JP2008176963A - プラグの抜脱防止機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラグが回路基板から抜脱されることを防止し、且つ、プラグが抜脱されたとしてもその痕跡を残す。
【解決手段】レセプタクル65が設けられた遊技制御回路基板44を収納する基板収納ケース41は、上ケース42及び下ケース43とから構成され、開放されることのないよう封印されている。上ケース42の上面に、プラグ70をレセプタクル65に差し込むための開口45を、プラグ70と略同じサイズに設ける。レセプタクル65の外側面に、レセプタクル65と対面する鉛直方向に延びたアーム部66aと、アーム部66aの下端をレセプタクル65に連結する支持部66bと、アーム部66a上端に形成された係止爪66cとから構成されるフック66を設ける。プラグ70がレセプタクル65に差し込まれたとき、係止爪66cが、プラグ70の側面に一体成型される係止突起70aと係止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機内に設けられた回路基板に接続されるプラグの抜脱を防止するプラグの抜脱防止機構に関する。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機として、パチンコ機やスロットマシン(通称「パチスロ機」)などが挙げられる。これら遊技機は、遊技媒体としてパチンコ球やメダルなどを用いて遊技が行われる。遊技媒体には一定の価値が付加されているので、遊技者はより多くの遊技媒体を獲得することを目的として遊技を行うことになる。
例えば、スロットマシンでは、遊技中にビッグボーナス(BB)やレギュラーボーナス(RB)などのボーナス役の入賞が得られると短時間で大量のメダルが獲得できる遊技モードに移行する。このため、遊技者はボーナス役の入賞が得られることを期待しながら遊技を行うが、ボーナス役の入賞発生確率は遊技機内部のマイクロコンピュータによって管理され、毎回のゲーム毎に実行される電子抽選で当選しないと得られないようになっている。
ところで、遊技場の一日の売上げは、その日の開店時からたくさんの客を集められるか否かで大きく左右されることが多い。そこで一部の遊技場では、前日の閉店後から翌日の開店までの間に店員が遊技機を操作し、開店直後の遊技でボーナス役の入賞が得易い状態に遊技機を調整することがしばしば行われている。この調整のために、遊技機の回路基板に打込み機と称される器具を接続し、自動的に電子抽選を繰り返してボーナス役を成立させておくことも行われ、開店直後に入店した遊技者は容易にボーナス役の入賞を得ることができるようになる。しかしながら、客に因らずしてボーナス役が成立した状態を作り出すこれらの行為は、風俗営業等の規制及び業務の適正化に関する法律(以下、「風適法」という。)に違反した犯罪行為である。
このような犯罪行為を未然に防ぐため、以前から、打込み機などの接続を前提に回路基板上のレセプタクルからプラグを抜脱する行為を防止する抜脱防止機構を備えたコネクタが存在する(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、依然として上記犯罪行為が跡を絶たないことから、その対策として、平成16年に施行された改正風適法施行規則において、回路基板に手を加えると痕跡が残る構造とするなどの不正対策が遊技機メーカに義務付けられ、犯罪行為の防止が強化された。これを契機に、プラグを回路基板上のレセプタクルから抜脱する行為を防止する抜脱防止機構を備えたコネクタが続々と提案されている(例えば、特許文献3,4参照)。これらの抜脱防止機構を備えたコネクタは、プラグを回路基板上のレセプタクルに抜脱不能に固定する構成となっており、仮にプラグが抜脱された場合には、回路基板やその収納ケースに痕跡が残るようになっている。
特開2000−237387号公報 特開2002−315881号公報 特開2006−130229号公報 特開2006−181031号公報
しかしながら、特許文献1の抜脱防止機構を備えたコネクタは、抜脱を防止するためのフックがプラグ側に設けられており、収納ケースに生じる隙間を介してフックが操作され、プラグが抜脱されることも考えられる。
また、特許文献2〜4の抜脱防止機構を備えたコネクタは、別途部品を必要とし、コストが掛かる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、プラグが回路基板上のレセプタクルから抜脱されることを防止し、且つ、収納ケースの封印を破壊するなどしてプラグが抜脱されたとしてもその痕跡を残すことができるプラグの抜脱防止機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のプラグの抜脱防止機構は、封印された収納ケース内の回路基板に設けられたレセプタクルに、収納ケースの表面に形成された差込み開口を介して差し込まれたプラグが、レセプタクルから抜脱されることを防止するプラグの抜脱防止機構であって、プラグの側面には、係止部が形成され、レセプタクルには、差し込まれたプラグの係止部と係止するロック部材が設けられており、ロック部材は、収納ケース内に位置することを特徴とする。
