入力がなされた後に、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置に各筐体1,2が回転操作されたことを検出することで処理をステップS22に進めた場合、制御部28は、上述のようにレンズカバー10がクローズ状態であるか否かを判別し、レンズカバー10がオープン状態であると判別した場合には、処理をステップS28に進め、レンズカバー駆動部24を介してレンズカバー10をクローズ状態に制御したうえで、ステップS23に処理を進める。
ステップS23では、制御部28が、各筐体1,2の回転位置が図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置となったことを検出したため、上記入力された電話番号の発信処理を行う。これにより、表示部4と操作部6とが同一平面上に位置する各筐体1,2の回転位置で電話番号の入力(或いは選択)を行ったうえで、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と操作部6とを同一平面上に位置させる回転位置に該各筐体1,2を回転操作することで、自動的に音声通話の発信処理がなされることとなる。
このため、ユーザは、電話番号の入力後に(或いは選択後に)、各筐体1,2の回転位置を、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置とする簡単な回転操作を行った後は、当該携帯電話機を持ち替えること無く、そのままの状態で通話状態に移行することができる。そして、この通話時には、表示部4が、ユーザの耳や顔の方向と反対の方向を向くこととなるため、該通話時にユーザの耳や顔等に表示部4が接触し、該表示部4が皮脂等で汚れる不都合を防止することができる。なお、音声通話時には、制御部28により、表示部4がオフ制御されることは上述のとおりである。
次に、制御部28は、通話中、ステップS24において、回転検出部26からの回転位置検出出力に基づいて、各筐体1,2の回転位置が、図1(b)に示す回転位置から図1(a)に示す回転位置とする回転操作がなされたか否かを判別すると共に、ステップS29において操作部6の操作状態を監視することで、終話ボタン操作がなされたか否かを判別する。そして、終話ボタン操作を検出したタイミング、或いは各筐体1,2の回転位置を、図1(b)に示す回転位置から図1(a)に示す回転位置とする回転操作を検出したタイミングで処理をステップS25に進め、このステップS25において終話処理を行い、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。なお、制御部28は、通話中、タイマ25からの計時情報と、当該携帯電話機の通信会社で規定されている通話料金情報に基づいて、通話時間及び通話料金をカウントし、通話終了後に、このカウントした通話時間及び通話料金を表示部4に表示制御することは上述の通りである。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、筐体全体を、第1の筐体1及び第2の筐体2に上下に分割し、該各筐体1,2を、当該携帯電話機の長手方向に沿った回転軸を有する回転接続部3で互いに回動自在となるように接続する。また、第1の筐体1の前面部1aに表示部4を、第2の筐体2の前面部2aに操作部6及び音声通話用のマイクロホン部7を設けると共に、第1の筐体1の背面部1bに音声通話用のスピーカ部5を設ける。
そして、各筐体1,2の回転位置が、表示部4と操作部6とが同一平面上に位置する回転位置(=図1(a)の回転位置)となっている場合に電話着信があり、各筐体1,2の回転位置が、第1の筐体1の背面部1bに設けられたスピーカ部5と操作部6とが同一平面上に位置する回転位置(=図1(b)の回転位置)となるように、該各筐体1,2が回転操作されると、自動的に着信応答処理を行う。
また、通話中に、各筐体1,2の回転位置が、スピーカ部5と操作部6とが同一平面上に位置する回転位置(=図1(b)の回転位置)から、表示部4と操作部6とが同一平面上に位置する回転位置(=図1(a)の回転位置)に戻されると、自動的に終話処理を行う。
これにより、ユーザは、各筐体1,2の回転位置を、図1(a)に示す回転位置から図1(b)に示す回転位置とする簡単な回転操作を行った後は、当該携帯電話機を持ち替えること無く、そのままの状態で通話状態に移行することができる。そして、この通話時には、表示部4が、ユーザの耳や顔の方向と反対の方向を向くこととなるため、該通話時にユーザの耳や顔等に表示部4が接触し、該表示部4が皮脂等で汚れる不都合を防止することができる。
また、通話時に、表示部4が、ユーザの耳や顔の方向と反対の方向を向くこととなるため、表示部4をオフ制御するようになっている。これにより、通話時に非使用状態となる表示部4に対する通電をカットすることができ、消費電力の削減を図ることができる。
また、通話中における通話時間及び通話料金をカウントしておき、これらを終話時に表示部4に表示する。これにより、ユーザに対して、通話時間及び通話料金を知らせることができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、当該携帯電話機は、第1の筐体1の前面部1aに前面カメラ部8を設け、該第1の筐体1の背面部1bに背面カメラ部9及びスピーカ部5を設けることとしたが、これは図5(a)及び図5(b)に示すように、各筐体1,2の回転軸と直交する方向の回転軸を備えた回転カメラ部30を第1の筐体の反接続側の端部1cに設け、この回転カメラ部30の背面部30b側にスピーカ部5を設けるようにしてもよい。この場合、回転カメラ部30は、自分を撮像する場合はレンズ部30aが表示部4側に向くように回転操作され、相手を撮像する場合はレンズ部30aが第1の筐体1の背面部1b側を向くように回転操作される。
この変形例の携帯電話機の場合、図5(a)に示すように回転カメラ部30のレンズ部30a、表示部4及び操作部6が同一平面上に位置する回転位置から、図5(b)に示すように第1の筐体1の背面部1bと操作部6とが同一平面上に位置する回転位置に、各筐体1,2を回転操作すると、回転カメラ部30の背面部30bに設けられたスピーカ部5が、第2の筐体2に設けられたマイクロホン部7と同一平面上に位置するようになる。これにより、上述の実施の形態と同様に、各筐体1,2の簡単な回転操作で表示部4の汚れを防止したうえで通話を行うことができる他、上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この他、無線音声通信機能を有する携帯機器であれば、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)等の携帯機器に適用してもよい。そして、この場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
最後に、本発明は、本発明の一例として開示したに過ぎない上述の実施の形態に限定されることはない。このため、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施の形態以外であっても設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機の外観を示す斜視図である。 実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態となる携帯電話機の着信応答処理及び終話処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態となる携帯電話機の発信処理及び終話処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態となる携帯電話機の変形例を示す該携帯電話機の斜視図である。
符号の説明
1 第1の筐体、1a 第1の筐体の前面部、1b 第1の筐体の背面部、2 第2の筐体、2a 第2の筐体の前面部、3 回転接続部、4 表示部、5 スピーカ部、6 操作部、7 マイクロホン部、8 前面カメラ部、9 背面カメラ部、10 背面カメラ部のレンズカバー、21 アンテナ、22 通信回路、23 発光部(LED)、24 レンズカバー駆動部、25 タイマ、26 各筐体の回転位置を検出する回転検出部、27 メモリ、28 制御部