なお、プラグには、レセプタクルと接続される端子側の反対側に、差込み開口の少なくとも一部を塞ぐ封止部が形成されていることが好ましい。
また、封止部は、係止部が形成された側面の側に形成されていることが好ましい。
本発明のプラグの抜脱防止機構は、封印された収納ケース内の回路基板に設けられたレセプタクルに、ロック部材が設けられ、収納ケースの表面に形成される差込み開口を介して差し込まれるプラグに、ロック部材と係止する係止部が形成されていることより、収納ケースの封印を破壊するなどしない限り、ロック部材と係止部との係止を解除することはできないので、痕跡を残さずにプラグが抜脱されることはなく、打込み機などを使用した不正行為を防止することができる。
図1に示すように、第1実施形態のスロットマシン2は、収納箱4と、この収納箱4の前面に設けられた前面扉5とからなる筐体3の内部に、後述する第1リール10、第2リール11、第3リール12、電源装置35(図2参照)、ホッパー装置36(図2参照)などが配設された構成である。
前面扉5は、上部扉6と下部扉7との2枚の扉から構成される。上部扉6には、表示窓8が設けられている。この表示窓8の奥には、第1リール10、第2リール11、第3リール12が配設されている。周知のように、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周面には、例えば、複数種類の図柄が複数個配列されている。第1リール10、第2リール11、第3リール12が停止すると、第1リール10、第2リール11、第3リール12の図柄が各3個、つまり合計9個、表示窓8から表示される。
下部扉7の上部には、遊技の開始時に操作される1枚ベットボタン20、MAXベットボタン21、ペイアウトボタン22などの各種の操作ボタンが設けられている。
1枚ベットボタン20は、投入されたメダルを1枚使用して遊技を行う場合に押圧操作されるボタンである。MAXベットボタン21は、投入されたメダルを最大使用枚数(例えば、3枚)使用して遊技を行う場合に押圧操作されるボタンである。なお、メダルの投入とは、メダル投入口28から直接メダルを投入する他に、クレジットされたメダルがある場合に、1枚ベットボタン20やMAXベットボタン21を押圧操作することも含む。
これらの近傍には、スタートレバー23や、第1ストップボタン25、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27が設けられている。スタートレバー23は、遊技を実行する際に操作される。第1ストップボタン25は、回転する第1リール10を停止させる際に押圧操作されるボタンである。同様にして、第2ストップボタン26、第3ストップボタン27は、回転する第2リール11、第3リール12をそれぞれ停止させる際に押圧操作されるボタンである。
また、下部扉7には、遊技を行う際にメダルを投入するためのメダル投入口28が設けられている。メダル投入口28の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル払出口29を介してメダル受け皿30に排出される。また、セレクタは、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダルの投入が行われたときに、投入されたメダルをメダル受け皿30に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿30に排出される。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルは、セレクタに設けられたメダルセンサ(図示せず)で検知された後、例えば50枚を限度にスロットマシン2の内部に貯留される。このクレジット機能を用いているときには、上述した1枚ベットボタン20やMAXベットボタン21の操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次減算される。また、遊技の結果、入賞が得られたときには配当となるメダルもクレジットされ、ペイアウトボタン22を操作したときにクレジットされているメダルがメダル受け皿30に払い出される。
図2に示すように、筐体3を構成する収納箱4の内部には、電源装置35、ホッパー装置36、第1リール10、第2リール11、第3リール12を備えたリールユニット37などが組み付けられる。なお、図2では、図の煩雑さを防止するために、第1リール10、第2リール11、第3リール12の外周に配置される複数の図柄を省略してある。電源装置35は、スロットマシン2の電力を供給するためのものである。
ホッパー装置36は、収納箱4の下部に設けられている。ホッパー装置36は、このスロットマシン2で遊技を行って入賞を得た場合に作動し、入賞に対するメダルを連続してメダル受け皿30に払い出す。このホッパー装置36の上部には、払出し用のメダルを貯留する貯留タンク38が設けられている。この貯留タンク38には、メダル投入口28から投入されたメダルが貯留される。オーバーフロー用の貯留箱39は、ホッパー装置36の貯留タンク38に貯留されたメダルが所定量を超えたときに、貯留タンク38から排出されたメダルが貯留される。
この収納箱4の内部で、その上部には、基板収納ケース41が配設されている。図3に示すように、基板収納ケース41は、上ケース42及び下ケース43とから構成され、それぞれが透明な合成樹脂によって形成され、その内部に遊技制御回路基板(回路基板)44が収納される。また、基板収納ケース41は、開放されることのないよう封印されている。
上ケース42は、底面が開口された略扁平箱型状である。この上ケース42の上面には、プラグ70(図4参照)をレセプタクル65に差し込むための開口(差込み開口)45が、長手方向に沿って、例えば3箇所に設けられている。開口45にプラグ70を差し込むことで、プラグ70をレセプタクル65に差し込むことができる。
開口45は、差し込まれるプラグ70と略同じサイズであり、プラグ70が差し込まれたときに隙間が生じ難くなっている。また、開口45の縁には、プラグ70に一体成型された係止突起70a(図4参照)がプラグ70の差込みの際に引っ掛かることを防止する切欠き45a、が形成されている。
下ケース43は、上面が開口された略扁平箱型形状である。この下ケース43の底面43aには、基板支持部53が3箇所に設けられている。この基板支持部53は、遊技制御回路基板44に設けられたレセプタクル65にプラグ70(図4参照)が差し込まれる際に、遊技制御回路基板44を下面から支持することで、遊技制御回路基板44が下方に撓むことによる遊技制御回路基板44の破損を防止する。
遊技制御回路基板44は、回路パターンが設けられた基板60上にCPU(Central Processing Unit)61、ROM(Read Only Memory)62、RAM(Random Access Memory)63等の回路構成部品が組み付けられることによって形成された制御回路を有している。また、この他に、他の制御回路基板や、電源装置35等のスロットマシン2を構成する他の装置と、電気的に接続するための基板端子を保持するレセプタクル65が配設されている。レセプタクル65は、上部が開口した箱型形状であり、図4に示すように、例えばケーブル75の一端に保持されるプラグ70が差し込まれ、接続される。プラグ70には、係止突起(係止部)70aと封止部70bとが側面に一体成型され、底面に接続端子(図示せず)が設けられている。係止突起70aは、プラグ70側面の略中央に位置し、プラグ70がレセプタクル65に差し込まれたときに、レセプタクル65のフック66の係止爪66c(図3参照)と係止する。封止部70bは、係止突起70aの上方に形成され、プラグ70が差し込まれた際に、開口45の縁の切欠き45aを塞ぐ。なお、プラグ70がレセプタクル65に差し込まれたとき、プラグ70の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。
図3に示すように、レセプタクル65の外側面には、フック(ロック部材)66が設けられている。フック66は、レセプタクル65と対面する鉛直方向に延びたアーム部66aと、アーム部66aの下端をレセプタクル65に連結する支持部66bと、アーム部66a上端に形成された係止爪66cとから構成される。係止爪66cは、プラグ70がレセプタクル65に差し込まれたときに、プラグ70の係止突起70a(図4参照)と係止する。
図5に示すように、プラグ70を開口45に差し込む。図6に示すように、プラグ70の係止突起70aは、開口45(図5参照)の縁の切欠き45aに挿通する。プラグ70はレセプタクル65に差し込まれ、図7に示すように、フック66の係止爪66cがプラグ70の係止突起70aに摺接して乗り上げることでフック66が撓む。その後、プラグ70のレセプタクル65への差込みが完了すると、図8に示すように、フック66の係止爪66cがプラグ70の係止突起70aを乗り越えて、フック66が元の状態に復帰する。プラグ70を差し込むときのプラグ70の係止突起70aの移動軌跡上に、フック66の係止爪66cが位置することになり、プラグ70の係止突起70aとフック66の係止爪66cとが係止することになる。この時、プラグ70の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。また、プラグ70の封止部70bが開口45の縁の切欠き45aに嵌合し、開口45に隙間は生じない。これにより、基板収納ケース41の外部から係止突起70a及び係止爪66cによる係止状態を解除することはできず、プラグ70がレセプタクル65から抜脱されることはない。
なお、上記第1実施形態のスロットマシン2において、レセプタクル65に、差し込まれたプラグ70の係止突起70aと係止する係止爪66c、を形成するフック66が一体成型されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではない。第2実施形態のスロットマシン2においては、レセプタクル80に、差し込まれたプラグ70の係止突起(係止部材)70aと係止する係止爪81b、を形成するフック(ロック部材)81がコイルばね82を介して取り付けられている(図9参照)。以下、さらに詳しく説明する。