Claims (6)

  1. 無線音声通話機能を備え、筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割された携帯端末本体と、
    上記第1の筐体に設けられた表示部と、
    上記第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部に設けられたスピーカ部と、
    上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部と、
    上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能に連結する回転接続部と、
    上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転検出部と、
    無線音声通話の着信時に上記回転検出部で上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御し、無線音声通話の通話時に上記回転検出部で上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を終話制御し、また、無線音声通話の発信時に上記回転検出部で上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を発信制御する制御部と
    を有する携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    上記無線音声通話の通話時間をカウントする通話時間検出部、及び/又は、上記無線音声通話の通話料金をカウントする通話料金検出部を有し、
    上記制御部は、上記無線音声通話の着信時及び発信時に、上記回転検出部で上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記表示部をオフ制御し、或いは上記表示部に対して所定の画像を表示制御し、上記無線音声通話の通話時に上記回転検出部で上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記表示部に対して上記通話時間検出部で検出された通話時間、及び/又は、上記通話料金検出部で検出された通話料金を表示制御すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の携帯端末装置であって、
    上記第1の筐体の上記背面部に設けられたカメラ部と、
    上記カメラ部のレンズカバーと、
    上記レンズカバーをオープン状態及びクローズ状態に駆動するためのレンズカバー駆動機構とを有し、
    上記制御部は、上記カメラ部を使用している間、上記レンズカバーをオープン状態とするように上記レンズカバー駆動機構を制御し、上記着信応答時及び上記発信時に、上記回転検出部で、上記カメラ部と上記マイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出され、かつ、上記レンズカバーがオープン状態となっている場合に、上記レンズカバーをクローズ状態とするように上記レンズカバー駆動機構を制御すること
    を特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項1に記載の携帯端末装置であって、
    上記回転接続部の回転軸と直交する方向の回転軸に沿って回動可能となるように上記第1の筐体に設けられたカメラ部を有し、
    上記スピーカ部は、上記カメラ部のレンズが設けられている面部に対して反対側の面部となる該カメラ部の背面部側に設けられていること
    を特徴とする携帯端末装置。
  5. 無線音声通話機能を備えた携帯端末本体の筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割されており、上記第1の筐体に表示部を設け、当該第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部にスピーカ部を設け、上記第2の筐体にマイクロホン部を設けると共に、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能とする回転接続部で連結した携帯端末装置の通話処理方法であって、
    回転検出部が、上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転位置検出ステップと、
    制御部が、無線音声通話の着信時に上記回転位置検出ステップで上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御するステップと、
    制御部が、無線音声通話の通話時に上記回転位置検出ステップで上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を終話制御するステップと、
    制御部が、無線音声通話の発信時に上記回転位置検出ステップで上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に上記無線音声通話機能を発信制御するステップと
    を有する携帯端末装置の通話処理方法。
  6. 無線音声通話機能を備えた携帯端末本体の筐体が少なくとも第1の筐体及び第2の筐体に分割されており、上記第1の筐体に表示部を設け、当該第1の筐体の上記表示部が設けられている面部に対して反対側の面部となる背面部にスピーカ部を設け、上記第2の筐体にマイクロホン部を設けると共に、上記第1の筐体及び上記第2の筐体を、該各筐体の接続方向に対して直交する方向に互いに回動可能とする回転接続部で連結した携帯端末装置の通話処理プログラムであって、
    回転検出部で検出される上記第1の筐体及び上記第2の筐体の回転位置に基づいて、上記第1の筐体の上記背面部に設けられているスピーカ部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置、及び上記第1の筐体の上記表示部と上記第2の筐体に設けられたマイクロホン部とが同一平面上となる該各筐体の回転位置を検出する回転位置検出手段としてコンピュータを機能させ、
    無線音声通話の着信時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、着信応答を行うように上記無線音声通話機能を制御する着信応答手段としてコンピュータを機能させ、
    無線音声通話の通話時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記表示部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記無線音声通話機能を終話制御する終話制御手段としてコンピュータを機能させ、
    無線音声通話の発信時に、上記回転位置検出手段としてコンピュータを機能させることで、上記スピーカ部とマイクロホン部とが同一平面上となる上記各筐体の回転位置が検出された際に、上記無線音声通話機能を発信制御する発信制御手段としてコンピュータを機能させること
    を特徴とする携帯端末装置の通話処理プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104580607A (zh) * 2015-02-02 2015-04-29 许海龙 具有可旋转式接听话筒的智能手机
CN110166598A (zh) * 2019-05-24 2019-08-23 维沃移动通信有限公司 终端设备

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