図9に示すように、第2実施形態のスロットマシン2(図2参照)の基板収納ケース41は、上ケース42及び下ケース43とから構成され、開放されることのないよう封印されている。上ケース42は、底面が開口された略扁平箱型状である。この上ケース42の上面には、プラグ70(図10参照)をレセプタクル80に差し込むための開口45が、長手方向に沿って、例えば3箇所に設けられている。開口45にプラグ70を差し込むことで、プラグ70をレセプタクル80に差し込むことができる。
下ケース43の底面43aに設けられる基板支持部53は、遊技制御回路44に設けられたレセプタクル80にプラグ70(図10参照)が差し込まれる際に、遊技制御回路基板44を下面から支持することで、遊技制御回路基板44が下方に撓むことによる遊技制御回路基板44の破損を防止する。
基板収納ケース41の内部には、遊技制御回路基板44が収納される。遊技制御回路基板44には、レセプタクル80などが配設されている。レセプタクル80は、上部が開口した箱型形状であり、図10に示すように、例えばケーブル75の一端に保持されるプラグ70が差し込まれ、接続される。プラグ70の側面中央に一体成型された係止突起70aは、プラグ70がレセプタクル80に差し込まれたときに、レセプタクル80に取り付けられたフック81、の係止爪81b(図9参照)と係止する。なお、プラグ70がレセプタクル80に差し込まれたとき、プラグ70の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。
図9に示すように、レセプタクル80の側面には、係止ポケット85が形成されている。係止ポケット85は、外側に向かって膨らんだ、レセプタクル80上部の開口から延びた形状である。プラグ70のレセプタクル80への差し込みの際、係止ポケット85には、プラグ70の係止突起70a(図10参照)が挿通する。また、係止ポケット85の側壁には、挿通孔85aが形成されている。挿通孔85aには、レセプタクル80の外側からフック81の係止爪81bが挿通される。フック81は、レセプタクル80と対面するフック本体81aと、フック本体81aからレセプタクル80に向かって突出する係止爪81bとから構成される。フック81は、フック本体81aの四隅に配設されるコイルばね82を介してレセプタクル80に取り付けられ、係止爪81bが挿通孔85aに挿通する。係止爪81bは、その先端部が係止ポケット85内に突出しており、プラグ70がレセプタクル80に差し込まれたときに、プラグ70の係止突起70aと係止する。
図11に示すように、プラグ70を開口45に差し込む。図12に示すように、プラグ70の係止突起70aは、開口45(図11参照)の縁の切欠き45aに挿通する。プラグ70はレセプタクル80に差し込まれ、図13に示すように、フック81の係止爪81bがプラグ70の係止突起70aに摺接して乗り上げることでフック81が押圧される。フック81が押圧されることでコイルばね82は伸長され、縮退する方向に付勢する。その後、プラグ70のレセプタクル80への差込みが完了すると、図14に示すように、フック81の係止爪81bがプラグ70の係止突起70aを乗り越えてコイルばね82の付勢が解除され、コイルばね82が縮退してフック81が元の状態に復帰する。プラグ70を差し込むときのプラグ70の係止突起70aの移動軌跡上に、フック81の係止爪81bが位置することになり、プラグ70の係止突起70aとフック81の係止爪81bとが係止することになる。この時、プラグ70の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。また、プラグ70の封止部70bが開口45の縁の切欠き45aに嵌合し、開口45に隙間は生じない。これにより、基板収納ケース41の外部から係止突起70a及び係止爪81bによる係止状態を解除することはできず、プラグ70がレセプタクル80から抜脱されることはない。なお、第1実施形態のスロットマシン2と同じ構成については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、上記第1及び第2実施形態において、開口45の縁に、プラグ70に一体成型された係止突起70aが引っ掛かることを防止する切欠き45a、が形成されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、切欠き45aが形成されていなくても良い。この場合、プラグ70が開口45に差し込まれる際に、プラグ70の係止突起70aが開口45の縁に摺接することで開口45が拡開する構成とし、プラグ70の係止突起70aが引っ掛かることはない。また、開口45の縁に切欠き45aが形成されていないので、プラグ70は、切欠き45aを塞ぐための封止部70bを形成しない。
また、上記第1及び第2実施形態のスロットマシン2において、プラグ70には、側面に係止突起70aが一体成型されている場合を例に説明したが、これに限定されるのではない。第3及び第4実施形態のスロットマシン2においては、プラグ90には、側面に凹となる係止溝(係止部)90aが形成されている(図15、図18参照)。また、プラグ90の側面に係止突起70a(図4、図10参照)が一体成型されていないので、開口95の縁には、切欠き45a(図4、図10参照)が形成されていない。さらに、開口95の縁に切欠き45aが形成されていないので、プラグ90には、封止部70b(図4、図10参照)が一体成型されていない。
図15に示すように、第3実施形態のスロットマシン2(図2参照)の基板収納ケース41は、上ケース42及び下ケース43とから構成され、開放されることのないよう封印されている。上ケース42は、底面が開口された略扁平箱型状である。この上ケース42の上面には、プラグ90をレセプタクル100に差し込むための開口95が、長手方向に沿って設けられている。開口95にプラグ90を差し込むことで、プラグ90をレセプタクル100に差し込むことができる。
下ケース43の底面43aに設けられる基板支持部53は、遊技制御回路44に設けられたレセプタクル100にプラグ90が差し込まれる際に、遊技制御回路基板44を下面から支持することで、遊技制御回路基板44が下方に撓むことによる遊技制御回路基板44の破損を防止する。
基板収納ケース41の内部には、遊技制御回路基板44が収納される。遊技制御回路基板44には、レセプタクル100などが配設されている。レセプタクル100は、上部が開口した箱型形状であり、例えば、ケーブル75の一端に保持されるプラグ90が差し込まれ、接続される。プラグ90の側面に形成された係止溝90aは、プラグ90が差し込まれたときに、レセプタクル100に取り付けられたフック101の係止爪101bと係止する。
レセプタクル100の外側面には、フック(ロック部材)101が設けられている。フック101は、レセプタクル100と対面する鉛直方向に延びたアーム部101aと、アーム部101aの下端をレセプタクル100に連結する支持部101bと、アーム部101a上端に形成された係止爪101cとから構成される。係止爪101cは、プラグ90がレセプタクル100に差し込まれたときに、プラグ90の係止突起90aと係止する。
プラグ90を開口95に差し込む。図16に示すように、フック101の係止爪101cがプラグ90の側面下端に摺接して乗り上げることでフック101が撓む。その後、プラグ90のレセプタクル100への差込みが完了すると、図17に示すように、フック101が元の状態に復帰する。プラグ90を差し込むときの移動軌跡上に、フック101の係止爪101cが位置することになり、プラグ90の係止溝90aとフック101の係止爪101cとが係止することになる。この時、プラグ90の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。これにより、基板収納ケース41の外部から係止溝90a及び係止爪101cによる係止状態を解除することはできず、プラグ90がレセプタクル100から抜脱されることはない。
また、図18に示すように、第4実施形態のスロットマシン2(図2参照)の基板収納ケース41は、上ケース42及び下ケース43とから構成され、開放されることのないよう封印されている。上ケース42は、底面が開口された略扁平箱型状である。この上ケース42の上面には、プラグ90をレセプタクル105に差し込むための開口95が、長手方向に沿って設けられている。開口95にプラグ90を差し込むことで、プラグ90をレセプタクル105に差し込むことができる。
下ケース43の底面43aに設けられる基板支持部53は、遊技制御回路44に設けられたレセプタクル105にプラグ90が差し込まれる際に、遊技制御回路基板44を下面から支持することで、遊技制御回路基板44が下方に撓むことによる遊技制御回路基板44の破損を防止する。
基板収納ケース41の内部には、遊技制御回路基板44が収納される。遊技制御回路基板44には、レセプタクル105などが配設されている。レセプタクル105は、上部が開口した箱型形状であり、例えば、ケーブル75の一端に保持されるプラグ90が差し込まれ、接続される。プラグ90の側面に形成された係止溝90aは、プラグ90が差し込まれたときに、レセプタクル105に取り付けられたフック106、の係止爪106bと係止する。
レセプタクル105の側面には、挿通孔(図示せず)が形成されている。挿通孔には、レセプタクル105の外側からフック106の係止爪106bが挿通される。フック106は、レセプタクル105と対面するフック本体106aと、フック本体106aからレセプタクル105に向かって突出する係止爪106bとから構成される。フック106は、フック本体106aの四隅に配設されるコイルばね82を介してレセプタクル105に取り付けられ、係止爪106bが挿通孔に挿通する。係止爪106bは、その先端部がレセプタクル105内部に突出しており、プラグ90がレセプタクル105に差し込まれたときに、プラグ90の係止溝90aと係止する。
プラグ90を開口95に差し込む。図19に示すように、フック106の係止爪106bがプラグ90の側面下端に摺接して乗り上げることでフック106が押圧される。フック106が押圧されることでコイルばね82は伸長され、縮退する方向に付勢する。その後、プラグ90のレセプタクル105への差込みが完了すると、図20に示すように、コイルばね82の付勢が解除され、コイルばね82が縮退してフック106が元の状態に復帰する。プラグ90を差し込むときの移動軌跡上に、フック106の係止爪106bが位置することになり、プラグ90の係止溝90aとフック106の係止爪106bとが係止することになる。この時、プラグ90の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する。これにより、基板収納ケース41の外部から係止溝90a及び係止爪106bによる係止状態を解除することはできず、プラグ90がレセプタクル105から抜脱されることはない。
なお、上記各実施形態において、スロットマシン2に用いられるプラグ70,90の場合を例に説明したが、これに限定されるのではなく、パチンコ機、その他の遊技機などにも応用可能である。
また、上記各実施形態において、プラグ70,90がレセプタクル65,80,100,105に差し込まれたとき、プラグ70,90の上面と上ケース42の上面との高さが略一致する場合を例に説明したが、これに限定されるのではない。プラグ70,90が開口45,95から突出していても、開口45,95に隙間は生じない。
また、上記各実施形態において、開口45,95が、差し込まれるプラグ70,90と略同じサイズである場合を例に説明したが、開口45,95が、プラグ70,90より大きいサイズであっても良い。この場合、プラグ70,90には、開口45,95よりサイズの大きい封止部がケーブル75を保持する側に形成されていることが好まれる。その封止部が、開口45,95に嵌合することで、或いは開口45,95の上方を覆うことで、プラグ70,90の差し込まれた開口45,95に隙間が生じることはない。
スロットマシンの外観斜視図である。 スロットマシン内部の構成を示す斜視図である。 遊技制御回路基板と、これを収納する収納ケースの構成を示す分解斜視図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す外観斜視図である。 レセプタクルとプラグとの非接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す横断面図である。 遊技制御回路基板と、これを収納する収納ケースの構成を示す分解斜視図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す一部破断外観斜視図である。 レセプタクルとプラグとの非接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの非接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの非接続状態を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続する過程を示す横断面図である。 レセプタクルとプラグとの接続状態を示す横断面図である。
符号の説明
41 基板収納ケース
42 上ケース
43 下ケース
44 遊技制御回路基板
45,95 開口
45a 切欠き
60 基板
65,80,100,105 レセプタクル
66,81,101,106 フック(ロック部材)
66a,101a アーム部
66b,101b 支持部
66c,81b,101c,106b 係止爪
70,90 プラグ
70a 係止突起(係止部)
70b 封止部
75 ケーブル
81a,106a フック本体
82 コイルばね
85 係止ポケット
85a 挿通孔
90a 係止溝(係止部)

Claims (3)

  1. 封印された収納ケース内の回路基板に設けられたレセプタクルに、前記収納ケースの表面に形成された差込み開口を介して差し込まれたプラグが、前記レセプタクルから抜脱されることを防止するプラグの抜脱防止機構であって、
    前記プラグの側面には、係止部が形成され、
    前記レセプタクルには、差し込まれた前記プラグの前記係止部と係止するロック部材が設けられており、
    前記ロック部材は、前記収納ケース内に位置することを特徴とするプラグの抜脱防止機構。
  2. 前記プラグには、前記レセプタクルと接続される端子側の反対側に、前記差込み開口の少なくとも一部を塞ぐ封止部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のプラグの抜脱防止機構。
  3. 前記封止部は、前記係止部が形成された側面の側に形成されていることを特徴とする請求項2記載のプラグの抜脱防止機構。
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